常連さん 2024-01-05 18:32:59 |
通報 |
( 一度アラームの音にぴくりと反応するが、そのまま手だけを伸ばしてアラームを止めお得意の二度寝を始める。暫くすると事務所の扉が開く音、更に暫くすると台所の方から良い匂いが漂ってくるが、未だに脳の8割方は睡眠中で、毛布を抱き枕の代わりに抱きしめるようにしてごろりと寝返りを打つ。
──相棒の声が名を呼んでいるのを聞くと、んー…と寝起きの低い声を洩らしながらのっそりと上半身を起こす。その後ゆっくりと薄目を開け、日光が眩しいのか2.3度瞬きを繰り返す内は眉間に皺を寄せ険しい顔をしていたが、ちらりと相棒の姿を見つけると直ぐに柔らかな笑顔を向けた。)
………おはよう、りっちゃん。
ご飯作ってくれたの?天才じゃん。
(そんなことを言いながら大きな欠伸をするところを見ると、まだ少し寝惚けているようで。それでも「ありがとー」と朝食を作ってくれたことへの礼は忘れず、のんびりと立ち上がって伸びをした。)
【 うわぁぁ!女装いいですね!理人くんの女装見てみたい…(*´?`*)←←
ターゲット(女性)の浮気証拠写真を撮るために、社交パーティーみたいなのに潜入して、怪しまれないように男女ペアとして紛れるとか!
そしてターゲットの女性が廉を狙っちゃって、理人くんに牽制してもらいたいし、嫉妬からかターゲットに嫌味とか言われる理人くんを庇いたい(切望)←←】
僕が作らないと食べないか、食べてもろくなのじゃないでしょ?朝御飯は大事なんだからちゃんと食べて貰わないと。
(寝起きの低い声と共に身体を起こす相手を見れば、やっと起きたかと短く息を吐き出して。険しい顔をしていた癖にこちらを見た途端に柔らかな笑顔を見せてきた為に思わず一瞬息を飲み。挨拶と共にさらりと褒められたことを内心喜びつつも欠伸するのを見れば、寝惚けただけかとふっと笑って。一日の生活を決めるのは朝御飯、といっても過言ではないと思う節があるらしく朝食の大事さを伝えては軽く肩をすくめ)
どういたしまして。アンタの為に作ったんだから早く一緒に食べるよ
(お礼を言われれば淡々とした調子で応えてやり。アンタの為に作ったとさらりと話しながら伸びをしている相手の背中を片手で押して、当たり前のように一緒に食べようと急かし)
【おっ、ありがとうございます!放っておいたら直ぐに声掛けられますよ←
ぬぁぉああ良きですな!!
お、牽制ですか、頑張りますぜ!wうわぁ、それは庇って欲しいですなぁ…(ニヤニヤ)←
廉くんと理人は会場内ずっとくっついときます?それか廉くんがターゲットから声掛けて来やすいように離れます?…まあ離れたら理人はナンパされ放題でしょうけどw華麗に微笑みつつ躱そうとしたのに捕まったり←】
…なになに、俺のためなの?可愛いこと言ってくれるね。
( 更にもう一度大きな欠伸を漏らすと、朝食を疎かにしているのがバレているな、と苦笑いしつつ頭をかいて。しかし、背を押されながら相手の言葉に嬉しそうにしつつ、調子のいい言葉を返す。おまけに、先に食べるでもなく律儀に起こして一緒に食べようとしてくれるんだから尚更愛しいのだが、そこまで言ったら怒られそうなので胸の中に留めておく。
促されるがまま席について美味しそうな朝食を目の前に「相変わらず料理上手いよな」なんて言うと、早速手を合わせて挨拶を)
……ッうま!起きたら美味い飯があるって最高。
( 手始めに味噌汁を流し込むと、温かく優しい味にほっと一息入れつつ、脱力気味に上記を述べて。
寝起きだと言うのに食欲は相変わらずで、ハイペースで食べ進めていくと、あっという間に半分ほど量が減っていて。)
【 大体はくっついてるイメージですが、ちょっと料理とか飲み物取りに行こうとして離れた時に此方がターゲットに声をかけられてちゃって、その隙に理人くんもナンパされちゃってみたいな感じになりますかね…?
廉はターゲットと話そうにも理人くんが心配でそっちに気を取られてそう←← 】
はいはい、そうゆうのいいから
(相手のため。それは確かにそうなのだが、あくまでも淡々とした調子で返事をしぐいぐいと背中を押して。言われて嬉しい癖に表情には出ないから伝わらないよなとふっと笑いつつ、席に座らせれば自分は正面に座り。相変わらず上手いなと伝えられれば「腕が鈍らないように殆ど毎日作ってるからね」と当然のように話し。元々料理は嫌いではないし美味しそうに食べてくれる廉の顔が見れるから作っている、とまでは伝えないのだが)
…そう。……アンタが飽きないなら別に、毎日作ってやってもいいけど
(味噌汁を飲んで素直な感想を述べる姿に、無意識で目を細めて嬉しそうに微笑み短く応え。直ぐに元のスンッとした表情に戻しこちらも手を合わせいただきますをし。自分はゆっくり食べ進めていたのだが、あっという間に半分ほど量を減らした相手にまるで子供じゃないかと、以前は呆れた視線やらため息やらで流していたのだが、今朝は親が子供を見るような優しい眼差しと微笑みを見せ。そんなに美味しいと感じて貰えるのなら、毎日作るのも苦じゃない。そう考えていれば自然と言葉に出ていて)
【あー!なるほど!!具体的に出してくださってありがとうございますっ、助かりますー!
確かにwwまあー、理人ならナンパを上手くかわしてくれるでしょう…!手首とか腰とか掴まれなければ笑←
毎日作るって理人くん??それプロポーズみたいなもんだと思うんですが??←】
……え、もしかして同棲のお誘い?
(相手からの発言に、一瞬動かしていた口を止め瞬きを数回。また咀嚼を再開して豚バラを飲み込めば、わざとらしく手を口元に持って言って声音を高くすれば揶揄うように大袈裟気味に返す。
勿論飽きるわけないし、此方としては正直めちゃくちゃ助かるし嬉しいが、そんな事を言うと勘違いされるぞ、と“同居”ではなく“同棲”と言葉を選び遠回しに伝えているようだった。彼には善意の他に他意はないと思い込んでいるから。
それに、彼はあぁ言ってはくれるが、この事務所に来たのだって自宅から近いから、と最初に言っていた。つまり、自宅から近い所にもっと割に合った仕事があれば彼は居なくなってしまうのではないだろうか。少しばかり聞いてみようかと口を開きかけた所、ポケットに入れていたスマホの振動を感じ、箸を止めてスマホを取り出す。)
【 手首や腰なんて、廉しか触れてはいけない所なので()廉には必死に阻止して貰おうと思います←←
プロポーズいただきましたぁぁ(*´ω`*)そしてそんな所に鋭いようで奥手な廉をお許しくださいーーー←←】
………嫌ならいい。
(自然と言葉に出した後訂正するかどうか迷っていたのだが。わざとらしく口元に手を持っていき声色高く"同棲"との誘いかと、大袈裟に反応してみせた相手に。てっきりもっと喜んで直ぐに受け入れると思っていた為に長くため息を吐き出しては、酷く冷めた声色で嫌ならいいと告げ。結構ショックを受けたらしく二度と提案してやるものかと思いながらゆっくりと炒め物を口に運んで食べていたのだが、食事中にスマホを取り出すのが視界に入れば眉を寄せつつ相手を見て)
何、仕事の依頼でも入ったの?…ご飯中くらいは置いときなよ
(自分の作るご飯より仕事が優先なのかと、まるで面倒な彼女や奥さんのようなことを考えてしまったなと思いつつ気付けば言葉に出しており。「別にいいけど」と話しつつも声色は明らかに冷め、表情もスンッとしていて)
【あっ、確かにw仕事中なんだから私情持ち込むなよって軽く怒りつつも内心嬉しい理人が出てくるかと← ターゲットの浮気調査なんだからこっち気にしたらダメでしょっ…って、そもそもそのターゲット、浮気相手と来てたりします?だとしたら理人からしても都合良し、その相手に接触して情報を得ようとするのでは←
はいしちゃいましたぁああ!!あらやだそんな廉くんも良きですなぁっ?!理人は思ってたのと違う反応に完全に拗ねましたけど笑←】
( 此方も同様に、いつもの調子で“うるさい”だの“調子にのらないで”なんて言われるのかと思っていたので、想像よりも更に冷めきった相手の反応に首を傾げる。これでも長く一緒にいるつもりではあるので、相棒が本気で不機嫌かそうではないか位は区別がつく。
それに続きスマホについて言及されると、つい癖で、なんて言ってヘラヘラ笑って見せるが、やはり怒らせてしまったのは明白らしい。
彼がいつも使っている社用のパソコンに依頼のメールが入ったという通知だったのだが、今わざわざ口にせずとも後々彼がパソコンを開いた時に分かるだろう。おまけに今この話題を出すのはマズイ気がするし。)
……なぁ、そんなに拗ねんなよ。機嫌悪くしたなら謝るって。
後で好きなもん買ってきてやるからさ。
(残りの味噌汁を飲み干すと、相手の顔色を伺うように覗き込みながらそう言って、ご機嫌取りに物でつろうとしてみて。)
【理人くんから!確かに!
一応、ターゲットはお金持ちのお嬢さん(つまりはパーティの主催側)で、その会場にいけばターゲットの浮気相手も特定出来るんじゃないか、しかも証拠もバッチリ掴めるんじゃないか、って事で潜入しようかと考えておりました!
なので、「あの男が浮気相手じゃね?」とのことで理人くんに近づいてもらうのもとても良いですね!
拗ねさせてしまったぁぁ、ごめんね理人くん…( ; ; )
しかしながら、たった今思ったのですが、このまま喧嘩しちゃって言い合いしつつ、それでも仕事中は常に相手の安全第一だし、離れないし、なんなら依頼終わりにやっぱ相棒が1番だなーって仲直りするのも有りかと思っちゃったんですが()】
……何、その言い方。物で釣れると思ってる?そんなに単純じゃないんだけど。
(別にいいけどとは言ったもののやはり気に入らないのは気に入らないし、つい癖でなんてヘラヘラしながら言われ、更に機嫌が悪くなり眉間に強く皺が寄り。
味噌汁を飲み干したらしくこちらの顔を覗き込みながら謝ると言われ少しくらい許してやるかと思ったのに。続いた言葉に、何だそれはと一気に怒りが湧いて来て。キッと強く睨みつけながらあからさまな不機嫌を隠さず、単純じゃないと先程よりも更に冷めた、辺りを一瞬にして凍らせてしまいそうなくらいな声色で告げ)
【ぬぉおおお凄い…!またまた具体的にありがとうございますぅう…!
ありがとうございます…!!でしたらターゲットよりとびきり美しく、それでいて気品のあるお嬢さんに扮した理人からその浮気相手に声を掛けてみましょうか…!それか一旦廉くんから離れて向こうから声掛けられ待ちしてる所を他のにナンパされて、困ってるとこを助けて貰ったり…?
あらぁ謝らないでくださいませぇ…!理人が普段素直じゃないからこうなるんですぅ←
うわぁああ確かに?!何ですかそれ素晴らしいですね?!その方向で行っちゃいます?!というわけで理人のご機嫌やばいです←】
……別にそんなつもりで言った訳じゃないし。それなら、お前は一体何で喜ぶわけ?俺が何しても突き放すくせに。
──…いや、もういい、悪かった。朝ご飯ありがとうな。食器はまた洗っとくから適当に置いてて。
依頼メールの確認だけ頼む。…けど、やりたくないなら、後で自分で確認するから。
(相手の怒気を含んだ声音に此方もぴくりと眉を動かし、静かに、それでいて低く言葉を返す。完全に怒っている訳では無いが、少しばかり此方も思うところはあるらしく、いつものような明るくおちゃらけている様子はなかった。空になった食器に当たるでもなく静かにテーブルに置けば、ため息混じりに視線を逸らす。
しかし、朝ご飯を作ってくれたのは事実だし、自分の言い方に非があったのも事実なので、一度は謝るが、それもこの場しのぎの謝罪でしか無かった。こっちの気も知らないで一方的に機嫌を悪くしたのはそっちだし、完全に下手に出るつもりは無いらしい。言いたい事だけ先に言うと、空になった皿を一先ずキッチンに下げ、自分は寝巻きでも着替えてこようと再度自室へと戻って行った。)
【 後者の案いいですね!本当だったら自分が助けに入りたいところをターゲットの浮気相手に先越されて悔しがりたいです←←
喧嘩してたら逆に少し距離感もでそうですし、モブ達を接近させやすくなるかもしれないですね!
ということで、私も勝手に喧嘩腰モードにしております。笑
………そして全く話は変わるのですが、背後様ってもしかしてどっかのアイドルの也もやってたりします?((((
あ、全く身に覚えが無かったらスルーしてくださいな(*´ω`*)】
さあ、何だろうね。自分で考えれば?
……そう、分かった。そうするよ。
いや、仕事はきっちりするから。
(ああ、物凄く腹が立つ。いつもの雰囲気と違う相手にこちらは更に苛立ちが増していき、普段以上に酷く棘のある声色で突き離すように何で喜ぶかは自分で考えろと伝え。…実際のところ、相手からの自分を思ってしてくれる行動は出会った当初は嫌で仕方なかったものの、今では無くては若干寂しいくらいに思うこともあり。だからこそ腹が立つ。自分としては引っ越して同棲してやってもいいのに相手は違うのか。あんなに構ってきておいてそれはないだろう。…堂々巡りをする思考に苦い顔をしつつ、謝罪とお礼の言葉を受け取り長くため息を吐き出して。依頼メールの確認は自分の仕事だと、きっちりすると淡々と応えては自室へ戻る背中を見送り。
その後朝食を食べ終え、言われた通り食器を流し台に置いた後もう一度長くため息を吐き出して。らしくないことをしたと思いつつ、謝るのは癪だから絶対してやらないと、ふんっと鼻を鳴らし。デスクに向かえば椅子に腰掛け、ブルーライトカットの眼鏡を装着しPCの電源を入れる)
……浮気調査、ね。…金持ちのお嬢さんとかいかにもしてそう。……ふぅん?
(先程聞いていた依頼のメールを確認する為にアイコンをクリックして開いてみれば、よくある依頼かと軽く肩をすくめ。ターゲットの特徴を見てこれは既に黒の可能性が、なんて思いつつスクロールしていれば"男女ペアのみが参加出来るパーティに、何故か自分が呼ばれていない"との文字を見れば。こんなの自分はもう振られているようなものだろうと軽く鼻を鳴らし。…黒の線が濃厚だが一応調べる必要がある。女装なら得意だし潜入捜査なんて何だかワクワクするじゃないかと思いつつ、依頼内容やターゲットの特徴等を何度も見返しており)
【おっ、マジですかありがとうございます!!あー!その瞬間の廉くん是非とも拝みたいですわww←
確かに…!一緒には入ってもなんか距離あるし、あいつら別れるんじゃね?え、チャンスある?って寄ってきますね←
ぬおおお素晴らしい…!!こんな雰囲気も良きですな笑 理人から謝ることはなさそうです←
残念ながらアイドルはしてないですねぇ…。 版権スレで某シリーズの赤毛の猟師さんなら動かしてます笑】
(どうにか苛々する感情を落ち着かせながら着替えを済ませ、髪をいつもの様に整える。我ながら子供じみたように売り言葉に買い言葉で気まずくなってしまったが、たまには距離をとる事も良いだろう、と自分に言い聞かせる。彼は自分が寄っていくのをあまり好んではいないし、この方が彼にとっても楽だろう。なんて、未だに自分の中ではその解釈らしい。
自室を出て洗い物を静かに済ませると、タオルで手を拭きながらパソコンを眺める彼の元へと歩み寄る。何時もならば遠慮もなく背後から抱きつくが、今回は傍らでパソコンの画面を見下ろしているだけだった。
依頼内容にさっと目を通すと、使い終わったタオルを仕舞いながら「パーティね…」と呟く。)
そのターゲット、有名企業の令嬢さんだろ。婚約者を呼ばない時点で、まぁ遊びまくってんだろうな。
……で、潜入捜査する気なんだろ?場所と日付はいつだ。
(そのままソファの方へと移動しつつ定位置に腰を下ろすと、そのパーティとやらがいつ開催されるのかと質問を。相棒は確かに面倒くさがりだが、こういった潜入捜査にはやる気を出すことがあるし、今回もきっと乗り気だろうなんて考えながら、足を組んで自らのスマホの画面を開く。)
【 喧嘩となると2人共頑固そうですね。笑
改めましてパーティー編もよろしくお願い致します!!←←
そうなんですね!通りすがりに見た方と少し雰囲気が似てらっしゃったのでつい!勘違いでした。笑】
(部屋から出て洗い物をする音を聞きつつ、お帰りと声を掛けることもあるがそんな気分ではない為に画面と睨めっこを続け。近寄ってくればいつものように抱きついてくるだろうかと思ったのにそんなことはなく。やはり自分に対する気持ちはそうでもなかったのかと、落胆と苛立ちの気持ちを抱えつつ長い溜息を吐き出して)
当たり。……令嬢の父親が持ってるクルーザーで、時間は今夜。あんまりのんびりしてられないね
(ソファに移動し腰掛けた相手の背中を見つつ、潜入捜査する気だろうの言葉に、よく分かってるじゃないかと肯定し。改めて内容に目を通してみれば、開催は日を空けず今夜。依頼するならもっと早くしておいて欲しかったと呆れつつ、動くなら早い方がいいかと、デスクにしまっている専用の化粧ポーチ、更には化粧水や乳液、パック等も取り出して置いていき。とりあえず洗顔して来ようかと洗面所へ向かおうとして)
【ですよねぇ、めっちゃ頑固そうですわ笑 はぁいよろしくお願いしまぁあああす!←
クルーザーって書きましたがどっかの高級ホテルの方が良きですかね??その辺りよく分からず…クルーザーやと外で揉み合いにでもなったら落とされそうになってそこを助けたりとかありそう、ホテルだと別の部屋に行こうかって誘われてそのまま行こうとしてるとこを止められそう、まあ勝手な想像ですが笑←
あ、そうなんですね?w私に似てるとは、癖の強そうな方ですなぁ笑】
今夜?金持ちは急かすのが得意だな。
…理人、準備してる間ちょっとパソコン借りるぞ。
(決行日が今日だと聞けば吐き捨てるように上記を述べつつ、折角腰を落ち着かせところ名残惜しいが再度立ち上がり、洗面所へ向かおうとする背にパソコンを拝借すると断っておく。
社交界に潜入するならば名刺が必要になってくる。クルーザーに潜入する際、受付はただの派遣に過ぎないので適当に誤魔化して入ることは簡単だろうが、中にいる金持ち達にバレたら面倒だ。おまけにターゲットが主催者ならば変に目立つことは出来ない。浮気調査は特に、調査されているとバレたらターゲットが何をしでかすか分からないから尚更だ。
手馴れた手つきでパソコンを操作すると、偽名と仮の職種をでっち上げた名刺を編集していき、数枚印刷しておく。職種にはさほど目立たないようにと下請けの中級会社の名を記載しておいた。)
【全然です!クルーザーで大丈夫ですよ!
どちらにせよ想像がいろいろ膨らんじゃいますよね。笑
ではでは、また何かあれば相談させて頂きます!!!】
ん、好きにしなよ。
(急かすのが得意だなと聞けば本当にそうだよねぇと内心苦い顔をしつつ、辿り着く前に声を掛けられた為に返答する。その声は普段より幾分か低い不機嫌そうなものであったが。仕事で使うのは分かっている為に好きにしたらいいと告げては扉を開き洗面所へと入って行って。
暫しの間の後洗面所から出て来た彼の頭には前髪が掛からないようヘアバンドがされており、そのままデスクまで歩いてきては化粧水を手に取り顔にしっかりと塗り広げ、乳液と同様に念入りに塗っていき。少し経った所でパックを取り出し顔を貼り付けた状態になれば漸く相手のした行動を見て)
名刺か…確かに必要だよね。
(真面目な表情で話しているのだが、顔に貼られた真っ白なパックのせいでふざけているようにしか見えない。本人としてはこれからする女装の為に必要な手順なのだが、間の悪いことに今は喧嘩したままお互い謝っていない。悪い受け取り方をされても仕方ないだろう、とは考えていないらしい)
【ありがとうございますぅ(*´∀`*)ではクルーザーということで…!
ですねぇ、いっぱいありますわぁ…!笑
はぁい、よろしくお願いします(*´-`)】
( 相棒がデスクへ戻ってきて色々とスキンケアをしている場面は見ていなかったが、名刺のことを呟かれると「そうだろ?」と言わんばかりに頷き、ちらりと其方へ視線を送る。すると、パックが貼られて真っ白になっていた顔を見て思わず吹き出しそうになるが、それを堪えて2.3回咳払いをする?真面目な声音とその顔が全くもって似合わず、怒るどころか笑いそうになってしまった。しかし、今はとてもじゃないが冗談を言える雰囲気ではないので誤魔化したようだ。)
……一応聞いとくけど、俺とペアでの潜入でいいんだよな?
おそらく浮気相手もこのパーティに来るだろうから、相手の目星と、証拠になりそうな現場は写真で納める。あとは録音だな、後で盗聴器渡す。
(咳払いを終えると、共に潜入捜査をする意向を得ておこうと質問を。デスクに置かれた化粧ポーチをみるに、彼は捜査のために女性に扮するつもりらしいことは分かっていたが、喧嘩している訳だし、万一にも、彼が1人で行くと言い出さない保証は無い。勿論、そう言われても全力で止めるつもりだが。
名刺を印刷するついでにターゲットの情報や依頼内容などの詳細データも印刷機に送ると、席を立って出てきた名刺や書類を手に取る。)
は?…当たり前でしょ。一人で行ったら無事に帰って来れる保証なんかないし。
任せなよ。バッチリ撮ってきてあげるから。
(何故今のタイミングで咳払いを、と内心不思議がりつつもスルーして。ペアでの潜入でいいのかと問われ思わず一言、不機嫌を隠さない声色で短く声を発し。当たり前のように一緒に行くつもりだった為に問いかけられたこと自体が気に入らずその後の発言も明らかに不機嫌だったのだが。盗聴器を渡すと聞けば一転、微かな喜びを滲ませつつ任せてと力強く話し)
……一人でやってた時も、こうゆう依頼やってたんだよね。怪我とかなかったの?
(席を立ち名刺や書類を手に取るのを眺めつつ、ふと、疑問に思ったことを問いかけてみて。パックが終わるまでの時間、暇つぶしくらいにはなるだろうという軽い気持ちと、もう少し彼のことを知っておきたいという気持ち。その二つを心の中で乗せつつ、相変わらず真っ白なパックを貼ったまま相手を見て)
(またも不機嫌そうに返されてしまったが、何はともあれ一緒に行ってくれる気はあるようで安堵する。確かに、そもそも彼は進んで潜入捜査なんかを引き受ける柄ではなかった。
その後に続く「任せなよ」の言葉には小さく笑って、よろしくと短く返し、そして1人で仕事をしていた頃のことを聞かれると、資料に向けていた視線を上げて考えるように腕を組んだ。)
…あー、怪我はそんなに無かったけど、まぁ色々あったな。
ガラ悪いやつがターゲットの時、探偵ってのがバレて殴られそうになったり。依頼者の女が案の定浮気されてて、傷心だったからか分かんねーけど、こっちに色目使ってきたりな。
(当時のことを思い出すと苦笑いしつつ頭をかいた。実際殴られた事もあったし、執着心の凄いターゲットからは恨まれて、付きまとわれたりもしたものだ。今思うとなかなかに可笑しな状況ばかりだったなーと思いつつ、でも、これだから探偵は刺激的だし面白いとも思う。)
……そう、大変だったね。
今回のターゲットには寧ろ色目使われた方が都合良いんじゃない?
(話を聞いておいて何だが、上手く返す言葉が見当たらなかったらしく顔を逸らしては当たり障りのない返答をし。色目を使ってきたと聞けば内心、自分でも驚くくらいに腹を立てていたのだがどうもそれを表現出来ず、何なら色目を使われた方が、なんて言ってしまい。後には戻れない為にふっと笑ってはそろそろパックが終わった頃かと顔から剥がし、余った液体を首やデコルテ部分にしっかり塗ってはゴミ箱に捨て化粧品を入れたポーチのあるデスクの椅子に腰掛け、両手で顔を覆い浸透待ちをして)
まぁ確かに、状況次第ではね。
でも、前にも言ったろ、俺は好きな奴とそれ以外は扱い方が違うって。だから正直、仕事とはいえ困るんだよなぁ。
(都合がいいのではと言われると、肩を竦めながら同意を示す。情報を見る限り、甘やかされて育った令嬢らしいし、憶測に過ぎないが、おそらく見た目や羽振りの良さそうな男性に近付いて猫なで声で擦り寄ってくるタイプだろう。そんなターゲットを騙して逆に墓穴を掘るのは楽だし名策なのだが、本音を言えばあまり好きではなかった。普段はチャラチャラと愛想を振りまいているが、いざ向こうから擦り寄られると対応に困る。…とはいえ、実際にはきっちりやり遂げるのだが、本命との分け隔てはしているらしい。
再度ソファの定位置に戻ってくると、ゆっくり資料に目を向けながら考える。なかなかの規模のパーティ故に静かに潜入するのも手だが、相棒の言う通りターゲットの気を引く方が今回は有効だろうか。だが、そうなると浮気相手の目もあるし、派手にやりすぎるのも逆効果。…だが、此方も今回は昔のように1人ではない。2人ならば打つ手数多だし有利だが、その分心配事もある。
デスクの椅子へと腰を下ろす相手を視界に収めると、なんとなく言葉を付け足して。)
りっちゃん、潜入中になんかあったら、直ぐに俺のところに来いよ。……頼むから。
そこは腕の見せどころでしょう?頑張りなよ
(好きな奴とそれ以外で扱いが違う。そう言うなら今の自分達の関係はどうなんだと思いつつ、喧嘩の原因となった同棲を茶化すような態度があるならやはり自分はそれ以外の方だったのだろうか。そう思うと落ち込んでしまいそうになる為に緩く頭を横に振った後ふっと笑っては、頑張れだなんてまたも真逆の言葉を掛けてしまい。どうしてこうなるのかと後悔しつつ言葉を変えることはせず)
……気が向いたらね。
(何かあれば直ぐに自分のところに来い。そう話す相手に、半分は呆れ、半分は喜び。面倒な感情だなぁと思いつつも否定はせずに受け入れ鼻で笑って、気が向いたらなんて返す。そもそも何か起こる前にアンタが何とかしてよと言いたかったのだが仕事中にそれは不可能だろうと飲み込み、代わりに長いため息を吐き出して。そろそろ浸透しただろうかとデスクから大きな鏡を取り出し置いて、自分の顔を眺めつつ先ずは化粧下地。ポーチの中から選んだのは血色良く見えるようになるもの。手の甲に出しては指先で拾い、額や鼻先、頬、顎に何度か乗せた後綺麗に伸ばしていって。それからファンデーションをパフに取りぽんぽんと顔に乗せては伸ばしていき。さて、アイメイクやチーク、それに唇はどうするかと鏡の前で悩み始め。今回は高級嗜好のパーティだし多少濃くてもいけそうだが、それでは狙っているようであまり良くない気がして。かといって薄過ぎては印象に残らない。どうするかと悩む声がほんの少し漏れており)
ちょっと。僕のこと忘れてるんじゃないの?
違うならいいんだけど。
大体お昼頃には上がってたから…一応、上げとくよ。何か言いたいことあれば遠慮なく言ってくれればいいし。
……廉の馬鹿。
……悪い。来るの遅くなった。
あと少ししたらちゃんと返事返すから、へそ曲げないで待っててよ。
俺がお前のこと嫌いになるわけないし、忘れるわけないだろ?
とにかく、上げてくれて助かった、ありがとな。
( 腕の見せどころだと言われると、今度はわざとらしく誤魔化すために肩を竦めた。もちろんその言葉は正しいし頑張るには頑張るのだが、気が向いたら、と素直に守られようとはしてくれない相手をちらりと視界に移し、また資料を見た。こういったパーティは言わば金持ち達の合コンと言ったところか。特に若い娘が主催しているのだからその色が濃いことだろう。何があるかわかったものでは無いし気が気では無いのだが、仕事なので仕方ない。相棒の言う通り頑張るか、とため息混じりに自分も準備をしておこうかと立ち上がった。
その時、何やら悩ましげな声が漏れてきた為、デスクの傍を通り過ぎる時になんとなく寄っていって、片手を相手の顎に添えるとグイと此方に向けてその顔をじっと見つめた。)
──お前はこの色がよく似合う。
(そう言うと、勝手に化粧ポーチに手を伸ばし、上品なコーラル系の色合いをした口紅を相棒の唇に重ねた。少し塗りすぎたかと下唇を自身の指でそっとなぞって拭うが、その直後、はたと気まずい雰囲気だった事を思い出してぱっと手を離す。「上品さを出した方が都合がいいだろ」と口早に付け足すと、逃げるようにして自室へと向かっていった。)
っ………そう。ありがとう…。
(準備の為に立ち上がるのを視界の端に捉えつつ、先程と同じように声は掛けずにおこうとしたのだが。そばで立ち止まったと思えば片手を顎に添えられ、彼の方向にグイっと向けられる。じっと見つめられれば勝手に鼓動が早まりドクドクと音を立てて。…それでも抵抗する気にはなれずじっとしていれば、この色がよく似合うと、化粧ポーチから取り出された口紅が塗られていく。塗り過ぎたらしく下唇を指先で拭うその仕草に、また、熱が上がる感覚。パッと手が離されたことで我に帰りふっと鼻で笑ってありがとうとお礼を告げ、「確かにそうだよね」と軽く頷き逃げる背中を見送って)
……うん。本当に、よく似合ってる…。
(仕上げに施された口紅を改めて鏡で確認すれば、目の前に映るは一人の魅力的な女性の姿そのもので。その中でも一際目を引くのは、最後に彼の手で施されたコーラル系の口紅。本当に似合っていると微笑む姿は、どんな男でさえ虜にしてしまいそうな美しさと、少女のような可憐さを秘めていた)
【いつも更新をお待たせしてしまいすみません;
来週の3連休まで予定が立て込んでしまいまして、更新がそれ以降になるかと思います!
またもお待たせしてしまうのですが、申し訳ありません(´;ω;`)】
【んんん、そですね、でも無理を言っちゃダメなので頑張って待ってます笑
あらぁ、そうなんですか…!!分かりました、ご報告ありがとうございます…!
ははっww 大丈夫ですよ、待つのは慣れてますからww …んーと、次の更新って23日ってことで合ってますか??お待ちしております(*´-`)】
お久しぶり。今日はきっとやり取り出来るかな。
僕の背後が日曜だけど休みなんだよねぇ…だから久しぶりに沢山話せるかな?って。先に報告しとく。
楽しみにしてるよ。
……ごめん。会えるかなって思ったら待ち切れなくて上げちゃった。じゃあ、また後で。
【寂しがりな背後の代わりに理人に話して貰いました←
すみません……今日珍しく休みなんですよぉ、なので負担にならない範囲で、沢山お話し出来ますと嬉しいです…!!】
……何。忘れてるとかじゃなくて僕とは話したくないの?
そうじゃないなら、何でもいいから反応して欲しい。これは僕の我儘。あと背後も含めてね。
…廉の馬鹿。折角少しは応えてあげようかと思ってたのに。他の奴に靡いても知らないから。
理人!!!ほんとごめん!約束からも1週間過ぎちまって…、その間も全く来れなくて……
でも、理人と話したくないとかそんなんじゃない!絶対無い!他の奴のところなんて行かないでよ。…俺の事、信じてもらえるか分からないけど、ねぇ、こっち来てよ。
【もう、なんの詫びのしようも無いぐらい大変猛省しております…。大変申し訳ありません…!!情けない話ではありますが、本編の長ロルを返せるほど現在ちょっと余裕がなくてですね…。こうして短なやりとりならできるのですが、暫くは本編の潜入捜査が進められそうにありません…。】
……いいよ。こっちが勝手に期待してただけだから。
少しくらいなら寄ってあげる。…後はそっちが寄って来て。
(ほんの数歩、距離を詰め。それから背中を向けてじっと待ち。素直になれない。会えて嬉しいと伝えたいのに言葉に出来ない。どうしてこうなのかと、無意識で微かに震えており)
【あ、一旦お帰りなさいませ?笑 大丈夫ですよ、こうして顔出しして下さって嬉しいです(*´-`)
そうでしたかぁ……。んー、暫くって大体どのくらいです…??
短なやり取りなら可能ってことなんで、落ち着くまでは一旦本編お休みして、ああゆう感じでゆっくりお話しとかもアリですか?なしやったら頑張って待ちま……待ちます、よ…(衰弱)】
…理人、りっちゃん。本当にごめんね。
やっぱり、嫌いになった…?
(微かに震えている相手を見て、そのまま歩み寄っては後ろからぎゅうと抱き寄せた。彼の肩に自らの顔を埋めるとしおらしく小さな声で尋ねて。)
【そう言って頂いてありがとうございます…。正直なところ、新年度が落ち着くまではなんとも…最短でも1ヶ月はかかりそうです;
上記のようなやりとりでしたらちょくちょく返せるかと思います(ロルの長さは大分短くなってしまいますが…)それでもお許し頂けるのであれば、理人くん成分を糧にさせて下さい…;;】
……嫌いなら、寄って来てなんて言わない。
そもそもこれだけ近寄ること許してるのは、アンタ…廉、だけだし。
(抱き寄せて貰ったその体温。久しぶりに感じたそれに思わず目に涙が溜まり音もなく静かに流しては、震える声で応えて。肩に埋められた頭にそっと右手を伸ばして優しく撫でてやりつつ名前を呼び)
【わぁお!最短で一ヶ月ですか!それは大変ですね…!お仕事お疲れ様です、そしてありがとうございます…!貴方様のお仕事のお陰で助かる家庭がどれだけ多いことか!兄や姉も助けられておりますので、本当にありがとうございます…!!
ぬぉおおマジですか…!うちの理人でよろしければいくらでも糧にしちゃって下さいませ!背後様の無理のない範囲でお相手頂ければこちらはいくらでも喜びますので…!是非ともよろしくお願い致します…!
そういえば本編の二人はまだ付き合ってませんが、この短編(?)での二人はどうしましょう?ひたすら甘々にしちゃうなら、付き合いたて、もしくは付き合って半年~一年くらいとか…?すみません何か勝手に言い出してます←】
……そっか。ありがとう。
…てか、りっちゃん、泣いてんの?
(撫でられると気持ちよさそうに目を細めるが、その声が震えている事に気付き慌てて頭を上げるとちらりと彼の顔を覗いてみる。)
【いえいえ!寛大なお心に感謝ですっっっ!!本当にありがとうございます。
それでは、暫く番外編という形にはなりますが、改めましてよろしくお願いします!
……そうですね、短ロルなのをいい事にたくさんイチャイチャしたいので、付き合って半年ぐらいにします…?←←】
はぁ?何言ってんの、泣いてる訳ないじゃん…
(頭が上がったので撫でていた手を下ろして短く息を吐き出し。チラリと覗かれたその一瞬目が合い、頬に涙を伝った後があるもののそうとは知らず否定し、反対側に顔を向けボソボソと小声で話して)
【いえいえそんな…こうして帰ってきて頂けただけで本当に嬉しいんですっ…!音信不通ほど怖いものはないですから…苦笑
はい、こちらこそ、改めてよろしくお願いしますっ!(≧∀≦)
ほうほう良きですなぁ?(ニヤニヤ)ではお付き合いして半年くらいということで!…因みに、経験はどうします?(にちゃあ←)】
…ったく、素直じゃないんだから。
でも、ちゃんと分かるよ。りっちゃん、俺の事大好きだもんね?
(残された涙の跡をそっと指で拭うと、相手の身体の向きを変え今度は正面から抱き寄せて。すり、と頬を寄せれば耳元で呟いて。)
【 確かに…!また何か会った時にはすぐ伝えるように善処しますねっ!!
経験…っ、経験ですかぁどうしましょう(ニヤニヤ)、いやでも、初めてのあの緊張感はやりたいので、未経験にしときましょう!大好き過ぎて手が出せないヘタレな廉くんということで←←】
………まあ、ね。でも暫くは許してやらない
(そっと拭われた涙の跡。ふっと笑っている間に身体の向きを変えられ今度は正面から抱き寄せて貰い。頬を寄せ摺り寄せられればくすぐったいと微かに身じろぐものの、耳元で呟かれた言葉に一瞬身震いし。大好きの言葉に関して否定しないものの、長い間一人にしたことをやっぱり簡単には許さないことにしてクスッと意地悪に微笑み)
【はい、よろしくお願いします(*´∀`*)
了解ですぅ!確かにあの緊張感、やりたいですねぇ?(ニヤニヤ)あー!大好き過ぎて手が出せないヘタレ廉くん!大好きですありがとうございます!(涎←) ってかそれに対して理人はちょっとだけ不満げでも良きですな笑←】
ぅ…ごめんって。どうしたら許して貰えんの?
(意地悪な笑みを浮かべる相手には困ったように苦笑いしつつ、まぁ自分が悪いことに変わりはないのだが、どうにか許して貰える術は無いものかと、再度相手の肩へ顔を埋めて。)
【不満げな理人くんいいですね!…え、なんで手出してこないの?ってなって欲しいです()そして色々な葛藤の末に、据え膳くらって手を出しちゃうんですよね。分かります((】
それは自分で考えなよ。教えてあげたことをそのままされるのは、何ていうか…廉らしくない気がするし。
(困ったような苦笑いを見られて、それだけで実は割と満足しているのだが。伝えることはせずあえて短くため息を吐き出し、自分で考えるようにと厳しめに言い。その言葉とは裏腹に肩へ埋められた顔にクスッと微笑んでは軽く頭を撫でてやりつつ、彼らしいやり方なら構わないと遠回しに話し)
【ふへへ、ですよねぇ…(ニヤニヤ)素晴らしい展開ですなぁ?葛藤しまくって貰おうじゃないですか…据え膳、ふふ(にちゃあ←)手を出した翌日は理人ちゃん文句言いつつも幸せそうですよきっと笑←】
……えー?それってさ、俺がしてくれる事はなんでも嬉しいって事?
(厳しいお言葉を突きつけられまたも苦笑いを零すが、まてよ、と一間考えた後にその口角がニヤリと上がり、わざわざ遠回しにされた言葉をストレートに解釈し突きつけると、顔を上げて少し見下ろすようにじっと相手の顔を見つめる。背に回した手は逃げられないよう添えたまま。)
【なんだか2人の情景が浮かぶようですが、これまた楽しみですね!!番外編も応じて頂いて本当に感謝です!
ではでは、とりあえず一度背後は引っ込みますね!】
……言わなきゃ分からないの?
(少しの間の後、なんでも嬉しいのかと問われ。見下ろすようにじっと見つめてくるその瞳に、目を細めて綺麗に微笑んでみせながらほんの少し上目遣いに見つめ返し、伝わらない筈がないけどと内心思いながら分からないのかと言葉にして)
【ですねぇええ…!ワックワクです…!いえいえ、こちらこそありがとうございます(*´∀`*)
はぁい、また何かあればお話ししましょ(*´-`)】
…たまには素直に言ってくれてもいーんじゃない?そしたら俺からもプレゼントあげる。
(勿論分かっていないはずは無いのだが、可愛らしい笑みを浮かべる相手に対して此方は尚も悪戯っぽい笑みを向けて、少しばかり顔を近付けると、危うくお互いの鼻先が触れそうになる)
……じゃあ、言ってあげる。
最初に会った時は何コイツって思ったけど、一緒に仕事してる内にいいとこも悪いとこも沢山見えて、気付いたら惹かれてた。今じゃ廉以外の誰かなんて考えられないくらい、……分かった?
(悪戯っぽい笑みと共に近づく顔。鼻先が触れそうな距離を嫌だと思わないのは、相手が彼だから。そんなに聞きたいなら伝えてあげようかと唇を開けば、普段の彼からは信じられないくらい優しい声色で話し始め、彼以外の誰もと伝えた後自分から顔を近付け触れるだけのキスを贈り。言葉にする代わりにキスで伝えたつもりだけど、と、ほんの少し頬を赤らめながら分かったかと問いかけ)
……予想以上に熱烈な告白してくれるじゃん。
…ってか、何こいつって思ってたの?
(相手の綺麗な瞳をじっと見つめていると、不意に柔らかな感触が当たりぽかん、と瞬きを数回繰り返す。赤らんだ顔を見れば、ふ、と目を細めて笑い、最初の印象には楽しげにツッコんで。
またも顔を寄せると、今度は自ら触れるだけのキスを交わし、首を傾げるようにしながら目線を合わせた。)
俺も、理人大好き。
俺も理人がしてくれることはなんでも嬉しいよ。
今回だけだよ。…うん、思ってた。だって、…
(予想以上に熱烈な告白。もうしてやらないと思いつつ今回だけだと少し早口に話し。目を細め楽しげにツッコミしてくる彼に言葉を返そうとするものの、寄せられた顔と共に贈られた触れるだけのキス。唖然としつつ数回瞬きをしたと思えば、ほんの少し赤かった頬はどんどんと赤みを増していき。誤魔化すように軽く咳払いして)
……そう。
…そんなこと言ってたら、寝てる間に夜這いするかもよ?
(目線を合わせつつ伝えられた大好き。それと自分がすることはなんでも嬉しいという言葉に、淡々と、それでも喜びを含む声色で短く返事だけして。ふっと笑ったかと思えばほんの少し上目遣いに見つめつつ"夜這い"などと言い出しニヤリと意地悪く口角を釣り上げてみせ)
ごめん、忙しいのは分かってるから。返事は落ち着いてからで大丈夫だよ。
かなりトピ下がっちゃったから一旦上げさせて。103番まで行ってて驚いたよ……
僕の背後は暇人だから、いつでも戻って来てくれていいよ。のんびり待ってる。また会える日を願って。
よっ…!?な……、りっちゃんがそんなこと言うのも予想外…。
(いつもなら涼しい顔をしてスカすところだが、夜這いという言葉に反応して思わず顔を赤くして動揺してしまう。
意地が悪いがそれでいて妖艶な相手の笑顔になんだか悔しそうに目を細め視線をやると、咳払いをしながら質問を。)
あのさ、1つ確認なんだけど…、りっちゃん、俺に“そういう事”されるのは嫌じゃないの?俺、これでも我慢してんだけど…。
だろうね?
(顔を赤くし動揺する様を見れば、口元に右手を添え満足そうにふふ、と相変わらず意地悪かつ妖艶な笑みを浮かべ。
悔しげに細めた目と視線が合い、問いかけに対してどう答えるべきかと暫し沈黙して)
……嫌ならあんなこと言わないよ。
我慢してたの?…ふぅん。その度にこっちは色々と悩んでたんだけど。
(長く息を吐き出した後、ここは素直になってやるかと珍しく伝えたのだが。我慢していたと聞いてピクリと眉が上がる。あれだけ誘いを掛けていたのに乗ってこないのは自分に魅力が足りないからだろうかと、悩んだ時間は何だったのかと沸々と怒りが沸いてきて。この近い距離感はお終いにしてやる、と不満気に眉を寄せ顔を逸らして両手で相手の肩を押そうとし)
いや、だって、怖いじゃん。
…正直、俺、歯止め効かなくなる自信あるし…それで嫌な思いさせたらって。
──でも、そうだよな。ごめん、りっちゃんも悩んでたなんて俺気付かなくて。
(肩を押しやってくる相手へ反省の色を混ぜしおらしく話をするが、その様子とは裏腹に背中に回したままの腕には力が込められており、相手を離す気はさらさら無いらしい。
またもぐいと相手の身体を引き寄せると、再度「ごめんね」と耳元で呟いた。)
……もっと早く気付いてよ。本当、普段は察しがいい癖に、肝心なところで気付かないんだから…
(しおらしく話す声とは裏腹に背中に回る腕には力が込められていて、肩を押す手の力が緩む。離したくないと思ってくれることは嬉しいのに、今度は素直になれそうにない。嫌な思いは昔に何度も経験しているが、彼と過ごす時間は喧嘩こそすれど他のどれもが心地良いもので。だからこそ自分の誘いに気付いて欲しかった。引き寄せられた身体と耳元で呟かれるごめんねの言葉に、きゅうっと胸が締め付けられる感覚がして。震える声で「許してあげない」と告げるものの、こちらからも腕を伸ばし背中に回してしっかり抱きついて)
トピック検索 |