名無しさん 2024-03-02 21:39:41 |
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………いてぇ、……。
( 頬から滴る滴と切れた唇から溢れる鮮血をまとめて拭うと、顔を歪めながらゆっくり立ち上がる。)
簡易PF
月島 鈴(ツキシマ スズ)/22歳/フリーター/170cm/ジト目気味で目つきが悪い/肩につく程度の黒髪、普段はハーフアップにしている。/あまり表情に出ないが見た目に反して寂しがり屋で甘えん坊/不器用
ねぇ、君。こんなところでどうしたの?雨降ってるし、ここにいたら風邪を引いちゃうよ。
(バイトが終わり、太陽が少し沈んで暗くなり始めていた頃、ポツポツと小雨が降ってきて、朝ニュース番組で流れていた天気予報で雨が降り始めると放送していたのを見て朝を持ってきて良かった。そんなことを思いながら帰路を歩いていて、ふといつも通る路地を横切ると視界の端にその路地の中に人影があり。雨も降っているのになぜこんなところに?と疑問を持ち、そっと路地を覗き込んでみる。そこには傷のついている男の子が居り、これはワケありなのかもしれないと察しながらも心配が勝ってしまい、上記の言葉を投げ掛ける。自分が濡れてしまうのも忘れ、今はとりあえずその男の子を濡らさないようにしなければと相手の方に全意識を向け傘を差してやり。)
朝霧 燿(アサギリ ヒカル)/大学2年生の19歳/183cm/困っている人は助けたいといったような優しい性格/心配性/甘えることは少なく、甘えられる側のことが多い
(/こんばんわ、とても魅力的な募集内容とその男の子で是非お相手を務めさせて頂きたいなと…!こちらのロルの長さは中~長となっております。相性の不一致あると思いますが、ご検討よろしくお願い致します。)
……チンピラに殴られただけ。傘も、いい。アンタが濡れる。
( 口元の他にも頬を殴られたのか、片手でそちらを摩っていると通りすがりの青年と目が合った。此方の身なりは怖いだろうに、すかさず傘を譲られると少し驚いたように肩をビクつかせる。
しかし、自分より背の高い相手の目からさっと視線を逸らして手短に出来事を話せば、差し出された傘をぐいと相手側へ押し付け、尚も流れる血を鬱陶しそうにべろりと舐めとった。)
(/お声かけありがとうございます!此方も普段は中~長のロルを扱っておりますが、短も練習中でして冒頭は特に少ないロルとなってしまいました!こちらこそ、相性等あるかと思いますが、ぜひお相手をお願いしたいです!
ロルの長さは展開等によって大きく前後する場合がありますが、それでも宜しければ、何卒…!)
俺の事は気にしないで…怪我もしてる。取って食べたりはしないから、俺の家で手当てだけさせてくれない?
(殴られて流れた血を舐めとる様子を見れば、眉をひそめて心配をする。相手が怪我をしているのに気にするなと言われても其方の方が難しい為、自宅で消毒液や絆創膏を貼ってあげるくらいはしたいと思っており、下心は一切ないと告げながら手当をさせて欲しいと言って。相手の容姿は優しいとは言い難いものだが、外見など今は気にしている暇はなく、今すぐその痛々しい傷を塞いであげたいとだけ考えていて。)
(ありがとうございます。此方も返信が遅くなってしまったり、ロルの内容がおかしかったりすると思いますが、よろしくお願い致します。(蹴り可))
………、礼とか、ロクに出来ないからな。
( 真っ直ぐな瞳で此方を心配してくる相手を見て、思わずグッと拳を握る。初対面の人に気遣われる情けなさも多少あったが、その優しさが嬉しく温かかったから。だが、決してその感情が表情に出るわけでもなく、不貞腐れたように上記を呟くと、しぶしぶ、といった様子ではあるが相手の提案を受け入れるらしい。)
…正直、雨ん中行く宛て無かったし、手当してくれるのは助かる。
うん、もちろん。お礼を求めてやってる訳じゃないから。じゃあ、行こうか
(自分の提案を渋々受け入れてくれた相手に微笑みながら、お礼は出来ないと言われ、そんなものは必要ないと心の底から思っていることをそのまま話し。相手が濡れないように、と片手で傘を持ち2人で傘を分け合うようにして傘をさし。提案を受け入れてくれたのなら、すぐに家に向かって手当てをしなければと思い傘を持っていない方の手で相手の腕を優しく引き、道案内をするようにして。)
そっか、役に立てたなら嬉しいな。その傷、やっぱり痛い?
……、痛い。
( ぐいと優しく引き寄せられると今度は大人しく傘の中に収まり、手を振り払うことはしなかった。お礼も要らないとさも当たり前のように話す相手をちらと見ると、きっと純粋に優しくてお節介な人なんだろうなと思う。でも、今はそれが有難かった。
傷が痛いかと言われれば一間の沈黙の後、ボソリと白状し、顔ではなく胸の辺りの服をぎゅうと掴んだ。次いで、雨粒と共に目元を拭うと、ゆっくり相手へついていく。)
ふふっ、やっぱりそうだよね。あと少しで家に着くから
(自分の質問に素直に答えてくれたことが嬉しくてクスッと笑いながら納得する。確かに外見は怖いが、案外悪い人では無いのかもしれないと思いながら、先程の路地から家は近いのかあと少しで家に到着することを伝え。5分ほど歩くと家の前につき、マンションに住んでいるのかエントランスでオートロックを解除すればエレベーターに乗り3階まで行く。部屋の前までつけば鍵を開けて家の中へと入り。)
上がって、男一人で住んでるから汚いかもしれないけど…そこは見逃して欲しいな。
…いや、全然綺麗だと思う、けど。
( あと少しという言葉はまさにそのままで、あっという間に相手の家に着いてしまえば開けられた扉の中を遠慮気味に覗いてみた。当の本人は汚れているかもと言っていたが、どちらかと言えば綺麗に見えて、自分の気持ちを素直に口に出してみる。小さく“お邪魔します”と零すと、ずぶ濡れの衣服のまま上がっていいものかと少しおろおろとしながら、はっと何かに気付いた様子で言葉を続ける。)
そういえば、俺…月島、鈴……。
なんか、素性知らないのに、上げてもらうのもなんだから……。
そう?ありがとう。あ、ちょっと待ってて。タオル持ってくるから
(綺麗にしているつもりは無いが、使った物は下に置くことはなく、ゴミも定期的に出しているためゴミ屋敷にはなっていない。それを踏まえれば綺麗な方なのかもしれないなと思いながら、傘を畳むと傘立てに入れ、靴を脱ぎ。そういえば相手がずぶ濡れになっているなと気付き、ある程度水気を拭き取ってから上がらせた方がいいかと思い早歩きで脱衣場まで行くと大きなタオルを持ってきて相手の髪や体をおおよそ拭いて。)
鈴くんね、俺は朝霧 燿。好きに呼んでいいから。さ、上がって。その傷に菌が入らない間に
…あ、ありがとう。朝霧。
( タオルをそのまま受け取れば名を呼ばれたことで少し緊張が解けたらしく、口元を緩ませ小さく礼を述べる。髪を結っていたゴムを外せば、未だ水分を含んだ髪をタオルで拭きつつ、言われた通り家に上がらせてもらう。優しさに加えて冷静で大人な対応というか、顔つきは何となく自分より幼そうだが、歳上なのだろうか。その間にも唇の傷からはまだ少しだけ出血していて、殴ってきた彼が付けていた指輪かなんかに引っかかったのか、とぼんやり考える。)
……ちなみに、俺は22のフリーター、なんだけど。朝霧は?
え、年上だったんだ。俺は大学2年の19歳。敬語使った方がいい?
(リビングまで一緒に向かうと、ソファに座ることを促して。相手が22歳だということを知ると驚いたように相手の方を見る。年上だったとしても一個か二個差があるだけかなと思っていたのだが、三個も違うとは…、と人はやはり見掛けには寄らないなと思って。年の差を考えれば、今まで敬語を使っていなかったことは失礼かなと考え、敬語を使った方がいいかと聞いて。)
傷、よく見せて。ちょっとだけ染みるよ
(棚の中に入っていた消毒液と絆創膏を取り出せば、ソファに座っている相手の傷を見て。ティッシュに消毒液を染み込ませればそのティッシュを傷口に当てて。)
……19?まじかよ。
…いや、そのままでいい。変に気ぃ使われるのも嫌だし。
( 促されたままタオルを下に敷いてソファー へと腰掛ける。その時相手の歳を聞けば意外だと目を見開いて。彼が大人っぽいと思ったのもそうだが、大体自分が情けないせいでもあるだろうと内心思う。そのまま敬語の話題には首を横に振って、言われた通り傷のある方を相手へ向けると少しだけ頬を突き出した。消毒液がじわりと傷口に染みるのを感じて眉間に皺を覗かせると、痛みのせいかその瞳が薄らと膜を含む。)
うん本当だよ。わかった、じゃあこのままで話すね。
(自分の年齢を伝えれば驚かれ、何故だろうと首を傾げながらも嘘では無いことを言い。敬語は使わなくていいと言われれば、その言葉に甘えて敬語は使わずに話すことにする。傷口に消毒液のしみたティッシュを当てれば、やはり痛みを感じたのか眉間に皺を寄せており、申し訳ない気持ちに駆られながら絆創膏を貼り。)
ごめん、痛かったよね。もう終わったから
……平気。ありがとう。
(貼られた絆創膏をそっと片手で撫でながら、相手が謝ることないのにな、と思いつつ、手当をしてくれた事にはしっかり礼を述べる。)
…ぁ、これ、別に殴り合いした訳じゃなくて、ちょっとした痴話喧嘩というか。一方的に当たったというか…大事じゃないから。
(ふと、雨に打たれながら路地に佇む自分は不気味だっただろうなと考えれば、路地での出来事を少しばかり思い返し苦い顔をしつつ、言い訳、というほどでもないが弁解を。この見た目だし、暴れ回っているヤンキーと間違われることも多いが、何故だか相手には勘違いしてほしくないと思った。まぁ、相手のことだから気にしていないとも思うのだが。)
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