ラス 2024-02-09 15:46:52 |
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また来てくれたのか、アンタ…変わってるな
(優しく微笑むその姿は背中のソレを除けばただの綺麗な人間のようだった、寂しそうな、感情の薄い目が旅人を見つけゆっくりと喜びを形とる、背のソレ…翼も少しだけふわりと揺れた、回りの神秘的な風景に溶け混んだ寂れた神殿で二人きり、それだけで充分だった)
『 ラスさんが唯一僕を気味悪がらないで居てくれるんです。 隣が落ち着くんですよ。 』
優しく微笑む姿につられて此方も頬を緩める。奇麗な見た目と反して口が悪い。そんなところも
愛おしい、そう思ってしまう。翡翠色の片目を隠すように瞑りながら神秘的というのが最も当て
はまるきれいな空の空気を吸う。
気味悪くなんてない、俺もアンタのとなりにしか居れないからな、
(ゆっくり空気を吸う彼を見つめ生きている事を実感する、一人じゃない事が耳や目、五感で伝わってくる、その事に安堵しつつ眺めて)
…なぁ、どうして旅をしてるんだ?
(ふと気になったことを訪ねて)
(/凪音様~あんな緩い募集にはんのうしてくださりありがとうございます!!要望あれば何でもおっしゃってください!宜しくお願いします!
『 如何して、と尋ねられましても…。 』
見つめられても目をそらし上記を述べる。少し俯いた後少し辛そうに一言
伝える。今まで見せたことがないような表情で軽く答える。
『 人と関わるのに疲れてしまっただけです。 気にしないでください。 』
/ いえいえ!好きなシチュだっったので!!此方側の希望は、過去がつらい青年が神サマを
助けようとし、逆に救われていくストーリーです。其方の希望もお聞きしますよ!!
………そっか、俺とは逆、なんだな
(忘れられないためこの世界に来た自分とは逆で、人間と関わりをたつために生きているというのは理解しがたかった、人間の感情に疎いのもあるんだろうが、ただ相手の表情を見てもやもやとしたなにかが自分の胸に渦巻いているように思えた)
疲れた、か…
(/成る程……救われる話が終わったら出会いも少しやってみたいですね!ラスが何故人とであったのか…どうして彼になついたのか、そういう部分ができたらなと!
『 でももう一人では無いじゃないですか、 私がいます。 』
暗い顔を見せた貴方を励ますように笑顔を見せた。自分のことを話したがらない自分にしては
頑張ったのではないか、そう感じる。
『 そう思いつめないでください。 私には今ラスさんがいます。 今が一番いい時間ですよ。 』
「!……納得、俺は一人じゃない…アンタも一人じゃない……そっか…」
笑顔を見て安心したようにこちらも微笑みを浮かべる、感情や表情筋が薄いラスだが珍しくすごく嬉しそうだった
「……忘れられたくない、それだけのためにいたけどさ、俺はアンタと出会えたから、アンタさえ覚えててくれれば何でもいい、俺も、アンタのことを忘れず生き続けるから」
決意したようにポツリと呟く、長いまつげが伏せられキラキラと太陽光を反射した
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