匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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あちらでお声掛けさせていただいた者です。
部屋建て感謝です、ありがとうございます。
創作(男女未定)のPFは完成次第記載させていただこうと思うのですが…宜しいでしょうか?
おはようございます。こちらこそ宜しくお願いいたします。
創作のPFが完成しましたので、記載させていただきます。個人的な趣味がかなりありますので、修正点などあれば遠慮なく仰ってください。
鮫島 旭/Asahi Samejima/26歳
容姿/濃い青緑に鮮やかなターコイズブルーのメッシュが入った派手な髪(地毛)を襟足長めのツーブロックに整えていて、眉は髪と同じ色の麻呂眉かつ濃い茶色の目は垂れ目気味。体格は上背がある(197cm)ので比較的華奢に見えるが、実は結構筋肉質。両耳に小さなサメのチャームが付いたインダストリアルピアス、メンダコモチーフのロブピアスを開けている。よく見ると服装のあらゆる箇所にサメ、または深海魚モチーフがある。顔立ちは比較的整っているが、日々の激務によって纏う疲れ切った雰囲気と態度がそれを覆い隠してしまっている。
性格/基本的にはクールで何事にも動揺しない、所謂"デキる大人"風だが、実は元不良。追い込まれたり気を許した友人の前だったりすると元来の短気で乱暴な一面が顔を出す。五条に対しては常に嫌悪感を剥き出しにした態度で接する。生徒達や補助監督には穏やかな態度の為、時折ガチ恋する人間が居るらしい。生徒達からの好感度は高い(真希、虎杖、狗巻の三名からが特に高い)。
関係性/五条の一つ後輩であり、呪術高専の教師(体術メイン)として勤務している。高専時代は五条に身長のことやら何やらで散々イジられており、あくまでも『死ぬ程面倒臭い先輩』認識なので好感度はゼロどころかマイナス。
ガチ恋初心者なのでどう頑張っても小学生男子(好きな子をイジメる)みたいな愛情表現にしかならない五条の完全片想い
ご確認お願いします。
pfありがとうございます!確認しました。素敵な創作様で絡むのが楽しみです!
此方もpf出来ましたので記載させて頂きます。ご確認よろしくお願いします。
名前:胡桃沢 彩莉菜(Kurumizawa Sarina)
性別:女
年齢:28歳
容姿:ミルクティーベージュの髪色。髪はくせっ毛でウエーブがかかっており、肩より数cm下のミディアム。二重まぶたで、ぱっちりとした大きな瞳。丸顔で紅い小さい唇。身長は152cmくらいで小柄で細身。フェミニンな印象の服を好んでよく着ている。
性格:優しく穏やかでしっかり者。困っている人がいたら放っておけない。頼まれたことは断れずしてしまう。頑張り屋で真面目な分、一人で抱え込むところがある。比較的内向的だが芯は強い。恋愛経験は少なく、少し鈍い。
備考:愛称「くるみ」。高専時代の同級生や家族など仲の良い人物以外からは愛称で呼ばれることが多い。甘い物が好きでお菓子作りが得意。お酒は嗜む程度で甘いカクテルを好んで飲む。
関係性:高専時代の同級生。高専時代から両片思いだが夏油が闇堕ちした直後に胡桃沢が危険な目に遭い五条は胡桃沢を失うのを危惧し「お前は弱いから呪術師には向いていない」と告げそれを気にした胡桃沢は一般の道に進みお互い想いを伝えないまま距離が遠ざかった。胡桃沢は高校の教師になり、その高校で教え子達が呪霊に襲われる事件が相次ぎ任務で来ていた虎杖達と知り合い五条の話を聞き、虎杖達の計らいで五条と再会をする。五条は呪術師に向いていないと言ったのを後悔しており、呪術高専の教師にならないかと提案する。胡桃沢はその提案に了承し、呪術高専の教師になり何かと出張などで忙しい五条の補佐として副担任になる。五条はまだ胡桃沢に対して恋愛感情を持っており好きであり、デートに誘ったりと何かとちょっかいを掛けたりしてアタックする。一緒に過ごすうちに胡桃沢も高専時代からの想いを思い出し好きになる。
関係性長くなってしまいすみません!始まりは再会する辺りから出来ればと思っております!
こちらも確認させていただきました。可愛らしい娘様で、お相手できるのが楽しみです。
申し訳無いのですが、ロル形式の確認をしたいので先レスをお願いしても宜しいでしょうか。
( / ありがとうございます!承知しました。先レスさせて頂きます。)
五条悟
「旭~♪ただいま。皆頑張ってるねぇ。はいこれお土産。」
(今回も各方面飛び回り幾つかの任務を片付け呪術高専に戻ってきた。取り敢えず口頭で報告を終え校内を歩く。報告書が溜まりに溜まっているが後回しだ。暫く会えていなかった生徒達にも会いたいが何より想い人である鮫島旭に早く会いたい。言わずもがなグラウンドだろうと廊下からグラウンドを見れば体術訓練をしている虎杖達1年の傍に見守っている鮫島の姿を発見した。驚かせようと音もなく忍び寄れば背後から首に腕を回し声を掛けて。虎杖達も五条に気付けば「おかえり、先生!」と声を掛けており。それにひらひらと手を振れば手に提げていた何時もの如く甘いお土産が入った紙袋を渡して。)
胡桃沢彩莉菜
「…あの子達、ここで待てって言ってたけど何する気だろう…。」
(教鞭を取る高校で教え子達が相次いで失踪若しくは変死体として亡くなる事件が相次いだ。これはきっと呪霊の仕業だ。一般人となった今胡桃沢が手を出すべきなのだろうか、悩んでいたところ呪術高専と思われる生徒達が話を聞きたいとやって来た。これなら安心だと生徒達に詳細を話して託した。それから程なくすればもう事件は起こることは無いと報告に来てくれた。そして話しをしている生徒達は五条先生が何やらと口にした。五条と言う名前に思わず反応してしまい、問い詰められ五条の同級生だと話した。どうやら彼等虎杖達1年生は五条の生徒らしい。「ここで待ってて。」と釘崎に言われカフェの椅子に座らされ1年生達は姿を消した。不安に思いながらも紅茶を飲み待つ。)
(先レス感謝です。では、こちらもロルを記載させていただきます。)
鮫島旭
「ああ…もう帰ってきたんですか、五条先輩。…後2、3日くらい帰って来なくて良かったのに。」
(以前よりずっと体術が上手くなった生徒達の様子を微笑ましく見守っていると、突如背後から首に腕が回される。半ば反射的に筋肉が反応してその腕を掴み、素早く地面に引き倒そうとするが─腕を掴む直前に聞こえてきた声に眉を顰めた。耳に飛び込んできたのは高専時代、自分より身長がデカいのが気に食わない、だとかの下らない理由で散々ダル絡みされた面倒な先輩である─五条悟の声。もう手首の寸前まで伸びていた手を引っ込め、心底嫌悪感に塗れた溜息を吐き出した。今度は躊躇わずに腕を掴み、首から腕を引き剥がして。)
五条悟
「なになに、どしたの悠仁…って、胡桃沢…?」
(何やら急に生徒達から背中を押され、カフェの前まで連れてこられる。虎杖に言われるがまま中へ入り、目の前の席に座る人物を見た所で─口から出かけていた言葉が止まった。そこに居たのは、かつて自分が突き放してしまった少女の姿。あの頃より随分大人びてはいたが、見間違えるはずも無かった。え、だの嘘、だのと我ながらなんとも情けない声を出して彼女の眼の前に座り、少しの沈黙の後─目前の事実を確かめるようにおずおずと口を開いて。)
「…胡桃沢…だよね?なんで…?」
( / ありがとうございます!改めてよろしくお願い致します。 )
五条悟
「何その態度、0点!何日も会ってなくて久々に会った2人、涙の再会なんじゃないの?はい、もう1回するよ。」
(此方としては会いたくて仕方ないと思っていたのに、腕を引き剥がされ挙句には2、3日帰って来なくても良かったと言う鮫島。生意気な態度の後輩に可愛くないと思うも嫌いにはなれない。こういう時は抱きつきあって喜ぶものでは無いのか。目隠し越しで眉を顰め後輩の態度に点数を付ける。そしてこういう態度をしろとでも言うような様子で告げては懲りずに再度鮫島に腕を組んで反応を楽しむかのように隣で顔を覗き込んで。)
「旭、会いたかったよ~♪」
胡桃沢彩莉菜
「…!…五条…くん…?」
(紅茶を飲み一息したところでカフェの外が騒がしいのに気付く。ドアに目を向けたところで入ってきた人物に驚く。あの頃より大人びているがすぐに分かった。此方に近づいてきた彼も驚いているようで声を上げている。座り少しの沈黙が訪れた後確かめるように問い掛けられる。その言葉にこくりと縦に首を振るとこのような事になった経緯を説明する。)
「うん、久しぶり。五条くん。…虎杖くん達が任務に来ていた高校、私が教師として務めてる学校だったの。それで、虎杖くん達に知り合って五条くんのこと聞いて…3人が気を遣ってくれたみたい。」
鮫島旭
「……実践に丁度良いか。皆、ちょっと見ててね。」
(相変わらず面倒な先輩の言葉を右から左へ聞き流し、上の空でふと呟いた。苦笑いで自分の様子を見守る生徒達に優しく微笑んだ後は笑顔を引っ込めて筋肉の反応に任せ、目にも止まらぬ速さで首に回された腕を掴み、足を払って地面へ素早くその身体を引き倒す。抵抗する前に膝で肩を強めに抑え込んで腕を反対側へ捻り上げ、関節を極めて─後は後ろに軽く一押しするだけで、腕の骨がへし折れる体勢まで持っていった。おー、と生徒達が感嘆の声を上げる姿に顔を向け、膝の下に五条の背中を敷いたまま生徒達への解説に移行して。)
「これね、梃子の原理を利用してるだけだから…ほとんど力は入れてないんだよ。でも抵抗出来ないんだよね、無理矢理引き抜こうとすると…腕折れるから。」
五条悟
「…あー…そういうことね。」
(話を聞けば、ごく単純な事情だと分かった。無意識の内に安心したような溜息が漏れ、改めて目の前の彼女をじっと見つめる。─彼女が呪術師ではなく一般職に進んだと聞いた時はもう二度と会えないものだと思っていたし、突き放した自分自身を恨んだ。それが、今こうして目の前に彼女が居る。─この機会を逃す理由など、今の自分には無かった。テーブルに身を乗り出し、彼女の手を掴みながら声を掛けて。)
「…ねえ。胡桃沢が良ければ、なんだけどさ…高専の教師、やってみる気は無い?」
五条悟
「!…ちょっ…解説してる場合じゃないでしょ!ギブギブ!」
(腕を首に回し反応を楽しもうとしていたところ、一瞬のうちに地面に押さえ付けられていた。普段ならこうは行かないのに。鮫島にはつい油断してしまう。関節を極められていて抵抗も出来ない。おそらく無理矢理引き抜こうものなら骨が折れるだろう。瞬時に判断していれば鮫島が解説をしている。生徒の教材に使ったなと眉を顰めながら捻り上げられていない方の腕で鮫島の身体を叩いて抵抗の言葉を告げて。虎杖は「流石鮫島先生!あの五条先生を一発で仕留めるなんてすげー!」と目を輝かせており。)
胡桃沢彩莉菜
「え…高専の教師…?」
(事情を説明した所納得した様子の彼。そしてじっと見詰められる。視線に目を外し俯いていては手を掴まれた顔を上げれば身を乗り出した彼が目の前におり。この距離感は昔と変わらないなと思い出していたところ彼からの提案に目を瞬かせる。今も教師を務めているし教師というのは抵抗はない。しかし、高専の教師となれば呪術を教えるという事になる。彼に言われた過去の言葉を思い出す。あれから卒業して以来、術式は使っていないし少し不安であり俯いて。)
「高専の教師って事は…呪術も教えるんでしょ?…私に務まるかな。」
鮫島旭
「あはは、ありがとう。…まあ、五条先輩も一応人間だからね。人体の構造を理解してれば、こういうのは簡単だよ。」
(抗議の声と共に腕を叩かれると─酷く冷めた眼差しで静かに見下した後、膝を肩から外して五条の腕を解放した。膝を叩いて埃を落としながら立ち上がり、純粋無垢に目を輝かせる虎杖からの称賛には、至極穏やかに微笑んで答える。普段の自分なら─ここで優しく声を掛けながら相手を引き起こしてやるところだが、この先輩相手にそこまでしてやる気は起こらなかった。虎杖達の方へさっさと向かい、普段から自分に報告書の作成を丸投げしたり、今のように授業の邪魔をしたりと─面倒しか掛けてこない先輩への微かな腹いせも込め、何気ない調子で虎杖へ問い掛けて。)
「そんなに気になるんだったら、他のも見る?」
五条悟
「…ほら、僕最強だから…色々忙しくてさ。補佐みたいな感じでいいんだけど。」
(不安げな言葉を呟き、俯いてしまった彼女を見つめて─気付かれないように顔を伏せて唇を噛む。─あの時の言葉がまだ、彼女の心の奥に傷を残しているらしいことが─分かってしまった。今更あの言葉を撤回出来るとも思わないが、誤魔化すように普段通りの笑顔を浮かべてみせる。─目を隠すものを、サングラスから目隠しに変えたことを今ほど英断だと思ったことはなかった。今の顔は、確実に他人には見せられない─情けない表情なのが自分でも分かる。)
五条悟
「先輩に対していくら何でも酷すぎない?旭くーん?」
(やっと腕が解放され身動きが取れるようになる。冷たい視線が向けられているのが背中に伝わってきた。起き上がり砂を払う。此方には目もくれず虎杖には穏やかに微笑んでいる。こんなにちょっかい掛けて可愛がっているのに何故鮫島には伝わらない?寧ろ毎度毎度扱いが酷くなってきている。これは1度先輩に対しての扱いを教えた方が良いのではないか。虎杖は問い掛けに「他にも良いんすか!?見たいです!」と元気良く答えており。虎杖と話している背後から肩をポンとして耳元で声を掛けて。)
胡桃沢彩莉菜
「補佐…。補佐みたいな感じなら…やってみたい、かな。」
(どうやら彼の補佐のような役割をして欲しいらしい。確かに彼は最強で各方面に引っ張りだこだ。忙しく飛び回っているだろうし生徒達のケアが行き届いていないのかもしれない。それなら己でも役に立ちそうだ。…それに、今回の教え子達のように呪霊に襲われる事件は多い。そういう人を1人でも減らせる手伝いが出来るのなら。そう思えば顔を上げてやってみたい旨を伝えて。)
鮫島旭
「……触らないでもらえます?本気で折りますよ。」
(虎杖の純粋無垢な表情を見ていると、日々の激務やら面倒な先輩の相手やらで荒んだ心が洗われるような気がする。肩に触れる手を強めに掴み、下手をすると元ヤン時代に戻っているかもしれない─噛み殺すような視線を投げかけた。虎杖からのリクエストに応え、再び地面へ五条の身体を引き倒す。その首と片腕を両足で素早く挟み込み、一応手加減はしつつも左右の頸動脈をギリギリと絞め上げる─三角絞めだ。少々息苦しくなってくる程度で解放し、次は─顎と腿を掴んで、思い切り背中を反らせる─普段教えている体術からは多少逸れるが、見事なまでのバックブリーカーを決めてやる。その後もロメロスペシャルやら、バックドロップやらのプロレス技で散々憂さを晴らした後、心做しかすっきりとした表情で虎杖へ向き直って。)
「こういう感じ。…ま、途中でちょっとプロレス入っちゃったけど許して?三角絞めはね、あれで脚にもうちょっと力を込めると…首が絞まって死ぬから。」
五条悟
「…ほんと!?…あ、大きい声出してごめん…。」
(少しの沈黙の後、彼女から発せられた了承の言葉に嬉しくなって思わずテーブルへ身を乗り出し─普段よりも1オクターブ程上擦った大声で、叫んでしまう。周囲の客の目線が一層突き刺さるのを感じ、慌てて席に腰を戻した。少々居心地が悪そうに尻を浮かせながら、身を乗り出した拍子にカップから溢れたコーヒーをナプキンで拭く。茶色くなったそれを丸めてテーブルの端へ追いやり、改めて彼女に向き直り。)
「…それじゃ、よろしく。」
五条悟
「久しぶりに会えてちょっかい掛けにきただけなのに何この仕打ち…酷くない?恵~」
(肩に手を置いた瞬間またも技を決められる。しかもフルコースで決められ解放された頃にはぐったりとして。虎杖は鮫島に目を輝かせたまま「マジすげー!鮫島先生、俺にも出来る?」と楽しそうに訊ねており。2人の仲良さげな雰囲気にジトッとした目線を送りながらも起き上がれば砂を払って。虎杖の後ろで見ている伏黒の肩に手を乗せ同意を求めるも「いや…五条先生が悪いですよ。」と冷たく言われ手を払い除け鮫島の方に向かって行った。「野薔薇なら分かって…」と釘崎に述べようとするも遮るように「どう考えても五条先生が悪いでしょ。」と即答され釘崎も鮫島の方に向かい。1人取り残されては態とらしく、「しくしく」と述べながら背を向けて。)
胡桃沢彩莉菜
「うん、よろしくね。」
(了承すると大声で叫ぶ彼に目を瞬かせる。謝ってくれた彼に首を横に振り「ううん、大丈夫。」と答えて。落ち着きを取り戻した彼は改めて此方に向き直るとよろしくと言った。その言葉に頷き此方も返事をする。今務めている高校へは辞職を願い出て引き継ぎなどもしなければいけない、忙しくなりそうだ。彼にはまた高専に行く手筈が整ってから声を掛けた方が良いだろうか。ポケットからスマホを取り出すと「高専に行く準備が整ったら連絡したいから連絡先訊いても良い?」と訊ねて。学生時代連絡先は交換していたが卒業と同時に携帯を新しくし高専に繋がる人の連絡先は消していた。)
鮫島旭
「うん、虎杖くんなら多分出来るよ。体術の才能あるからね、君は。」
(半ば八つ当たりだったプロレス技にも純粋無垢に目を輝かせる虎杖の頭を撫で、優しく微笑んだ。次々に自分の方へ近寄って来る、目に入れても痛くない程可愛い生徒達に表情を更に綻ばせつつ─アラサー目前になっても尚、高専時代と変わらず自分にダル絡みする先輩への─最早哀れみにも似た感情で口元がふ、と皮肉っぽく吊り上がる。口々に称賛の声を上げる生徒達にもみくちゃにされつつ、ふと腕時計を確認すると─もう授業時間が終わっていた。遠くの生徒達にも聞こえるようそれなりの勢いをつけてパン、と手を叩き、授業が終わった旨を述べる。元気よく返事をした後、駄弁りながら次々に解散していく生徒達を見送り─勿論、先輩には一切目を向けないまま踵を返して職員室へと戻り。)
五条悟
「…うん、勿論!」
(高専時代に交換していたはずの連絡先を問われると一瞬、ちくり、と心臓に小さな針が刺さったような感覚を覚えるが─表向きには出さず、自分のスマホを取り出してテーブルの上に置く。すいすいとスマホを操作し、ものの数秒で連絡先の交換は終わった。カフェの外に目を向ければ、何故かそわそわしている生徒達が目に入る。そろそろ帰ってあげた方が良いか、と思ってテーブルに手を付き、席から立ち上がった。代金を払って店を出る直前、くるりと彼女の方を振り返り─あの頃のように笑ってみせて。)
「…連絡、待ってるから。」
五条悟
「旭ー、先輩が悲しんでるのに何で無視すんの?」
(態とらしく構ってアピールをしたものの鮫島にも無視され更には生徒達にも無視をされ授業が終わりを迎えた。「鮫島先生!ありがとうございました!」と元気良く挨拶した虎杖を皮切りに生徒達はそれぞれ散っていく。相変わらず無視をして職員室に向かう鮫島にちょっかいという名の愛情表現をするべく背を追いかけ肩に手を回せば声を掛ける。少しでも一緒に居るために報告書をやらせる事があるが、今回も溜まりに溜まっているため丁度良い。口元に笑み浮かべ頼んでみる。)
「罰として、報告書手伝ってよ。どうせもう授業も終わりでしょ?」
胡桃沢彩莉菜
「うん、準備が出来たらまた連絡するね。」
(快くスマホを取り出し連絡先を交換してくれた。また連絡先に登録された彼の名前を眺めていてはもう帰るようで席を立つ彼。背中を見送っていては彼は振り返りあの頃のような笑みを浮かべた。懐かしさに笑み浮かべては頷き手を振り見送った。_それから高校には辞職の旨を伝え引き継ぎで忙しい日々が続いた。気付けば数ヶ月程経った頃、無事に引き継ぎも完了し辞職が出来た。学校を後にして五条に連絡をと思っていたのに気付けば高専に来ていた。忙しくしているし五条は不在かもしれないが夜蛾や家入に挨拶出来たら良い。高専に足を踏み入れながらスマホを取り出し五条に連絡をしてみる。)
鮫島旭
「……はあ……またですか?元々五条先輩の仕事なんですし、自分でやってくださいよ。」
(再び手を肩に回され、眉間に深い皺が寄る。先輩は相変わらず意味の分からないことを口にし、あまつさえ報告書を手伝えと宣った。─ここで断った所で、強制的に手伝わされるのは目に見えている。一応は職員室に戻り、自分のデスクの椅子を引こうとした時、デスクの上に置かれている駅前のパティスリーの箱が目に入った。箱に貼り付けられているメモ用紙には「鮫島さん、いつもお疲れ様です。このケーキ美味しかったので、良ければ食べてください」と丸っこく可愛らしい字─恐らく、以前任務に同行してもらった補助監督のものだと思われる字が綴られている。─正直なところ甘い物は苦手なのでどうしたものか、と一瞬躊躇った後、ぴったりの人物が後ろに居ることを思い出しては箱を手に取り、無愛想に先輩へと押し付けて。)
「……五条先輩、甘いもの好きでしたよね?これ、貰い物ですがどうぞ。」
五条悟
「はーい。連絡待ってたよー、どうしたの?」
(─彼女が高専に来る。そのことに我ながら浮足立っていたらしく、スマホが彼女の名前を表示した時点で─自分でも驚く程の速度でスマホを掴んで耳に当てた。声だけは何とか取り繕っていつも通りのトーンだったが、端から今の自分を見ればあからさまに浮かれているのが分かるだろう。表情にはいつも以上に締まりが無く、廊下で偶然すれ違った真希には「んだその顔、気持ち悪ぃな」と眉を顰められて。)
五条悟
「いいじゃん、少しくらい。忙しく飛び回る先輩を労うと思ってさー」
(自分でやれと言われるが、ここで引き下がれば鮫島と一緒に過ごせない。引き下がる訳もなく、職員室に入りデスクに着こうとする鮫島にガッツリと手伝わせるつもりであるが少しと言って食い下がる。_と、振り向いた鮫島が箱を押し付けてきた。貰い物らしいが甘い物をくれた。鮫島からくれるなんて。浮き足立ってしまいながらも押し付けられた箱を手に取り目を向ければ箱にメモ用紙が貼られている。この文字女の子からじゃないか?鮫島からくれるのは嬉しいが複雑な気分だ。それをまじまじと見ては鮫島に目を向け訊ねて。)
「うん、好きだけど僕に?旭からくれるなんて珍しい…って、これ女の子から?」
胡桃沢彩莉菜
「あ…五条くん?あのね…無事に辞職する事が出来たから挨拶しようと思って今高専に来たんだけど、時間大丈夫?」
(久しぶりに踏み入れた高専内を懐かしく思い眺めながら歩く。そしてスマホを取り出し五条の連絡先を開くと彼に連絡をする。数回コール音が鳴った後彼の声が聞こえてきた。思いの外早く繋がったことに驚きながらも要件を伝える。歩いているとグラウンドの方まで来ており、生徒が体術訓練をしている姿があった。学生時代を思い出し小さく笑みを浮かべ眺めながら彼の返答にこり耳を傾ける。)
鮫島旭
「……恐らく、以前任務で一緒になった補助監督の方からだと思いますが…それが?…甘い物は苦手なんです。それに、こんな位置に置かれるとPCが開けませんし。」
(─誰から貰ったか、など大した問題でも無い故に、先輩の問い掛けに答えつつ─業務に使うパソコンの真上を占領するように置かれていた箱を処分できたことで、漸く開けるようになったパソコンの電源を入れた。手伝わせるなよ、と言わんばかりの牽制の眼差しを投げつつ、ワードソフトをを起動して自分の分の授業報告書を淡々と片付けていく。普段から溜める習慣が無いせいか、自分の分はものの数分で全て纏め終わった。が、ここで暇そうにしようものなら先輩の思う壺だ。間違い無く山のような報告書を手伝わされる─今日の分の仕事は終わったが、明日の仕事の準備に取り掛かって。)
五条悟
「もっちろん!すぐそっち向かうねー。」
(彼女と通話しつつ、五条は既にグラウンド近くの廊下を歩いている。外に目線を投げると─居た。体術練習をしている生徒たちの姿を、少し離れた場所で眺めているのが分かる。出来るだけ平坦な声を心掛けつつも、やはり知らず知らずの内に上機嫌さが滲み出てしまう。スマホを耳に当てたままグラウンドへ足を踏み出し、彼女の方へ手を振りながら歩み寄って。)
「お待たせ!」
五条悟
「ふーん、それにしては随分仲良いんじゃない?ケーキ差し入れるなんて。」
(誰から貰ったか大いに問題であり、訊ねるも特に何も無いというような様子で返答された。それには一安心であるが、ケーキを差し入れなど明らかに補助監督の方は好意があるだろう。本当に任務で一緒になっただけなのだろうか、他に何か好意を持たれるような事をしたのではないか、探って見ることにして。自身のデスクに山積みにされた報告書は鮫島は牽制しているが手伝ってもらうつもりであり放っておき鮫島の近くのデスクから椅子を取ってくればそれに腰を下ろしじとっとした目線を向け訊ねる。)
「旭は興味なくてもさ、その子は旭に気があるんじゃない?」
胡桃沢彩莉菜
「あ…早いね。近くに居たんだ?」
(彼はどうやら今日は高専内に居たらしい。すぐに向かうという声を聞き、体術訓練をしている生徒達を眺めながら返事をしようと思っていたところスマホからの声と外からの声両方聞こえて。声のした方に目を向けると手を振りながら歩み寄って来た彼。スマホを耳に当てたまま目を瞬かせるも耳から離しスマホを閉じて笑み浮かべ声を掛けて。_グラウンドを抜け職員室に向かう廊下を歩きながら懐かしむように周りを眺めては「懐かしいな…」と呟いて。)
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