一見さん 2023-12-23 17:33:22 |
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〈倉木真澄〉
「…こら、動かないの。」
(敏感な箇所を指先で刺激してやれば臀部を揺らし、自身から逃げようとする彼を小声で叱りながら─子供の悪戯を咎めるようにその皮膚を制服越しにパシン、と音を立てて軽く叩いた後、今度は逃げられないようその腰を片手で鷲掴む。その後は中に入れたままで止まっていた指を再び動かし、敏感な箇所を気まぐれに刺激してやれば─彼の身体がびくり、と震え、声を上げまいと必死に我慢している姿が妙に可愛らしく思えた。誰がどう見ても感じていることは明白なのに、まだ頑張るか─と内心思いつつ、尻を自身に突き出している体勢の所為で髪の間から覗く、羞恥でほんのりと赤く染まった項に酷く唆られて─そこに軽く唇を落とす。「…君、可愛いね。」ぼそり、と耳元でそう囁いてやった後、彼の臀部へ自身の肝心な箇所が密着するように身体を寄せては─小刻みにその身体をゆらゆらと揺すった。時折─はあ、と甘ったるく熱っぽい吐息を耳元で吐き出せば、その度に面白い程彼の身体がびくり、と痙攣して跳ねる。)
──
〈五条悟〉
「……寝るか。」
(五条はぼそりと呟き、凭れ掛かってくる彼女の頭を自身の膝に乗せる。その後暫くして─五条はすやすやと穏やかな寝息を立てていた。)
夏油傑
「…可愛く…ない…っ…」
(快楽から逃げようと臀部を揺らしていれば怒られた。そして腰を掴まれ固定されてしまう。指を動かし敏感な箇所を刺激されてはびくびくと身体が揺れ声が漏れそうになるが必死に堪える。羞恥と周りにバレないように声を我慢しているからか何時もより身体が熱くなるのが早く身体は汗が滲み頬を上気させる。すると項に唇を落とされ可愛いなどと言われる。男に言う言葉では無い。更に羞恥心を煽られ熱くなる。倉木の肝心な箇所を密着させ身体を揺らされ耳元で甘い吐息を吐かれてはびくびくとし声が漏れそうになる。が、何とか耐え可愛いを否定する言葉を吐き声を我慢するという強気な姿勢を見せて。)
白雪咲桜
「…寝ちゃった。」
(五条の呟きに肩に頭を預けるくらいだろうと思っていては頭を膝に載せられて。暖かな膝にドキドキとしながらも大人しく寝ようと試みるもドキドキして眠れないでいては寝息が聞こえてきて。顔を上に向けると眠っている様子に上記のように呟いて。手を伸ばし五条の頬に手を伸ばすも頬を撫でるのは少し恥ずかしくて手を止めて下ろして。近くにあった五条の手を握り五条の寝顔を見ていてはいつの間にか眠っていて。)
〈倉木真澄〉
「……これ。触るのに邪魔だから、脱ごうか?」
(毛を逆立て、必死に相手を威嚇する子猫のように─顔を赤くしながらも尚自身を睨み、自身の掛けた言葉を否定しながら─中々に生意気な姿勢を見せる彼の姿を見ていると、この強気な男を、声を出すまで虐めてやりたい─と言う心の底の加虐心が酷く掻き立てられる。声こそ掛けたものの、返答を求めないまま彼の制服のベルトに手を掛けて手際良く外し─なんとも脱がせやすいシルエットのボンタンを脱がせて下まですとん、と落とした。ボンタンを落とした所為で露出した下半身を隠してやるように─若干前屈みになって身を寄せ、彼が上半身に纏う制服の隙間から腰を固定していた手を差し込み─しっかりと鍛えられた胸元の敏感な箇所を指先で弾いたり、指の腹でぐり、と捻るようにしたり─と気まぐれに弄ぶ。快感に身を震わせる彼の耳元へ唇を寄せて「…君、自分で気付いてないかもしれないけど─すごく可愛いよ?」と囁いてやった後、その耳朶にかぷりと柔く噛み付いた。)
──
〈五条悟〉
「……」
(二人が眠って暫くした後、こっそりと家入が顔を覗かせては─眠っている二人の様子を観察する。少しの間はそこで観察していたようだが、家入も眠くなったようで─二人から少し離れた場所で木に凭れ掛かって眠り始めた。)
夏油傑
「また…可愛くなんて……ひゃ…っ」
(脱ごうかと言われるが周りの目もあるため脱げない。そう思い阻止しようとするが返事をする前に脱がされてしまった。腰を固定され逃げ場を無くされては胸元敏感な箇所を刺激される。びくびくと感じてしまうが、声は何とか耐える。唇を耳元に寄せ囁かれる。また否定しようとするが耳に噛み付かれビクッとして思わず声を上げるが、慌てて口元を押さえ声を抑えて。)
白雪咲桜
「…………」
(夏油は教室に戻るも戻ってきていない3人に校庭を見に行けば寝ている3人を見付けて。少し離れた場所にいる家入を起こせばこのまま寝ていれば風邪を引く為2人を起こそうという話になって。面白半分で少し離れた場所から五条を起こそうと五条の腕の辺りに小石を何個か投げて。)
〈倉木真澄〉
「……ふふ、可愛い声だね。もっと聞かせて?」
(耳朶を柔く噛み続けていると、ふと彼の上げた甲高い声にふ、と表情を緩めながら─耳から口を離して楽しげに囁き、声を上げまいと口元を抑える彼の手を─口と舌だけを使って器用に剥がしてやった。今しがたまで臀部に差し込んでいた指を─彼のナカが名残惜しそうに引き留めてくるのも無視して一旦するりと引き抜き、剥がした手を掴んで彼自身の臀部へと運ぶ。「俺、手疲れちゃったから…自分でやって。それなりに後ろで遊んでるんだから、気持ち良いトコロは分かるでしょ?」と意地悪く囁いた後、サポートするように彼の指を─彼の肝心な箇所へぐっ、と押し込んでやり、手を添えながら敏感な箇所へと導いた。そうして─倉木は暇になった自身の手で、彼の下腹部を撫で回すようにして"イイトコロ"を探る。胸の敏感な箇所を弄り回す手は止める気配すら無いまま、仕方無いなあ、と呟いた後─詠唱は無く、形式上だけではあるが─"帳"を降ろしてやった。無論、実際に降ろした訳では無いので─五条が起きればこの情事の姿も声も剥き出しだが、五条の寝入りの深さを知っているからか─彼の耳元で甘く囁き、理性の糸を断ち切るような一撃を喰らわせる。)
「…ほら、帳降ろしてあげたから。これで君がどれだけ可愛い声を出しても、どんな姿で乱れても─誰も気付かない。君の痴態は俺しか見れないんだから、存分に乱れてよ。」
──
〈五条悟〉
「……痛てっ!」
(眠っている間は無下限が切れていたのか─五条はバラバラと腕に当たる小石の感覚に目を覚まし、小さく声を上げる。少しの間、小石が当たった箇所を擦りながら─なんとも恨みがましい目で周囲を見回していた。)
夏油傑
「…声を抑えなくても…良い…のか」
(声を上げてしまうも我慢していては、もっと聞かせてと口元を押さえていた手を剥がされる。そして臀部に差し込んでいた指を引き抜くと自分でするように言われサポートするように己の指を肝心な箇所に押し込み敏感な箇所に導く。自身で敏感な箇所に触れ感じていては下腹部を撫で回され、胸への刺激も止まらない。止まらない快楽の波に声も抑えられそうにない。そう思っていては帳を降ろしたと言う倉木。声を上げて乱れても良いと言う。その言葉に上記のように呟けば、もう抑え切れず自身で敏感な箇所を刺激しびくびくと感じ頬を上気させ快楽を感じるままに声を上げて。)
白雪咲桜
「……」
(夏油と家入は少し離れた木の陰に身を隠し顔を覗かせ様子を見ており。恨みがましい目で周りを見る五条の様子に夏油と家入は声を抑え笑っており。白雪は起きる様子はなく穏やかに眠っており。)
〈倉木真澄〉
「…ははっ、」
(帳を降ろしてやった、そう嘯いた途端─先程とは打って変わったように自分自身で敏感な箇所を指で押し込み、赤く上気した頬で貪欲に快楽を貪り始める彼の姿に─彼の理性の糸は完全に千切れたのを本能的に感じ取り、思わず乾いた笑みが漏れる。胸の敏感な箇所に優しく触れていた指に力を込め、ぎゅう─とかなり強めに引っ張り、抓り上げた。彼の制服を胸元まで捲り上げれば、今しがた酷く虐めた所為で─ぷっくりと赤く腫れ上がった其処が鏡に映り、倉木の目に飛び込んでくる。目だけを細めて皮肉っぽく微笑んだ後、今度は真逆に─まるで労るような優しい手付きで其処を爪で軽く引っ掻き、指先で摘み、時々ころころ、と転がしてやった。そうしてやれば、彼が其処で快楽を拾うのは最早時間の問題。自分自身で後ろの敏感な箇所を刺激し、悩ましげな高い喘ぎ声を上げながら身を捩らせ─全身で眼の前の男に媚びる一匹のメスにも似た─快楽に浮かされた雰囲気を放つ彼の耳元へ口を、臀部へ自身の肝心な箇所を擦り寄せて、「…ねえ、俺の"コレ"…欲しくなった?」元より請われたところで与えるつもりも無いが─一応は期待を持たせるような口振りで、そう問い掛けてみる。)
──
〈五条悟〉
「……ぜってー傑か硝子だな…」
(五条は級友のどちらかが犯人だ、と呟きながら─未だ眠っている彼女の前髪を優しく払った。痛え、と文句は垂れているものの、彼女を起こさないように気を使っているのか─普段よりも随分と大人しい。)
夏油傑
「…ほしい…っ」
(胸の敏感な箇所を強く刺激されたと思ったら優しくされる。強くされて敏感になっているのか優しくされてはびくりと感じてしまった。段々と快楽を感じてきて、それに加え自身で敏感な箇所を刺激しているからか好きな箇所に好きな刺激を出来て気持ちが良く絶頂に近付いており。そうしていては倉木から臀部に擦り寄せ欲しくなったかと問われる。興奮し切っていては欲しくて堪らなくて自分から倉木の肝心な箇所に擦り寄せては求めて。)
白雪咲桜
「…ん…。」
(白雪は髪を払われてはぴくっとして身動ぎするも起きる様子はなく。握っていた五条の手を柔く握って。夏油と家入は大人しい五条に反応を楽しんでいては、様子を見守っていて。)
〈倉木真澄〉
「…あは─でもダメ。俺、ここで降りなきゃ。」
(自身に臀部を擦り寄せ、可愛らしい表情付きで欲しい、と強請る彼のなんとも健気な懇願を、酷く乾いた笑いであっさりと、そして容赦無く断ち切ったかと思えば─返答を求めないまま、彼が自分でナカに突っ込んでいる指以外の刺激を唐突に全て取り上げてしまう。そのまま、今しがたまで存在すら忘れ去られていた小道具のカバンを掴み、ちゃんとズボン履きなよ、と声を掛けながら停車した電車を降りてその駅のホーム─正確には五条が今呑気に眠っているものとは別の、もう一つの豪奢なベッドの上だが─へ戻る直前、彼の耳元で「"続き"してほしかったら…明日。ちゃんと自分で"準備"してきてね?」と笑み混じりに囁き、ベッドの上に腰を下ろした。サイドテーブルに投げ出されている箱から取り出した煙草にカチリ、と火を点け─目前に惜しげも無く晒されている、熟れ切って食べ頃の、極上の身体をまじまじと視姦しながら─普段よりもゆっくりと煙を燻らせる。普段以上に時間を掛けてその煙草を吸い切った後、ふと、口内に残った煙をふう、と彼の臀部へ吹き掛ける。そんな僅かな刺激にすらびくりと震え、貪欲に快楽を得ようとする彼の肉体に目を細めつつも─情事など全く聞こえていないかのように、あどけない表情ですやすやと穏やかに寝入る五条の髪を優しい手付きで撫でながら、快楽をお預けされた彼に─少しばかり普段の様子を取り戻した声で、加虐心を隠そうともしない提案を投げ掛けた。)
「…やる気が出るように誘ってよ。僕がそれで唆られたら─"続き"してあげるからさ。」
──
〈五条悟〉
「……」
(五条は手を握り返してくる彼女に─ふ、と普段なら見せないであろう優しげな微笑みを浮かべた。家入は目を見開きながら"…あいつ、あんな風に笑えるんだな。馬鹿笑いしてるとこしか見たこと無いから知らなかった"と心底驚いたような口調で述べる。)
夏油傑
「…ほんとうに…してくれるんだろうね…?」
(待ち望んでいた快楽を取り上げられ、自身でしていた指の刺激以外の刺激は取り上げられた。去って行く倉木に呆気に取られていて。そうすると何時もの様子を少し取り戻したように提案をしてきた。少し疑り深くなっておりそう訊ねるも、快楽を求めている今はそうするしか方法がなくて。誘う事に決めては近寄り押し倒せば倉木に跨りおおいかぶさる様に密着すれば倉木の下腹部に自身の下腹部を押し当て腰を揺らし擦りながら早く欲しいといった様子で蕩けた表情で見詰めて。)
白雪咲桜
「……さと…る…」
(夏油も頷き驚いた様子で“あぁ、私もあんな風に笑う悟は初めて見たよ。本人も無意識だろうな。”と告げていて。白雪は五条と過ごしている夢でも見ているのか名前を呼ぶとふわりと笑みを浮かべていて。)
〈倉木真澄〉
「……」
(訝しむような眼差しこそ向けてくるものの、掛けた言葉通り自身に覆い被さってきては腰をゆらゆらと揺らし、下腹部を擦り付けながら切なげに快楽を強請る彼の姿を─普段通りの皮肉っぽい笑みと共に暫し眺めていた。が─ふと、するり、とその腰に戯れ混じりに手を触れる。少しの間、皮膚の手触りを楽しむような手付きで腰を撫で回していたが─彼の手を引いて立ち上がらせ、再び壁に手を付かせると、彼の肝心な箇所へ態とゆっくりと指を押し込んでは─繊細な緩急を付けた動きで、其処を気まぐれに掻き回した。その度に部屋中へ満ちる淫靡な水音に煽られるかのように、耳元へ口を寄せ─「…柔らかいね。ちゃんと『俺』の為に"準備"してきてくれたんだ?」と酷く意地の悪い口調に、蜂蜜のように甘ったるい声色を乗せて─この淫乱、だのと罵倒を囁いてやる。そのまま自身の下腹部を彼の臀部と密着させはするものの、まだ彼の望む快楽は与えずに─すっかり蕩け切ったメスの顔を浮かべている彼の顔を手で掴んで自身の方へ引き寄せ、再び形式上の帳を降ろしてやりながら─「ほら、教えて。君は、俺に…どうされたい?」唇の端を吊り上げ、何処か悪戯っぽい雰囲気を纏った─まるでチェシャ猫のような微笑みを浮かべながら、こてんと首を傾げてみせた。)
──
〈五条悟〉
「……起きろって。」
(五条は彼女の笑顔に一瞬言葉を詰まらせたものの、直ぐに気を取り直してその頬をぺちぺちと軽く叩く。)
夏油傑
「…めちゃくちゃにしてくれ…きみのが…ほしい…っ」
(強請るように下腹部を擦り付けていては腰を撫でられる。ビクッとして身を捩りながら受け入れていては立ち上がらされ壁に手を付かされると肝心な箇所を指で掻き回される。気持ちが良くどんどんと蜜が溢れ水音が響く。そして罵倒するような言葉を囁かれる。それにまた興奮してびくびくとしてしまう。しかし望む快楽はまだ与えられずもどかしく思っていては顔を引き寄せられ帳を降ろせば問い掛けられる。もう羞恥心など考える余裕はなくただ快楽を求めており、蕩けた表情で強請るように上記のように告げて。)
白雪咲桜
「ん…さとる…?」
(頬を叩かれるとゆっくりと目を覚まして寝ぼけ眼で目の前にいる五条を捉えれば名前を呼んで彼の手をぎゅっと握って。段々と覚醒してきては状況を理解して慌てて起き上がり離れると「ご、ごめんね!」と慌てて謝って。家入と夏油は白雪が起きた様子に五条が動き出す前にと退散して。)
〈倉木真澄〉
「……っ、はは…これは参ったな。」
(彼からの熱烈なお強請りに刹那、吐き出しかけた息が喉の奥で詰まる。が、それも一瞬で─直ぐに普段の調子を取り戻して笑いつつ、自身の前髪をバサリと乱暴に掻き上げ─普段なら閉じてやる瞳を開いたまま、噛み付くようにして彼と唇を重ねる。真っ直ぐに彼を見つめる冷えた青灰色の瞳は、まるで獲物を甚振るように爛々と輝き─普段ならば弄ぶように絡む舌も、今は漏れ出る声さえ残さず喰らうように、荒々しく性急な動きを見せる。中途半端に捲り上げられたままだった制服から覗く胸の敏感な箇所へ指先を這わせ、強く、弱く─臀部へ差し込んでいる指のように緩急を付けて弄んだ。─ふと、指を彼の臀部から引き抜く。引き留めるように絡み付く肉を無視して、粘着質な音と共に引き抜いた指を彼の目前へと持って行き─「…見てよ、これ。君のでドロドロ。」と態とらしくそれを揺らしながら笑った。誘うように揺れる彼の臀部をその手で鷲掴み、肉欲のままに彼の身体を存分に堪能する─(暗転)─)
──
〈五条悟〉
「……別にいいっての。」
(五条は彼女の謝罪に対して首を横に振り、「…とりあえず、教室戻ろうぜ。」と声を掛けて立ち上がった後─彼女に手を差し出した。)
夏油傑
「…」
(早く絶頂まで行きたくて強請るように告げると、倉木も興奮したのかいつも以上に荒々しく唇を重ね舌を絡める。そして胸への刺激と臀部への刺激が連動するように緩急を付けられれば快楽の波が押し寄せ声を上げて。臀部から指を引き抜くと見せ付けるように告げる。それに興奮し早く欲しいと言った様子で臀部を揺らせば倉木に導かれるまま快楽に堕ちていき。_どれくらい気を失っていたか分からないが意識を取り戻すと身体は気怠く動かせなく顔を動かし2人の様子に目を向けて。)
白雪咲桜
「うん、そうだね。」
(彼から手を差し伸べられれば笑みを浮かべ頷いて彼の手を取り立ち上がって。教室に戻ると夏油と家入は素知らぬ顔で先に居り。夏油は“やぁ、遅かったね。2人でお楽しみだったのかな?”と2人の繋がれた手を見ながら揶揄う様子で五条と白雪に声を掛けて。)
〈倉木真澄〉
「……相変わらず起きないね、五条くんは。」
(汗で身体にべたりと張り付いたジャケットとシャツを脱ぎ、すっかり脱力している彼の腰を抱きながら─彼をベッドへと半ば引きずり込むようにして─ベッドシーツの上へと引き戻した。片手では彼の頭を労るように撫でつつ、もう片方の手では五条の頬を撫でてやりながら─その呑気極まりない、恐ろしい程に美しい寝顔を一瞥しては─呆れたような声色でぼそり、と呟く。すっかり自身に陥落した彼の身体を引き寄せてやれば、それだけで─彼の熟れた身体は快楽を拾ってびくり、と震えた。倉木はその様子を横目に─情事の後の倦怠感から来る心地好い微睡みに身を任せるが、時折気まぐれに─彼の胸の敏感な箇所を指先で引っ掻いたり転がしたりと好き勝手に弄んでやり、ふと窓の外へ目を向ける。先程まで夕暮れの太陽が沈んでいた空は既に暗くなり始めており、最早夜に差し掛かっているのは明白だった。「…ねえ、夏油くん。まだ疼くんだったら─寝てる僕の身体、好きにしていいよ。」と─眠気から来る甘ったるさの中にも、何処か悪戯心を秘めた声色でそう囁いた後、倉木はゆったりと瞳を伏せ─両脇に二人の身体を抱くようにして、柔らかな微睡みの中へと落ちていく。)
──
〈五条悟〉
「…んな訳ねーだろ、つーか…」
(五条は揶揄う夏油をじろりと睨み─さっき石投げたの傑だろ、と怒りを帯びた声で続ける。家入は自席に腰掛けて手を振り、"お帰りー"とごく軽く声を掛けた。)
夏油傑
「…あぁ、好きにさせてもらうよ。」
(倉木に身体を触れられるだけでびくびくと感じてしまい、胸への刺激もされては感じるのには充分で。また疼いてきていたのにどうやら倉木は眠いようで。疼かせるだけ疼かせといて眠るとはと考えていては倉木から好きにして良いと言われた。それなら満足するまで好きにさせてもらおうと思い上記のように答えて。倉木の下腹部と自身の下腹部を擦り寄せ満足するまで快楽に溺れて。)
白雪咲桜
「硝子、ただいま。」
(夏油は五条の怒りを帯びた声を気にすること無く、“さぁ、どうだろうね?”と含みを持たせしらばっくれており。白雪は2人のやり取りがよく分からず首を傾げていたが、家入が声を掛けて来た様子に笑みを浮かべ手を振り自席につきながら挨拶して。)
〈倉木真澄〉
「………ん…」
(夏油が自身の身体を使い、快楽に溺れていることなど露知らず。五条の体温が心地好かったのか、寝息を立てて静かに眠っていた倉木は─ふと目を覚ました。部屋の大きな窓から差し込む太陽の光はうっすらと明るく─早朝辺りまで深く眠っていたことが分かる。微かに声を上げて身体を少しばかり動かせば、倉木の身体は夏油の身体とまだ繋がったままだったらしく─横たわって眠っている彼の身体が連動してびくり、と震えた。その様子にくっ、と喉の奥で噛み殺すような笑い声を上げながらサイドテーブルの煙草を取り、備え付けのライターでカチリと火を点けて─ふわり、と口から煙を吐き出す。繋がったまま眠っている彼の臀部を軽く叩き、「…こら、夏油くん…起きな。このままだと抜けなくなるよ。」と呼び掛けつつ、隣で眠る五条のことも適当に起こしておいた。眠い、だのと文句を垂れながらも─目を擦り、大人しくベッドから降りる五条の頭を撫でてやる。)
──
〈五条悟〉
「……ぜってー傑。」
(五条はぶつぶつと文句を垂れていたが、やがて引き下がって─自席にどすんと腰を下ろした。家入は"見に行ったけど…随分寝てたな"と揶揄い混じりに笑う。)
夏油傑
「ん…あぁ…すまない、いつの間にか眠っていたのか。」
(臀部を叩かれればビクッとし目を覚まして。状況を見ては昨日のことを思い出しゆっくりと起き上がると繋がっているのを引き抜いて。)
白雪咲桜
「ぅ…心地好くて。」
(夏油は引き下がった様子の五条に“風邪引かないように起こしてあげたんだから感謝して欲しいくらいだよ。”と告げて。白雪は家入からの揶揄いに見られていたのかと恥ずかしくなりながらもおずおずと答えて。)
〈倉木真澄〉
「…随分と熱烈な挨拶だったんで、驚いたよ。」
(臀部を叩いてやると、びくりと身体を震わせて起きたらしい彼の中から、自身の肝心な箇所が粘着質な音を立ててゆっくりと引き抜かれていく様を─何処か楽しげに眺め、そう口にして笑ってみせる。このホテルのチェックアウトは昼、今は─雑に見積もっても朝の5時程度だ。チェックアウトまではまだかなり時間があり、また付き合わされるかもしれない─と言う一種の危惧を纏った溜息が唇の端から漏れる。五条は暫く寝惚けていたようだが、目隠しを外したまま倉木達の元へ近付いてきては─「おはよ、真澄。…傑もおはよ。まだ朝だけど─どうする?」と言葉の節々に何となく含みを持たせた調子で問い掛けつつ、こてんと首を傾げた。続けてくあ、と小さな欠伸が五条の口から飛び出す。その様子を横目に煙草の煙を吐き出し、「……僕は何でもいいよ。」と彼らに全ての判断を委ね、短くなった煙草を灰皿に押し付けて揉み消した。)
──
〈五条悟〉
「…やっぱ傑じゃねーか!」
(引き下がって少しした後、夏油から掛けられた言葉に反応した五条は─ガタン、と椅子が倒れるのも無視して声を荒げた。家入は我関せず、といった調子で彼女の方に顔を向け、"へー。そんなに?"と尚も問い掛ける。)
夏油傑
「真澄が疼かせるだけ疼かせて寝るからこうなったんだ。」
(引き抜く様を見ながら楽しげに言う倉木に、倉木の所為であると言い返して。起きた五条からまだ時間があるがどうするかと問われる。倉木は己と五条に任せるらしい。昨日は散々やりたいプレイはしてきたし、五条が寝てからもしており朝まで繋がっていた。五条は寝入っており元気だろうし訊ねてきたくらいだし何か案があるのだろうかと思い「…悟は何かやりたいプレイでもあるのかい?」と訊ねて。)
白雪咲桜
「う、うん…悟の体温が心地好くて。手握ってたら安心して寝ちゃってた。」
(夏油は声を荒らげる五条にさして驚く様子もなく“起こしただけなんだからそんなに怒ることないだろう?”と告げて。白雪は家入からの問い掛けにおずおずとその時のことを思い出し伝えて。)
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