香月慎太郎 2024-01-13 20:50:59 ID:b62841df1 |
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いやだ。湊さんの気持ちを無視するわけじゃないけど、俺は湊さんと付き合います(友達のままでいることをきっぱり断って、差し出されたアジフライにぱぁっと表情を明るくすると口を開きひと口食べて)
湊さんに食べさせてもらったから美味しい。俺、湊さんの料理も食べてみたい(嬉しそうに言うとまた希望を出して)
なんで、付き合う事に拘るんだよ。(と言うか、もう付き合ってるようなものなのではないかと疑問に思うが、そこは言えずに胸の内に秘めて)
いや、普通にシンちゃんの作る料理が美味いだけよ?(自画自賛かなと思いつつ、料理の話しをされると顔が強張り)
え?料理?俺が?無理だって、シンが教えてくれるなら、一緒に、作ってやるけど、、(シンの料理が美味しいので、比べられたくないので、妥協案を出して)
好きだからです。俺を選んでほしいからです。それに…友達じゃできないことをもっとしたいので(下心をむき出しにして静かに訴え)
湊さんが食べさせてくれるものは、よりおいしくなるんです。いつもの食事もですが、湊さんがいてくれるときの方が何倍もおいしい(口元へ運んでくれる相手の様子が視覚的にも美味しく大変満足して答え)
チャーハンとかどうですか?カレーとか。失敗がなさそうな料理ですし。一緒に作るなら、湊さんが包丁で怪我をしないように食材は俺が切りましょうか。湊さんが困ってたら俺も手伝うので大丈夫です(自信なさそうな相手を安心させるように柔らかい声音で話し)
なぁ、俺ってさあ。シンの事結構好きだと思ってるんだけど、言うてさ、自分から言っておいて、こんな事言うのも変な話しなんだけど、と、友達以上くらいには思ってるし、、(なんで、自分は素直になれないんだと頭を抱えたくなりつつ、精一杯の言葉で気持ちを伝えようとして)
なんか、そこだけ聞くと俺いつか食われそうで怖いんだけど、、(美味しくないからな?と冗談混じりに付け足し)
チャーハン?カレー?まぁ、そのぐらいなら、、てか、絶対シンが作る方が美味いからな(2人で作っている所を想像すれば、自分が居る意味あるのかと疑問に思い)
友達以上…そうですよね。キスした仲ですし(自分の唇に指で触れながら、一生懸命伝えようとしてくれる相手を見て)
まだこんなに明るいうちから…。俺には食べてほしいって聞こえますけど?そんな誘い方されると思いませんでした。湊さんがどんな味かは俺が確かめます。湊さんの料理も、湊さんも俺がいただきます(完全に意味を履き違えると欲情した表情で相手の手首を掴み、舌なめずりして)
い、言うな、バカ!(危うく、飲んでいたお茶を吐き出しそうになり口許を手で隠し)
え?ちょっとなに?意味違うんだけど、誘ってねーわ!
(シンの言葉の意図がわかると、こんな昼間から何を考えているだ、こいつは。と思うが、健全な高校生なら普通なのか?とかも思うも、その欲が自分に向いていることが問題で)
お、俺、仕事戻らないと、、
その気にさせておいてすぐ逃げる。いいですよ、湊さんの手料理は約束してもらいます(相手にその気がないのは心のどこかで承知している為、仕事に戻るという相手からすぐに手を離し)
今度のデート、湊さんのつくるお昼ごはんを食べてから夜は夏祭りに行きませんか?今週の日曜です(この近くで開催される祭りの情報をスマホ画面で見せて)
買ったお揃いの服も着たいし…お願い、湊さん(一度離した手の指を相手の指と絡めていき、懇願の表情を浮かべ)
い、いや、別に、逃げてるわけじゃ、、
(違うと否定したかったが、ハッキリと言わないのは逃げなのかと思うと、黙ってしまい。とりあえず聞く姿勢になると、次のデートの話しをされ、顔を上げてシンの方を見る、そしてスマホの画面を眺めて)
夏祭りか、、そうだな。せっかく買ったんだもんな。いいぞ。付き合ってやる。(懇願の眼差しを向けられると、断る事が出来ない。それに、自分もシンから誘われて嬉しい気持ちがあるので、了承して)
ほんとですか、ありがとうございます(次の約束ができると満面の笑みを浮かべて)
昼に湊さんの家に行きますけど、何の料理にするか決まってなかったら一緒にスーパー行きませんか?
湊さんの食べたいものを一緒に作ってみたいし。最悪失敗しても、夏祭りの屋台で食べればいいので気楽にいきましょう(料理デート、買い物デートも捨てがたく計画を立て始めて)
あ、あぁ、シンに任せるよ。
(話しがそれて良かったと思うと同時に、シンの機嫌も良さそうだと分かると、話しを蒸し返して、変な雰囲気になられても困るので、シンに丸投げしてしまおうと思い)
楽しみだな。
湊さん、無理してませんか…?俺、湊さんの都合も考えずわがままを押し付けていたかも(素直に受け身でいる相手の様子が気になり、計画の話を一旦止め相手を見て)
湊さんがこうしてほしい、ということがあったら言ってくださいね、
え?無理?してねーけど、、いやいや、そんなことないって、嫌なら、ちゃんと断るし。って言うのもなんか変か、、
とにかく、俺はシンが喜んでくれるなら、一緒に出掛けたい、、
(自分で言っておいて、よく考えたら、恥ずかしいセリフだと思い、いよいよ仕事に戻ろうと椅子から立ち上がり)
よかった。ありがとう、湊さん(離れていってしまう相手の手首を掴み、顔を近づけたが思いとどまって微笑みだけ向けて体を離し)
そのうち湊さんの希望通り、湊さんのことをおいしく頂くので覚悟してくださいね。
湊さん忙しそうだから今日はもう帰りますけど、明日もなにか作って持ってこようと思うのですが何か食べたいものありますか?(コインランドリーの出口で立ち止まって相手へ尋ね)
えっ、、な、なんだ、今のは!(顔を近付けられたので、キスされると思ったらしいが、微笑みだけ向けられると赤くなりながら言い返し)
変な言い方するなよ。いやらしい。
食いたい物?別になんでもいいよ。シンの作る料理はなんでも美味いし、、
(シンへの言葉に対する返答を思った通りに返すと、帰ろうとする相手を見送り)
なにか期待しましたか?(何回でもキスしてしまいたいが、飽きられないようにしたいのとキスに慣れない様子の相手が可愛くて、まだそのままでいてほしいと思っていることは隠し、いじわるするように尋ねて)
直球に言ったほうがよかったでしょうか。だいぶマイルドな表現にしたのですが(言葉を選ばす口にしてみようかと小首を傾げ)
湊さんの好みをちゃんと把握したいと思ったのですが…俺の料理ならなんでもいい?もう俺は湊さんの胃袋掴めてますか?パートナーとして手放したくないって思ってくれますか?(相手のまぁまぁの殺し文句に再び相手の前にきて詰め寄り、質問攻撃をして)
き、期待なんかするか!
いい、言わなくていい。言うな!(耳を両手で塞ぎながら言えば、これ以上揶揄わないでくれと思いつつ、シンからまた次の言葉が聞こえる。耳を塞いでいても聞こえてくる、その声を拾うとますます恥ずかしくなり赤くなり)
い、胃袋?それは、そうだな。パートナー?何のパートナーだよ。そして近い!
(相手と多少話しが噛み合っていない気がするが、自分が思った事を言えばいいだろうと思い)
言わなくてもわかってくれるなんてさすが湊さんですね(耳を塞いで困っている相手が小動物のようで、見ていてさらに食べたい欲求が増し)
パートナーは…湊さん、俺と結婚できる人は幸せだって言ってましたけど、俺は湊さんがいいってことです。ちゃんと申し込むのはもう少し先になりますが待っててください(耳に手を当てている相手の手の甲へ誓うように口づけて、コインランドリーから出ていき)
ん?うん。恥ずかしいから言わないでって意味だからな?
(ちゃんと伝わっているのかなぁと思いつつ返事をする)
けけ、結婚?!いやいや、まずはお付き合いが先だろ?手順を踏みなさい!
(何故かお母さん口調になると、不意にシンの顔が近付き、予想していなかった所に口付けされてビクっと反応し)
ちょっ、なにして、、
手順踏んだら…いいんですね
(店の外から一言、聞こえるか聞こえないかくらいの声で呟き、「また明日」とコインランドリーを去れば相手の言葉を思い出し、帰り道を歩く。
結婚について、否定はされなかった。
そのことが頭の中を駆け巡り、どうしても甘い期待をしてしまう。目の前の道が急に開けた気がして気持ちが落ち着かなかったが、周囲に認められる結婚のような形にはこだわらず、ただ、ずっと2人で暮らせたら…と切に願い、自分の顔と同じように赤い夕暮れの空を見上げて)
いや、手順、、は大事だと思うけど、、
(シンの最後の言葉にそう言ってしまうが、シンが居なくなって1人になると、自分の恋の手順が、そもそも違うのではないかと頭を抱えてしまう)
いやいや、何が手順だよ。キスの前にお付き合いが先だろー俺!(誰も居ない、コインランドリーだからこそ、叫んだら尚恥ずかしくなり、今日も寝れないかもしれないと頭を悩ませ)
できた(翌日の早朝、自宅の台所でやりきった顔をしてテーブルの上の手づくりした弁当を見つめる。
丁寧に巻いた卵焼きと、揚げたての鶏からあげ、その上にハート型の茹でにんじんを散らして愛をアピール。
その横に詰めている、おかかを混ぜ込んだネコの形のおにぎりにはチーズと海苔で目と模様もつけて、以前に彼から貰った時計の猫に似せてみた。
ふと、壁のカレンダーを見てもうじき終わる夏休みに寂しさを感じるのは、こうやって彼の為に自由に使える時間も、コインランドリーで会える時間も学校が始まれば削られてしまうからで。
少し早いが弁当を持って玄関を出ると、相手が到着する前にコインランドリーの入り口の前に来て気長に待ち)
シンと付き合う、シンと付き合わない、、(そんな事を呟きながら自宅へ帰る。結局相手の事を考えていて、またしてもろくに眠れなかったらしく、今朝はなんだか頭も痛い。休もうかなと思うが、寝不足で休むなんて大人として、どうなんだと思い重たい足取りで職場へと向かう。コインランドリーの近くまで行くと、考えていた相手と会い)
シン、こんな朝早くに何しんだよ、、
湊さん、おはようございます。湊さんの昼食作ってたんですけど早く会いたくて…湊さん、体調あまりよくないですか?
(相手の声に反応して嬉々として話し始めるが、あまり元気のない相手の様子が気になり、相手の前髪の下から手を滑り込ませて額に触れ、熱があるかを確かめて)
お前は、朝から元気だなぁ~
うわっ!?な、なにナチュラルにボディタッチしてんだよ!
(寝不足で、ぼっーとしていたので、始め何をされているのか理解するのに時間がかかるものの、額に温もりを感じると、赤くなり後ろに後退り)
俺は湊さんの体温が気になっただけです、じっとしてください(逃げる相手の手を引っ張り引き寄せると自分の額と相手の額を合わせて)
ちょっ、近っ!?わざとかお前、、(心拍数が一気にあがり、とりあえず顔を引っ込める努力をする)
誰のせいで夜眠れてないと思ってんだ、お前はっ!今度は心臓に悪いわ
(手も引っ込めると自分の胸に手を当てて、深呼吸をして落ち着きを取り戻そうとして)
熱はそこまでないみたいですけど…夜眠れてないんですか?俺のせいで。湊さんの心臓に負担をかけるようなことを俺が…(相手の健康状態が芳しくない原因はこちらにあるというように聞こえて、身に覚えがないか一考し)
やめて!考えるのやめて!マジで、恥ずかしいから!
(本当に、恥ずかしいと思いシンに考えさせないようにしなければと思い、あたふたして最終的にシンの手を引いてコインランドリーの中に入ると抱き締め)
何も言うな、考えるな、じっとしてろ、分かったな。
み、なとさん…どうしたんですか?湊さんからなんて珍しいですね(相手の行動に驚いて一瞬固まってしまったが、抱きついてくる相手の腰に自然と手を伸ばし、こちらからも抱きしめて)
う、うるさい!喋るの禁止だって言っただろう、、(無茶苦茶な事を言っているのは、充分分かっている。それでも、そんな言葉にしか出ない。暫くすると手を離して少し下がりシンを見る。主に自然と口許に目線が行くが、いやいやいやと首を振り相手から離れて)
じゅ、充電終わり
ち、違う。そうじゃなくて、いや、そうなのか?と、とにかく俺の為に弁当作ってくれたんだろ?ありがとな。
(どこ見てました?の返答には答えずにはぐらかすと、不自然なく話しを晒そうとして)
正直に言ってくれたら弁当より、もっといいことしてあげられますけど(つーと相手の唇を親指でなぞり、勘違いかもしれないが物欲しそうに見られていたような気がして)
湊さんが寝不足で辛いなら今日は俺がずっとそばにいて少しでも役立てるようにがんばります。掃除くらいしかできないかもしれませんが(間近で相手の顔色を気にしながらじっと目を見つめて)
な、なにを言ってるんだ、お前はー!
そして、触るな!お触り禁止!
(胸の前で手を交差させてバツをつくると、数歩後退り顔を真っ赤にして相手を見て)
一緒に居たら余計に寝れ、いや、逆に寝れるのかもしれないな、、
(シンの事を考えて寝れないのなら、本人が居た方が寝れるのではないかと、謎な結論にいたり頭を悩ませて)
さっきは湊さんからも触ってくれたのに…(お触りを禁じられ、納得がいかない様子で口をつぐみ)
じゃあ、今夜一緒に寝ましょうか。俺は今週まで学校休みなので気にする事はありません。きっと湊さんを安眠させてみせます。ねぇ、湊さん(相手の言う事はきかずに相手の手をとって懇願し)
そ、それは、決してやましい気持ちがあったからじゃなくてだなぁ~
って、言ってるそばからお前はぁ(でも、確かに自分は良くて相手もダメなんて、おかしいよなと思い、とりあえずお触りは禁止じゃなくて、いいかと思い)
一緒に?俺とシンが?え?寝れる気がしないんだけど、どうしよう。(実際に寝てみないと分からないと思い首を傾けて)
…ほんと?わざわざコインランドリーの中に隠れるように引っ張ってきて抱きしめてくれたのに?(さっきの相手の行動の意味が、本当に自分で充電して満たされたかっただけなのか気になり)
湊さん、昨日は眠れなかったんですよね。だったら今夜は眠れますよ。俺の腕の中で(戸惑う相手とは裏腹に、にっこりと余裕の笑みで返し)
う、うるさい!引っ張って抱き締めたのは、周りに見られたら困るからであって、あれ?
(自分から言っておいて、そもそも、なんで抱き締めたいと思ったんだと思ってしまい自分でも、よく分からなくてなり、これ以上、この話題を続けたら、とんでもない事を言ってしまう気がして止め)
あのさぁ、それマジで言ってる?俺の事揶揄ってない?
俺達、見られたら困ることしてたんですね。お客さんが来ないうちにもっと2人きりの時でしかできないことしましょ(相手の肩の後ろへ両手を回して引き寄せて)
俺の腕の中で寝てくれないんですか?安心感を与えられるように努力します(抱きしめたまま相手の背にぽんぽんと触れ、相手の髪を撫で)
いや、それは、だって、そうだろ?町内の人が見るんだしさぁ、会ったら気まずいだろ?(ご近所さんから、あらぬ噂が流れたらシンとの関係がバレそうな気がする。でも、ふと思う。付き合ってないのに、なんの誤解があるのだろうと自分でも考えてしまうが、抱き締められると一気に頭から悩みが吹き飛び)
ちょっ、ちょっと、シン!あ、安心するのは分かったから、ちょっと、一旦離れて。恥ずかしいから
俺は、別に不都合なことがないのなら周りの人に俺達の関係がバレたって構いません。こそこそと隠れて付き合うのは苦しくないですか?
(さもすでに付き合っているかのように真面目に答え)
わかってくれたんですね、よかった。湊さんお仕事ありますよね。俺、店の外をほうきで掃いてきます。落ち葉結構あったので。まだ暑いけど夏も終わりですね(相手から離れると掃除道具を取り出して、コインランドリーの表に出て)
ん?ちょっと待て!俺たちいつから付き合ってるの?
(シンからの爆弾発言に耳を疑うと、思っていた事をそのまま口にだして言ってしまう)
おい、ちょっと待て!ちゃんと話し合おう!
(そして、さっさと掃除に行こうとする相手を引き留めようと、歩みよれば腕を掴んで止め)
付き合っているようにみえる関係、に訂正します。でも将来的に湊さんと付き合うので大差ないです。周りなんて気にしなくていいじゃないですか、俺はいつでも湊さんといちゃいちゃしたい。
…また湊さんから触れてくれた(ただ止められただけなのに腕を掴まれて嬉しそうな声音で微笑み)
何を話し合うんですか?
今夜、俺が湊さんの家に行く時間?風呂済ませて、お泊まりセット持ってちゃんと行きますから安心してください。それとも夕飯も一緒に食べますか?湊さんの手料理、今日でもいいですよ?(相手の家に行くことしか頭にない状態でいくつか尋ねて)
ちょーっと、待って。落ち着け!とりあえず落ち着けって、分かった。泊まりに来ていいよ。そこで、ゆっくり話そう。
(これは今話す事じゃないと思ったし、自分もこれから仕事をしなくていけないので、とりあえず泊まりに来る事は承諾して、そこで、これからの事や思っていることを、キチンと話したいと思い真面目な、だけど照れくさそうに話し)
はい、1つの布団の上で2人でじっくり語りましょう。でもちゃんと寝てくださいね、一応、湊さんが安心して眠るために行くので。もちろん、それ以上のことをお望みなら喜んで付き合います(お泊まりを承諾してくれた相手に満面の笑みで返し)
いや、悪い。実を言うと最近ほんとに寝れてなくて、ゆっくり話せそうにないんだよな、、お前が居れば寝れるかと思ったんだが、ちょっと睡眠不足で変な事言った。忘れてくれ、、
(おかしいのは自分が寝ていないせいだと思い、とりあえず今日を寝る為には、シンと居ない方がいいだろうと思い申し訳なさそうに謝ると頭を抱えて)
え、いやです。話さなくてもいい、2人で一緒に、静かに寝ましょ。(正面から優しく抱きしめて考え直させるように囁き)
つらいなら、今仮眠したらどうですか?
俺ができることなら仕事手伝いますし(とりあえず相手を椅子にゆっくり座らせて)
え?話さなくていいのに、泊まりに来るの?
(相手に誘導されるまま椅子に座ると、その温もりで睡魔が襲ってきて、シンから離れようと貴方の胸を押し)
シン、ヤバイ、眠くなる、、
そばに湊さんの体温があればそれでいい。
よしよし、眠っていいですよ(自分も隣に座ると、押されてもぎゅっと軽く抱きしめてから自分の太ももに相手の頭をそっとのせて、髪を撫で)
湊さんかわいい(今ならバレそうにないだろうと、眠気たっぷりの相手の頬にキスをして)
なんだよ、それ、、俺が居ればいいの、かよ、、
(あまり寝れていなかったので、ウトウトし始めて誘導されるがままに膝枕されると、ヤバイまじで寝落ちすると思いつつ瞼を開けていられなくなり目を閉じて、いつの間にか仮眠していて)
(口付けていた相手の頬から口を離し、すやすやとした寝顔を見て、ここで寝ちゃったらもう今日は泊まらせてくれないんだろうと少し寂しく思いながらも微笑みながら見つめる。
自分のせいで眠れないと言っていたのに自分の膝で寝ている相手が愛おしくてまたキスをしようとしたら、見知った年配のご婦人常連客が入店してきた。
軽く会釈をし、客もこちらの光景に微笑みながら頭を下げて洗濯機を利用しその場を後に。それからも2、3人来てこちらの様子は見られている。
″俺の湊さん″の寝顔を見られるのに抵抗はあるが、湊さんの大切にしている常連さんになら目を瞑ろう、今後とも俺の湊さんをよろしくお願いします、という視線で客を見送っていく。
店の時計を見ると来てから1時間が過ぎようとしている。今のところ相手の枕にしかなれていないが、彼の安眠を守りずっとこうしていられたらいいのにと窓から秋の風を感じながらまだ眠る相手の柔らかな髪の上から頭をそっと撫でた)
んっ、あれ?俺、どうしたんだっけ、、、
(数時間後、ゆっくりと目を覚ます。まず、自分の置かれた状況を把握するのに少し時間がかかった。そして、ハッと我にかえりシンの膝で寝てしまった事に気付くと頭を上げて起きあがり、そのまま頭を下げ)
わ、悪いシン。めっちゃ寝てた。膝疲れたよな?お客さん来た?ほんっと、ごめん!
湊さん、よく眠れましたか?ふ、謝らないでください。俺は湊さんの寝顔で癒されましたから。
お客さんは来ましたがなにも問題は起きてません。大丈夫ですよ(寝起きの相手の様子も可愛くて思わず笑みをこぼし、安心させるように声をかけ)
あ、でもちょっと脚が痺れたかも…今日、湊さんの家に泊まる時、寝る前に俺の脚をマッサージしてくれますか?(人の罪悪感を利用するのはためらわれるが、どうしても相手の家に行きたくて理由をつくり)
いや、寝過ぎた、、やっぱ歳だな、、
(寝てないとこなるのかと深い溜め息を吐きながら時計を見れば、時間的にはそんなに進んでいなかったことを知ると今日は夜眠れそうだと思い)
え?やっぱり泊まりに来るの?(シンに言われると、自分から言ったもんなと思うと同時に少し寝て、冷静に考えると恥ずかしいだろうと思い)
泊まりたいです…だめですか?(弱々しい声で問いかけると相手の後ろからハグして相手の首元に顔をうずめ)
いいって言うまで離しません、、
ちょっ、シン何して、、(ドキッとして少し動きが止まると、とりあえず誰も居ない事を確認して、腕を回してシンの頭に軽く乗せ)
分かったよ。でも、シンの家族に報告して良かったら泊まりに来ていい事にする
湊さん…!ありがとうございます、嬉しくて泣きそう(言葉通り涙目で感動を表現し、さっそく家族へ素早くメッセージを送信してすぐに来た妹の返信を確認し)
桜子が親にも言ってくれたみたいです。湊さんに迷惑をかけないように、湊さんによろしくお願いしますと母からの言葉もあったみたいで。
俺が湊さんのこと好きで、湊さんがとても可愛くて良い人だということは家族には伝わっていると思うので安心してください。
楽しみですね、初めてのお泊まり。(スマホから視線を相手に移してにこっと微笑み)
え?早っ!まじで?
(あまりにも早い対応に驚きを隠さずに、ただ唖然として、ツッコミたいところがあったが、驚きの方が勝ち語彙力がなくなり)
て言うか、泊まるのはいいけど、準備してきたのか?
(1番、大事な事を聞いていなかったことに気付くと聞き)
準備…あ、着替えとかのですよね。このあと家に取りにいきます。
そうだ、湊さんがもし夏祭りで浴衣着てくれるなら俺の浴衣も持ってきますけど、試しに着てみますか?(泊まる準備と聞いて違うことを想像していたが、はっとして考えを改めるとこの際、と思い新たに提案してみて)
え?夏祭り?なんで今日行く事前提で話してんの、お前、、(少し寝たからと言って、さすがにアラサーの体にはキツイだろうと思い頭を抱える)
別の日じゃダメなのか?今日は、家でゆっくりしたい
あっ、いえ。祭りに行くのは今日じゃないですけど試しに着てみてもいいんじゃないかと…すみません、正直に申し上げると俺が見たいだけなので聞かなかったことにしてください(罪悪感で視線をすっと逸らし)
もちろん今日は一緒の布団でゆっくり俺と寝ましょう。今日もお仕事は夜まであるんですか?今日くらい早く切り上げても。俺にできることなら手伝いますから、湊さんは管理人室でのお仕事があれば進めててください(泊まりということで気分が浮ついていたが、相手の体調を考え今日はできるだけ尽くそうと、ほうきで店内を掃いてから乾燥機などを布で拭いて綺麗にしていき)
なんだよ。お前が見たいだけかよ。なら却下だ。(試しに着てみてと言われれば、即答で答えて首を振り)
それさ、どこまで本気で言ってるの?(相手の本気度合いがイマイチ分からず首を傾けてながら聞く。手伝ってくれるのはありがたいが、本来は自分がしなくてはいけない仕事をシンにさせてしまっていいのだろうかと思い)
シン、そこまでしなくていいって、今日は早く閉店にするからさ
まぁ生涯、共に生きるんですから湊さんの色んな服装を見るチャンスはまだまだありますもんね(余裕そうに微笑み納得して)
俺は本当のことしか湊さんに言いません。全て本気です。
今日早く終われるんですね。俺は掃除くらいしかできないし、やれることはやります。
湊さんはもう少し休んでてください。お腹すいたら俺が作ってきた弁当食べてくださいね。お客さんが何か尋ねてきたら呼びに行きますから(相手にランチクロスで包んだ弁当を持たせると、管理人室のほうへ相手の背を押して)
スゲーポジティブだな!前からだけど!(こいつはほんとに、すごいなぁと思いつつ、半ば相手の圧に押されて流されたそうになるが、ふと気づく。自分がまだ仕事らしい仕事をしていない事に)
いや、ちょっと待て!俺、仕事しに来てんだわ!なんか、ただリラックスしてるだけじゃん!
リラックスできる職場でよかったですね。そんなに急ぐ仕事もないでしょうし、今日は俺に任せてゆっくりしてください。
指示をくれればやりますから(そう告げてから、普段の相手の仕事の様子を思い出して一つ一つ乾燥機を丁寧に拭いていき)
いや、そうだけど、そうじゃなくてだな。人の話し聞いてる?(リラックス出来る職場でいいと言われれば、確かにそうだが、そう言う事が言いたいのではなく、話しが噛み合ってるようで噛み合ってなくないかと思いシンに近付き手を掴み)
俺の仕事だから、シンはしなくていいんだよ。
…すみません。迷惑でしたか?(掃除する手を止めると不安そうに聞き、相手の職場で余計なことはしてはならないと掃除道具からも手を離して申し訳なさそうに俯き)
あ、いや違う。迷惑とかじゃなくてだな、、なんか悪いなって、、俺、大人なのにシンに頼ってばっかりで情けないなって、思って、、(シンを掴んでいた手を力が抜けたように離すと、下を向き悩んでいたようで)
えっ(自分に落ち度があるとばかり思っていた為に相手の気持ちを聞いて驚き、離れる相手の手をとると相手に目線を合わせ)
一緒にやりましょ。体調が優れない日まで無理することないです。2人で今日の仕事は早く終わらせて家で休みましょう。俺、湊さんのこと情けないなんて思ったことないです(少し元気のない相手の頬を何度か撫でて)
シン、、ありがとう。俺、お前に甘えてるよな。(自分がシンにしてあげられる事は、いったいなんだろうと考える。一緒に居る事しか出来ないのかなと他のステータスも考えるが、パッと思い浮かばずに、だんだんと虚しさだけが募り)
そうだな、早く終わらせよう
俺、湊さんにもっと頼られたいんです。そんな顔させたかったわけじゃない。
俺も…湊さんを満足させてあげられない自分が情けなくて不安になる(まだ気持ちの沈む相手にどうしたらいいのかわからなくて、気づけばゆっくりと顔を寄せて静かに相手の頬にキスをして)
頼られたいって、充分頼ってるような気がするんだけど、、
(何を言ってるんだ。こいつはと思いつつ、顔を少し上げたら頬に柔らかい感触がくれば、キスだと分かり一気に赤くなり、その箇所を手で抑え)
な、なにしてんだよ!許可とれ、許可!
元気の出るおまじないです。少しは元気出ましたか?
…はやく、許可を得なくてもキスしていい関係になりたい。続きは湊さんの家でしましょうね(相手の手に自分の手を重ねて柔らかく微笑み)
俺、湊さんの家に泊まる準備しないと。一旦帰ります。着替えと歯ブラシと…(持ってくるものを口にしながら出口のほうへ向かい)
げ、元気っつーか!びっくりしたわ!つ、続き?し、しねーからな(何を言っているだ、こいつはと思う。やはり泊まりは、いろいろと危険かもしれないと今更ながらに思うも、シンは俺の事を大事にしてくれるから、本当に嫌がったら、何もしないだろうという確信もあったからで)
あぁ、分かった。早く終わるっつても16時とかだからな?(相手が、どの程度で考えていたのかが分からず具体的な数字を言い)
16時ですね。わかりました。夜は長いですからね(言葉に深みを持たせて微笑むと、家へ帰る前に夕食のことについて話し始め)
湊さん、今日の夕飯は俺がつくりますけど何がいいですか?材料も家から持ってこようと思うのですが、和食でも洋食でも何か希望があれば(相手に体を休ませ元気になってもらおうと意気揚々と尋ね)
ん?まぁ長いよな(相手の言葉の意味が全く分かっておらず首を傾けて)
食いたいものか、寒くなってきたし、鍋にしないか?(簡単だろうし、余ったら朝に食べればいいしなと思い提案して)
もう寒いですか?たしかに秋めいてきましたけど(また相手の体温が気になり、相手の両手を自分の手のひらで包み)
鍋、いいですね。簡単にできちゃいますし。何の味にしますか?野菜は家にありますけど、何か必要なものがあれば買ってきます
まぁ、でもTVで言ってたけど、春と秋がなくなって夏と冬だけになるらいぞ?(ほんとかなぁと思いつつ話すと、さりげなく触ってくる相手には、これくらいはさすがに慣れてきて)
味かぁ、考えてなかったけど、何でもいいぞ?あー、買い物しなきゃ無いかもな、、(冷蔵庫に何もなかった気がすると思い)
シンの家は家族多いんだから、持って来たら悪いだろ?
夏は湊さんが薄着になってて良いですし、冬は寒いから湊さんにくっついていても問題ないのはいいですけど、湊さんが過ごしやすい気温になってくれるのが一番いいですよね…(ちゃんと春と秋がきて相手には快適に過ごしてほしいとも思うが、すぐ寒くなれば相手を温めるという理由でもう少し大胆に動いても許されるだろうと都合よく考え)
体を温めたかったら辛めにキムチ鍋とかにしますか?スーパーに鍋の素も色々ありますよね。確かに家族も野菜よく食べるので新しく買ってきます。肉も。湊さん、あとで一緒に行きますか?
ねぇ、季節の話しするのに、いちいちやらしく聞こえるのは俺だけ?(なんで、いちいち自分の名前を出すのだろうかと思いつつ)
やっぱ、そうだよな。買い物行くか。キムチかぁ、それもいいけど、辛いのって飽きそうじゃないか?もっと違うのがいいかも、、(辛くするのは元があれが後からできるしなぁと思い)
気のせいですよ、俺も湊さんのことを考えながら季節の話しかしてませんから。寒くて着込んでる湊さんもかわいいし(どの季節の相手を想像しても幸せそうに口元に弧を描き)
全部キムチにしちゃうと途中で飽きそうですね。じゃあスーパーに行って何の鍋にするか決めましょう。それまで俺は家に帰って泊まる準備してきます(一緒に買い物をする約束をすると嬉しそうにコインランドリーを後にして自宅へ向かい)
気のせいじゃないと思うけど、まぁいいか。(深く突っ込むと自分が恥ずかしい思いをしそうなので、やめておく事にして話しを切り)
そうだな。スーパーで目に止まった味にしよーぜ。(今はどんなのがあるのか行かないと分からないし、そもそも鍋なんて食べる機会が、ほとんどなかったので分からず)
おう!とりあえず気をつけろよ。
ただいま戻りました。湊さんもそろそろ休憩してくださいね(寝巻きなどを入れてきたバッグを持って再びコインランドリーを訪れ)
お昼は食べましたか?まだでしたら俺が弁当食べさせてあげますね。俺は軽く食べてきたので。
そうだ、湊さん土鍋とか持ってますか?なければそれも家から持ってきますね
あ、もうそんな時間か?(シンに言われて時計を見れば12時はとうに過ぎていて13時近かった)
じゃあ、弁当でも買うか。1人で食べれるから大丈夫だよ。
土鍋?あ~、あったような気が、する。多分あるな(朧げな記憶だが、前に使った事がある気がして記憶を呼び起こして)
遠慮しなくていいのに(椅子に座ると頬杖をつき相手の動きをじっと眺めて)
湊さんが鍋よく作るなら、今回は湊さんにお任せしようかと思います。湊さんの作る鍋食べたいし(土鍋があるなら相手が鍋料理を作ることは少なからずあると思い、楽しみになると目を輝かせ)
遠慮じゃねーよ。(勘違いしてるようなので、一応言ってみて相手の様子を伺い)
え?俺が作る流れになってる?まぁ、いいけどな。いつも作ってもらってるし、鍋くらい作るか!(よく考えたらここ最近、料理なんか使ってないなぁと思い)
湊さんお疲れでしょうから俺がしたかったのに(相手にあーんして食べてもらうことも喜びの1つだったので残念そうに呟き)
もちろん作るのは手伝います。具材は俺がちゃんと切るので。味や、入れる順番などは湊さんの好みのものが食べたいです。ぜひお願いします(相手の手料理を食べるという願望が叶いそうで満面の笑みを浮かべ)
疲れてねーし、寝不足なだけだし。(違うと首を横に振り、シンが作った弁当を食べ始め)
やっぱ、美味いなぁ~
それさ、俺、手伝う意味ある?(ほとんど手伝い程度じゃねーかと思いつつ、棒立ちになる絵面しか想像出来ず)
寝不足だと食べたら眠くなりますよね。お昼寝するなら俺の膝をいつでも貸しますので遠慮なく言ってください(食べる相手を嬉しそうに見つめながら自分の膝をぽんぽん叩き)
それなら…俺は買い物に付き合って、その後は横でひたすら湊さんの応援してます。湊さんが一生懸命鍋をつくる様子をそばでちゃんと見てます(今回は相手に全てお願いしながらも、危なくないようにしっかり見守ろうと思い)
眠く、なるかな?(それは食べてみないと分からないなと思いながら、首を傾けて弁当を食べ終えて片付け)
え、それって横で見てるの?普通に緊張して作りにくいんだけど、、(それはそれでやり辛くて嫌だなと思い)
どうですか、眠くなりました?今寝ておけば今日の夜は俺と長く起きていられますね(また相手が寝不足になってしまっては本末転倒だが、せっかくのお泊まりなので夜の時間もできるだけ長く一緒に起きていたくて)
はい、俺がそばで料理する湊さんを見守って…と思ったのですがやりづらいなら、湊さんが指示をください。やっぱり俺も手伝うので(自分でも一緒に料理するほうが楽しいだろうと思い)
いや、眠くなってねーな。仕事しなきゃ(食べ終わると、仕事をするため椅子から立ち上がり、ゴミ捨てやら総司をして)
つーか、一緒に作ろうぜ。その方が楽しそうだし(決して、自分が絡をしたいとか、そう言う意味ではなくて)
(食べてもらすぐ行動する相手に期待が外れむすっと不服そうに頬を軽く膨らませて、相手からも一緒につくることを提案されれば首を縦に振り)
午後のお仕事がんばってくださいね。俺、弁当箱を家に持って行くついでに夕方まで勉強してきます。それから2人で買い物行きましょうね(相手の食べた弁当箱をバッグに入れて、仕事の邪魔にならないようにコインランドリーを出て)
おう、お前も頑張れよ(勉強をすると言われれば、声を掛けて仕事に集中して淡々と業務をこなしていたら、あっという間に夕方になっていて)
はぁ、なんか今日は忙しかったな、、
湊さん、お疲れ様です。もう16時回りましたけど行けそうですか?(辺りが夕日に染まる頃、折り畳まれたエコバッグを持ち、財布には鍋の材料費を入れて買い物へ行く準備をしてから再びコインランドリーを訪れ)
あぁ、ちょうど店仕舞いしてようと片付け終わったところだ。
(マジで時間通りに来た相手に、微笑むと後片付けは終わっているらしく肩を回して)
今から料理作るのかぁ、、
(鍋で簡単とはいえ、疲れていたので、面倒くさくて、つい口に出していて)
お疲れなら俺がつくりますから。湊さんは何の鍋にするか決めてください。ほら、行きましょ(相手へ手のひらを差し出し、手を繋ぎたい欲求を隠すことなく表して)
はいっ!湊さん(受け入れてくれたことにご満悦で、相手の手をぎゅっと握りしめるように繋いで横を歩き)
この時間になると涼しくて過ごしやすいですが夜は冷えるかもしれませんから、寒い時は俺に任せてくださいね。
湊さんは鍋に絶対入れたい具材とかありますか?
別にいいよ(喜ぶシンを見ると、なんだかこちらまで嬉しくなり分かられないように微笑むとスーパーまでの道のりを歩き)
任せるって、何する気がだよ。
そうだなぁ白菜は、外せないよな。
(寒くなったら、服を着込めばいいだろうと思っていたので、シンの言う任せろの意味が分からず)
俺が抱きしめて湊さんの体を温めます。
キスをしても体温が上がるらしいので健康にも良いですね(あくまで相手の為と主張して)
白菜、鍋に1番合う野菜って感じですよね。白菜と肉だけでそれなりに満足感ありそう(スーパーが見えてくると車の出入りが多く、時間が時間なだけに混んでいるように思い、ある程度購入するものは決めておこうとして)
は、恥ずかしい事を淡々と言うな(キスと言う単語が聞こえてくると、顔を真っ赤にしてキスした事を思い出して無意識に繋ぐ手に力を込めていて)
だろ?肉は何にしようか?豚肉?鶏肉?(どっちがいいかなぁと思いつつ楽しそうに話し)
体温まりました?(顔を真っ赤にする相手を見て微笑み、さっきより力強く手を握られるとこちらまでドキドキしてきて)
白菜と豚肉を重ねていけばミルフィーユ鍋とかできますし、鶏肉で水炊きもおいしそう。
今回は湊さんの好みの鍋が食べたいので肉もお任せします(自分ではこだわりがなく相手の選んだ具材でつくりたいと思い)
わかんねーわ。(体はどうか分からないので言葉を濁す。気持ちだけが昂って熱いような気がしてきて)
豚肉がいいかな、、(ミルフィーユと言われて、頭の中で想像すれば、とても美味しそうだなと思い)
美味そうだ
今夜は湊さんがわかるまで俺が温めますね。お風呂も一緒に入りますか?(この機会を逃さないように尋ねながらスーパーに入り、カゴを持つと最初の野菜売り場で白菜を手に取り、近くにあるにんじんやきのこも目につくと彩りのためカゴへ入れていき)
豚肉ですね、わかりました。野菜はこんなものでいいでしょうか。湊さん、何か他に入れたいものありますか?(肉のコーナーに移る前に相手に確認して)
おい、ここスーパーだぞ。そー言う話しは無し
(シンの卑猥な発言には答えずに、野菜の方へ視線を向けて)
あー、そのくらいでいいぞ(やはり普段から料理しているだけあって、手慣れてるなぁと感心しながら眺め)
すみません、ここでは言えないような内容でしたね。俺たちが今夜することは。では帰ってからゆっくりと。(意味ありげに適当な言葉を並べて話し終えると、陳列された肉の中から色のいい豚肉を選んでカゴの中の野菜の上に乗せ)
あとは味ですね。豆乳とか味噌とか昆布出汁とかいろいろありますけど…湊さんどれがいいですか?(商品を見ていると思ったよりスープの種類が豊富にあり、相手に尋ねて)
家でもしないからな(いちいち卑猥に聞こえる言い方だなぁと思いつつ、カゴにいれられていく食材を見て。出汁の種類の多さに驚き)
ほんとに、いろいろあるな。これすごいぞ。塩レモンだって、美味そう。あ、でもミルフィーユに合う出汁なんてのもあるぞ。とうしよう。(多くて目移りしてしまい)
わからないじゃないですか(何かあると期待は捨てずに)
塩レモンいいですね、あっさりして白菜にも合いそうです。これにしますか(パッケージに惹かれて商品を手に取り、裏の鍋つゆの原料を見て自分でも味を再現できそうに思ったが、今回は相手と作るので簡単で使いやすそうに思い)
分からないけど、そう言う事は雰囲気が大事なの。(言わずもがな、そうなるものなんだと相手に伝えたいらしいが、言いたい事が、ちゃんと伝わっているのかは分からないので少し不安に思い)
じゃあ、塩レモンにしようぜ
俺が雰囲気作ります。アロマキャンドルでも置いてみますか?(部屋の雰囲気をロマンチックに仕上げようとして)
あ、これ鍋のシメにいいですよね(鍋用のラーメンやうどんを指差し)
ご飯だけでよければ帰ったら炊きますね
いや、つくらなくていいからな(余計な事を言ったかもしれないと思いつつ、やめてくれと付け足し。普通にしてもらいたいらしく)
あーシメか。考えてなかったけど、ラーメンいいかもな(最近食べてないしなと思い)
湊さんが困るならしません。普通に過ごしましょう(いざとなれば雰囲気に頼らなくても自分の行動一つで相手の気持ちを揺るがせるつもりで)
俺も食べたいと思ってました、ラーメン(前に相手と食べたことを思い出して微笑み)
湊さん、お酒も買っていきますか?(一緒には飲めないが買い忘れのないよう相手に尋ね)
そりゃ、困るよ。(こっちは、シンとのキスで意識しているんだからと思うが、そんな事恥ずかしくて言えず)
じゃあ、シメはラーメンでいいな。いや、酒はいいよ。シン居るし、もともとそんなに飲めねーしな(お酒と言われれば首を横に振り)
(そうだったのか。いや、何かあったのかと思って心配してた。大丈夫そうで良かったよ)
そんなに困るんですね(相手から直接言われてしまうと少しショックを受けて悲しげに笑い)
酔った湊さんも見たかったけど、わかりました。健康のためでもありますし。でも、どうしても飲みたいときは俺に気をつかわないで大丈夫ですよ(まだ飲めない自分といることで相手に我慢はさせたくないと感じて)
(優しい言葉をありがとうございます。何日かお待たせしてしまいそうになったらできるだけ事前に連絡しますね。お相手してくれることにいつも感謝しています)
当たり前だろ(シンに意識しちゃってる事を認めたくないので、そう言う意味で困っているのだが、相手には伝わってないらしく)
いや、なんでそんなに飲ませたがるんだよ。逆に飲みたくなくなるわ(酔った所を相手に見られるのも嫌だしなと思い、やはり酒は飲まないにこしたことはないと思い)
(いや、こちらも可愛いシンの行動とセリフにキュンとさせられてます。これからも、よろしくお願いします)
…そうですか。今後はできるだけ気をつけます(あまりべたべたと距離を詰めないほうがいいのだろうと、少しだけ気を落として)
お酒の力があればいつもより素直になった湊さんが見られるのかなと。でも飲み過ぎも困りますから今日は控えましょうか。
買うものはもうないですか?
(酒に酔う相手も見たいが、はやく自分も飲める年齢になり一緒に酔うことができる日が来ることを願って、鍋の材料を入れたカゴを持って先へ進み)
そうだ、自重しろ(こっちの心臓がもたないと思いながら、一言言えば、頭は鍋の事でいっぱいで)
シンの前で酔った姿見せるの恥ずかしいんだけど、、(酒には強いとは言えないので、どんなふうになるのか自分でも分かっておらず醜態を晒しそうで、なんか嫌だなと思い)
買うものか、他の飲み物は?シン何か飲みたいのないの?
……(「嫌だ」と口にしそうになるのを堪えることが精一杯で、すぐに返事はできず納得いかないように視線を逸らして)
俺以外の誰に見せるっていうんですか?お酒を飲むのは俺の前だけにしてください。
酔って動けなくなった湊さんを介抱するのは俺だけです。
飲み物は家で温かいお茶を淹れようかと思いましたが、鍋だから冷たいのも飲みたくなるかもしれませんね。このほうじ茶なんかおいしそう。湊さんは何にしますか?(お茶のペットボトルを手に取りながら)
そうは言ってもなぁ、大人には付き合いと言うものがあるんだよ(飲み会には参加しなきゃいけないしなと思いながら、相手に言うが、シンに言っても仕方のない事かと思い、この話しはやめて)
はいはい、ありがとう。俺の介抱はシンだけだよ
お茶が無難だよな。いいと思うぞ
(自分もお茶系がいいと思っていたので承諾してカゴに入れて)
会計していいか?
付き合い?誰と飲む気ですか?行くなら俺の許可をとるか、俺も同伴させてください(自分だけに介抱させてくれるとの言葉に一瞬だけ喜びそうになったが、聞き捨てならない内容につっこみ)
湊さんの健康のためには野菜ジュースでもいいかもしれませんね。
あ、じゃあ俺あとで半分出します(相手と一緒に会計へ進むと財布を取り出し)
そりゃあ、町内の人とか?同窓会とか?
(言ってから思ったが、あまり接客的に参加してないかもなと思い、苦笑いして)
大丈夫だ。ほとんど参加してないから
俺ってそんなに野菜不足かなぁ?(うーんと自分の食生活を思い浮かべると、殆どシンの手料理しか思い浮かばず)
俺が太ったのは、シンの料理のせいだ!
支払いはいいって、材料費払ってなかったし、その分って事で問題ないだろ?(シンが作って来てくれる弁当の材料費を考えれば、ここは全部自分がだすと言い)
同窓会の時も心配になりましたけど…酔った湊さんが持ち帰られないか(その時一番気になっていたことは相手の思い人である先生の存在だったが、そこには触れずに)
この世に湊さんの体積が増えることには喜びを感じます。
健康的に体重が増えるならいいじゃないですか?でもつい、湊さんの好きな揚げ物を作ってしまいがちですね。今後は減らします(しかたなく思いながら相手のために作るメニューを見直そうと考え)
ありがとうございます、湊さん。甘えさせてもらいます(相手の好意をありがたく聞き入れると微笑みを向けて)
持ち帰る人間なんか居ねーから安心しろ。それに、ベロベロになるまで飲まねーし(何の心配だよと思いながら)
喜び?そんなの感じなくていいからな(こっちは太ってきて悩んでいるのにと思い。シンからの揚げ物減らす発言には、若干の不満を覚えるが、仕方ないかと溜め息を吐き)
だよな、揚げ物って太りやすいもんなぁ~
あぁ、俺が払うぜ(会計を済ませて)
よし、じゃあ帰るか
なら、いいですけど。俺だったら我慢できねぇし(加減して飲酒すると聞いて安堵しては、ぼそっと最後を呟いて)
湊さん、そんなに体型変わりましたか?見ただけではわからないので定期的に触って確かめさせてください。湊さんの体を知りながら合わせた食事を作りたいので(もっともらしい理由をつけて欲を満たそうとし)
はい、湊さん(機嫌よく返事をして食材を入れたバッグを持ち、薄暗くなった店の外に出て)
そうそ、だから大丈夫なの(最後の方は聞こえなかったのでコメントがなく食材をバックに入れ)
うーん、自分では腹周りに脂肪がついてきたような気が、、って、なんかやらしい響きだな。触らせねーからな。見るだけで我慢しろ(自分の裸を見て相手なら、違いが分からかもしれないと思い、見ることは許可して2人で外に出て)
結構寒くなってきたなぁ
それでも湊さんがどこかの飲み会に参加する際には、いつ、どこで、誰と、何時に帰るかを俺に伝えてからにしてくださいね(まるで束縛彼氏のような振る舞いで言い聞かせ)
見るだけならいいんですね。今夜、湊さんの腹囲を目視でチェックしますのでよろしくお願いします(少しわくわくしている心の内を隠しながら平然と話し)
風も少しありますね。寒かったら俺にくっついてていいですよ(木の葉を色づかせ、金木犀の香りも感じるこの秋の冷えた空気を利用しない手はないと思い)
お前は俺のお母さんか!(恋人とは思わず、ツッコミを入れながら)
いや、見るだけなのに、いちいちやらしく感じるのは俺の気のせいじゃないよな?(なんだか、言葉の一つ一つが卑猥に聞こえるんだよなぁと思いつつ)
何言ってんだよ。くっついてたら歩きにくいだろ。さっさと帰るぞ
お母さんじゃなくて、アンタの恋人…の予定です。湊さんの本当のお母さんにはいずれそのご挨拶を…いえ、すみません。心配なんです。湊さんに何かあったら(勝手に要望を口にしていると、先を急ぎすぎたことに途中ではっとして話を戻し)
俺は真面目に言ってます。湊さんの健康のために、やむを得ず触診も行うかもしれません。やむを得ず(見ていてるだけでは物足りなくなるだろうと想像し)
湊さんが冷たい…俺が寒いです。責任とってあとでぎゅっとしてください(スン、とした表情で帰路を急いで)
恋人って、、(ハッキリ言葉にされて言われると、暫く恋人居ないなぁと思い)
俺に何かあったらってなぁ、子供じゃないんだぞ?(いったいシンは、自分を何歳だと思って居るんたと思い)
それもう触る気だろ!変態!(ちょっと大袈裟にリアクションをすれば、冷たいと言われ、そうかなぁと思い手を差し出し)
手、繋いでやるよ
大事な人に何かあったら嫌なんですよ。
湊さんが子ども…子どもの頃の湊さんもきっと、とても可愛かったですよね。その頃から出会いたかった(子供じゃないと否定されたが、その発言により相手が幼い頃を想像して)
俺としては、もう少し身体的接触を重ねていきたいと思っています。
触らないとわからないこともありますから。健康のために(語尾に健康をつければ何とかなると安直に考えては、相手から手を繋ぐ許可が下りるとまるで吸い付くように相手の手と自分の手のひら同士を密着させて指を絡めて歩き)
大事な人、、(その言葉にドキッとして赤くなる顔を見られたくなくて髪の毛で隠し)
あぁ~そういえばシンって医者目指してんだもんな。これから、いろんな患者さんの体とか看る方になるもんな。って、俺は患者かよ!(1人で言っておいて、自分でツッコミをいれれば、触れる手にピクリと反応し帰路を歩き)
湊さん?どうしましたか?(一瞬おとなしくなってしまった相手の顔を覗き込もうと前かがみになり)
患者に触れてしっかり向き合いながら判断できる医者になりたいですから。湊さんが患者さんに…俺が診ることができる病気ならいいのですが。そのために勉強して知識も技術も身につけます。
でもいつまでも健康でいてくださいね(繋いだ手を強く握って、相手の家が見えるところまで歩いてきて)
な、なんでもない(赤くなった顔を見られたくないので、更に相手の顔を見れずに、立ち止まるとシンとは反対の方を向き)
医者かぁ、シンならきっと夢を叶えられるよ。勝手に病人にするなよな。(冗談で言ったんだと言うニュアンスで話し)
ほら、湊さん。買ったものを冷蔵庫に入れますから、家の鍵出して?(あまり強引でない方法で相手を振り向かせようとし)
ありがとうございます。病人はもしもの話で…いえ、湊さんの健康は俺が守るので病人にはさせません。今日はたくさん栄養とって夜にもたくさん運動しましょう(深い意味をやたら込めて相手の手を両手でとり)
え?ちょっ、ちょっと待って(シンに言われて慌ててポケットから鍵を取り出してドアノブに差し込み回してドアを開けて中に入り)
まぁ、最近腰が痛いけど、きっと歳のせいだよな。食べた後にたくさん運動?しねーわ。俺はまったり過ごすからな(キッチンに行きながら、シンの言う運動の意味をそのまま素直に受け取り嫌だと首を振り)
こっち向いて。俺の大事な湊さん(一緒に家の中へ入りドアが閉まると、暗闇に近い部屋で相手の肩を引き寄せてこちらへ振り向かせたが、暗くて表情は読み取れないのが不安で相手の頬にそっと触れ)
だめだ…湊さんの顔よく見えない。
腰、痛いですか?大丈夫ですよ、激しくなる運動にはしませんし…マッサージしますね、ここ(相手の頬にある手をそのままその体を伝って下ろして辿り着いた相手の腰を軽くさすると、耳元に口を寄せて囁き)
ちょっ、待てシン。電気付けるからっ
(電気も付けて居ない部屋の中で近付かれると、意識するなと言う方が無理な話しで、とりあえず電気を付けようと奮闘し)
いや、今は痛くないから!マッサージもしなくていい、から、ちょっと離れろ(腰を触られたり耳元に与えられる刺激にビクッとして、これは不味いと思い何とか離れてもらうように懇願し)
湊さん、あまり無闇に動くと危ないです。…なんかいいですね、真っ暗だと俺たちだけの空間って感じで(動く相手を壁際まで誘導し、視覚的にはほぼ何も伝わってこないが相手の吐息や触感には普段よりも集中でき、気分が高揚する。
手探りで相手の手の指の間に自分の指を差し込んで壁に押し当てると、まだ冷蔵庫へ収納していない食材には少しだけだからと言い訳して、ゆっくりと目の前にある相手の首から上へ向かって唇を這わせ)
いや、今危ないのはお前だろ。何しに来たのか思い出せ!
(壁際まで追い込まれると、なんだか本格的にいい雰囲気になってきてしまい、相手に本来の目的を思い出させようと声を出すが、シンの行動には体が反応してしまい、シンの肩に手を乗せ)
ちょっ、おまっ、おち、落ち着け
俺は…湊さんとこうするために来、じゃなくて、鍋して湊さんを安眠させるのが目的です、すみません(寝不足で悩む相手を無理させないようにとわかっていても、湊晃と一夜を過ごすという特大イベントに理性のコントロールがうまくいかず)
俺、ちゃんと耐えますから(相手がよろけないようにゆっくり相手から離れ、すでに覚えている部屋の電気のスイッチを押して明かりをつけると「冷蔵庫開けますね」と一言伝え、すぐに使う白菜と豚肉以外の食材をしまっていき)
もうお腹空きましたよね、作りましょうか
確信犯!お前、何言いかけたんだよ。(軽く突っ込むが相手が言葉とは裏腹に素直に離れた事に驚きと、なんだかモヤモヤした感じにになり)
安眠って、まぁ、お腹は空いてるけど、食べ終わったら、その、過激じゃない、くっつき程度なら、いい、からな
(自分で言った後からで、これじゃあ欲求不満みたいじゃないかと思い、羞恥心から顔を上げる事が出来ず俯き)
えっ、(まるで誘うようにもとれる相手の言動に、調理しようと持っていた白菜を台の上に落としてしまい冷静にならなくては、と自分に言い聞かせ白菜を置き直す。
夕食よりも湊晃がほしい。
今すぐキッチンを出て恥じらう相手の手首を掴み、後ろの薄暗い寝室のベッドへ直行したい衝動を砕く為、流し台の前に移動して白菜の葉を洗っていき料理を始めてしまうことで気を紛らわせようとして)
食べ終わったら、ですね。うれしいです。湊さん(強い欲求は隠して相手からも視線を外し、できるだけ落ち着いた声で答えるのはまた強引に攻めて相手の気持ちを無視した行いを避ける為で)
あ、俺も手伝うって。何したらいい?
(恥ずかしい発言をしてしまったが、シンが思ったよりも冷静で良かったと思うと同時に、手伝う予定だった事を思い出すと、隣に行き)
シン、あのさ、後で大事な話しがあるから、ちゃんと聞いてほしい
えっと、俺が洗った白菜を渡すのでその白菜の上に豚肉を重ねてまた白菜を重ねるを4回ほど繰り返してください(隣に来られると心をそわそわさせながら、相手の前にまな板を用意し、洗い終わった白菜を一枚ずつ置いて)
大事な…わかりました(先ほどの相手の様子から、自分を拒まれるとは思ってないが改めて言われると緊張して)
分かった。なぁ?これ俺って役にたってる?逆に邪魔してないか?(シンに言われた通りに白菜と豚肉を交互に重ねてを4回行い、出来上がるが、本当にこんな程度の手伝いでいいのだろうかと思ってしまい、横に居るシンに首を傾けて)
ありがとう。(相手からの返事の言葉を聞くと、これから話す内容の事を考えて心臓がバクバクするのが分かったが、きっとこれはシンにちゃんと伝えなくてはいけない事なので、決意した表情で顔を逸らし)
湊さんに今やってもらっていることが1番重要な工程ですから助かってますし、俺もこれで念願の湊さんの料理が食べられます(にこっと相手に微笑むと自分も隣で具材を重ねてを繰り返し)
あとはこれを5センチに切ります。だいたい五等分くらいでよさそうですね。俺と同じようにやってみてください(サクッと音を立て具材を切り、自分でやってみせてから相手に包丁の柄の部分を向けて渡すと、ちらりと相手の横顔を見て、別れ話じゃないですよね、ずっと一緒にいてくれますよね?と少しの不安を持つが黙って相手の作業を見守り)
そうなのか。ていうか鍋って、俺の料理って言うか?
(手作りは手作りなんだろうけど、湊さんの料理と言われると、はたしてそうなのか疑問に思ってしまう)
あ、あぁ、分かった(シンから包丁を渡されると、若干ぎこちない手つきで具材が切り始める。こうしていると気が紛れていいなと思い)
シンみたいに上手く切れない
簡単でも、湊さんの料理です。湊さんが触れて料理してくれた白菜たちを食べられるなんて幸せです(食べられる時を楽しみにしながら相手の料理する手つきを見て、苦戦して発せられる相手の言葉もかわいく感じ)
たくさん重なっているから滑って切りづらいですよね。一緒にやりましょう(相手の後ろに立ち、包丁を持つ相手の手に自分の手を重ねて、包丁の刃を前へとスライドさせ具材を切っていき)
白菜たちって、言い方!
(いちいち、恥ずかしい言い回してしてくる相手にドキドキしていると、なにやらバックハグをされていると思い余計に意識してしまう)
うわー!ちょっ、待った。いろいろマズイ気がするんだけど?
集中してないと危ないですよ。手元を見ててくださいね(落ち着かない相手に柔らかい口調で言い聞かせて、食材を切り終えても離れがたくこのまま本当に抱きしめてしまいたいが、相手が包丁で怪我してしまう恐れがあったり、食材に触れた手を相手の服につけるわけにもいかないので、真面目に料理を教えましたという体裁で相手から離れ)
て、手元?そうだよな。分かった(自分ばっかり、ドキドキしてて馬鹿みたいだと、食材を切っているうちに冷静になってくると、とんでもなく恥ずかしい誤解をしていた自分の事を恥じて)
シンは教えるの上手いな。助かったよ
いえ、よく妹にも教えたりしてましたから。湊さんと料理ができてうれしいです(共同作業ができることにずっと口元が綻び)
あとはこれを鍋に敷き詰めていきます。湊さん、お願いしてもいいですか?俺、にんじん少し入れたいので準備します(層になった白菜と肉を鍋に並べる工程を相手に頼むと、人参を取り出し花形に切っていき)
ヘェ~、さすがシンだな。シンと結婚したら毎日美味い飯が食えるな!(家庭的だなぁとは前から思っていたけど、まさか妹に教えるまで出来栄えだとはと思った事を笑顔で口にする、今から笑って流せるだろうと思い)
おう、まかせろ(腕まくりをしてから慎重になべに敷き詰めていき)
こんなもんでいいのかな?
けっ、こんしたら…(相手の言葉に一瞬フリーズし、具体的に相手との生活を想像すると胸が高鳴り)
湊さんと出会ってから料理する回数が一気に増えたので自然と上達してきたと思います。お菓子作りは妹たちのほうが詳しいですけど、毎日…湊さんを満足させてみせます(ここぞとばかりに自分をアピールして)
はい、とても綺麗です(相手が一生懸命に具材を並べる姿とその鍋を見ると感動して見惚れ、我に返ると鍋の隙間に人参なども詰め、買ってきた鍋つゆを入れて火にかけ)
このまま15分ほど煮込んで完成です。楽しみですね
なんか、俺の為みたい聞こえるな。ありがとうシン。嬉しいぞ
(ニコッと笑いながら、シンと作る料理が楽しいし、褒められると達成感があり、更にテンションが上がり)
案外、簡単に感じたのもシンの教え方が上手かったからかもな
楽しみだな。匂い嗅いでたらお腹吸いてきたー
湊さんは慣れたら料理するの好きになるんじゃないかと思います。俺は湊さんの作るものなら何でも食べるので、なにか作ってくれる時は呼んでくださいね(教え方を褒められると嬉しそうに、強欲に願い出て)
そろそろいい感じですね。湊さんの、俺がよそいましょうか?(蓋を開け鍋の様子を見て頃合いだと思うと、相手に先に食べてもらおうと皿を手に取り尋ねて)
俺が料理好きにねぇ…ハードル上げすぎだろ、それ…(シンには感謝しているので、お礼がしたいとは思っているが、シン以上の料理を自分がつくれるとは思わず困った顔をして)
おう、もう出来たのか。早いな。なら、お願いしようかな。ありがとな、シン
(なんか、ほとんどシンのアシスタントばかりで、自分の何かしてあげたかったのに、シンのペースだよなと思いつつ、ここは甘えておこうと思い、お願いして)
簡単な料理でも美味しいものはたくさんあります。俺も最初は妹たちの手伝いから始めてますし。今は好きな人のために作る喜びに満たされています(相手をのほうを見て幸福感を漂わせ)
はい、どうぞ湊さん。熱いので気をつけてください(皿に、白菜と肉の層をそのまま見た目よく盛り付けて出汁を入れると両手で相手に渡して)
そ、そうか。そう言うものなのか…(好きな人、かぁと思いつつ少し赤くなるのを誤魔化すように首を横に振り)
ありがとう。シンってさ、やっぱり兄妹多いから、そんなにしっかりしてんの?
(皿を受け取ると、ふと疑問に思った事を問いかけ)
そこまでしっかりしてるわけでは…下にきょうだいが多いことで、兄の自覚を持たなきゃとは子どもの時に思ってたかもしれません。
でもある時、納得できないことがあって家を飛び出した俺は、近くのコインランドリーの洗濯機の中へ隠れました。
今思うと、しっかりしてるとは程遠い出会い方を湊さんとしていますね(相手の前ではかっこよくありたいのに、子どもだったとはいえ、とても利口には見えなかったであろう当時の自分の行動に苦笑して)
いやいや、俺が言ってるのは今のシンだから?
初めて会った時なんて、まだ幼かったじゃねーかよ。可愛かったよなぁ~違う名前名乗るしさ…
(シンとの出会いを思い出しては微笑ましく笑い、料理を口に運び)
おっ、美味いぞシン。お前も早く食べろよ
今だって同じようなものです。長男に生まれてもそんな立場でいるより、俺は湊さんと一緒になるつもりで家を出るんですから。
思いのまま行動するところはあまり変わってないですね。湊さんにも迷惑かけちゃうと思いますが末永くよろしくお願いします(強い意志のまま話し、相手に食べるよう勧められると皿を手に取るが、一度動きを止め思考を巡らせ)
湊さんが俺にあーんしてください(子どものようにねだると口を半分ほど開けて待ち、あの頃が可愛かったという相手に「今の俺も可愛いですが??」と圧をかけるように近づいて)
お前は、なんでそう真っ直ぐなんだよ…あーもー(一旦、皿を置いて頭を抱える。素直に気持ちを言われ続けてきたが、いざ自分の気持ちを自覚してしまうと、なんだか恥ずかしくなってきて、あーんを所望する相手の顔を、じっと見て)
無理、1人で食え…
しょうがないですね(相手の返事を聞いてむぅと膨れたが、早速困らせてわがままを続けるわけにもいかず鍋の具を皿に取ると口へ運び)
おいしい。湊さんが作ってくれた鍋。感謝を込めて、俺が湊さんに食べさせてあげたい(断られるだろうとわかりながらも口ではちょっかいをかけ)
お前、俺の反応みて楽しんでないか?(自分の行動を見られているような感じがして食べながら、その手にはのらないぞと思いつつも、多分相手の思う壺で)
俺も自分で食えるからいいって、なんで食べさせ合いをしたがるんだ、お前は
いいじゃないですか、2人きりなのに。湊さんをもっと近くに感じていたかったんです(予想はしていたが頑なに嫌がられると、しゅんと肩を落とし完全に諦めて食べ進め)
(2人きりだから、これからの話しを思うとドキドキして困っているんだろうと思いつつ鍋を食べ)
俺、もうお腹いっぱいだわ。シンは満足するまで食べたか?
はい、俺も大丈夫です。ごちそうさまでした。鍋用ラーメンも買っちゃいましたけど次の機会にしましょう。
俺、皿洗います(一緒に作った鍋を食べて気持ちも満たされて立ち上がると、食べ終わった食器を流し台へ持っていきスポンジを持って)
俺も手伝うって…(流石に自分の家だし、シンは客なんだから悪いと思うと立ち上がり隣に立つ提案して)
あ、そうだ。洗うやっぱりと拭く奴に分けてやらないか?
じゃあ俺が洗いますね。湊さん拭いてくれますか?(2人並んで皿洗いを始めると、新婚のように思えて口元が緩んだが言葉にはせず)
ねぇ、湊さん。この後どうしますか?(皿を洗いながら就寝までの時間をどう過ごすか、緊張がばれないように尋ね)
おう、いいぞ(シンが洗った食器を吹いて棚に終い相手からの質問に少し考えて)
そうだなぁ~テレビでも観るか?
あ、あと明日の朝ごはんどうする?
テレビ、俺の家だとなかなか見なくて。湊さんはどんな番組見てますか?(テレビ番組に詳しくなく、皿洗いを終えると気になって尋ね)
朝は俺が作りますよ。和食でよければ味噌汁も作りますね。卵は玉子焼きでいいですか?他にリクエストがあれば言ってください(1人で朝食を用意するつもりで話していき)
俺も好んでは見ないんだけど、番組表みて気になったのがあれは観たらいいんじゃないか?(皿を拭き終わると、リビングに戻り腰掛け)
スゲーな、もう朝ご飯まで考えてたのか、、(もう主婦だな。と思いつつテレビをつけて)
何か観たいのあるか?
俺もです。だいたい家族がリビングで見てるので、それをたまに見るくらいで(自分では強いて言えばニュースを確認する程度でそこまでテレビに興味はなく、相手に合わせようと思っており、この時間帯だとバラエティ番組が多いからテレビを見て笑う相手を横から眺める時間にしてもいいし、少し待てばドラマが始まるのでそれを真剣に見る相手を横で眺めてもいい。
でも…相手も特別テレビが見たいというわけではないのなら。相手をテレビ画面に向かせているより、自分に集中してもらおうと隣に座り、相手の持つリモコンでテレビを消すとそのまま相手へと手を伸ばし)
テレビはまた今度で。湊さんの体、俺にマッサージさせてください。凝っているところはありませんか?
え?テレビ観ねーの?
マッサージ?いや、いいって…シンにも寛いでほしいしんだけどな…(テレビを消して、自分へのマッサージをしたがる相手に、それじゃあ休めないじゃないかと思い首を降って遠慮して)
そ、それより、さっき言ってた大事な話しなんだけど、いいか?
…はい。聞かせてください。湊さんの話(相手に触れようとしていた手を止めて向き直り、静かに返事をして相手の目を見つめると言葉を待ち)
え、えっと、改まって言うのも、なんか恥ずかしいんだけど、やっぱ、こう言う事はちゃんとしておいたほうがいいと言うか…お互いにとってもよくないと思ったからなんだけど、その、、
俺と付き合おう。シン
(ダラダラと前置きをしてから、後半もじもじしながら言い。言った後は赤面して)
湊さん、それって、、湊さんも俺のこと…(相手の気持ちを確かめるように口にして、相手の顔をよく見ては、今、聞こえた言葉は本当なのか、表情で問い)
す、好きだって言って…なかったか…シンが好きなんだ。
もう、いい加減認めるよ(素直に自分の気持ちを伝えると、恥ずかしくて顔を隠してシンに背中向け)
…っ(返事を聞くと嬉しさを感じるより、まだ現実には思えず、まばたきも忘れて相手の後ろ姿を暫く見つめてから、その背中にゆっくりと近づき、いつもよりぎこちなく相手の体を両手で包むと囁き声で問い)
いつから…?
い、いつからって、前々から少しづつだったけど、決め手はキスした時からだな…キスされて、嫌じゃないとか好きだって思ってるようなもんだろ…(言わせんな恥ずかしいと思いつつ真っ赤になると近付いてくる貴方にドキドキして)
キスされて好きになっちゃったんですか?心配になります、他の人からされても湊さんが受け入れたら
(半分は冗談だが少し不安そうに微笑むと、相手を抱きしめる手に力を込める。
遅れてきた、“嬉しい”という感情が溢れてどうにも処理しきれず、生きてきた中で今が一番信じられないほどに幸せで、くらくらして倒れそうで相手の首すじに顔を埋め寄りかかると、涙で濡れる自分の目元を隠して)
そ、その言い方だとキスした相手全員好きになるだろーが!(冗談だとは分かっているが、突っ込まずにいられず。抱き締められ、体の密着度が増すと更にドキドキしてくるが同時に何か首筋が濡れたような感じがして)
シン?もしかして泣いてるのか?
湊さん、キスが好きそうですから。
ちがいます、泣いてません(口では言うものの濡らしてしまった相手の首をハンカチでそっと押さえ、その上に額を置いてはまだ抱きしめ足りず、コアラのように引っ付いて相手を離さず)
キスが好きそうって、なんだそれ…
まぁ、嫌いではないけど、って、なに言わせんだ!(自分で言っておいて、自分でツッコミ。なかなか離れない相手にどうしたんだと思い声をかけ)
シンちゃーん、泣いてないのは分かったから、いつまでこのままでいればいいんだ?
やっぱり。他の人としたら、もう浮気ですからね(相手が肯定したところで、すかさず後ろから指摘してはまた顔を伏せてぎゅううと離さず)
やっと…やっと手に入れたんです。ずっと欲しかった人。もう離しません、未来永劫ずっと俺のです。湊さん、ありがとう。大好き(相手のお腹あたりで手をクロスさせて抱きしめたまま、顔を上げると愛撫するように相手の首から上に向かって自分の唇を這わせて)
当たり前だろ、しねーわ…(だいたい誰とやるんだよなと思いつつ、なかなか離れない相手にどうしようかと思っていたら、首筋から伝わる唇の感覚にビクッと体を反応させ、変な声が出てしまい)
ひやっ、おまっ、なにして…好きなのは分かったからっ!俺も好きだよ
…いいですよね、好きなら(素直に好きと言ってくれる相手に満足気な笑みを溢し、相手の唇のすぐ横に吸いつくと相手の服の下から手を差し込んだが、思いが通じ合ったからといって、いきなりがっつくと何か誤解されそうでそれ以上進めず、キスだけをしつこく続けて)
ちょっ、ちょっと、シンっ…(唇にしないキスにもどかしさを感じながら、服に手を侵入させられると、さすがに咄嗟に手を掴んでとめて)
ちゃんと、キス、しろよな…
本当に好きなんですね、キス。(服の中から出した手を相手の頬に添えて、そっと唇を寄せていく。ゆっくり大事に唇を重ねて、これからは当たり前のようにできるキスも、一回一回を大切にしていきたいと思い全身で相手を感じとり)
うるさッ、キスが好きなんじゃない…好きな人とのキスが好きなんだ…(シンの言い方に異論を申すと優しい口付けに目を閉じて、シンの背中に手を回し抱きしめ)
(相手の言葉と後ろに回された手に、また涙が出そうになる。本当に受け入れてくれていると、やっと確かな実感が出てきて相手をきつく抱きしめ返し、耐えきれずに相手の唇の中心を舌先で軽く舐めて)
んッ、(長い口付けに、恥ずかしくなり離れようとするが、きつく抱き締められれば、それも叶わず舌を出されるとビクッと反応して目を開けて)
ん…(目を閉じながら、夢中で相手の合わさる唇の隙間から舌を侵入させようとするが、無理やりにはしたくなくて、代わりに下唇に甘えるように吸いついてから、唇を離し)
はぁっ、(こんなキスは初めてかとしれないと思いつつ離されると、なんだか少し物足りなさを感じてしまうが、そんな事を言ったら、引かれるかもしれないと思い言えず)
シンってさ、キス上手くない?
わかりません…他のキスを知らないので。
湊さん、ほんとに満足してくれましたか?至らないところがあれば教えてください(自分の思うまま、相手の口内も味わい尽くしてしまいそうになりながらも何とか耐えたが、相手の求めるキスができたのか気になり)
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