監禁された人外青年

なんだこれ？(物珍しそうに枷を見ては、悪趣味だなと思い)
早くしてくんない？ただでさえ、イライラしてんだからさぁ～(相手を挑発するような口調で言い)

……ん。これでいいんですかねぇ？あぁ、油断しない方がいいっすよ。人外なんで。
…ほら、出るぞ
(言葉を無視し、鎖を外し。先程着けた首枷に鎖を繋ぐとクイッと引っ張り、研究員に鎖を渡そうとし。)

うるせぇな。分かってるよ。(引っ張られると、大人しく引き渡され)
''よし、チャンスは研究所に入る前だ。俺は足が速いから逃げ切れる"
(そう、心の中で思い慎重に気を伺い)

……職員さん。やっぱり俺が引き摺って行くわ。鎖貸せ。
(何か企んでいるのでは？と思い、研究員の手から鎖を奪って)
…ん。入り口開けて。今回、俺も同席しろって言われてるから。
(研究所入り口に近付き、研究員に開けるように指示して)

"人が変わった所で俺の計画は狂わない。誰であろうと逃げきってやる"
(そう、心の中で思いつつ鎖を引く、リュートを無言で睨み付け、大人しくして、油断を誘わないとと思い)

…へぇ…中ってこうなってたんだ…んで、こいつはどこに連れて行けばいい？
(ちらりと相手を確認し、すぐ研究所内を見て。軽く引っ張りながら研究員について中に入り。)

"いまだ"
(隙をついて力づくで駆け出すと、電流が流れて動きが止まり)
うわっ、なんだこれ、ビリビリする。でも、こんなんで、諦めてたまるかー！(電流に耐えながら力いっぱい踏ん張ると鎖が千切れて、四足歩行で駆け出し)
うぐっ、首が痛ぇ。ちくしょう

…だから言ったのに。にげてんじゃねーよ。
(慌てる研究員をよそに、懐から麻酔銃を取り出し。)
とりあえず、１回寝とけよ、この人外が…
(猛獣用の麻酔薬の銃を撃って、相手の肩や背中に撃ち込んで、すぐ目の前に座って目を合わせて)
…お前を逃がす訳にはいけねーんだよ。俺が責任とらなきゃなんねーし。大人しく実験されろ。
(おでこに銃口を当てて不敵に笑って)

なに？(何を打たれたのかわからなかったが、急激な眠気に襲われて、失速して倒れて、かろうじて開いていた瞼も限界がくると、薄れゆく意識の中でリュートの表情が見えたが眠りに落ち)
くっそ、、

…ふぅ。ぁ？…今回は無しで、こいつ寝てますし。次から移動の仕方考えましょう。とりあえず、こいつ戻しに行きましょ。
(寝たのを確認し、息を吐いて。何人かで元の場所に運び。)
…馬鹿だなぁ…逃げれる訳ねーのによ…ふぁぁ…
(檻に繋ぎ直し、上官の命令で起きるまで檻の中で待っていたが、ついうとうとし始め)

(夢を見ていた。捕まった時の事を思いだしていた。あの時、小さな子供の狼がハンター達から逃げていたのだが、捕まってしまったのだ。いつもなら放っておくのだが、幼い頃の自分と重なり助け出したのだが、逆に自分が捕まってしまったのだ。そこで目が覚めて冷や汗を掻いていた)
ハァハァ、あのガキ、無事なんだろうな、、

─ん、ぅ…？…あぁ、起きたぁ？体に異変は…？けっこー、強めの薬だったけど…
(声で起きて、目を擦りながら近寄り。寝起きで普段よりも幾分かふわふわした様子で尋ね)

あ,人来たんですね、参加しない方がいいですよね 違うとこ行きます　すいません！コメントがおそくて

(声をかけられると我に返り顔を上げてリュートを見る)
体？異変？特にない、、嫌な夢みてた。(言葉短く弱々しくこたえると、自分が他人の心配なんてなと思い)

>33
そんな事ないですよ。もし、ご希望でしたら、別スレ立てますよ？ご検討して下さい

夢、ねぇ…異変が無いならいいや。…ん、脈も大丈夫そうだし。
(そっと首元に触れて脈を確認し。)
…さぁて、この後どうしよっかなぁ…今日の実験無くなったし…あ、そうだ…ん。飲め。ただの水だから。
(やる事が無くなり、どうしようか悩み。ふと朝水飲ませてない事に気付くと、自分用に持ち込んでいた飲み物を口元へ持って行き)

実験なくなったんだ。別にしても良かったのに、、(なんだか、急にやる気がなくなりどうでも良くなってきたらしく、水と言われると顔を上げて口を近付けて、ゴクゴクと飲み)
美味しい、ありかとう、、(自然とお礼の言葉が出てきて、しおらしくなり)

…さすがに寝てる奴実験しても良い結果出ねーし、麻酔入れてるから変な結果になっても困るしな。
(相手が満足いくまで飲まし、終わると近くに座って)
急にしおらしいじゃん…てか、なんで捕まってんの？お前の身体能力ならここの雑魚共から逃げ切れたんじゃね？
(じっと見つめつつ、疑問を投げて)

ふーん、そう言うもんなんだ。(なんの実験をしてるんだかと思うが興味がなく)

別に、親とはぐれた狼のガキが人間に捕まってたから助けたんだよ。柄にもない事したせいだな。自業自得だ。でも、俺が助けたんだから、ちゃんと逃げれてばいいなって思って(素直に話すと、マジでらしくないなと思い、喋りすぎたと首を下げて下を向き)

そー言うもんらしいわ。俺も詳しくは知らんし。きょーみないし。(同じく興味無さげに返して)
！…へぇ…あんた意外と優しい奴なんだな。俺の所には狼のガキを捕まえたって情報はねぇなぁ…。(言葉に驚きの声を上げ、ガキの情報を話し)
…お前って、過去に人を襲った事あるか？
(ぽつりと尋ね)