スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>マーフィー、屍人、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
霊華「えっ?あ………はい、見ての通り…です。足、やられちゃって。多分、歩くことも……」
亜理紗から札を受け取った霊華は「……守ってくれてありがとう」とそっと呟き、懐に仕舞う。傭兵の男性に怪我について指摘されると「えっ?」と腑抜けた声を上げるが、自身の右足に巻かれた包帯を見れば気になってしまうのも当然かと納得し。
彼の予想通り、右脚の怪我は軽いものではないようで、歩行することもままならないらしい。先程、鋭い痛みを感じ、上手く動かせなかったことから右足が使い物にならないことを悟ったのかもしれない。……その隣で、亜理紗は拳を静かに握りしめていたのだが、果たして彼は気付いただろうか。
その後、話は戸締りの件に戻り。『魔法』という単語に確かに戸惑いを見せる傭兵に気付き、『もしや魔法を知らないのでは』と考えつつも……今は何も言わず。その時になってから話せば良いだろうと考えたらしい。
亜理紗「マーフィーさん、ですね。私は亜理紗…霧雨亜理紗と申します。よろしくお願いしますね!」
霊華「あっ、えっと……は、博麗麗華…です。こ、こちらこそ…よろしくお願いします!」
傭兵の男性……マーフィーの自己紹介を聞くと、2人もそれぞれ自己紹介をし。亜理紗は礼儀正しくありながらも、子供らしく明るい表情で。一方、霊華は人見知りな性格故か緊張した様子を浮かべて。お互いに自己紹介を終えたところで、亜理紗は今後の行動について作戦を立てようとするが__どうやら、招かざる客がやって来たようだ。
2人はマーフィーからハンドサインを受け取ると、無言で息を潜めて。マーフィーが扉越しに聞き耳を立てる一方で、亜理紗は霊華を庇える位置をキープしつつ、杖を構えて2階の窓をじっと睨み、警戒態勢に入って。
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