常連さん 2024-01-05 18:32:59 |
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ふふ……断ったら、思い切り殴ってた…
(文句を言いつつも隣へと寝転ぶ相手に満足そうに微笑みつつ、さらりと物騒なことを話し。頬を撫でる優しい手に目を細めてまたうとうととし始めていれば、何だか目が合ったような。その後続いた言葉に、ふっと鼻で笑って)
何言ってんの……こんな無防備なとこ、廉以外に…見せな……
(相手以外とのお泊まり禁止と言われても、そもそもここ以外に自宅でしか寝泊まりしないし、数えるほどしかいない友人とは日帰りはあれど泊まりで外出なんてすることはない。こうして誰かの隣で眠るのは、相手しか有り得ない。無防備な状態を見れるのは貴方だけなのに。全てを言い切る前に語尾が消え眠気の限界が来たのか、重たかった瞼が完全に閉じてすやすやと穏やかな寝息を立て始め)
【いやぁ、後から見直して気づいたら意味ないっすw投稿前に見直さないとwてへ← あらマジですか!ま、伝われば大丈夫です、何とかなります!笑
どうぞどうぞー!いっぱいデレデレしてください!笑 そしてある意味究極の拷問をぶちかまします、廉くん以外にこんな姿見せないって言った後そのまま寝落ちとか酷いわ理人←】
(さらっと怖いことを言う相手には「怖っ」と素直に声に出しクスクス笑って。
眠そうな相手の顔を静かに見つめていると、なんとも予想外な言葉が帰ってきて思わず目を開く。流されるか『うるさい』なんて一刀両断されるのかと思っていたのに、もしかすると、自分が思っているよりも彼も自分のことを大切に思ってくれているのだろうか、なんて、自惚れてしまう。
なんて返そうかと考えているうちに、気がつくと小さな寝息が聞こえてきて。完全に瞼を閉じるその顔に再度笑いかける。)
…ほんとに、困った奴だなぁ。
おやすみ、理人。
( 小さくそう呟くと、相手が寝ているのをいい事にそっとその頭を抱き寄せて、自分の腕の中で温めるように包み込んだ。
その温もりに暫くすると此方も睡魔に襲われ、いつの間にか夜が明けていく──)
((ですよね!伝わればいいですよね!()
これぞ生殺しってやつですね…やるなぁ理人くん…!!←←
それにしても、廉くんもうちょっとカッコ良い奴になるはずが…理人くんと2人だとただの親バカみたいになってますね?笑
き、きっといつか、人たらしイケメンムーブを発揮する、はず!←))
………素直になれなくて、ごめん
(翌朝。ゆっくりと瞼を開けば相手の腕の中。頭を持ち上げてみればすやすやと寝息を立てている顔が見え思わず優しい微笑みを浮かべ。昨晩は全てを眠気のせいにして、普段直ぐ冷たく突き放してしまう相手に甘えベッドで共に眠らせるまでしてしまった。この事務所に居座り続ける本当の理由は…暫く明かすことはないだろう。小さな声で謝り頬にキスをして、物足りないのか鼻先にも落とし。それから額へ。欲張り過ぎたなぁとふっと笑った後、優しい眼差しから一変、いつもの冷たい目をして)
ちょっと。いつまで寝てるの、起きなよ。抱き枕じゃないんだけど。
(寝起きで不機嫌な人の声色で呼びかけつつ何とか片腕だけ抜けさせて、べしべしと軽い力で頬を叩きながら起きろと呼びかけ)
【はい!何とかなるもんです!笑
でしょぉ?マジ鬼畜ですわぁ~笑 でもって書いてる内にちょっとイメージ変わりました(え?)昨晩の眠たい騒動、それは本当なんだけどそれを理由に普段塩な分甘えたそうです。で、気持ちに気付いてない風に書いてましたが…これ、気付いてて計算でやったんじゃね?ってなりましてねぇ…てへぺろ←
親バカ!いいじゃないですかぁ、溺愛って感じで笑
お、その状態もめっちゃ気になりますな!いつか見せてくださいませ!笑←】
んー……、おはよ、りっちゃん。
( 頬を軽く何度も叩かれ、やっとの事振り絞るような呻き声と共にゆっくりと目を開けて、そこに映った相棒にはへらりと笑顔を向け、呑気にも挨拶の言葉を。
上半身を起こして大きく伸びをすると、寝癖のついた髪をかきあげて欠伸も1つ。)
言っとくけど、お前が「廉と一緒に寝たい~」って駄々こねたんだからな?お前が悪い。
(何故だか頬や鼻先なんかが擽ったい気がして軽く触れつつ、怒られる前に弁解をしようと昨夜の出来事を大袈裟な程に誇張して説明する。
そして自分のスマホを手にしてちらりと時刻を見ると、予定よりも少し長めに寝ていたようで、風呂にでも入ってこようかと立ち上がった。)
(( なんとまぁ!小悪魔な理人くん…!(大歓喜)
いいぞぉもっとやれ!って感じです(*´ω`*)←←←
人の心情には鋭い廉くんですが、理人くんの事に関しては都合の良いところで鈍感でいてもらいましょう←
任せてくださいな!理人セコムの廉くんにご期待あれ(?)
この次はどっかのパーティとかに潜入するとかいいかもしれないですね。笑))
はいはい、おはよう。
はぁ?そんな訳………あったみたいだね、じゃあこれ以上は言わないでおいてあげる。
(朝からへらりとした笑顔と共に笑顔を向けられ、心の中は温かい気持ちで満たされていったのだが。そんなところは微塵も見せずあしらうように適当な返事をした後挨拶をし、自分もゆっくりと身体を起こし軽く伸びをして。寝癖をかき上げ欠伸する姿にほんの少しときめいたのは、ここだけの話。
しっかり記憶はあるのだが、無いように見せた方が都合が良い為にそんな訳がないと眉を寄せた後、思い出したように目を見開いて。肯定して直ぐ気まずそうに顔を逸らし小言はなしだと伝え)
じゃあ、一旦帰ってシャワー浴びてくるよ。着替えないし。
(自分もベッドから立ち上がっては、依頼者に会うならちゃんと汗を流して着替えておかないと、と帰る為に動こうとして)
【ふふ、いいでしょぉ?大歓迎って言って貰えて嬉しいです!
ほう?もっとやれぇとな?では今後とも遠慮なくぶち込んでいきますねー!ww ←
にゃー!良いですねぇ!普段鋭い癖になんで気付かないのって、逆に理人がやきもきするやつですな?!←
はぁいよろしくお願いしまーす!(*´∇`*)←
えー!めっちゃ良いじゃないですか!…男女ペア限定でドレスコードあるやつとか?もしくは男同士か女同士でしか入れないところとか??笑】
……?なんだよそれ、変なの。
(いつもの様に噛み付かれると思っていたが、否定の言葉を最後まで言わずして気まずそうに顔を逸らした相手には、なんだか拍子抜けしたのと同時に軽く首を傾げて笑いかける。
そうしていると、相手もシャワーを浴びたいらしく帰り支度を始めるもので、えー、と続けて。)
服なら俺の貸してあげるし、わざわざ帰るのも面倒くさくない?
…あ、なんならシャワーも一緒に入ってあげようか?
(服はさほどサイズも変わらないだろうし、せっかくここにも風呂場があるのに、ともう一度欠伸が出そうになるのを噛み殺しながら提案する。そして、思いついたように最後にはニヤリと笑って揶揄うようにつけ加えて。)
(( 楽しみにしております!←←
まさにそれですね!微妙にすれ違ってやきもきしちゃうのも楽しみです()
ドレスコードで振り回されるのありですね!相手が自分以外の人とペア組んでて、仕事とは分かっててもヤキモチ妬いちゃったりして…←←
ヤキモチから大喧嘩に発展しちゃって、最終的にはめちゃくちゃ甘やかされたいし甘やかしたい←←←←))
……それもそっか。じゃあ悪いけど先にシャワー借りていい?その後朝御飯の用意するから。
あんまり調子に乗ると腹パンかますよ。
(確かに、ここにも風呂場はあるし言われてみれば一々帰ってまた来るのは面倒だと納得したようで軽く頷き。洗濯物はどうせ纏めて自分が回すし置いて帰ればいい。早足で向かおうとして、一緒に入ろうかと揶揄う言葉に足を止める。すぐそばまで来ては酷く冷めた声色で話して右手に拳を作り、当てはしないものの相手の鳩尾目掛けて素早く動かして)
【ありがとうございます(≧∀≦)!お楽しみにー!←
うひゃぁー!それはマジで楽しみですなぁ…(ニヤニヤ)←
あー、がっつり妬いちゃいますねぇ…普段出さないのに本当にムカついたから、更に冷たくなったり逆にべったりくっついたり←
わぁー!めっちゃ見たいです!!ちょっ、もう、どんどん楽しみ増えますね?!どうしようww ←←←】
冗談だって!照れ隠しがいつも物騒なんだから!
ほら、早く入ってきなよ。洋服とタオルは置いとくからな。
(わざわざ此方の方へ戻ってきたかと思えば鳩尾を狙われ目慌ててそれを阻止しながら笑いかける。まぁ、本気で嫌がってる場合もあるだろうが、ここまでされてもまだ照れ隠しだと揶揄う余裕はあるようで。
シャワーを先に入ることには了承して、部屋を出ていく相手を見送りながら、そのまま自分の分と相手の分の服を用意しておくことにした。相手はいつも白のハイネックだが、自分は黒しかないために申し訳ないが相手にも黒のハイネックを準備する。)
(( くっつかれるのもまた可愛いですね!!
でも、嫉妬から冷たくされて、それに逆上して更に喧嘩しちゃって…口聞かなくなっちゃって、それでいて寂しさが爆発してほしい()
……ダメです。欲が、、欲がどんどん出てきてしまう…←←
本当にどうしようですね(?)
楽しみがたくさんあるのは良いことです!←
色々やって行きましょうー(((o(*゚▽゚*)o))) ))
…うん。……ありがとう
(照れ隠しが物騒だと騒ぎつつも笑う相手に、毒気が抜けたのか微かに唇が弧を描き。
出ていく前に振り向いてお礼を告げ、自分でも珍しいことを言ったなと思いつつ直ぐに部屋から出て。
風呂場に行きシャワーを浴びつつ長いため息を吐き出し、いつになったらもっと素直に行けるのかと肩を落として。パパッと身体を洗い流しては直ぐに風呂場から出てしっかり全身を拭き、用意された黒のハイネックに袖を通す。今日はお揃いか、なんて上機嫌に微笑みつつズボンも履いて、部屋に戻って来る頃にはまた元の淡々とした調子に戻っており)
ただいま。浴びてる間に朝御飯作っちゃうから、行ってらっしゃい
(何てことはない日常のやりとり。ただ台詞だけ切り抜けば仲良く同棲している人達のもので。本人は特に気にせず自然と使っている様子)
【あざす!って、あー、めっちゃ萌えますねぇ…やばやばですわぁ…(ニヤニヤ)
分かりますよぉ!私もバンバン欲がでてきちゃうのでね!笑
ねー!どうしましょぉ?笑
うんうん、良いことですね!煮詰まるより良き良きぃ!w
はぁい(≧∀≦)やっていっちゃいましよぉお(*´Д`*)←顔←】
……お、俺の服似合うじゃん。じゃ、任せていってくるわ。
すぐ出るから、待っててなダーリン。
( シャワーを終えて出てきたらしい相手に「おかえりー」と違和感を抱くことなく返事をしながら視線を向ける。黒のハイネックを着ている所は新鮮だがよく似合っており、その旨を素直に伝えておく。
朝食を作ってくれるという言葉にもそのまま甘えることにして、タオルと着替えを小脇に抱えて脱衣所へ。向かう途中でまたも口が滑ってしまうが、再度鳩尾を狙われる前に笑いながら足早に退場した。)
─ねぇ、りっちゃん。俺、そこら辺にハイネック落としてない?準備はしてたはずなんだけど、持っていくの忘れてたっぽいんだよね。
(暫くすると上記を言いながら出てくるが、その姿は片手で雑に髪を拭き上半身はまだ素肌のまま。本人は特に気にはしていないようで、とにかく辺りをきょろきょろと見渡して服を探しているらしい。)
((やっぱり欲は出てきちゃいますよね!!
ではでは、猫事件が終わったあとに、またパーティ大作戦をするか決めちゃいましょう!←←←←))
それはどうも。
……馬鹿じゃないの。
(相手の服が似合うと聞けば内心はとんでもなくニヤけてしまいつつ表情には出さないようにし、ヒラヒラと片手を振りながら適当にお礼を言い。台所に向かっていたのだがダーリンと口を滑らせた彼の方をバッとみて文句を言ってやろうとしたが既に姿はなく。ボソッと呟いたその声に嫌悪感はなく、寧ろ喜びを含んでいたことを彼は知らない。
簡単な物でいいだろうと、冷蔵庫から卵とベーコンを取り出してはコンロにフライパンを置き熱して卵を割り入れ目玉焼きを作り始め。綺麗に焼けた物を皿に盛り付け次はベーコンを、とフライパンに置いた所で声が掛かりパッと顔を上げ)
ちょっと、ちゃんと拭きなよ。風邪引くでしょ。
……はいコレ。持ってて
(上半身素肌で髪はまだ濡れている、そんな様子を見れば目を見開いた後呆れながらまるで母親のように声を掛け。仕方ないなぁと辺りを探せば近くの床に落ちており、拾い上げて近くまで寄り渡してやった後。タオルを手に取り両手でわしゃわしゃと頭を拭いてやり)
【はい!ガッツリと!!笑
ですねぇ!ふふ、楽しみですなぁ?!ww ←】
…ん、ありがと。やっぱ母さんみたいだなぁ。
……あー、いや、ダーリンとどっちがいい?
(朝食の匂いにつられてお腹が鳴りそうになるのを堪えながら服を受け取り。そして、呆れたような反応をしつつも髪を拭いてくれる相手には礼を伝え、またも母親みたいだな、なんて笑ってみる。しかし、男相手にそれも失礼か?なんて考えると、またも揶揄うようにちらりと視線をやって。
風呂に入る前は自分から逃げたくせに、わざわざ同じ事を言うとはなんとも意地が悪いらしい。おまけに、客観的に見ると失礼度もさほど変わり無さそうだ。)
どっちにしろ、りっちゃんて意外と俺の世話焼くの好きだもんね?
どっちも良くないよ。……はい、終わり。残ったのは自分て拭きなよ。もう少し待ってて。
(母親にしろダーリンにしろ、友人同士ふざけ合って呼ぶにしても度が過ぎている。ズバッと切り捨てるようにどっちも良くないと冷めた声色で告げつつ、これで大体水分は取れただろうと使っていたタオルを離し肩に掛けてやり。上半身にまだ残っている水分は自分で拭くように釘をさしてから、フライパンの上に残してきたベーコンを焼こうと台所に戻って行き)
…まあ、嫌いじゃないよ。
(火をつけて焼き良い音を立てながら、世話を焼くのは好き、ではなく嫌いじゃないと、当たらずとも遠からずな返答をし。焦げ目をつけたベーコンを先程目玉焼きを乗せていた皿の上に盛り完成させて。持ち運んだ二人分の皿をテーブルに置き、コップにお茶やお箸も用意し持って行って。先に食べることも出来たが、相手が着替え終わるまで待とうとソファに腰掛けじっとして)
(相手からの返答には肩を竦め、殴られなかっただけマシかと笑ってみせる。髪を拭いてくれたことにはもう一度礼を言い、続けて自分の世話は嫌いじゃない という言葉には「はいはい」と嬉しそうに笑みを零して。
タオルを片付けるためにもう一度脱衣所へ向かうと、戻ってきた時にはきちんと服を着て、やっとのこと着替えが完了したらしい。)
めっちゃ美味そう!いただきまーす。
(テーブルに並べられた朝食をみて、これまた嬉しそうに相手の隣に腰掛けると、自分が来るまで恐らく待っていたのであろう相棒の姿をちらりとみて、優しく微笑みながら手を合わせた。
どちらかといえば自分も自炊はする方だが、やはり相手には敵わず、おまけに朝は食べないことも多いため、暖かくしっかりとした朝食が食べられるのはなんとも幸福で、美味しそうに目を細めながら頬張り始める。)
…ただ焼いただけだよ。
(戻って来て隣に腰掛けるのを待ち、やっと来たかと短く息を吐き出して。美味しそうと笑顔で話す相手に焼いただけだと淡々と返した後、共に手を合わせいただきますをし。
目を細めながら頬張る相手を横目で見つつゆっくりと食べ始め。うん、焦げ過ぎてなくていい感じ。こうしてたまに何か作ってあげる度に美味しそうに食べてくれるから、悪い気はしない。ほんの微かに口角を上げつつ無言で食べ進めていき)
いや、りっちゃんが作ってくれたってだけで美味しいって。
(焼いただけだと相手は言うが、首を横に振って上記を返して。焼くだけでも面倒なことには変わりないだろうし、助かる、と短くまた感謝の意を表して。
存分に朝食を楽しんでいつの間にか皿の上が空になった頃、もう一度時刻を見てみると、そろそろ顧客との約束の時間が近づいてきており、ご馳走様と手を合わせて呟けば、ゆっくりと腰を上げて残りのお茶だけ飲み干した。)
…あ、また洗い物はしとくからさ、データ出しお願いしとくわ。
(空になったコップと皿を下げながら、思い出したように相手へお願いごとを1つ。昨日見せてもらった先月の顧客データを印刷してて欲しいと伝えると、いい加減仕事モードになりつつあるのか少しばかり真剣な顔つきで考え事をし始めたらしい。そして、そのままキッチンへと向かうとさっさと洗い物を済まそうと手を動かして。)
……そう。ならいいよ
(自分が作っただけで美味しいなんて言われるとは。どこまで甘いんだこの人は、なんて思いつついつもの調子で返事をし。その声色はほんの少し上澄み、嬉しそうではあるが本人は気付いていない。綺麗に平らげご馳走様をし手を合わせゆっくり伸びをしたところで声を掛けられそちらの方を向き)
分かった。直ぐ終わらせるよ
(仕事に関するお願いならば腰は重くない。片付ける相手の姿を見つつ頷いては立ち上がりデスクへと向かい。コピー機とpcの電源を入れ起動まで待つ間に眼鏡を掛け、立ち上がり次第直ぐに顧客データへとアクセスし、該当のページを開いて印刷ボタンを押して。印刷されたのを確認した後、やり残している仕事はないかと探すものの大丈夫そうだったので一旦スリープモードにし。印刷した顧客情報を持ち相手のそばへと寄れば差し出してやり)
──ん、ありがとう。
(丁度洗い物を済ませて自身の濡れた手をタオルで拭っていると早速印刷を終えたらしく、差し出された書類を受け取りながら手短に礼を伝える。
昨日見た時よりもさらに内容を凝視しながら、そのまま再度ソファへと移動し腰を下ろしては足を組む。
顧客データには氏名から住所、そして依頼内容や会話内容までが記されている。
一か月前のデータには、長年飼っているたった1匹の愛猫が居なくなった事、結婚予定の相手が猫アレルギーで、結婚後は実家に譲らないといけなくなり今後は離れ離れになってしまう、その為どうしても早く探してほしい事、保護猫のプロジェクトに所属しており、野良猫の保護活動を積極的に行っていることなど、様々な記録がかかれている。
ついでに一緒に貼り付けられた顧客の写真を見つめれば、ふぅん、と小さく鼻を鳴らし。)
…何か気になる所でもあったの?
(渡した書類を真剣に眺めながらソファへと座る姿を見つつ、黙っていれば凄く美形なのになぁなんて内心思うも口には出さず。
資料を見つめつつ小さく鼻を鳴らした音が聞こえた為に、何かが引っ掛かかったのかと後ろから覗き込みつつ問いかけてみて)
んー…、いや、人ってさ、見ただけでは分からないことたくさんあるよなぁ、って考えてただけ。
(写真に映る彼女も、自分も、こうして話しかけてくれる彼も、誰しも表面上の自分があって、内面を必死に隠している人だっている。その差が深ければ深いほど陰は濃くなるし、歪みも生じる。そして、そんな歪みを解き明かす事が自分自身にとって道楽であり、そんな所が変わっている自覚はある。
低いトーンで上記を呟き終えると、「ま、それが面白いんだけどねー」なんていつもの調子にケロッと戻って言いつつ伸びを1つ。
─すると、そのタイミングで事務所の戸を叩く音が響き渡り、続けて女性の声が。)
『…あの、依頼の件で来ました、吉田です。小鳥遊さんと佐久間さん、いらっしゃいますか?』
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