香月慎太郎 2024-01-13 20:50:59 ID:b62841df1 |
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(もう少し話していたい気持ちはあるが、相手を早めに休ませる為、「おやすみなさい」の言葉だけを送信し入浴を済ませてベッドに横になる。
まだ唇に残る感触が鮮明で高揚感が抑えられず寝付けなかったが、相手とキスをしたことがまだ夢のようで幸せな気持ちに包まれながら目を閉じているとそのまま眠りに落ちていく。
翌朝、早めに目が覚めると、昨日のことが本当に夢なのではと気にして、机の引き出しの中の日記を開く。
「湊さんとキスをした」というしっかり自分で書いた文字がそこに存在していてほっとすると、スマホを手に取り相手に何かメッセージを送りたかったが時刻を見て早すぎるかとためらい、改めて昼あたりにコインランドリーを訪ねることにして)
ね、寝れるか(シンからのメッセージを見たあとで携帯を枕に軽く放れば、ベッドに体を預けて、今日の事を振り返る)
あー、恥ずかしい。俺、キスされた時どんな顔してたんだろ、、まじで、恥ずかしいわ、、明日からどんな顔してシンに会えばいいんだよ、、
(悶々としながら考えていたら、あっという間に夜が空けてしまい、気がつけば朝で)
とりあえず、仕事行くか、、(結局一睡も出来なかったが今日から店は開けなくていけないので、欠伸をしながら仕事へ向かい)
ふぁっ、眠い、、
(午前中。エプロン姿で台所に立ち、彼が好きであろうアジフライを手際よく揚げていく。
デザートに口当たりのいいゼリーを用意しようと、ゼラチンを溶かしたコーヒーを冷蔵庫に入れて固まるのを待つ間、昨日の相手とのやり取りを思い出す。
相手から許されたとはいえ、勢いあまって何度も唇を重ねたことを不快に思ってないだろうかと冷静になった頭で考え始めるが、暫くして出来上がったフライとゼリーのタッパーをバッグに詰めるとコインランドリーへ向かい、相手の姿を探して)
湊さん、いますか?
(昨日のデート、主にキスの事を考えて寝れなかったなんて、周りに知られたら社会的に死ぬ。とか思いながらコインランドリーに来る客の相手をしていたら、気が紛れて来て普通の対応が出来るようになった頃、自分を呼ぶ声が聞こえて振り向き)
よ、よう。おはようシン。天気いいな。(せっかく普通に接客が出来ていたのに、本人が現れる。でも、普段通りに接しようと思い、とりあえず無難に天気の話しでもして)
おはようございます。…湊さん、大丈夫ですか?昨日はしっかり眠れました?(なんとなく余所余所しいのが気になるが、相手の表情からよく眠れていないのではと読みとり)
これ、昨日のお礼を兼ねてつくりました。ちゃんと栄養とってくださいね(バッグからタッパーを取り出し、アジフライや野菜のあえもの等を机に置いて)
お前、朝から元気いいな。(さすが若者だなぁと思いつつ、シンの言葉に耳を傾ける。そういえば、朝は何も食べていないことに気付き、シンからの差し入れに、お腹が空いてきて)
おー!ありがとな。ちょうど、昼休憩の時間だし、もらうわ。
(タッパーの蓋を開けると美味しそうなアジフライを見て目をキラキラさせて)
いただきます。
はい…!たくさん食べてください。はい、あーん(差し入れに喜ぶいつも通りの相手に癒されて、アジフライにレモンを搾りそれを箸で相手の口元にもっていき)
ひ、1人で食えるっての(その手にはのらないぞと言わんばかりに、シンの料理を頂き)
うん、美味い。朝食べてなかったから、嬉しい。
ありがとな、シン(どこにお嫁にだしてもいい出来だと思いながら食べて)
昨日の疲れが残ってるのかもと思ったのですが、食欲あってよかったです。まだ夏休みなので湊さんが望むなら毎日作りますから。これもどうぞ(冷やしたコーヒーゼリーを器に移して相手に出し、昨日のことがあっても普段通りに接してくれる相手に内心感謝して)
昨日の疲れ?(なんの疲れだろうと一瞬考えてしまう。ハッとなり首を横に振り赤くなった頬を悟られないように隠す)
い、いやぁ~昨日は、ほんと、楽しかったぞ。
(考えすぎて寝れなかった、なんて本人に言える筈もなく)
おっ!ゼリーじゃん!これも作ったのか?
ほんとですか?よかった。俺もすごく楽しかったです(顔を背けている相手が気になったが、デートの感想を聞けて微笑み)
はい。コーヒーで作ったのでそんなに甘さはないですし、もし寝不足ならカフェイン効果で目が冴えると思います(相手の様子から多少なりとも体調を察して)
あ、あぁ、特に映画が良かったよな(その後のキスの方が正直自分にとっては衝撃的だったけど、そんな恥ずかしいこと口が避けても言えず映画の話しを持ち出し)
なんで、おれが寝不足なの知ってるんだよ。(寝不足と言う言葉に班のするが、コーヒーゼリーを食べて)
これも美味いぞ。シンと結婚出来る人は幸せだな
そうですね、湊さんの映画の感想を聞いて、気づくこともあったのでよかったです。
少しは恋愛したい気分になりましたか?
湊さんわかりやすいので、目元を見てなんとなく。やっぱり寝不足なんですか?(心配そうに相手の顔色を見て)
それは湊さんが幸せということですね。
俺は湊さんと結婚したいといっても過言じゃありません。湊さんが望むなら毎日、豆から挽いたコーヒーを湊さんの為に淹れます。
もし、他の人のことを言っているのだとしたら結構ショックです。
俺が湊さんのこと好きなの知ってるくせに、湊さん以外の人を俺がパートナーにすると本気で思ってるんですか?
(相手の言葉が引っ掛かり、どういう意味なのか確かめようと視線を鋭くさせ)
ら、恋愛?!(その言葉に、ついシンに気持ちを伝えようとしていたことを思い出して赤くなるが、話しを変えようと頭を切り替え)
いや、ちょっと考え事してて眠れなかっただけだから、大丈夫だ。さすがに今日は寝れるだろ、、
え?俺、まぁ、幸せだけど、、(シンからの発言に、こいつはどうして、こうも真っ直ぐ受け取るんだろうと思う。冗談も通じないのかよと内心、思いつつシンの事は好きだと思っているので無下にする発言をするのも良くないと思い)
まぁ、その、あれだ。もし、また恋人を作るなら、シンがいいと思ってる、、(後半は恥ずかしくて小声になってしまい)
何か眠れないほどの不安があるんですか?俺でよければ話聞きますけど(相手の言う″考え事”に自分が役立てるかわからないが、気遣うように尋ね)
…はい!うれしいです、俺、湊さんの恋人になってもがんばります!(相手の後半の小声までしっかり聞き取ると表情を明るくして)
でも、まだ湊さんと付き合えるなんて安心できないし、湊さんに他の男が近づかないように極力見張らせていただきます(冗談っぽく笑うが半分以上は本気で実行しようと思っていて)
え?あ、いや不安とかではないから大丈夫だ
(なんで当の本人に言わなくちゃいけないんだと思い首を横に振り、不安も不満もない事を話し)
お前は、付き合っても変わらなさそうだな。(相変わらずの相手の発言も、動揺なく聞けて居るのは何故だろうかと、自分でも疑問に思いつつ、もしかして、付き合う前にキスしたからかなぁ~と、また思い出しては自然と目線がシンの唇へ向かい)
よかった。でも眠れなかったら俺がいつでも添い寝しに行きますから安心して呼んでくださいね(微笑みかけながら相手の手の甲に自分の手を重ねて)
はい、付き合っても変わらず湊さんが好きなままですし俺は変わりませんけど、付き合ったらもっと湊さんの役に立てるようになりたい。
…湊さん、どうかしましたか?(真剣に相手を見つめて話す中、相手と視線が合わなくなって不思議に思い)
また、添い寝!?お前は俺と一緒に寝たいだけだろーが!
(自分で言ってて、恥ずかしい台詞だ。と後から気付いては少し黙るものの、手を重ねられると意識してしまい)
あ、いや、つーか、食べにくいから、手、離してくれないか?
(自然を逸らしたまま、食べることに集中出来ないと、それっぽい理由付けをして、相手から離してもらうのを待とうと思い)
寝たいだけじゃないです!湊さんの精神を安定させる目的があります。でも、一緒に寝たいのは本当です(相手の言い分も完全には否定できず潔く認めて手を離し、あまりがっつくのも良くないと思うと相手の食べる姿を静かに見つめていて)
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