優しい地獄(〆)

優しい地獄(〆)

一見さん  2023-12-23 17:33:22 
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お相手様決定済…?

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  • No.161 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-06 16:38:47 


〈倉木真澄〉

「……家族に恋人…ね。僕にとって、玲は─そんな言葉では言い表せないよ。」
(手では五条の頭を優しく撫でているくせに─この場に居ない誰かに対して酷く愛おしそうに笑う姿に五条の方がご立腹なのか、目隠しを外して床にぽい、と放り投げ─恐ろしい程整った美貌を倉木の顔へ思い切り寄せる。アイスブルーの瞳には光が無く、淀み切っていた。「…は?僕、そいつ知らないんだけど。誰?なんで真澄、僕には冷たいくせにそいつにはそんなに優しいの?」機関銃のように矢継ぎ早に投げられる五条からの問い掛けで、倉木に普段の刺々しい空気が戻り始める。苛立ち混じりの深い溜息を吐き出した後─ガッ、と五条の顎を引き掴んで、些か乱暴に肉の薄い唇を押し付けた。「……五月蝿い、少し黙っててくれないか─悟。」─倉木の唇が離れた後の五条の表情は、酷く嬉しそうで─信じられない、とでも言いたそうに─指先で自身の唇に触れている。)
「……悪いね。─で、だ。そろそろ"猿"が来るんだろう?邪魔にならない所で大人しくしておくよ。」

──

〈五条悟〉

「うわ、説教とかめんどくせー。」
(険しい表情の夜蛾を馬鹿にするようにべ、と舌を出したものの─家入に"座らないと余計めんどいって"と声を掛けられ、渋々床に正座をする。夏油は一応真面目くさった表情を浮かべてはいるが、家入に至っては飄々とした態度で─隙あらば足を崩そうとする五条の頭を叩いていた。)

  • No.162 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-06 20:03:43 



夏油傑
「それほど大事な人という事か。…興味深いね。」
(五条の頭を優しく撫でながら語る倉木。家族や恋人では言い表せないほど大事な存在らしい。倉木にここまで言わせる人物とは興味深いなと思い上記のように呟く。一方五条は気に召さなかったようで矢継ぎ早に質問をしている。それが気に食わなかった倉木は五条の唇に唇を重ねた。そこまでするのかと一瞬目を瞬かせてしまう。まぁ、倉木に取ってその行為はあまり意味を成さないのかもしれない、そんなことを考えて様子を見ていれば、五条は落ち着いたようで、倉木から猿が来る頃だろうと言われた。時計を確認すれば丁度時間であり、丁度ドアからノックの音が聞こえ菅田が“お連れしました”と入ってきた。続いて入ってきた猿に笑みを作り声を掛ける。)
「どうぞ、此方へ。」



白雪咲桜
「余計怒られるからちゃんとしようね。」
(夜蛾に正座するように言われては家入に続き上記のように伝え、3人と共に正座をして。夜蛾は4人が正座したのを見れば“練習していたのかと思えば、バスケしていたと聞いたぞ。で、練習もしていないのに遊びに行ったと。…誰が発案したんだ?”と険しい顔をしたまま4人を見て。どうやらバスケしていたのはたまたま見掛けた1年が言い付けたようで。思い返せば発案は己だったなと思い出して。おずおずと手を上げようとして。)


  • No.163 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-06 20:32:38 


〈倉木真澄〉

「……落ち着いたかい、五条くん。」
(まだぼんやりと唇に触れている五条の腕を掴むついでに床に投げ捨てられた目隠しを拾い、夏油傑側の壁へと後退する。まるで口直しとでも言いたげな荒々しい手付きで箱から煙草を取り出し、火を点けて咥えた倉木から目隠しを手渡された五条は驚くほど従順に頷き、目隠しを元の位置に戻した後─両頬に手を当て、蕩けるように微笑んだ。「…うん。─真澄に僕のファーストキス、取られちゃった。」何処か冗談めかしたその言葉を倉木は一笑に付し、一般人の方へさっさと目線を移す。横でいつも以上に甘えてくる五条を適当にあしらいつつ、平常通りの─どこか達観したように冷えた眼差しで夏油傑と一般人を眺めていた。)

──

〈五条悟〉

「…俺でーす。」
(手を上げようとする彼女が目に入ったのか、家入がその手をそれとなく降ろさせる。そうして─"五条が言いましたー"といつも通りの声で夜蛾にそう告げた。いつもならば否定するところだが─今日の五条は家入の言葉に逆らわず、すっと手を挙げる。"暇だったし出掛けよーぜっつった"と敬語もすっぽ抜けた口調で、馬鹿にするような笑みを浮かべた。)

  • No.164 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-06 21:48:51 



夏油傑
「あぁ、今回も紹介してくれたんだね。有難いな。」
(倉木と五条が壁へ後退するのを横目に見ては非術師が此方に来たのを見ては声を掛ける。どうやら入信者と入信者から紹介を受けたらしい非術師であり、背後に呪霊が取り憑いており。正直、猿の名前など覚えたくも無いし、何回取り憑かれた者を連れてきたなど覚えていない。しかし今日菅田から事前に渡されていた書類を元に覚えている振りをして上記のように述べて。入信者は喜んでいるが用は無いため軽くあしらう。背中に呪霊のいる非術師に目を向けては症状などの話を聞いては手を翳し呪霊を取り除く。非術師と軽くやり取りを交わし帰らせようとするが入信者の方が勝手に此方の手を取り握り“流石教祖様”だと感動したように述べて。)



白雪咲桜
「あ…」
(発案したのは己だと思い手を挙げようとするが家入に降ろさせられた。そして五条だと家入が言うと五条は素直に認めた。夜蛾はいつも悪巧みする五条であるからか疑うことは無く“またお前か、悟!何回やれば気が済むんだ!”と説教していて。しかし3人の方にも目を向けては乗った方も悪い!と一喝して。そして4人を見れば“連帯責任だ!罰として4人で高専内の清掃をすること!いいな?”と命ぜられて。)


  • No.165 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-06 22:13:08 


〈倉木真澄〉

「……正に狂信、だな。そうは思わないか?五条くん。」
(入ってきた一般人は二人。呪霊に憑かれた一人と、どうやら信者らしいもう一人。信者らしい方が涙ぐみながら夏油傑の手を握り、あまつさえぶんぶんと振り回す様を冷えた視界の端に捉え─煙を吐き出すついでに嘲笑った。一見するとすっかり元の様子に戻った─ように見える五条は後頭部の辺りで腕を組み、呑気に欠伸をした後嫌悪の表情で舌を出しながら「だね~。」と適当な相槌を返す。そこから興味を無くしたのか、五条は「ね~、真澄。もう一回、さっきみたいに「悟」って呼んでよ。」と倉木の服の裾を引っ張り、子供のように駄々を捏ねていた。)


──

〈五条悟〉

「はーい。」
(五条にとっては夜蛾の説教も何処吹く風、といった様子で─聞いているのかいないのか分からない適当な返事を返す。家入も"分かりましたー"と間延びした返答を返すばかりで、夏油だけは"すみません"と形式上は謝ってみせた。)

  • No.166 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-07 00:27:27 



夏油傑
「ありがとう、手を離してくれないかな?」
(信者は手を勝手に握り感動した様子で涙を流しぶんぶんと手を振ってくる。気持ち悪い。猿が私の手に触るな、穢れる。そう思うも倉木や五条が居るため手を下せない。張り付いた笑みを浮かべたまま上記のように述べる。しかし離す様子はなく更には何やら饒舌に話している。虫唾が走る、猿と話す時間など無意味だ。そう思えば、手を払い除け手を翳していた。)
「悪いが…猿と話す時間は無い。…猿が私の手に勝手に触って良いと思っているのか?分を弁えろ。」



白雪咲桜
「はい、ごめんなさい…。」
(此方も軽く俯き謝罪の言葉を告げて。皆の返事を聞けば夜蛾は“今日中に終わらせて報告すること、いいな。”と告げては教室を出て行って。居なくなった様子に安堵しては足を崩して。庇ってくれた五条にお礼を言わないとと思えば「悟、庇ってくれてありがとう。」とお礼を伝えて。)


  • No.167 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-07 07:17:14 


〈倉木真澄〉

「……困るな、夏油くん…報告が面倒になるじゃないか。」
(小さな舌打ち混じりにブーツの爪先を勢い良くガン、と床に打ち付ける。想定よりも大きく甲高い音が鳴り、ふと一般人の目が夏油傑から─そちらの方へと向いた。何か言い出す前に壁際から離れ、二人に近付いた後、一般人に翳されている夏油傑の手を─恐らくは術式の発動を阻止する為なのだろうが─恋人のように指先を絡めながら掴んで、明後日の方向へと逸らす。何やら喚く一般人の声など聞かないまま営業スマイルを浮かべ、「……今日の僕は機嫌が良いから…一瞬で狩ってあげよう。なあに、痛みは無い。─感じる間も与えないからね。」言い終わるか否か、左掌に形成された渦巻く"牙"が─一般人の喉笛を、正に獣が噛みちぎるように掻き切っていた。その赤い傷口から血が吹き出すより早く、倉木の"牙"が心臓に深々と突き立てられる。一部始終を目撃していた五条は─僕の真澄かっこいい、などとこの状況にはそぐわない甘え声を出しながら締まりの無い表情で笑っていた。)

──

〈五条悟〉

「…別に。」
(夜蛾からようやく解放され、五条はだらりと足を崩しながら─夜蛾が立ち去った方へ舌を出す。彼女からの声には首を横に振り、気にするなとでも言うように立ち上がった。家入も"めんどくせー。早く終わらせようぜ"と言いながら立ち上がり、夏油は肩を鳴らして"あー…疲れた"と口に出しつつ、"悟、咲桜と一緒に掃除してきなよ"と笑う。)

  • No.168 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-07 09:36:12 



夏油傑
「あぁ、すまない。我慢ならなくなってね。」
(猿の話など聞きたくもないし、手に触れているのも気持ち悪く術式を発動しようとした。その刹那、倉木のブーツを床に打ち付ける音が鳴り響いた。そして此方に近づいてくると指先を絡められ明後日の方向に逸らされる。猿に触れられた時のような不快感は無く、悪くないと思ってしまう。寧ろこのままでいたいとも。そんな事を考えているうちに倉木は猿に手を下した。床に転がった猿を見下ろしながら上記のように告げて。)



白雪咲桜
「悟と…?」
(庇ってくれたお礼を伝えると五条は気にするなという様子で立ち上がった。その様子にこくりと頷き此方も立ち上がる。夏油が五条に2人で掃除するよう言っているのを聞けば上記のように呟いて。気を遣って2人にしようとしてくれているのに鈍感な為気付いておらず「2人はどうするの…?」と訊ねており。)


  • No.169 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-07 10:07:38 


〈倉木真澄〉

「─ああ、悪いね…すぐに離すよ。」
(赤いペイントのような血を撒き散らして床に転がる一般人の死骸を冷たい眼差しで見下ろした後─術式を解除し、頬に付着した返り血を親指でぐい、と拭う。未だ絡めたままだった指先に気付いたらしく、断りを口にしてから躊躇いもなくするりと解いた。その後は真澄、と甘ったれた声で自身を呼ぶ五条の声に「…はいはい、分かったよ。……離れると嫌なんだね?」と疲れたような溜息を吐き出しつつも─小さな子供のように両手を伸ばして甘える五条にされるがまま、ぎゅうと抱き着かれる。何やら満足げな笑い声を上げている五条を他所に、倉木は酷く気怠そうな雰囲気で煙草の煙を吐き出していた。)

──

〈五条悟〉

(相変わらず察しの悪い彼女の様子に、二人は顔を見合わせて"またか"と溜息を吐いた。家入の方が先に口を開き、"私は夏油と掃除してるから"と言いながら夏油の背をぐいぐいと押し、五条と彼女を残して何処かへ行ってしまう。)

  • No.170 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-07 15:53:22 



夏油傑
「残念だなぁ。もう少しあのままでも良かったのに。」
(未だ絡めたままだった指先は躊躇いもなく離れた。倉木に触れられるのは嫌ではなく寧ろまだあのままでも良いとさえ思った。そう思い上記のように告げるが、本気か冗談か分からないような雰囲気で笑みを湛えたまま告げた。菅田は呪いを取り除いた非術師を案内していたようで、戻ってきては転がる死骸に蔑んだ目をしながらも察しては“直ちに処理させます。”と告げ出て行き。)



白雪咲桜
「あ…うん、分かった。」
(2人はどうするのかと訊ねると、2人はどうやら2人で掃除をするらしい。家入は夏油の背中を押しすぐに出て行ってしまった。返事をしながら2人の背中を見送り、残っている五条に目を向けては「私達も行く…?」と首を傾げ訊ねて。)


  • No.171 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-07 16:29:37 


〈倉木真澄〉

「……はは、冗談じゃない。─実のところね、僕は人に触るのがどうにも苦手なんだよ。」
(相変わらず五条に抱き着かれたままではあったが─夏油傑の言葉に一瞬だけぴくり、と眉が痙攣し、何とも表現し難いような表情を浮かべる。─だがそれは直ぐに、普段の皮肉っぽい笑みを湛えた表情へと戻る。半ば鷲掴むようにして五条の頭に左手を乗せ、わしわしとその頭を掻き乱す─普段の触れ方をしつつ、空いている方の右手で煙草を唇から一旦離した。唇からぷかり、と吐き出された白い煙が部屋を暫く漂い、部屋の空気に紛れて消える。)

──

〈五条悟〉

「おう、行こうぜ。」
(五条は彼女の言葉に応え、取り敢えず今居る教室の用具入れを開けた。─その頃、家入達は早々にその場を離れた後適当な持ち場─空き教室の前で各々溜息を吐いた。"あれで気付かないとか…もはや天然記念物だろ、あれ"と家入が何の気無しに零した言葉に夏油は深く頷き、"ある意味凄いよね"としみじみ同意する。)

  • No.172 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-07 18:07:33 



夏油傑
「それは意外だな。悟に触れているからそんな印象は無かったな。」
(倉木は此方の言葉になんとも表現しがたい表情を浮かべたが、普段の表情に戻り人に触るのが苦手だと言った。五条に触れているためその様には思わなかった。まぁ、五条には仕方無しに触れているような雰囲気ではあるが。そんな事を考えながら、上記のように述べて。そうしていればドアがノックされる音がして信者の死骸を処理しにきた者が入ってきて。すぐ様処理をすれば出て行き。)



白雪咲桜
「境内の方に行く?」
(用具入れを開けた五条の方に近寄り、用具入れから菷と塵取りを取り出す。空き教室は家入と夏油でしてくれるだろうと判断しては境内の方なら枯れ葉などが集まっていそうだと思えば上記のように提案をして、至って真面目に取り組もうとしていて。)

(/背後失礼します!この後の流れですが暫く掃除して体育館の掃除の際に、五条が休憩だと体育館倉庫に向かった際に2人で向かえば体育館倉庫が閉まってしまい閉じ込められて…みたいな流れにしたいです!最終的に良い感じになっていたところで家入と夏油が助けに来る感じの流れでお願いしたいのですが、大丈夫でしょうか?)


  • No.173 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-07 18:40:15 


〈倉木真澄〉

「……そんなに気になるのなら─ほら、どうぞ?」
(右手の指先に挟んだ煙草を咥え直し、完全に空いた右手を曝け出して─手を貸してやるから自由に触れ、とでも言わんばかりに気怠げな仕草でひらりと振ってみせた。その様子を見た五条は「あっ、傑ズル~い!僕も触らせてもらったことないのに!」と不貞腐れ、夏油傑へ何処か羨むような眼差しを送る。─気怠げにひらひらと振られる右手は正に獲物を追い詰める猟犬、といったしなやかさで─その割に長い指先は華奢で繊細、彫刻のように精巧で美しい造形をしていた。倉木はふと五条の頭から左手を離し、すっかり短くなった煙草を掌に握り込んで消火する。)

──

〈五条悟〉

「そーだな、行こうぜ。」
(五条本人はあまり乗り気でないのか、後頭部の辺りで腕を組みながら欠伸混じりに歩き出した。高専の境内に足を踏み出し、箒を片手にざっくりと枯れ葉を集め始める。)

(了解です…!)

  • No.174 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-07 22:25:04 



夏油傑
「それじゃあ…遠慮なく触らせてもらおうかな。」
(意外だと告げると、倉木はそんなに気になるのならと右手を曝け出しひらりと手を振った。五条はよく撫でられているため触った事があるのだと思っていたがどうやら触った事が無いようで羨ましげな眼差しを送られる。その様子に悪い気はしなく、上記のように伝えては、五条にも「悟、悪いね。」と述べ倉木の方に歩み寄り。右手に手を伸ばせば、壊れ物を扱うかのように優しく触れて。)



白雪咲桜
「枯れ葉、沢山あるね。」
(境内に到着すれば五条と共に箒で枯れ葉を集める。上記のように述べながらそこかしこに散らばった枯れ葉を真面目に集める。暫く集めていれば全て集め終えたようで、ゴミ袋に枯れ葉を入れ終え縛る。それからは、和室や廊下や校庭など様々な箇所を掃除して、残すは体育館のみで。「やっとこれで終わりだね。」と体育館に入って。)

(/ありがとうございます!お願いします!)


  • No.175 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-07 23:03:37 


〈倉木真澄〉

「……僕の手は─獲物の狩り方しか知らないのさ。だから、獲物じゃない人間を触る時の力加減が分からないんだよ。」
(冗談だと思っていたのか─本当に手に触れられると、掌を伝う未知の感覚にびくり、と肩が一気に強張った。─それを咄嗟に誤魔化すかのように表情は平常通りのまま、壊れ物を触るような夏油傑の手付きに対して、酷く自虐的な笑い声を零す。「……ま、五条くんの"お陰"で…人を撫でる力加減だけは、嫌ってほど分かったけどね。」自身の手を触れなくて不貞腐れる五条の方へ視線を向け、嫌味混じりに唇の端を引き歪めて笑いながら─その頭を左手で、わしわしと普段より少し乱暴に撫でた。)

──

〈五条悟〉

「だな。…めんどくせー。」
(五条は面倒だ、と絶えず口にしながらも一応掃除をし、最後の場所である体育館へと足を踏み入れる。─普段は夏油と馬鹿騒ぎしている為に分からなかったようだが、誰も居ない体育館はしんと静まり返っていた。「とっとと終わらせようぜ」と彼女に声を掛けつつ、箒で雑に床を掃く。)

  • No.176 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-08 01:00:41 



夏油傑
「成程…それなら私の手で慣れるかい?手取り足取り教えてあげるよ?」
(倉木に歩み寄り壊れ物を扱うかのように優しく触れた。すると肩が強ばったのが分かった。本当に慣れていないようだ。五条のお陰で撫でる力加減は分かったが、それ以外は力加減が分からないらしい。それならばと上記のように冗談か本気か分からないような言い回しで述べ、手のひらをそっと重ね指先を絡めるようにして倉木に見せるようにして。)



白雪咲桜
「うん、早く終わらせて休みたいしね。」
(五条から声を掛けられては頷き上記のように返しては箒で床を掃いていき。程なくすれば、全て掃き終わり箒と塵取りでゴミを取りゴミ箱に捨てて。やっと終われば息をつき「やっと終わったね。」と告げて。)


  • No.177 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-08 08:23:14 


〈倉木真澄〉

「─"教祖様"直々のレクチャーとは有り難いね、一体幾ら払えば良いのかな?」
(先程とは立場が逆となり、長く華奢な指先を夏油傑に絡め取られながらも─平常通りの皮肉っぽい表情と余裕綽々の声は崩さないまま肩を竦め、あくまでも冗談めかして笑ってみせる。ふと悪戯でも思い付いたかのように、右手を口元へ引き寄せてはちゅ、と態とらしくリップ音を立て、自身の指に絡んだ夏油傑の指先に軽く唇を落とし─「…じゃ、お手柔らかに頼むよ?夏油くん。」唇を片方だけ吊り上げる、普段の笑みよりも更に皮肉っぽさを増した、何処かニヒルに見える笑みを浮かべてみせた。)

──

〈五条悟〉

「休憩しよーぜ、休憩。」
(五条自身は大して働いてもいないが、一仕事終えたと言わんばかりに大きく腕を伸ばして─鍵の掛かっていない体育館倉庫の中へと足を踏み入れた。体育館の中よりも少しひやりとしているその中が心地良いのか、「お前も来いって。」と手招きをしてみせる。)

  • No.178 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-08 10:51:46 



夏油傑
「真澄は私の“家族”だからね、特別だよ。対価はそうだなぁ…真澄が従順に尻尾を振って私に尽くしてくれるならそれで良い。」
(倉木はいつも通りの皮肉っぽい表情と余裕そうな声色で乗ってきた。猿共に触られるのは嫌であるが倉木には触られるのも此方から触るのも嫌では無い。寧ろ触れることが楽しい。少し考えるような素振りを見せつつ上記のように告げて。絡み合った手を見せたままでいれば指先に口付けをした。それも嫌ではなく、「あぁ、任せてくれ。真澄。」と述べては此方も顔を寄せ倉木の指先に軽く口付けをした。そして指先を軽く絡めていたのを優しく深く絡めて恋人繋ぎにしてその手を引き寄せ反対の手を倉木の腰に触れては「恋人に触れる時はこうして優しく触れると良いよ。」と告げて。)



白雪咲桜
「あ…うん、分かった…!」
(大半は此方が働いていた気もするが五条も疲れたようで休憩だと体育館倉庫に向かう。掃除は終わったし休憩しても大丈夫かと思い眺めていれば、来いと手招きされた。こくりと頷き上記のように告げては体育館倉庫に向かい入口のドアの近くに箒と塵取りを立て掛けて置けば体育館の中に足を踏み入れて。先程まで動いていたからかひんやりとした空気が心地好く「…なんかひんやりしてて心地好い。」と呟いて。)


  • No.179 by 倉木真澄/五条悟  2024-01-08 11:20:57 


〈倉木真澄〉

「─ははっ、分かった分かった。…これが"躾"って事にしておこうか?」
(指先に触れる柔らかな唇の感触に、一瞬だけぴくりと眉が痙攣した。腰辺りに触れる夏油傑の手に左手を重ね、手の甲に指先を妙に艶めかしく這わせ─つう、と浮き出す血管を優しくなぞる。明らかに慣れた所作で少しばかり身体を前屈みにし、拡張ピアスの目立つ夏油傑の耳元に唇を寄せ─「……こういうのは恋人に触れる時、なんだろう。じゃあ、愛の一つでも囁いた方が良いかな─傑くん?」─今までの、世間的には"恋人"と名の付く関係性であろう男女にしてきたように─甘ったるく作った声でそう囁いた。未だ倉木に抱き着いたままの五条は癇癪を起こした子供のように「真澄~!僕、ここにいるんだけど!傑とばっかりいちゃついてないで…僕も見てよ…」と最後の言葉尻は窄んでいったものの、不満げな声を上げる。)

──

〈五条悟〉

「だな。」
(五条はだらりと足を投げ出し、体育館倉庫の冷えた空気に身を任せていた。─彼女が入口辺りに立て掛けた箒が倒れかかっていることには気付かないまま、大きく欠伸をする。)

  • No.180 by 夏油傑/白雪咲桜  2024-01-08 15:30:43 



夏油傑
「あぁ、そうしてもらおうかな。」
(手を深く絡め引き寄せ左手で腰に触れるとその触れた手に手を重ねられ浮き出た血管をなぞられる。腰に触れた手を少しピクっと動かすも夏油も経験あるのか動じはせず寧ろ腰を撫でてやり。倉木は耳元で愛の言葉を囁くかと甘ったるい声で囁いた。その言葉に「…サービスが良いな。その方が興は乗るね。」倉木の愛の言葉がどんなものなのか気になったのか乗るように述べて。しかし、五条が我慢ならなくなったのかぐずり出した。そろそろリミットだろうかと思案して。)



白雪咲桜
「?…今の音、何…?」
(此方も箒が倒れかかっていることに気付かず、マットが重なって置かれている場所に腰を下ろして涼んでいて。そうしていればドアの閉まる音と何かが倒れる音がして。上記のように呟き音のした方を見れば体育館のドアが閉まっており。鍵は掛かっていないため大丈夫だろうと特に慌てる様子もなくドアの方に向かいドアを開けようとするが鍵がかかっており開かなくて。「あれ…なんで…?」と呟きつつドアをガチャガチャと押し引きして。)


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