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…
(ふと立ち止まれば再び相手の元に行き相手をずっと見つめていて)
…あの、オレに何か…?(携帯を握りつつ、電話を待っていると、前に誰かが来たのがわかるも、誰なのか判別できず、声をかけてみて)
…
(相手の前で自分の腹を刺すと相手に声が聞こえないように口を塞ぐも地面に倒れ込んでしまい)
えっ…あの、大丈夫か?!(倒れれば驚いて、必死に声を掛け、相手の身体に触れた事で、気付くと、相手を抱き締めて)
…早く…手術に…
(血だらけの手で相手を抱き締め返すと耳元でそう言って)
!オレたちを…類を、助けてくれ!!(相手の手が何か濡れていると思うと同時に匂いがして、すぐに正体に気付けば、叫ぶようにして助けを求め)
…こんな僕でごめんね…
(抱き締めるのを辞めれば地面に思い切り倒れてしまいポケットから小さいか紙がはみ出していて)
類、類!!(相手の倒れる音に慌て、相手をぎゅっと抱きしめ、やってきた医者に相手を渡して、助けて欲しい事と一緒に、自分は何も見えていないことを伝えれば、それぞれ運ばれ)
…ありがとうございます…
(医者に病室に運ばれると今は安静しとくようにと塗り薬を渡されて)
…(そのまま手術すると言われ、目を逸らしつつ頷いては、連れて行かれそのまま手術がされ)
…
(医者が出ていくと腹に薬を塗っては痛がりながらも我慢して)
…(数時間後、手術が終わり、眠ったままだった為、そのまま病室に運ばれ)
…
(相手が運ばれてくると寄り添うように相手の傍に行っては相手の手を握って)
んっ…?(少しして意識が浮上すれば、ゆっくりと目を開けるも、ぼんやりとしていて)
…
(相手の目が開けば嬉しそうにしては相手を抱き締めて)
…司くん、手術受けたんだね
(相手の目を擦るように触っては手術を受けたことに喜びを受けて)
…ああ、お前にあれだけ言われたのだ、受けない訳にいかんだろう(相手の髪を撫でながら、相手に懇願された以上、断るなどできるはずもなく、受けたことを伝えて、「すまなかったな、類」と謝って)
…大好き…司くん…
(相手にキスをすれば愛を伝えては顔を赤くしていて)
俺も、大好きだぞ、類…(相手からのキスに嬉しそうに頬を緩ませながら、同じだと伝え、キスを返し)