監禁された人外青年

うん。そうだよ。リュミは沢山頑張った頑張ってるよ。その、死にたくないって気持ち、絶対忘れないでな？(リュミに幸がありますように、と願いを込めて、おでこにキスし)

…なぁ、リュミの死にたくない理由って何？さっき変わったって言ってたけど…

分かった。忘れない(素直に言う事を聞くと頷き額にキスされると、嬉しそうに微笑み)


え？そんなの、リュートが居るからに決まってるじゃん。俺の生きる目的は、リュートだよ(当然のように言い)

!…本当？ありがとう、リュミ…俺もリュミが居るから生きていけるよ…っすき、大好き…っ(目を見開き、感極まって抱き着いて。何度も好きと言い)

ほんとだよ。(抱き締め返すと、頬にキスしたり舐めたりして)
リュート、大好き。初めてできた、俺の大切な人。

ん…リュミ…ありがとう…俺、あいつが死んで、人外が憎くて、復讐の為だけに生きてたけど…リュミと出会って、いっぱい話して…好きになって、もう、リュミが居ないと生きていけなくなった。…大好きだよ、愛してる。(頬に手を添えて言い、唇にキスし)

んっ、嬉しい。俺も大好き。愛してる(言ってみてから、大好きと愛してるって何が違うんだろうと思い)

ねぇ、その死んじゃった人って、リュートの恋人だったの？

…恋人…では無かったかな。悪友というか、親友というか…ガキの頃からずっと一緒で…まぁ、俺は好きだったよ。ずっと一緒に生きていくと思ってた…あの日までは…(思い出しながら話し。亡くなった日を思い出すと辛そうに顔を歪める)

そっか、なんか思い出させちゃったみたいで悪い。ごめんな？
(表情を見るなりリュートの頭を撫でて)

…ううん。今はリュミが居るから…。リュミ…(大丈夫、と微笑み。リュミに甘える様に抱き着いて)

ほんと？俺でいいの？代わりになる？(抱き付かれると背中を撫でたり頭を撫でたりして)

うん…代わりというか…リュミの事好きになったもん…あいつの事も嫌いになった訳じゃないけど、今はリュミが1番だからさ…リュミを愛したいし、愛されたい…(リュミの目を見て、本気だと訴え)

俺も、リュートが1番だよ。ところでさぁ、好きと愛してるって何が違うの？
(こちらも、真面目な表情で疑問に思っていた事を聞き)

え？あー…うーん…好きの上位互換が愛してるみたいな…？俺も上手く言えないんだけど…好きは心が惹かれる状態で、愛してるは相手を慈しむ、とか…？(悩みながら答え)

ヘェ～、なんか深いんだな。(リュートと居ると、いろんな事が知れるなぁと思い、自分からにもこんな感情があったなんて、いまだに信じられず、夢なんじゃないかと思い自分のほっぺをつねり)
痛い。夢じゃない

!?え、リュミ…？急にどうした…？(ほっぺを抓る様子に驚いて、抓った所を優しくさすり)
夢じゃないよ？

あんまりにも、ありえない事がおきてるから、夢なのかと思った(夢じゃないと分かると、ニパっと微笑み)

あぁ、なるほど…確かにこんな状況、夢かと思うよな。…大丈夫、夢じゃないよ。(優しく頬を撫で続け)
…お腹いっぱいになった？まだ食べる？

うん、夢じゃない。良い匂い(リュートの存在を確かめるようにスリスリして)
大丈夫、もうお腹いっぱいだよ。

ふふ、可愛い…俺と同じ匂いだね、リュミ。リュミもいい匂い。(ぎゅっと抱き締め、リュミの頭を撫で。)

ん、りょーかい。なら、リュミはもう少し寝とく？まだ本調子じゃないだろ？(ポンポンと背中を優しく叩いて)

えへへ(嬉しそうに笑い、撫でられて微笑み)

うーん、リュートが寝るなら寝る(上目遣いで見つめ)