スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
通報 |
>マーフィー、(ガイスト)、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
霧が立ち込める街中にある、住宅街にある一軒家。その一室で、ベットに横たわって気持ちよさそうに寝息を立てるのは、巫女服姿の少女。その隣で、眠りにつく彼女の様子を見守りながら、周辺を警戒するように部屋の外を見据える魔法使いの少女。
巫女服姿の少女の名は博麗霊華。魔法使いの少女は霧雨亜理紗という。彼女達は別の世界からやって来た迷い人だ。といっても、その境遇は他の迷い人とは少し……いや、かなり異なるのだが。
経緯を軽く説明すると、2人はこの世界にやって来た『直後』に運悪く異形に襲われてしまった。そして、命からがらこの家に逃げ込み__と、色々あって現在に至るわけである。
亜理紗「……………」
部屋に篭ってからおよそ3時間。しばらく周辺を警戒していた魔法使い……亜理紗は、その視線を先程から部屋内に浮遊していた御札に向ける。淡い光を放つ御札はある人から貰った代物で、いわゆる魔除けの効果がある。この御札のお陰で長時間ここにいられたようなものだが……よく目を凝らすと、御札が点滅しているように見えた。
亜理紗(………そろそろ結界が切れそうですね。ここも安全とは言い難いですし…移動する準備を始めないと)
御札の点滅に気付いた亜理紗は、結界の効力が弱まっていることを悟る。このまま拠点を移動しなければ、またあの異形に襲われるかもしれない。ひとまず、眠りにつく自身の幼馴染……霊華を起こそうと声をかけようとする。すると…
亜理紗「………血の匂い?」
1階の方からだろうか、鼻つんざくような濃い血の匂いが漂ってくる。何か嫌な予感を覚えた亜理紗は白い杖を構え、階段を駆け下りる。足早に玄関へと足を運ぶと、そこには……右脇腹をガーゼで抑え、仰向けで倒れるように地に伏す男性の姿が。その先には恐らく男性のものであろう血の跡も残っており、命からがらこちらに避難してきた様子が伺える。
亜理紗「大丈夫ですか!?ひとまず中で治療を__!」
男性の元へ駆け寄り、まずは彼の状態を確認する。どうやら意識はあるようだが、右脇腹からの出血量が酷い。ひとまず2階の部屋……霊華が眠っている場所に運んで治療をしようと考えた矢先__玄関先から何かの気配を感じて。それはこの世界に迷い込んだ際、自分達を襲った異形の気配と似ていることにも気付いて。身体強化魔法で男性を抱えようと手を伸ばしながらも、玄関先からの異質な気配への警戒を怠らず。
(/南部住宅街に向けて絡みを提出させていただきました。改めて、皆様よろしくお願い致します!主にマーフィーさん宛ですが、現時点で南部住宅街にいる方々にも安価を付けさせていただいております。麗華ちゃんは次ロルにて行動させる予定です)
トピック検索 |