監禁された人外青年

あー…片付けが終わったら、な？すぐ終わらせるから、先にベッドで待ってて？(断ろうかと悩むがリュミの上目遣いに勝てず片付けおわってからと伝え)

うん！分かった(名残惜しそうに離れるとベッドに、ちょこんと座って待ち)

寝転んでていいよ？すぐ戻るからな？(前髪を掻き分け、とかデコにキスを落とすと、片付けを始め)

(片付けをする、リュートを見ながらカチコチと鳴る方へ視線を向け時計を見る)
なんだろ、あれ？(首を傾けながら時計を眺め)

…よし、終わりっと…(片付け終わり、自分はお風呂に入ってない事に気付いてリュミに声かけ)
あ、リュミ～…？どうした？なんか気になる事あった？

え？あれ、なにかなぁーと思って(時計を指差しながら話し)
ちょっとずつ動いてる。リュートの部屋には初めて見る物がたくさんあって楽しいな

あれ…ああ、時計か。あれはな、今何時ですよーって教えてくれる機械。人はさ、何時から何時まで仕事して、とか勉強してとか時間で区切られて生活してたりするんだよ。(子どもに教えるように伝え)
…俺、今からシャワー浴びてくるからさ、ベッド横になって、どれだけ針が動いたか教えてくれない？(時計の針見てたら寝てくれるかもしれないと思い言い)

とけい、、ふーん、うん、分かった。見てる
(朝とか昼とか夜みたいなものなのかなと思いながら、リュートがシャワーわ浴びている間、ずーっと時計と睨めっこをしていて)

…うわ、汚ぇ体…(自分の傷だらけの体を見て呟き。手早く身体を洗って、新しく、ラフな格好をして戻り)
…ふー…リュミ…？寝てる…？

あ、リュート！あのね、数えてたよ。10回動いた(10分だったらしくて、嬉しそうに報告し)
偉い？

あれ？起きてた…ふふ、偉いなぁ、リュミ。(頭をよしよしと撫で)
いい子のリュミに、ご褒美あげるわ。何かして欲しいことある？

ごほうび？んー(急に言われても、何も思いつかず、暫く考え)
特にないや。リュートが居れば幸せだし

そっか。何か思いついたら、言って？…今はゆっくり体を休めよっか。ほら、ベッドに横になり？(頭を撫で、寝転ぶ様に言い)

うん(言われた通り、ベッドに横になると目線だけ上を向かせて)
リュートも、寝る？

ん？…俺までそこで寝たら狭いだろ？ここに座って休むわ(ベッドの横に腰を掛け、リュミが眠くなるように優しくトントンとし)

それなら、俺下で寝るよ。リュートがベッドで寝て。(ベッドから降りると床に犬みたいに、丸くなり)

!?ちょ、いいって…！リュミがベッド使って!?リュミ、まだ本調子じゃないでしょ!?(慌てた様に言い、軽く服を引っ張って)

え？いいよ、別に俺はどこでも寝れるからさ(動く気はないらしく、顔だけ上げて言い)

いや、ダメだって…！床で寝るの体に良くないから…！(服を引っ張り続け)
…リュミが床で寝るなら俺も床で寝る。(目の前でゴロンと横になり)

え？だって地下牢よりマシじゃん(正論っぽい事を言えば、床に寝転がるリュートを見て、抱き着き)
これなら、一緒に寝れるな！