匿名さん 2024-02-08 12:34:06 |
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はいはい。また後で。
( 隻手を擡げひらひら振りながら湛えた微笑は崩さぬまま、彼女の背中が見えなくなるまで見届け。一人満足したならば自身も教室へと向かいすがら、コンビニ袋に入ったままの自家製フルーツサンドを思い出しクラスメイトに恵んでやるかと小さく息を吐き。───時を経て放課後。早い者は部活動に向かう頃合いに目指すは一年生の教室であり。三年生で、何より自身の背丈もあり通り過ぎる生徒たちの視線を一身に受け。放課後の約束相手は確かこの教室だったと足を止め、出入口に肩を寄せ教室中を見渡すようにして )
( HRが終わり、放課後。荷物を纏めていたところで、クラスメートがざわめき出した。特に気にも留めていなかったが、ふと近くの女子生徒から「格好良い……」なんて呟きが漏れ聞こえ。これはもしかして、ぴんと来て視線を辿ると、予想的中。彼の姿を見付けると、席を立って小走りで出入り口へ。「知り合い?」なんて聞かれつつも適当に受け流して。当然のように隣に並ぶと、喜びそのままに破顔して )
先輩!へへ、来てくれたんですね。
( / 気付けば丸3日程経ってしまっておりました、お待たせして申し訳ございません……! )
当たり前。約束したし行くよ。羽鳥、準備できた?まだなら全然待ってるけど───……どうも?
( 早めに辿り着いてしまったが故に、教室には未だ生徒が多々いる模様。その中から小走りで近付いて来る見慣れた姿は、紛れもなく自身の探し人であり。無邪気な笑顔を眩しげに眺め、自然と口角を上げれど相変わらず単調な声音であり。余りに緩んだ様子に保護者感を漂わせつつ、下校する準備は整ったかと問うて。次いでに、先程から──彼女の友人達だろうか、じりじりと感じる視線に顔を上げ会釈程度の曖昧な挨拶を )
( / 忠犬の如くお待ちしておりました……!もしもお疲れでしたら、返信ペースはゆっくりで構いません!何卒ご自愛くださいませ。改めまして、お相手の程よろしくお願い致します……! )
大丈夫ですよ、準備ばっちりです!──……ちょっとお、先輩は私のだからだめ!
( 一緒に出掛ける予定を立てたのだから、待たせるわけにはいかない。否、自身が長く一緒にいたいのだ。しっかり下校の準備は整っており。早く行こうとそわそわするも、ふと気付けば興味津々な様子で見守る友人達。きっと格好良いと思っているに違いない。そう疑わずに怒ったように言葉掛けると、彼の腕にぎゅっと抱きついて平然と彼女面を。ふふんと得意げな顔で友人達を見回すと、ぱっと離れて元の距離へと戻り )
じゃあ、行きましょっ。
( / お気遣いありがとうございます……!お言葉に甘えて無理なくゆるゆるペースで返信させて頂きます。引き続き宜しくお願い致します……! )
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