秘め事の共有 〆

そうゆうものか……あまり気にしなくていいよ？
…そうだね、食べようか。嫌いなものは避けたから大丈夫とは思うけど…気に入って貰えたら嬉しいな
(普段から物腰柔らかで腰も低いからか、年下から馬鹿にされることもあり。気を使うのは当然と言われそうなのかと妙に納得しつつ、自分相手にそう気にしなくていいと微笑みを向け。
朝を抜いてきたと聞けば頷き、お弁当箱の蓋を開けて。色とりどりのおかずに混ぜ込みおむすびなどを詰め込んでおり、もう一つの箱には軽食用にとサンドイッチも入れていて)
あ、フルーツポンチもあるけど…後でいいか…。

うわー、美味しそう！色取りも綺麗だし(思わず涎が垂れそうになるのを堪えて)

あ、はい。デザートは後でいいです。

ふふ、ありがとう。説明するよりも食べて貰った方が早いよね、どうぞ
(美味しいそうと聞けば嬉しそうに目を細め微笑みお礼を伝え。袋に入った割り箸を差し出してどうぞと声を掛け)
だよね、張り切って作ったからお腹いっぱいになるかもしれないし…

いただきます(手を合わせて言えば、早速食べ始め)ん、美味しい！もしかして、内海さんのお仕事って料理人ですか？(目を輝かせながら問いかけ)

料理人だなんてそんな…趣味で作ってるだけだよ。でもそう言って貰えて嬉しいなぁ、ありがとう
(目を輝かせながらの真っ直ぐな褒め言葉に思わず照れて頬を赤くしつつ、嬉しいと目を細め笑顔を向け。もっと食べてくれていいんだよ、と弁当箱を彼の方へずらしては自分はサンドイッチを摘み食べ始め)

ありがとうございます。(食べ盛りなので遠慮なく沢山食べて、間に飲み物をもらい)
ふぁ～お腹いっぱいです。デザート、食べましょう！

うん、そうだね。……はい、どうぞ。
(お腹いっぱいと満足そうに話す相手に良かったと安心して。デザートを促されれば、透明な器に彩り豊かな果物が小さいカットして散りばめられたフルーツポンチと、食べる用のスプーンを取り出し手渡して)

うわぁーこっちも美味しそう(いただきますと言うとスプーンでミカンを食べて)フルーツなんて、久しぶりに食べたなぁ～甘くて美味しいです

そっか、気に入って貰えたなら良かった
(果物で嫌いな物は聞いていないので大丈夫かと不安だったのだな、美味しいと聞けば肩の力を抜き微笑み。自分も食べようと手に取りスプーンで掬って、ゆっくりした動作で口に運んでいき)

どれも、美味しいです。(にこっと微笑み、食べ終わるとご馳走様でしたと言い)
お腹いっぱいです。ありがとうございました。

ううん、このくらい。誰かに食べて貰うのは久しぶりだから嬉しかったよ
(どれも美味しいと話してくれる相手に嬉しそうに微笑み頷いて。食べ終わりお礼を伝えられればこちらも素直な気持ちを話し。素早く片付けてはサブバッグにしまい込み)
少しゆっくりしたら行ってみるかい？

はい！そうですね。まだ時間ありますし、あと、お話しながら行きましょう。(BL話しがしたくてウキウキしていて)

うん、いいよ。
(優しく微笑みながら見つめ、暫くのんびりと日向ぼっこをして。そろそろ行った方がいいかなとゆっくり立ち上がり、レジャーシートを片付けようと動き)

あ、俺も手伝います。(シートを一緒に片付けて)
ちなみに内海さんは、他の作家さんで好きなBL本ありますか？

ありがとう、助かるよ。
他の作家さんかぁ……ハマるきっかけになった人の本で、だいぶ前の作品なんだけど…
(二人して片付けてしまえばあっという間に終わりお礼を伝え。問いかけに対して暫く悩んだ後、10年前に発売されたとある本の名前を伝えて。当時爆発的に売れたもののその後一切新しい作品を出していない作家さんの為に書店には並ばず、今ではネットオークションなどで高値で取引されている)

ヘェ～、俺知らないなぁ。(首を傾けながら内海の話しを聞き)
俺は、抱かれたい男一位に脅されてますとか、純ロマとか、佐々木と宮野とか、世界一初恋とか、いろいろ好きです。もう、濡れ場とか多くて、めっちゃエモいんですよ。(楽しそうに話し、しってますか？と尋ね)

まあ、10年前だからね…知らないのが当たり前だよ
そっかぁ…うん、全部知ってるよ。小野寺くんは濡れ場好きなの？
(苦笑いしつつ知らなくても仕方ないと肩をすくめ。興味があれば今度見せてあげようかと話してみて。
楽しそうに話す彼を見つつ、微笑みながらうんうんと頷いて。自分の作品にはそんなに多くの濡れ場はなかったようなと思い首を傾げつつ問いかけ)

え、えーと、その、引きました？(ヤバイ、調子にのったと思い、恥ずかしくなり)
で、でも、キスだけのBLも好きです。(もっと過激な作品も好きなのだが、やめておこうと思い)

別に引かないよ。描写が上手い人のは入り込んで見ちゃうものだし、至る迄の話も面白いからねぇ…。
そっか、良かった。
(濡れ場が好きなのは別に悪いことではないと真っ直ぐに応え。自分も魅入る時はあると頷きつつ微笑み、キスだけも好きと聞けば安心したのか肩の力を抜いて)
(ゆっくり歩きながら、時々、お茶は要らないかなと問いかけてみたり)

良かったです。あんまり、BLの話し出来る人が居ないから、つい、興奮しちゃって、、(内海の言葉に安堵し、お茶をもらい)
ありがとうございます。
なんか、大事にされてる感とかも、スゲー好きで、もう萌でしかないんですよね。