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No.1
by 2024-01-05 13:57:03
「 さよなら、リグレット 」
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No.2
by 2024-01-16 23:32:34
「 きらきら光る一番星。どうかその夢を忘れないで 」
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No.3
by 2024-02-24 14:55:34
「 形のない恋さえも煌めいていた 」
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No.4
by 2024-03-23 11:51:31
「 ひとひらの綺麗事を前に、僕は 」
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No.5
by 2024-03-23 19:55:12
『 こっちに来たら駄目だよ。物語はハッピーエンドじゃないと 』
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No.6
by 2024-03-27 22:22:43
「 もういいの? 」
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No.7
by 2024-03-31 21:27:12
「 また、春が来るんだね 」
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No.8
by 2024-04-03 00:23:25
「 おやすみ、××××× 」
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No.9
by 2024-04-03 22:09:34
「 小さく息をして、それでも尚輝いている 」
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No.10
by 2024-04-03 22:11:16
「 夢にそよぐ花の色、あれは何色だったっけ 」
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No.11
by 2024-04-03 22:41:37
「 目覚めるその日まで、おやすみ。××××× 」
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No.12
by 2024-04-07 22:23:08
「 ゆらゆら揺蕩う星の舟が、なんだか無性に可愛くて 」
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No.13
by 2024-04-08 01:18:08
「 昔から、夏や冬にばかり焦がれていた 」
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No.14
by 2024-04-08 01:19:05
「 春が好きって、こういう気持ちなんだろうか 」
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No.15
by 2024-04-08 02:32:35
「 その眼差しに好きになった理由が詰め込まれてる 」
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No.16
by 2024-04-08 02:34:33
「 ──貴女がいるから春が好きになれた。おめでとう 」
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No.17
by 2024-04-11 23:32:23
「 誰かの笑う声がからから響いてて、それだけで案外嬉しいものだ 」
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No.18
by 2024-04-11 23:57:43
「 惹かれて、少し背伸びをして真似てみて、いつか本物の輝きになったりする。今は偽物でも 」
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No.19
by 2024-04-12 00:01:06
「 視界の端で星くずが煌めいたんだ、ほんとだよ 」
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No.20
by 2024-04-13 10:42:50
(夜更かしをした日は、いつも決まって溺れる夢を見る。深海へ静かに落ちていく日もあれば、ありったけの泡を吐き出して陸を求める日もある。常に水の中にいて沈むか足掻くかの二択を迫られる。そんな夢。エメラルドの海でもなければ黒々とした海でもない。一筋の光が差し込むだけの海は温度を感じさせない。穏やかな微睡みと陸から遠ざかる漠然とした不安が鬩ぎ合って夢の中で夢と気付けない。意味のある選択をさせない海水が自分の内側や夢の外側さえも侵食すると思うほど眠りが深くなる。どんなに手を打とうともいつか目覚めることが出来なくなる。そんな確信があった。だから託した、一つの音に。好きなメロディを目覚ましにして、それを道しるべに目覚めるようにした。深海へ沈む時は流れてきた音と共に目を瞑って。陸を求める日は闇雲に?かず音のする方向へ手を伸ばして。それでも眠りは深くなる。海はどんどん深さを増していく。それでも逆らって、目覚めなければいけない。どんなに無謀だとしても最初から足掻く以外の選択肢は存在しないのだから。温度の無かった海は、いつしか仄かに冷たい海へと変わっていた。)