香月慎太郎 2024-01-13 20:50:59 ID:b62841df1 |
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はい、ありがとうございます(ニコっと良い返事をしてノートを開き、相手の温かく接客する様子を暫く眺めていると「コインランドリーに舞い降りた天使」等の呟きが口から零れていたが、自分も勉強に精を出さねばと教科書の問題に取りかかって)
(閉店の時間になるとシャッターを下ろして、掃除をしたり点検したりして、最後に金庫を回収してシンの隣に座り、今日の売り上げを計算して)
なんか、こうしてると前に俺がクロスワードしてた時を思いだすな。覚えてるか?
おつかれさまです、湊さん。懐かしいですね。クロスワード。
初めての2人の共同作業なんですから覚えてますよ。今でもあのクロスワード、1人では解けないんじゃないですか?(仕事終わりの相手を労い、その時のことを思い出しながら微笑みかけて)
共同作業って、俺が分かんないところをシンが教えてくれただけだろ。案外難しいよな。でも、シンはすごいよな。俺にもその頭の良さを半分分けてほしいくらいだ。(はぁ、と溜め息を吐き学生時代、もっと勉強しておくんだったと今更ながらに思い、計算を終えて金庫を終い)
よし、終わったぞ。家行くぞ
教えただけじゃなくちゃんと口説きました。俺は今もここのコインランドリーにとまってるカラスも全部愛おしいです。
湊さんの苦手な部分を俺が補えたら良い関係だと思いませんか?それに俺にはないもの、湊さんのほうがいっぱいもってる(迷いない言葉で言い切り)
はい!(「家」という言葉に過剰に反応して嬉しそうに椅子から立ち上がり)
(教えただけじゃなくて、口説いたと言われれば、そう言えばと思い出し)
あー、なんか難しい言葉だったよな。俺1人だったら解けなかったな。
ん?そうか?まぁ、人は無いものねだりって言うからな、人それぞれにいいところも悪いところもあるだろ(良い関係と言う事には触れずに、話しを流すと立ち上がり)
よし、行くか。
覚えてないんですか?その四文字熟語(あんなに伝えたのにと口を尖らせ)
俺は湊さんのどんなところも好きです。おこがましいけど俺の短所も受け入れてくれたら嬉しい(視線はしっかり相手を捉えて)
湊さん、よければ俺が毎日コインランドリーから家まで送ります(段々と暗くなってきた屋外に出ると、相手のいつもの帰り道が心配になり)
あ~なんだっけかなぁ~(本当は覚えているが、忘れたフリをして顔を逸らし)
シンの短所?俺の事しか考えてないところとか?(シンが否定する事を想定して言ったので、冗談のつもりで言い)
え?なんでだよ。この辺に不審者でも出たのか?(唐突な申し出に不思議そうに首を傾け)
もう。本当に言葉だけじゃ伝わらないんですね(さほど期待していたわけではないが呆れたように息をつき)
湊さんのことを考えるのは、もはや俺の人生なので短所とかの話ではないのですがそれによって湊さんに負担をかけたなら短所になるかもしれません。時間をかけて湊さんがこれを長所と言ってくれるように俺、頑張ります(長々と語った後に宣言し)
湊さんを狙う不審者がこれから出てくるかもしれないじゃないですか。暖かくなってくると変な人物が現れて、湊さんに変なことをしたらって思うと…(少し考えただけでも絶望感が襲い途中で首を振って想像を散らし)
シンちゃん、その返しだと俺が自分の事、めっちゃ好きなイタイ人みたいに聞こえるけど、大丈夫?俺的には、突っ込んでほしかったんたけど、、(自分から言ったのに、シンが予想の斜め上の返答をした為、なんだか恥ずかしくなり、足を止めるとシンの方を向き)
シンってさ、自分の事好き?
俺を狙う不審者?そんな物好き居るか?(考えすぎだと言わんばかりに、相手にせず)
俺より、若いお前の方が危ないだろ
(相手からの予想外の質問に目を丸くし一黙した後口を開いて)
あまり考えたことがなかったのですが、少なくとも嫌いではないです。
時々は自分の未熟さにうんざりすることもありますが、嫌いな自分で湊さんに向かっていくことはできないと思いますし、自分が嫌いなのに湊さんの隣にいたいと胸を張って言えません。湊さんに対してもそんな自分を押しつけるのは失礼かと。
俺の場合は好きという思いだけで動いてる部分もありますが、その思いを貫き行動するところと何事も手を抜かないところは誇ってもいいのかなと思いますが…なぜそんなことを?
湊さんは自分のこと、どう思ってますか
(なんとなく相手の様子が気がかりになり)
俺なら狙います(即答するが「手は出せませんけど…」と悔しげに付け足し)
できるだけ街灯のある明るいところ通りましょう(相手の家を完全に覚えたのか確かな足取りで進み)
そっか、なんか安心したよ。シンってさ、周りの事ばっかり考えてて、ちゃんと自分を労ってるか心配だったんだよ。
俺はもちろん、自分大好きだぞ!(シンからの返答を聞き安心したのか、微笑むと自分はどうなのか聞かれるとドヤ顔で答え)
シンみたいな物好き、居ないから大丈夫だって、、(苦笑いしながら受け答えると、自宅が見えて来たのでポケットから鍵を取り出し)
俺のこと心配してくれたんですか?気にしてくれてありがとうございます。俺が俺でいられるのは湊さんのおかげなんです。
俺も安心しました。湊さんが自分のことちゃんと好きなら。湊さんは本当に温かくて何より素敵な存在なのに自分で気付いてないようだし、商店街からの人気も高いのに隙だらけなのも自覚あるのかなって(気づいているならよかったと微笑み、相手には自信持って笑顔でいてほしいと願って)
合鍵…(相手が取り出した鍵を見て欲しいものをぽつりと呟いてしまい)
湊さんと一緒に住んでる家に帰ってきたみたいでなんかドキドキします(共に玄関から入ると思うと高揚して)
そりゃあ、心配するだろ。確かにシンは大人っぽいけど、まだ学生だし、勉強やら家の事やらで気苦労もあるだろ。まぁ、兄妹が多い分、癒される事もあるだろうしな。(自分は分からないので、羨ましそうに微笑み)
人気があるって言っても、高齢の人なんだけど、、それに、隙だらけってなんだよ。
ん?何か言ったか?鍵?(ドアに鍵を差し込みながら、よく聞こえなかったらしく、後を振り向きながら聞き返し)
一緒に住んでないし、来た事あるだろ
家族も好きですが俺が1番癒されるのは湊さんのそばです(甘えるように相手の手の指先に少し触れて)
年配の方だからって侮らないでください。また、歳の離れた小さい子供に好かれたとしても油断しないでください(自分のことは棚に上げて相手を誰にも取られたくない一心で)
いえ、なんでも。来たことはありますけど湊さんと一緒に帰れることが嬉しくて…将来的に一緒に住んだら「ただいま」や「おかえり」も交わしたいですね(合鍵はまだ早いかと思い直して)
まぁ、そう言ってもらえると嫌な気分ではないな。(癒されていると聞けば悪い気はせずに照れて)
いやいや、話しが飛躍しすぎだと思うぞ。小さい子供って、、(流石に力では勝てるので問題ないだろうと思いながら、ドアを開けて中に入り)
そんなに言ってほしいなら、シンが来た時は、おかえりって言ってやるよ。
湊さんが1番ほっとする時ってどんな時ですか?(相手を知りたくて今後の参考までに尋ねて)
お邪魔します(数回来たことはあるが少し緊張しつつ相手に続いて中へ入り、靴を脱いで端に揃えていると相手の言葉に驚いて振り返り)
俺が来た時に…だけ?そんなの、本当に一緒に住んでるって錯覚してしまいます、嬉しいけど…(おかえり、なんて言われた暁には耐えきれず住み着いてしまうだろうと困惑して)
ん?そうだなぁ~仕事終わって家に帰って、のんびりしながらシンの手料理食べてる時かなぁ(やっぱり、家って落ち着くよなぁと思いつつ、腕組みしながらしみじみと思い)
あ、嫌なら別にいいんだぞ(嬉しいけど、、と言葉を切られ困ってる感じを見て、勘違いして話しを逸らす為に当初の目的を切り出し)
つーか、さっさと学ラン寄越せ!
それって…もう俺が湊さんの家に住んで料理作って待ってたほうがいいということですか?いや、もしかして必要なのは料理だけの可能性(思考を巡らせてはぶつぶつ呟いて)
嫌なわけないじゃないですか!むしろ毎日言われたい(話を終わらせられるのを遮って強く否定し)
もうお披露目してくれるんですか?待ってください、心の準備が(一度深呼吸をしてから学ランの入った手提げを相手に渡して)
俺の…大きいかもしれないので湊さんがまだ持ってるならそれでもいいんですけど…あ、中に着るカッターシャツも入れてるのでちゃんと着てくださいね。なんなら俺が全て着せますが?
いや、でも俺の家の台所狭いから作るの大変だと思うぞ?
(嫌なわけがないと言われれば、圧がすごくて、そうかと頷き)
いや、持ってねーよ。確かに、シンのだと大きいかもなって、服くらい自分で着れるつーの!(手渡されて学ランを出しながら懐かしむように眺めて、この歳になって制服かぁと思いつつ、隣の部屋で着替えようと思い)
いいって言うまで絶対覗くなよ!
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