霊感少女 2024-02-16 20:16:15 |
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うん!
(また明日待ってると言われうん!と元気よく言って微笑んで。もう振り返っちゃだめと言われあ、そっかと思い出し目をつぶって「じゃあまたね」と前を見ながら言う。そのあと全速力で家まで走り出して)
ふふ、オレがおじいちゃん、か……
(またひとりぼっちになってしまい、寂しさを噛み締める様に乾笑いをして)
明日は何話そうかなぁー
はぁー……なんて暇なんだ……良いなぁ、みんな楽しそう……
(校庭で部活に勤しむ生徒達を化学室の窓から眺めながら、大きめのため息を付いて)
ってうわ、生徒いんじゃん……幽霊であるボクを驚かすとは……中々の強者だな……
(聞こえていないのをいい事にぶつぶつと喋りながら生徒をジロジロと観察して)
ふぅ、
(今日はちょっと勉強をしようと思い教科書とノートを持って化学室へと向かう。それと、いじめっ子たちに押し付けられた委員会の仕事もかたずけようと思い大荷物をもち、ふらふらとなりながら幽霊さんのいる化学室の前まで付き)
あれ、人もいる、、
(化学室へ入ると他の生徒がいた。忘れ物を取りに来ただとか言っていた。その生徒が出ていくと幽霊さんが窓から外を眺めているのが見え、「幽霊さん!来たよ~」と手を振り。しかし、手を挙げたことで両手で持っていた教科書やノート、大量の委員会の仕事(押し付けられた)の紙を全部落としてしまい)
はぁい……って、うわ!大丈夫?
(観察対象が教室を出て行ってしまいまたぼーっと窓の外を見ていると自分を呼びかける声と共にドサドサという音が聞こえて振り返ると多量の書類に足元が埋まっている寧々の姿が目に映る)
おやおや、勉強道具にしちゃ……少し多い様にも見えるけれど……これはキミの仕事なの?
(床に散らばったものを順に見ながら、ふとそんな事を言って)
うん。だ、大丈夫…
(幽霊さんに大丈夫かと聞かれ、怪我してないし大丈夫だよね、と思い大丈夫と言う)
え、ええ。半分は私の仕事。…もう半分は、…と、友達が忙しいからって、だから頼まれたやつ…
(これは自分の仕事なのか、なんてことを聞かれ、少し戸惑った様子で。幽霊さんに心配はかけまいとっさに考え付いた嘘が{友達に頼まれた}だった。)
怪我してないなら良かった。…あ、手伝うよ。一度でも見える人が触ってるものはね、僕も触れるんだ
(寧々が怪我していない事を確認して安堵すると、床に散らばっている紙を集め始めて)
すごいだろ~?食べたり飲んだりは出来ないのが本当に残念だけどね
(集めたものを机に上げていき、全て回収し終えるとそのまま机の上に腰掛けて。少し寧々の返答に違和感を感じたが、その対象が何なのか解らないのでちょっと探ってみようと首を傾げて寧々を見て)
キミって、もしかしてさ…
へぇ、凄いわね。
(自分が落としたものを幽霊さんが運ぶのを見て凄いなと本音を呟き、手伝ってくれた幽霊さんに「ありがとう」と優しく笑みを浮かべて)
な、なに?
(もしかして、と聞かれた時、何か言ってしまったのだろうか、可愛そうな子だとでも思われた?なんて言葉が頭の中をグルグルと周って)
もしかして、学級委員気質だったりする?ほら、よくいるじゃん自分がちゃんとしなきゃ、頑張らなきゃって直接は色々な仕事とか雑用とかまで全部引き受ける人。そういう人に限って、無理して壊れちゃったりするんだよ。…大丈夫?無理してない?
(ペラペラと熱く語った後、寧々の頭を撫でて。にっこり笑うと「出来る事があったら僕も手伝うよ。ペンとか借りても良い?」と手を差し出して)
あ、無理はしてないわよ?私は大丈夫
(こんな自分のことを素直に心配してくれる幽霊さんに優しく笑いかける。頭を撫でられ、少し頬が赤くなる。手伝ってくれると言う幽霊さんに)
ありがとう。はい、これ使って
(ペンケースから苺の模様が描かれたペンを取り出して幽霊さんに渡し)
……そう?なら、いいけど……
(ちょっと揶揄ってみたつもりが、思っていたより優しい雰囲気が漂ったので少し戸惑い)
あ、あぁ、ありがとう……可愛いね
(寧々から差し出されたペンを受け取り、まじまじと眺め。「もしかしてオレ、女の子にペンを借りるなんてレアイベントあっさりしちゃってるんじゃね?」と興奮した気持ちを隠す様にありきたりな感想を述べ、書類に目を通し始める)
うん。心配してくれてありがとうね。
(そう?と言われうんと答える。本音を言うと全然大丈夫ではない。学校に来たら虐められるし、家族にはなぜか言えなくて。でも寧々は幽霊さんに心配してくれたことがたまらなく嬉しい。)
それ可愛いでしょ?私のお気に入りなの!お母さんからもらったやつなんだけど…
(自分のペンを見て可愛いねと言う幽霊さんにそうでしょ?と嬉しそうに。「あっ、私昨日言ってたお菓子とかジュース持ってきたわよ!」と袋の中からオレンジジュースとよく行くケーキ屋さんのチョコとバニラ味のクッキーを取り出し)
ふふ、惚れても良いんだよ優しい僕に、ね
(やっぱりおかしいなと思ったが、今寧々が大丈夫なら見守りつつそっとしておこうと思い、雰囲気を変えようとカッコつけて)
そう、優しいお母さんなんだね
(お母さんからもらった、と言う寧々に対して微笑ましく返して。お菓子を持って来たと言ってジュース等を出す寧々を見て「美味しそう……」とよだれをじゅるりと拭い)
惚れ、、や、やぁね!私はもっとイケメンがタイプなんだから!!
(惚れてもいいんだよと優しく言う幽霊さんに戸惑いを隠せずについ早口で。幽霊さんなんかタイプじゃないから!と赤く染まる頬を腕で隠しながら)
でしょう?でも幽霊さんは食べれないんだっけ。私だけ食べるっていうのもなんか・・・
(美味しそう、とよだれをたらしながら自分が持ってきたお菓子などを見る幽霊さんを見て、そういえば幽霊さんはお菓子などを食べれないと言っていたことを今思い出した。自分だけが食べるというのもなんだか申し訳ない気持ちもあって)
赤くなってる。かわいい
(照れている様子の寧々を余裕の表情で見つめ、語尾にハートがつく雰囲気で言って)
あぁ、僕のことは気にしないで。……人が美味しそうに食べてるのを見るのも、好きなんだ。キミさえ良ければ、遠慮せず食べてよ
(自分の事を気にしてくれている事を嬉しく思いながら、気にする事は無いと上記を述べて。机に頬杖を付くと「ほらほら、どうぞ」とお菓子を手で示して)
赤くなってなんかないし!!幽霊さんの見間違え!!
(可愛いなんて余裕で言う幽霊さんに赤くなってなんかないし、と少し裏返った声で。)
そう、、じゃあ遠慮なく!
(遠慮せず食べてよと言う幽霊さんにそういうなら遠慮なくとお菓子の袋を開け、バニラクッキーを口へと運ぶ。よくこのクッキーは食べるが、相変わらずいつも美味しい。「美味し~」と頬に手を当てて)
思った通り、いい顔するね
(本当に美味しそうにお菓子を食べる寧々を見て、優しく笑い)
はぁ……何で生きてる時にキミに会わなかったのかなぁ……なーんてね。それさぁ、どんな味がするの?オレ、物は掴めるし音とかは生きてた時と変わらず聞こえるんだけど、匂いと味がさ、幽霊になってからは分からなくて……ほんと、つまんないよ
(寧々が食べているお菓子に更に興味を示すと、やれやれと肩を落として)
ん?
(いい顔するねと言って優しく笑った幽霊さんにん?と言いながら二枚目のチョコクッキーを口へと運び)
そうね。生きているときの幽霊さんに会ってみたいな~。これ?甘くて、サクサクしてて、もうとにかく美味しいの。
(自分が持っているお菓子はどんな味がするのかと聞かれ、思ったことを伝わりにくいかもしれないが、言ってみる。味や匂いが分からなくてつまらない、という幽霊さんに何かかけて上げれる言葉はないかと頭の中でずっと考えた後、寧々が発した言葉は、)
…私に匂いや味を分からせられる力はないし、幽霊さんの役に立てるのは少ないかもしれないけど…でも私は幽霊さんがつまらない思いをしないまでに一緒に遊んだり、やりたいこととかには付き合うことはできるわよ!
ふふ、そうやってとぼけるところもあの子に似てるなぁ
(口にクッキーを運ぶ寧々を見ながら見惚れる様に溜息をついて)
本当にそのお菓子が好きなんだね。匂いや味が分からずとも、美味しさが伝わってくるよ……僕のしたい事?そうだなぁ……相手がいなきゃ出来ない事……あ、映画観たいな……後はカラオケ、ネットゲームもいいな……この中ならどれがいい?
(美味しさを言葉で伝えてくれた寧々にまた笑いかけると、したい事、というワードについて少し考えて。徐々に目が輝いていくと、幾つか候補を挙げてまた問いかけ)
あの子って前に私に似てるって言っていた人?
(あの子に似てると言われ前に自分に似ている子がいたと言っていたことを思い出して。)
全部よ!全部!映画もカラオケもネットゲームも。他にも幽霊さんが見える私にしかできないこととか。私でいいならいつまでも付き合ってあげるから!
(幽霊さんがしたいことの候補を出すとどれがいいと聞かれれば胸に手を当ててなんでも全部と言って。私でいいのならいつまでも付き合うからと幽霊さんの手をつかもうとする。だが相手は幽霊。つかめることもなくそのまま自分の手だけがするりと抜けて)
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