秘め事の共有 〆

(送られてきた内容とスタンプに可愛いなぁと目を細め微笑み。既読スルーするのもなぁと少し悩んだ後、そう言えばと質問を送信し)

＂(微笑みスタンプを送って)ありがとう。
お弁当のおかずで好きな物や嫌いなものはあるかな？
時間のある時に返信してくれて構わないからね＂

(昼休みには限りがあるので、オムライスを食べ終えると午後の授業を受けて、放課後になり生徒会に行き仕事の片手間に携帯を見る)
あ、返事きてたんだ。気付かなかった。「ごめんなさい。今LINE見ました。嫌いな食べ物はレーズンとレバーとセロリぐらいです。あとは特に嫌いな食べ物ないです」
(送信すると生徒会の仕事を続け)
明日はバイトだから、そろそろ帰るかな。

(昼休憩も終わり、真面目に仕事をこなして定時の上がり…の筈が急ぎの仕事が舞い込み、仕方なしに片付けていれば19時を過ぎており。長くため息を吐き出しては戸締りを済ませて会社から出て)
あ。返信来てたのか……買い物は明日にするかな…
(携帯を出せば数時間前に通知があり苦笑いして。残業したから直帰しようと歩きつつ返信を打ち)

＂大丈夫だよ。私の方も今日は残業になってしまって遅くなったから、どうか気にしないで。
教えてくれてありがとう。その辺りは避けて作るから安心してね＂

(早めに帰宅すると、いつものルーティンをこなして部屋に行き携帯を見て)

「残業お疲れ様です。お弁当楽しみにしてます。俺は明日バイトなので、LINEできるとしたら、休憩時間か終わってからになります」
(返信すると、ベッドに仰向けになり天井を眺め)
バイトは9時からだから、なんか本読もうかな。

(帰宅して晩御飯を作り食べ、昼の弁当箱と一緒に洗い物を済ませてソファに座り。疲れたなぁと長く息を吐き出し携帯を手に取ってみれば連絡が来ていて、苦笑いしつつ返信し)

＂ありがとう。学生さんなのに頑張ってるんだねぇ…偉いよ。
うん、分かった。また追加で連絡があればお知らせするね？"

(テレビにYouTubeを繋いで、最近流行りの猫ミーム系の動画を眺めつつ楽しみ)

(本を読み終えると、コンタクトを外してゴミ箱に捨てて)
また忘れるところだった。
「偉くないですよ。推しの為の資金ですw明後日、楽しみにしてます。おやすみなさい」
(下記を返信すると電気を消して目を閉じ)

(返信が来たなぁと一旦視聴をやめて、軽い欠伸をし。もう寝る頃かなと微笑みつつ打ち込み)

＂資金稼ぎかぁ…無理しないように気をつけてね。
うん、私も楽しみにしてるよ。お休みなさい、ゆっくり寝てね？＂

(送信すれば携帯は充電器に刺し、自分は風呂場へと向かって今日はシャワーでいいかとさっと済ませ戻りそのままベッドへ。うとうとしては間も無く眠りに落ち)

(次の日の朝、アラームの音で目を覚まして背伸びをし)
とりあえず顔洗うか。(洗面所へ行き、顔を洗い、コンタクトをして、朝ごはんを食べて小さめのバッグを持ってバイト先へ向かい)
いってきまーす！

……ん、…寝過ぎた…買い物行かないとな…
(休みの日でも大抵朝早く起きるのだが、この日は珍しくお昼前まで眠ってしまい。明日じゃなくて良かったと苦笑いしつつゆっくり身体を起こし、身支度を整え鞄片手に戸締りして外出し)

ふーやっと休憩かぁ、疲れた(近くのコンビニでバイトをしているので、廃棄処分の弁当などがもらえるので、今日は唐揚げ弁当を選び食べて)
捨てるのもったいないよなぁ。まだ食べれるのに、、

さてと…どうかな…。
(明日は出掛けるからと車を出して買い物に行き、色々回って沢山買い出して。ふとコンビニにも寄ろうかと車を停めて店内に入り見て回って)

(まだ、休憩時間中なので食べ終わると携帯でゲームをして、時間を潰し。その間は他のバイト2人がレジにいる)

(店内を見て回り、コンビニ限定のスイーツがあった為に気になり手に取ってレジに向かい。バイト二人のやり取りを微笑ましく眺めつつ会計を済ませて帰る際に海沙耶の限定グッズが落ちたのだが気づかずそのまま車に乗り込んで帰路につき)

(休憩が終わると代わり、商品の補充をしていたら、落とし物見つけ)
よくある落とし物か。って、これは！え？誰が落としたの？(キョロキョロと店内を見るが分かるわけがなく、とりあえず店長に渡して、お客様の落とし物は取りに来るかもしれないので保管しておくのが決まりだった)
はぁ、落とした人と話してみたかったなぁ。

……あれ、ない。…転売とかされなきゃいいけどなぁ
(帰宅して車から降り家に入って荷物の整理。食材は冷蔵庫にしまい、他のものは所定の位置へ。終わった所で鞄を見てみれば、忍ばせているグッズを落としたらしく見当たらない。長くため息を吐き出しては転売の心配をし、携帯片手にソファへ座り連絡して)

＂お仕事お疲れ様です。一つ悲しいことがあったので共有しようかなと思いまして…
今日買い物の最中、この間お見せした海沙耶の限定グッズをどこかに落としてしまったみたいで。やっぱりあの時、お渡ししておいたら良かったですね"

お疲れ様でしたー(バイトが終わりロッカーで着替えを済ませ、ふと携帯のライトが点滅していたので見て)
え？もしかして、あの落とし物。(思いあたるところがあったが、別な人からしれないので、LINEするより電話の方が早いと思い通話ボタンを押し)

(晩御飯の用意をしようかとソファから腰を上げ、冷蔵庫から食材を出し終わった所で着信音がし。誰からだろうかと首を傾げつつ取りに行けば、この間知り合った子の名前が表示されており。何かあったのかと思いつつ直ぐに通話ボタンを押し耳元に携帯を当て)
はい、内海です。お仕事お疲れ様です。

あ、お疲れ様です。突然電話して、すみません。LINE見て電話したんです。今日、コンビニに買い物に来ましたか？実は俺、コンビニでバイトしてて、落とし物の中にあったんですよ。
(長々話すのも悪いだろうと思い、手短に簡潔に聞き)

いえいえ大丈夫ですよ。…えっ…はい、行きました。おやつくらいの時間でしょうか…もしそれが私のだとしたら、まさか小野寺くんに見つけて貰えるなんて…やっぱり縁があるんですねぇ
(突然電話して、と断りを入れる相手に何て出来た子なんだろうかと目を細めつつ大丈夫と答え。まさかたまたま寄ったコンビニが仕事先だなんてと驚きつつ、どのくらいの時間に行ったのか話し。何かと縁があるなぁなんて思わず笑ってしまいながら話して)

あ、やっぱりそうだったんですね。世の中って意外と狭いですね。じゃあ、明日持って行くので返しますね。それじゃあ、おやすみなさい
(相手も疲れているだろうからと、まだ寝ないけど挨拶をして相手から切るのを待ち)