倉木真澄/五条悟 2024-02-13 23:43:59 |
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夏油傑
「仕事みたいだよ。日付が変わる前に帰れるか分からないくらいの仕事みたいだね。」
(五条を起こすと不機嫌ながらに起きたが、異常に気付いたようで問い掛けられた。それに返事をしながら、倉木が書き置きしていったメモ用紙を五条に見せて。)
白雪咲桜
「私服で会うことあんまりないから新鮮だね。」
(軽く手を上げた五条に、笑みを浮かべ近寄って。いつも制服で会うことが多く、私服は休みの時に4人で過ごすことがあった時くらいなため新鮮だと告げる。)
〈倉木真澄〉
「………これで二匹目。」
(地面に転がる女の死体を適当に始末し、次の獲物─恐らく"知りすぎた"のであろう四級術師─を追う。四級だけあって術式も大した事は無く、至極あっさりと片付いた。その死体を女の死体と同じ導線上に配置し、一仕事終えた後に携帯で時間を確認すればもう10時を過ぎている─次の現場も少々遠く、移動するだけで面倒極まり無い。疲れ果てた溜息を吐きながら脚を進め、近くを走っていたタクシーを捕まえて乗り込んだ。残りの仕事は後四件程だが、何せそれぞれの場所が離れ過ぎている─日付が変わる前に施設へ戻れたなら良い方だろう。自室で待っているであろう妻達にメッセージを送ろうかとも思ったが、少々面倒で止めてしまった。─メモ用紙を見た五条は皺くちゃにしかねない勢いでそれを握り、「…僕、真澄が居ないと…どうしようもないのに、なんで、」と時折しゃくり上げた半泣きの声で小さく呟く。暫くそうした後に顔を上げ、「傑、真澄に監視呪霊付けてないの…?」彼に向けてそう問い掛けた。)
──
〈五条悟〉
「…だな。…まあ、その…似合ってんじゃねーの?」
(五条は彼女の言葉に相槌を打ち、ようやく落ち着いてきたのか─まじまじとその服装を見つめた。頭を掻きながらそんな言葉を述べた後、照れ臭さに顔を背ける。)
夏油傑
「勿論付けているが…会いに行く気かい?」
(こういう事もあろうかと監視呪霊は付けている。施設内にも付けているが倉木にも付けていた。寝ていて油断して気付かなかったが、意識を集中すれば何処にいるのかは分かる。五条の問い掛けに頷き問い掛ける。)
白雪咲桜
「あ…ありがとう、嬉しい…!」
(服装をまじまじと見てくる五条にドキドキしていたが、似合っていると言ってくれた。頑張ってお洒落したため嬉しくて笑みを浮かべお礼を告げる。)
〈倉木真澄〉
「………はあ…」
(掌に呪力を検知する、凪いだ水面を生成し─何処かに隠れているらしい呪術師の場所を探る。倉木は至極不機嫌に煙草の煙を揺らし、フィルターギリギリまで吸い切った吸い殻を地面にぽいと捨て─自身の背後に感じる呪霊の気配に溜息を漏らした。気配自体は其処らの低級呪霊だが、僅かながらに彼─夏油傑の呪力を纏っている。恐らく彼の監視呪霊だろう、と見当を付け、祓うのは止めておいた。探り当てた呪術師の隠れ場所へ足を踏み入れ、怯えるその男を容赦無く殺害し─頬に飛び散った血液を親指で乱暴に拭った後、適当に呼び止めたタクシーに乗り込み─次の現場へと向かった。その後も倉木は淡々と"獲物"を狩り、"猟犬"として仕事をこなしていく。─「…いい。僕…真澄に、迷惑掛けたくないから…」と答えた五条は何もする気が起きないのか─髪すら整えない状態でぼんやりとベッドに腰掛けたまま、その場を動こうとしなかった。)
──
〈五条悟〉
「……ん、」
(五条は顔を背けたまま、彼女からの礼に軽く頷き─それ以上何を言うでもなく彼女の手を取って握る。)
夏油傑
「悟なら会いに行くから場所教えてとか言うと思っていたが…意外だなぁ。」
(その場を動こうとする様子のない五条に意外だといった表情で上記のように告げる。半泣きの様子だったため会いに行くと言い出すと思っていたようで。)
白雪咲桜
「…混んでるね。」
(五条に手を取られ握られると、此方も手を握り返しどちらからともなく歩き出す。目的地の遊園地までは電車に乗らなければいけず駅に向かう。休みの日だからか人が多く混んでおり、車内も混んでいて。)
〈倉木真澄〉
「……っ、最悪だ…」
(空が完全に闇に包まれた頃、最後の"獲物"を仕留め終わった倉木は─箱から最後の一本を取り出し、火を点けて─煙草の煙をふわり、と吐き出しながら悪態を吐く。羽織っている細身の黒いジャケットは水分─自分自身の血液を吸って少し膨張しており、何故か商売女に抱き着かれた際の、趣味の悪い香水の匂いが染み付いていた。脇腹に手を当てると少しばかりの鈍い痛みが走る。今しがた始末した獲物に最後の足掻きで刺されたらしく、壁に凭れ掛かる倉木の脇腹からは─本当にごく僅かにだが、血が溢れていた。傷自体はかすり傷程度なのだが、服が汚れたことが気に食わないようで─目前に転がる男の死体を苛立ち紛れに爪先で強めに蹴る。命の制御を失った肉塊がごろごろと転げていくのを冷たい眼差しで見送った後、タクシーを呼び止めて施設へと戻らせた。車内で時間を確認すれば、もう日付が変わる直前だった─妻達には悪いことをした、とそんなことを思いつつ─大人しくタクシーに揺られ、施設の入口に足を踏み入れる。そのまま廊下を歩き、起きているだろうか、と考えながら自室のドアを引き開けた。─五条は彼の言葉に目線だけを向け、「……真澄の邪魔して、嫌われたくないもん。」と呟いたが─ドアの開く音と共に姿を見せた倉木を見るなり真澄、と声を上げてベッドから跳ね起きる。勢い良くその身体に飛び付き、骨が軋む程きつく抱き締めながら─「……僕、寂しかった…一人にしないで、」甘えるような泣き声を出して倉木の胸元辺りへ顔を埋めた。が、ジャケットに染み付いた香水の匂いに気付いたのか─「…ね、真澄…この匂い、何?」と、奥に昏い嫉妬と怒りを秘めた瞳でじっと見つめ、そう問い掛ける。)
「……妻がいるからって断ったんだが、しつこい商売女に抱き着かれてね。すぐに振り解いたけど…ダメだったかい?」
──
〈五条悟〉
「……だな、もっとこっち寄っとけよ。」
(五条はドア側に背中を付け、端に寄っていたが─そう声を掛け、握ったままの彼女の手を引いて自身の側に近寄らせた。)
夏油傑
「おかえり、真澄。」
(五条の返事を聞いていたところ、ドアが開く音がした。其方を向けば倉木がおり、近寄ろうとするより早く五条が先に抱きついた。それには先を越されたとムッとするが、倉木には嬉しそうに微笑み腕に抱き着き声を掛けた。倉木に近寄ると倉木とは違う匂いがし眉を顰める。どうやら五条も気付いたようで倉木に訊ねている。倉木は商売女に抱き着かれたと言う。倉木に触れるなど少しでも、指1本たりとも許せない。嫉妬と怒りを滲ませた瞳で見つめ答え、抱き着いていた腕の力を少し強める。)
「真澄に私達以外の奴が指1本でも触れることは許さないよ。…早くこの匂い消さないとな。」
白雪咲桜
「あ…うん、ありがとう。……わ、」
(手を引かれてはこくりと頷き近寄る。そうしていると、停車駅で更に人が入ってきて押されては五条の胸板が目の前にあり密着する形になってしまい。)
〈倉木真澄〉
「……っ、」
(彼らから強めに身体を掴まれ、骨が軋んで走る痛みに小さく呻く。眉間に皺が寄り、苦しげな表情を浮かべるものの─それも一瞬だけ、直ぐに普段通りの表情に戻っては安心させるように彼らの頭を優しく撫で、「…分かったよ、じゃあこのジャケットは捨てようか。」と微笑みながら─一旦彼らの手を引き剥がし、羽織っていたジャケットを躊躇無く脱いだ。帰ってくるまでずっと着ていた所為か、下に着ているシャツにまで匂いが染み付いている気がする─さてどうしたものか、と思っていると─不機嫌な表情を浮かべた五条がすん、と鼻を鳴らしたかと思えば「…このシャツからも匂ってる、」と表情に負けず劣らずの不機嫌な声でそう述べつつ、乱暴にシャツのボタンを外してくる。勢い余って幾つか引き千切られたボタンが床に落ち、乾いた音を立てた。中途半端にボタンの残ったシャツを見つめ─もうこれは使い物にならないな、と思考しつつ、相変わらず胸板に顔を埋めてくる五条と─腕に抱き着いている彼の頬をするり、と撫でてやる。)
──
〈五条悟〉
「…、大丈夫、かよ。」
(五条は胸板辺りで彼女の頭が動くのが気まずいのか─出来るだけ目線を下げないようにしつつ、気遣うような声を掛ける。背けている顔の耳は真っ赤で、誰がどう見ても照れているのは明白だった。)
夏油傑
「…まだ匂うかな…。風呂に入ろうか。」
(匂いの元をたつ様にジャケットとシャツを脱がせたが、まだ仄かに匂う気がした。それに他の人に触れられていたというのも嫌なため消毒する必要がある。そう考えてはニコリと有無を言わせない笑みを浮かべ上記のように告げる。)
白雪咲桜
「う、うん…大丈夫。…ごめんね。」
(目の前に五条の胸板がありドキドキしてしまう。五条から大丈夫かと訊ねられてはこくりと頷き、顔を上げ謝る。すると五条は顔を背けており耳が真っ赤で。それを見ては此方も頬を赤らめ思わず見詰めていて。)
〈倉木真澄〉
「………ああ、いいよ。」
(彼の言葉を断る道理など無く、一旦自身の身体から手を離した五条に腕を引かれるまま─バスルームへと向かう。備え付けのボディソープを掌に出した五条は─相変わらず手ではあったが、何処か普段よりも念入りに身体を洗いながら─「…お風呂から出たら、真澄の服に僕の香水付けてあげる。」と、これまた有無を言わせぬ口振りで微笑んできた。その言葉に返事をする代わり、優しく微笑んでやった所で─脇腹に鈍い痛みが走る。風呂に入ったことで血行が良くなり、上手く塞がりかけていた先程の傷口が開いてしまったらしい─僅かではあるがボディソープに赤色が混じり、微かな呻き声が口から漏れる。それを目敏く捉えた五条は目を見開き、「真澄、怪我…!」と慌てたような声を上げながら、腕でボディソープを拭った後に傷口へ顔を寄せ、口を開いたかと思えば─五条の赤い舌が傷口を這い、其処から零れる血を一滴残らず舐め取った。擽ったいような、心地好いような奇妙な感覚が傷口に走るが─ここまでするか、と思いつつ、取り敢えずは五条の頭を撫でてやる。)
──
〈五条悟〉
「……気にすんな。」
(五条は暫くの間黙っていたが、やがて吹っ切れたのか、電車の揺れを良いことに─彼女の身体を更に自身の方へと抱き寄せて声を掛けた。)
(失礼します、背後です…!出来るだけ気を付けてはいるのですが、つい表現が裏寄りになってしまって…どうしましょう…)
夏油傑
「良いのかい?…それじゃあ、舐めさせて貰うよ。」
(手当てをすると申し出るとお礼を言って受け入れてくれた。嬉しく思い微笑む。そうしている間にもまだ傷口から血が滲み出ていて。倉木は指先で血を拭うと舐めるかと差し出してきた。そうしたいと思っていたため言葉に甘えては倉木の血の付いた指先に顔を寄せると口に含み舐めて。)
白雪咲桜
「……?…」
(抱き寄せられ密着していると五条の体温で温かくドキドキが収まらない。恥ずかしくてずっと五条の胸に顔を埋めていると、背後で腰辺りに手が触れている気がした。五条とのドキドキの方が勝り気のせいだろうかと思いあまり気に留めず。)
(/それで大丈夫ですよ!そうしましょう!)
〈倉木真澄〉
「…ん、好きなだけどうぞ。」
(大人しく差し出した指先を舌で弄ばれる感触が擽ったいのか─思わず表情がふわり、と緩む。彼の生暖かい口内で、自身の指先に絡む血が舐め取られていく─その感覚にぞくり、と背筋を何かが走り抜けるのを感じた。それはペットに向ける愛おしさのようなものとはまた異なる、奇妙な感覚─彼の黒髪へ手を伸ばし、団子に纏められた髪を解くように髪ゴムへと手を掛ける。髪ゴムを抜けばするり、と滑るような音を立てて零れ落ちる彼の艷やかな髪にもう片方の手を触れ、滑らかに指先を滑る手触りを楽しむように手櫛で梳いたり、撫でたり、と─弄んでみた。そうしている内に興が乗ってきたのか─髪の隙間に隠されている彼の─形の良い耳へ手を触れて耳朶を捏ねくり回したりと、優しかった手付きから─半ば戯れのような触れ合いになっていく。血液の生温かさが消えても尚指を舐める彼を愛おしそうに見つめ、その頭へ手を伸ばした。)
──
〈五条悟〉
「………?」
(ふと景色から視線を戻した五条は、彼女の後ろに立つ男に眉を顰めた。サングラス越しにぎろり、と睨んでやれば男は怯えたように手を離す。)
(了解です…!ここと同じ名前で作らせていたたきましたので、よろしくお願いします…!)
夏油傑
「ん…」
(倉木の指先の血を舐め取っていると、髪を解かれ撫でられる。興が乗ってきたのか耳朶を捏ねくり回される。此方も段々と興奮してきては色っぽい目付きで頬を上気させ、血は消えてしまったが、指先から指の付け根までを口に含み吸ったり、ちろちろと舐めたりして。)
白雪咲桜
「…あ、着いたね。」
(五条が助けてくれたとはつゆ知らず、ドキドキしっぱなしで電車に揺られていると遊園地の最寄り駅まで到着して。アナウンスが聞こえてくると呟いて。)
(/ありがとうございます!見つけましたので参加申請させて頂きました!)
(参加承認いたしました…!そこで、あくまでも提案なのですが…倉木はあちらで進行、白雪様はこちらで進行、という形を取らせていただいてもよろしいですか…?)
(そうですね…では、裏展開の際のみあちらに移動、という形でどうでしょうか…?勿論こちらの勝手な提案なので、断って頂いても大丈夫です…!)
https://m.saychat.jp/bbs/thread/631520/res/406
「当サイト上で禁止されている行為を回避する目的で、
外部のサイトを利用するような行為の一切については、
禁止とさせていただいています。
よろしくお願いいたします。」
何度もルール違反を繰り返されますと投稿制限の処置がなされる場合がございます。規約とマナーの遵守をお願い申し上げます。
白雪咲桜PL様、他のお相手様とも裏目的の外部アプリ移動をされてらっしゃいますよね?
ご存知の通り、セイチャットは裏目的の利用は禁止されておりますので、どうしても裏がしたいのであればそれが可能なサイトでお相手を探すことをお勧め致します。
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