猪/八/戒 2023-12-19 16:14:08 |
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へぇ……じゃあ、お互い本当に迷子ってことか。
だったら何も分からない奴同士、一緒に行動しねぇか?一人で動き回って怪我でもしたら後から困るだろ。
(気付いたら此処に居た。申し訳なさそうにそう話す相手が嘘をついているようには見えず、大の大人二人して知らない土地で迷子かと、いっそ可笑しく思えて軽く笑ってしまい。このまま別れて単独行動をしてもいいが、治癒術の使える仲間が今は居ない上森の中、足を負傷すれば思うように動けなくなる。それは避けたいと考え、一緒に行動しないかと提案し)
……そうですね。此処が何処か分からない以上一人で行動するのは危険ですし、人数は多い方が何かと都合も良いですしね。……自己紹介がまだでしたね。僕の名前は猪八戒と言います。
(まだ此処が敵が作り出した幻覚かどうかそれとも違うのかすら分からない。無論相手が敵ではないという保証も無いが、目の前で気さくに笑う相手から殺気も感じなければ悪い人にも見えず。どうするべきかと思考を巡らせるも、とりあえず今は一緒に居る方が得策という結論に至れば頷き相手の申し出を受け入れては、口元に笑みを浮かべ丁寧に自分の名前を告げて。)
じゃあそうゆうことで。
ご丁寧にどうも。俺はユーリ・ローウェル。よろしくな、…八戒って呼び捨てでもいいか?
(頷いてこちらの提案を飲んでくれたことに安堵しふっと微笑みそうゆうことでと纏めてしまい。物腰低く丁寧に名乗る相手に対してこちらは砕けた雰囲気で返し、普段あまり気にせず誰に対しても呼び捨てをするのだが、ここは知らぬ土地で相手も少なからず不安を抱いている筈。そんな中いきなり呼び捨てにして不信感でも持たれては後から困るだろうと考え問いかけてみて)
ええ。それじゃあ、僕の方はユーリさんとお呼びさせて頂いても宜しいでしょうか?
(砕けた口調ではあるが中身は違うらしく、自分に伺いを立てる相手に穏やかに笑って見せては小さく頷いた後、緩く小首を傾げては此方も尋ね。その後再び森へと視線を移しては何処までも続く森を見渡し、また相手へと視線を戻し笑いかけ。)
…とりあえず、先ずは森の出口を探しましょうか。暗くなる前に見つけられない可能性も考えて、何処か寝れる場所見つけないと。
あぁ、いいぜ。別にさんもなくていいけど…そうゆうタイプじゃなさそうだな
(名前呼びについて軽い雰囲気で返事をし頷いて。さん付けに慣れずなくていいと言ったものの、物腰の柔らかな相手は自分のよいに気軽に呼び捨てはしないかと肩をすくめ)
だな。運良く街とか村があれば宿は安心だし…洞窟でもまあ少しは安心して寝れるよな。見つからなきゃ最悪焚き火で、お互い交代で火の番しつつ雑魚寝すりゃいいだろ。
(提案に対して異論はなく。出口が見つかれば最善だが、そうでないとなると…と可能性を考え思いつく案を話して。とりあえず適当にまた歩くか、と一度ゆっくり伸びをした後どこに向かうでもなく足を動かし始め)
僕のこれは癖みたいなものですので、どうかお気になさらず。…宿、泊まれますかねえ。実は僕無一文なんですよ。ユーリさんはお金持ってたりします?
(歩き出した相手の後に続くように自分も足を再び動かしては再度出口を探すべく、右も左も分からないまま深い森の中へと歩を進めつつ、他人事のように軽い口調で相手の返答によっては野宿しか無くなりそうな情報を告げては隣を歩く相手に視線をやり。)
ん、分かった。
……マジか。少しは持ってるけど、デカい財布は仲間に預けてるから泊まれて一回だな…。
(癖だから気にしなくていいと聞けば、それならもう言わないでおこうと頷いて。隣を歩いていた相手から無一文と伝えられればピタリと足を止め唖然とし、マジかと一言。旅の最中街や村に立ち寄り彷徨く際、小遣い程度の金額は各々持ち歩くようにしている為に無一文ではないにしても、使ってしまえば稼ぐ手段も今のところはなく。だったらいっそ野宿の為に洞窟、もしくは遺跡のような広く雨宿りも出来る場所を探すのを優先した方がいいのではと苦い顔をし)
そうですか。そうなると、長引くようであればお金を工面していく方法も考えなきゃいけませんねえ…。
(相手には申し訳ないがいざという時は頼らせて貰おうと内心考えながら、本当に困っているのかどうか分からない暢気な声で会話を交わしつつ、周辺に視線を向け。森の出口は見当たらないが幸いなことに草花の種類はそう少なく無い。ならば歩いていればその内木の実の一つや二つは見つかるかと頭の隅で考えると、立ち止まってしまった相手へ振り返り先を促し。)
ほら、行きますよ。食べるものもないですし、何か食料も探さないと。ああ、出来れば水も調達したいところですね。
いや、誰のせいで足を止めたと思ってんだよ…。
(暢気な声で話しつつ先を歩いた相手が振り向き行きますよと声を掛けられれば、無一文と告げられたから足を止めてその先を考えていたというのに。不満気に呟きつつ仕方なしに足を動かしまた隣を歩き)
確かにな……水っつったら川とか湖とかか?簡単に見つかりゃいいけど…
(お互い食料も水もない状況。早いところそれは抜け出した方がいいと、辺りを見回しつつ早足で探索を始め。水の流れる音がしないかと耳を澄ましつつ躊躇いなく森の中を歩き)
この森は幸いにも緑が豊富なようですし水は何処かにあると思うんですが、生憎この広さですからねえ…。まあ、兎にも角にも進んでみないことには分かりませんし、一先ず歩きましょう。
(相手の不満の声を背に聞きながら再びまた出口を探す為、自然の音で溢れ返った森の中を相手と一緒に探索することそれから数時間。鳥の囀りに葉が揺れる音、そして自分達が足を進める度に聞こえる草木を踏む音を聴きながら歩くも一向に出口は見つかる気配は無く、徐々に日も沈みかけて来て。)
…暗くなって来ましたね。視界が悪い中森の中を歩き回るのは危ないですし、そろそろ寝る場所を決めましょうか。
だな……つってもそう都合良く寝れる場所なんて…
(少しずつ日が沈んできた状況に、マズイと焦りつつも冷静に辺りを見ることは忘れず。遠くの茂みの向こう側。旅の最中に見かけたような石造りの建物らしきものが見えそちらに向けて早足に歩いて行き。草木を掻き分け辿り着いたのは)
遺跡、か…?ちょっとボロいけどまあ崩れはしないよな
(軽く首を傾げつつ呟き。石造りの為に寝るには身体が傷みそうだが、雨宿り出来る屋根があれば上出来だととりあえず建物の中に入り)
大きいですね。これ以上の探索は危険ですし、今夜はひとまず此処で休みましょう。
(不幸中の幸いとは正にこのことか、いつの時代のものか分からない古い建物らしきものを見つければ相手の後に続いてゆっくり中へと足を踏み入れ。相手の言う通り古い造りではあるが、寝泊まりするには屋根のある此処は充分だろう。中を確認した後、そうなれば一夜過ごす為の準備をと、焚き火をする為の木の枝を取りに行こうと再び外に出ようとし。)
木を取って来ます。すぐ戻りますから、ユーリさんは此処で待っていて下さい。
いや、俺も行く。じっとしてるのはどうも苦手なんでね。
(今のところ魔獣の姿はみていないが、これから夜になるのなら動き出すかもしれない。直ぐ戻るとはいっても出先で怪我をしてはその間に完全に日が落ち、中々帰ってこない相手を捜せなくなるかもしれない。その方がマズイだろうと自分も取りに行くと言い出し)
【背後から失礼しまーす!これから夜になるなら魔獣が出てきてもいいのかなぁと思いまして、適当に狼でも倒して食料確保です!八戒さんって獣捌けるんでしょうか…無理そうならユーリが昔、猟師さんの手伝いしてたとかで捌けることにしてしまおうかと←
あーでも、一晩くらいなら食事も水もなくても平気ですかね…??】
…分かりました。それじゃあ、行きましょう。ついでに木の実とか見つけられればいいんですが。
(まだ出会ったばかりで相手の事を知っている訳ではないが、身なりからしてどれくらいのの腕前から分からないものの戦いに不慣れという訳ではなさそうと判断すれば、少し考える素振りを見せた後、小さく笑みを浮かべながら頷いては相手と一緒に遺跡を一度後にし、遺跡から少し歩いた所の茂みで地面に落ちてる乾いた木の枝を集めて。)
うーん、どうでしょう。残念ながら動物は捌いたことないので、やってみないと何とも…。もし、捌くのであればユーリさんが出来るようならお願いしても宜しいでしょうか?
僕の場合は数日飲まず食わずってことも偶にあるので…。勿論、提案して下さったように獣を登場させても大丈夫ですよ。どうぞ、僕にあまりお気を遣わずにユーリさんの思うようにやって下さい。
そうだな……背に腹はかえられねぇか…
(共に歩いて回りつつ、木の実で夜を超えるとは心許ないなと内心思い苦笑いし呟くように言い、こちらも木の枝を集めていき。片腕に抱えられる程度になった所で周囲の茂みに生き物の気配。足を止め地面に枝を置いて、目だけ動かし辺りを観察していれば、こちらは何もして来ないと踏んだらしい一匹の狼が飛び掛かってきた為に鞘を投げ捨てつつ剣を抜き一振り。当たった為に狼は悲鳴を上げて地面に転がるものの、致命傷には至らなかったらしく身体を起こしこちらを見据えながら唸り、そうする内に仲間も寄ってきたのか茂みから数頭出てきては二人を囲うように動き牙を剥きながら唸り声を上げ)
…悪い、仕留め損なった。八戒って戦えるのか?無理なら自分の身を守ることに専念してくれ、何とかする
(囲まれたかと苦い顔をしつつ謝り、剣を構えたまま数頭の狼を牽制するように見つつ。ほんの少しの期待を込めながら話しかけ)
【(ユーリの口調に戻しますね)
お、了解だ。んじゃ俺が捌くってことで。やっぱり肉は欲しいよなぁ
おいおいマジかよ…つってもまあ俺も、メタ発言だけどゲーム内だと必要なければ食べないからな。似たようなもんか。(違うと思う)
いいのか?じゃあ遠慮なく…悪いな、ちょっとした戦闘パート、追加させて貰ったぜ。戦えるって分かればお互いの安心感がだいぶ違うだろうからな。…俺が軽い怪我して八戒に治療して貰うのもありかと思ってるけど、どうよ?】
大分集まりましたねえ。日も沈んで来ましたし、そろそろ戻りましょうか……。…?、ユーリさん?
(木の枝を拾い始めて数十分程経過した頃。腕一杯になった枝を見てこれだけあれば一夜を外で過ごすには充分だろうと、一先ず凍え死ぬ事はなさそうだと安堵の笑みを溢し。さて、そろそろと相手の方へと振り返るも何処か険しい顔をした相手が目に入り首を傾げ。そして次の瞬間突然襲って来た狼に目を丸くした後「これはまた、随分と手荒い歓迎ですねえ。」と呑気なことを呟きながら枝を地面に置いては相手の言葉に頷くと、相手と背中合わせになるように立っては戦闘体制に入り。)
残念ながらものすっごく強いとかじゃないですけど、恐らく足手纏いにならない程度には。…此方は僕が、ユーリさんは其方をお願いします。
確かにずっと木の実だけっていうわけにもいきませんしね。
まあ、僕のところは育ち下がりの子供が居るので。( 仲間を思い出しながら、あははと笑って護誤魔化して )
いえ、大丈夫です。ありがとうございます。分かりました。( こくり )大抵の傷なら治せるかと思いますので、怪我されたら遠慮せず頼って下さい。
いや、それで十分だ。了解、そっちは任せたぜ?
(背中合わせに立ちつつ戦えるならそれだけで助かると大きく頷き。どれ程の腕前か気になる所だが、足手纏いにならないということはそれなりに強い筈。会ってからそんなに時間の経たない相手に背中を預けることになるとはと内心苦笑いしつつ、任せたとハッキリ伝え。直後飛び掛かってきた狼を剣で振り払い、他の狼に距離を詰められないよう「蒼破!」と言いつつ剣を振って風の刃を発生させ吹き飛ばしてやり)
【だろ?たまにはいいかもしれねぇが、空腹で寝れないってのはちょっとな…。
育ち盛りの子供、ねぇ…こっちにも居るには居る。似たようなもんかもな?(誤魔化すので特に追求はせず、似てるかもと軽く笑って)
ん、サンキュー。了解だ。便利だな……一応俺にもないことはないが、あれは戦闘中だけだしな…(守護方陣っていって周りにダメージ与えつつ微力回復する技があるんです、が、まあ使わないかと←)】
…さてと。出来れば穏便に済ませたいのですが、これは少し難しそうですかね…。
(任せたと言って目の前の狼に斬りかかる相手の姿を横目に確認した後、目の前で敵意を隠す事なく唸り声を上げる狼へ視線を戻し、動物相手に乱暴な事は避けたいのか何処か気が乗らなさそうな声を溢しつつ手に力を込め。そして、一斉に飛びかかってきた狼を気功で固めた防御壁で防いだ後「すみませんが、少し大人しくしていて下さいね!」と今度は手の平から気功を放ち次々と片づけていき。)
そうですね。食料は確保できる時にでも、確保しておきましょう。( こくり )
…ええ、恐らく。( くすくすと釣られるように笑みを溢し )
まあ、でも。あまり使い過ぎると僕の方に反動が来ちゃうので、便利なようでそうでもないんですけどね。……それじゃあ、そろそろ一度下がりますね。もしまた何かあれば遠慮なく言って下さい。引き続き宜しくお願いします。/レス蹴り可
どうした、そんなもんか?
(吹き飛ばした後の狼が怯んだのか唸るだけで近寄って来ず軽く挑発し。それでも動かない為にこちらから仕掛けるかと先程よりも大きく空を割く風の刃を飛ばせば傷を負いつつ数頭吹き飛び、致命傷になる前にと逃げ出して行ったのだが。最初に斬りつけた一頭が気力を振り絞り飛び掛かってきて、その牙が右腕に微かに触れた為に顔を顰め)
へぇ、やるじゃねぇか。だったらこっちも本気で行かせて貰うぜ?
(ふっと笑って目を細めたと思えば相手を褒め、剣を構えつつ本気で行くと宣言し。血を流しながらも飛び掛かる狼を苦しまず逝かせてやろうと、急所を見定め鋭く一突きし直ぐに剣を抜いてやり。短い悲鳴を上げて絶命した狼はそのまま地面に転がって動かなくなり。こっちはもう大丈夫そうだなと肩の力を抜き、あちらの様子はどうかと伺ってみれば大体片付いていた為に「へぇ…」と感激したように声を出して)
【おっと、そうだったな。じゃあ極力怪我し過ぎないように気をつけるとする。
ん、了解だ。悩んだらまた話しかけると思う。その時は頼んだ。あぁ、こっちこそよろしくな?/(相談に乗って下さりありがとうございました!蹴っちゃってくださいませっ)】
ユーリさん、大丈夫ですか?…っ、ユーリさん、その腕…
(今回は遠距離型の自分の方に分があったのか特に手間取る事も無く方がつけば安堵の息を吐いてそっと腕を下ろしては、相手は大丈夫だろうかと背後に居る相手の方へと振り返るも直ぐ、相手の腕に血が滲んでるのに気付けば慌てて少し離れた場所に居る相手に駆け寄り。)
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