香月慎太郎 2024-01-13 20:50:59 ID:b62841df1 |
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な、なんでもない(赤くなった顔を見られたくないので、更に相手の顔を見れずに、立ち止まるとシンとは反対の方を向き)
医者かぁ、シンならきっと夢を叶えられるよ。勝手に病人にするなよな。(冗談で言ったんだと言うニュアンスで話し)
ほら、湊さん。買ったものを冷蔵庫に入れますから、家の鍵出して?(あまり強引でない方法で相手を振り向かせようとし)
ありがとうございます。病人はもしもの話で…いえ、湊さんの健康は俺が守るので病人にはさせません。今日はたくさん栄養とって夜にもたくさん運動しましょう(深い意味をやたら込めて相手の手を両手でとり)
え?ちょっ、ちょっと待って(シンに言われて慌ててポケットから鍵を取り出してドアノブに差し込み回してドアを開けて中に入り)
まぁ、最近腰が痛いけど、きっと歳のせいだよな。食べた後にたくさん運動?しねーわ。俺はまったり過ごすからな(キッチンに行きながら、シンの言う運動の意味をそのまま素直に受け取り嫌だと首を振り)
こっち向いて。俺の大事な湊さん(一緒に家の中へ入りドアが閉まると、暗闇に近い部屋で相手の肩を引き寄せてこちらへ振り向かせたが、暗くて表情は読み取れないのが不安で相手の頬にそっと触れ)
だめだ…湊さんの顔よく見えない。
腰、痛いですか?大丈夫ですよ、激しくなる運動にはしませんし…マッサージしますね、ここ(相手の頬にある手をそのままその体を伝って下ろして辿り着いた相手の腰を軽くさすると、耳元に口を寄せて囁き)
ちょっ、待てシン。電気付けるからっ
(電気も付けて居ない部屋の中で近付かれると、意識するなと言う方が無理な話しで、とりあえず電気を付けようと奮闘し)
いや、今は痛くないから!マッサージもしなくていい、から、ちょっと離れろ(腰を触られたり耳元に与えられる刺激にビクッとして、これは不味いと思い何とか離れてもらうように懇願し)
湊さん、あまり無闇に動くと危ないです。…なんかいいですね、真っ暗だと俺たちだけの空間って感じで(動く相手を壁際まで誘導し、視覚的にはほぼ何も伝わってこないが相手の吐息や触感には普段よりも集中でき、気分が高揚する。
手探りで相手の手の指の間に自分の指を差し込んで壁に押し当てると、まだ冷蔵庫へ収納していない食材には少しだけだからと言い訳して、ゆっくりと目の前にある相手の首から上へ向かって唇を這わせ)
いや、今危ないのはお前だろ。何しに来たのか思い出せ!
(壁際まで追い込まれると、なんだか本格的にいい雰囲気になってきてしまい、相手に本来の目的を思い出させようと声を出すが、シンの行動には体が反応してしまい、シンの肩に手を乗せ)
ちょっ、おまっ、おち、落ち着け
俺は…湊さんとこうするために来、じゃなくて、鍋して湊さんを安眠させるのが目的です、すみません(寝不足で悩む相手を無理させないようにとわかっていても、湊晃と一夜を過ごすという特大イベントに理性のコントロールがうまくいかず)
俺、ちゃんと耐えますから(相手がよろけないようにゆっくり相手から離れ、すでに覚えている部屋の電気のスイッチを押して明かりをつけると「冷蔵庫開けますね」と一言伝え、すぐに使う白菜と豚肉以外の食材をしまっていき)
もうお腹空きましたよね、作りましょうか
確信犯!お前、何言いかけたんだよ。(軽く突っ込むが相手が言葉とは裏腹に素直に離れた事に驚きと、なんだかモヤモヤした感じにになり)
安眠って、まぁ、お腹は空いてるけど、食べ終わったら、その、過激じゃない、くっつき程度なら、いい、からな
(自分で言った後からで、これじゃあ欲求不満みたいじゃないかと思い、羞恥心から顔を上げる事が出来ず俯き)
えっ、(まるで誘うようにもとれる相手の言動に、調理しようと持っていた白菜を台の上に落としてしまい冷静にならなくては、と自分に言い聞かせ白菜を置き直す。
夕食よりも湊晃がほしい。
今すぐキッチンを出て恥じらう相手の手首を掴み、後ろの薄暗い寝室のベッドへ直行したい衝動を砕く為、流し台の前に移動して白菜の葉を洗っていき料理を始めてしまうことで気を紛らわせようとして)
食べ終わったら、ですね。うれしいです。湊さん(強い欲求は隠して相手からも視線を外し、できるだけ落ち着いた声で答えるのはまた強引に攻めて相手の気持ちを無視した行いを避ける為で)
あ、俺も手伝うって。何したらいい?
(恥ずかしい発言をしてしまったが、シンが思ったよりも冷静で良かったと思うと同時に、手伝う予定だった事を思い出すと、隣に行き)
シン、あのさ、後で大事な話しがあるから、ちゃんと聞いてほしい
えっと、俺が洗った白菜を渡すのでその白菜の上に豚肉を重ねてまた白菜を重ねるを4回ほど繰り返してください(隣に来られると心をそわそわさせながら、相手の前にまな板を用意し、洗い終わった白菜を一枚ずつ置いて)
大事な…わかりました(先ほどの相手の様子から、自分を拒まれるとは思ってないが改めて言われると緊張して)
分かった。なぁ?これ俺って役にたってる?逆に邪魔してないか?(シンに言われた通りに白菜と豚肉を交互に重ねてを4回行い、出来上がるが、本当にこんな程度の手伝いでいいのだろうかと思ってしまい、横に居るシンに首を傾けて)
ありがとう。(相手からの返事の言葉を聞くと、これから話す内容の事を考えて心臓がバクバクするのが分かったが、きっとこれはシンにちゃんと伝えなくてはいけない事なので、決意した表情で顔を逸らし)
湊さんに今やってもらっていることが1番重要な工程ですから助かってますし、俺もこれで念願の湊さんの料理が食べられます(にこっと相手に微笑むと自分も隣で具材を重ねてを繰り返し)
あとはこれを5センチに切ります。だいたい五等分くらいでよさそうですね。俺と同じようにやってみてください(サクッと音を立て具材を切り、自分でやってみせてから相手に包丁の柄の部分を向けて渡すと、ちらりと相手の横顔を見て、別れ話じゃないですよね、ずっと一緒にいてくれますよね?と少しの不安を持つが黙って相手の作業を見守り)
そうなのか。ていうか鍋って、俺の料理って言うか?
(手作りは手作りなんだろうけど、湊さんの料理と言われると、はたしてそうなのか疑問に思ってしまう)
あ、あぁ、分かった(シンから包丁を渡されると、若干ぎこちない手つきで具材が切り始める。こうしていると気が紛れていいなと思い)
シンみたいに上手く切れない
簡単でも、湊さんの料理です。湊さんが触れて料理してくれた白菜たちを食べられるなんて幸せです(食べられる時を楽しみにしながら相手の料理する手つきを見て、苦戦して発せられる相手の言葉もかわいく感じ)
たくさん重なっているから滑って切りづらいですよね。一緒にやりましょう(相手の後ろに立ち、包丁を持つ相手の手に自分の手を重ねて、包丁の刃を前へとスライドさせ具材を切っていき)
白菜たちって、言い方!
(いちいち、恥ずかしい言い回してしてくる相手にドキドキしていると、なにやらバックハグをされていると思い余計に意識してしまう)
うわー!ちょっ、待った。いろいろマズイ気がするんだけど?
集中してないと危ないですよ。手元を見ててくださいね(落ち着かない相手に柔らかい口調で言い聞かせて、食材を切り終えても離れがたくこのまま本当に抱きしめてしまいたいが、相手が包丁で怪我してしまう恐れがあったり、食材に触れた手を相手の服につけるわけにもいかないので、真面目に料理を教えましたという体裁で相手から離れ)
て、手元?そうだよな。分かった(自分ばっかり、ドキドキしてて馬鹿みたいだと、食材を切っているうちに冷静になってくると、とんでもなく恥ずかしい誤解をしていた自分の事を恥じて)
シンは教えるの上手いな。助かったよ
いえ、よく妹にも教えたりしてましたから。湊さんと料理ができてうれしいです(共同作業ができることにずっと口元が綻び)
あとはこれを鍋に敷き詰めていきます。湊さん、お願いしてもいいですか?俺、にんじん少し入れたいので準備します(層になった白菜と肉を鍋に並べる工程を相手に頼むと、人参を取り出し花形に切っていき)
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