監禁された人外青年

そ、お金。例えば…そうだな、今、リュミが飲んでるやつと交換する為に必要な物。人間はさ、お店って所でお金と物を交換して生活してるからさ。…あ、つい肉焼いたけど、食えそう？消化のいい物の方が良かったかな…？(どう言えば伝わるか悩みながら話し。肉を焼いて)
打ち…あぁ、銃かな？あれは、討伐隊の人や上の奴らしか持ってないよ。俺はまだまだ下っ端だからさ。ナイフを持ってるくらい。(持ってない、と首を振り。)
温かいでしょ？この温かさがすげー安堵するって言うか…落ち着くでしょ？

ふーん、人間ってなんか大変そうだな(難しい話しはよく分からず首を傾けて肉のいい匂いがしてクンクンさせ)
いい匂い。美味しそう。
そうだな。あったかくて美味いぞ

そうだな…意外と人ってめんどくさくて大変な生き物なんだよ…っと、とりあえず焼けたわ。机の上に持っていくな？(出来た料理を皿に乗せ、部屋の机の上に乗せ)
…はい、出来たてだから熱いよ。気を付けて食べな？足りなかったらまた焼くから。

ありがと、いただきます(熱いと言われたのに、ガブっと被りつくと、すぐに口を離し舌を火傷したらしく)
あっち

あぁ！だから言ったのに…大丈夫か？(慌ててリュミの傍に行き、リュミの両頬に手を当て口の中を見て)
痛いだろ？何か冷やす物探して来るな？

舌が、ヒリヒリする(こんなに、熱いものを口にいれたのは初めてだと思い)
だいじょぶ、舐めてれば治ると思う

火傷してるからなぁ…ちょっと待ってて…(優しく頭を撫で、氷を取りに行き)
リュミ、口開けて？舌にこれ乗せとき？(氷を1つ摘んで言い)

ん？あーん(口を開けて氷を口に入れ)
冷たい。美味しい

美味しい？これは、氷って言うやつ。水を冷やして固めたやつ。ある程度したら、噛んで食べてもいいし、出してお皿に置いといていいからな？(頭を撫で)
…俺はちょっと準備するわ。

うん、分かった(舐めてるうちに氷が小さくなり最後はバリバリと砕いて食べ)
俺も何か手伝う？

んー？や、リュミはきちんと飯食って、ゆっくり休んで？まだ、本調子じゃないだろ？しっかり体調を整えよ？(頭を撫で、おでこにキスし。)

んっ、分かった(素直に言うことを聞くが、暇なのでリュートの部屋を眺めれば、知らないものがたくさんあるなぁと思い)

…ふふ、何か気になる物ある？(リュミの様子に可愛いと思いつつ、準備をしながら尋ね)

え？えぇっとね。なんか知らない物がたくさんあるなぁと思って、、(気になる物と言われても名前がわからないので、曖昧な言い方をして)
俺さぁ、思ったんだけど、ウイルス？が効かなかったのって、やっぱちょっと耐性あったのかもって思ってたんだぁ。よく、変な物食べてたし

気になる物あったら教えるよ？あと、欲しいものあったらあげるし…(準備し終わり、コンパクトな鞄を入口付近に置き。リュミの隣に座って話し)
…うーん、そうかもしれんなぁ。でも、本当命に関わるまで悪化しなくて良かった…俺、リュミがあのまま死んでたら、耐えられなかったわ…ありがとう、リュミ…(そっとリュミの手を握っていい)

気になる物？(特にないなと思い、もらっても使い方がわからないしなと思い)

大丈夫。リュートが居てくれれば、何もいらない。(手を握られると、そのままリュートに顔を近付けてキスして)

リュート、大好き！お礼言うのは俺の方だよ。

そう？ま、気になったら教えて？

んっ…本当？リュミにそう言って貰えると嬉しわ…俺もリュミの事大好きだよ。ずっと一緒に居ような？(キスされ、嬉しそうに顔が綻び。手を恋人繋ぎに変え、愛おしそうにリュミを見て)

そんな、俺は特に何もしてないよ。リュミが頑張ったんだからさ。

うん、ずっと一緒に居る(同じくリュートを見つめて胸元に顔を寄せて甘える仕草をして)

ねぇ、髪綺麗になった？

え？俺が頑張った？何か頑張ったっけ？(いろいろしてくれたのは、リュートだろうと思い)

ふふ、うん。約束、な？(甘えてくるリュミが可愛く、愛おしくて、繋いでない方の手で頭を優しく撫で)
…うん。髪、綺麗になってるよ。俺と同じ匂いするし。

実験に負けず、ウイルスにも負けない所とか…何されても決して死のうとはしなかっただろ？…俺だったら耐えれなくなってたかもしれない。けど、リュミは耐えた。頑張ったね。(優しく頑張ったと伝え)

リュートと同じ匂い(頭を撫でられると嬉しそうに尻尾を振り、頑張った理由を聞くと顔を上げてリュートを見て)

そうかな？だって、死にたくなかったし、、今も死にたくたいぞ。最初とは理由が違うけどな(今は、リュートと少しでも長く一緒に居たいと思い)