一見さん 2023-12-23 17:33:22 |
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夏油傑
「良いのかい?それなら楽しませて貰おうかな。」
(倉木にコーヒーを飲ませてあげていては五条もムキになって飲ませようとしている。その様子に負けじと飲ませようとしていては倉木からこの後のことを訊かれる。ラブホにも着いてきてくれるらしい。それならば言葉に甘えるかと思い上記のように告げて、五条にも「それで良いだろう?悟。」と述べて。)
白雪咲桜
「ありがとう、頑張って悟!」
(慣れずに苦戦していると任せとけと言う五条にお礼を伝え応援する。家入は苦手だと言っていたのに五条と競り合っている。その様子を見ては思わず「硝子、すごい…!」と敵である家入を褒めており。)
〈倉木真澄〉
「………僕は、大体何でも大丈夫だけど…度を越したプレイはお断りだよ。」
(─我ながら、余計なことを言ったものだ。だが男としてのプライドもある。一度吐いた言葉を飲み込む訳にはいかない─仕方無しに腹を括り、最低限の注意事項だけは伝えておくが─こういったところで、妙に"遊び慣れている"自身を憎らしく思ったのは久しぶりだ。店の窓からは燦々と真昼の光が差し込み、自身はこんな真っ昼間から男相手に何をやっているんだ─と心の奥底で嘆く声が聞こえた気がする。夏油傑から問われた五条はこくり、と頷いて「勿論。…あはは、どうしよっかな~。コスプレとかしちゃう?」と悪戯っぽく笑いながら─取り出した携帯で近場のラブホテルを調べ始めた。諦観極まった眼差しでそれを眺めていると、ふと絡まったままの腕を引かれて席から立たされる。「丁度この近くにあるみたい。それじゃ、行こっか?真澄。」語尾にハートマークが付いていそうな程甘ったるい声で囁かれ、三人分の代金を払って店を出た。─座っていたテーブルには飲み残した容器が放置され、新作の飲み物がピンク色の光を反射している。)
──
〈五条悟〉
「……チッ…」
(彼女が家入に称賛の声を送る様を横目に、五条は小さく舌打ちをした。家入は彼女の言葉に"ビギナーズラックだろ"と笑いつつも─的確な操作でコンボを叩き込んでいく。五条も負けじと応戦し、ギリギリの所で競り勝った。)
夏油傑
「楽しみだなぁ、どんなプレイをしようか。」
(度を越したプレイはお断りと聞くと、逆に度を越さなければ色んなプレイをしても良いという事で益々楽しみになり。席を立つ2人に続き己も席を立って。店を出るとラブホテルに向かい歩き出す。プレイのことを考え楽しみにしながらラブホテルに到着して。)
白雪咲桜
「勝ったね!悟すごい!」
(ビギナーズラックと家入は言っているが、的確な操作で五条を押している。五条も負けじと応戦をし五条が勝った。その様子に笑み浮かべては嬉しそうにぱちぱちと拍手して。)
〈倉木真澄〉
「………本当にラブホかい?ここ。」
(鉛のように重い足取りを半ば無理矢理引き摺られ、到着したラブホテルの外観を見上げると─その外観は到底"それ"と思えない程豪奢で、そういったホテル特有の下品さは微塵も感じられなかった。微かな疑いの眼差しを向けながらも中へ足を踏み入れ─内装にも下品さは無く、寧ろ内装の方が更に上品さがある─受付に立つと─倉木が何か言う前に五条が口を開き、「スイート一部屋で。」と勝手に部屋を取ってしまう。倉木は受付から渡されたカードキーを仕方無く手に取ってエレベーターに乗り込み、勝手に取られたスイートルームへと向かった。その中は─キングサイズのベッドに全面鏡張りのバスルーム、本革のソファ、恐らく"そういった"用途で使う道具が入っているのであろう大型のクローゼット─と、上品さと下品さが上手く調和し、一見すると本当に只のスイートルームであるように思える。倉木は溜息を漏らしながらベッドに腰掛け、二人を見据え─表情だけはいつも通りで口を開いた。)
「……で。君達は…どんなプレイをご希望かな?」
──
〈五条悟〉
「当然だろ。」
(本当は少々危なかったが─五条は彼女の言葉に強がってみせた。家入はコントローラーを片手に両手を挙げ、"降参降参"と笑って近くにあったスナック菓子を齧る。次は夏油が画面の前に座り、"咲桜は私とだね、よろしく"と笑った。)
夏油傑
「……悟が選んだだけの事はあるよ。」
(高専時代から御三家故か金銭感覚が並外れていたが今も変わらずらしい。豪華なホテルに溜息を漏らしながら上記のように呟く。それから部屋に到着するとどんなプレイをするかと問われる。クローゼットを開くと手錠や鎖などを手に取り「これはどうかな?」と見せて。)
白雪咲桜
「うん、よろしくね。傑」
(どうやら次は夏油と同じチームのようで声を掛けられた。笑み浮かべ上記のように返し、続けて「ごめんね、役に立てそうにないけど。」と先に謝って。そう話しているうちに画面が切り替わりスタートしたようで。)
〈倉木真澄〉
「……SMか。まあ、良いよ。」
(クローゼットから取り出された道具─目に痛いビビッドピンクのファーが手首を覆う革製の手錠と、少し安っぽさの伺える鎖に同じく革製の首輪─それらにはラブホテル特有の下品さがきっちりと見え、何故か少しだけ安心してしまう。そんな夏油傑を余所目に、五条はクローゼット内のコスプレ用衣装を物色しており、セーラー服やらナース服やらの裾を摘みながら─大方碌でも無い事だろうが、何やら考え込んでいた。そもそも彼らの着られるサイズの衣装など用意されているのだろうか─とぼんやり考えつつ、「…でも、これを付けるのは僕じゃない。……君だよ、傑。」と余裕綽々の笑みを浮かべながら─何か言われる前に夏油傑の首へ首輪を装着し、次いでに手錠と鎖を装着してから─爪先で彼の顎をぐい、と持ち上げ、悪戯っぽく微笑んでみせる。)
「……今の君は、僕の犬だ。─返事は?」
──
〈五条悟〉
「……」
(五条は不貞腐れたような表情のまま、執拗に夏油の操作するキャラクターを攻撃し続ける。家入は面倒そうにコントローラーを操作し、白雪の操作するキャラクターを適当に攻撃した。)
夏油傑
「…分かったよ、私は真澄の犬だ。」
(首輪やらを見せれば了承したが己に付けろと言う。言い返そうとしていたが、それより早く首輪を付けられてしまう。手錠と鎖も付けられては爪先で顎を持ち上げられた。不服であったがこれはこれで悪くないか、倉木になら蔑まれても悪くない。そう思えば見詰め返し了承をして。)
白雪咲桜
「あ…えい、」
(スタートし五条と夏油の戦いを横目に見ながらも右往左往していては家入に攻撃されてしまう。少し操作を覚えてきては何とか家入に攻撃を当てて。)
〈倉木真澄〉
「………犬が、人の言葉を喋って良いと思ってるのかい?」
(スイッチを入れるようにすう、と息を一度吸って瞳を伏せた後─声色が一瞬で、部屋の空気を凍らせるような絶対零度まで冷え切った。夏油傑を見下す瞳は氷のように冷たく、組んだ長い脚の上に頬杖をつき─一応は問い掛けの形を保っているが、半ば返答を強制するような口調で首を小さく傾げつつ口を開く。だが五条はそんな空気に怯むでもなく─かなり大きめのナース服と白衣のセット、そして何処となく高専の制服を思わせる学生服を持って来ては─「傑のが終わったら僕ね。真澄~、どっちが好き?」と笑った。倉木は冷えた眼差しのままそちらを向き、後でね、と口の動きだけで伝えては再び夏油傑の方へ目線を戻す。)
「……ほら、もう一回返事してみてよ。間違ったら─分かるね?」
──
〈五条悟〉
「おい、角ハメずりいって!」
(堪忍袋の緒が切れたらしい夏油にステージ角で連続攻撃されている五条を横目に─家入は楽しげに笑いつつ、"お、当たったじゃん"と彼女の方を見てその頭を撫でる。)
夏油傑
「…………わん。」
(倉木の雰囲気が一変し、冷たい瞳で見下してくる。思いのほか本格的なのに驚くも、冷たく見下してくるのもゾクゾクして悪くない。威圧感もあり反抗など出来なく従うしか無かろう。逆に反抗した時にどのくらいの事をされるのかも気にはなるが、今は従っておく事にした。息を付けば、地べたに腰を下ろし見上げるような形で見詰め返事をして。)
白雪咲桜
「出来た…!」
(五条と夏油の攻防を見ながらも当てられた事に嬉しく思っていては、家入から頭を撫でられて嬉しそうに笑みを浮かべ喜んでおり。)
〈倉木真澄〉
「……賢い犬は好きだよ。」
(従順に従う姿にふ、と微かに表情を緩め、組んでいた脚を崩して─優しい声を掛けながら、夏油傑の頭を犬でも褒める時のように撫でてやる。その後はベッドへ上がらせ、"お座り"の姿勢のままの彼の─耳朶へ気まぐれに唇を寄せ、軽く食んでやった。近くのサイドテーブルの引き出しを手で探ると、恐らく別の─碌でも無いプレイに使うモノだと思われる─クリームの入った缶が手に触れる。缶を引き出しから引っ張り出し、蓋を開けてみれば─チョコレートだと思われる茶色のクリームが目に入り、甘ったるい香りが鼻を衝いた。ふと、好奇心が湧いて─クリームへ左手を突っ込む。指先が茶色く汚れた左手を夏油傑の前へ差し出しながら軽く揺らし、耳から唇を離しては再び脚を組み─加虐性に満ちた声色で命令した。)
「……傑。汚れたから、綺麗にしてくれるかい?分かってると思うが、僕の指を噛んだら─"お仕置き"だからね。」
──
〈五条悟〉
「……」
(どうやら負けたらしい五条は不満げな色と、少しばかりの嫉妬を纏った眼差しを家入に向けた。─家入が彼女の頭を撫でているのが気に食わないらしい。家入は勝ち誇ったような笑みを唇の端に浮かべ、"偉い偉い"と相変わらず彼女のことを褒めていた。)
夏油傑
「…っ…わん…ん…」
(従順に従えば優しく声を掛けられる。これは反抗したら相当酷いことをされそうだ。反抗しないのが1番か。そう考えつつ、心地良さげに頭を撫でられる。そしてベッドの上に上がれば耳を食む倉木。心地好い刺激に吐息を漏らしじっとしていては何やらサイドテーブルから缶を取り出せば中はどうやらチョコレートらしい。左手を突っ込むとその手を差し出し綺麗にしろと命令してきた。倉木の手に触れて舐められるなど嫌な事ではなく寧ろ悦びであり。素直に了承すれば顔を近づけペロリと舐める。甘い物はあまり得意では無いがこのように食すのは悪くない気がした。)
白雪咲桜
「ありがとう、嬉しい。」
(どうやら負けたらしい五条は不満気に此方を見ている。負けたから不満気なのだろうかと見当違いなことを思いつつ、家入から褒められては笑みを浮かべ上記のように述べ心地良さそうに撫でられていて。)
〈倉木真澄〉
「……偉いね。」
(─きっと、これまで誰にも屈服したことが無いような"強い男"を自身の言葉一つで、自身の思うがままに操れることに─ぞわり、と全身の毛が逆立つような感覚を覚えた。舌が指先を擽る度、うっかり笑いそうになるが─顔にはあくまで冷え切った無表情を浮かべる。砂糖菓子を蜂蜜に漬け込んだような甘い声で、先程の言いつけ通り─自身の指先に歯も立てず大人しく舐める彼を優しく褒めてやりながら、もう片方の手を袈裟の隙間へ差し込み、腰の─臀部にほど近い辺りを指先でとん、と軽く叩く。─ああ、ここが好きなのは猫だったかな─などとぼんやり思いつつも叩く指は止めず、チョコレートの代わりに唾液で濡れた左手を引き抜いた。じっ、とそれを眺めた後、悪戯を思い付いたように彼の耳へ顔を近付けて囁き、一旦全ての戯れを止めては─初めと同じ、組んだ脚の上に頬杖を乗せる。)
「……僕の言う事は、絶対だ。─賢い傑なら分かるよね?……僕が君と、"遊んでやる"気が出るように…誘ってよ。」
──
〈五条悟〉
「……硝子、そこどけよ。」
(尚も彼女の頭を撫でる家入を睨み、五条はずいと顔を寄せる。だが家入は何処吹く風といった様子で─"なんだ、五条も咲桜の頭撫でたいのか?"と揶揄うような声で返しては頭から手を退け、手近にあったスナック菓子を引き寄せて齧った。)
夏油傑
「わん、…ん…っ…」
(指のクリームを舐めていては段々と興奮してきてしまう。それに加え袈裟の隙間に手を入れると腰の臀部に近い辺りを叩かれる。更に興奮覚えていては舐めていた手を引き抜くと誘ってよと言う倉木。興奮してきていたため素直に従う。返事をすると、顔を近づけかぶりつくように唇を重ねる。それと同時に倉木をベッドに押し倒し腰や腹部など身体をまさぐるように撫でて。)
白雪咲桜
「え…悟も私の頭撫でたいの…?」
(心地好くて大人しく撫でられていては、五条がどけと言っている。家入は頭を撫でたいのかと言った。その言葉を聞けば五条に目を向け目を瞬かせつつ首を傾げて。)
〈倉木真澄〉
「………飼い主を押し倒すなんて─とんだ駄犬だね。」
(絶対零度の声と冷え切った瞳で目前の"犬"を見遣り─その肩に手を掛けて力任せに引き剥がす。だが再び彼の耳元へ顔を寄せ、「…でも、仕方無いから遊んであげるよ。」と低く甘い声で囁いてやった。─ぐあ、と口を大きく開き、目前に晒されている首筋へ勢い良く犬歯を突き立てる。プツリ、と犬歯が皮膚を貫通する感触が伝わり、治癒しかけていた以前の傷痕を上書きするように─またその皮膚へ赤い歯型を深く刻み込んだ。普通ならば痛みしか与えないその行為にすら、恐らくだが感じ入っている彼の耳朶へはあ、と熱い息を吐き出した後、「……こんなので感じてるのかい?……救いようの無いマゾヒストだね、君は。……"こんなの"で満足できるのかい?」態と声の調子は普段通り緩やかに─耳の奥へ刻み込むような咎める色の中へ、僅かながらの甘さを秘めた声でそう囁いてやる。)
──
〈五条悟〉
「……うるせえ。」
(五条は顔をぷい、と背けたまま彼女の頭へ手を置き、慣れない手付きで乱暴にがしがしと頭を撫でる。家入に"雑すぎんだろ"と笑われながらも撫でる手は止めず、少しずつ手付きが優しくなっていった。)
夏油傑
「こんなにしたのは真澄だ。飼い主として責任取って欲しいね。」
(興奮している勢いで押し倒してしまったが、遊んでくれる気にはなったらしい。首筋へ噛み付かれては痛みもあるが快楽の方が大きい。気持ちが良くとろんとしてしまう。されるがままであれば耳元で甘く囁かれる。己の事をこんなに感じさせるようにしたのは倉木である。そう思えば上記のように告げて、少し反抗してみる。そして続けて「こんなのじゃ満足出来るわけないだろう…真澄、もっとしてくれ…」と強請るように述べて。)
白雪咲桜
「…心地好い」
(五条に頭を撫でられる。慣れていないのか乱暴な手付きで。そのまま受け入れていると段々と手付きが優しくなってきた。その手付きが心地好くて笑みを浮かべ上記のように呟いて。)
〈倉木真澄〉
「……傑。犬は人の言葉を喋らないだろう?─"お仕置き"だね。」
(加虐性に満ちた笑みを口元に浮かべたまま─くい、と夏油傑の顎を持ち上げては─興奮に充てられ、すっかり自分が"犬"だと云うことを忘れている彼に向けて優しく問い掛けながら首を傾げる。─"お仕置き"と称し、今しがた付けた傷痕へ再び歯を当てるが、今度は強く突き立てることは無く─痛みすら残らない程の力で、かぷりと柔く甘噛みをするだけに留めておいた。袈裟の隙間へ差し込んでいた右手も抜き、袈裟の上から態と焦らすような手付きで─間違って"イイトコロ"を押さないよう上手く避け、下腹部をごく軽く押してやる。─何方の快感も知っている人間にとっては、こんな軽い刺激など─かえって生殺しのようなものだろう。感情を抑える為に小さく息を吐いた後─唇の端を吊り上げ、美しい悪魔のような笑みと共に、蜂蜜のように甘い声で作った"餌"を彼の目の前にぶら下げてやる。)
「……大丈夫。ちゃあんと、"犬"らしいお返事ができたら─意識がトぶくらい愛してあげるよ。」
──
〈五条悟〉
「……、」
(五条は彼女の笑みに顔をほんのりと赤くしたまま、彼女の頭を無言で撫で続ける。家入はその不思議な光景をげらげらと笑いながら携帯でぱしゃりと撮り、気付かれて消される前にさっさと保存してしまった。)
夏油傑
「…っ…ん…わん」
(興奮してつい普通の口調で話していた。お仕置きだと言う倉木は首筋に歯を立て柔い刺激しかしてこない。袈裟に入っていた手も抜かれ袈裟の上から下腹部を軽く押される。こんな刺激じゃ満足出来ない。そう思っていては犬らしい返事をすれば気持ち良くしてくれるらしい。これ以上は我慢出来ないため素直に犬らしい返事をして。)
白雪咲桜
「あ…ごめんね、もう大丈夫だよ。」
(家入が写真を撮った事になど気付かず、大人しく撫でられていては心地好くてうとうとしてきてしまう。頭がこっくりと船を漕いだ。ハッとしてはこのままでは寝てしまうと思い大丈夫だと五条に伝えて。)
〈倉木真澄〉
「……そうだねえ…あとちょっとだけ、頑張ってみようか?─もっと甘えるみたいにさ、可愛いお返事してみせてよ。」
(目前へ餌をぶら下げて鳴かせておきながら、再びベッドの上へ腰掛ける姿勢を取り─長い脚を組んだ最初と何一つ変わらない体勢で、悪魔のような笑みを湛えたまま─ぶら下げていた餌を取り上げてしまう。手も唇も彼から離したものの、せめてもの情けとして─靴下をするりと脱いだ白い生足の爪先だけを、彼の目前へと差し出してやった。気まぐれにそれで下腹部を戯れ混じりにとん、と軽く押したり、首筋の傷跡を足の指先でなぞってやるような─最早与えられていないに等しい刺激を与えてやりながら、更に甘ったるく鳴くことを獲物、つまり彼に要求する。─捕食者の加虐性を色濃く纏ったその姿に、隣で大人しく順番を待つ五条もすっかり魅入っているようで─澄んだアイスブルーの瞳は熱に浮かされて潤み切っていて、漏れる吐息も浅くなっており、コスプレ衣装を握る手には力が入っていた。)
「…ほら、可愛いお返事─聞かせて?」
──
〈五条悟〉
「…知らねー。疲れてんだろ?寝りゃいーじゃん。」
(五条はもう大丈夫、と言う彼女を見据え、尚も撫でる手を止めようとしない。─家入と夏油は巻き込まれたくないらしく、既にこっそりと部屋を出ていた。二人しか居ない部屋の中、五条が彼女の頭を撫でる手付きは随分優しくなっている。)
夏油傑
「…くーん」
(返事をしたもののもっと甘えるようにと要求される。返事をしたら愛してくれると言ったのに、正に餌を取り上げられてしまった犬である。それに加え刺激も足の爪先で刺激されるだけである。それでは物足りない、もっとしてくれと求める気持ちも含め、甘えるように倉木の脚に擦り寄ればじっと見詰め悲しみと甘えが混じったようなそんな鳴き声を出す。)
白雪咲桜
「それじゃあ…そうしようかな。」
(もう大丈夫だと伝えるも五条は止める様子は無い。寝れば良いと言われるが家入と夏油もいるしと2人がいた場所に目を向けるがいつの間にか居なくなっている。五条と2人だけなら言葉に甘えようと思い、上記のように告げて。優しく撫でられていてはすぐにうとうとしてきて頭が船を漕いで。)
〈倉木真澄〉
「……良く出来ました。ほら、おいで?」
(自身の脚に擦り寄り、甘え声を上げて鳴いた姿に─今度は満足げに頷き、犬を呼び付けるように彼を手招いた。そのまま彼をベッドへ押し倒し、散々焦らされた所為で刺激を求め、赤く上気した首筋に─勢い良く犬歯を突き立てる。肉を抉るように時折頭を動かしつつ、大抵の事では消えないように深く、濃く─彼の首筋へ自身の所有印を刻み込んだ。濃い赤の傷痕を刻んだ後は唇を離し、再びその耳朶を─今度は耳元の拡張ピアスごと齧るように、柔くだが歯を立てて噛んでやる。右手は袈裟の中へするりと侵入し、直接下腹部に触れると─"イイトコロ"にとん、と指先を当て、今から存分に押してやるとでも言わんばかりにその周囲をゆっくりとなぞるように這わせた。すっかり蕩けた彼の表情を冷めた眼差しで観察し、まあ大丈夫だろう─と目星を付けて、首輪に付いている鎖をぐん、と強めに引く。勿論当たり前だが─それに比例して彼の首に装着されている首輪はぎゅう、と締まり、左右の頸動脈を圧迫する形となった。頭は軽い酸欠状態で多少ふわふわするだろうが、言語機能と意識は失わない─所謂"キモチイイ"範囲に彼の意識を上手く留めつつ、自身の手にある鎖を見せつけるようにして、優しい声で問い掛けてやる。)
「…素直に答えてね。"コレ"、気持ち良いかい?…素直に言えたら…押してあげる。」
──
〈五条悟〉
「……そうしとけよ、無理すんな。」
(五条はうつらうつらする彼女を見ながらぼそり、とそう呟き、尚も頭を撫で続ける。─すっかり放置されたゲーム画面は暗くなり、スリープ状態に入っていた。)
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