一見さん 2023-12-23 17:33:22 |
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夏油傑
「そんな私を選んだのは真澄だろう?」
(倉木に待てという様子で掌を向けられれば、様子を見ることにする。暫く舌を絡め深い口付けをしていては五条は快楽に溺れ掛けているようで手の力が抜けた。すると夏油の方に近寄り喉笛に舌を這わせた。そして嬲った後甘噛みされる。甘噛みのため痛みはなく気持ちが良い。受け入れながら倉木の腰に手を回せば撫でるように触れて。)
白雪咲桜
「あ、硝子もおはよう。」
(2人の挨拶を聞き、五条が愚痴を垂れる様子に困ったような笑みを浮かべていれば家入が後ろから顔を見せた。その様子に笑みを浮かべ挨拶をして。そして丁度その時、補助監督の車が来れば空港まで送ってくれるようで。)
〈倉木真澄〉
「……ははっ…イイね、その顔。ますます─僕に屈伏させたくなってきたよ。」
(彼の喉笛から唇を離せば、そこには赤い鬱血痕がくっきりと浮き上がっているのが見えた。その光景に─ぞくり、と全身の毛が逆立つような感覚を覚える。興奮に灼けた荒い吐息を吐き出し、髪の隙間から見える青灰色の瞳が俄に加虐性を映し出して─爛々と欲望の色に輝いた。…邪魔だな、と何処か乱暴にそう呟きながら─視界を覆う黒髪をばさりと掻き上げ、性急に噛み付くような口付けをする。目前に横たわる─極上の"獲物"が逃げないように片手でベッドに押さえ付け、余すこと無く喰らうように─その口内を蹂躙した。先程よりも数段淫靡な水音が響き、隣で浅い呼吸をしていた五条もそれに反応したかのように─僕も、と強請りながら倉木の服の裾をくい、と引っ張る。)
──
〈五条悟〉
(家入は未だ文句を垂れる五条の背中を蹴り、"とっとと進め"と声を掛ける。五条は蹴られた一瞬こそ家入を睨んだものの、すぐに不貞腐れたような表情のまま─車に我が物顔で乗り込んだ。)
夏油傑
「…っ…屈服させられるものならしたら良い。私は一筋縄ではいかないよ。」
(倉木は興奮してきたようで性急に噛み付くような口付けをした。求められるのは悪くなく受け入れ夏油からも舌を絡める。水音を響かせ口内を蹂躙されては気持ちが良く段々と頬が上気してくる。そんな時五条は水音に反応したようで倉木に強請っている。その様子にまだ離れるなというように倉木の首に手を回せば夏油からも舌を絡め求めて。)
白雪咲桜
「お願いします。」
(五条が乗ったのを見ては補助監督に挨拶をして五条の隣に腰を下ろして。車は5人乗りのようで助手席に1人と後部座席に3人になるようで。後部座席は3人のためいつも乗っている時よりも窮屈かもしれないなと考え。)
〈倉木真澄〉
「…それじゃあ、遠慮無く。─骨まで残さず…喰わせてもらうよ。」
(絡む舌に気付いた瞬間─酷く興奮に灼けた笑い声が喉の奥でくつくつと鳴り、一瞬だけ唇を離して─色気と捕食者の加虐性を濃く纏った笑みを向けた。悪いね、と口の動きだけで五条に謝罪した後再び夏油傑と唇を重ね、五条の頭を撫でていた手を彼の後頭部へ回し─倉木自身からも強めに自身の方へと彼を引き寄せてやる。次に押さえ付けていた手を離し、それを袈裟の隙間へ潜り込ませては─興奮して熱を持った、普段は冷えている手で地肌に触れ、艶かしい手付きで背中から腰のラインをなぞった後、下腹部へ移動させては─今までの男へしてきたように─ぐっ、とそこを軽く押し込んだ。)
──
〈五条悟〉
「…狭っ…痩せろよ、傑。」
(五条は彼女から少し距離を取って座り、右隣の夏油に文句を垂れる。半分無理矢理詰め込まれるような姿勢になっている夏油は─"無茶言わないでくれ"と苦々しい表情で言葉を返した。)
夏油傑
「…望むところだよ。…確り味わってくれ。」
(五条には悪いが、引き留めることに成功したようで。唇を離すと色気のある笑みを浮かべた。再度唇が重なり、応えるように舌を絡めていれば手が袈裟の隙間に入り、背中から腰のラインを謎られる。ゾワっとした興奮を覚えつつ耐えていれば下腹部に移動した手はそこを軽く押し込む。その感覚に思わず腰を揺らし。)
白雪咲桜
「悟、こっちに寄っても大丈夫だよ。少しスペースあるし。」
(五条と夏油の狭そうな様子を見ては、此方はスペースがあり余裕もあるため此方に寄った方が良いのではと思い。五条との間にスペースはあるが左にも少しスペースがあったため其方に寄り、更にスペースを作れば五条に上記のように声を掛けて。)
〈倉木真澄〉
「……ああ…此処か。」
(夏油傑の腰が揺れるのを目敏く捉え、ぼそりと口の中で呟いて─何度か下腹部を軽く押し込んでは手を離す。少しばかり目を伏せながら指先で丁度良い位置を探り、漸く見つけた"ソコ"を─一際強く、ぐっ、と─力を込めながらも柔く押し込んだ。放置された五条は暫く拗ねていたが、倉木の行動を見ると─何処か羨むような眼差しを向けながら、ベッドの上を這いずるようにして夏油傑の方へ近寄り、じっとその顔を覗き込みながら─下腹部を押し込む倉木の手を指差す。「…傑、"それ"─すっごく気持ち良いでしょ?」倉木は五条の発した言葉に悪戯っぽい笑みだけを浮かべ、反応を伺うように薄目を開いた。)
──
〈五条悟〉
「…悪い。」
(五条は目線を背けたまま─僅かに尻を彼女の方へ移動させ、どうにも落ち着かない様子で座っていた。助手席の家入はバックミラーでその様子を微かに笑いながら眺め、"馬鹿じゃん"と呟く。)
夏油傑
「は…っ…あぁ、気持ち良いね…。」
(下腹部を軽く押し込まれれば、腰を動かす。それに気付いた倉木はそこを攻め続ける。何度目か一際強く押された時先程迄と比べ物にならない快楽を感じ呻く。五条はいつの間にか顔を覗き込んでおり、悪戯っぽい笑みを浮かべ訊ねてくる。これは認めざるを得ないなと思えば上記のように返答をして。)
白雪咲桜
「大丈夫だから気にしないで?」
(五条は此方に近寄り座った。悪いと言った彼に上記のように返答をして。何やら落ち着かない様子の五条に気付いては、此方も距離が近いことに気付いて。ドキドキしながらも窓の外の景色に目を向けて。五条が大人しくなり静かな空気のまま空港まで到着をして。)
〈倉木真澄〉
「…"コレ"をしてやるとね…─皆、イイ声で啼くんだよ。」
(─少しばかり久々に押したが、どうやら押し込んだ位置は合っていたらしい。快楽を僅かに含んだ呻き声に楽しげな笑みを浮かべ、微笑んだままずい、と顔を夏油傑へ近付けた。態と甘ったるい声で耳元へ優しく囁き、気まぐれに五条の下腹部にも手を触れてぐっ、と押し込む。五条の口から上擦った甲高い声が漏れ、快楽に溺れかけながらも─下腹部に当てられた倉木の手をぎゅう、と握りながら浅い呼吸を繰り返していた。倉木はその様子を見てくすりと笑い、再び夏油傑の耳元に向けて「…っふふ…イイ声だろう?─僕はね、」途中まで囁いたところで一旦言葉を切り、今しがたとは比べ物にならない程の甘さと加虐性を纏った声で─「君達みたいな"強い男"を、屈服させるのが─何よりも好きなんだよ。」と嘲笑する。)
──
〈五条悟〉
(なんとも言えない沈黙が車内を包み、補助監督も気まずそうに運転していたが─やがて駐車場に車が停まる。一番出口に近い家入が先に降り、次いで夏油、最後に五条と彼女が揃って車を降りた。)
夏油傑
「…っ…今まで何人屈服させてきたんだろうな?…私はまだ屈服はしていないよ…?」
(倉木が顔を近づけ耳元で囁く。その声にも感じてしまうがグッと耐える。下腹部への刺激も強く快楽に溺れそうになるが、何とか耐える。気持ちが良いし快楽に溺れかけていることは認めるがまだ屈服まではしていない。そう思えば上記のように告げ倉木を挑発して。)
白雪咲桜
「_着いた。」
(駐車場に到着し車から降りる。_それからは空港で手続きを取り飛行機に乗った。飛行機で思い思いに過ごし数時間、沖縄に到着した。沖縄の空港に降り立ち上記のように呟く。)
〈倉木真澄〉
「…さて、何人だったかな…覚えてないね。」
(夏油傑の問いに考え込むような仕草を一瞬見せたものの、直ぐに肩を竦めてみせた。─"イイトコロ"を押し込まれ、すっかり快楽に溺れた顔をしている癖に、言葉だけは未だ自身を挑発してくる意固地な彼を眺めていると─この男を屈伏させてやれば、どんなに面白いだろうか─と玲譲りの享楽主義が顔を出し、自然と刃のような笑みが口元に浮かんでくる。「…へえ?じゃあ─"本気"を出しても、構わないってことかな。」下腹部に添えた手を気紛れに押し込み、時には優しく撫でてやり─再び噛み付くような勢いで唇を重ねた。逃がすものか、とでも言わんばかりに舌を甘噛みし、時折吸いながら─あくまでも自身が優位の状態で弄ぶ。)
──
〈五条悟〉
「……あちー…」
(一応浮かれてはいたのか、五条はいつの間にか青のアロハシャツに着替えていた。空港から出るなり顔に吹き付ける熱風にそう呟き、腕で汗を拭う。)
夏油傑
「…あぁ…構わないよ。…っ…真澄の本気…見せてもらおうか。」
(何人屈服させたか覚えていないという倉木にそれだけ色んな奴を手玉に取ったという事かと思うと胸がモヤモヤとするのを感じるが、挑発の姿勢は変えないでいると本気を出しても構わないという事かと下腹部を刺激される。もう快楽に溺れ掛けているというのに倉木の本気というのを見てみたく上記のように了承をする。何とか快楽の波に攫われないようにと重なった唇に応戦をして。)
白雪咲桜
「悟、いつの間にか着替えてる…!」
(いつの間にかアロハシャツになっている五条に目を瞬かせては上記のように述べる。しかし確かに暑いため制服じゃない方が過ごしやすいのだろうかと思いつつ手で顔を扇いで。)
〈倉木真澄〉
「…五条くん、おいで?」
(散々夏油傑の舌と下腹部を弄んだ後、何か思い付いたようで─一旦唇を離すと、未だに手を握りながら快楽の海に溺れている五条を優しく呼びつける。何処か上の空で焦点の合わない瞳がゆっくりと倉木の方を向き、はぁい、と甘え声で返事をしながら近寄ってきた。倉木は近寄ってきた五条の頭を撫で、もう片方の手で地肌に触れながら─先程夏油傑にしたよりは、随分と優しく唇を重ねる。ん、と鼻から抜けるような高い声を出して五条はそれを大人しく受け入れ─「…真澄が、傑ばっかり構うから…僕、寂しかったんだよ?─もっとして。」と甘ったれながら、夏油傑には目もくれず─再び腕を倉木の首の後ろへするり、と絡むように回した。─まずは小手調べ。さあ、この男は─どう出る?倉木はまた反応を伺うように五条との戯れへ意識を向け、「…いいよ、君のお望み通りに。」と、まるで夏油傑には興味を無くしたかのように振る舞ってみせる。)
──
〈五条悟〉
「…沖縄っつったら、アロハだろ。制服とかあちーし。」
(五条は─その辺りの量販店で売っているものとは明らかに素材の違う─アロハシャツの裾を掴み、不思議そうに首を傾げる。家入は五条と夏油の影を利用しつつ、フルパワーにしたハンディ扇風機を片手に"浮かれすぎだろ"と笑った。)
夏油傑
「…ご主人様を蔑ろにするとは悪い猟犬だなぁ。お仕置きが必要かな?」
(散々刺激されていたものが急にぱたりと止まり唇を離された。そして突然五条を呼びつけ唇を重ねている。此方には興味を無くしたかのように目もくれない。その様を見ていれば、フツフツと怒りが沸き嫉妬しているのだろうと気付く。しかし感情よりも身体が先に動いていたようで、倉木の腰を引き寄せ五条と引き離せば覆いかぶさりニヤリと笑みを浮かべながら上記のように告げて。)
白雪咲桜
「確かにアロハのイメージあるかも。私は普段着と水着しか持って来なかったよ。」
(家入の言葉にクスッと笑みを浮かべつつも、確かにそういうイメージはあるかもなと考えて。己は沖縄といえば海で水着しか思い浮かばなかったため遊べたら良いなと水着と、暑いため夏用の普段着しか持って来なかったと告げて。)
〈倉木真澄〉
「……出来るのか?君に。」
(引き剥がされた瞬間、組み敷かれていた五条からは名残惜しそうな声が上がるが─当の倉木は押し倒されても尚、あくまでも楽しげで、煽るような笑みを浮かべる。長い脚を伸ばして夏油傑の腰に絡め、ぐん、と勢いを付けて自身の方へ引き寄せ─自身は素早く転がって体勢を逆にした。瞬く間に倉木が夏油傑に覆い被さる形となったが─首に手を回して身体を密着させ、手負いの獲物を弄ぶ捕食者の如き笑みを唇の端に浮かべるだけで─身動き一つ取ろうとしない。「…ほら、好きにしなよ。─"お仕置き"なんだろう?」密着しているからか自然と耳元で囁く形となり、耳朶を擽るような吐息混じりに笑った。)
──
〈五条悟〉
(家入は"私もそんなもんだ。五条がバグってんだよ"と笑いながらハンディ扇風機を彼女の方へ向け、五条の方を見遣る。夏油もしみじみと頷いては"そうだね。…悟、着替えの量凄かったよ"と五条を見遣った。二人から見られた五条は「…は?ふつーだろ、あれくらい。」と納得が行かない様子で首を傾げる。)
夏油傑
「私もそれなりに経験はあるからね。」
(覆いかぶさっていたものの瞬く間に体勢を逆にされる。そして耳元で好きにするように言われる。耳の擽ったさを感じながらも「へー…それなら好きさせて貰うよ。」と告げれば、倉木の顎に手を掛け唇を重ねる。啄むような口付けをしながらも段々と口内に舌を差し入れ舌を絡め口内を蹂躙する。その最中、背中に手を回し服の隙間に手を入れれば背中から腰に直接触れ撫でる。そして唇を離せば首筋に舌を這わせ吸い付き赤い痕を何箇所か残し。腰に触れていた手は次第と腹部を撫で下腹部に向かい。)
白雪咲桜
「やっぱりそうだよね。悟は流石だ…」
(家入からハンディ扇風機を向けて貰えれば心地良さげに風に当たり。家入と夏油の言葉を聞けば、やはり一般的にはそうなのかと思い。五条は流石御三家か、お金持ちは1泊宿泊するだけでもそんなに用意するのかと思い上記のように呟いて。そうしていれば補助監督がやって来てホテルにチェックインしてから任務に入ると言われホテルに向かい。)
〈倉木真澄〉
「…っ、ふふ…なら─お手並み拝見と行こうか。」
(好戦的な笑い声を漏らし、態と挑発するように首を傾げてみせた。唇を重ねられると─長い睫毛を微かに震わせながら、夏油傑の首へ回していた手を片方解き─彼の後頭部へ回してはぐい、と更に引き寄せる。口内に流れ込む生温い唾液を飲み込んでやり、何処か熱に浮かされたような荒い吐息を漏らした。腰に触れる彼の手に僅かな擽ったさを覚え、伏せた瞳が緩やかな弧を描く。皮膚を吸われる瞬間、ぴりりと微かに痛みが走り、あくまでも"つくりもの"の甘い声を漏らした。手が向かう先は背中から腰、そうして下腹部─今しがたの自身の手付きを、そっくりそのままなぞるような行為に─小さな悪戯心が湧き上がる。片手だけで器用に自身と彼を隔てるシャツを取り払い、更に身体を密着させて─先程したように、長い脚で彼の腰をホールドして自身の方へと抱き寄せてやった。)
「……っくく…君も中々やるじゃないか。─それなりに、"喰った"経験はあるみたいだね。」
──
〈五条悟〉
("流石って言うかバグだな、もう"家入は乾いた笑い声を上げ、"二つあるからやるよ"と手に持っていたハンディ扇風機を彼女に手渡した。そうして家入はもう一つのハンディ扇風機を取り出し、スイッチを入れて風に当たる。未だ釈然としない表情を浮かべた五条も歩き出し、ホテルへと向かった。)
夏油傑
「…楽しませてあげるよ。」
(挑発するような言葉に上記のように返す。感じている様子は見受けられるがまだ余裕そうな様子にやはり手強いなと思い。倉木の行動を謎るように下腹部に触れればシャツを取り払うと腰を脚でホールドし抱き寄せられる。倉木からの言葉に「あぁ、喰われる経験はあまり無かったが、喰った経験はそれなりにね。」と答えて。そして背中から腰を撫でながら首筋に近付けていた唇を鎖骨に降ろし吸い付き赤い痕を残し、胸元、腹部と赤い痕を残しながら下がり腰をホールドしている太腿を厭らしい手付きで撫でて。)
白雪咲桜
「ありがとう、硝子!これで暑さを凌げるよ。」
(家入の言葉にクスッと笑みを浮かべつつ、家入からハンディ扇風機を受け取れば笑みを浮かべ上記のようにお礼を伝えて。スイッチを入れ心地良さそうに風に当たり。_それからホテルに到着し、チェックインをし荷物をそれぞれの部屋に置き集合すれば別行動となり。)
〈倉木真澄〉
「ふうん。─でも、これじゃあ…僕には勝てないね。」
(太腿を撫でる彼の左手をもう片方の手でぱしりと掴み、壮絶な色気を漂わせる表情でそれを自身の口元へ持って行き─濡れた赤い舌でちろり、と舐め上げては─ガリ、と音を立ててその薬指に─深い意味はないが噛み付き、歯型を深く刻み込む。薬指の付け根に赤い歯型が残ったのを見届け、彼の手を解放してはそのまま下腹部へ手を伸ばし─戯れ混じりに力を込めてぐ、ぐ、と繰り返し"イイトコロ"を押し込みながら、下腹部の上で円を描くように手をぐるりと動かした。次いで暇な口元を夏油傑の首筋へ持って行っては─器用に歯で絆創膏を剥がして捨て、以前よりも更に強く噛み付くが、時折力に強弱を付けて跡をくっきりと残す。五条はそんな倉木の様子を見ると意地悪く笑ってベッドに頬杖をつき、「…あはは、傑~。早く降参した方がいいよ?真澄、"こう"なると─最低でも後2時間くらい焦らしてくるから。」と首を傾げてみせた。)
──
〈五条悟〉
「……雑魚ばっかだし。」
(早々にホテルを出た五条は任務場所へ向かい、呪力の気配を視る。─特級が一匹、残りは一級と二級の呪霊が入り乱れているらしい。がしがしと頭を掻き毟りながら文句を垂れ、面倒そうな様子で─『蒼』を放った。特級呪霊はしぶとく生き残ったが、一級と二級の呪霊は瞬く間に消し飛ぶ。五条はトドメに術式を使用してその呪霊を祓い、くあ、と大きな欠伸を一つした。)
夏油傑
「…分かったよ。…降参だ。」
(勝てないと言った倉木は左手の薬指に噛み付いた。痛みに顔を顰め出いれば指に歯型がついたのを見ては解放した。そして下腹部へ手を伸ばし刺激をしてくる。またも先程と同様、快楽が押し寄せてきて声を漏らす。首筋の絆創膏を剥がされては強く噛まれた。痛みと快楽に耐えていては五条から降参した方が良いと言われる。2時間も焦らされては堪ったものじゃない。もう快楽に溺れ掛けている故耐えられないだろう。そう判断してははぁと溜め息をつき負けを認めて。)
「ご主人様を屈服させるなんて大した猟犬だよ。」
白雪咲桜
「カップルが呪霊に襲われてるみたいだね。」
(此方も早速、夏油と共に任務場所の廃ホテルに向かったものの呪霊がいる気配はなく現地の人に話を聞けば、肝試しとして多くの人が訪れているがカップルのみが遺体となって見付かるらしい。現地の人に教えてくれたお礼を伝え歩き出しつつ呟いて。)
〈倉木真澄〉
「……ははっ、それはどうも。」
(降参宣言を聞くと楽しげに唇の端を歪め、細められた瞳が緩やかに弧を描く。ふと今しがた噛み付いた、彼の左手の薬指へ視線を投げ─一瞬だけ、少しばかり自虐的な笑みを漏らした。「…それじゃあ、五条くんもおいで?そろそろ僕も─腹が空いたからさ。」ちゅ、と軽く夏油傑の首筋へ唇を落とした後、五条を─甘い声を餌に、自身の方へと呼びつける。目前の彼の袈裟へ手を掛けつつ、餌に釣られて大人しくやって来た五条の服の中へもするりと手を入れた。ベッドに横たわる二匹の"獲物"を見下ろした倉木は、何方から喰らうか品定めするような目線を向けた後─ぐあ、と口を大きく開いて、獲物に喰らいつく。─(暗転)─それから暫く経った後。全身に赤い花と傷痕を散らした五条が先に意識を取り戻したらしく、甘ったれた声で倉木の名を呼びながら頭を擦り寄せた。)
「……はは、おはよう─悟。」
──
〈五条悟〉
「…とっとと行くか。」
(五条は呪霊の気配が無くなったそこに暫く佇んでいたが、少ししてから彼女の向かった任務場所へ向かって歩き出す。)
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