ハルト 2024-01-08 20:49:55 |
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私が出た電話に出た人は、男性だった。
「桜城美空さんですか?」
え、誰?この人。
「は、はい桜城ですが..?」
「貴女は今テレビ局にいますね?」
「まぁ、はい..?」
「貴女と同じように、もう1人この世界にいる人が渋谷の真ん中にいますよ。声を掛けてみては如何ですか?」
「そうなんですか!声を掛けに行ってみます!有難う御座いました!」
プチ
向こうから電話を切られ、取り敢えず外へ出てその人を探しに行った。
「もしもし?」
電話の向こうからは少しノイズが篭っていて
「貴方と同じ、この世界に迷い込んだ女性がテレビ局にいます」
少しカタコトな女性?の声が聞こえた。
「っそれはほんとか?!てかココはどこなんだ?!アンタは一体...っておい!」
何者でココがどこなのか聞く前に電話は途切れたのだった。
「具体的なテレビ局の場所なんて...詰んでるぞコレ」
「しばらく歩くか...いや、どうするかな...」
交差点付近の自販機でひたすら悩む。
「すれ違いにもなったら意味が無いからなぁ...でも、時間は進んでる感じか...」
スマホの時計は13時を指していた。
ハルトは少しお腹がなったため、近くのコンビニによることにしたのだった
地図を見ようと思ったけれど、携帯も圏外で使えない。
落胆した私は自分の持つ記憶力で渋谷であろう方面へ向かった。
すると、コンビニから出て来た人影が見えた。
「あのっ!」
私は必死に叫んでその人を呼び止めた。
「ん?っあっ!!」
サンドイッチを食べながら、コンビニから出てきて、呼ばれた方向を見て
「んっく、良かった、すれ違いにならなくて」
一安心した。時刻は14時を指していた。
「そうだ、何か食べます?時間や、お腹のすき具合や、喉の乾きそしてもうひとつ、この世界のあらゆる場所に入れるみたいだし。」
コンビニに入る前、色んな施設に入ったハルトは今出会った女性に伝える。
「そうなんですねっ..」
あの電話の男性の言っていることは本当だったんだ..
良かった、と胸を撫で下ろして安堵するとそれとともに嬉し泣きをしてしまった私。
「良かったです、貴方とお会い出来てっ..」
「俺もほっとしたよ。コレ使って」
涙を流してる姿を見てハンカチを渡し
「夜になると真っ暗なのか...その前にも、宿さがないとな…」
時刻は15時。人気も無く何も音はしない世界。たった2人だけかも知れないこの世界で何が出来るかを少し考えていた…
「すみません、有難う御座います..っ」
「あっ!携帯鳴ってるので取りますね!」
携帯が鳴ったので見てみると..
"メッセージ"というアプリに2通のメールが来ていた。
【美空さん、彼と会えて良かったですね。】
【もう夕方は無闇に歩かない方が良いと思いますよ。こちらのホテルへお泊まりになっては如何でしょう?http.◯△×☆□..】とURLまで送られていた。
「..あの、これどうしましょうか?」
URLを見せて男性にお聞きする。
「詐欺メールとかかもしれないんですけど..この男性の言っていることも一理ありますし、どう思いますか?」
「そうだなぁ...とりあえず向かって見るのも、ありかもな」
相手のスマホの画面のURL入力すると、繁華街にある有名なホテルだと分かり何かを察した。
「っ...謎の男は何をしたいんだ...まぁ、とりあえず、食料を調達してから向かおう。」
そう言ってはぐれる心配もないのに手を優しく握って歩き出した
「あ、あの//」
「..誰もいないのにどうして手を繋ぐんですか?」
何故かお会いしたこともないはずなのに繋いだ手に熱を持っていた。
(ちょっと急用があって投稿が遅れてしまいました(・・;)すみません!)
「あっ!わっ悪い、つい...」
無意識だった為か少し恥ずかしそうにするハルト。
「誰も居ないからこそ、少し不安になってな…」
そう言いって恥ずかしそうにする。
(急用は仕方がないです!ゆっくりでも大丈夫!です!)
「..いえ、大丈夫ですよ、?私も、人の温もりって安心するので(笑)」
そう言いながら歩いていると、いつの間にかホテルが目の前にあった。
(すみませんm(_ _)m有難う御座います!)
「なっなんか高級そうなホテルだな...東京はこんな高そうなホテルばっかなのか??」
ほとんど地元が田舎で、都会に出た事が無かったので、驚きを隠せていなかった。
「東京ではこのホテルみたいな高層ビルが沢山建ってますから圧倒されてしまいますよね笑」
「私もアナウンサーになって上京した時、東京の街並みに圧倒されてしまいましたから笑」
「私、一応田舎育ちなんです笑実家は京都にあるので!」
そう、ホテルのエレベーターに乗って言う。
「..ここですかね?」
(夜分遅くに投稿失礼します。お休みなさいませ。出来ればホテルの部屋番号を決めていただければ嬉しいです!)
「そうみたいだな…番号は580号室か。」
「俺も田舎育ちだから、ざっ都会なんだなって驚いたよ。」
部屋の前につき、鍵がドアノブにくくり付けてあったのを解き、部屋を開ける。
「うぉ...広いなこの部屋...」
部屋はかなり広く、窓からは、人気が無いはずなのに、電気が着いていた。
「え、何で電気ついてるの…?」
「あ、ため口すみません(-_-;)」
…そうしていると何だか嫌な予感がした。
(実は眠い中書いたので短くてすみません(-_-;)
「誰も居ないはずなのに何で...」
するとどこからか声が聞こえた
『それは演出ですよ。真っ暗だと何も見えない。』
そう言い残し声の主は突然消えていった…
「何だったんだ...?。いや、タメ口は大丈夫ですよ俺も、ほぼタメ口だったし」
(ゆっくり休んでください!)
「..すみません、取り敢えず部屋を見てきますね」
そう告げ、私は和室へ来た。
窓のある和室だった。
窓から月光が差し込んでいた。
次の瞬間、何とも不可解な現象を見つけた。
「..え、?」
私が見つけたのは、ぼやけたものだった。
まるで、何かの"時空"のような..
(お気遣い有難う御座います!)
「さて、俺は洋室か...っ」
初めて洋室にある、子窓を開けて息を飲む。それは不思議な感覚。吸い込まれそうな感じの"何か"があった。
「何が起きてるんだよ...っ?!」
突然何かがフラッシュバックして座り込むハルトだった。
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