名無しのエゴイスト 2024-01-16 21:42:17 |
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それでいいなら助かるけど…。じゃあ、今日はデリバリーにするか
(自分はあまり手先が器用な訳では無いし、元々料理も得意ではなかった為、同棲をし始めたときは食事を作るのには大変苦労したが、自分よりも料理が何倍も苦手な相手を見たからには自分が頑張らなければとやる気が湧いてきて、それからは料理が段々と上達してきたが、やはり面倒だと感じる場面も多々あり、今日は相手から提案してくれたしそれに甘えて作るのはやめようと考え。そんなことを考えていた為、相手が自分の考えないようなことを考えていることは露知らず、明日はどんな所に連れて行ってくれるのだろう、今日のデリバリーは何を頼もうかと色々なことに意識を向けていて。自分が指摘したことに相手が返答したのを聞けば、照れたような恥ずかしいような笑みを浮かべて「それは嬉しいな、俺もカイザーだけだからな」と言葉をかけて。)
(/いえいえ、全然構いませんよ…!では、自分もこれにて失礼致します!)
あぁ、家でゆっくり出来た方が良いだろ。何を食べるかは世一が決めていい
(赤の他人から見ても明らかに自分のことが好きだと分かるような表情を浮かべて相手から真っ直ぐに純粋な想いを伝えられると、少しだけ涙腺が緩んだのか、相手の照れが移ったのか…自身の顔が少し赤くなっている気がして。相手から視線を逸らしたくなり、顔を隠すように口元を手で覆い、手元に置いてあったスマホを取って画面を操作し始めるが、耳まで赤くなってるのはさすがに隠せないため相手には見えてしまっているだろう。慣れた手つきでデリバリーの注文表を開くと適当に画面をスクロールしながら選択権は相手に委ねようと上記を述べるが、照れ隠しのためか何だかぶっきらぼうな言い方になってしまい。)
ん、わかった。…なんかちょっと顔赤くなってね?熱でもあんの?
(ぶっきらぼうな言い方だが、自分を優先してくれている相手の優しさで心の中が温かくなってきて。この先どんな人生を歩んでもこんなに自分のことを愛して大切にしてくれる人は居ないのだろうなと考えながら、相手と別れてしまえば今後立ち直れないと思い、相手は自分とは違ってすぐに恋人なんて出来るだろうし他の人に目移りしないように色々頑張らないとと意気込んでいて。そんなことをしていると、ふと相手の顔を見た時に顔を隠すように口元を覆っているのが視界に映り何をしてるんだと思うが、耳が赤くなっているのがわかると首を傾げながらどうしたんだと尋ねて。どうやら自分が相手にとって喜ぶ言葉を言ったという自覚はないようで。)
クソ鈍感世一くんは要らないことには気づくのねぇ。ある訳ないだろ
(普段は鈍感な一面が垣間見えることが多い相手から顔が赤くなっていることに気付かれると、まだ少し顔を赤く染めたまま不貞腐れた様な表情を浮かべてしまう。注文画面が表示されたスマホを相手に手渡して、自分は顔に集中した熱を飛ばすためか半分程残っていたトーストを口に押し込み胃に流し込むと、空になったお皿とサラダボウルを先に食べ終えていた相手の分も併せてシンクに運ぶ。スマホに表示されてる文字は全てドイツ語のため、恐らく料理の写真くらいしか見れていない相手をサポートしてやろうと、先程は対面する形で座っていたが、一緒に画面を見れるように今度は相手の隣に腰をかけて、「さて、何が食べたいんだ?」と元の調子で聞いて。)
クソ鈍感って…。ないならいいんだけどさ。あ、ありがと
(ただ心配をしただけなのにこんなに言われなくちゃいけないのかよ…と内心悔しさが滲むが、熱があるのかと言う自分の問い掛けに否定の言葉を掛けられると、少し安心した様子でそれならいいと返して。まだ相手が発熱をして自分が看病をしたことは無いが、普段から色気を放っているのに熱のせいで顔が赤くなって何も考えられなくなっている姿を想像すれば、“いや、それはヤバい”と内心思っていて。そんなことを思っていると相手から注文画面が表示されたスマホを渡され、まだ少しだけ残っているトーストを皿に置き、手に着いたパン屑を落とした後にスマホの画面を指でスライドさせ、上から見ていくが全てドイツ語で書いてあるため文字が読めず、困っていたところに相手が隣に座り何が食べたいんだと問われれば、『ん~…そうだな。あ、これなんて書いてある?』とトマトパスタの写真が載っている所の文字が読めず、相手に聞いてみて。)
これはシュペッツレだな。ミュンヘンでもよく食べられてる卵麺だ。日本人にも好まれてるようだから甘いもの好きなお子サマ舌にもうってつけじゃないか?
(元から食にはそこまで拘りはなかったが、さすが美食の国と言うべきか、恋人に胃袋を完全に掴まれてからはどの料理を食べても『世一が作る料理の方が美味い』と思うようになり、相手の指に合わせて動く注文表を興味なさげに目で追いかけていると、読み方を尋ねられてスマホを覗き込む。注文表にはヴルストやらじゃがいもやらの重たそうな料理が並ぶ中、トマトとチーズの乗ったショートパスタが気になっている相手がレストランでお子様ランチを選ぶ小さな子供のようだと思ってしまい、可愛らしさを感じて。無性に頭を撫でたくなり、茶化しつつも読み方を答えながら腕を相手の背後に回し頭をポンポンして視線を送り。)
しゅぺっ…?ミュン…?ま、まぁいいや。お子様は余計だっつーの。俺はこれにするけど、カイザーはどうする?
(読み方について答えられると、聞き馴染みの無い言葉ばかり相手の口からポンポン出てきて眉を下げて戸惑った様子を見せるが、日本人である自分の口に合うという情報が本当なのかという疑問もあるが、相手以外に読み方を頼る人も居ないし、そんなにちっぽけな嘘はつかないだろうということからこれにしようと決めて。相手も自分と同じものにするのだろうかと考えながら相手が好きそうなものを探すため、再びスマホの画面をスクロールさせ、頭をポンポンと撫でられ、いきなりなんだと思いながらいつもの事かとどこか納得しており、丁度いい高さにあったのか甘えるように相手の肩に頭を預けて。)
あぁ、お子様じゃなくてベビーだったな?…俺は同じものでいいが、他に食べたい物はないのか?俺の分を世一が食べたい物にすれば分けられるだろ
(言葉を覚えたての幼子のように自分が言った単語を戸惑いながらも復唱しようとする相手に可愛いからこのままでもいい気もしたが、この先のためにもせめてドイツ語を話せるまでには育てないとと謎の使命感を抱え。凭れてきた頭に何の疑問も持つことなく肩を貸し、相手の髪を梳くように撫でながらスクロールによって数々の料理を映し出す画面を眺めるがやはり食指が動くものはないようで。せっかくなら色んな料理を食べれた方がいいのではないかと、自分の料理スキル的に美味しい料理を振る舞えるはずもないため、デリバリーをいいことに他に希望はないか尋ねて。)
うっせ、いつかドイツ語で話せるようになってやるよ。いや、俺はいいよ。俺の作る料理は日本のもの多いし、たまにはこういうのも食べたいだろ?
(お子様、ベビーなどとバカにしているようなことを言ってくる相手に悔しさを覚えたのか意地を張って相手とドイツ語で話せるようになると意気込んでいて。他に食べたいものは無いのかと聞かれれば、遠慮がちに自分はいらないと言って。どうやら自身が日頃から作る料理は日本でよく出る料理や和食で、相手の母国であるドイツの料理を作ることが出来ないためこのような機会にはドイツの料理を食べて欲しいと思って。俺もドイツ料理を作れるようにならないとな…なんて思いながら、明日の夜にでもそのドイツの好きな料理を聞いて作ってみたいなと気になっているようで。)
なら幼児向けのドイツ語学習の本も注文しておかないとな。…正直なところお前の作ったものを毎日でも食べたいが、そこまでの負担をかけさせる訳にはいかないからな。今夜は世一の言う通り母国の料理を楽しむとしよう
(お子様などとからかわれた悔しさから相手がドイツ語を話せるようになると意気込んでいることを察すると、追い討ちをかけるようにワザと″幼児″なんて言葉を使って相手を揶揄して。日本料理を作ることが多いと言われれば、恋人の作ったもので自身の血や肉が形成されてることにしっかり幸福感を覚えており、正直に思いを告白するも、相手の苦労を考えれば毎日作ってもらうのは少し気が引けてしまい上記を述べて。片方の手で相手の手からスマホをひょいと取り上げると片手間に注文を進めつつ、もう片方の手で相手の前髪をそっと上げ、気遣いへの感謝も込めておでこにキスを落とし。)
(/大変長らくお待たせ致しました…!!危うく無言失踪するところでした…。申し訳ございません。何度も上げていただきありがとうございます!世一背後様もまだいらっしゃいましたらご自身のペースで大丈夫ですので返信頂ければ幸いです…!)
幼児向けって…お前な…!…そうか、気遣ってくれてありがと。ん…か、カイザー、いひ、りーべ…でぃっひ…?
(自分がドイツ語を勉強すると意気込んでいるところに追い打ちをさけるようにわざとらしく幼児と口にする相手に少し腹が立ったのか相手を軽く睨むようにして見るが、相手からすれば子猫が威嚇をしているようにしか見えないだろう。料理を全て自分が負担しているいう点に相手が毎日料理をするのは大変だろうと気をつかってくれていることになんだか心が暖かくなるのを感じながら、そんな気遣いしなくていいのにと言葉を掛けようとするが、それではせっかく気遣ってくれた相手に失礼だろうかとも思いその言葉は留めておき、代わりに感謝の言葉を口にする。そして、相手から額にキスをされると、少ししてから相手の服の裾を掴むようにしてこちらに視線を向かせれば、最近検索したドイツ語での愛の言葉を相手に投げ掛ける。だが、やはり慣れていないため記憶も曖昧で、合っているかなと不安に思いながら首を傾げて。)
(/いえいえ、全然大丈夫です!忙しい中での返信ありがとうございます、無理をなさらずリアル優先でお願いします。)
…なっ、は、……おま、そういうのはどこで覚えて……、はぁ…恋人が愛らし過ぎるのも悩ましいものだな
(裾を引っ張られて1度スマホに戻した視線を再度相手の方に向けさせられると、拙いながらも確かにドイツ語で″愛してる″の言葉が耳に入り。普段から愛の言葉などそうそう聞けるものではないのに、ドイツ語で、肉声で聞こえたとなると一瞬放心してしまい、手に持っていたスマホがゴトンッと音を立てて机に滑る落ちるが、そんな事は気にもならない様子で。裾を引っ張り、愛を囁いて、首を傾げるというそこらの女性がやればあざとさで砂を吐くところだが、目の前にいる恋人がやればどこで覚えてきたのかと言葉を漏らす。少しの間を空け、正気に戻りつつある頭が『そう言えばこいつはこれが素だった』と思い出すと、短く息を吐き、自分の恋人の愛くるしさに末恐ろしさを感じつつ、柔らかい笑みを浮かべながらハグをしようと手を広げて。)
(/ありがとうございます!!相変らずの激甘々カイザーくんですがよろしくお願いします…!)
お、おい…携帯…。つか、そんなビックリすることじゃないだろ。
(相手が手に持っていた携帯がゴトン、という音と共に机に落ちていき焦った様子で相手の服の袖を掴んでいた手を離し携帯を持ち上げ、画面が割れていないかを確認して。幸い画面が下になって落ちたわけではなかった為画面は割れていないが、普段はあまり言わないが言うべき場面ではきちんと愛の言葉を伝えるようにはしているし、自分の愛してるの言葉だけでそんなにも同様するものなのかと疑問に思っていて。普段の相手とは違う余裕のない様子が少し面白く感じながらも、残ったトーストを口の中に頬張り咀嚼をする。柔らかい笑みを浮かべて両手を広げ待つ相手を視界の横に捉えれば、咀嚼していたトーストを飲み込み、仕方ないなと言った様子で抱きつきにいき。)
(/いえいえ、甘々カイザーくんとっても助かります…!こちらのたまにカイザーくんのことをいじる世一くんをよろしくお願い致します!(蹴り可))
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