徒花を紡ぐ　┃　〆

　


某板にてお声掛けさせていただいた者です。
素敵なお部屋の作成、ありがとうございます！

主様の仰った、仄暗く他者から見れば不幸な結末でも互いを思いあう微かな希望が差し込むような終わり、というのが癖のド真ん中を貫いておりまして、既に胸が高鳴っております……

そんな結末を遠い先に薄っすらと描きながら、末永くお付き合いいただけると嬉しいです。
これからどうぞよろしくお願いいたします！


　

お越しいただきありがとうございます！同じく募集を掛けさせていただいたものです。ど真ん中に刺さっていただけたのなら嬉しいです、此方も楽しみで仕方がなく……！こちらこそこれからよろしくお願い致します。

pf作成の際お役立ててればと、世界観について少し固めたいと思っているのですがご要望やご質問などはございますか？今回記載させていただきたい事項は魔法／魔物／国の名前についてです。魔法も魔物も何でもありの設定を考えていますので、お子様達のpf作成の際や世界観の要素などは自由に練っていただいて構いません……！

　


pf作成前の世界観の擦り合わせ、とてもありがたいです！
挙げていただいた三つの項目について、現時点で気になっていることを確認させてください。素敵な世界観をつい深堀りしたくなってしまい、質問が多くなってしまいすみません。主様的に大事でない項目に関してはぬるっとスルーしてください。そのように受け止めて、ふわっと想像で補完しますので……！


■魔法について
case 2 の説明での表現を拝見して、魔術が使える＝魔術師というわけではないと解釈しました。魔術を使える者の大半が得意な魔術を自身の生業に利用していて、特に魔術に秀でた者が魔術師として純粋に魔術のみで生きているというイメージをしましたが、大丈夫でしょうか？　
魔術の動力源は本人と星晶花の二つとのことですが、どちらの場合が多い、といった差はありますか？ 要望という程ではないですが、動力源によって使える魔術に何らかの差があると面白いかな、と思いました！
また、星晶花と繋がるというのは、星晶花に直接触れる必要がある行為でしょうか？ 表現が難しいですが、共鳴するように遠隔でも繋がることが出来るものなのでしょうか？ たぶん後者なのかな、と思いつつ……

■魔物について
星晶花の瘴気に触れた生物は魔物になる、とのことですが、魔物の発生の原因は枯れた星晶花のみという解釈で合っていますか？ それとも星晶花の瘴気を由来としない生まれついての魔物も存在するのでしょうか？ 魔物が繁殖するのかにもよると思いますが、主様のイメージをお聞かせいただきたいです！
D国の滅亡以前に魔物は存在したのか、という点も合わせて気になっています。D国の星晶花が枯れたことにより未知の魔物が出現するようになった、という背景でも面白そうですし、D国滅亡以前から魔物の侵略による被害はあり、D国の星晶花が枯れて初めて、元より別のものだとしか思われていなかった瘴気の源が星晶花の成れの果てであると判明した、という展開も面白そうです。もちろん、その他の背景が設定してあった場合はそちらを優先してくださいませ！
それから、半魔という存在が一般に知られているのかどうかにも、とても興味があります。case 1 の半魔ちゃん、もしかしてめちゃくちゃ希少種では？とそわそわしてしまって！

■国の名前について
主様のイメージ優先で大丈夫です！ 基本的にはお任せします！
名前を考えること自体は好きなので、もし一緒に考えたほうがよろしければ、主様の各国のイメージをどんな要素でも良いので教えていただけると幸いです。僭越ながら候補出しをお手伝いいたします。
強いて希望をお伝えするとすれば、ベースが洋風ファンタジーかなと思いますので、一国くらい和風な名前と文化を持つ国があってもいいのかな、なんて思ったりもします。ぽっと出の思い付きですので、あくまで主様のイメージ最優先でお願いいたします！


長くなってしまいました……
お時間のある時にご確認ください。
世界や主様のキャラについて妄想を膨らませながら、自キャラのpfをふんわり考えつつお待ちいたします！


　

募集文から曖昧な箇所が多い為、この様にご質問いただけてとても助かります……！お力添えさせていただければ幸いですが、もし他の不明瞭な点がありましたら遠慮なくいつでもご質問いただければと思います。それでは挙げていただいたご質問に順に見解を述べさせていただきますね！


■　魔法について
そのイメージで正しいです！魔術師は概念的な言葉ではなく、職業や肩書きとしてこの世界では指されていると思っていただければ……！
あまり細かく定めてはいないのですが、星晶花と繋がる事ができる人間はより希少価値が高いイメージですので本人が動力源の人口が多いかと……！また元からの構想と勝手ながら挙げていただいたご要望を合わせて、星晶花と繋がっている人間の方が自然的且つ生活インフラに役立つ魔法が発現しやすい、というのはいかがでしょうか。(　火、水、風など　)娘様の設定に直結するため、事前に考えていらした魔法がありましたらそちらを優先していただいて構いません……！
また、星晶花と繋がる行為につきましては挙げていただいた後者の共鳴といったイメージが近しいです。繋がる者は出生時完全ランダムで決定され、D国の星晶花のみ女性限定で更に深く繋がれる者が選定されていると構想しております。この世界で一番強力な存在が巫女な為、もしかしたら国から娘を匿う親、巫女と駆け落ちするも叶わず連れ去られ一人息絶える者、金や地位に目が眩み喜んで明け渡してしまう人達がいるのかも……と思ったり。


■　魔物について
魔物は星晶花の瘴気によって発生するものであり、繁殖によって増える事はないとの認識で構いません。繁殖するには星晶花を枯らし瘴気を撒き散らす手段しかなく、その為他国への侵略し始めている……という風に考えています。勿論正解ではないのでお好きなように曲げていただいて構いません！
滅亡以前の魔物については定めていなかったのですが、魔物という忌まわしき存在と瘴気の源が星晶花の成れの果てであるという人類にとって残酷な答え合わせが癖に深く刺さってしまい……！もし宜しければ挙げていただいた後者の要素を取り入れさせていただきたいです。D国滅亡前は魔術師達で難なく対処できた魔物も、より満ちる瘴気で強化され手こずっていたりすると面白いなと。
まだ練っている最中なのですが、魔物は繁殖を行わない為に半魔は通常存在すら考えられていないと思っています。ただ人間×魔物の子ではなく、D国滅亡前、母の胎にいる最中に母が瘴気を患い魔物化→そのまま産まれ落ちるという構想の為、ご希望の提供とは少し違う点があるかもしれません。話している最中に萎要素などございましたらビシバシご指摘いただければと思います……！


■　国の名前について
ありがとうございます！此方も考えることは好きなので、次お返事する際に持って参ります。確認した後に変更する事も可能ですので、遠慮なく申し付けくださいませ。
和風要素、お恥ずかしながら盲点でした……！ベースが仰っていただいた通り洋風ファンタジーなので、より一層引き立つ魅力的な要素であり是非組み込ませていただければと思います。各国のイメージとしては【　A国／王族による強固な君主制を基にした軍事主義　】【　B国／王族による君主制だが実際は貴族元老院による統治　】【　C国／共和制であるが優秀な教育機関により強力な軍隊を保持　】【　D国／巫女を中心とした政治、王族は巫女の提言により動く　】となっているのですが、和風な文化を持つ国として一番良いのはどれでしょうか？各国のイメージが想定とそぐわなかったり、特に当て嵌まるような国がない場合は仰って下さいませ！


自分でも引くほど長くなってしまい申し訳ございません。お返事いつになっても構いませんので、お時間のある際にお付き合いいただけましたら幸いです……！

　


丁寧にお返事いただき、ありがとうございます！
世界の輪郭が鮮明になってきて、とてもわくわくしております！ pfを考える中で、追加でイメージの擦り合わせをしたい部分がいくつか出てきましたので、それぞれしたためます。お時間のある時にご確認いただけると幸いです。


■魔法について
魔術師のイメージと動力源のイメージ、承知しました！
星晶花と繋がる者の方がより自然的で根源的な魔法を扱う、という傾向も、なんとなくしっくり感もあり個性が出せそうで嬉しいです。思い付きの要望を取り入れていただき、ありがとうございます。

星晶花と繋がる者と巫女について、もう少しご質問をさせてください！
出生時には決定されるとのことですが、先天性の適正が判明する、というイメージで合っていますか？ それともランダムで選ばれた者が星晶花と繋がることが出来るように何らかの処置や儀式や教育を施されるようやイメージでしょうか？
巫女である娘を国から匿う親、という一例を聞きまして、もしかして生まれてすぐに星晶花への適正が分かるような兆候や特徴があったりするのかな、と気になりました。個人的な好みを言わせていただけるのであれば、例えば瞳の色が特徴的である、などの外見的特徴があると逃れようのない星晶花との縁が感じられて素敵だなぁと思ったり。瞳の色に限らず外見の特徴は何でもいいのですが、星晶花のデザインが好きすぎて雄しべの眼球にイメージが引っ張られております……
王族や巫女といった一部だけでもいいかもしれませんが、もし他の設定や主様のイメージと矛盾せず馴染みそうであればご一考ください！

■魔物について
星晶花由来の魔物しか存在しないとのことで、魔物が国に侵攻する理由も腑に落ちました！ 魔物との対立構造が際立って、相容れなさが感じられて素敵です。
星晶花の成れの果ての答え合わせ、ご採用いただけて嬉しいです。case 4 の概要に描かれていた、巫女が瘴気を吹き出す星晶花を見つけるシーンが憐れで美しくてとても好きで、星晶花の枯死は劇的であってほしいという思いで考えておりました。D国滅亡後に魔物が強まっているという設定も、ほんのり絶望感があって良いですね！

半魔ちゃんの生い立ちについて、めちゃくちゃ好みです。希少種どころでなく唯一といっていい存在、ドキドキしますね……
拾った魔術師の当時から今に至るまでの困惑と葛藤も美味しそうで、描くのがとても楽しみです。今のところ萌要素しか供給されず私はにやにやしっぱなしですが、主様も今後私の解釈やキャラ設定に萎要素がありましたら、遠慮なくご指摘くださいませ……！

■国の名前について
それではお任せして楽しみにお待ちいたします！
和風要素、ご検討いただきありがとうございます。いただいた各国のイメージと募集時の描写イメージから、なんとなくB国かD国なら違和感なく和風な文化を想像できるかな、と考えておりました。もちろん、私のぽっと出の思い付きよりも主様の思う各国の文化イメージの方が大切ですし、B国の才女さんやD国の復讐鬼さんのイメージの方も大切だと思いますので、ご判断はお任せいたします。
各国カラーがはっきりしていて、今後どのように絡み合っていくのか、とても楽しみです！

■ case 1 の二人について
魔物の項目で言及いただいたので、半魔の少女についての不明点は解決いたしました！ 魔術師の方について、いくつか確認させていただきたく！

かつて富も権力も名声も、とのことでしたので、D国滅亡当時それなりの年齢かつそれから10年となると、少なくとも30代、なんとなく30代後半くらいかと想定したのですが、主様のストライクゾーンに入っておりますでしょうか……？ 個人的には年齢差はどちらかと言えば歓迎で、おじさま×少女は萌要素なのですが、どの程度まで年の差があっても大丈夫か確認させていただきたいです！
また、もし可能であれば、D国侵略の立役者であった、という設定を盛り込ませていただけないかと思っております。国を捨てて森へ逃げた動機として、惨劇を引き起こした己を英雄として担ぎ上げようとする周囲の人の醜さに嫌気が差し、後悔と罪悪感に背中を押されて、名と過去を捨てて森に逃げ込んだ、というイメージです。主様の想定から外れていれば容赦なく却下してください。
それから、扱う魔法について、一番得意とする魔法は破壊や殺傷に向いた物騒なものにしようかと考えているのですが、それ以外にもある程度実用レベルで扱える魔法があり、今はそちらの魔法しか使っていない、という設定を盛り込みたいのですが、いかがでしょうか？ 基本的に一人の人間が扱うのは一つの魔法、というイメージであれば再考いたしますのでご指摘ください。

■ case 4 の二人について
復讐鬼さんについて、D国の王子とのことですので元来魔法は使えるのだと思いますが、D国の星晶花が枯れた今も変わらずに魔法を扱うのでしょうか？ それとも復讐のために剣を握るのでしょうか？
同じく巫女についても、今は簡易な魔術の源になっているとのことですが、10年前と変わらずに魔法は使うことが出来るイメージでしょうか？

もし問題がなければ、巫女の方は今は魔法が使えない、もしくは10年前とは使える魔法が変質してしまっている、という設定を盛り込めたらと思っております。まだふんわりとした構想ですが、元々水を扱う魔法が得意で魔力を清浄な水に還元する魔法を扱うことが出来た巫女が、現在は魔力が腐ったような泥水を溢すことしか出来ない、もしくは生み出した水が強い毒性を持ってしまう、といった変質を想定しております。まだだいぶふわふわしているので、没にする可能性もありますが、思うように魔法が使えない巫女、という設定が問題ないかご確認させてください！
また、簡易な魔術の源、という表現を、小さい星晶花もどき、みたいなイメージで捉えているのですが、大丈夫でしょうか……？ 10年の眠りから目覚めた巫女がどんな状態であるのか、解釈が違っていればご指摘いただけると幸いです！


お話しするのが楽しくてどうしても冗長になってしまうので、蹴れる内容は蹴っていただけると助かります！！


　

■　星晶花と繋がるもの、巫女について
承知いただきありがとうございます。稚拙なアイデアではありますが、気に入っていただけたのなら幸いです……！
星晶花と出生時の剪定につきましては、挙げていただいた前者の出生時に先天的適性が判明する構想となっております。また仰っていただいた身体的特徴、特に瞳の色という呪縛とも言えるような縁に胸が高まっており……！デザインも褒めていただきとても光栄です。
巫女のみならず星晶花と繋がる者は全員瞳の色などの特徴を持つ、という認識で間違いはありませんか？個人的願望となってしまいますが、巫女のみ更なる特別な特徴(　瞳の色がまた違うなど　)とそれに伴う信仰もあるといいなと思っています。どちらも瞳の色はお好きなように決めていただいて構いませんので、お子様に一番似合う色を選んでいただければ……！


■　国名について
稚拙ですが、絞ることが出来たので記載させていただきますね。【　A国／アキレア王国　】【　B国／ブーゲンビリア王国　】【　C国／シンビジウム共和国　】【　D国／ダンギク法国　】となっていますが、全て花の名前から拝借したので国名ぽくないなと思いつつ……
また挙げていただいた和風要素は勝手ながらD国に追加させていただきました。巫女の信仰によって統治される国とピッタリだと思い……！イメージとの相違や変更点のご希望などありましたら、毎回言っていますが遠慮なく仰っていただければ幸いです。


■　case 1 の二人について
ご確認ありがとうございます、30代後半となりますとストライクゾーン一直線を突き抜けていく萌要素となっています。此方も歳の差は大好物の要素且つ募集時点で曖昧ながら想定していましたので、いくつ離れていても構いません……！この世の酸いも甘いも一通り堪能した人生経験が余りにも豊富なおじさま、今から楽しみで仕方がないです。
ご相談いただいた侵略の立役者、という点も想定且つ性癖一直線でございます。 むごいことに手を染めることができる一種の冷酷さ、それでいながら他者の悪性から目を背け切り捨てる善人さの二面性がとても危うく魅力的で、是非取り入れていただきたいです。
扱う魔法についても畏まりました！魔法は一人一つ、ではなく種類出力は人によって異なるためいくつ使える人がいても一つだけの人がいても不思議ではない、という風に考えております。また娘様息子様はどちらも強力な力を携えておられますので、魔法関連の設定はお好きなように盛っていただいて構いません……！

また娘の事を褒めていただきありがとうございます。魔物の欄はこちらでの簡素な返信となってしまい申し訳ございません……！娘以外にも世界観など沢山褒めていただいて本当に嬉しかったです。

娘についてのご相談なのですが、花とも繋がれず本人も素質がない為完全に魔法が使えない少女を想定しています。また半魔といっても色んな姿形があるな……と練っている最中にかなり悩んでしまい。現在出ているモチーフ候補が狼／竜／メデューサ／蠍となっているのですが、もし好みのものがあれば是非教えていただきたいです。特にご希望がない場合また勝手に決めて持ってきますので……！


■　case 4 の二人について
息子については星晶花が枯れた為魔法を使わず基本剣を奮い、強大な敵と対峙する場合のみ巫女様と繋がり強力な魔法を放つ事を想定しています。
また巫女様は簡易な源と記載させていただきましたが、解釈していただいた通り小さな星晶花と化していると思っていただいて構いません。
思うように魔法が使えない巫女様についても把握しました！以前の巫女という名に相応しい天の恵みのような魔法が、支えていた星晶花によって変質してしまったという不憫なギャップが堪らなく萌えます。

一つお尋ねしたいのですが、巫女様はどのぐらいのご年齢を想定していらっしゃいますか？もし萎要素やご不快な関係性でなければ、同年代であった二人が空白の期間に大きく離れてしまいながらも、美しい過去と変わらない巫女様のお姿に郷愁の念を抱かせていただきたいです。巫女と王族というD国では密接な関係の為、幼馴染とまではいかなくとも亡国以前一度は顔を合わせたことがある関係だといいなと勝手ながら想像しています……！

まだふんわりとしていますが、巫女様が倒れた直後の流れとして神殿に復讐鬼含むD国軍到着→交戦中巫女様を復讐鬼が救助し神殿から脱出→瘴気によってD国滅ぶ→眠っている巫女様を匿いつつ追手から逃げながら10年後……とう流れを想定しております。少しでもご参考になれば幸いです。


世界観を掘り下げてくださる的確なご質問、丁寧なお返事いつもありがとうございます。此方も蹴れる話題は容赦なく蹴ってくださいませ……！

　


■星晶花と繋がるもの、巫女について
先天性の適正の有無によるものとのことで、承知しました！ 瞳の色の特徴についても、受容いただきありがとうございます！
星晶花への適正がある者は程度の差こそあれ、全員に特徴が表れる想定でおりました。巫女についてより特別な特徴があり信仰の象徴になっている、というのもとても良いですね。

実際何色が良いのかとても悩んだのですが、星晶花と繋がることが出来る者は瞳の色に青が混じる、という設定でいかがでしょうか？ 縁の遠い者は、薄っすら青が滲むブルーグレーや濃紺で、王族や貴族などは血が濃いほど鮮やかなサファイアの瞳になる、といったイメージです。本人の魔力を行使する魔術師はそれぞれ多様な色の瞳をしており、星晶花と繋がる者だけ繋がりが強いほど瞳の色が青に近い、とすると星晶花との縁の特別さが際立つと思います。
また、巫女の瞳に関してはベースが鮮やかな瑠璃色で、虹彩の縁が赤みがかっているために全体的に紫色に見える、という雰囲気でいかがでしょう？ ダンギクの花の色であり巫女の瞳の色である紫色が神聖な色とされていた、なんていう文化があると、より印象的になる気がします。……枯死し魔物の発生源と成り果てた星晶花が撒き散らす瘴気が紫色であるという皮肉は、10年前に判明したということでひとつ。

青も紫も私の勝手なイメージで仮定した色なので、主様のイメージと相違があれば遠慮なく変更してください！

■国名について
各国の名前についてご提示いただきありがとうございます！ 星晶花を中心に栄える各国が、いつかは散りゆく花の名前を関するというのは儚くてとても素敵ですね。ずっとA～Dでイメージしていたので、分かりやすさも助かります。
和の要素を取り入れて頂いたダンギク法国も、イメージぴったりだと思います。巫女さんたちが緋袴姿で祈りを捧げている姿が絵になりそうで良いですね！

一つだけ要望を聞いていただけるのであれば、A国のアキレアは「アキレア帝国」だと他国との差別化が出来てより良さそうだなと思いました。個人的にはB国よりもA国の方がD国侵攻の経緯も含めて帝国感があるので、いかがでしょうか……？ 皇帝、皇族、という響きが今までイメージされてきたA国の皆様と合わなければ、遠慮なく却下してくださいませ！

■ case 1 の二人について
魔術師の年齢について、主様の萌要素に該当するようで良かったです。主様の思うような素敵なおじさまに仕上がるか分かりませんが、半魔ちゃんの決して平穏ではないであろう未来を案じてあげられるような大人な魔術師にしたいという大望だけは持て余しております……
ダンギク法国侵略時の立場と扱う魔法についても、イメージの相違が無くて良かったです。一点だけ、おそらく本筋とは関係のないとても細かいご質問で恐縮ですが、既に亡くなっているというダンギク侵略当時のアキレアの国王の死因については設定していますでしょうか？ もしも決定済みであれば、教えていただけると魔術師の肉付けが捗るのでありがたいです。未定であれば、妄想で補いますので大丈夫です！

半魔ちゃんのモチーフについて、ご相談いただきありがとうございます。大変申し訳ないのですが、挙げていただいた候補がどれも素敵で選びきれず……
ケモ要素が好きなのできっとモフモフしているだろう狼も魅力的ですし、竜の上位存在感もめちゃくちゃ好きなので半端で非力な竜というのも唆られますし、メデューサや蠍といった怖いモチーフと少女のあどけなさのギャップは絶対可愛いです。すみません、お手上げ状態なので、主様の好みでお選びいただけると……基本的に今まで主様のセンスが刺さらなかった項目がないので、きっとどのモチーフでも美味しくいただきます！

■ case 4 の二人について
本来高貴な身分のお方なのに、国を亡くし復讐のために剣を振るう王子、堪りませんね……！ 巫女ともども、どんな修羅の道を進むことになるのか、今からどきどきしております。巫女の現状と魔法についても、問題ないようで良かったです。

巫女の年齢について、ふんわりですが10代後半～20歳くらいをイメージしておりました。かつて同年代であった二人のすれ違い、めちゃくちゃ萌要素です。case 1 の二人が年の差ペアなので、こちらはぜひ同年代でいきましょう！ 巫女の方は多少年齢が変わってもイメージ出来るので、復讐鬼さんのイメージに合わせてご設定ください！
それから、もしよろしければ、一度と言わず頻繁に顔を合わせる仲であった、という距離感だととても嬉しいです。巫女について、星晶花と共に生きる使命を持つ巫女であり神殿にて育った、という記述から、何となく物心が付く頃には既に神殿で暮らしており、外の世界をあまり知らない子なのではないかと空想しておりました。稀少で強力な存在とのことでしたので、身柄の安全という観点から、あるいはより深く星晶花と繋がるため、必要最低限の機会以外は神殿から出られない、といったイメージをしております。そんな巫女が会うことの出来る数少ない人物であり、外を知る同年代の少年(青年)となれば、現時点で想定している巫女の性格であれば、人の目を盗んででも交流を持とうとするはずです。神殿の環境として、王族と巫女の逢瀬が難しいということであれば顔見知り程度でも全然構いませんが、叶うならお互い相手を友人だと思っている、という関係性だととても滾ります……！

現在に至るまでの経緯も承知しました。イメージ共有いただきありがとうございます。目覚めない巫女を抱えて追っ手から逃げてきた10年、苦悩に満ちた逃避行だったのだろうなと考えるだけでもしんどくて良いですね……！ きっとかつての面影を残したまま少なからず摩耗しているであろう復讐鬼さんの横で、巫女が何を思うのか、丁寧に描いていけたらと思っております！


おかげさまで、世界観と人物のイメージについて固まりつつありますので、ちまちまとpf作成を進めていきます。次のお返事あたりでラフを提出出来るかとは思いますが、引き続き擦り合わせが必要な要素があれば、ぜひお話しいただけると助かります！


　

■　星晶花と繋がるもの、巫女について
お答えいただきありがとうございます！相違が無いようで安心いたしました。巫女の特別な特徴についても同意していただきありがとうございます。こだわりが強く我儘になってしまいましたが、ご迷惑でしたらいつでも仰ってください。

お考えいただきありがとうございます……！瞳の中で憎たらしいほど煌めくブルー、虹彩の色という畏怖の対象にもなりえそうなほど美しい特徴、全てが好みです。色も此方で考えさせていただいたダンギクと同色の惨たらしい瘴気に合わせていただき感無量でございます。また神聖な色として崇められていた、というご提案していただいた設定がとても素晴らしく感嘆してしまい……国の根底に強く結びつく色彩が災いの象徴へと変化していく事象が、どうしようもない憎しみと怒りに拍車をかけるのだろうと容易に想像できます。
繋がりが強いほど青に近い、という設定も一目でその強大な力を示せる刃のようでとても素敵です……！魔術を行使する者の中でも、宿した色彩によって格差がありそうだなと思ったりしています。

上記の記載はあくまで勝手な此方の想像ですので、もし気に入ったものがあれば摘んでくださるぐらいの扱いで構いません。(　蹴可　)

■　国名について
名前、和の要素共に承諾していただきありがとうございます！拙劣な物ですが気に入っていただけたのなら嬉しいです。緋袴や舞など、絢爛で麗しい要素を是非取り入れていけたらと思っています。和風と言いましても厳格な要望などは全くないので、デザインのアレンジなどは気の赴くまましていただけたら……！

ご要望もありがとうございます。お恥ずかしながら皇帝及び帝国の定義経緯などの知識に疎い事、募集文にて王国と明記していた事を理由に王国とさせていただいていましたが、仰っていただいた通り「　アキレア帝国　」とさせていただければと思います。軍事国家、強国というイメージにピッタリ且つ大きな壁という明確な標としても相応しいですね……！(　蹴可　)

■　case 1 の二人について
皇帝の死因については、魔術師様が去った数年後に病死と設定しています。床に伏してから去るまで時間が空いていたので、親族同士の凄惨な後継者争いがあったりタイミングから魔術師様のせいと疑う者がいたりするかもしれません。皇帝の人物像としましては、軽口を叩くような茶目っ気のある明るさと、子を撫でた手で容赦なく侵略の舵を取れるような冷酷さを併せ持つ人物であったと考えています。脅威であると感じれば家臣であろうと容赦しない権威主義者だった為、自国他国問わず血が流れているのだろうと思ったり。後半は蛇足感が否めませんが、もし必要でしたらお役立て下さい。変更加筆も大歓迎ですので……！

此方の相談にも親身になっていただきありがとうございます……！嬉しいお言葉に甘えながら練っている娘の簡易的ですが要素を挙げさせていただきますと

　人6：竜4ぐらい　／　腕力は強いが竜としてはかなり非力　／　魔法の素質星晶花の力共に皆無　／　陽気　／　魔術師様意外知らないし眼中にない　／　ツインテール　／　イメージカラー水色　／

となっております。また此方萎要素はなく、これまで記載していただいた魔術師様の全てが萌に該当していますのでしつこいようですが気になさらずお好きなように考えていただければ……やり取りをしていく中で骨を舐める犬の気持ちを身を持って理解しています。萎要素のご指摘や性格容姿のご要望などありましたら、いつでも応じますのでご気軽に仰っていただけると非常に助かります。

■　case 4 の二人について
提案を採用していただきありがとうございます！巫女様のご年齢についても把握致しました。復讐鬼の方は亡国以前10代後半を想像していましたので、もし相違点がなければ上記の年齢で進めさせていただければと思います。

頻繁に顔を合わせる仲とのこと、とても嬉しいです……！仰っていただいた通り紫に艶めく瞳という判別法から多くの者が赤子の時点で親元から引き離され神殿で生活を営んでおり、異常事態以外であれば身柄の安全や星晶花の繋がりを理由(　意地悪な理由づけをしてしまうと、他国に行かれてしまうと自国のみ持ち得ている強力な手札が無くなってしまうのもあるのかも　)に神殿から一歩も出ず生を終える事が普通であったと考えています。

復讐鬼の方も亡国以前は立場を除いても人との交流は好む性格だったと想定している為、理由をつけて外の物を持参しながら神殿に足を運んでいたのではないかと思っております。是非互いに友人同士だと思っている関係性、という風に進めさせていただきたいです！二人の背景が安らかな時間を奪わざるを得なかったという、人の力では抗えない運命を感じさせる流れが好みすぎて心臓の奥が脈打っております。

復讐鬼の方もイメージが少し固まりましたので、僭越ながら記載させていただきますと

20代後半　／　巫女様と繋がる際のみ魔法使用可能(　炎系を考えています　)　／　冷徹冷酷　／　巫女様の目覚めに戸惑っている　／　無造作に切られたボサボサの黒髪　／　イメージカラー赤黒

となっています。先程から記載させていただいている巫女様と一時的に繋がる、という事項なのですが簡易星晶花の役割を持つ巫女様と復讐鬼の意志で繋がりのオンオフをある程度自由にできればいいな、と思っていまして。上手く魔法の制御が出来ていないとの事でしたので、易く繋がってしまうとなんらかの身体へ影響が出てしまうという形は如何でしょうか？普段はオフにしつつ、ここぞという時に大技の為繋がる……という形を想定しています。(　巫女様のお姿を見て復讐と巫女様を天秤にかけて欲しいですね！どちらを選んでも二人とも苦しみそうですが……　)


間が空いてしまい申し訳ございません。pfの方も息子娘共々正式な物を持参させていただきますので、引き続き疑問点などありましたらお話し合いさせて下さいませ！

　


■世界観について
虹彩の色、気に入っていただけて良かったです。魔術師の格差が青の明度で見て取れると考えると、星晶花との繋がりがより呪縛に感じられておそろしくて良いですね……！
血筋の良さと星晶花への適正もほぼ同義かと思いますので、瞳の色が国の後継争いの火種にもなりそうで勝手にわくわくしちゃったり……

和の要素に関して、こちらも特に厳密に取り入れたいという要素はありませんので、フレーバーとして和風の良いとこ取りが出来たらと思っております。他国とちょっと雰囲気違う、くらいにカラーが出せたら満足でございます！

国名についても、採用していただきありがとうございます。私の方も国名の定義や王政に関する知識は殆どありませんので、完全にイメージだけで要望させていただいております！
他国を侵略する軍事主義の強国となれば、帝国という名前の方が似合いそう！ くらいのふんわり解釈ですので、主様の解釈が問題なければイメージ優先で進められればと思っております。case 4 の二人が立ち向かう大きな壁、大きいなぁ……うぅ……

言いたいことだけ言い逃げするスタイルですみませんが、後の2項目が長いため、どうか遠慮なく蹴ってくださいませ！！

■ case 1 の二人について
アキレア帝国の前皇帝について、詳しく共有していただきありがとうございます！ おかげさまでめっちゃ妄想が捗りました……
魔術師について、どのような背景で王宮に仕えていたのかを練る中で、前皇帝に能力を見出されて、という要素を盛り込めたらと考えました。星晶花との繋がりのない、貴族でもない平民出の魔術師が、ひょんなことから皇帝に見出され取り立てられて、10年あまり仕えた暁に20代後半にして指折りの王宮魔術師となりダンギク法国を滅ぼし、その後袂を分かつ、というイメージです。
皇帝が魔術師に目をかけた理由は将来役に立ちそうだから、などの軽い理由で構いません。早くに家族を亡くしている若き日の魔術師は、口にこそしないものの皇帝を兄のように信頼していたと思います。10年前、内心はどうであれ皇帝は皇帝でしかないことを思い知り、相容れなさを痛感して過去を捨てた魔術師が、半魔ちゃんと出会って別の未来を模索する、という変遷を描きたいです！ 果たしてどのような未来に辿り着けるのかは置いておいて……
しっくり来ない部分があれば何でもご指摘ください！

半魔ちゃんの設定もありがとうございます！！
腕力の強い竜娘ちゃん、はちゃめちゃ好みです……！
魔術師の方は普通の成人男性程度の力はありますが、腕力贅力が強いタイプではないので、保護者ヅラや鈍感ムーブが目に余るようであれば引き摺り回してやってください。陽気で強火なところもめっちゃタイプです！ うだうだしがちなうちの枯れかけの魔術師を思う存分振り回していただけたら本望です……！

魔術師の方も、台詞サンプルと設定ラフをお送りしますのでご確認ください。変更した方がいい萎え要素や盛り込んで欲しい萌要素、ありましたら遠慮なく仰ってくださいね！


「さあ陛下、今ここで選んでください。血塗れの英雄を反逆者として誅殺するか、飼い慣らしたはずの私に噛み付かれて無様に死ぬか。どちらを選んでもきっとこのくだらない茶番劇からは開放される。私も、貴方も」
「元々傷が治ったら追い出すつもりでいたんだ。この10年はただの気紛れだ。……分かりきった死地に、お前を連れては行けない」
「正義も悪も、所詮は同じものだ。一枚のカードの裏表。引っくり返したところでその本質は変わらないさ。きっと俺も、そうなんだろう」

ギルバート・クライン ／ 現在は　　と名乗る ／ 30代後半 ／ 皮肉屋で厭世的な世捨て人 ／ 旧ダンギク法国の領地にほど近い森の外れで人目を避けて生活している ／ 素っ気ない態度と冷えた目付きがデフォルトで、ドライな面が目立つが根はお人好し ／ 元アキレア帝国の王宮魔術師 ／ 10年前のダンギク法国侵略時には指揮官として前線に立ち自らも数多の兵を屠るが、ダンギク法国の心臓部、巫女の侍る神殿を侵した際に、暴走した星晶花とその瘴気により部下の殆どを失う ／ 結果として星晶花の枯死によりダンギクは滅び、終戦後のアキレアにて勝利を齎した英雄として祭り上げられるが、これに激しく反発 ／ いっそ死罪をと望み皇帝に杖を突き付けるも、かつて兄と慕った皇帝を害すことが出来ずに敢え無く捕縛 ／ その後もあくまで英雄として扱われ牢にすら入れられなかったことにも絶望し離反 ／ 追手からおざなりに逃げるも行く宛はなく引き寄せられるように因縁の星晶花を目指すが、その道中の森の中で手負いの半魔の少女を拾う ／ つい手当てをしてしまった少女となし崩し的に同居し現在に至る ／ 少女から向けられる好意には薄っすら気が付いているが、鳥の雛の刷り込みのようなものだろうという解釈 ／ いつかは過去を精算しなければならないだろうと頭の隅で考えている ／ 伏し目がちな瞳の色はくすんだペリドット ／ やや癖のあるアッシュブロンドの頭髪は鎖骨に触れる程度の長さで、普段は項あたりで一つに括っている ／ 無精髭 ／ イメージカラーは琥珀色


扱う魔法について、今のところ反転系の魔法を検討しております。重力を反転させて浮遊する・させる、時間軸を反転させて物体の状態を元に戻す(扱いが難しいため時間遡行は出来ないものとしたいです)、力や魔力の向きを反転させて、攻撃や魔法を跳ね返す、といったイメージです。詳細はもう少し練らせていただけると幸いです。問題点があればご指摘ください！

■ case 4 の二人について
巫女の生活のイメージ、ズレていなくて良かったです。10年越しに目覚めた巫女、起きた途端に知らない外の世界ということですよね。喜ぶのか怖がるのか、たぶん両方……でもそれよりも復讐鬼さんの方を気に掛けそうです。
同じことの繰り返しの毎日の中で、時折訪れてはお土産を持ってきてくれたり外のお話をしてくれたりする復讐鬼さん、巫女の中ではとても大きい存在だったと思います。一般的には淡い恋心に分類されるような感情を抱きつつ、おそらくそれに名前を付けられるような対人感覚は閉鎖的な神殿では身に付かないと思うので、あくまで友人として、たまの逢瀬を心待ちにしていたことでしょう。
突如として奪われた日常と、お互いに変わらざるを得なかった二人の立場と運命、10年間のすれ違い……ゾクゾクしますね！

復讐鬼さんのイメージ、ありがとうございます！！
元は高貴な生まれの王子様であったのに、わざわざ神殿に通ってくれる優しいお方であったはずなのに、見る影もなく荒れた黒髪と冷酷な瞳に、胸が痛いです。確かに胸が痛むのに、それと同時に非道な背後の胸は高鳴ってもいます……荒んだ元王子様、癖です。

復讐鬼さんと巫女の繋がりについて、双方の意思でオンオフが可能という設定も、とても良いと思います！ 容易く繋がると身体に影響があるというのも、今後二人の葛藤が見られそうでめちゃくちゃ良いです。残酷な天秤、かけてほしい……！
身体への影響は、小さな星晶花というイメージを元に「繋がりすぎると体温が急激に下がる」「さらに酷使すると身体の末端から結晶化していく」などはいかがでしょうか？ 短期的な連続使用での影響と、累積の影響がどちらもあるイメージをしております。

巫女の魔法の制御についても、先日魔法の質がガラッと変わるイメージでお伝えしましたが、少し改めて、出力の差と微妙な質の変化くらいに留めておこうかと思っております。当初、枯死した星晶花と無理やり繋がっているイメージで「魔力が腐ったような泥水」「生み出した水が強い毒性を持つ」と記載しましたが、本人が星晶花もどきとなっているイメージからすると、かつて無尽蔵に生み出すことが出来たら清浄な水がある程度の量までしか生成出来ず、一定量を超えて無理をすると仄かに鉄の味がする濁った水が溢れる、くらいの方が合っているのではないかと考え直しました。おそらく、限界を超えて無理やり魔法を使うと鮮やかな赤い液体がどろり、という感じだと思います。

復讐鬼さんとの繋がりや、本人の魔法についてはもう少し調整が必要かもしれませんが、一旦巫女の方も台詞サンプルと設定ラフをお送りします。こちらも萌萎の要望はご遠慮なく！


「スイレイさま、なんて他人行儀に呼ばないで。おねがい。今まで通り、ミオって呼んで」
「真冬の水盆の儀の間だって、巡る魔力のおかげでいつも温かだったのに。どうしてかしら、今はとても寒いの。指先から凍り付いてしまいそう」
「私には、もう分からない。花の露は涸れてしまった。涙すら出ない。この身を焦がす憎しみだけが、今の私を生かしているのかもしれない。……それでも、一つだけ、はっきりしていることがあるわ」

スイレイ(水澪) ／ 幼名はミオ(澪) ／ 肉体精神共に10代後半(本来は20代後半) ／ 明鏡止水を体現する清廉な巫女 ／ 慈悲深く献身的な博愛主義者だが、巫女としての責任感と矜持によって支えられている後天的な気質である可能性も高い ／ 本来は好奇心旺盛で好きなものには一途であり、意外と頑固 ／ 歪に老成した人格と子供っぽい感情を併せ持つ ／ 愛情深い反面、愛する者のためであれば時に平然と何かを切り捨てる選択をすることもしばしば ／ 物心付く前からダンギク法国の神殿の奥で半ば囚われの身のような生活していたため、神殿の外を全く知らず、外の世界に少しの恐れと憧れがある ／ かつては時折外の物を手に訪ねてくれる王子との逢瀬を唯一の楽しみとしながら、星晶花へと祈りを捧げ国のために魔法を行使する代わり映えのしない日々を送っていた ／ ダンギク滅亡後、10年の眠りから目覚めた後は激変した周囲の環境とかつて淡い恋心を抱いていた王子の変わり様に混乱する ／ 最後の巫女の生き残りとして出来ることを模索していく中で、変質してしまった魔力の制御に苦戦しつつ、魔法の源となることによる身体的不調を感じながら、謎の悪夢に魘される ／ 毎夜、自分のものではない誰かの記憶を夢に見て、最後は身を引き裂かれる痛みと憎悪の激情に灼かれて目を覚ます ／ 瑠璃色に濃い赤が滲んだ紫の瞳 ／ 腰まである癖のない長髪はかつては艷やかな黒髪であったが、目覚めたときにはすっかり白髪化していた ／ イメージカラーは白菫色


星晶花と深く繋がる力が覚醒し安定するまでは巫女としての正式な名が与えられず、仮の幼名で呼ばれている、という設定を捏造しております。
幼名で呼んでとせがむのは、おそらく幼い頃の無邪気なスイレイです。二人の立場がそれを許さないと思うので、普通に巫女としての名で呼んでいるという設定で構いません。復讐鬼さんは忘れてしまったかもしれない、幼き日の思い出ですね。

また、勝手に謎の悪夢を見る、という設定を盛り込んでおります。星晶花の力が一部受け継がれているのだとしたら、花の記憶も、もしかしたら感情も、少しは流れ込んで来ているのでは、という妄想です。星晶花についての主様の持っている設定やイメージとかけ離れているようであればまるっと改変して、本人も無自覚に押し殺している負の体験と感情が夢という形で表出している、という内容でまとめ直します。
表面上穏やかで慈悲深く、復讐鬼さんを癒やす立場になりそうな巫女の方も、ふとした切っ掛けで憎悪に呑まれる危険性を孕んでいる、という不安定さを出したくて盛った設定です。問題点や萎え要素ありましたらビシバシご指摘ください！



優先すべき生活があると思いますので、多少の間が空くのはお互い様とさせてください。こちらのお返事やご質問がどうしても長くなってしまうこともあり、主様のご負担も大きいと思います。本当に蹴れるだけ蹴っていただいて、無理のないペースでやり取りしていただけるとありがたいです！