【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】

【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】

スレ主   2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474
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霧は未だ晴れず、積もった灰は四度朱に染まる。

沈殿した遍く蠢くモノは尚も道連れを望んで贄を見定める

そうして訪れるは夕暮れの様な霧深き紅い夜。

消え掛けて点滅を繰り返す街灯の下に佇む――人影は、いやに澄んだ声で曰く付きの民謡を謡い続ける。


その眼下で繰り広げられる限りの無い地獄を傍目に


何かを呪う様な謡声はその霞んだ見通しの利かない赤と灰の闇に融けて消える。



>開始までレス禁止

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  • No.48 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-20 07:26:07 ID:896f7f474


>32 >39 レイチェル

>33 >40 鮫島美夜子&早瀬灰音 

>36 乙骨憂太

>37 沖田総悟

>42 禪院真希&漏瑚&脹相

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/“サイレン”発生中/ダグラス、ジム、八尺様、ゾンビ×多数】【成る程了解しました、此方の把握違いで御手数お掛けしてして申し訳ないです。】

ダグラス「…ッ!!――色々言いたい事はあるが、今はそれどころじゃ無いか。いいぞ!早く中へ」

数刻も経たずに俄かに騒がしくなり出す(BAR・アシュリー)、先ず最初に来た何とも言えない(個性的)な面々(禪院真希&漏瑚&脹相)とその内のカタナガール(禪院真希)に抱えられた何時か見た顔の官憲の青年(沖田)、彼(沖田)は彼で此方の事を認識しているらしい…声に応じてドアを開いて外へショットガンを構えながら彼女ら/彼らを迎え入れつつ警戒する壮年の私立探偵。

ジム「――!?あの馬鹿でかい女、またっ!?」

更に後続の面々、再び顕れた8フィート(約240cm)の佳人ながらどう考えても異常で不気味な巨女(八尺様)と其れを迎え撃つ形でツンツン頭の東洋系の青年が只ならない雰囲気と圧倒的な威圧感を以って手にした刀を手に歩みより始め――最初はプラチナヘアーの何処か空虚な少女(レイチェル)を狙っていた怪異(八尺様)の注意を結果として背けさせる。

ぽっぽっぽっぽっぽっぽぽっぽぽっぽぽぽぽ―■■■■

一方の不気味な巨女(八尺様)は、彼(乙骨)を不思議そうな表情でじとり…と見据えて――人間とも機械とも取れない不気味な男の濁った声で「ぽ」という言葉を繰り返しながら、その長い手で無造作に彼(乙骨)を捉えようとして…

そうしている内に徐々に群れで迫っていた(生ける屍)の群れは――奇妙な事に(BAR・アシュリー)に近付きこそすれど、中へ侵入してくる様子は見せず周囲をうろついている。

そして、相変わらず大音量で鳴り響いている(サイレン)は――何処か間延びする様なドップラー音を伴いながら徐々に小さくなって行き…

同時に何か(災害)めいた地響きと揺れが(BAR・アシュリー)周囲一帯に発生し始める。

ダグラス「…こいつはまずい。早く外に居る連中も店の中に入れ!“流され”るぞ!!」


【少々分けます】

  • No.49 by レイチェル・ガードナー  2023-12-20 07:41:12 

>BARアシュリー ALL

【BAR・アシュリー(玄関前)→店内/レイチェル】

(最後に手を繋いでもらったのは、いつだっただろう?少なくとも最近__ここに来る前はなかったな。
後ろから背中を押され、刀を携えた彼女(灰音)の手を軽く握り返しながら中へ入る。…何やら、騒がしいようだ。)

レイチェル「……こんなにいたんだ」

(そう呟く。てっきり自分一人だけだと思っていたが、そうでもないらしい。
どこかぼんやりしているようにも見える、変わらない暗い目で辺りを見渡して)

  • No.50 by 禪院真希/漏瑚/脹相/乙骨憂太  2023-12-20 10:25:48 

>沖田 レイチェル 鮫島 早瀬 ジム ダグラス BARall

【BAR周辺】

乙骨「……!リカ飛ばせ!」

辺り一帯に広がる地響きと異様な雰囲気をいち早く感じ取った乙骨は、ダグラスの声掛けの直前に動き出す。そしてリカに強く命令を行うと突然虚空から現れた異形の怪物の腕が万力を軽く凌駕する膂力を持って八尺様の腕を掴む。そのままその腕は八尺様を上に投げ飛ばそうとし、そこへ乙骨は行きぴったりに刀での斬撃を飛ばして一連の流れのままにBARへと退避していく。

漏瑚「……こちらに来る気配がない……いや……これは! 小娘ッ! 急げ!!」

真希「分かってるッ!! ワリィが……更に飛ばすぞ」

凄まじい熱を帯び、辺り一帯を掃除するかのように焼き払うつもりだった漏瑚だが異形の屍たちがBARの周囲へ近づいてこないことと辺りに広がる地震に違和感を覚える。そして何かの危機を察知したのか未だ少し離れた場所に居る真希に向かって早く来るよう叫ぶ。

真希は漏瑚の叫びを聞いて、更に速度を上げる。 その速度は既に人智を越え空中で軽々と機動してBARの入り口に飛び込むようにたどり着く。

  • No.51 by 禪院真希/漏瑚/脹相/乙骨憂太  2023-12-20 10:42:47 

(/あ、因みに乙骨は呪術廻戦零時点ではなく最新話時系列の方なのでツンツン頭ではないです)

  • No.52 by シックス/モノ/ライアン/メル  2023-12-20 23:15:23 

【〈遊園地〉-メリーゴーランド付近-[シックス]】
>ギデル、エル、遊園地ALL

「…」

黙々とオルゴールを回し続け、その旋律に夢中になっていたシックス。
段々と気分も落ち着いてきたのか、少し表情が緩くなっていた。人がいないからこそ、感情を表向きにできる部分もあるのかもしれないが。
この音楽を聴いていると、何故か空腹が抑えられる。シックスでさえもその理由を理解していない。でも、お気に入りの音楽だからなのかもしれないとぼんやりと考えつつも音に身を委ねて堪能していた。

ーーーー

さて、オルゴールの旋律に釣られて誰かがやってきたことには全く気付いていなかったのか、突然ゆりかごがベンチの上に、しかも自身の隣にやってきたことについ驚いて取っ手を回していた手を離してしまい、それと同時に音楽も止む。

「!」

シックスの表情は髪で隠れて見えないが、一瞬身体をビク、と震わせたことから驚いた事がわかるだろう。その赤ん坊(エル)は自分よりももっと小さかった。なぜこんな空間に赤ん坊がいるのかわからないし、何故ゆりかごがベンチの上に乗っているのか、どういう状況なのかもさっぱりだが、兎に角わかるのは自分以外にも人がいる、ということだけ。

音が綺麗だと声を上げ、ゆりかごの中にいる可愛らしい赤ん坊はその瞳を輝かせ、興味津々に見つめている。

「…」クス

その姿が可愛らしく愛おしいと思ったのか、少しだけ少女は笑みを浮かべ、じっと貴方を見つめていた。そして、その閉ざしていた口をようやく開く。

「…これは、わたしのお気に入り。」

そう言って愛おしそうにオルゴールを抱き抱える。足をパタパタと機嫌良さそうに振り、より気分が良くなった様子。ただ、それと同時にこんなところに赤子がいるのは変だとなんとなく思う。彼女も自分と同じく迷ってしまったのだろうか、でもそんなことも気にせずにただオルゴールを無垢な瞳を見るとどこか儚さを感じてしまう。好奇心と興味が湧いたのか、それから不思議そうな顔をして貴方を見つめる。

「…どうして、ここにいるの」

それは良くも悪くも無口な少女、シックスの心情をはっきり表していた一言だろう。
普通の人ならこんな状況に赤子なんてとんでもないことなので混乱するのだが、賢かったのと子供故に端的な疑問を浮かべるだけで済んだのはむしろ幸運というべきか、それとも単にシックスの肝が据わっているだけなのか。聞いた後にふと向こうを見ると、そこからさらに人…?の、ような何かが見える。自分よりもちょっと大きい、人間のように見えるが猫の耳と尻尾を生やした、少なくとも自分の世界では見たことのない未知の生物。シックスに警戒心を与えるのはそれだけで十分だった。

「…!!」

赤ん坊から見れば勘違いも同然である。
近づいてきたもう一人の猫のような人間(ギデル)__を見つけ、シックスはキッと睨みつけながらベンチを降りて仁王立ちし、警戒心を強めながら相手の様子を確認しようとじっと佇んでおり。

【〈州兵訓練場〉-入口付近-[ライアン&メル]】

>鶴丸国永、州兵訓練場ALL

ライアン「あ!生存者はっけ~ん!やったね!」

入口を見ると、どうやら自分以外に人がいるらしくライアンはやっと情報源が手に入ったと嬉しさMAXぴょんぴょんと飛び跳ね、「生存者発見」といかにも子供っぽく満面の笑みを見せる彼だったが、武装した青年(鶴丸国永)である貴方からすれば、血が滴る刀を持った人間の目の前で嬉しそうに飛び跳ねている姿は少々、いや、結構不気味に見えるかもしれない。

その様子を見た隣の女性__メルは呆れた様子でため息を吐きながらも刀に注目する。

メル「…血が…貴方、人を殺したの?」

女性は無表情で驚く様子もなく、それどころか一切の表情筋が動いていない。そして淡々と質問をストレートにぶつけるその様は、抵抗心なんて一切無いように感じられた。

ライアン「なんか鉄臭いと思ったら血かぁ!施設の錆びた鉄が匂ってるのかと思っちゃった~!」

ぽん、と効果音が鳴りそうな相槌を打ちなるほど、と声を出すライアン。
メルはそんなあっけらかんとした様子の彼を無視して質問を続ける。

メル「それと、貴方は”此処”の住民?それとも__私達と”同じ”?」

一切変わらない表情筋は何処か圧迫感があり、少し嫌な感じが貴方の肌を刺すだろう。

ライアン「ちょっと~メル!聞く時はほら、こう、もうちょっとなんかさぁ…感情出そうよ~。」

その様子にすかさずフォローを入れたライアンだったが、メルはお構いなしに貴方をじっと見つめている様子で。

(絡みありがとうございます!よろしくお願いします!)

  • No.53 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-21 07:32:31 ID:896f7f474

【プロフを見返したら(落ち着いた)後の方でしたね、失礼しました。】≫乙骨憂太本体様

>47

>34 博麗霊華&霧雨亜理紗、ガイスト

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×5、屍人×2】

マーフィー「ああ、大分動ける様になったし楽にもなった。」

腹部の咬傷自体への止血も上手くやってのけたが、不思議と痛み自体も和らいだ気が応急処置を受けた本人(マーフィー)としても強く感じられていた。

補助として彼女(亜理紗)が魔法の類を使っている事に関しても、その手の不可思議な力とは基本的に無縁な世界出身のこのニット帽の傭兵からしてみれば特に気付く事も無く、救急キットの鎮静剤かモルヒネの類を使ったのだろうと判断している(と同時にこの少女の手際が良いとも)

ただ気掛かりなのは彼女(亜理紗)の連れらしきもう一人のオリエンタル(東洋風)の装束と容姿の少女(霊華)の怪我…らしきモノ、華奢な身には痛々しい足の血の滲んだ包帯――(治療)を最初は買って出ていたが安静にする様にと彼女(亜理紗)に言われている様子から見た目に違わぬ(軽くはない傷)なのは確かな様だ。

マーフィー「…君(霊華)も怪我をしてるのか。」

と声を掛けつつ

マーフィー「“魔法”?――そうか。何にせよ閉められてるならそれでいい、ドアが時間稼ぎにならなくても(何かが来た)という警戒をいち早く出来る切っ掛けにはなるからな。名乗って無かったな、オレはマーフィー、マーフィー・シーカーだ。よろしく。」

とやはり亜理紗の(魔法)の言葉には戸惑いを見せるが、何かしらの比喩なのだろうと判断して(しかし床から何やら不可思議な札を拾い上げて東洋風の少女(霊華)に手渡したりしているのを見ると――余計に内心困惑してしまう)、簡単に破られる旨の言葉を聞いて頷きつつ――ついでに自己紹介もしておく。



―ガシャンッガンッ!

不意に響く外からこの家屋の壁を何かで叩くか引っ掻くかする音。

屍人1「■■郵■便■です■よ」

屍人2「誰■か■いない■の■?えへ■へへ■」

奇妙に引き摺る様な足取りの靴音と何処か濁声めいたそんな声が二つ――

マーフィー「…?」

シッと傭兵は二人(亜理紗&霊華)に物音を立てず声を出さない様にハンドサインで示して…横たわっていたベッドから起き上がり、徐にアサルトライフル(コルトM4A1)から取り回し重視で腿のホルスターのサイドアーム(SIG Pro)の自動拳銃を引き抜いてドアの近くへ移動しドア越しに聞き耳を立てて外の様子を伺う。

――



一方、噴き出す黒い硫酸めいた液体に警戒し距離を取りつつ剣を手に構える血塗れの神父(ガイスト)に対して、相変わらずゆらゆらと悶える様に揺れながら近付くゴムラバーめいた異形(ライイングフィギア)の内一体が、不意に奇妙な動きでまるで突進するかの様に、神父(ガイスト)に向かって突っ込んで来る。当然硫酸めいた黒い液体を吹き出しながら…

■■■■…


>37 桜庭長春、自然公園ALL

【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×3】

ザシュッ!

SM1「!!!アイタッ!?――ヤッタナアアア?」

掴み掛けた手に走る短刀の一撃、血を流して予想外の攻撃に一瞬怯みながらも逆上して追い掛け回し始める緑色の怪人(スーパーミュータント)の一体、もう二体も(イキガイイエモノダ)などと面白がりながら追い掛け始める。

しかし暫くして相手(桜庭)を見失い、思いの外遊具などの隠れられる場所の多いこの公園内を見渡して、最初に短刀で手傷を負った一体は

SM1「…ドコダ?デテコイ!ヤサシクハヤクリョウリシテタベルカラ!シンジテ!」

等と滅茶苦茶な事を言いながら、手にしたパイプライフルを腰溜めで構えて引き金を引き絞り38口径の銃弾をそこいらに空薬莢をばら撒きながら手当たり次第に遊具などに撃ちまくる。

PARARARARARARARARARARARARARARA!

SM2「デテコナイ…イヤ、ニオイハスルナァカクレテイルゾ」

SM3「ナンデモイイカラハヤクツカマエルカシトメヨウ、ハラガヘッタ」

とあくまで三体とも諦める気は無いらしい。



>45 フェロー・オネスト、路地裏ALL

【路地裏/雛沢・加奈江】

踵を返して迷う事無く一目散にいっそ清々しい程に(逃走)の選択の一手を打つ彼(フェロー)

そんな彼の背中を見送り――否、内側から来る(衝動)を押さえ付けようと抗ってその身体を震わせる血濡れの少女(加奈江)は

ガゴンッ!!

どうにか、せめて動きは抑え込もうと、付近の換気口に頭から突っ込んで自ら行動能力に制限を与えつつ…

先程までは十分な(血)を摂取していた事で安定していた(殺戮衝動)のソレがまるで燃え上がる業火の如く精神を蝕んでいき…

――放置された多数の化け物やら怪物の死体の血塗れの屍の山――其処から流れた血液が、まるで独りでに(意思)を持った生き物かの様に流れて水銀宜しく形状を変えながら

真っ赤な血で出来たブラッドスライム宜しく、逃げる彼(フェロー)の背後から水気のある音を立てながら迫ってくる。



>38 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1、Suicider×1】

ドグシャッ■■■■■

??→屍人1「あぇえ?■■■!!」

声にならない声を上げて振り下ろされた分厚い獣皮を裂く事に特化した(仕掛け武器)の一撃が割烹着姿の既に人外のモノと化したナニカの肉を引き裂いて鮮血を散らさせる。飛び散った赤が周囲を真っ赤に染め上げる様を物陰から様子を伺っていた小さな少女(ことも)は驚愕した様に飛び上がりながら

カタッ

ことも「!!」

たたたたっ

と思わず小さな物音を立ててしまう。ただでさえ静まり返ったこの廃屋敷の中では響いてしまう。そうして一目散にその場から逃げ出そうと走り出すが…

キィッ

再び付近のドアが開いて、誰かが中から出てくる。

それは何処か薄汚れ、所々に血を付着させた現代的な冬着姿の――紙袋めいた膨張をとげた異形の頭部を持って、手には9mm口径の自動拳銃(グロック17)を携えた明らかに人ではない奇妙なヒトガタ。

チャチャチャキ…

其れは小刻みに震えながらゆっくりと手にした凶器の銃口を―少女(ことも)に向けて――

一方、彼(狩人)の躊躇の無い一撃を受けて半ば千切れ掛けて床に伏した家政婦風のナニカ(屍人)は一応は動きを止め…蹲ってビクともしなくなる。同時にその身を奇妙に(硬化)させ始めており恐らく完全に(死んだ)とは彼(狩人)も思わないだろう。

しかし今の処直ぐにまた動き出す様子も無い。

【またまた分けます】

  • No.54 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2023-12-21 07:56:17 

>48(スレ主様)、乙骨憂太、BAR内ALL

【BAR・アシュリー(店内)】

「…失礼します!」

凄まじい揺れと地響きにいち早く反応した早瀬は、少女の手を引いて店内へと素早く入る。店内に入ったことで漸く少し警戒が解けたのか、微力ながら周囲に張り巡らせていた呪力を自身の中へと戻した。早瀬と少女の後に続いてBARの店内へ入って来た鮫島は適当なスツールに腰を下ろした後、無感情に店内を見回す。

「…呪霊、それも特級が二人かしら。」

抑揚の無い声でそう呟いた後、鮫島はカーディガンのポケットから呪具を取り出し、カチカチと刃を出したり収納したりして戯れていた。自然公園で乙骨達に見せた傷は既に治癒が始まっているようで、薄い瘡蓋が傷の上を覆っていて。

  • No.55 by 狩人  2023-12-21 18:18:59 

>53 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

振り下ろした刃は女の肉を裂き、飛び散った返り血が狩人の装束を赤く染めた。女(屍人)はそのまま床に倒れ、ピクリとも動かなくなった。だがその体は硬化し始めており、殺しきった訳ではないようだった。しかし今すぐ起き上がる様子もない。一先ず使える所持品があれば回収しなければ、と女(屍人)に手を伸ばそうとして、物音。即座にその場所へ獣狩りの短銃を向けるが、その正体──赤いリボンが特徴的な少女(ことも)が走り出す姿──を確認すると、銃を下ろした。見たところ、先程の女(屍人)とは違ってこの少女(ことも)はマトモなようだ。リボンといえば、いつぞやヤーナム市街で出会った少女の事を思い出す。彼女も大きなリボンを着けていた。白く大きなリボンだったが、そのリボンは今……。物思いにふける最中、ドアが開く音が聞こえた。先程少女(ことも)が飛び出してきた事もあり、一瞬生存者かと思っていたが、どうやら違ったらしい。現れたのは膨張した頭部と黒く小さな銃を持った化物(Suicider)だった。その頭部は、かつて戦ったほおずきという名の敵──頭部が脳みそのように肥大化した女──を思い起こさせるものだった。ほおずきは視線を向けるだけで狩人を発狂させる狂気に満ちていたが、この化物(Suicider)からはそういった狂気を感じられないし、ほおずきほど頭部が肥大化している訳でもない。ならば狩るのは簡単だと駆け出そうとして、気付いた。その小さな黒い銃が向けられている先は狩人ではなく、少女(ことも)だったのだ。それを認識した瞬間、即座にステップを踏んで少女(ことも)を庇うように黒い銃の射線上に割って入り、その化物(Suicider)に向けて獣狩りの短銃を2発発砲した。
狩人は血に酔っている。しかし、目の前で撃たれようとしている少女を助ける善性はある。

  • No.56 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-22 07:11:18 ID:896f7f474



>43 山姥切国広、商店街ALL

【商店街/????】

デジャヴ――再度、否…もしかするとそれ以上かも知れない。

ガラッ…

商店街の一角、恐らくは雑貨店らしき店のシャッターを塞いでいた合板の一部が不自然に(外れ)て―丁度、店内に滑り込める位の範囲でシャッターが開いている。

――

―このまま霧の商店街から逃走劇を繰り広げるも良し、あるいは何か意味ありげに開いた商店街の雑貨店に逃げ込むも良し…しかし其処また運命の分かれ道。

嘗て彼(山姥)がこの場で出会った(騎士)の“黒衣のゴスロリ少女”とその場の緊急避難的な成り行きで選んだルート、(あの時)起きた事が目の前で再び発生したという事になる。

この場で(今回)も行くか別の道を選ぶかは彼(山姥)次第



>44 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL

【廃地下鉄駅(構内)/ゾンビ×多数】

――ファンタジーな顔触れ(例外もいるが)で構成された不思議とも奇妙とも言える、しかしそれでいて共に行動してきた面々のグループの一団が路線の確認から始めて探索行動を開始した矢先。

ヒュンヒュンヒュン…DOGOOOON!

風を切るローター音と何かがこの廃地下鉄の地上建築物に墜落・衝突した様な衝撃が外から伝わってくる。

――地上階への階段を登った先の踊り場に壁を背にして座り込んで何処か絶望した表情で目を見開いて息絶えている男の死体、血を滲ませた白のワイシャツに包帯で止血した様な後のある右腕、負傷箇所からみて其処ぐらいしか外傷は無いので恐らく死因は衰弱死だろう。手元には点灯させたままの懐中電灯と血糊の付着したバール、そしてトランシーバーが転がっている。

そんな死体のある踊り場からさらに階段を登るとコンコース・改札に出るが――其処から緩慢にうろつき出している多数のナニカの影、性別や年恰好、服装は様々だが共通しているのは白濁した双眸と、死人めいた肌、そして生気が全く感じられない点だろう。

そして何体かは明らかに(噛まれた・食い千切られた)様な傷が見て取れる。

完全に往年のゾンビ映画の其れにしか見えない(動く死体)である…

  • No.57 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2023-12-22 14:32:54 

>マーフィー、屍人、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


霊華「えっ?あ………はい、見ての通り…です。足、やられちゃって。多分、歩くことも……」

亜理紗から札を受け取った霊華は「……守ってくれてありがとう」とそっと呟き、懐に仕舞う。傭兵の男性に怪我について指摘されると「えっ?」と腑抜けた声を上げるが、自身の右足に巻かれた包帯を見れば気になってしまうのも当然かと納得し。

彼の予想通り、右脚の怪我は軽いものではないようで、歩行することもままならないらしい。先程、鋭い痛みを感じ、上手く動かせなかったことから右足が使い物にならないことを悟ったのかもしれない。……その隣で、亜理紗は拳を静かに握りしめていたのだが、果たして彼は気付いただろうか。

その後、話は戸締りの件に戻り。『魔法』という単語に確かに戸惑いを見せる傭兵に気付き、『もしや魔法を知らないのでは』と考えつつも……今は何も言わず。その時になってから話せば良いだろうと考えたらしい。

亜理紗「マーフィーさん、ですね。私は亜理紗…霧雨亜理紗と申します。よろしくお願いしますね!」

霊華「あっ、えっと……は、博麗麗華…です。こ、こちらこそ…よろしくお願いします!」

傭兵の男性……マーフィーの自己紹介を聞くと、2人もそれぞれ自己紹介をし。亜理紗は礼儀正しくありながらも、子供らしく明るい表情で。一方、霊華は人見知りな性格故か緊張した様子を浮かべて。お互いに自己紹介を終えたところで、亜理紗は今後の行動について作戦を立てようとするが__どうやら、招かざる客がやって来たようだ。

2人はマーフィーからハンドサインを受け取ると、無言で息を潜めて。マーフィーが扉越しに聞き耳を立てる一方で、亜理紗は霊華を庇える位置をキープしつつ、杖を構えて2階の窓をじっと睨み、警戒態勢に入って。

  • No.58 by 鶴丸国永/沖田総悟  2023-12-23 02:24:21 

【沖田総悟/BARアシュリー】
>>ALL

「やっぱ彼奴らBARの中には入れ……?………………うおわっ!?」

(未練がましくついてきていたはずの屍たちはBARの中には入っていかず、周囲を彷徨い歩いてるだけだった。
先程からずっと頭の中に流れる朧気な記憶に疑問を持ち始める。何故知っているのかなんて思っていると地震のような揺れが発生し、それと同時に自分のことを担いでいる女性がスピードを上げる。人智を超えた速さに出来るだけを身をかがめ落ちないように刀を押さえる

BARの中に入れば見慣れない人物が何人もいた。そして)

「どうも……もう大丈夫そうなんで、下ろしてもらってもいいですかィ?」

(自分を此処まで運んでくれた女性に感謝を述べつつ下ろしてくれと頼んで)


【州兵訓練場・鶴丸国永】
>>ライアン、メル

「………いんや、人なんか斬ってないさ。俺が斬ったのはそれ以外だ」

(血に塗れた自分を見て怖がらず、嬉しそうに笑う男性と無感情な女性に少し驚いた顔を浮かべるもすぐに否定した。“血生臭くて悪いな”と悪いと思っていないような軽い口調で謝ったあと、女性へと目を移す)

「あー、どっちかって言うとアンタら側だな。俺があっち側だったらすでに二人共襲ってるぜ?」

(女の圧を感じながらもそれをものともしないのは彼が“刀の付喪神”だからだろうか。“ズバっ!ってな”と刀で斬る真似をしながらケラケラと笑う。
きっと二人は鶴丸が心の底から笑っているのがわかるだろう。刀を下ろしたあと、先に中にいた二人に質問をした)

「それでお二人さん、ここに何か驚きはあったかい?」

((少々分けます!

  • No.59 by 幻想と死人のパーティ  2023-12-23 02:37:30 

>56
【廃地下鉄駅(構内) /芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

そのまま一行は進み続けて階段をそのまま上り続けると突然建物自体に衝撃が伝わる。

川田章吾「!?なんだ?」

ドリー「地震かのぉ?」

ミシェル「地面の揺れではありません。これは建物自体が揺れていますねこれは…」

的場卓「ヘリの音してなかった?」

パック「ヘリ?」

芦川美鶴「地上で何か起きているのかも知れないな」

一行はこの廃地下鉄の外でも何かが起きているのは分かった。とりあえずは今地上ではどんなことがおきているのかついても調べる必要がありそうだと思いながら止めていて足を再び進めた。そしてある階層の踊り場まで辿り着くが自分達より前の先客が無念さを物語り晒している姿を見つける。

上杉謙信「無念、だったでしょう」

的場卓「……もう少し早く来ていればこの人も」

パック「そんなことねぇって!!今出来る事してるじゃん!」

倒れている死体に出向きする必要はないのは分かっているがそれでも見開いている目を卓は自らの手で閉じた。
そんな卓の頭部まで向かい飛び回ってパックは励ます。

川田章吾「死後何日か経ってる。俺たちが急いだ所で間に合ってたどうか…拝借させて貰おう」

川田は助けられたかもしれないと言う的場卓に対して何も落ち度はないと告げる。
その上で身に着けていた物全て漁った上で持っていける物から所持していた懐中電灯と血糊の付着したバール、そしてトランシーバーを今後の為有難く回収する。

ミシェル「その優しい心は美徳です、だけど自分を責めては駄目ですこればかりはどうしようもありません。せめて誰にも手の届かない場所に送って上げましょう」

わざわざ目を閉じに行く彼に対してその気持ちを汲んで指先から炎を出し、一行が踊り場から立ち去ると同時に怪物たちの餌にならないようそして尊厳を守るようにミシェルはメラを放ち死体を燃やすのであった。
コンコース・改札の見える場所まで上り続けて来たが案の定と言うべきか大量の動く屍―我々の知るゾンビという存在がそこら中を右往左往していた。

芦川美鶴「映画みたいに噛まれたどうやら奴らの仲間入りらしいな」

川田章吾「医学的には興味があるな、どんなプロセスなんだか」

ミシェル「もしかしたら科学的な物が原因の可能性もあります」

見つからないように一行はゾンビ達をよーく観察し、噛まれた形跡や食い千切られたゾンビが居る事に気づき容易に接近戦を挑むにはリスクがある可能性に気づく。
しかし別のコンコース・改札に周った所で同じような状況であればどちらにせよ変わらないのだからそして一行は全員覚悟を決めた。
強行突破をするために。

上杉謙信「毘沙門天の加護ぞある!」

BGM:https://www.youtube.com/watch?v=VkObgp5Hz_A

軍神の威光が発動、存在するだけで放たれる威圧により、敵は相手の体力を少し減らすか生物的な本能から危険だと判断すれば戦闘前に逃げ出すだろう。
同時に走り出して前に逃げなければ立ち塞がる者居れば全て切り捨てる意志で駆け出す。

ミシェル「マカカジャ!」

味方全員に魔法攻撃あるいは特殊な攻撃の威力を上げ

的場卓「一気に吹っ飛ばす!!散弾(スラグバウンド)!!」

短杖を左右問わず振り回しながら魔力を貯める動作を行い、謙信の進む道に巨大な火球を放つとそれぞれが分離し無数の気弾として放たれる。
芦川美鶴は最後の列に周り何時でも自分たちの周りに広範囲の魔法を放てるよう警戒しながら
パックは何時でも目くらましを、ドリーと川田章吾は左右に飛び出すゾンビ相手に何時でも迎撃出来るように一気に飛び出す。

(絡んでいただきありがとうございます。既に記載してしまったんですが本来地下鉄のレールを歩いていたり探索してたらどんな感じだったんでしょうか?)


  • No.60 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-23 17:28:01 ID:896f7f474


>49 レイチェル

>50 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>54 鮫島美夜子&早瀬灰音 

>58 沖田総悟

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/“サイレン”発生中→“赤い津波”/ダグラス、ジム、八尺様、ゾンビ×多数】

ぽっぽっぽっぽっぽ―■■■■■

掴み掛かったが逆に(掴まる)形で“怪物”に腕を掴まれてそのまま凄まじい力で投げ飛ばされそうになる八尺の大女の怪異、しかし常人ならば簡単に投げ飛ばされるかそのまま握り潰され兼ねない力に対して地面に溶接でもされたかの様な動じる事もない拮抗した状態で――投げ飛ばすまでいかずその場で固まった様に動かなくなる。

其処へ追撃になる形で彼(乙骨)から放たれた飛ぶ斬撃――はその長身の身に直撃した途端にバチリッという音を立てて両断まではゆかずとも大女の怪異(八尺様)に手傷を負わせた様だ。

そのまま速やかにBAR内へ避難、その後それらの面々を確認して壮年の私立探偵(ダグラス)と何処かの地下鉄スタッフの制服姿の黒人系の若造(ジム)はそれぞれ入口のドアを閉めて内鍵をパチリと掛けバリケード代わりの樽やつっかえ棒の角材の類で塞ぎ、固定する。

――鳴り終えた大音量の奇妙な(サイレン)の後、――地鳴りにも似た震動と共にBARのガラス窓から見せるのは(赤い水)の鉄砲水めいた凄まじい水量の奔流――否、文字通りの“赤い津波”

呪力や霊的な素養、あるいは魔法の類に精通しているモノは本能的に(触れる)事を身体が拒否する様な血の様に真っ赤な得体の知れない(波)


―――――

―――




それがBAR前の通りをそのまま(飲み込んで)ゆく、当然あの動く死体(ゾンビ)の群れも――あの大女の怪異(八尺様)も―

不思議な事にこの木造のさして頑丈な造りでも無さそうなBARは、津波自体に直接巻き込まれる事なく無傷だ。まるであの(赤い津波)がこのBARを避けて行ったかの如く。

―(津波)が流れていった後のBARの外は再び濃霧と不気味な静寂に包まれる。

――



ジム「……ジーザス!(前)とまんま同じだ。」

ダグラス「――取り敢えず、一難去ったか」

そうして改めて此処(BAR・アシュリー)に逃げ込んで来た面々を見回しながら――

ダグラス「此処まで来られたのは幸運だなお前ら、少なくとも此処は外に比べれば安全で多少一息つける。――状況は進展しないが…まぁ酒はタンマリあるのが慰めかね。」

と、壁に寄り掛かりながらスコッチの瓶のコルクを親指でポンッと飛ばしてグイッと呷る。

ジム「冗談言ってる場合かよ!――あぁごめんよ。このオッサン少しヤサぐれてんだ、オレはジム、このおっさんはダグラス、…えーっとアンタらは?」



>ギデル、エル、シックス、遊園地ALL

【遊園地/メリーゴーランド付近/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

―機材や施設そのものは稼動していそうだが、そもそも客もスタッフも“誰もいない”奇妙な遊園地、遊具やアトラクションも特に特徴的なモノは無く極々一般の在り来たりな場所であると言えるかも知れない。

共通して在るモノはと言えば、飽きもせずそこいらに漂う濃く深い霧ぐらいだろう(この街全体の特徴でもあるが)

何処か陰鬱ながらも綺麗なオルゴールの音に誘われたかは不明だが、――遊園地内の霧の中、三名の周囲に奇妙な動きで近付いてくるモノ(ライイングフィギア)達

奇妙な錆び臭さを伴って現れ始めるのは歪なヒトガタの異形…その姿は両腕を拘束された人間が、頭から全身をゴム状のもので覆われた様な形態をしている。その体躯のあちこちに裂け目があり、腐食性の黒い硫酸めいた液体を垂れ流しにしながら形容し難いおぞましい異音と共に数体、身をくねらせて歩み寄って来る。

――



TATATATATATAN!TATATAN!TATAN!TATATATAN!(銃声)

そして不意に遊園地内に響く自動小銃の連射音

霧の中で閃く断続的なマズルフラッシュ、甲高い小口径高速弾特有の発砲音。金臭い飛沫を上げてラバー生地の化け物が次々と撃ち抜かれて斃れていく。

それらの異形の屍を平然と踏み越えて硝煙と霧に特徴的なヘアピン付のアッシュグレーのウェービーヘアをなびかせながら進むタクティコーな特殊作戦要員染みた装備をした剣呑な雰囲気の少女と複数の“その少女と判を押した様に全く同じ姿をした”者達が標準射撃姿勢で構えたタンカラーのベルギー製モジュラーアサルトライフルを時折発砲して周囲のラバー生地めいた怪物を機械的且つ冷徹なほど効率的に撃ち斃していく。

L「αよりβ、進路上の未確認脅威を排除――引き続き目標地点までの掃討を継続します。」

Lダミー1「任意の自由射撃継続…索敵中」

Lダミー2「後方警戒、接敵無し」

Lダミー3「――前方目標地点にて動態反応検知…」

Lダミー4「直協火力支援待機中、弾種・HE」

L「このまま接近する、各自ウェポンズ・フリーを維持」

口元のボーンマイクにそう抑揚の無い声で通達する同じ姿の少女ら――とある第三次世界大戦後の近未来の世界に於いて大戦による人的資産の希少さから来る人手不足故に代替兵士として運用されるT-Doll、即ち“戦術人形”と呼称される一種の軍用アンドロイドとそのダミーである。

元来彼女らには現地指揮官が存在している筈だが、その指揮官(アリ)自身は単独で霧の中、別行動を取っているらしく。随時無線通信で指示を出している様だ。

PMSCs(民間軍事請負企業)に属する彼女らもこの(霧と灰の街)にとある任務中に紛れ込んでしまったらしい。

L「…生存者?」

バラバラと纏まった足音を立てながら三人(ギデル、エル、シックス)を周囲から囲む様に(同じ姿)の武装した少女(戦術人形及びダミー人形)が近付いて行く。物騒なアサルトライフルを装備してはいるが、全員銃口はローレディ(下に向けている)状態だ。



>モノ、保安官事務所ALL

【保安官事務所/エディ・ドンブラウスキー】

ガチャッバタンッ!(入口のドアを不意に開き慌てて閉じる音)

ハァッハァッハァッハァッ…ゼェゼェ

全力疾走して来た様な苦しげな息遣いとやや重苦しい足音と共に入口付近で少し歩いたあとどうにか息を整えているらしい。トラッカー帽を逆被りにした青と白のストライプのシャツにズボンという井出立ちの小太りの青い双眸の青年(エディ)



エディ「ヒッ!?……だ…誰か…いるの?」

彼(モノ)が斧を引き摺る音に気付いたらしき青年は少し怯えが入った声色でそう事務所内に呼び掛けて見ながら、恐る恐るポケットから無造作に拳銃(コルトSAA)を引き抜く。

  • No.61 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-23 23:19:22 ID:896f7f474


>55 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)】

PAN!

狙われた幼い少女(ことも)に代わり射線上に躍り出た独特な狩装束姿の彼(狩人)、チャキチャキと震えながらも確実な精度で狙い澄ます膨張した紙袋めいた頭部の化け物(Suicider)とほぼ発砲は重なり古いが(獣狩り)に特化した黒色火薬式の大口径の短銃の(血)の混ぜられた水銀弾が化け物(Suicider)の腹部と膨張した頭部に其々着弾する。

(Suicider)の放った9㎜弾は(狩人)を狙って飛来し…

片や肉を射抜く音と呆気ない風船を割る様な音とだらしのない水気のあるモノが散らばる音と共に、銃を取り落としながら大の字で倒れる(Suicider)、破裂した頭からは血飛沫が舞い更に返り血が(狩人)をより朱く染める。

ことも「………(お化け)をやっつけた?」

付近の装飾品の壺の陰から恐る恐る顔だけ覗かせて…リボンとうさぎのリュックを背負った少女(ことも)は彼(狩人)にそう尋ねる。

―なお、硬直して蹲ったまま動かなくなった家政婦風のナニカ(屍人)はその手元に何かを落としていた、其れは何か…“鍵”の様なモノの様だ。

一方頭を撃ち抜かれ破裂し倒れた(Suicider)の手元にはプラスチックフレームを多用した9mm自動拳銃(グロック17)が転がっている、彼(狩人)がいた時代から考えればかなり先進的な銃だが弾は装填されている分しか無い様だ。



>57 博麗霊華&霧雨亜理紗、(ガイスト)

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×5、屍人×2(立ち去り)】

屍人1「■あ■れ■■留守■か■■■あ■と■でまた■来■ま■す■■ね■」

屍人2「■ん■ふふ■きの■せい?■■うふ■ふ■」

警戒しつつドア越しに(来訪者)の出方を伺う傭兵だったが、暫く静かにしているとそれらは濁った声でそんな事を言いつつ引き摺るような歩みでこの場から離れていく…どうやら気付かれては居なかったらしい。

十分に離れていったことを物音で判断した傭兵はそっとドアから離れて二人に(大丈夫そう)と頷き掛けて

マーフィー「…何処かに行った様だ。」

と声に出して

マーフィー「アリサ(亜理紗)、にレイカ(霊華)か、ああ宜しくな。」

印象的には割かしハロウィン衣装の魔女みたいな恰好の少女(亜理紗)の方は人馴れしていて明るく社交的だが対照的にオリエンタル(東洋風)の装束と容姿の少女(霊華)の方は何処か初々しいというか人見知りな様子だ(別段悪い印象では無いが)

一先ず差し迫った危機は脱したが――ニット帽の傭兵は気になっていた事を尋ねてみる。恐らくこれから行動する上で十二分に重要な事だと…

マーフィー「レイカ(霊華)、歩けそうに無いならオレが背か肩を貸そうか?、君の友達のその子(亜理紗)には大きく貸しを作ったからな。」

自身も怪我をしていたが幾分かマシになったので彼女(霊華)一人分くらいなら背負うなり手を貸すなりは問題ないと考えて傭兵はそう提案する。

  • No.62 by ガイスト  2023-12-23 23:44:32 


【南部住宅街】

>ライイングフィギュア、ALL

…突進か…単純過ぎる攻撃だな
(異形から吹き出している液体を警戒しながら攻撃の機会を伺っていて不意に一体がこちらに向かってきたのに気づいた。あの液体さえ気をつければ倒せるかと考えつつ隙を見て剣で斬りつけようと試みて)

  • No.63 by エル  2023-12-24 00:58:14 


【 遊園地 メリーゴーランド付近 】

>ギデル、シックス、L、Lダミー×4、遊園地all

自身に対し、微笑を浮かべ機嫌良さそうに足を振りながら応えてくれた少女。それに余程そのオルゴールが大好きで大事なのだろうと感じ、思わず満面の笑みを浮かべて首を右に軽く傾げる。

「どうして…ここ、いる…」

そうしているとここにいる理由を尋ねられ、顔から笑みがなくなってしまい思わず少女の一言をなぞるように呟く。そう言われてみればどうしてここにいるのだろう、そういった疑問が浮上してきてしまう。腕を組みながらやや唸りながら考える。ここに来る前に何があったのかを辿ろうとしていると何やらベンチを降りて別の方向を向く少女。何かあったのかと向いている視線の方を自身も向けるとそこにいたのは先程の彼。思わず"ねこしゃん!"と声をかけそうになるも少女が警戒心を強めていることに気づく。

「だいじょぶ、ねこしゃん、わるものじゃないよ!えるとなかよし!」

自身に目線を合わせてくれた先程の光景を思い浮かべながらにこにこと笑顔を浮かべながら元気いっぱいに両手をあげてからそう伝える。後は2人の反応を待とうとしたその時__。

「!?」

突然響いた銃声に驚き、首をぶんぶんと振り回して周囲を見回す。霧の中、目を凝らして見るといつの間にやら囲まれていた様子。一体どうしたのか、何が起きたのか、何が何だかわからずに困惑してしまう。

「せいぞんしゃ?」

少女(L)の放った言葉の意味がわからないのかきょとんとした顔つきで述べる。そしてエルからしたら見たことのないような武装した少女達(L、Lダミー)を好意も敵意もない、ただただ不思議そうな眼差しで見つめ。
 

  • No.64 by フェロー/ギデル  2023-12-24 09:58:42 

>雛沢・加奈江、ALL

【路地裏/フェロー・オネスト】

「げぇえっ!?」

謎の少女から躊躇いなく逃げ出したフェロー。しかし、背後に何かが迫ってくる気配を感じ、首だけ動かし後ろを見れば、真っ赤なスライムのようなものが自分に近づいてるでは無いか。
フェローは悲鳴をあげつつも、咄嗟に杖を振り、火の玉を繰り出してその“何か”にぶつけて追い払おうとした。

(ここにギデルがいりゃあ……ちっ、ないものねだりしてもしかたねぇかッ……)

自分は他の魔法士と比べれば魔力が少ない。そのために、攻撃魔法もそれほど威力があるものを打てない。ハンマー使いの相棒がいれば、少しは変わったのだろうが、今それを考えてる場合ではないと、逃げることに集中しようとする。



>エル、シックス、L、Lダミー×4、ALL

【遊園地/ギデル】

「!!」

不思議なオルゴールの音の出処を探りに向かったギデル。エルより遅れてその地点にたどり着けば、レインコートを着た痩せこけた少女が、エルと共にいた。どうやら音は、彼女が持っていた物から流れていたようだ。
事情を聞こうと近づこうとした時、レインコートの少女が自身を睨みつけ、警戒心の強い様子で仁王立ちしてきた。
一瞬目を見開き、耳としっぽをピーンと立たせた後、「自分は怪しいものじゃありません!」というように首をぶんぶんと横に振ったり、敵意がないことを伝えるように、持っていたハンマーを置いて両手をヒラヒラと動かした。

ここに相棒がいてくれたら、トーク力と魔法で警戒心を緩めてくれるのに、と慌てていると、エルがニコニコ笑顔で自身が悪者ではないということを伝えてくれていた。
そのことにほっと胸をなでおろしつつ、同調するようにうんうんと頷く。

しかし次の瞬間、辺りに銃声が響き渡った。

「!?」

先程地面に置いた武器のハンマーを拾い、辺りを見回せば、いつの間にか自分たちは武装した少女たちに囲まれてしまったことに気づく。
一体何が起こったのか、彼女たちは味方なのか。ただただ困惑しながら、キョロキョロと首を動かすばかりだった。

  • No.65 by レイチェル・ガードナー  2023-12-24 10:43:48 

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー店内/レイチェル】

レイチェル「レイ……レイチェル・ガードナー……」

(名前を聞かれたことで、抑揚に乏しい声でそう名乗る。別に嘘をつく必要もないと思った。

酒の瓶を開け、壁に寄りかかって飲む彼(ダグラス)を見て、ふと思い出す。
お父さんも、お酒ばかり飲んでいたっけ。リビングには空の酒瓶が転がっていて、割れているものもあった。
まあ今はどうでもいいことだが。

そんな様子を見ながら、いつの間にか夜の湖のように暗い瞳が更に"暗く"なっているのは、きっと気のせいだろう)

  • No.66 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2023-12-24 10:58:12 

>60(スレ主様)
【BAR・アシュリー店内】

「…鮫島よ。鮫島美夜子、一級呪術師。」

鮫島は眼の前の男性(ジム)の問い掛けに、相変わらず抑揚の無い声でそう告げる。そのついでにまだ警戒を解かない早瀬の背中を軽く叩き、自己紹介を促した。

「……早瀬です。早瀬灰音。鮫島さんの…えっと、」

促された早瀬は刀の柄から手を離し、両手を足の横に揃え、礼儀正しく深々とお辞儀をする。淀み無い口調で名を名乗るが、鮫島との関係性に対して言及する際には少しばかり口籠って鮫島の方に困ったような目線を投げた。だが鮫島は興味の無さそうな様子で呪具を触っているばかり。そんな鮫島の様子に疲れたような溜息を吐いた後─早瀬は再び口を開く。

「…助手、のようなものです。宜しくお願い致します。」

  • No.67 by 禪院真希/漏瑚/脹相/乙骨憂太  2023-12-24 15:33:09 

>BARall

【BAR・アシュリー店内】

乙骨「乙骨です。乙骨憂太……それとやっぱり来てたんですね真希さん」

鮫島の自己紹介に続くように後から入ってきた白服の青年が自己紹介を始める。既に先程まで異形の女(八尺様)と戦闘を行っていたリカと呼ばれる同じく異形の怪物は何処かに消えており。

真希「ああ、まぁそうだな。それとアタシは禪院真希だ、よろしくな。」

お礼を述べて降ろすよう言う沖田に軽く会釈で返しつつ下に降ろし、そのままジムの問いかけに乙骨に続くように名前を述べる。

そして二人の自己紹介が終わるのを待っていたのか、先に入ってきていた独特な見た目の二人(脹相、漏瑚)が適当な席に座って寛ぎつつ口を開く。

漏瑚「漏瑚だ、まぁなんじゃ……儂はそこの二人とは元々敵のような物だが、今は味方と考えてよい」

脹相「……脹相だ」

漏瑚はどこから取り出したのか杖を付きつつ近くの棚にあった酒を適当に取ってオープナーが必要な瓶を指に熱を集中させて適当に焼き切って開けて軽く呷る。

脹相は、素っ気ない態度ではあるが至って普通に名前だけ述べ。

  • No.68 by 狩人  2023-12-24 16:02:18 

>61 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

少女(ことも)の言葉に、狩人は振り返って頷く事で答えた。ノコギリ鉈に比べれば威力こそ劣るものの、獣狩りの短銃による銃撃はかの化物(Suicider)を倒すには十分な威力を発揮したようだ。化物(Suicider)は頭部を破裂させ、血飛沫と共に倒れ込んた。反撃として腹部にあの黒い小銃による銃撃を受けてしまったが、大した問題はない。銃撃は今まで何度も浴びてきたし、獣の鋭く重い一撃に比べればこの程度は擦り傷である。装束に付着した血を払いながら、今しがた倒した二つの死体──うち一つはまだ完全に死んではいないようだが──に近寄り、それぞれ鍵らしき物と黒い小銃を回収しておく。鍵はどこの扉に使えるのかは知らないが、持っておいて損はない。黒い小銃は、獣狩りの短銃よりも随分と小型な上に外装も見たこともない素材であしらわれた未知の銃だ。少なくともヤーナムでは見た事が無い。鍵と小銃を懐に仕舞いながら考えるのは、これらの道具の使い道……ではなく赤いリボンの少女(ことも)の事だった。この少女(ことも)を見ていると、かつてヤーナム市街で出会った白いリボンの少女を思い出す。紆余曲折あってその少女に教会に行くように勧めたのだが、肝心の教会に少女は現れなかった。不審に思ってしばらく市街を探し回っていたが、結局見つかったのは下水道に住んでいた豚の体内から発見した、血で赤く染まった少女の白いリボンだけだった。引き摺り出した豚の内臓と共にこのリボンが見つかった時は、流石の狩人も気分を悪くした。目の前で助けた赤いリボンの少女(ことも)が、ヤーナムの少女と同じ末路を辿ることになるのは避けたい。そう考えた狩人は赤いリボンの少女(ことも)に一つ提案をしてみる事にした。壺の陰に隠れた少女(ことも)の目の前まで戻ると、視線を合わせるために屈んでから、次のように話した。

「この辺りは危険だ。安全な場所に着くまでは一緒に行動しないか」

ヤーナムの少女は、獣を狩るすべを持っていなかったから食い殺された。ならば獣を狩るすべを持つ狩人が同行すれば、殺されることはない筈。そういう目論見だった。

  • No.69 by 黒川イザナ/鶴蝶  2023-12-24 17:23:45 ID:2396019e6

【廃雑居ビル(屋上)】

>廃雑居ビルALL

イザナ:…ん…いつの間に眠ってたんだ…?(ビルの屋上で仰向けの体勢で目を覚ますと、独り言を呟きながら上半身を起こす)…それで、オレに話って何だ?鶴蝶。…鶴蝶?(先程まで一緒だった相手に自身が呼び掛けても返事がない事を疑問に思い、自身の後ろを振り返る)居ない…何処行ったんだ?アイツ。(真顔になり訝しげにやや首を傾げると、ゆっくり立ち上がり周囲を見回す)


【自然公園(噴水付近)】

>自然公園ALL

鶴蝶:…は!此処は…?オレは確か、さっきまでイザナとアジトに居たはずだ…一体どうなっているだ?(立ったまま目を覚まし弾かれたように周りを見回した後、自身の身に起こった有り得ない事態に呆然と呟く)

(/絡み文失礼致しました。主様、皆さん、どうぞ宜しくお願いします。)

  • No.70 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2023-12-24 22:43:53 

>マーフィー、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「……みたいですね。こっちの方も不審なものは確認出来ませんでした」

しばらくして、無言で潜伏していたお陰か屍人達の気配がこちらから離れていくのを察知する。マーフィーの声掛けを合図に亜理紗は警戒を解くと、窓際の方に不審なものはなかったことを報告する。対して、霊華はベットの上でホッとしたように胸を撫で下ろし。

霊華「えっ?い、いやいやそんな……き、気持ちはありがたい、ですけど…!流石に申し訳ないというかなんというか……その…」

亜理紗「もう…1人じゃ移動することもままならないのに、誰かに頼らないでどうするんですか?」

霊華「そ、それはそう…だけど……でも、もしまたあの化け物に襲われたら……マーフィーさん、私を抱えたままじゃ…十分に戦えないと思うし……」

その後、マーフィーから『背か肩を貸そうか』と提案された霊華は慌てた様子で両手を前に振り。ありがたさよりも申し訳なさの方が勝り、遠慮しがちな性格も相まってか彼の提案を断ろうとする。亜理紗からも1人では歩行出来ないことを改めて指摘されるものの、「でも…」とやはり遠慮する気持ちの方が勝るようで。化け物と相対した際に、自分のせいで危険な目に合わせてしまったら…と考えているようだ。

とはいえ、亜理紗の言う通り…右足を負傷した状態では誰かを頼らなければこの場所を移動することさえ出来ない。しかし、万が一の際に足を引っ張るようなことはしたくない。ならばどうするべきか…と、霊華は腕を組んで考えていると………

霊華「……あっ、そうだ!どうして今まで思いつかなかったんだろう…」

亜理紗「?……霊華さん?」

何かを思いついたのか、「そうだ!」と手を打つ。その隣で、亜理紗は頭に「?」が浮かんだかのように首を傾げ。霊華はその後、提案を持ちかけたマーフィーに対して「……やっぱり、大丈夫です。1人でも、何とか移動出来る方法を…見つけたので」と改めて提案を断る。そして、次の瞬間……彼女の身体はゆっくりと宙へ浮き始めて。そう、彼女が出した答えは……『空中を飛んで移動する』だった。

  • No.71 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-25 06:00:34 ID:896f7f474


>59 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL

【廃地下鉄駅(構内)/ゾンビ×多数、????、????】【なお力尽きていた死体は(NoMoreRoominHell)というゲームのキャラだったり()】

燃え盛る炎が息絶えていた(誰か)を葬る形で焼却して灰に還してゆく、それが安らぎに繋がるかは兎も角、何かしらの異形や化け物に貪られたりその屍を利用されて(何か別のモノ)と化したりする事はもう無いだろう。

(死)すら此処ではまだ(真っ当)な部類に入る終わり――その意味は(この街)を探索すればするほど浮き彫りになっていく。

まるで水中にいるかの様に緩慢な動きで蠢く(動く死体)の群れに対して下手に避けるよりも強行突破を選択した異世界からの一行――の内、先制して英傑の類の存在である彼女(上杉謙信)

その凄まじい威圧で屍の群れに対して多少の怯みを与え(しかし結局は理性や人間性が完全に消えた“動く死体”故に退く様子は無い)本人は一気に斬り込んでいく、其処から最早勝手知ったる面々の連携、稀代のハイエルフ(ミシェル)の支援魔法による増強、(旅人)の彼(卓)の彼女(上杉)の斬り込みに対する露払いで放った巨大な火球…からの無数の気弾、直撃した十数かそれ以上の多数の動く死体(ゾンビ)は吹き飛んだり文字通り身体が弾けたり欠損したりとスプラッタな有様になる。

だが歩み(dead walk)は止まらない。

頭部が無事な個体は上半身だけになっても露出した内臓を引き摺りながら腕で這い寄り、彼女(上杉)やその後方で備える一行へと喰らいつかんと向かってゆく。

しかし群れの密集具合は緩み間を駆け抜けられる程度の距離感にはなった様だ。

――改札口を越えたこの廃駅の出入り口からこれらの動く死人(ゾンビ)の群れは入り込んで来ている様だが――

PARARARARARARARARARARARA!

小口径短機関銃の軽い連射音が聞こえてくる、どうやら外でも戦っている者がいるらしい。

無論それが(人間)かどうかすらまだ分からないが…



>68 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)】

死体と(死体のような物)を漁る彼(狩人)の様子を見守りながら、おずおずと物陰から狩人に近付いて何か珍しいモノでも見る様な視線をジッと向けて…

思い返せば何時もの(夜)は(死んだ人)や(動物)には良く出遭うけれども――こうやって話せる…それも(大人)の人に出会ったのは初めてかも知れない。

纏った空気が血の匂いその物ながら、そんな彼(狩人)の(同行)の提案に不思議と(信用)出来ると判断した赤リボンにうさぎのリュックを背負った少女(ことも)はこくりと頷く。

元より怪異渦巻く闇夜の街を子供が一人でほっつき歩き彷徨う事自体が異常なのだ――それも(今回)は特に

ことも「わたしはことも、おじ…おにいさんは?」

子供目線でみても如何にも歳が掴みにくい様に思える彼(狩人)に名前を名乗りながらながらも少女は呼び名を尋ねてみた。

―そうこうしている内にも屋外の(霧)が徐々にこの廃屋敷の中にも漂い始めている。

  • No.72 by 桜庭長春/沖田総悟/山姥切国広  2023-12-25 14:21:46 



【自然公園/桜庭長春】
>>SM、鶴蝶

「……ヒッ」

(幾つも撃ち込まれる銃声と遠くから聞こえる彼らの声にぬいぐるみを抱きしめながら縮こまる。諦める様子なんてサラサラない彼らの様子に“どうしよう”と兎に話しかけた。
“でも……” “だって……” と一人会話をしたあと)


「……わかった、ここから逃げる」


((ぬいぐるみの助言?によって)意思が固まった長春は指環をはめ、短刀から銃へと武器を変える。そして

バンッ

関係の無い所へ一発。彼らの意識を逸らすために、そして滑り台の影から外へ向かうため飛び出した。反対方向にある出口へ足が早いとは言えない長春がバレずに向かうことは不可能だろうが、時間稼ぎが出来たのなら………

長春が放った銃声は、公園の中に鳴り響いた。その音は噴水あたりにいた額に大きな傷跡がある青年(鶴蝶)にも聞こえているだろう____)



【商店街→店の中/山姥切国広】
>>???

「なっ……、」

(音を立てて1部の合板が外れ滑り込め、とでも言わんばかりの隙間が空いた。その不自然な出来事に走っていた足を止めた
前の“あの時”と全く同じ……違うことは自分が走っていた先に人が居なかったことだけ。それ以外の状況は自分の記憶と全て一致していた。

滑り込むか、否か、決めるのは自分だ。後ろには怪物たちが自分を喰らわんと迫ってきている。考えている時間はない)


「……仕方ない…か」


(このまま鬼ごっこを続けていても、後ろの怪物たちが諦めることは無いだろう。自分の打刀をシャッターの隙間に滑らせ、自分も滑り込み……)


【BARアシュリー/沖田総悟】
>>ALL

「どうもでさ」

(下ろしてもらえば感謝を伝えつつ、ボサボサになった髪を手櫛で整える。BARの中に居る人間達はバラバラであり統一性がない。ただ、自己紹介を促した男性(ジム)と壁に寄りかかり酒を煽る男性(ダグラス)の事だけ、何故か既視感があった
それぞれの自己紹介を壁にもたれてながら聞き、自分の胸ポケットから警察手帳を出して皆に見せる。)

「真選組一番隊隊長、沖田総悟でぃ……酒、普段なら飲むんですけどねぃ、俺は遠慮しときまさ」

  • No.73 by 幻想と死人のパーティ  2023-12-25 18:35:28 

>廃地下鉄all

【廃地下鉄駅(構内) /芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

予想は出来ていたが退く様子はない大量のゾンビ達。しかし軍神の威光で怯んだ隙という大きな機会は逃さず一気に補助魔法で強化した巨大な分裂する火球で吹き飛ばし、全員が通れる道を結果的に作り出すことに成功した。

上杉謙信「このまま突破します!!」

ドリー「オエー、生きる屍になれぱあのような様になろうと**ぬのか…」

川田章吾「解剖してみなきゃ分からんが生物的に意識なく死んでるなら身体が勝手に動いてる可能性だけなら!」

スプラッター映画さながらの凄惨な光景に思わず気持ち悪くなるドリーに対し川田は論理的にあり得るあくまでも身体だけが動いてる可能性について確かめるべく頭部が付いていて足元を引っ張ろうとするゾンビの頭を拾ったバールで潰し動かなくなる事を確認する。

川田章吾「やっぱりか!!みんな聞け!クソゾンビ共の動きを確実に止めるなら頭を狙え!」

そして出口目掛けて密集状態から発生した緩んだ道を全員走りながら追いつこうと掴もうとする屍の群れを頭部の破壊に集中するようそれぞれ迎撃しながら一気に駆け抜ける。

パック「もうすぐ出口だよ!!」

ミシェル「先ほどから大きくなっていましたが銃声が聞こえます!」

芦川美鶴「外に誰かいるのは間違いないだが、敵か味方か…」

的場卓「ええい、もうなるようになれ!!」

地上への光が見えた時立ち塞がる屍達を振り切り、直視しがたい光景からか細い希望を手繰り寄せるように全員が迷いなく廃駅の出入り口に飛び込んだ―

  • No.74 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-26 07:25:43 ID:896f7f474

>64、フェロー、路地裏ALL

【路地裏/雛沢・加奈江、????】

杖から放たれた熱量(火の玉)と(血)の集合体の衝突、結果は彼(フェロー)が意図した通りになり、そのまま相手を飲み込みに掛かっていた集合体(ブラッドスライム)を逸らす形になる。

■■■■■

直撃した(火の玉)の影響か、水銀の様な動きから威嚇する様な無数の針を備えた剣山の固まりめいた形状に集合体(ブラッドスライム)は変化する。

当然追跡速度は低下したので上手く距離を稼げるだろう、ある意味生き物めいた挙動だがその(成り立ち)は到底まともなモノではない。

血の焦げる錆臭さにも似た匂いが周囲に漂う中、自身の継戦能力に不安があり、尚且つ(相方)不在の現状に不安しかない彼(フェロー)は逃げの一手に賭けるが――

先行く路地裏、その薄暗がりに走り去る人影がチラリと視界に映るかもしれない。

その人影が彼(フェロー)を招く様にしてクイクイと手を動かしていた事も…

  • No.75 by 狩人  2023-12-26 09:07:26 

>71 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

名を問われた狩人は、困ったように少し眉を下げた。というのも、ヤーナムの診療所で治療を受けてからは過去の記憶が曖昧になっており、それは狩人自身の名前も例外ではなかったのだ。今までは特に名乗る機会も無かったので気にしていなかったが、いざ訊かれると確かに困る。何と名乗ろうか暫く思案していたが、結局自らの役職名をそのまま名乗ることにした。これが最も分かりやすく、端的に自らを表せる。

「狩人。そう呼んでくれれば良い」

自己紹介を終えれば、立ち上がって周囲を確認する。敵対者が現れる気配も未だ固まったままの女(屍人)が復活する様子も無さそうだが、代わりに外の霧がこの屋敷の中にも入り込み始めていた。この様子だと暫くすればこの屋敷も外と同じく霧に覆われてしまうかもしれない。霧の厄介さはよく理解している。単純に視界が奪われる上、敵の探知を難しくさせる。霧が完全にこの室内を覆ってしまう前に、探索を済ませて使えそうな道具を回収しておかねばなるまい。そう考えた狩人は、少女(ことも)に向き直り、再び視線を合わせるために屈んでから話しかけた。

「この屋敷を調べたい。役に立ちそうな物があれば知らせてほしい」

  • No.76 by 黒川イザナ/鶴蝶  2023-12-26 22:15:32 ID:2396019e6

【自然公園(噴水付近)→移動】

>72 桜庭長春さん、自然公園ALL

鶴蝶:とにかく、この辺りを探してみるか。
…!!何だ、今の音は!?銃声か!(逸れてしまった幼馴染を探す事を決めた直後、突然謎の銃声が聞こえ弾かれたようにそちらの方向を向く)
(内心:まさかアイツ…!ヤバい奴に絡んだんじゃないか…!?)確かあっちだな…くそっ!(拳銃を持った相手を挑発する幼馴染の顔が浮かび、内心冷や汗をかきながら小走りに銃声のした方向に向かった)

(/桜庭さんの本体さん、絡みありがとうございます。絡み辛いかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いします。)

  • No.77 by シックス/モノ/ライアン/メル  2023-12-27 23:13:45 

【〈遊園地〉-メリーゴーランド付近-[シックス]】

>ギデル、エル、L、Lダミー×4、遊園地ALL

「…」

目の前の生物は、自身が仁王立ちしていることに驚いたのか耳としっぽを立て、「自分は怪しいものではない」と否定しているかのように首を振り、持っていた凶器を地面に置いた。

それでも警戒心を中々解かない彼女だったが、先程一緒に話していつ赤ん坊が「ねこしゃん悪者じゃないよ」と伝える。

シックスはゆりかごの中にいる子が赤ん坊の割には流暢に喋れていることに違和感を抱いたものの、混乱するほどではなかった。数々の死線を潜ってきた彼女にとってはもはや何が起こっても不思議じゃないと思ったのだろう。

どうしてここにいるのか、と核心を突く質問を聞かれた赤ん坊は先ほどまで浮かんでいた笑みを途端に消してしまう。傷付けてしまっただろうか、と顔を見つめると腕を組み、唸りながら考えている。

その様子を見てやはり知らないか、と少し残念そうに考えつつも警戒を続けていた。

…猫?
……無論容姿を確認していたので言われるとそれっぽいが、猫と人間が合体した生物なんて自分の世界にはいなかった。まああの怪物じみた人間のような者達よりかは幾分かマシだが。それに話が通じる様子だった故に一応は信じてもいいだろう、そう思ったのか姿勢を戻そうとした刹那__

銃声が鳴り響く。

シックスはモノと初めて出会ったあの時、一緒にあの”ハンター”から逃げ出した記憶を思い出す。

思い出したくなかった。まさかあんな奴が出てきたりするのか?

銃声に驚いて尻餅をつき、そのまま頭を抱え込むシックス。

銃声が幾分か止んだ後にゆっくりと顔を上げると、いつの間にか囲まれている。

「…!」

“セイゾンシャ”と言う言葉を理解するには少々幼すぎたシックス。

持っているものが何かわからないが、さっきの銃声は目の前にいる大人達がやったのか?

ーーーー『大人は信用できない。』

今までの経験談から、それだけは確信していた彼女は、ゆりかごの中にいる赤子だけは守ろうと赤ん坊の前に立ち塞がるように立って女性達を強く、何処か恨みめいた目で尋常じゃない雰囲気を出しながら、その場に立ち尽くしており。

【〈保安官事務所〉[モノ]】

>エディ、保安官事務所ALL

「うわぁっ!?」

乱暴なドアの音に思わず声を上げてしまうモノ。落としそうになった斧を持ち直し、苦しそうな息遣いを聞き取る。

「…誰か入ってきた…!!!」

まずい、と脳内で危険信号を発するモノ。彼はこの家の家主が入ってきてしまったのだと勘違いし、見つかったら殺される…と、怯えながら近くのテーブルの下に身を隠す。斧も隣に置いておこう。

どうやら入り口付近にいることを確認し、これからどうしようか考える。

「…(あいつの持っているモノ、絶対危ない奴だ…もしかして、ハンターが持ってたやつを小さくした、みたいなやつ…!?)」

形状を見たことがないので何が何だかわからないが、構え方がシックスと自分を狙った「ハンター」と似ていることから恐らく似たような物であると判断し、そのまま息を潜めて隠れている様子で。

【〈州兵訓練場〉-入口付近-[ライアン&メル]】

>鶴丸国永、州兵訓練場ALL

ライアン「ふ~~ん。なんだか含みのある言い方だね。まるで怪物でもいるような感じ~。」

人を斬っていない、という彼の回答に対してライアンは含みのある言い方だね、と先ほどまでケラケラと笑みを浮かべていたフランクな表情とは一変し、少し真面目そうな表情を見せる。
人以外、と聞いて最初に思い浮かんだのは凶暴な動物__獣の類かと思ったが、血液の臭いからしてそれは違うように見える。むしろ人間系統に近いような__?

そんな胸に引っかかる違和感を感じ取りながら男の話を聞き、まるで怪物でも居るような感じではないか、と辺りを見渡しながら嫌そうな顔をする。

一方メルは圧をものともしない彼には興味すら示さず、ケラケラ笑いながら質問を返す様子、そして心の底から笑っている様子を見てなんとなくライアンに似ている気がしたのか、じっとライアンの方を見つめる。ライアンはそれに気付き「ん~?」と不思議そうな視線をみせるが、メルは「なんでもない」と淡々と返した。

ただ、自分達側である、と言う相手の回答を聞いて回答の仕方が妙であると違和感を覚える。
ライアンの言い分も勿論だが、それを裏付ける回答を彼はしているように感じる。あっち側だったら襲っている、という回答からしてまるでこの世界の住民が正常ではないと遠回しに言っているのと同じであったからか、メルはさらに質問をしようと思ったのだが、相手が刀を下ろした後に質問をぶつけてきたのでとりあえず答えることにする。

メル「…周辺には銃関連の部品や破片があった…そして何より、火薬の微かな臭いが染み付いていたわ。何年も経ってたのかその香りは微弱だったから、薄すぎて分かりづらかったけれど。」

ライアン「それと、的っぽかったのもあったねぇ~。憶測の域にはなるけど…多分ここ、訓練場じゃないかなぁ~」

と、お互いの調べた情報を元に推測したことを相手に話す。銃関連の部品や破片を見わけられた辺りからすぐに予測できている辺り、貴方はこの二人組はただの人間ではないことを改めて感じ取るだろう。

メル「…それで、貴方のさっきの回答。まるでここにいる住人は正常じゃないと言っているように聞こえたけれど?」

と、ここで最低限こちらから貴方へ回答はできたと判断したのかメルが先ほど貴方が返した回答に関して質問を返して。

  • No.78 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-28 17:24:40 ID:896f7f474


>65 レイチェル

>66 鮫島美夜子&早瀬灰音 

>67 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>72 沖田総悟

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】

ダグラス「………コイツ(酒)に興味があるのか?お前さんにはまだ早い。」

ボトルを呷って飲み干すが一向にほろ酔いにもならない何処か麻痺した様な感覚を改めて確かめながら、壮年の私立探偵はふと目が合った――レイチェルと名乗った少女の視線、元々虚ろな様子ではあったが何故だか此方を見るその双眸が余計に濃く…そして暗くなっているのを見て――職業柄人間観察に長けている探偵という身の上だけにそんな相手(レイチェル)の様子に何かしら“引っ掛かるモノ”を感じてしまう。

とは言え現状で態々話を切り出す場面でも無いと思い直して――そんな風に軽く声を掛けつつ尚且つ口を付けていたボトルを放す。

ダグラス「サメジマ(鮫島)にハヤセ(早瀬)それにオッコツ(乙骨)とゼンイン(禪院)、“ジュジュツシ(呪術師)”…ヴードゥーだのカントブレだのを連想するが、何か特殊なライセンス(資格)か?大方オカルト的なモノなんだろうが――で、そこの二人、チョウソウ(脹相)とジョウゴ(漏瑚)とは敵対関係(だった)と…まぁこんな場所で揉めても何も始まらんだろうからな。」

特異な容姿や格好は兎も角、少なくとも(呪術師)と呼称される役職の類はこの私立探偵の居た世界では少なくとも公式では存在していなかった分、等級の在るある種の資格者の様な形で認識し名乗った彼女(鮫島)の言葉に意外そうな反応を示して――

ジム「“前”にも自分の事をロボットだって言う猫の耳と尻尾のある変わった奴もいたし、刀の精霊みたいなモノだっていうサムライも居た――で、オキタ(沖田)…アンタとはオレもダグラスのおっさんも前に会ってたよな?」

ダグラス「確かに面識はある…だが其処から先の(記憶)が全く無い訳だ。―まぁ気の乗らない時に飲むものじゃ無い。俺の場合は少し(試したい)事があって酔ってみようと思ったとこでな。」



ダグラス「だが一度にこんなに集まったのは今回が初めて…(数は力なり)なんて言う気は無いが――人数が居る分取れる選択肢も増える訳だ。それにそういう分野(オカルト)に強そうな面子が居るのは心強い。――とは言え現状だと此処(BAR・アシュリー)を拠点に虱潰しにこの妙な街を探索する位しか有意義な事は出来そうにない。…何か提案はあるかい?」




>75 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1】

ことも「(かりうど)さん…わかった、なにかみつけたらしらせる」

拳銃と鍵を回収して、一先ず場の安全を確保したと判断しつつもこのリボンにウサギのリュックの少女(ことも)が単独で行動している事に対して何かしら思う事があるらしき(狩人)を名乗る彼の提案に対して、少女(ことも)も正直(何時もの夜)とはかなり異なる事から――

こうして誰かと協力するという選択肢も必要だと判断したらしく、屈んで視線を合わせた相手(狩人)に素直に…どこか嬉しそうに再びこくりと頷く。

何より(一人でしなければならない)事に対して見知らぬとは言え理性の在る(大人)が居てくれるのは怪異流行る夜を孤独に幾度も越えて来たとはいえ、心細さは歳相応に感じていた子供の身としてはとても心強いモノであった。



ことも「…さっきつくえのうえにおいてあった。」

早速、(見つけていたモノ)を立ち上がった彼(狩人)に差し出す――見たところ年代モノのアンティークコインの様なモノだが…微かに不可思議な(力場)を感じるかもしれない。



くすくすくすくすくすくす

ことも「!!」

思わず彼(狩人)の外套の裾を掴む少女(ことも)

―霧の入り込み始めているこの廃屋敷のそう遠く無い何処からか、人間の含み嗤いめいた気味の悪い音が聞こえてくる。先程斃した家政婦(屍人)はというとまだ硬化し蹲ったまま動く様子は無い。

何か別の(脅威)が近付きつつあるのは間違いないだろう。



>70 博麗霊華&霧雨亜理紗、

>62 ガイスト

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×8、『両儀式』】

マーフィー「…!?ジーザス…HAHA、――タネも仕掛けも無い…って事か?」

―何かしら閃いたらしく、此方の背負うなり肩を貸すなりの提案を(一人で移動出来る方法を見つけた)と丁重に断るオリエンタルな少女(霊華)は前触れも無くふわふわとゆっくり(宙に浮いた)

その様子に少なくとも魔法だの異能だののオカルトやらSFとは無縁だったニット帽の傭兵はやや目を点にしながらも特にトリックの類がある様子では無い事を理解して余計に目を見開いて驚き半笑いしつつ驚いており…

マーフィー「でもこれなら移動の問題は解決するな。――本当に(魔法)なんてモノが存在するなんて思いもしなかったが」

と繰り返し口にしつつ…

マーフィー「それでこれからどう動くか―流石に君(霊華)の怪我はちゃんとした場所で治療する必要があるし――そもそもオレは民間人の救助作戦で来ていたんだ。だが戦闘で同僚と逸れちまって――出来る事なら合流したいが…」

と改めてこれからどうするか、と話を切り出す。

―――



一方

的確且つ、敵(ライイングフィギア)の性質を察して予備動作の大きく隙のある攻撃(突進)をあしらう様に回避する血濡れの神父(ガイスト)、そうして硫酸めいた(黒い液体)に注意しつつ剣で斬りつける。

ザンッ■■■

やはり、異形の存在でも(生身)には変わりないらしくあっさり刃は通り、斬った個体は生理的嫌悪感溢れるイヤな金切り音めいた断末魔と共に絶命して(黒い液体)とは別の血の様な濁った体液を流しながら絶命する。



そんな彼(ガイスト)に対して数体の異形(ライイングフィギア)が突進を仕掛けようとして来ていたが…

ふわりっ

と数枚の場違いな桜の花びらが霧の中を漂い

――

『両儀式』「“また”逢ったわね?神父さん。」

そんな良く通る声と共に、流れる様な剣戟が数体の異形(ライイングフィギア)を一閃して瞬時に膝をつかせて屠り―

この悪夢の領域で、嘗て出会った(彼女)―晴れやかな白の着物姿の一人の和装黒髪の佳人――しかし不可思議な雰囲気の人影。




>73 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL

【廃地下鉄駅(構内→屋外)/ゾンビ×多数、屍人×3、ベンジャミン・サイクス】【前回答え損ねてしまいましたが、一応レール自体は進んでも進んでも先が視えない感じの無限線路な感じです、ただし(きさらぎ駅)宜しく何かしら(条件)が揃えば変化があるかも…?あと、たまに(列車)が来たりします】

屍人A「確保収容■保護■確■保■収容」

屍人B「ふざ■け■やがっ■て■」

PARARARARARARARARARA!

出入り口を抜けた先の(地上)

(廃地下鉄)の地上構造物に突っ込む形で黒煙を上げて墜落している黒塗りの軍用輸送ヘリ(CH-47)、その近辺、後部のカーゴドアが全開になり兵員スペースに群がった(動く死体)の群れの手で生存者なり僅かに息が有ったであろう搭乗員が貪られている地獄絵図と化している。

引き裂かれて肉や臓物を貪られて絶命している(普通の死体)に既に(動く死体)として蘇り始めているモノ、目から血の様なモノを流して人間めいた動作でそれらの(動く死体)に銃撃や攻撃を加えている人外(屍人)なモノ含めて、乗っていたのはオレンジの背中に(D-×××××)と数字を振られた囚人服姿の者(Dクラス職員)と、白色の戦闘服に黒のコンバットギア・タクティカルベストに黒の目出し帽、ケブラーヘルメットを被った兵士めいた格好の者(財団警備員)らしい。

囚人護送…にしては警察や司法機関のモノとは明らかに異なり、白黒の兵士の様な格好の者の肩やベストには(シュルターマークに三本の内側に指した矢印)のロゴが入っている。

PAN!PAN!PAN!

屍人A「が■■」

ヘリの残骸の近くで(屍人)化して標準装備のFN-P90を乱射していた兵士(財団警備員)の頭をうなじ越しに背後から拳銃で撃ち抜き止めを刺すモヒカン頭の、御世辞にも全く人相の良くないオレンジ色の囚人服の大男(サイクス)は斃した兵士の蹲った身体から手際よく銃器や装備を奪い、廃地下鉄の出入り口から出て来た面々に気付くとそっと物陰に隠れつつ

サイクス「………妙な連中(的場達)が出て来たな。まぁいい、奴ら(ゾンビ)の注意がそっちに逸れて好都合だ。」

とごちる
それにあの距離なら連中も逃げるのは容易だろう…尤も何処へ逃げようとも

サイクス「このクソッたれな状況からは逃げられやしないだろうが。」

  • No.79 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2023-12-28 18:12:06 

>78(スレ主様)

「…まあ、その認識で構わないわ。」

鮫島はさして興味も無さそうな声で答えた後、彼女は姿勢良く立ち尽くす早瀬を雑に呼びつける。

「…灰音。貴女の術式、自分にも使えたわよね?」

鮫島のその声を聞いた途端、早瀬の表情は曇った。早瀬は苦々しい表情を浮かべたまま、嫌々と言った様子で口を開き、首を横に振る。

「…使えます。でも、先に言っておきますが…嫌ですよ。失敗したら足手まといになるだけですし。」

つれなく術式の使用を断られた鮫島はさして気にした様子も無く、あっさりと代替の提案を述べた。

「…そう、じゃあ別に貴女で無くても良いわ。"飛ばして"良いものは持ってるかしら?」

代替案を聞いた早瀬は頷いた後に右のポケットを探り、ビニール袋に包まれた(呪術高専制服の予備ボタン)を取り出す。

「…それなら、これにどうぞ。」

鮫島はその(ボタン)にちらりと視線を投げた後カッターナイフ型の呪具の刃を出し、自身の腕に向けて振り上げ─"右腕、一箇所"と呟くような声を発した。その刹那─鮫島の左腕が操られたように動き、右腕に呪具の刃が突き刺さる。刃が抜けた箇所からは血が滴るが、鮫島は気にした様子も無く呪具を置いてから指を空中で動かし─彼女なりの呪詛を口にした。

「『痛いの痛いの、眼の前のボタンに飛んでいけ』」

その言葉が合図だったかのように、鮫島の右腕に刻まれていた傷がごく小さなものへと変化し─代わりに早瀬の差し出していたボタンが─ビニール袋には傷一つ無いまま真っ二つに割れる。鮫島は薄く傷の残る腕を曝け出したまま、男性(ダグラス)の方を向いた。

「…これは…"術式"、私達の使う力。私の"術式"は『痛いの痛いの飛んでいけ』─見た通り、自分のダメージを別のモノに移す力なの。」

  • No.80 by レイチェル・ガードナー  2023-12-28 19:39:14 

> BAR・アシュリー(店内)ALL

【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】

レイチェル「……いいえ、別に。」

(酒に興味があるのか、と話す彼(ダグラス)から目を逸らしながら、本当に興味もなさそうに淡々と返す。
興味はない。何となく目に留まっただけ。ただそれだけだ。

これからどうやって動くか。その話題が聞こえたが、自身としては至極どうでもよかった。早くこの世からいなくなりたいと、それだけを考えていた。)

レイチェル「……神様って、殺される事は許してくださるのかな」


(提案を問う彼(ダグラス)の問いには答えず、ふと窓の方に光のささないその青い瞳を向け、誰に言うわけでもなく独り言のように呟くだろうか)

  • No.81 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-28 23:12:05 ID:896f7f474

>72 桜庭長春

>76 鶴蝶

>自然公園ALL

【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×3】

響き渡る銃声と銃弾の飛翔音、ドンパチは日常茶飯事である弱肉強食の環境(核戦争後の世紀末)の住人たる三体の緑色肌の怪人は着弾した箇所よりも(飛んできた)方向を探して…

SM1「!…アッ!カゲガミエタ!アソコカ!」

SM2「オイカケロ!」

SM3「チョコザイマネヲシテ!テコズラセタブンアジワッテクッテヤル!」

ドカドカと思い足音を立てて緑色の人喰い怪人(SM)達は逃げていく小さな影(桜庭)の後を追い掛け始める。幸い(捕らえる)事を第一にしている為かパイプライフルやロケットランチャーなどの飛び道具は使ってこないらしい。

噴水の方から彼(桜庭)が発した銃声を聞きつけて駆けつけた彼(鶴蝶)とはそのまま鉢合わせになる可能性が高いだろう…


>72 山姥切国広、商店街ALL

【商店街(店の中※雑貨店)/?????】

まるで計ったかの様な(再開)

しかし悠長に選択する時間も惜しいと考えた彼(山姥)は躊躇無く開き掛けのシャッターへと滑り込む。

そうして再び来訪した雑貨店の内部、丁度会計前のカウンターエリアには不可思議なキャンドル(ホーリーキャンドル)数本分の薄明かりが点いており、(前回)、“彼女”と来た時、そして囚人風な“彼”と遭遇した時とさして変わっていない。

変わった点と言えば…カウンターの一角を背に座り込む様にして息絶えている誰か――の死体。
激しい戦闘があったかの様に周囲に空薬莢が大量に転がり、首元を赤く染めて死んでいる誰か――兵士の様な戦闘服姿にアッシュグレーのウェービーヘア、それに特徴的なヘアピンが特徴的な少女の其れで首が掻き切られた形跡が見て取れる。

彼女が持っていたであろう武器は誰かが持ち去った後らしく見つからないが、携帯無線機はまだバッテリーが生きているらしく使えそうだ。

それ以外だと、二階へ続く階段の先から何かが激しく(燃えた)様な煙の匂いが漂ってくる点だろう。

そうしてその二階の方から

ガシャンッ

という棚か何かが倒れる音が聞こえてくる――恐らく(何か)がいるのだろう。



>63 エル

>64 ギデル

>77 シックス

> 遊園地ALL

【遊園地/メリーゴーランド付近/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

L「………………」

出遭った三者が三様の反応を示して――取り分け黄色のレインコートめいた服を来た痩せた子供(シックス)から漂う尋常ではない―怨唆や恨みめいたモノすら感じる雰囲気で、それでいながらゆりかごの赤子(エル)を守ろうとしている様子を見て、…尚且つ二人よりは年上であろう獣人めいた容姿の少年(ギデル)の困惑と同じくくらい、4体の(ダミー)を統べるT-Doll(戦術人形)たるLはその情報過多な状況に首を傾げていたが…

先ずは自分達が(敵)では無いという事を態度で示して(警戒)を解かなければいけない――

立ち塞がる彼女(シックス)の前で、彼女(シックス)からしてみれば確かに(大人)と言えるであろう容姿の(戦術人形)の少女(L)は徐にタクティカルベストのポーチの一つから、何かとても(甘い)匂いのする茶色い物…板チョコを取り出すと、パキッと其れを一口齧って美味しそうに咀嚼する。

其れは(毒など盛っていない)という事を示す前振りであり、そのあとそのまま板チョコの一切れを彼(ギデル)に投げ渡し、もう一切れを目の前の彼女(シックス)にスッと差し出す。

逆にいうと赤子(エル)には何をくれれば良いかと少し困ったが…本当に困った場合は(ミルク)を用意する機能もあるにはあるので其処は保留して――というより外見年齢以上にこの赤子(エル)がよく(喋る)のに内心驚いていた。

一応、言葉であれこれ話すよりも、先ずは本当に(敵意)が無い事を態度で示す戦術人形はこう続ける。

L「貴方達の様な子達も含めて民間人の保護の為に私…私達は動いているんです。――直ぐに信用しろとは言いませんが…敵意が無い事は信じてほしいのです。」

としゃがんで少女(シックス)の目線と同じになると物怖じする事も無く真っ直ぐな目で相手の視線を受ける。

  • No.82 by 禪院真希/乙骨憂太/脹相/漏瑚  2023-12-29 02:07:44 

>店内all

【BARアシュリー店内】

真希「憂太に鮫島さん、早瀬、んでそこの火山頭と脹相は術式が使える、特に憂太と火山頭は『特級』だからな・・・・・・戦力としちゃ申し分無ぇだろ」

鮫島の説明を補足するように話をする真希だが、暗に自分は術式どころか呪術を使えないと言っているような様子だ。
そのまま乙骨と漏瑚を交互に示して『特級』だと説明し、戦力として非常に期待できると話す。
確かに呪霊と呪術師の『特級』は違うとはいえ、乙骨も漏瑚も呪術を扱う者としての頂点に座す為の『単独での国家転覆』を可能とするレベルに達してはいる、しかし肝心の2人は少し複雑そうな顔をして口を開き。

乙骨「ごめん、真希さん・・・・・・多分この街に来てから明らかに呪力出力に制限が掛かってて、リカちゃんの調子も良くなくて」

漏瑚「儂もだ、『極の番』に『領域』についても同様・・・・・・使えば感覚でに次の夜明け迄は『術式』が焼き切れるじゃろうな」

二人曰く明らかにこの霧と灰の街にやってきてからというもの本調子が出ないようで、中々戦力として役に立てるか分からない様子だ。

脹相「・・・・・・俺も血液の圧縮率が落ちている、それに加えて俺の持つ血液の毒性が・・・・・・恐らく消えている」

脹相についても乙骨、漏瑚同様ある程度の弱体化を受けているようで少し不安があるようだ。

  • No.83 by 幻想と死人のパーティ  2023-12-29 02:37:13 

>78 地下鉄all、(サイクス)

【廃地下鉄駅(屋外) /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】 【なるほど…ありがとうございます】

的場卓「なん、だよこれっ」

ドリー「地上に出てもこの有様とはのぉ…」

パック「なんでこんなことになってるのさ…」

上杉謙信「一体この地上で何が起きたのです?」

地下鉄内での夥しい数のリビングデッド達を動かぬ肉塊に変えて出てきた地上。しかしそこもまた阿鼻叫喚の地獄絵図に過ぎず絶句してしまう。

川田章吾「さっきの音はヘリが落ちた音か…それになんだあの目から血を流しているのは?武器を使えるのかあいつ等…」

川田は階段を掛け上げる際に揺れた原因が目の前で死者が群がっているヘリだという事を確認した後、ゾンビ達とは別に攻撃していた屍人を見て先ほどまで戦っていたゾンビ達とは違い武器を使うという光景を見て身動き等を観察しゾンビとは違うおかしさを感じていた。

芦川美鶴「皆一刻も早くこの場から離れるべきだ、それから後の事を考えよう」

的場卓「まだ生きている人が居るかもしれないのにか!?」

上杉謙信「その通りです、生存者が居れば出来るだけ助けるべきです」

ミシェル「スグルさん、謙信さん、ミツルさんの言う通りです。それに気が付きませんか?魔法を使う際にいつもよりおかしい事に」

的場卓「それは…」

確かに気づいていた地下鉄で魔法を使った際に何時もより思ったように使えないことに。気のせいかとも思っていたがどうやら一緒に魔法を使ったミシェルもそう感じたことから間違いではないのだろう。

芦川美鶴「それだけじゃない、堕ちたヘリを見る限り囚人を運んでいたのなら凶悪犯罪者が混ざっていたのなら助けるメリットは俺達には無いしあのゾンビとは別に危害を加えられるデメリットしかない」

同時に運んでいたと思しき連中も警察と言った法執行機関ではないように思えたのが美鶴として引っかかった点であり、どんな連中か分からない以上関わるにしても慎重を期すべきであるとも付け加え何れにしろこの状況では生存は絶望的に違いないと判断していた。

的場卓「くっ」

上杉謙信「確かに一理あります、此処で命を落とす訳には行きません。卓殿にも無謀をしてほしくない」

スグルとしても言葉に反論が出来ず謙信も美鶴からの話を聞いてこの場から退く事を説得されこの場から離れる事に同意する。

ドリー「今は生き延びることが先決じゃ、妾もミツルに賛成じゃな」

川田章吾「なら急いだ方が良い、気が付かれる前に逃げるぞ!」

そして出た屋外から何処か別の場所に移動すべく周囲を警戒し改めてゾンビ共に気づかれないように迎撃をしながら走り出した。


  • No.84 by エル  2023-12-29 10:25:50 


【 遊園地 メリーゴーランド付近 】

>ギデル、シックス、L、Lダミー×4、遊園地all

「……える?」

少女達(L、Lダミー)から視線を逸らすことなく見続けていると、目の前に立ったのは先程自身に笑みを向けてくれた少女(シックス)。表情は見えなく、雰囲気もわからないものの自分を守ってくれているのは確かなこと。首を軽く右に傾けながら少女(シックス)の背中をきょとんとした顔で見る。次第に立ち塞がるように立っている姿が自身の仲間の姿と重なっていき、精悍な顔つきになっていく。

自身らを囲むもの達(L、Lダミー)が味方なのか敵なのかわからないがもし何か危険なことが起きたら変身してギデルやシックスを守る。密かに決意しながらいつでもプリキュアに変身できるように構える。そうしていると突然パキッと何かが割れた音が聞こえてくる。ゆりかごを少しだけ浮かせ、シックスの後ろから覗いてみると何やら美味しそうなものを食べている。勿論、赤ちゃん用のお菓子でもないそれは自分が食べることができるものではないとはわかっているのだが心惹かれてしまい、ギデルに投げ渡されたものとシックスに差し出されたものを羨ましそうに交互に見つめる。

「わるもの、ちがう?」

少女(L)が言葉を発しだすと再び視線をそちらに向ける。言っていることを理解したわけではないものの、少女(L)振る舞いや真っ直ぐな目から言わんとしていることを何となく察し、確かめるように問いかけて。

  • No.85 by 狩人  2023-12-29 13:18:04 

>78 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

渡されたコインを、一言「ありがとう」と礼を言ってから受け取り、それの表と裏をまじまじと見つめる。見たところただのコイン、磨いて輝かせれば霧の中の道しるべ程度にはなりそうなものだ。しかしこのコインからは妙な雰囲気、あるいは力のようなものを感じる。雑多な硬貨と同じように扱うのは少々勿体無いかもしれない。将来的に使う機会が訪れる可能性はあると考え、懐に仕舞い込んだその時、誰かの笑い声が屋敷の中に響いた。即座にノコギリ鉈と獣狩りの短銃を構え、臨戦態勢をとった。周囲に視線を向けるが、それらしき姿は見当たらない。女(屍人)は未だ倒れたままで、奴から発せられた声ではない。となればこの声の主は屋敷の外か奥に存在しているか、あるいは不可視の存在だと推測できる。警戒するに越した事はない。コートの裾を掴む少女(ことも)に「危ない時は何処かに隠れろ」と忠告して、その声の主が現れるのを待った。

  • No.86 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2023-12-29 17:45:33 

>マーフィー、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「そういえば、貴方にはそれがありましたね。うっかり忘れていました。__もちろん、タネも仕掛けもありませんよ。霊華さんは今、本当に浮いているんです」

霊華「あっ、もしかして…こういうのを(能力や魔法を使用するところ)見るの…初めて、でしたか?えぇっと、驚かせちゃって……ごめんなさい。でも、この通り…移動面は、大丈夫ですから」

霊華が宙に浮かぶ姿を見て、亜理紗は彼女が能力を使って浮かんだのだと瞬時に理解する。同時に、マーフィーが目を見開いて驚く様子が目に入れば、彼が魔法やオカルトなどといったものとは無縁であることも察して。苦笑する彼のそばで、面白いものを見たかのように口元に手を当ててクスッと笑い。

自分もそういった魔法の類を使用出来ることを証明するためか、魔女帽子を外し、先程使用した救急キットを手に取ると……なんと、それを帽子の中に入れて。その後、帽子を被り直すとニコッとマーフィーに向かって微笑み。どうやら亜理紗の帽子の中は某ネコ型ロボットのポケットのような、一種の収納スペースになっているらしい。これも彼女の魔法の一種なのだろう。

霊華も亜理紗と同様、マーフィーが魔法や能力とは無縁の人間であることを察したらしく、空中をふわふわと浮きながら驚かせたことに対して申し訳なさそうに謝罪する。その後、移動の問題は大丈夫だということを証明するため、その場でクルッと回転したり、部屋の中を飛び回ってみせて。

霊華「そ、それなら私達も協力します!一緒に、そのお仲間さんを探しましょう…!あと、この街に残された人達も!」

亜理紗「ちょっと霊華さん、勝手に決めないでください!……と言っても、私も同じ意見なんですけどね。これからの行動としては、拠点となる避難場所を探しつつ、マーフィーさんの仲間と民間人の救出をする…という形で大丈夫ですか?」

その後、これからの行動についての話に切り替わり。2人はマーフィーが人命救助のために派遣されたことと、ここに来るまでに戦闘があり、途中で仲間とはぐれてしまったという情報を聞く。それを聞いた霊華は、真っ直ぐな瞳で民間人と仲間の捜索に協力する意志を示し。

一方で亜理紗は、勝手に行動方針を決められたことに驚き。しかし、考えることは同じだったようで苦笑を浮かべつつも霊華と同様、協力することを伝え。その後、これからの方針を端的にまとめ、マーフィーに「大丈夫ですか?」と確認するように問いかけて。

  • No.87 by スレ主/絶賛募集中  2023-12-29 20:39:29 ID:896f7f474


>77 モノ、保安官事務所ALL

【保安官事務所/エディ・ドンブラウスキー、????】

チャッ

――震える手でリボルバー(コルトSAA)を構えながら、物音がした事務所の中を恐る恐る進む小太りの帽子の青年(エディ)。

コツ コツ コツ コツ コツ コツ

彼(エディ)の足音らしき物がゆっくりと、やけに規則正しく鳴って―――

ぐぅうううう

エディ「…お腹減った。」

先程までの緊張感は何処へ行ったのか、小太りの青年(エディ)はどこか脱力したような様子でリボルバーを下げると…何か見つけたのか小走りで事務所の隅、彼(モノ)が隠れているデスクの反対側―に位置する古めかしい冷蔵庫に駆け寄り

コツ コツ コツ コツ コツ コツ

ガシャッ

と重い開閉音を立てて冷蔵庫を開けるとその前に座り込んで中を物色し始めて…

コツ コツ コツ コツ コツ コツ

――彼(エディ)は足音を立てていないにも関わらず、再び鳴る音――(それ)はずっと少年(モノ)の居る側のデスク――その傍の窓ガラスを(小突いて)いた。

コツ コツ コツ コツ コツ コツ

窓の外から…(それ)…小さな人影が頭だけを出して事務所の中を覗きこんでいるのが見える。”それ”はおかっぱ頭で、笑顔の“人形”だった。ただし、ただの“人形”ではない。

顔は人形特有の真っ白な肌なのだが、笑顔のはずの目は中身が真っ黒で、目玉らしきものが見えない。口も同じで、唇らしきものもなく、そこにはやはりぽっかりと真っ暗な、三日月状の穴のようなものがある。それでも、目や口の曲線で(にっこり)と言う感じの笑顔だと分かるのが余計に不気味だった。

コツ コツ コツ コツ コツ コツ

(それ)は覗き込みながらその頭で窓ガラスを(小突き)続けている――まるで(中)に入ろうとしているかの様に…

一方の青年(エディ)は冷蔵庫の前で漁るのに夢中になっている様だ。



>69 黒川イザナ、廃雑居ビルALL

【廃雑居ビル/2F→屋上/ニコライ・ジノビエフ】

階段を無心で登り、屋内だというのに立ち込める濃霧を鬱陶し気に払いながら進む銀髪のロシア人の傭兵(ニコライ)

(目的の資料)を入手(奪取)した後、先ず彼が起こした行動は現在地の把握だ、(監視員)に支給されていた個人用携帯GPSシステムでは現在居る座標がまるで掴めなくなったというのが一番の理由になる…そして直感にも近い様な(感覚)で、傭兵は此処が作戦エリア(ラクーンシティ)では無いであろう事を察していた。

ニコライ「…………………」

階段の踊場から階段へ、を7回ほど繰り返して――上がった先に見えた(屋上)の扉。

しかしその先に感じた(人の気配)に、傭兵(ニコライ)は一度立ち止まりベストのポーチから内視鏡の様な器具を取り出して、扉の隙間から滑り込ませて屋上の様子を偵察する。

―見慣れない格好をした東洋系の青年(黒川)の姿が見えて、何やら訝しげな様子で周囲を見回している――見ところ負傷…(噛まれた)様な様子は見えない。

つまるところ民間人だろうか――

既に自分を含めたU.B.C.S(Umbrella.Bio.hazard.Countermeasure.Service※アンブレラ・バイオハザード対策部隊)はラクーン市に投入された4個小隊(1個小隊30名・計120名)がほぼ市街での(活性死者)や(イレギュラーミュータント)との交戦により壊滅状態で散り散りになっており、表向きの任務であった(民間人の救助活動)そのものが破綻している有様で其々が生き残る事を優先せざる得ない状況だ。

まして(監視員)のこの傭兵(ニコライ)としては後はどれだけ(報酬)を雇い主(アンブレラ社)から搾り取れるネタを用意出来るかしか基本的に興味は無いので致命的な(足手まとい)に成り得る民間人を同行させる気は無かった。

そうして扉の前で踵を返して下へ降りていこうとし…



>83 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL

【廃地下鉄駅→移動開始/ゾンビ×多数、屍人×5、ベンジャミン・サイクス】

戦いながら移動していく(奇妙な7人組)を物陰から観察しながら、手元では慣れた手付きで屍人化した(財団警備員)から奪った5.7mmPDW(FN-P90)の特徴的な弾倉を交換しつつ付属の光学サイトやフラッシュライトを点検して囚人服のポケットに数本無造作にその50連マガジンを放り込んで準備を整えた赤毛のモヒカンの(Dクラス職員)は、見るからに現実離れした面々を見つめながら

サイクス「――距離を置いてあの連中(的場達)を追いかけてみるか。案外(当たり)を引くかもしれんしな。」

と奇妙な言葉を口にしながら自身も彼ら/彼女ら(的場達)を追って霧の中へと入っていく。

実際の所彼ら(的場達)が地下鉄から地上へ出て行く前にも、墜落したヘリから自力で逃げ出した者は数人存在しており、この赤毛モヒカンの強面のアイルランド人は最後発だったという事になる。

何なら直接接触するという手もあるが、彼ら(的場達)が警戒しているのと同じく、この男(サイクス)もまた彼ら(的場達)の事を警戒していて、一先ず暫く様子を見て声を掛けるか判断するつもりなのだろう。



>85 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1】

“危ない時は何処かに隠れろ”

臨戦態勢を取りつつそう言う彼(狩人)にこくりと頷きを返しながらも――意外と冷静な視線でその奇妙な(嗤い声)がした方向をじっと見つめる。

――ガチャッ

ドアノブがゆっくりと回り、外開きの屋敷のドアの一つ…距離にして10mも無い、其れが開く――開いた先にあるのは相変わらずの(霧)のみだ。

ドアノブを(回した)モノの姿は見当たらない。


くすくすくすくすくすくす


しかし相変わらず例の嘲笑う様な不気味な嗤い声は奇妙に反響しながら聞こえてくる。

彼(狩人)の予測通り、この(ナニカ)は(不可視)なのかも知れない――しかし立ち込める(霧)は確かに(視界)を遮る厄介なモノだが、逆に捉えれば(霧)に動きがあればある程度その(ナニカ)の動向を視界に入れる事が可能かもしれない。

ひゅっ

かんっ…からから

不意に飛ぶのは小石、赤いリボンの少女(ことも)が投げたモノ――それはまるで隙を窺う様に不気味な沈黙を守る(ナニカ)を刺激する様に促す。

するするするするするする■■■

ことも「!!」

(不可視)の触手――捕食器を兼ねた(其れ)が数本、足元から二人を狙って一挙に伸ばされて霧を掻き分けて襲い掛かってくる。

  • No.88 by 桜庭長春/沖田総悟/山姥切国広/鶴丸国永  2023-12-29 22:16:11 

【桜庭長春・自然公園】

>自然公園ALL、鶴蝶、SM

「ばれっ……!!」

(予想に反し彼らは銃声の方ではなく自分が撃った方向を探し長春が思っていたよりも早く彼らは追いかけてきた。
絶体絶命だが、走るしかない。銃を握りしめながら出口を目指してがむしゃらに走っていたとき……奥から来た青年と鉢合わせた)

「!!わぁぁ、おにーさん、こっち来ちゃ駄目ですよぉー!ぼくと兎さんと一緒に逃げましょ~。……兎さんもそう思う?思いますって!」

(急ブレーキをかけて彼の前で止まり自分よりも背の高い青年を見上げながら兎さん……もといぬいぐるみと一緒に逃げようと提案する。青年から見れば霧の奥から突然走ってきてぬいぐるみと会話をする長春も怪しく見えるかもしれないが……霧の奥から『クッテヤル』と叫ぶ声が、青年(鶴蝶)の耳にも聞こえるだろう_____)


【鶴丸国永/州兵訓練場】

「へぇ、訓練場か。俺の知ってる場所とは少し……いやだいぶかけ離れているが、アンタらが言うなら間違いないんだろうよ」

(訓練場、と聞いてパッと思いついたのは自分が暮らしていた場所にあった和風の道場。だが玄関だけで見る限り見知ったものは一つもなかった。そして二人に質問して返ってきた銃関連の部品や火薬の匂いという回答……そして何よりいきなりこの場所に紛れ込んだであろう二人が対して動揺をしていない様子からして普通の人間ではないのだろう。戦場か何かで戦いに慣れているのか、はたまた別の理由か。何にしても手慣れている二人が言うのなら信憑性がある)

「おぉ、感が鋭いねぇ。そういうことさ______此処にいる奴らは……そうだな、狂ってるって表現が一番合うか?俺を食べようとしたのか知らないが、いきなり襲ってきてな。あらかた斬ったんだが血に誘発されたのかまたワラワラと……で、ここに逃げてきたってこった。」

(パンっと手を叩いたあと尋ねてきた彼女に指を差す。そして此処に来るまでの過程をまるでお伽噺でも語るかのように話した。
“あぁ、安心しな。此処に来るまでの間にそいつ等は巻いたからな。入ってくることはないと思うぜ……多分。な”とも付け加え…)


【沖田総悟/BARアシュリー】
>>ALL

「………前に…旦那達と…“会った”?」

(他の者達が会話をするのを話半分で聞きつつ窓の外に目をやる。先程から感じていた強烈な既視感、それは何なのか……いくら考えても答えは出なかったとき、ジムに“会っていた”と話しかけられれば、驚いた表情を浮かべ目を移した。そして……)

「______あぁ……俺は夢かと思ってたんですけどねィ」

(一言だけ呟く。あのゾンビ達に追いかけられたのも、このBARに逃げ込んだのも、そして二人の男性に会ったのも……全て夢で見ていた。それが虫の知らせのような予知夢みたいなものなのか。それとも本当に過去に一度迷い込んでるのか……未だ、定かではないが)

「確かに、夢だとしても此処から何処かに行った記憶はないですねぃ。まぁ、こんな広いんですから……歩いてたら色々と施設はありそうですぜ。」

(ダグラスの言葉に同意しつつも追われていたときが精一杯すぎて何がなんだか分かっていなかった。だが、逃げているときに視界の端に建物はあったためここからそう遠くない所に何かはあるのではないか?と言ったあと)

「……神なんて気まぐれでさ。許すも許さないも、気分次第じゃねェの。」

(光のない目を窓の外に向け誰に対してでもない彼女の言葉に対し、沖田も独り言のようにつぶやいて)


【商店街・山姥切国広】
>>ALL

「おい!大丈夫か!!」

(何も変わっていない薄暗い店内……にいる前にはなかった誰かの死体。急いで駆けつけ声をかけるも、見ただけで応急処置など必要のない……“手遅れ”であることが見て分かった。目を伏せつつ、周りに散らばった空薬莢からして誰かと戦闘し、そして負けた。そばに落ちていた無線機を“拝借する”と返事の返ってこない“人”だったものに話しかけ、手に取った。自分に扱えるかどうかは分からないが、“役立つ”のであるなら、持っておこう。)

「!!!……誰か、いるのか」

(何かが燃えたような煙の匂いがする方を辿っていれば、二階から大きな音が聞こえてきた。生存者であるのなら話しておきたい、そして自分にとっての“怪物”であれば……斬るのみだ。打刀を構え、少しだけ広いところへ移動する。そしてもう一度息を吸ったあと)

「いるのなら、返事をしてくれ」

(二階に向かって叫んだ)

  • No.89 by ガイスト  2023-12-30 10:49:06 


【南部住宅街】

>ライイングフィギュア、『両儀式』、ALL

…!ククク…また助けられるとはな
(攻撃が効いたらしく異形が絶命する様子を歪んだ笑みを浮かべながら見届けた。濁った体液で汚れた剣をそのままに残りの異形を斬り捨てようと剣を構えた矢先見覚えのあるような桜の花弁と共に現れた姿に少し目を見開いて。相手の言葉にたまに見る悪夢_断片的な記憶を思い出し口角を上げながら視線を向けて)

  • No.90 by 狩人  2023-12-30 19:46:48 

>87 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

笑い声がした方向へ視線を向けると、そこにはドアがひとつだけ。おそらくあの奥に声の主がいる。ドアに獣狩りの短銃を向けながら、声の主が姿を見せるのを待った。そして遂にドアが開かれたが、そこには何の姿もなかった。狩人は不審に思い短銃を下ろしかけたが、続いて聞こえた笑い声で再び構え直した。姿は見えず、音のみが聞こえる。推測が当たっていれば、奴は不可視の存在。姿が見えない以上、音を頼りにするしかない。が、しかし。適当に攻撃を行えば、こちらの発する音で奴の音は掻き消され、音による居場所の特定が難しくなる。さてどうするかと狩人は思考を巡らせた。対処の方法を考えている最中、ふと後方から狩人を横切る小さな物体が視界に入った。よく見るとそれは小さな石。背後から現れたので、少女(ことも)が投げたものだろう。するとそれがきっかけになったのか、足下前方の霧がまるで此方に向かっているかのような揺らぎを見せた。そうか、と狩人は心の中で手を打った。幾ら不可視の相手でも、実体がある以上は霧の中で動くならば必然的にそれを掻き分ける形になる。不自然に霧が動く場所が、奴の居場所を示すヒントになるのだ。これに気付かせてくれた少女(ことも)に「助かった」と礼を言ってから、振り下ろすようにして右手のノコギリ鉈を変形させた。折り畳まれた刃を前方へ展開する鉈形態では、振りの遅さと引き換えに長いリーチと遠心力による一撃の強さを手に入れる。その変形させたノコギリ鉈を、霧を掻き分けて向かってくる何かに向けて一文字を描くように振り抜いた。

  • No.91 by フェロー/ギデル  2023-12-31 10:54:27 

>雛沢・加奈江、???、ALL

【路地裏/フェロー・オネスト】

「ッ!?針山みてえになりやがった!?あぁもうマジでなんなんだありゃあ……!!」

自身の炎魔法により変化した謎の集合体(ブラッドスライム)を見て、またも驚愕してしまう。ますます困惑してしまうも、追跡速度が下がったのは好機と判断し、このまま撒こうとスピードをあげようとする。
と、そこに……。

「……ッ?」

自身の前方の暗がりに、うっすらだが走る人影が、自分を誘うように指を動かしているのが見えた。
敵か味方かは判断出来かねるが、藁にもすがる思いで、その人影の方へ走り始めた。


>エル、シックス、L、Lダミー×4、ALL

【遊園地/ギデル】

「……?」

自身達の前に現れた少女たち(L、Lダミー)と、エルを守るように彼女たちに立ち塞がるレインコートの子供(シックス)を、焦りの表情で交互に見ていると、なにやら少女(L)が茶色の物を取り出し、それを自らかじって見せた。
それをレインコートの子供(シックス)に差し出し、自分にも投げ渡される。慌ててキャッチしてみれば、物体の正体はチョコレートだった。
とりあえず渡されたチョコレートを咀嚼しつつ、レインコートの子供(シックス)と少女(L)の様子を見守る。
少女(L)が言うには、彼女たちは民間人の保護のために動いているらしい。

「…….?」

『わるものちがう?』と発するエルに同調するように、自身も目を瞬かせながら首を傾げてみせる。

  • No.92 by 幻想と死人のパーティ  2023-12-31 19:02:19 

>87 倉庫地帯all(ベンジャミン・サイクス)

【移動中→倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

川田章吾「誰か聞いている人が居れば返事をしてくれ、繰り返す…」

パック「誰か返事してくれるといいねぇ」

リビングデッド蔓延る悪夢のような廃れた地下鉄からひと先ずは逃れ、霧の中を掻き分け手に入れたトランシーバーの無線で呼びかけつつ周囲を警戒しながら歩いていると倉庫が立ち並ぶ建築群の入り口の目の前に来ており足を踏み入れる。

ドリー「また別の所に出てきたのぉ」

上杉謙信「此処で全員一休み出来そうですね」

芦川美鶴「そうだな少し休んでからこの場所を探索してみよう、何かあるかもしれない」

ミシェル「此処まで動きっぱなしですからね、休息は必要です」

的場卓「せめて生きている誰かに会えるといいなぁ」

廃地下鉄の堕ちたヘリコプターから既に生存者が全員逃げ出しているとは知る事は出来ないが少しだけ心残りがありつつ今度こそ生きている人が居れば助けようと決めたが
とは言えまだまだ油断は出来ない、この場にもゾンビは居ないとは限らないのだから。

  • No.93 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-10 04:26:39 ID:896f7f474

【明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します。安否確認と言う訳ではありませんが此方は特に問題なく過ごせています。震源地に近い方に関してはまず身の安全を最優先にしてください。基本ゆっくり目のペースで進めて参りますので】≫ALL参加者本体様



>79 鮫島美夜子&早瀬灰音 

>80 レイチェル

>82 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>88 沖田総悟

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、レッドピラミッドシング(店外)】

―虚ろで冥い少女(レイチェル)の視線の先、相変わらず深い霧が漂う店外の風景、赤み掛かったその底の知れない霧の中で、ハッキリと視覚に捉えられる(動くモノ)を彼女(レイチェル)は認識するだろう、霧に紛れてゆっくりと、巨大な鉈を片手に引き摺り歩む――赤錆と膿の色をした三角形の何かを被った大柄の(処刑人)の姿を

ゴリ、ゴリ、というその音は、霧の中から浮かび上がっては、再びその霧中へと吸い込まれていく。

それは(罪)

それは、■■■■■■■■■■■■が自らを罰する意識が具現化したもの。

あるいは遠目には、鳥の横顔のようにも見える、三角形の金属を頭部に持つ、人の形をしたもの。
 
在らざるもの、今あり得るはずのないものが、どす黒く汚れた金属の板…およそ広げた両手にも余るかの尋常ならざる大きさの鉈を引きずりながら、ゆっくりと歩いている。

それに、何かの意志や目的があるかと言えば分からない。

(罰)を望む者の前に顕れるというとアメリカのとある街に伝わる存在、ただ少女(レイチェル)が望むのが(罰)なのか、それともただただ(死)を望んでいるのか、その何れにかによってこの(ナニカ)が成さんとする行動は変わってくるだろう。

―その“三角頭”の異影が霧中に溶けて視えなくなるのと同時期…

――

ダグラス「これが“術式”…成る程、トリックなんざ一切無い訳だ。何かしら直接危害を受けた場合に役立ちそうだな。」

ジム「…やっぱり理屈は分かんないけど、凄いモノを見たって感じ。」

と、眼前で二人(鮫島&早瀬)に(実演)されてやや引き気味ながらも頷く私立探偵だったが(出来る事)の把握はこの先の展開次第では重要になって来るとも言えるので何やら無頓着ながらも手の内(全てでは当然無いだろうが)を見せてくれた事に多少なり誠意を感じる。

対照的にやはり一般人らしく漠然とした感想を述べる地下鉄職員(ジム)だったが素直に驚いているらしい。

ダグラス「そうか、だが此処(BAR)に来るまでの化け物や死人共相手の大立ち回りは見せて貰ったぞ?お前さん(真希)も相当な手練れと見てるが…――前に会った“魔法少女”をやってるとかいう子供も同じ様な事を言ってたな。(この街)じゃ(調子が出ない)とか…」

本来であれば凄まじい実力者(特級)であるという二人(乙骨、漏瑚)も相当な不自由――勝手の利かなさを覚えているらしい旨を口にしている。

続けて(漏瑚)の同行者らしき彼(脹相)も自身の力に同様の懸念を抱いている様だ。

それは(何度目か)の邂逅の際に出会った妙な(魔法少女)を名乗る少女――の言葉が頭の中に蘇ってくる。あの子供も恐らく今頃は…と嫌な推測を頭の中から探偵は掻き消す。

――

ダグラス「…(繰り返し)て見る“悪夢”なんてのは真っ平御免だが…どうやらそうらしい。」

ジム「何なら(あの時)の状況もはっきり覚えてるよ…でも、不思議なのは何で毎回此処(BAR・アシュリー)でなんだろうって点だけど…」

彼(沖田)の言葉に頷きながら、(夢)だとしても悪夢が過ぎると溜息を吐く私立探偵と、意外な疑問を口にする地下鉄職員。

――

ダグラス「――兎に角、弱り目に祟り目って事なんだろうが…幸い(今まで)の経験上、この店の中まであの化け物やら何やらが入り込んで来た事は無い。…此処を拠点にして色々調べてみるしか無いか。」

と私立探偵は言いつつ店の何処からか取り出した(街の地図)を皆の前にテーブル上に広げて見せる。

地図自体は何ら変哲の無い年季の入ったモノだが、所々が塗り潰されて幾つか不自然に書き加えられている。

ダグラス「この地図が正確なら―近くにあるのは(病院)と(図書館)、それから(倉庫地帯)に(州兵訓練場)、(スクラップヤード)だな…何処から調べるか、意見があるなら聞かせてくれ。」



>90 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】

バキャッ■■■■■

ことも「!!」

霧を?き分けて足元から狩人と少女(ことも)へと殺到してきた数本の捕食器を兼ねた不可視の(触手)、その異質な弾力のあるモノと異形の厚い肉を裂く事に特化した(仕掛け武器)の一撃重視の形態の一撃がぶつかり合う。

彼(狩人)はぐにゃりとした有機的とも無機物的とも言えない何か酷く弾力のあるゼリーめいたモノの様な手応えを得物越しに感じるだろう。

■■■■■

完全に(裂く)事は、(触手)が若干引いた事で叶わなかったが、それでも深手を負わせはしたらしい――しかし今度は更に複数の(触手)を頭上から伸ばしてまるで伸縮する槍か何かの様に(狩人)目掛けて複数本が襲い掛かる。

その(命のやり取り)の迫力に気圧されながらも、リボンの少女(ことも)は彼(狩人)の戦いの邪魔にならない様に言われた通り付近の棚の影へと身を隠す。

――

一方、霧の中を掻き分け一定の足音を立ててこの荒れ果てた(廃屋敷)へと新たに訪れる(何者)かは…内部での戦闘音を耳にして――臆する事無く屋内へと足を踏み入れる。



>86 博麗霊華&霧雨亜理紗、

>89 ガイスト

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×8、『両儀式』】

マーフィー「いや大丈夫だ。別に謝らなくても…だけどまるで夢の中の出来事や御伽噺みたいだな…目の前でそうやってやられると、不思議と受け入れられてる自分の慣れも怖いモノだよ。」

到底収納出来るスペースなど無いであろう魔女めいた帽子に救急キットを(仕舞って)みせる彼女(亜理紗)や、改めてその場で浮いたりくるりと回転して見せる彼女(霊華)の様子を見て至極真っ当なそんな感想を口にしながらも、ニット帽の傭兵は興味深そうな視線を向ける。

――その人柄がハッキリと分かる様な真っ直ぐな瞳で此方の話の内容に間髪入れずに肯定するオリエンタルな雰囲気の少女(霊華)

そんな彼女を冷静に諌めながらも此方の意を汲み取ってくれる魔女な彼女(亜理紗)、年不相応に確固とした意思を示す二人に若干驚きながらも傭兵は笑顔を見せて…

マーフィー「…良いコンビだな。君らは――あぁ、その捉え方で良い…尤もこんな有様じゃ安全な場所なんてあるかも分からないが――此処に留まり続けてるよりは動いていた方が良さそうだとも思ってな。」

飲み込み早く綺麗に纏めてみせた少女(亜理紗)に頷き…徐にアサルトライフルを片手に立ち上がる。

マーフィー「ついでに何処かで必要な物資も確保して置きたい……この妙な状況が短時間で終わるとも到底思えないしな。」

―――

――

一方

弾ける異形、振るわれる剣戟――場所に似つかわしくない晴れ着姿の貴人な彼女(『両儀式』)は一通り接近して来ていた化け物(ライイングフィギュア)を一掃しつつ血濡れで相変わらずな様子の彼(ガイスト)に向き直ってにこやかな様子で頷き

携えていた古刀(九字兼定)を鞘に収め再び手品宜しく手元から消して

『両儀式』「――貴方(ガイスト)一人でも十分だったでしょうけど、同じ場所に留まり続けていると色々と(集まって)来てしまうから…手早く逝かせて貰ったわ。」

と何やら不穏な内容の言葉を口にする。

『両儀式』「――この近辺にも数人(人)が居るみたいね…旅の道連れは多いのも愉しいでしょうけど、どうする?」

と少し悪戯っぽく彼(ガイスト)に尋ねてみる。


【一度分けます】

  • No.94 by レイチェル・ガードナー  2024-01-10 07:41:19 

> BAR・アシュリー(店内)ALL

【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】

レイチェル「………あれは…?」

(ぼんやりと窓を見つめていると、そこに見つけたのは異形の赤い何か。武器のようなものを持ち、ゆっくりと歩いている。
ふと立ち上がり、近づこうとするが、どうやらこちらに襲いかかるような様子は見られない。)

レイチェル「………」
(なんだ、気のせいか。と内心落胆?すると、どうやらどこに行こうかという話が聞こえたため、地図を広げられたテーブルに近づいて混ざることにした)

  • No.95 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-01-11 10:32:35 

>マーフィー、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】

マーフィーからいいコンビだと言われ、霊華は恥ずかしそうに顔を伏せながらも、その表情はどこか嬉しそうで。亜理紗は一瞬ぽかんとした表情を浮かべるものの、一瞬だけ霊華の方を向けば「……そう見えますか。ふふっ、嬉しいですね」と小さくはにかむ。

これからの方針が大方決まりそうなところで、マーフィーが物資の確保について話が出ると…亜理紗は「そうですね。あぁ、それと……」と何かを思い出したように呟き……

亜理紗「予め言っておきますね。この家の物資は私が粗方回収しておきましたから、その辺の心配は必要ありません」

霊華「いつの間に!?……もしかして、私がここで休んでた時に?」

亜理紗「そうです、軽く2時間位は休んでましたからね。例の化け物が襲ってくることもありませんでしたし。あぁ、物資の中身ですが……」

と、亜理紗は家の中の探索は必要ないことを告げる。自分の帽子を指差しながら話しているところを見れば、物資は既に帽子の中に収納済みなのだろう。霊華もいつの間にと驚いた様子だったが、自分がしばらく眠りについていた自覚はあったようで、その後納得したように頷き。ちなみに回収した物資の中身はというと……

・缶詰食料と水×6(3人共有で1人2食)

・数発分の弾が入った拳銃

・先程亜理紗が使用した救急箱

亜理紗は再び帽子を外し、帽子の中から実際に物資を取り出して2人に見せ始める。この他にも、血塗れのノートや冷蔵庫内にあった腐った食料などがあったようだが、それらは回収していないようだ。もしかすると、過去にここに避難していた生存者がいたという可能性もありそうだ。

回収した物資の共有が済んだところで、マーフィーが立ち上がったと同時に亜理紗も白い杖を片手に所持して立ち上がり。霊華はふわふわと空中を飛びながら扉の近くへと近付こうとし。

  • No.96 by ガイスト  2024-01-11 18:04:23 


【南部住宅地】

>ライイングフィギュア、『両儀式』

別に構わん、一掃する手間が省けたからな
(相手が異形を一掃する様子を横目に見つつ生き残りを手早く斬り捨てた。完全に辺りに異形の姿が見えなくなった事を確認した後剣を空間に収納して。戦闘慣れしているとはいえ立て続けに戦うのは負担がかかる為彼女が来て良かったと礼を告げて)
ふむ…ここに留まるのも危険だ、人のいる場所に行くとしよう
(この後どうするかと少し考えた後自分の意見を伝えた。元の世界に帰る方法が見つかるまでは行動出来る者と協力した方が良いだろう。それにこの場所に飛ばされる前にはぐれた『息子』も見つかるかも知れないと呟き相手はどうするのかと返答を伺って)

  • No.97 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2024-01-11 21:01:24 

>93(スレ主様)

「そうね、元々そういう使い方だから…何かあったら盾になるわよ。」

男性(ダグラス)の言葉を聞いた鮫島はごく当たり前のように頷き、腕に残る今しがたの傷をまじまじと見つめて呟いた。

「…でも、私の術式もこの霧の所為で弱くなっているみたいね。いつもなら"飛ばした"後に傷なんて残らないもの。」

鮫島はカーディガンの袖を元に戻し、早瀬の差し出した(包帯)をくるくると器用に巻き付ける。彼女は気怠げに溜息を吐き出し、腕をひらりと振った。

「…此方の術式も開示した方が良さそうですね。…すみませんが、誰か─何でも構いません、何か喋っていただけますか。」

早瀬は鮫島が腕に包帯を巻き付けたのを見届け、バーの中を見回して─何処か申し訳無さそうな表情でそう申し出る。申し出た後鮫島に一瞬目線を向けるものの、早瀬は最早諦めたように肩を落とした。

  • No.98 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-12 07:15:41 ID:896f7f474


>92 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、倉庫地帯ALL

【移動開始→倉庫地帯/?????×4、????】

―大統領は、議会の全会一致の支持を得て、32の州に非常事態を宣言しました。このメッセージが聞こえた場合、あなたの州はこの措置の対象に含まれています。無気力脳炎が合衆国全土で蔓延しています。

――人は夢の1/3を幻想と無意識の狭間の穏やかな眠りの中で見ている。だがここでは夢が現実に割り込んでくることもその逆も起こり得るのだ…そう、ナイトスプリングスでは

――あかしけ やなげ ■■■■よ くさはみ ねはみ けをのばせ

―――




トランシーバーの呼び掛けに割り込んでくるのは奇妙なラジオ放送や混線、何やら意味深げに聞こえるが実際には判断に困る様なモノから得体の知れない不気味な呪言めいたモノまで様々だ。

まるで色々なモノが節操無く流れて混ざっているかの様で――そんな混沌とした雑音とノイズの中からは今の処は誰かからの返事も特に役立ちそうな情報の類も得られそうになさそうだ。

霧の中を移動した一行が辿り着いた倉庫地帯――蒲鉾状の建物が幾つも立ち並び周囲には運搬用らしき古びたフォークリフトやトラックの類、それからコンテナや木箱の類が幾つも放置されている。
そうして―――何故かそんな倉庫群の一角の入口に、フワフワと浮いているのは…

真っ赤な持ち糸付きの風船

それが(誘う)様に倉庫の一つの入口で不自然に浮かんでいるのだ。霧の中でも不自然に(目立つ)形で
――倉庫の中からは耳を澄ますと不協和音めいた愉しげな音楽が時々音ずれを起こしながら不気味に鳴っているのが聴こえて来る。

あからさまに異常だが…果たして彼ら(的場達)は確認するのか…それともリスクを回避するのか

―――



  • No.99 by 幻想と死人のパーティ  2024-01-12 23:50:28 

>98 倉庫地帯all

【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

ドリー「何を言ってるんじゃこれは?」

川田章吾「返事も無ければいろんな情報が錯綜して聞こえるなんてな、一体全体何が起きているんだ?」

ミシェル「考えられる点としてはこの世界も別の世界と混ざり通信や無線と言った物もその影響を受けている可能性は少なからずあるのではないでしょうか?」

トランシーバーから流れ聞こえてくる内容はどれも滅茶苦茶と言っても良くまるでいろんな放送局の放送がごちゃごちゃに混ざっている。この場に居る誰もが理解が難しいと言えたが自分たちの居た混ざった世界にある場所の一つではないかという可能性をミシェルは提示した。

芦川美鶴「まだ判断材料として情報が足りなさ過ぎて何とも言う事は出来ないな…だが頭の片隅に入れておいてもいいのかもしれないな」

上杉謙信「皆さん見てくださいあの建物の入り口に何か浮いています、他の場所には無いのにあの場所だけに。不自然ではありませんか?」

パック「おいあからさま過ぎだろ!!何か音も聞こえるし絶対ヤバイよアレ!」

的場卓「こんな所になんで風船が?おかしいだろ…」

倉庫地帯を歩き回り、この状況で誰が見ても目立ち普通ではないと言える赤い風船が浮いている倉庫の一つ。音楽も聞こえるがそれも全員が見ても不気味さと不自然極まりなく全員で話し合った結果風船のある倉庫の周辺だけは一時的に避けてそれ以外の倉庫やコンテナと言った場所の捜索してから反応を確かめてまた相談するという形で決着し、全員で風船がある倉庫以外を巡り探索を始めた。
それによりまず見つけたのは食糧や飲み水で様々な物を保存する倉庫故か勿論腐った物やとても食べれない物があったが?き集めれば全員でも5日分持つ量が見つかり幸先が良いスタートとなった。


(とりあえず現時点で手に入れられるものが思いつかなかったので必需品は見つかった体でスレ主様がこの探索に合わせて今後の入手品を調整しますのでよろしくお願いします。)



  • No.100 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-13 07:01:18 ID:896f7f474


>91、フェロー、路地裏ALL

【路地裏→移動開始/雛沢・加奈江、????】

―こっちよ!早く!

手招きしていた人影――は今度はハッキリした少女の声でそう呼び掛けて来た。
少なくともちゃんとした(話の分かる)理性を持った存在である事は確かだろう、薄暗く無造作に壁際に放置された廃材やら倒れたゴミ箱やらの足を取られ易い障害物も少なくない路地裏をその人影はタタタッと慣れた様子で駆けて行くが、彼(フェロー)が追い付ける速度に合わせているらしい。

どうやらこのまま路地裏を抜けていくつもりの様で…行く先は分からないが再び周囲の霧が濃くなって来た―後方の奇妙な(ブラッドスライム)自体はまだ追って来る様子を見せているがこのまま逃げ続ければどうにか捲く事が出来そうだ。

―速度を緩めたその(人影)は、何か襤褸切れめいたモノをフードの様に被っていて人相は分からないが…

??「――辛いでしょうけどこのまま足を止めないで私についてきて、もうじき落ち着ける場所に着くから」

と呼び掛けながら足を止めない。

このまま(彼女)に付いて行くのも良いし、信用ならなければ何処か別の場所を目指すのも彼(フェロー)次第だ。

  • No.101 by 狩人  2024-01-13 20:38:35 

>93 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

変形させたノコギリ鉈による横薙ぎは、迫り来る何かにしっかり命中したようだ。ノコギリ鉈の刃を伝って、ぐにゃりとした不定形な何かの感触が伝わってくる。未だ姿を確認できないが、少なくとも軟体動物かそれの特徴を有する生物である事には間違いない筈だ。ならば先程足元に迫って来たのは腕や尾の類で、おそらく奥に本体がある。相手が不可視な以上、時間をかければこちらが不利になる。素早く本体を仕留めたい。追撃を喰らわせる為に一歩踏み出そうとして、聞こえたのは風切音。霧を掻き分け、再び何かが迫ってくる。先程は足元を狙う攻撃だったので薙ぎ払いで対処できたが、今度は上段を狙った攻撃。ノコギリ鉈で斬り払うより回避した方が良いだろう。一瞬視線を背後に向け、リボンの少女(ことも)の姿がそこに居ない、つまりどこかに身を潜めた事を確認すると、右斜め前方にステップを踏む事で攻撃を避ける。何かが高速で通り過ぎることによる突風を真横で感じながら、目の前の開いたドア、正確にはそこに居るであろう本体に向かって駆け出す。ドアノブを使ってドアを開く事が出来、かつそれを通過できる大きさという事は、おそらく相手は人型あるいはそれに近しい形をしていると推測できる。ならば狙うは頭部。ドアの前まで残り2m程の場所で、駆け出した勢いのまま前方へ跳躍し、ノコギリ鉈を縦に振り下ろした。跳躍しながらの攻撃は、必ず着地の動作を伴うので攻撃後に大きな隙を晒してしまうリスクがある。しかし、その分体重を乗せた更に威力を増した一撃となる。狩人は多少のリスクを取ってでも、早期に決着を着ける事を選んだ。


……この廃屋敷に、新たに訪れた何者かの足音が響いていた。しかし目の前の相手に神経を集中させていた狩人は、それに気付いていないようだった。

  • No.102 by 禪院真希/乙骨憂太/脹相/漏瑚  2024-01-13 21:59:37 

>Barアシュリー周辺all

真希「アタシはまぁ、呪力がない代わりにちょっと特殊だからな。 んで、探索先だが病院がいいと思う、戦力的にはここにいるメンツでまだ何とかなるし、食料や水もこのBARならなんとかなるだろ、現状一切無いものとしちゃ医療物資になる・・・・・・が、まぁ安易な考えだが病院と言えばこういう場所じゃあ化け物の巣窟になってるのがオチだよな」

「なかなかの手練だと見ている」と言われると呪力がゼロの代わりに特殊な体を得ていることを軽めに説明し、ダグラスが探索先の意見を募り始めると最初に「病院」が良いとして話始める。

乙骨「僕も、病院がいいと思います・・・・・・医療物資の確保の他にも大きな建物ですから、他にも人が集まっている可能性も高いと思うので」

乙骨も、真希の意見に賛同しつつ彼女とは少し違う理由から病院を推す理由を話す。
そして、早瀬が術式の開示のために適当な言葉を発するよう求めると、漏瑚が少し興味を持ったのか、反応する。

漏瑚「・・・・・・何でも構わぬなら儂が試そう。『外の様子を誰か見てきたらどうじゃ』」

漏瑚は、早瀬の術式がどんなものなのか分からないため本当に適当な言葉を告げてみる。

  • No.103 by 黒川イザナ/鶴蝶  2024-01-15 15:15:20 ID:2396019e6

【自然公園】

>88 桜庭長春さん、SM、自然公園ALL

鶴蝶:うおっ!危ねえ!!(いきなり霧の向こうから走ってきた少年とぶつかりそうになり、慌てて急停止し少年を受け止めるように両肩に手を置く)おい、大丈夫か?……は?"逃げましょう"って、何言ってるんだおま………!!?(自身を見上げている少年の顔を気遣うように見つめと、彼が必死に自分と逃げるように訴えている事に訝しげに顔を顰めると背後から何者かの声が聴こえ弾かれたように顔を上げる)
…お前、まさか追われてるのか?…くそっ!こっちだ!(一瞬ゾワリとした悪寒が走り、少年に視線を戻すと彼の腕を掴みもと来た道を全速力で走り出す)

【廃雑居ビル(屋上)】

>87 ニコライ・ジノビエフさん、廃雑居ビルALL

イザナ:…ん?(周囲を見回しいると、ふと背後から何者かの視線を感じ扉の方を振り返る)誰かいるのか?出て来いよ。(何時もの薄い笑みを浮かべると、扉の向こうに居るであろう相手に呼びかける)

(/主様、桜庭さんの本体様、返信が遅れてすみません。絡んで下さり、ありがとうございます。どうぞ宜しくお願いします。)

  • No.104 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2024-01-15 16:09:32 


>102(漏瑚)

「…ありがとうございます─"編集"。」

早瀬は眉を下げた笑顔のまま漏瑚に頭を下げ、術式を口にする。─途端、今しがた漏瑚の発した言葉が(早瀬にのみ見える状態)で空中に具現化する。そうして漏瑚の言葉を切り取り、言葉を追加し、瞬く間に『外の様子を儂が見てこよう』と云う文を組み上げた。"切り取った"言葉は(全員に見える状態)で具現化し、早瀬の手の中へ現れる。

「…行動実行強制─"編集"、終了。」

口の中でそう呟いた早瀬はパチン、と軽く指を鳴らし─術式を行使した。早瀬が深々と息を吐く様子を見るとどうやら成功したらしく、発話者(漏瑚)の全身が強制的に動き出し、バーの扉を引き開ける。

「これが私の術式、"編集"…他人の言葉を編集して、その通りの行動を強制する力です。…まあ、全て成功する…という訳ではなく、成功率が存在しています。元々対象が格上であればあるほど強制の成功率は下がる─のですが、この霧の所為で…更に成功率が下がっているようです。」

一気に捲し立てた早瀬は疲れたように溜息を吐き、鮫島の側の椅子へと腰を下ろした。

  • No.105 by フェロー/ギデル  2024-01-15 17:11:20 

>雛沢・加奈江、???、ALL

【路地裏→移動中/フェロー・オネスト】

「!!」

こちらに手招きしてきた人影から、はっきりと声が聞こえた。フードで顔は隠され、人相はわからないが、声からして少女のようだ。
謎の人影は、速度をこちらに合わせつつ、「自身についてきて」と声をかける。
相手が何者かはわからない。このまま相手とわかれて走り続けても、スライムめいた物体から逃げることはできるが、再び霧の濃くなってきたよくわからない街を一人でさまようより、彼女のいう落ち着ける場所に向かったほうが、事態は好転する可能性が高い。

「逃げ足なら鍛えてらァ!!このまま案内頼むぜ、嬢ちゃん!!」

アピールポイントにはなるのかわからないことを口にしつつ、フェローは足をはやめつつ、走り続けた。

  • No.106 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-16 06:49:28 ID:896f7f474


>88 山姥切国広、商店街ALL

【商店街(店の中※雑貨店)/?????】

“呼び掛け”に応じる様に――ゆっくりとした足取りで暗い(二階)の階段から降りてくる(ナニカ)、其れは奇妙に足を引き摺る様な(間)を空けながら薄らぼんやりとした一階の明かりの元へ姿を現した。

??「こ…れ…■■と■っ■て■にゃ■」

それ…(ナニカ)は変わり果てた姿の――嘗てはIDWと呼ばれていたアンドロイドの猫耳少女――一見すると薄汚れて所々に返り血の類がある事以外は特に変化は無さそうに見えたが――その頭に覆い被さり、其処から彼女自身の肉体を(侵食)しているらしき異様な生物(ヘッドクラブ)――アンドロイドでも生体部品中心の生き物に近い存在であるT-Doll(戦術人形)故に“寄生”されて既に救助不可なレベルまで(侵食)された有様で…片方の手には触手と半分融合した様な鋭利な爪が形成され、もう片手には嘗ての得物であった9mmSMGが握られている。

??「■に■■げ■■て■にゃ」

明瞭な意識の有無は不明ながら――(ナニカ)は相手(山姥)にそう言いながら―緩慢な動作から一変し、飛び掛って来た。

  • No.107 by 山姥切長義/蛍丸  2024-01-16 07:34:21 

>商店街ALL(外)


俺とした事が、こんな所に迷い出て更に隊とはぐれるとはね…隊長として不覚だったかもしれない

(山姥切国広が建物内に入った後、遅れて到着した長義。何処かおぞましく霧があるこの場所、及びこの世界から仲間を探し速く脱出しなければと思い。シャッターの隙間は後回しにし、まずは自分のいる商店街から何か手がかりを探さねばと動き出し)


>墓地ALL


あれ、皆さんどっちらー…て、お墓。こんな所で戦ったらお墓ごと切っちゃいそうだな

(一方、この墓地にもはぐれた隊員が一人。キョロキョロと辺りを見回すと自由にそんな事を考え、気味の悪い墓地を抜けようかと帽子を被り直して歩き出し)


(/本編に行くのちょっと遅れましたが、絡み文投下致します!どうぞよろしくお願いします!)

  • No.108 by 禪院真希/漏瑚/脹相/乙骨憂太禪院/一方通行/クリファパズル545  2024-01-16 21:59:10 

(/BARの方は他の方を待ってから返信いたします。)

>マーフィー、博麗霊華、霧雨亜理砂、all

【南部住宅住宅街(住宅前)/一方通行、クリファパズル】

南部住宅街の一宅、その室内。物資を収集し共有した三人(霊華、亜理砂、マーフィー)の内、霊華が室内の扉に近づいたと同時、突然扉が開く。

一方通行「……全くクソみてェな空気だな……あ?」

開いた扉から現れたその人物は、白い髪にスーツ、そして赤い瞳が特徴的な杖をついた青年であった。その青年は、周囲の淀んだ空気に不満を漏らしつつ室内に入ろうとするがまず霊華に気づき、その次に亜理砂とマーフィーを見る。

一方通行「……おい、クリファパズル……オマエこの建物にゃ誰も居ねェッたじゃねェか」

クリファパズル「あえっ……あ、えっと、え~っとですぅねぇ……」

霊華たちの存在を確認した青年は、もう一人背後に不満げに声を掛ける。その悪態にビクビクした様子で答えつつ、独特な姿をした偉業の少女が浮きながら現れる。

  • No.109 by 沖田総悟/山姥切国広  2024-01-17 23:16:46 

【BARアシュリー・沖田総悟】

「………なーんかあるんですかねぃ」

(夢であっても夢でなくても『繰り返している』『悪夢』であることに変わりは無い。“何故毎回BARアシュリーなのか”という疑問をジムが呟けば少し黙るも良い考えは浮かばずこのBAR自体に何かあるのではないか。と言って)

「病院ですかィ、いいと思いますぜ」

(病院が良いと言う2人に同調するように沖田も頷いた。
“病院”にも化け物たちはいるのだろうが、此処の人達ならば何とかなるだろう、という謎の自信があった。)

「そうだ……物資、夢の中ではBARの中に色々あったはずでさ
今回はそういうの無いんですかィ?」

(前回はBARの中にマッチや食料など、探せば色々なものが見つかった筈だ。今回は無いのだろうかと疑問を言って)


【商店街(店内)/山姥切国広】
>>山姥切長義、????


「なっ…アンタ……その姿は……」

(自分の声が届いたのか階段から降りてくる何か…それは自分が想像していたような“怪物”ではなく猫耳の少女だった。だが服には返り血等が着いている事から普通では無いのだろう。
“とって” と懇願する少女の体には触手のような物が侵食している。刀を構えつつ彼女を助けるための方法を考えていれば急に彼女が飛び掛ってくる。ひらりと交わしながら隣にある商品棚を飛び越え彼女から距離を取る)

「不味いな。洗脳の類か……それとも」

(それほど広くもない店内。派手に動けばかなりの音が外に漏れているだろう、それは商店街にいる“山姥切の本歌”である彼の耳にも届いているかもしれない__)

  • No.110 by 山姥切長義  2024-01-18 07:55:58 

【商店街(外)/山姥切長義】

>山姥切国広、???


「!?、今の音は…?」

(近くからガタンと大きな音が聞こえ驚き、同時に『誰か、もしくは何かが近くにいる』という希望が見え。ある程度近くの古びた店を探し始めるも、どこも無人。あとはと見回すと、隙間のあるシャッターが目に止まり。まさかシャッターの中に誰かいるのかとシャッターに近づき。頑張れば自分でも入れそうだったので、少なくとも普通の人間、さほど大きくない怪物や自分のような刀剣男子も入れると考え。一旦確認のために隙間から声をかけてみようか。)

「其処に誰かいるか!いるなら返事をしてもらいたい!」

  • No.111 by レイチェル・ガードナー  2024-01-18 12:41:48 

> BAR・アシュリー(店内)ALL

【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】

レイチェル「病院……」

(廃病院にいけば物資があるかもしれない、と話す面々を見てそう呟く。ここで目覚める前、自分は確か病院に来ていた。診察室でカウンセリングをしていた時、そこには向かい合うように置かれた2つの椅子しかなかったが、薬品等は置いてあるのだろうか?
そんなことをぼんやり考えていては)

  • No.112 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-01-19 02:33:22 



【廃病院 ミルコ&桜セイバー】

>廃病院ALL

ミルコ「フ~ム…アテが外れてしまったか。こういう場合はまず食料と生水ではない水分の確保が先決だったんだが。…そっちはどうだ、サムライ?」

桜セイバー「…見事なまでに廃墟って感じで何もありませんね。私達はいいんですけどこの状況が何日も続くとマスターが危ないのでは?」

(薄暗い、最早病院としての機能を喪失してから久しい廃墟同然のこの場所を、何やらごそごそと家探しをするかのように彷徨う人影が2つ。片や派手な服装に身を包んだ長身の男と、対照的に和服に身を包み、腰には刀を帯刀した女性。どうやら2人とも異質な場所に来たという認識は持っているようで、入った一室の角で何やら話し合っており…)

ミルコ「仰る通り!こんなマカフシギな場所はそう“ない”からな。ここまで歩いてきて分かったがここは普通じゃあないぜ。少なくともオススメデートスポットじゃあないよな?君もそう思…っと、警戒しろセイバー」

桜セイバー「やっぱりノッブを別行動にしたのは間違いだったでしょうか。まぁ最悪不覚を取って消えてくれてもいいんですけど少し心配ですね…少し下がっててくださいマスター…動く物は斬ります。動かなくても斬りますので」

(刀を抜き放ち、すっと殺気を放ちながらじりじりと部屋の中央に向かう。「マスター」と呼ばれた男は頷いて角に陣取って、おそらくこの殺気に感づく存在を炙り出すかのようにして)

ミルコ「さて…単独行動してる魔王サマはどうしているかな…」



【倉庫地帯 魔人アーチャー】


>倉庫地帯ALL

魔人アーチャー「と、言うわけで弓兵たるわしが単独行動を任されたのじゃが…参ったのう。略奪といえばこういう場所って戦国の世だと決まっとったんじゃが…わしのカンも鈍ったという事か…」

(きらきらと輝く木瓜紋があしらわれた軍帽に、これまた黒の軍服。腰に刀を下げながら古臭い、古式な銃…種子島銃とも呼ばれたその銃を担いだ少女がぶつぶつと独り言を言いながら、一帯を歩いており。燃えるようなその赤き瞳で、建ち並ぶ倉庫群を見ては「はぁ~~~…」と大きな溜息をついて)

魔人アーチャー「…どうも面妖な気配がさっきから絶えん。沖田がいればもっと正確なんじゃがこれは生者の気配なのか?それとも…普段のわしなら焼き討ち不可避なんじゃがここはしらみつぶし作戦と行くか!まずは食料を確保せねば何も始まらんのでな!まぁわしは必要ないんだけど!

(うだうだ考えてても仕方がないと、目についた倉庫の扉にガァン!と蹴りを入れる。普通の人間では傷すらつかない、重厚なその扉は英霊となった彼女の力ならば容易く、ベゴン、と鈍い音を立ててひん曲がる。曲がってできた隙間から顔を覗かせると、何かないか物色を始めて…)



(許可をいただきましたので参加いたします。よろしくお願いいたします)


  • No.113 by 幻想と死人のパーティ  2024-01-21 05:21:51 

>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL

【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

そしてそれからも倉庫地帯探索を続けていると

・明らかな違法取引品と思しきRPG-7×2、C4等爆発物の幾つか
・輸入品と思しき幾つかのアミュレット(ミシェル曰くハムサという邪視に対する護符らしい)
・倉庫の商品を送る配送先が書いてある街の地図らしき物
・まだ使えるガソリンの入ったポリタンクを1つ
・輸入品と思しきジッポライター

が見つかった。まだまだ探せば何かあるかもしれない

パック「此処は修羅の国だったのか!」

ミシェル「その話題は分かる人には出身者がいるかもしれませんから失礼ですよパック」

パック「メメタァ!」

ドリー「全く緊張感もあったもんじゃないのぉ」

こんなやり取りが繰り広げられつつ

川田章吾「…誰か居るぞ」

まず音について一番最初気づいたのは川田章吾でありその一言で警戒しながら物音がする倉庫に向かい
何時でも対応できるように体勢を整えながら声を掛ける。

上杉謙信「失礼、此処の関係者かお聞きしてもよろしいか?」

芦川美鶴「よかったな、ようやく生きた人間に会えたなスグル」

的場卓「ああそうだな…なんか可愛い女の子みたいだけど」

最後の言葉を一言一句聞き逃さず耳をピクピクさせるミシェルだった。

(絡ませていただきます、よろしくお願いします。)




  • No.114 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-01-24 00:05:21 


【倉庫地帯】

>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL


魔人アーチャー「中の具合からしてそこまで使われていた所ではなさそうじゃのう…まぁ使えるものがあれば遠慮なく使うだけなんじゃが…ッッ、何奴じゃ!!そこなる鎧女武者…とその一行!」

(堂々と物色しながら独り言をブツブツと呟いては、何か使えるものはないものかと探っていると声をかけられれば一瞬びくっと身体を跳ね上げると腰に据えた太刀を抜き放ち、じりじりと少し後ろに下がるようにして声をかけてきた人物達に問いかけて)


魔人アーチャー「…絶賛単独行動中のわしを狙うとは見上げたものよ!ハッハッハ、是非も…うん?関係者じゃと?フッ…わしは成り行きでこの場所に流れ着いただけにすぎん。
そもそも関係者だったら扉蹴破らんじゃろ。ではわしからも問おう。おぬしらは何者じゃ?はぐれサーヴァントであるわしに何か用か?」

(最初こそてっきり奇襲をしに来たのかと思い、口角を吊り上げて笑い飛ばしながら対峙しようとするも…聞かれた質問には律義に答えて。名前は名乗らず、焔のように燃える赤き瞳でしっかりと一行を見据えながら質問を投げかけて。同時に、まだ警戒心を解いていない為じりっ…と少しだけ距離を詰めながら様子を伺っており…)

  • No.115 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-24 07:30:54 ID:896f7f474

【少々体調を崩していて返信が遅れがちで本当に申し訳ないです。本日中には全員分それぞれ投下致します故】≫ALL本体様

>94

>111 レイチェル

>97

>104 鮫島美夜子/早瀬灰音

>102 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>109 沖田総悟

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】

霧の向こう側に居たナニカ(レッドピラミッドシング)は、少女(レイチェル)の意に何かしら沿う様な動きは見せず、そのまま赤い薄暗闇と霧の中へ再び紛れ込み消える。

―だが、彼女(レイチェル)が其れを“認識”したという事は今後に影響する重大な事象となるだろう…少なくとも今直ぐに何か悪影響が発生するという訳でも無いが

――

ダグラス「…成る程、――まぁこちらとしても過程を見てるだけで痛々しいしな。それも含めて此処での多用は考え様だかもしれん。無理はしないでくれよ。」

彼女(鮫島)の説明と、やはりどうも(この街)――もといあの(霧)や(灰)の影響を受けているらしく、デメリットの方も目立つほど浮き彫りになりつつあるらしい事を聞き、尚且つもう一人(早瀬)が何かしらの(発言)をトリガーに発動するらしきモノを彼(漏瑚)の協力の元“実演”して見せてくれて、大体(術式)と呼ばれるモノがどういうものかを専門外ながら多少なり理解した壮年の私立探偵だったが

ダグラス「食い物と水に関しては後で一通り見せるが確かにこのBARで間に合ってる、確かに医療品に関しては影も形も無い…確保出来るなら確保して置きたい処だが――お前さん(真希)の言う通り、こんな状況じゃ恐らく碌な事になってないだろうな。だが何かしら起きて先ず駆け込むのは病院…なのは凡その国じゃ相場な筈だ。アンタ(乙骨)の言う通り誰かしら生存者も居る可能性は高い。行くリスクを犯すだけの価値はある。」

と頷く。

ジム「ちぇっ病院ねぇ――昔っからあんまり好きじゃなかったけど仕方無いか、あのリーチ(ヒル)のフリークス(化け物)も流石にこんな処まで出て来やしない…よな。」

何やら少し不安げにそんな呟きを口にする地下鉄スタッフ(ジム)、割と直近で遭遇したとある化け物に関してのトラウマがあるらしい。

―――



ダグラス「――何かしら在りそうなもんだとは俺も思ってる事さ、尤も今の処その(理由)を調べる切っ掛けすら見つけられて無いがな。」

彼(沖田)の呟きに探偵はそう答えながら――更に問われた事柄に

ジム「あぁ、一応此処に来た時から調べて置いたけど」

とテーブルに店内で(漁った)収穫を並べる。



ハロゲン式懐中電灯×4(かなり旧式だが頑丈な作りになっている)

缶詰数食分(内容はお馴染みのベイクドビーンズやらピクルスやら塩漬け肉やら)

12ゲージショットシェル×2(12発入り、標準的なショットガン/散弾銃用の弾薬)

S&W M10(38口径の小型リボルバー、装弾数は6発だが弾は2発分だけ装填されている)

灯油缶×3(2リットル入りの灯油缶)

酒類×18(バーボンやらウイスキーやらワインやら、何故か一本だけ日本酒もある、どれも年代物※酒場だけにまだまだある様だ。)

ツールボックス(簡易工具箱)

怪しげな瓶入りドリンク×6(恐らく栄養ドリンクの類だろうが内容物は不明)

バール×1

BARアシュリーのマッチ(小箱に35本入り)×2

消防斧×1

奇妙なキャンドル(奇妙なデザインの装飾が施されたロウソク※ホーリーキャンドル)×4

奇妙な銀貨(奇妙な紋様入りの銀貨※セントメダリオン)×5

鍵の掛かったブリーフケース(ピッキングで開けられそうな鍵が掛かっている)


ダグラス「…奇妙なのはどれもこれも製品や商品としては古臭いモノばかりなのに(物としては真新しい)――取り敢えず使えそうなモノを好きに持っていくとするか、必要なモノがあるなら好きに取って置け。」

とこの場の面々に言いながら壮年の探偵はショットシェル入りの厚紙箱を二箱取って中身の弾薬を無造作にポケットに放り込み、ジムもまたハロゲンライトを手に取ると、ちゃんと点灯するかカチカチとスイッチを押したりしだす。



>95 博麗霊華&霧雨亜理紗

>96 ガイスト

>108 一方通行&クリファパズル

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

マーフィー「!!気が回るな――これだけ有れば少しは持つだろう。」

と、相方(霊華)を休ませている手隙の間にこの家の中を物色して一通り(使えそうな物資)を集めていたという彼女(亜理紗)に感心した様にニット帽の傭兵の青年はそう口にしつつ…見せてくれた物、一応安全確認の為にその中に在ったやや古めの回転式拳銃(コルト・ディテクティブスペシャル)を手に取り、スイングさせたシリンダーに装填された弾薬(既に数発分発砲したらしく4発分のみ残っている)
を確認して元に戻しつつ

マーフィー「…一応聞くけど、二人とも銃を扱った事はあるかい?」

と聞く。

――

そうこうして荷物を纏めて(例に寄って亜理紗の“帽子”の中にだが)、移動を開始しようとした矢先に扉を乱暴に開いて入って来た二人?組の男女

ジャキャッ(反射的にアサルトライフルを構え掛けて)

少女ら二人(霊華&亜理紗)に出遭った時もだが、この二人(一方通行&クリファパズル)もかなり変わっている(というより片方は完全に人外らしい)――

マーフィー「…本当に今日はハロウィンじゃないんだよな?君らも迷い込んだってクチか?」

と思わずぼやきつつ、万一が万一の為に同行者(霊華&亜理紗)を自分の背に庇う(二人が逃げる時間を作る為)形で立ちつつ傭兵は新たな来訪者コンビ(一方通行&クリファパズル)にそう尋ねる…

――



『両儀式』「ではそうしましょうか。――近場に幾つか気配を感じるわ。凡そこの住宅街の何処かでしょう…あら、貴方にお子さんが居るなんて初耳ね。…こんな場所へ来てしまっているのなら早く見つけてあげないと」

(人が居る場所へ向かう)という点で同意した現状生身ともサーヴァントとも言えない中途半端な顕現を果たしているこの非日常の貴人は、彼(ガイスト)の呟いた(息子)という単語に少し口元を緩ませて
同時に大抵そういう予感は当たるものだと思いつつ、急いで見つけなければと口にして…

『両儀式』「…やっぱり集まって来たわね。相手をしていても仕方が無いし行きましょうか。」

霧の中から蠢いて近付いて来る多数の影を一瞥して、彼(ガイスト)を先導する様に歩き出す。
往く方向は(気配)がするというこの住宅街の一角、事故車や何かしらの残骸を避けながら――其方へと向かう。

  • No.116 by レイチェル・ガードナー  2024-01-24 12:45:34 

> BAR・アシュリー(店内)ALL

【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】

レイチェル「………」

(机に並べられた物資。それをぼんやりと見つめる。好きに持っていけと話す彼(ダグラス)は言うが、さて何を持っていくべきか。
ふと目に止まったのはリボルバー。たしかあの家にいた時も、似たようなものがあった。でも、今はきっといらないか。)

レイチェル「……あの」

(そういえば、あの赤い異形の怪物はなんだったのだろう。誰か知っている人がいれば知りたいと思い、店内に集まる彼らにそう切り出すだろうか)

  • No.117 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-01-24 14:19:44 

>マーフィー、一方通行、クリファパズル、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


霊華「うーん…人里のお祭りにある射的、で何度か……でも、本当にそのくらいしか………」

亜理紗「私も、扱い方なら何となく分かりますが……実際に使ったことはありませんね…」

亜理紗はマーフィーに銃の残弾数を確認してもらった後、彼が戻した銃を帽子の中に仕舞い。その後、銃の扱いの経験について彼から聞かれた2人は、どちらも『ほぼ経験がない』と答え。といっても、全く扱い方が分からないということはなく、祭りで出てくる射的でコルク銃を扱ったり、銃を扱う人物を見たことがある程度…ということらしい。どちらにせよ、銃の扱いはマーフィーに劣るようだ。

__

_

荷物を纏め、此処を出ようと霊華が扉の取っ手に手をかけようとすると……突然、ひとりでに扉が開く。霊華は驚きつつも咄嗟に扉前から離れ、亜理紗の背中に退避し。扉の先には杖のついた青年と独特な容姿をした少女の姿があり。マーフィーの背中に守られながら、霊華は2人の人物(一方通行&クリファパズル)を交互に見て。

霊華「えっ、何!?………あ、新手の妖怪…?」

亜理紗「多分違うと思いますよ……貴方達も私達と同じ生存者…ということで良いのでしょうか?………あぁ、私は霧雨亜理紗と申します。宜しければ、お2人のお名前をお伺いしても?」

霊華は2人の人物のうちの一人、独特の容姿をした少女に目を向ける。こちらに襲いかかる様子が見えない限り異形では無いようだが、如何せん見たことの無い人外であったことから、新手の妖怪と見間違え。一方で、亜理紗は突然やって来た2人組に対して警戒するように目を向けるが、話の通じる人物だと分かればマーフィーの背中越しに先に自分の名を名乗ってから、2人に名前を尋ね。

  • No.118 by 幻想と死人のパーティ  2024-01-24 23:57:33 


>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL


【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

ミシェル「はぐれサーヴァント?ということは貴方は…何処かの高名な英雄ですね?東洋かどこかの…」

ミシェル自身ははぐれサーヴァントという単語に反応し相手の霊的な感覚が邪悪な性質のものではないのを感じ取り容姿から東洋の何処かの英雄という所までは分かったらしい。

川田章吾「とこのお嬢ちゃんは言ってるが?どうする?」

パック「わーっ!!待ったオレたちもそうなんだよ!」

川田自身は日本刀を向ける彼女に対しレミントンの散弾銃を反射的に構え、パックは間に入るように慌てて現れた少女に対して呼びかける。

上杉謙信「言われてみれば確かにそうだな…答えてくれて礼を言う」

律儀に答えて貰った事に対して素直にお礼を言う謙信。

ドリー「まぁまぁ此処は落ち着くのじゃ。妾達に敵意はないし危害を加えるつもりもないから安心せい」

的場卓「俺達はある目的の為に旅をしているんだ。でも君誰かに狙われてるの?」

芦川美鶴「オレ達も気が付けば此処に来た右も左も分からないのは立場的には同じさ。だけど化け物がそこらかしこに居て生きている人が居るなら放っておくという訳にもいかないから声を掛けたのさ」

聞く限り此処に居る理由が自分達と同じとらしい。それが分かりこのような状況であれば当然と言える警戒する彼女に対して対話という方法を取り説得する一行。










  • No.119 by 禪院真希/漏瑚/脹相/乙骨憂太禪院/一方通行/クリファパズル545  2024-01-25 00:21:10 

>沖田、早瀬、鮫島、ダグラス、ジム、レイチェル、店内all


漏瑚「……! 発動に多少の難はあるが……面白い術式だ、じゃが抵抗しようと思えばできるものでも有るな」

まず自分の発した言葉に強い違和感を覚えた漏瑚は、次の瞬間に無意識に体が移動させられてる感覚を覚えて驚く。そして自然と外への扉を開いてしまう。
一連の流れを見た漏瑚は扉を締めて再びバーカウンターの席に着くと早瀬の術式を面白いと評しつつも呪術的な階級でかなりの差があるからか抵抗は可能だと話す。

そうして術式関係の話が終わった後、ダグラスたちが並べたバーの物資を確認し始める。

乙骨「確かに、本当ならかなり年代物なものばかり……でも状態はかなり良いみたいですね」

机に並べられた武器や食料などを一通確認した乙骨は、たしかに年代物ばかりで違和感があるものの状態自体は新しく問題は無さそうだと言いつつ『僕は必要あるものは無いですね、真希さんは?』と言うが、真希も必要なものは無いようで首を横に振る。

その頃、レイチェルがレッドピラミッドシングを濃霧の奥に目撃しバー店内の誰かにその話をしようと声を掛けると、近くに居た脹相が反応する。

脹相「……どうした? なにか見たか」

無表情のまま、なにか言いたげなレイチェルの方を見て変わったことがあったのかと聞く。

>亜理沙 霊華 マーフィー 南部住宅街

一方通行「……あァ、まァそンなとこだ……その口振りだとオマエらも『迷い込んだ』ッて訳か?」

青年は、オドオドと焦りを見せていた浮遊していたクリファパズルを適当に宥めて一旦黙らせつつ、マーフィーや亜理沙の迷い込んだ生存者なのかという質問に肯定を返す。

クリファパズル「まさか、この建物には誰も居なかったと思ったのに……まぁ、気を取り直してぇ……私はクリファパズル545、ご主人様に仕える悪魔ですぅ。以後よく見知っておくと良いのですぅ」

自分の魔術を交えた感知が外れたのが少しばかりショックだったのか、ブツブツとつぶやきつつ理由を探していたクリファパズルだったが、少し間延びした口調で自己紹介を行って、隣りにいる青年の肩に寄りかかってふわふわと浮かんでいる。

一方通行「一方通行(アクセラレータ)だ」

クリファパズルに『ご主人様』と呼ばれた白い青年、『一方通行(アクセラレータ)』はクリファパズルに続くように簡単に名前だけ言うと、ここに来るまでしばらく歩き詰めだった為に壁に背を預けると三人に問う。

一方通行「一つ聞く、外には映画でよく見るようなバケモン共が彷徨いてるが……あれについちャオマエら、何かしらねェか?」

その問いは、街に蔓延る怪物たちについてであり、なぜああいった人外が大量に発生しているのかの原因に心当たりはないのかと聞いているようだ。

  • No.120 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-25 06:58:27 ID:896f7f474


>99

>118  芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン

>114 魔人アーチャー


【移動中→倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス、????、きたかぜゾンビ×1】【了解です】≫幻想と死人のパーティ本体様

―歩けば歩くほどにこの奇妙な(霧)と足を踏み出す度に舞い上がる(灰)

(霧)は行く手を惑わす様に周囲の風景の輪郭をぼやかせて、(灰)はそれを助長する様に物理的に視界を更に悪化させる、まるで核実験後の放射性降下物(fallout)めいた様相だ。

とはいえ今となっては仮にこれらの(灰)がその手の汚染物質の類だったとしてもこの赤毛モヒカンの荒くれ然としたオレンジ色の囚人服姿の男(サイクス)にとっては些細な問題だろう――どの道今一度(生き残ってる)事自体が奇跡の様なモノなのだから、それに其れを防ぐ様な都合の良い防護装備の類や、ガイガーカウンターなどという物自体持ち合わせている訳が無いのだ。

――しかしおかげで、男が尾行していたグループ(的場達)に追いつくのに時間を食ってしまった、そうして辿り着いたのは蒲鉾状の古い倉庫が幾つも連なっている工業地帯の一角めいた倉庫群のあるエリア、既に敷地内に入ったらしき連中(的場達)とは離れた倉庫の一角へと来てしまった赤モヒカン

サイクス「…広い倉庫、忌々しい化け物が居なけりゃ良いが」

古びた木箱やコンテナの類が積み重なった屋内を見渡してPDWを構えながら油断無く歩く赤モヒカンだったが――

サイクス「展開が映画染みたベタさだな…?」

■■■■■

サイクス「!!」

チャッ

PARARARARARARARARARARARARARARARARARA!(銃声)

不意に暗がりでフラッシュライトを向けた先に映った(赤い風船)――そしてその奥から接近してきた(黄色い何か)に対して赤モヒカンはPDWの引き金を引き絞る。

連続した小火器の銃声が遠雷の様に響き渡るのを付近の面々は聞き取るかもしれない…しかもそれに加えて


ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ(ローター音)


この寂れ霧に包まれた(倉庫地帯)に今し方居る面々の耳に不意に入ってくる独特な重量感のある二重ローターが風を引き裂く音と共に、霧の中、空中に見え隠れするシルエット…どうやらヘリコプターらしいが…

立ち込める霧の中から一瞬だけ視えたそのヘリのシルエット―其処に在ったのはコックピット部分が得体の知れない肉塊と霧の中で炯々と赤く妖しく輝く(無数の目)に覆われた―“こんな場所に存在する筈の無い”異形の攻撃ヘリ(きたかぜゾンビ)の姿だった。



>101 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】

反撃からの触手による槍めいた追撃をステップで回避しつつ、相手(????)の性質上早期に蹴りを着ける方針を固めて(ドアの向こう)に居るであろう(ナニカ)へとドアを抜けたと同時に隙が出来るリスクを承知の上でその仕掛け武器(獣狩りのノコギリ鉈)の強力な一撃を振り下ろした矢先…

刃先が触れたのは――再び何か独特で奇妙なゼリー染みたモノを断つ手応え――しかし先ほどよりも何故か軽めの其れ―

誘い込まれた。

実際の所、彼(狩人)の想定と、その(化け物)の姿は割かし異なっていた――其れはまだ不可視ではあるが――かなりその体躯は柔軟らしくその大きさに反して狭い屋内でも比較的自由に行き来出来るらしく、おまけに多く備わっている(捕食器付きの触手)はかなりの伸縮性がある様だ。


くすくすくすくす


人間めいた嘲笑の様な鳴き声と共に――狩人の周囲の霧がゆっくりと動き出す。
四方からの同時攻撃――というより現状は彼(狩人)を囲んで隙を伺っているというべきかも知れない。

――そして彼(狩人)の言葉を守り物陰に隠れているリボンの少女(ことも)だったが、その傍の別のドアを開けて外からこの屋敷の屋内に入る(誰か)の気配を察する。

ことも「………?」

その(誰か)は先ほどの異形(屍人)の様なふら付いた足取りではなくちゃんとした人間の其れをしており、年齢なりに知識に疎い彼女(ことも)は知らなかったが、硬質なコンバットブーツのそれでなるだけ音を立てない様に静かに歩いているらしい。

  • No.121 by 鮫島美夜子/早瀬灰音  2024-01-25 12:33:51 

>115(スレ主様)
>119

早瀬は漏瑚の指摘に苦い表情で頷き、手の中に握られていた(具現化した言葉)を口の中へ放り込み、まるで食物でも食べるように咀嚼して飲み込んだ後、付け加えるように語り出した。

「…ええ。それにこれは、言語を発話しない相手─つまり呪霊、と言っても…貴方(漏瑚)のように発話出来る程の知性を持っている呪霊は例外ですが─基本的に効力がありませんし…完全に対人用の術式です。」

目前に並べられた様々な物資にちらりと目を遣り、鮫島は自身の持つ(カッターナイフ型の呪具)を取り出して首を横に振る。

「…私はこの呪具があるから必要ないわね。灰音は?」

問われた早瀬も刀の柄に手を掛け、一瞬悩んだ後─物資の中から(ハロゲン式懐中電灯)を選んで一つ手に取り、電源が付くかどうかを確認した。

「そうですね、これだけ頂いておきます。…武器については結構です、私には…これがありますので。」

早瀬は腰から刀を鞘ごと外し、全員が見えるようカウンターに(刀)を置く。早瀬が携帯する刀『髭切』─一度刃を抜いた者を目前の全てを斬り払う"処刑人"と成す代わり、刃の鋭さが増す効力を持つ呪具─を提示した後、再びそれを腰に戻す。

  • No.122 by スレ主/絶賛募集中  2024-01-27 18:48:58 ID:896f7f474


>88 桜庭長春

>103 鶴蝶

>自然公園ALL

【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×3、????】【返信が遅れがちで申し訳ないです。】

SM1「ミエタ…ヒトリフエタ!」

SM2「チョウドイイ、アノチビ(桜庭)ヨリハクイデガアリソウダ」

SM3「HAHAHA!スープノグザイガフエタゾ!」

霧の中でも姿が見える距離で三体の緑色の人喰い怪人(スーパーミュータント)は行き当たりばったりで合流したもう一人(鶴蝶)を視認して“食べ物”が増えたとでも言わんばかりに野蛮で兇暴な喜びを隠さず(おまけに口振り的には煮込み料理にでもするつもりらしい)――しかし外見上小口径の拳銃しか持っていなそうな彼(桜庭)と見た感じ非武装らしき彼(鶴蝶)を観察していた為か自分達の得物は使わずそのまま走り寄って捕らえ様としてくる。

ある意味完全にカモだと考えて油断しているらしい。

体力も常人離れしているからか一切走る速度を落とさず追い掛けていた一体が人間から逸脱した怪力の腕で走る彼ら(桜庭&鶴蝶)を掴もうと伸ばすが

BAKAKAKAKAN!(銃声)

SM2「グアッ!?」

――二人が走る進行方向からの短い自動小銃の短めの連射音、直ぐ背後まで迫っていた怪人(スーパーミュータント)の一体を中口径弾が捉え、銃弾を叩き込まれた怪人の一体は倒れこそしなかったがその場で血を飛び散らせ姿勢を崩して怯む。

SM2「サンニンメダァ!」

――霧の中にぼんやり浮かぶ武器を構えた人の輪郭―20mほどまで近付いた所で

????「―こちらへ…振り返らずに急いで!」

どうやら若い女性らしき声色の有無を言わさないそんな声が二人(桜庭&鶴蝶)に呼び掛けてくる。



>103 黒川イザナ、廃雑居ビルALL

【廃雑居ビル/2F→屋上/ニコライ・ジノビエフ】

回れ右をして躊躇無く階下へ降りようとしていたロシア人の傭兵に、どうやら視線や気配を感じ取り(察して)、声を掛けて来る東洋系の変わった格好の青年(イザナ)

ニコライ「……………」

どうやら単なる一般人ではなく相応に修羅場を潜り抜けて来たらしき貫禄のあるそんな声色に、傭兵は少し興味が湧いたのか再び屋上のドアを前にして…そのまま開いて相手(イザナ)の眼前に出る。明らかにカタギではなく物騒な装備と至近距離で返り血を浴びた形跡のある怪しげな外国人(ニコライ)だが――

ニコライ「…何だ?」

と至極シンプルに腕を組みながらそんな返事を返した。



>105 フェロー・オネスト、ALL

【移動中→大通り(南部)/????→巴マミ】

??「ふふっ――なら安心ね!」

―健脚振りというか(逃げ足)に関しては相当自信が有るらしき変わった格好と気配の彼(フェロー)の台詞にフード越しに笑みを含めてそう明るく返す謎の少女。

そういう彼女(??)もまた全く走るペースが変わらない辺り中々の体力の持ち主らしい――霧と走る度に舞い上がる灰の中を駆けて駆けて駆けて…

やや広めの通りに出た処でその右脇――すっかり雪の様に灰が降り積もったかなり古めのロータリーバス…開きっ放しの乗降ドアから車内にフードの少女(??)は躊躇無く入り乗車する。車内はやや埃っぽいが、別段異常の類は無い様だ。何故か数本の奇妙な蝋燭(ホーリーキャンドル)が場違いに運転席のダッシュボードの上で灯されている。

??→巴マミ「――此処なら一先ず落ち着けるわ。そういえば自己紹介まだでしたね。私は巴マミ」

そうして襤褸切れの様なフードを外しながら顔を相手(フェロー)に見せながら自己紹介する。金髪縦ロールに花形のヘアアクセサリーをつけた髪、多少憔悴した部分も微かにあるが気丈な意思を保っている双眸でジッと相手を見据える。

服装は何処かの学園の制服姿で、多少灰を被ったりしたらしく此処(霧と灰の街)で多少なりの時間を過ごして来たのが分かる。

  • No.123 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-01-27 23:55:37 


【倉庫地帯】


>118

>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL

>120

>ベンジャミン・サイクス


魔人アーチャー「……ほう、この一言だけでそこまで推察するとは。その口ぶりだとおぬしは南蛮かそこらの出の魔術師か?まったくわしはとことん向こうと縁があるものよ!」


(サーヴァントという単語だけで自身の真名に辿り着きかけたミシェルを見つめ、小さく口角を吊り上げて笑みを零して。自身を呼んだ者なのか、まだそれすらも分からない状態だが話が分かる人物と思ったのか、興味を持ったようで)


魔人アーチャー「口では何とでも言えるでな!まぁ今の様子を見ると強ち間違いでもなさそうじゃが。別に追われている身ではないぞ?金ヶ崎じゃあるまいし裏切りも何もあったもんじゃないじゃろ。ふは、殊勝な心掛けじゃのう!化け物はまだ見てないが確かに妖(あやかし)の類は感じ取っていた所じゃ、成程のう…わし、というよりわしらはどうやら何かに巻き込まれたという事じゃな。これは面倒じゃのう!はっはっはっは…!」


(武器を構えて対峙していた中でも状況推察は行っていたようで、どうやら同じ境遇にあることをすぐさま理解して。投げかけられた質問に答えながら豪快に笑えば刀を鞘に納めて)


魔人アーチャー「ところでじゃが…そこの女武者からはわしと同じ″格″を感じるでな。どこの大名じゃ?わしが見てきた中じゃ多分大大名クラスと思うのじゃが?理由(ワケ)あってわしは身分は明かせんが必要ならばわしも名乗……ッ、何事じゃ!?」


(戦闘態勢を解き、話題を変えて…と言った所だろうか。先ほどから気になっていたようで、凛々しき女鎧武者…上杉謙信を見ながら何処の大名かと問いかける。何かシンパシーを感じたのか、無礼を承知で名を訪ねようとする。しかし少し離れた場所に響いた銃声と、聞こえてくるヘリコプターのローター音にすぐに感づいて)


魔人アーチャー「そう遠くない場所じゃな。ちょっくら見に行くとするかのう!……お主等はどうするつもりじゃ?」


  • No.124 by 幻想と死人のパーティ  2024-01-28 04:18:23 

>120 >123 >魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス)

【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】


ミシェル「恐縮です。此処とは異なる世界でお恥ずかしながら魔法・呪いを解明して普及させることを生業とする一魔法使いでございます。さようでございましたか…」

魔人アーチャーに対してあくまでも恭しい態度を取り自らは一人の魔法使いに過ぎないと遜る。此処までは様子を見ているが悪い人間ではないとは第一印象として受け取った。

ドリー「だとしても双方とも武器おさめられよ!!皆が傷つけ合う言われは何もない!!お主も理解してくれて何よりじゃ、章吾も」

川田章吾「…分かった。思ったよりは分からず屋ではないようだなこのお姉ちゃんは」

パックとそして加わるようにドリーは魔人アーチャーと川田章吾の間に入り人の心と心を繋ぐ心の道を究める姫道を修める者として制止するも状況を理解した上で刃を修めた姿を見て川田章吾も諌め、彼も敵意なく理解した彼女を見てレミントンM31RSショットガンを下げる。同時に冷静さと観察し状況判断出来ている事から意外と頭は固くないようだとも判断する。

的場卓「金ヶ崎?…まぁ裏切られたくない気持ちは良く分かるけど今俺達は憎んで殺し合いをしてる訳じゃない。この状況だからこそ力を合わせないと生き残れないんじゃないかと思うんだ、俺もまだ死ぬわけにはいかないから…銃声!?それにヘリコプターの音!?」

魔人アーチャーの慎重さと裏切りに対する警戒―この部分では若干瞳が黒くなり卓自身でも過去の経験が蘇り疑心暗鬼になるがそれでも死にたくないし叶えたい願いがあるから敢えて今この場では他者への不信感を抑えながらも今の自分なりに一生懸命考えた一言一言を伝えた後に銃声とヘリコプターの音に驚く余程ヘリコプターには縁があるのか。

上杉謙信「実は私も貴方が只者ではないと思っていたがいい機会だから名乗らせてもらおう。私は上杉謙信、事情があるなら名前だけでも―この音は」

魔人アーチャーが同じ格を感じると言われ身分は教えられないが名を尋ねられ必要があれば自らも名乗るとの事だが、謙信は謙信で彼女を只者ではないことは直感で分かり同じくシンパシーを感じ自らの名前を名乗った後に地下鉄で聞いた銃声とヘリの音が聞こえ反応する。

芦川美鶴「勿論出来る範囲での声掛けや保護だけどな、笑える胆力は素晴らしいが今は動くのは止めた方が良い」

パック「なんで!?見殺しにするの?」

芦川美鶴「じゃあ調べてくれパック、あのヘリには生きている人間があるいは何かの感情が感じ取れるか?」

パック「待って――感じられないよ」

ドリー「二人とも何の話をしておる!!分かるように説明せい!」

パックは能力を使い人間であればあるいは元人間であれば喜怒哀楽の感情・イメージを感知できるが感応出来なかった。
つまり美鶴としては考えたくない最悪の確信が取れてしまう。それは

芦川美鶴「あの動いているヘリに乗っているのは人間じゃない何か得体の知れない者で空中を飛び回っている―それがどういう事か分かるか?」

川田章吾「そういう事か…あのヘリが敵の場合上空から武装していたら一方的に攻撃を加えられて下手したら全滅の可能性が高いんだろ?」

芦川美鶴「そうだ。加えてこの霧あるいはこの世界での魔法あるいはそれに類する力には何らかの阻害効果が発生しているようだ、普段なら兎も角何も対策しないで飛び出すにはリスクが高すぎる」

川田章吾「最低でもあのヘリがこの倉庫から俺達が目視出来る距離から過ぎ去るまでは飛び出さない方が良い、その後でもパックに能力使って貰えば探せるはずだ。それに飛び出したとしてもさっきお姉ちゃんも言ってた妖の類ってのがうろついてるだろう―あのヘリが何とかできないなら最悪挟み撃ちされる。選択肢の一つとしてすぐこの倉庫地帯から脱出するのも有りだろう」

芦川美鶴と川田章吾の両名は状況には流されず只冷静に現状を鑑みてこの世界にはないデスゲームあるいはバトルロワイヤルの勝者に上り詰めた実力者としてその切れる頭をフル回転し此処までに得られた情報全てで至った考えを魔人アーチャー含めも全員に伝える。


(今更ながらお任せすると言いながら勝手に入手品を決めてしまい申し訳ございません。)

  • No.125 by 狩人  2024-01-28 11:26:02 

>120 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

攻撃は確かに命中した、しかし手応えが軽い。人と同じ形をしていると予測を立てていたが、どうやら読み違えていたらしいと眉を顰めた。ノコギリ鉈を引き戻し、即座にバックステップを取って距離を離す。霧は四方を囲むように揺らいでいるが、回避の難しい同時攻撃を仕掛けるつもりだろうか。しかし予想に反して攻撃が来ることはなかった。隙を晒したにも関わらず仕掛けて来ないその訳は、様子を伺っているのか、はたまたいつでも倒せるという意思表示か。どちらにせよ反撃が来なかった事で、狩人は体制を立て直す時間と眼前の見えない敵に対する考察の時間を得ることが出来た。姿が見えないのなら、輸血液をぶつけたり発火ヤスリで点火したノコギリ鉈で炎上させてみたりして居場所が分かり易いようにしてみるか。前者は少々勿体無いし、後者は当たり方や敵の大きさによっては屋敷ごと炎上させてしまうかもしれない。ならば“彼方への呼びかけ”を使ってみるか。弱点がどこにあるか不明で四方を囲まれた今なら全方位攻撃は有効に思えるが、現状水銀弾の補充手段が己の血液のみな以上、水銀弾の消耗が激しいこの秘技を使うのは少々躊躇われる。しかし弾を出し惜しんだ末に己が死ぬのでは本末転倒、使うしかないだろう。獣狩りの短銃をベルトに下げ、ポケットに仕舞われた精霊──宇宙のように透き通った深い藍色の体を持つ軟体生物、“彼方への呼びかけ”を行う際の媒介にする──を取り出そうとして、この屋敷に入ってくる何者かの気配を感じ取った。先程までは不可視の敵に全ての神経を集中させていたので分からなかったが、一旦考察できる程の余裕が生じた事で気付く事ができた。敵の新手か、それとも偶々迷い込んだだけか。それを見極めてからでも秘技を使うのは遅くないだろう。ポケットの中に手を入れ、精霊を握りしめながら、此方に来るであろう誰かを待った。

  • No.126 by ガイスト  2024-01-29 15:13:32 


【南部住宅地】

>『両儀式』、ライイングフィギュア

ああ…本来なら早くに伝えるべきだったがな。我が息子はある程度戦闘能力があるが早く見つけなければならん…!
(こちらの提案に同意した様子に決まりだと目を細めた後探している子供の無事を早く確認したいと考えて。話している内に先程倒した異形と同種らしき姿が見え両儀式の後を追うように住宅街の一角へと向かって)

  • No.127 by スレ主/絶賛募集中  2024-02-07 10:46:38 ID:896f7f474

【まさかのコロナ感染という不養生で返信が遅れがちで本当に申し訳ないです(殴】≫ALL参加者本体様

>107

>109 山姥切国広、山姥切長義、商店街ALL

【商店街(店の中※雑貨店)/?????】

ガシャアアアアアン■■■■

彼(山姥切国広)が回避がてら跳び越した商品棚にそのまま突っ込む何かに(寄生)された猫耳の戦術人形(IDW)、理性が有りながら理性的ではない動きで向かって来る其れはある意味恐ろしいモノだ。

何より(寄生)されている側(IDW)の意識自体がまだ残っているという点が…

―項に掛けて覆い被さる様にして触手を伸ばし皮膚に浸透させて彼女に取り付いているナニカ(ヘッドクラブ)がその正体ではあるが――既に侵食具合からみても恐らく(人間)ならば手遅れと言わざるを得ないだろう。

しかし戦術人形は人間に似て人間に非ず…もしかすれば多少強引でも(引き剥がす)事が出来るかもしれない。

??「■ま■■た■■人■にゃ」

入口から聞こえてきた新たな訪問者(山姥切長義)の声に反応して、寄生された戦術人形(IDW)はそちらへと覚つかない動きで向きを変える…今なら寄生体(ヘッドクラブ)をピンポイントで斬り離せるチャンスである。



>112 ミルコ&桜セイバー、廃病院ALL

【廃病院/????】

――がんっ…かんっかんかんっ

廃墟めいた院内にて警戒しつつ、一人が様子見を兼ねて殺気を飛ばして周囲を探る二人(ミルコ&桜セイバー)、しかし返って来た反応は何やら奇妙なモノだった。

現在地からそう離れていない――恐らく連なった病室の何れかから聞こえてくる不確定なリズムで金属の板を打ち鳴らす様な音と…

―違う…そっちじゃない…そっちじゃない…そっちじゃないんだ…

という何処かうわ言めいた誰か男の繰り返す呟き声―それが反響して不気味に院内に木霊し続ける。
どうやら幻聴の類とは異なりハッキリと(生身)の人間が口にしている言葉の様だが――

  • No.128 by スレ主/絶賛募集中  2024-02-08 06:03:12 ID:896f7f474


>117 博麗霊華&霧雨亜理紗

>119 一方通行&クリファパズル

>126 ガイスト

【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

海兵隊に軍人として入隊して、今もある意味懲罰部隊にも等しいが企業の傭兵をやっている以前に幼少期から銃器に慣れ親しむ様な環境で育っていたニット帽の傭兵(マーフィー)としては、逆に銃器にそれほど慣れの無いという二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)は逆に珍しく感じてしまう。

とはいえ、それほど使い難いタイプの銃では無いので、後々軽く使い方を教えておいても良いかも知れないと傭兵は考えつつ…

マーフィー「クリファパズル545にアクセラレータ…道路標識か?………マーフィー・シーカー曹長、UBCS(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)の傭兵をしてる。マーフィーと呼んでくれ。」

またしても飛び出した(悪魔)などのオカルトな言葉に内心、二度あることは三度あるって訳かとつい先ほど二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)の(魔法)を見た人間としてのそんな感想を覚えつつ…

マーフィー「正直よく分からない、事前のブリーフィングにはあんな化け物共が出るなんて情報は無かったし――だが少なくとも(殺せ)はするみたいだな。」

現実問題、(脅威)として行く手に立ちはだかる以上、それを排除出来るか如何かに関しては職業柄ハッキリさせておかなければならないと考えている分、実際に此処へ(逃げ込む)までに交戦し殺し切る、或いは深手を負わせた手応えは十分感じている。

あの異形が何処から湧いて来ているのか…そしてそもそもの(原因)に関しては現状露ほども分からないが一先ず対処出来ると分かっているのなら今はそれで十分だと口にしつつ

マーフィー「俺達は丁度此処を離れようとしていた処なんだが…君らも一緒に来るか?――何か来る!?」

チャッ

と提案する…と、不意に霧の向こう側から此方へ近付いて来る影に気付いて、アサルトライフルを構える

―――



一方

霧の中を足早に進む現実離れ感のある晴れ着姿の貴人(『両儀式』)と血塗れた神父な彼(ガイスト)、事故車や時折出くわす化け物の類をやり過ごし、躱しつつ――(気配)を感じた方向へと進んで行く。
そうして行き着いた先に見えるのは――不可思議な気配も含めた面々の姿。

内一人(マーフィー)は此方へライフルの銃口を向けている。

『両儀式』「待ちなさい、私達は怪物の類では無いわよ?――思ったより多いわね?あの中に貴方(ガイスト)の息子さんは…」

そう霧の中でも良く通る声で呼び掛けながら――貴人は同行者(ガイスト)にそう尋ねて

  • No.129 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-02-08 10:03:42 

>マーフィー、一方通行、クリファパズル、両儀式、ガイスト、ALL(/お久しぶりです。生存報告がてら返信を変えさせていただきます)


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


霊華「は、博麗霊華です。よろしく、お願いします…!………ごめんなさい。私達も、あの化け物達の正体は…まだ、掴めてなくて……」

結果的に1番最後の自己紹介となった霊華は亜理紗の背中から顔を出すと、一方通行とクリファパズルにぺこぺこと頭を下げながら名を名乗る。一方通行に外を徘徊する化け物達について心当たりはないかと尋ねられると、マーフィーと同じく何も情報を持っていないと告げ。

隣にいる亜理紗も首を左右に振っている事から、彼女もまた何も知らぬ迷い人であることが察せるだろう。しかし、その後のマーフィーの発言を聞けば少し違和感を覚え。大勢の化け物が徘徊する現場の状況を知らないのは少々不自然ではないのかと考えるも、今はここから出ることを優先しようと思考を切替える。

と、後から来た2人(一方通行、クリファパズル)が自分達と同じ迷い人だと判明したところでマーフィーが一緒に来ないかと提案する。霊華と亜理紗もそれに反対する意思はなく、2人が望むのならこちらも迎え入れようと思った矢先__霊華は霧の向こうから誰かの気配を察知する。だが……

霊華「あっ、マーフィーさん。多分、敵じゃ…ないと思います。………息子?」

亜理紗「次々と来ますね……その言い方だと、お2人も私達と同じということでよろしいですね?」

その気配が敵では無いといち早く気付いた霊華はマーフィーに警戒する必要はないと伝えると、晴れ姿の貴人(両儀式)が発した『息子』という単語に首を傾げ。一方、亜理紗は次々とこの家に人(と言っても一部人外ではあるが)が入ってくることにもはや慣れてしまったのか「またですか……」と一人呟きつつ、念の為2人(両儀式、ガイスト)に生存者であるか否かを尋ね。

  • No.130 by スレ主/絶賛募集中  2024-02-11 22:44:35 ID:896f7f474



>124  芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン

>123 魔人アーチャー


【倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス、????→パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1】

PARARARARARARARARARARARARARARARARARA!(銃声)

■■■■■■■

数十発の5.7x28mm弾が満遍なく(黄色の何か)――此処では無い異常空間に巣食う無邪気で兇悪な異形
(パーティーゴア)を撃ち抜いて奇妙な体液を撒き散らさせズタボロの残骸へ変えて…赤毛のモヒカンは一弾倉分全弾を撃ち果たし完全に相手(パーティーゴア)が斃れて動かなくなったのを近付いて雑に足蹴にし確認しつつ――

その異様な風体を見て顔を歪めながら囚人服のモヒカンは倉庫内を見回す、広いそこに並ぶのは明らかに場に似つかわしくないカラフルなテーブルセッティングが施されたテーブル群と椅子、赤紫色のケーキ状のなにか、幼子の落書きの様な壁画と子供の誕生日パーティー会場めいた様相の倉庫内…

確かに愉しげではある、ジュースカップに注がれている中身が明らかに血であるのと――(材料)にされたらしき虚ろな表情の子供も含めた犠牲者達の頭部が飾り付けられて無ければ…

赤紫色のケーキ状に成型されたなにかも…恐らく人肉で作られた(人肉ケーキ)なのだろう。


――Oh Polly, dear Polly, come, go along with me

Polly, pretty Polly, come, go along with me Before we get married some pleasures to see


サイクス「!!…クソッ何の冗談だ!?」


不安定な音程の子供の様な声で流れてくる(Pretty Polly)――それ(童謡)を耳にした途端、足が石にでもなったかの様に動き辛くなる――

近くのドアや窓から滑り込む様に、或いは不自然な軽やかさで歩んでくる(黄色の何か)、数は次々と増えてゆく…


Willie, oh Willie, I'm afraid of your ways

Willie, oh Willie, I'm afraid of your way

I'm afraid you will lead my poor body astray


ジャッ

チャキッ

不気味に、そして不快に反響して耳に入ってくる(童謡)―其れに伴い(痺れ)が徐々に両足から広がるのを感じながらも手が動かせる内にPDWの弾倉を交換しつつ、赤モヒカンのDクラス職員は血混じりの唾を吐き捨ててPDWを腰溜めに構え、もう片手にポケットから引き抜いた9mm拳銃を持つ。

サイクス「逃げる大人は兎も角抵抗出来ねぇガキ(子供)相手なら餌や玩具扱いってか?この俺は簡単には殺れねぇぞ。来やがれ腐れスポンジ共!」

と啖呵を切る。

単純に言って絶体絶命ではあるが…屈する気は欠片も無いのだろう。

―――



ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ(ローター音)


バシュッ

バシュッ

バシュッ(多連装空対地ロケットの射出音)


霧掛かった倉庫地帯の上空を飛ぶ異形の攻撃ヘリ(きたかぜゾンビ)

少なくとも生存者(的場達&魔人アーチャー)を正確には捕捉出来ていないらしく、周囲をうろつく動くモノ(ゾンビ等の異形)も無差別に空から攻撃しているらしい――着弾・爆発音と共に何度か地面が揺れる感覚を覚えるだろうが、確かに彼(芦川)の言う様に無用なリスクを犯すのは得策では無いだろう。

ただヘリの動き的には他の(異形)と味方関係にあるという訳では無いらしく自機以外は敵と言っていい有様だ。

――ヘリの攻撃が激しい程、この(倉庫地帯)には他の(異形)が多く存在しているとも言えるが――

無差別対地攻撃を繰り返す異形のヘリ(きたかぜゾンビ)、このエリアの広さもある為か徐々にローター音が遠ざかってゆく。



>125 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】

ことも「…………………」

闘っていた彼(狩人)とナニカ(????)の方からの物音が止んだ――しかし、(異様な気配)そのモノは消えた訳では無く寧ろ強くなっている。

物陰から見る限りではどうやら膠着状態と言った処だろうか――彼(狩人)の方は、何やらこのリボンの少女(ことも)からもハッキリ感じられる程の(異質な何か)を用いんとしているらしいが…そんな彼(狩人)が動きを止めたのは、屋内に入ったらしき(何者か)の確認を優先したかららしい。



ジャキャッ!

眩い高ルーメンのフラッシュライトの光と赤い可視レーザー光が視界を奔る。
部屋に踏み込んだ大きな銃(M4E2)を構えた兵士のような格好に中東~南アジア系の風貌をした男――アースィフ・アリー・ザルダーリーは不意に視界に飛び込んで来た小さな少女(ことも)と……その奥の部屋に見える人影(狩人)を認識し、アサルトライフルを片手で構えたまま少女(ことも)に対して無言で(静かに)と自身の口に人差し指を当てるジェスチャーをしつつ――

アリ「……おい、其処のお前!聞こえるか?」

と彼(狩人)の方にわざと声を掛けながらゆっくりと其方へと歩み寄って往く。

無論、現状(狩人)が交戦中な事はまだ把握出来ておらず――その敵が(不可視)である事も当然知る由は無い。

一方の(ナニカ)は既に複数失われた(触手)の代わりなど幾らでもあると言わんばかりの様子で再び複数の(不可視の捕食器付きの触手)を音も無く(狩人)の周囲と――彼の方へ歩み寄る新手の傭兵(アリ)の方へとスルスルと伸ばして包囲し始めて…

  • No.131 by スレ主/絶賛募集中  2024-02-12 03:19:53 ID:896f7f474


>109 沖田総悟

>116 レイチェル

>119 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相

>121 鮫島美夜子/早瀬灰音

>BAR・アシュリー周辺ALL

【BAR・アシュリー(店内)→移動開始/ダグラス、ジム】

ダグラス「残りの道具や物資は此処にまとめて置いておくか、大荷物を持って行くにしても大きめのバックパックも無いしな。」

ジム「流石に手持ちで抱えて行く訳にもいかないし、それでいいでしょ。」

各々が必要なモノを手にして尚比較的潤沢な物資に関してはこのままこのBARのカウンターに目立つ形で置いて行く事にする二人、もし自分たちが此処を離れている間に誰かしら別の生存者が此処へ逃げ込んだ/避難してきた際に直ぐに使える様に配慮した形になる。

一方壮年の私立探偵(ダグラス)は、何やら窓の方を眺めていた件のプラチナヘアーの少女(レイチェル)が何かしら物言いた気な様子で集まりに戻って来たのを見て、最初に彼女に反応した脹相共々尋ねて見る。

ダグラス「(霧)の中に何か…見えたりしたのか?」

――



ジム「ヒュー、サムライブレード(日本刀)ってヤツかぁ…アレでしょ、クロサワ映画とかでヤクザ・クランが振り回したりするヤツ、結構クールだねぇ。」

と、地下鉄職員の方は典型的なアメリカ人あるあるの色々と変な方向に間違った日本観で早瀬が見せてくれた何やらおどろおどろしい雰囲気の刀『髭切』を見て何やら興奮している。乙骨の一振り然り特殊な事情がある故に携行している得物なのだが、極東の方では誰でも持っていると勘違いしているらしい。

―――

―そんなこんなで一通りの出発準備は整い、霧の中でもある程度の(行き先)の方向を職業柄暗記している壮年の私立探偵(ダグラス)はレミントンM31を片手に先立ってBARの外に出つつ――周囲を警戒して

ダグラス「こうも霧が深いと何があるか分からんが…とっとと移動自体は済ませた方が良さそうだ。先導する。」

と先行を買って出る。

  • No.132 by ガイスト  2024-02-12 14:56:50 


【南部住宅地(住宅内)】

>『両儀式』、マーフィー、霊華、亜理紗、一方通行、クリファパズル、ALL

ククク…これは想像以上だ。……だが、残念ながらこの中に我が息子はいないようだな…
(霧の中で感覚と気配を頼りに歩みを進めた。辺りを見渡しながら目的地へと辿り着き予想以上の気配に口元に片手を当てながら呟いて。見た限り探している相手はおらず別の場所に迷い込んだのだろうかと考えつつ危害を加えない事を示すように話して)
そう警戒するな…我らは異形の怪物から逃れてきた者だ、そちらに危害は加えぬぞ
(いつもより真面目な声で生存者である事を伝えた後息子と言う単語に反応した霊華に「…詳しい話は警戒が解けてから話す」と告げ様子を伺うように辺りに視線を向けて)

【主様、体調は大丈夫でしょうか…?そして返信遅れてすみませんでした!】

  • No.133 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-02-13 01:49:06 



【倉庫地帯 魔人アーチャー】


>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL

>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ


魔人アーチャー「魔術師にも色々おるんじゃのう。偏屈で傲慢な者ばかりだと思っていたが…遠き異国の魔法使いよ。お主はこの状況をなんと見る?わしはこの場所に来てからまだ頭の整理が追いついておらんのでな…普通こんな事はないんじゃが何か可笑しい…」

(話の分かる相手だとわかり、気に入ったのか感じていた事を問いかけて。普通であれば召喚された際に得るはずの知識もどこか不揃いで、おまけに状況が全くつかめない状態である事を言って)


魔人アーチャー「はっ、わしを誰じゃと思っとるんじゃ。これでも天下治めかけた大英雄じゃぞ、まぁ出来なかったんじゃが。……取り乱すでないぞ、まずは陣形を整えるんじゃ」

(分からず屋と言われ、口角を吊り上げながら胸を張っては自虐風の自慢を言い放つと、聞こえてくる銃声とヘリコプターの音を聞きながら、焦ることなく冷徹な表情になって)


魔人アーチャー「ほうほう、天下布武を敷くわしとバッチバチにやりあったあの越後の軍神、上杉謙信じゃったかぁ~……って、ええええええ!?お主が上杉謙信じゃと!?!?!?むむ…ゴホン、色々とおかしい気がするんじゃがまぁ是非もないな!上杉謙信が上杉謙信っていうなら上杉謙信なんじゃろ、うん。是非もなしじゃな!!ならばわしも名乗るとしよう。わしは信長…織田信長である」

(頷きながら相手の名前を復唱すると数秒後、素っ頓狂な声を上げて後ずさっては取り繕うように言葉を並べ立てれば、改めて上杉謙信と名乗った彼女を見てはこちらも名乗らねば武士の名折れと感じたのか、太刀を構え名を名乗って。本来英霊である彼女の真名を知られるという事は致命的な弱点となりえるが、彼女の真っ直ぐなその瞳と心に感じたその意気を汲み取って、自ら素性を明かして)


魔人アーチャー「何が何だか全くわからんが…そうか、お主らといれば少なくともこの場所での生存確率は上がるという事はわかる。見かけによらず死地は潜り抜けてきているようじゃな?はっはっは、ならば是非もなしじゃ。この窮地を脱する策を申してみよ」

(一連の相手のやり取りを聞いていたが理解が追いつかなかったのか小さくため息をつくも、この状況を打破するには協力が不可欠である事は分かったので相手の言うことを従う意思を見せて)


【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】


>????


桜セイバー&ミルコ「……!」

(2人が同じタイミングで異変に気付き、声を出さずに互いの顔を見ては、1つ頷きを入れる。「間違いない、確かに聞こえた、何かがいる」。そう感じ取っては今いる病室を、すり足で出て廊下に出て)

ミルコ「…チッ、反応が薄い…目視確認が早いぜ、サムライガール。4つくらい離れた所だ」

桜セイバー「御意。マスターは私の傍に。背中は預けます」

(小声でそう告げては2人で寄り添うようにして、なるべく足音を立てないようにして不可解な音と、不気味な声が聞こえてくる方へ歩みを進める。気配を探ったが効果は薄く、見たほうが早いと言うと先ほどまで殺気を放っていた沖田は、強襲をかけれるように意識を集中させて徐々にその音と声が聞こえる場所に近づいて)


桜セイバー「……何者だ。所在を明らかにせよ、答えねば斬る…既に我が剣の間合いと心得よ」

(奇襲を警戒して、扉の前には立たずに少し離れた廊下から、冷たい声でそこにいるであろう声の主に言い放って。事実、踏み込んで3歩あれば斬れる位置にはいる為に嘘は言っていない。普段の優しそうな声とは違った、所謂「仕事モード」の状態で向こうからの返答を待って)

  • No.134 by スレ主/絶賛募集中    2024-02-15 04:49:06 ID:896f7f474


>133 ミルコ&桜セイバー、廃病院ALL

【廃病院/????、バブルヘッドナース×多数】

――がんっ…かんっかんかんっ

空虚な静寂と不気味な雰囲気の廃病院内で物音と奇妙なうわ言を辿って駆けつけた二名(桜セイバー&ミルコ)、周囲の警戒を怠らずに油断無く後方にも気を配りながら――背を仮初のマスター(ミルコ)に任せたサーヴァント(桜セイバー)は警告を兼ねて瞬時に斬り伏せられる位置につくと声を掛ける――
すると―何かを叩き付ける音とうわ言がピタリと止んで…一瞬静寂が院内に戻った様に思える。

しかし次の瞬間

ガシャアアンッ(ドアを押し倒す音)

????「縺ェ譁?ュ怜喧縺代?譁?ォ?謨吶縺ヲ縺上□縺輔」

判別不能な異言をわめきながら、オレンジ色の囚人服(背中にD-22355の番号が記されている)姿の顔色の悪いスキンヘッドの長身痩躯な男が部屋の壁とドアを無造作に押し倒して廊下に現れる。

…その様相は異様そのもので、囚人服の前部は乾いた血で赤黒くなり…口端からは泡を吹き掛けていて…その双眸は明らかに焦点が定まっていない。

飛び出してきた囚人服の男は近距離で彼女(桜セイバー)と彼(ミルコ)の方に顔を向けて――ジッと二人を見つめたと思えば――

????「違う…違う、お前らじゃない。」

と聞き取れる声でそう呟くと、その場に座り込んだ。

――どうやら襲い掛かってくる様子は無いがかなり挙動不審である―――と


現在進行形で二人の居る部屋の外の照明が点滅して消えかかっている廊下、そこを蠢き凶器を手に緩慢に近づきつつある錆色の看護婦の姿をした異形(バブルヘッドナース)達。

ギィリリリリリリリ(鉄パイプを引き摺る音)

カツカツと不安定な足取りのハイヒールの足音がその不快な金属音に混ざって幾つも聞こえてくる。しかもそれらが確実に病室に近付いているのはほぼ間違い無いだろう。

  • No.135 by 桜庭長春/山姥切国広  2024-02-15 14:25:31 

【商店街/山姥切国広】
>>山姥切長義、

(商品棚にそのまま突っ込んで来た。数歩下がり刀を構える。今すぐに斬るのは可能だろう…ただ、それはまだ意識のある“彼女ごと”斬ることになる。理性のある彼女を斬るのは心が痛む、狙うなら上の寄生しているであろう部分。。ただ、動き回る彼女の頭に寄生している物体自体を切り離すのは、中々に骨が折れそうだ。色々と考えを巡らせていれば外から声が聞こえた…その声は、自分のよく知っている…)

「…!この声………本歌か!?」

(山姥切の本科である、山姥切長義の声。まさか、彼もこの霧の街に呼ばれてしまったのだろうか。ゆっくりと後ろをむく彼女……今ならば

そろりと彼女に近づけば、頭に引っ付いている寄生体に向け、刀を振った)


【自然公園/桜庭長春】
>>鶴蝶、SM達

「っ……!」

(霧の中でばったりと出会った青年に手を引かれながら走る。ちらりと後ろを見れば諦めることなく…むしろ、人が一人増えたと喜ぶ怪人達。彼に引かれていることにより走る速度は上がったが、疲れを知らないのか彼らとの距離は縮まっていく。
後ろに銃を向けるがその手は恐怖からかカタカタと震えていた)

「なっ……お兄ちゃん!あの人のところに」

(自分が撃つ前に前から飛んできた銃弾。急いで前を向けば遠くに人影が見えた“急いで”と言葉が聞こえてくれば共に走る青年に“彼女の所へ行こう”と提案し)

  • No.136 by 幻想と死人のパーティ  2024-02-21 22:13:26 

>130 >133 >魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス)

【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

ミシェル「この世の理の探究者と言っても探究する理由は人それぞれ。武術のような心も鍛えられる物とは違い知を研鑽する者の人品は問われません、それが魔術あるいは魔法と言う学問です。ましてや学べば狂気に囚われてしまう場合もありますそれに囚われず真っ当な精神性を持つ者など極稀、それこそ砂金と等しく無法の者ともまた異なりますが我が強い者や変わり者が居るのもまた道理なのです」

魔人アーチャーの言う事に対して魔道を進む者に真っ当な者など少ない。知識が深まれば深まる程元の人格を保っていられるとは限らないある種の天性の人間性が問われるので大半が彼女が見てきた者はある意味では正しいと肯定する。

ミシェル「失礼、前置きが長くなりましたね。まだ断定するには情報不足が少なすぎます…しかしその上で参考程度に敢えて言えるのはこの世界は明らかにそれでも異常過ぎるということ」

意見を求められ、判断材料が少ない事を伝えた上でまず私見を述べるとしたら何もかもが異常過ぎると言う事。ミシェル達含む全員はまずあらゆる次元が融合し、本来であれば崩壊してもおかしくないはずが安定した世界にて出会い集った者であり突然この場に居た事を伝えつつこの世界は次元が融合する過程で出来ている世界ではないかという仮説を魔人アーチャーに唱える。もっともそうだとしても此処に魔人アーチャーと遭遇する過程で多数居た生きる屍と少数居た目から赤い血を流し銃を扱える知能がある謎の個体が攻撃していた姿を見て融合したばかりでルーツが異なる同士で敵対しているのでは?という推論も付け加える。勿論現段階では確証も証拠も提示は出来ないが、ならば今度はあの場に居た死亡者全員が生きる屍と目から赤い血を流す謎の個体どちらかに全員変異しないのはなぜかという疑問が浮かぶことになるとも説明する。

川田章吾「天下治めかけた大英雄様か…もう日光東照宮の大権現様がタヌキの妖怪だったり農民から天下人になった草履持ちが猿の化け物も見たんだもう驚かねぇさ。よっぽどヘリには縁があるな…」

魔人アーチャーに関して自虐的に言っている最中脳内にはミシェルが言っていた東洋の何処かの英霊と言っていたが流石に東洋と言えば日本以外にも国はあるので断定は出来ないので思考を中断し、此処に来る前の駅構内と同じくヘリに関わる事が多いなと呟く。

上杉謙信「卓殿に聞きましたが別の世界での歴史では男という事になっているそうです。貴方が信長公とは…言われてみれば髪を伸ばした香殿に少し似ているような…」

的場卓「確か12歳だったから香ちゃんが髪伸ばして少し背とか大きくなれば分からなくもないけど、目つきとか雰囲気が違うよ。あっ、香ちゃんというのは謙信姉の世界の信長さんの妹だよ?確か俺達の歴史でいうお市の方だね」

上杉謙信「私達の世界では信長公は尾張の織田家当主そして茶屋を営みよくお団子を作っている方だ、香殿はとても愛らしい少女でありその茶屋の看板娘を。その団子が絶品なのだ統一後は私のおやつを作る係になってもらっている」

そう言うと信長公が作った団子を思い出し謙信は腹の音が鳴る。

的場卓「俺はその茶屋で働いていた頃があって信長さんには団子の作り方から剣での戦い方の参考も教えて貰った。信長さんも香ちゃんもあの世界で俺を受け入れてくれた家族みたいな人達だった」

上杉謙信「私も審査で立ち合いましたが卓殿は信長公から団子の腕を認められて店を他所で出していいとお墨付きなんですよ?この世界から出たらまた団子を食べたいものですね―これからも卓殿のお傍でずっと」

二人は信じて話した彼女の真名に親しみを持ちそれぞれ魔人アーチャーではない別世界の織田信長そしてその妹にそれぞれの印象や想いを話す。

ドリー「せっかく諍いが終わったと思えばまたこの音か!?」

パック「うわぁぁ揺れる!!!!」

飛行するヘリの着弾や爆発音がその攻撃が激しければ激しいほど鳴り響く。幸いにもこちらにはその攻撃は来ず収まり、その衝撃で建物が揺れた際に地面には棚からかなり物が落ちた。

パック「ようやく終わったよ…ん?」

ドリー「収まったのう、どうしたんじゃパック?」

地面に落ちた物の中で気になったのに近づき手に取るパックとドリー。

セントメダリオン×5

ホーリーキャンドル×4

を手に入れた。

芦川美鶴「さすがは話が早いと言うべきか、賢明な判断だと言うのも迷うが貴方程修羅場は潜ってはいないですよ信長公」

笑みを浮かべながらどのような考えであれ協力してくれるのであれば好都合である。

芦川美鶴「まずは敵と戦うのを最低限として避け隠れ潜むあるいは逃げるのを徹底し、この倉庫街では物質を集めるだけ集め情報も収集もする―生存者が居たとしてもまずは我々の安全確保と活動の準備を出来るだけ最優先してから保護や共に行動を行うべきだと思う」

川田章吾「自分達の足元疎かにして木乃伊取りが木乃伊になるなんてのはさすがに避けたいだろ?俺達もこの世界について何も分からなければ知るのにどれくらい時間が掛かるのかも皆目見当が付かない。人数が増えるってことはリスクも上がる、俺達も休めて保護した連中を置ける一時的な安全地帯と言える拠点を確保してからの調査も手だろう」

芦川美鶴と川田章吾はそれぞれ自分達の安全確保の上でどれ程この場に居なくてはならないのかわからずあくまでも期間が長期的な調査や活動を想定し物資や情報を集め、また自分達が休めまた保護した人達を置ける安全な拠点の確保あるいは作ってからの調査を提案する。



  • No.137 by スレ主/絶賛募集中  2024-02-23 19:04:55 ID:896f7f474

【予告通り停滞気味の箇所を順次動かして行きます。】≫ALL本体様

>84 エル

> 遊園地ALL(ギデル、シックス)

【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

L「…ええ、私達は“わるもの”ではありませんよ。」

問いに対して物騒な装備類と兵士めいた格好をしたT-Doll(戦術人形)は、堅い表情を外見年齢相応の少女らしく――ほんの少しながら穏やかに綻ばせて、こくりと赤子(エル)に顔を向けて頷く。

それは決して嘘の類では無い彼女(L)なりの誠意と本意。

血も涙も無い様な戦闘機械でありながらも、人を補佐し人を支える存在としても創り出された存在(自律人形)としての意思そのものだった。

―急速に周囲を覆い始める“霧”元々そこいらで漂っていたがその比ではない(濃さ)になりつつある。それこそこの場の面々単位で姿が見えなくなり始める程に

―彼女(L)が携行している携帯無線機から発せられる耳障りなノイズ。

LダミーA「14時方向、敵影確認――距離50」

既に姿の視えなくなっている自身の傀儡人形(ダミー)からの肉声による報告――

霧の中で姿は視えないが感じ始める(異質)な気配と、徐々に大きくなる無線機のノイズ

L「………………」

ジャガッ

一先ず赤子(エル)だけでも護ろうと(ゆりかご)を背にSCAR-Lを構えながら周囲を警戒する戦術人形(L)
一度この場を離れる必要性も思案しながら霧の中を蠢き近付きつつある異形(ライイングフィギア)に備える。

  • No.138 by 鈴鹿御前/鯰尾藤四郎/キョンキョン  2024-02-24 13:37:51 



>84 エル

>137 L

>遊園地All

【 遊園地・メリーゴーランド付近/鯰尾藤四郎 】

( この不思議な霧と灰の街にやってきてどれだけの時間が経ったのだろう。仲間や兄弟達の姿も見つからずに現れるのは化け物ばかり。応戦したり逃げたりする内に辿り着いた場所(遊園地)。霧に包まれていて視界が悪い。それでも足を進めているといくつかの気配を感じて。どうやら彼方側(化け物)ではない様子。やっと誰と出会えることに安堵しつつ近づこうとすると周囲を蠢く何者か(ライイングフィギア)に気づき、更に其れが誰かに接近しようとしていることを察知して )

鯰尾藤四郎:俺が何とかするのでその子(エル)を守りながら逃げてください

( 2人の人物(Lとエル)に姿が見える距離まで近づいて。その姿がはっきりになるにつれて赤子までいるのかと内心驚いたり、2人の間に何か関係性はあるのだろうか、武装をしたり何らかの武器(SCAR-L)を構えているということは戦いに慣れているかもしれない。それなら自分が周囲に蠢く異形のものらを引き付ける間に赤子(エル)を連れてこの場から逃げてもらおうなどと考えを巡らせてから警戒を感じさせないように笑顔で告げて。やっとの遭遇者に尋ねたいことがあったが、そうは言っておられずに近づいてくる気配の方へ一歩前に出てから少女(L)と赤子(エル)を庇うように立ち塞がって本体(脇差)を抜刀して )

( / 本編への参加が遅くなってしまってすみません。絡ませていただきました。残りのキャラも他のロケーションの状況やタイミングを見計らって後に合流しますね / )

 

  • No.139 by 狩人  2024-02-25 10:49:50 

(/返信を滞らせてしまい大変申し訳ありません。お知らせの件についても、事後ではありますが承知致しました。私も主様の方針に全面的に従う所存であります。若輩者ですが、こちらこそ改めて宜しくお願い致します)


>130 ことも、アリ、ALL

【廃屋敷/リビング】

狩人の視線を、突如現れた閃光と拡散せずに真っ直ぐ進む赤い光が遮った。続けてこちらに向けられたであろう男(アリ)の声が響く。霧の揺らぎを見逃さぬように、敵がいると思われる場所を視界に入れつつ声がした方向へ視線を向ければ、見慣れぬ服装に加えて見たこともない銃を持った男(アリ)がそこにいた。隙の無い、場馴れした所作からして戦術に長けた者だろうか。少なくとも理性を保った人間の可能性が高い。しかし少々不味いことになった。ここには不可視の敵がいて、今まさに相対している最中だ。おそらく彼(アリ)はこの敵に気付いてはいない筈。となれば敵が攻撃を仕掛ければ彼(アリ)は奇襲を受けるのは確実。ならば、彼(アリ)に身の危険を伝える必要がある。かつて自分自身もヤーナムの地でとある狩人狩りに助けられた身、助けられる者ならば助けるべきだと考えていた。
侵入してきた男(アリ)が狩人に声を掛けつつ歩み寄れば、狩人の周囲とその男に向かうようにして揺らぎ始めた。最早猶予は無い、“彼方への呼びかけ”を使うしかあるまい。そう判断してからは早かった。まず男(アリ)に「不可視の敵が潜んでいる、霧の揺らぎを見逃すな」と返事を返しながら、ポケットから精霊を取り出す。ノコギリ鉈を腰に下げて右手を開け、即座に精霊を握り締めた左手と共に右手を頭上で合わせた。
“彼方への呼びかけ”とは、元々遥か遠くの星界への交信を行う儀式として開発されたものである。しかしその全ては失敗し、交信を行うことはできなかった。だが儀式に伴う星の小爆発は絶大な威力を誇ったので、“彼方への呼びかけ”は星界の交信ではなく広範囲に攻撃できる術として活用されるようになった、そういった経緯を持っていた。そして今回も、“彼方への呼びかけ”は望まれる効果を発揮した。
狩人の組んだ手の上から小さな宇宙空間が発生したかと思えば、それは直ぐ様爆発を起こし、それに伴う無数の光弾が不可視の敵目掛けて突撃した。

  • No.140 by 山姥切長義/加州清光  2024-02-25 17:55:48 

(/返信遅れました!返事と絡み文置きます!!)

>127
>135

【商店街/山姥切長義】
>山姥切国広、IDW?


「その声は……まさか偽物くんかい!?」

(帰ってきた声は聞き覚えのある声。自分の写しである山姥切国広の声だと気づき。まさかこんなタイミングで出くわすと思いながらも、先程の物音と足音から推測し中で何かが彼の付近に起きておりなおかつ自分に何かが近づいていると知り、やや後退し刀を抜いて。)

「君が生きていて何よりだよ。それより、状況を説明してもらいたいのだけれど?」


>133
>134

【廃病院/加州清光】

>桜セイバー、ミルコ、バブルヘッドナース×複数、???


「はあ、とりあえず入ってみたはいいけど、これからどうするかなんだよね」

(他の刀剣達と同じく、この街に迷い込んだ一振の刀剣男士。近くにあった薄暗い廃病院に入ってみればあたりを見回し考え込んで。ふと歩いていると物音が聞こえ、壁に身を潜めてはちらりと様子を伺って。)

「…何あれ」

(そこにあったのは謎の明らかに不審な座り込む男、そして刀を持った女性…どこか知る雰囲気の彼女をちらりと見つつ壁の後ろでさてどうするかと考え)

  • No.141 by エル  2024-02-25 20:30:20 


【 遊園地 メリーゴーランド付近 】

>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、ギデル、シックス、遊園地all

「…えるぅ!わるもの、ちがう!だいじょ…__みんな!」

穏やかな微笑みを向けられてはまじまじとLを凝視する。純粋な誠意と本意。感じ取ったそれらのものから信用して良いと直感的に悟り頷き返す。それから今も警戒を続け、エルを守ろうとしてくれているレインコートの少女(シックス)やエルと同じ疑問を抱いていた猫の獣人の少年(ギデル)に信じて大丈夫だよ、といった趣旨の言葉を告げようとしたその刹那。

濃霧が辺りを覆う。

驚きながら思わずギデルやシックスへと手を伸ばすが瞬く間に濃霧が彼らの姿を覆ってしまう。異変はそれだけでは終わらずに先程までは感じることのなかった異質な気配が突然現れ、蠢きながら近付いてくる。見たことも感じたことすらもない歪んだ存在。

ギデル達を見失ってしまった悲嘆や得体の知れない存在への恐怖が入り混じった感情から泣きそうになりながらゆりかごの淵をぎゅっと握りしめる。

身体が硬直しているのか、ただただLの背中を見つめることしかできないでいると突然現れたのは軍服姿の少年。喫驚のあまり、溢れ出そうになった涙が引っこんでしまいゆりかごから身を乗り出してその少年を注視してしまう。

何やら囮となって1人で得体の知れない存在と対峙し、エル達を逃そうとしているみたいだ。

「やーや!いっちょ!いっちょがいい!!える、ぷりきゅあなの!えるもいっちょするの!!」

相手から告げられては即座にぶんぶんと激しく首を左右に振り、自分は戦えるから一緒に立ち向かおうと必死に伝える。

エルだってプリキュアなのだ。仲間達のように誰かを守りたい。だからこそ1人を置いて逃げるなんて真っ平ごめんだ。元の世界で仲間達がエルを狙おうとする刺客から幾度となくそうしてくれたように。この世界で先も、そして今も守ろうとしてくれている彼女達のように。そう思うと恐怖心は消え去っていく。右手を胸に当てては霧に隠れて視えない歪んだ存在がいる方向を睨みつけ、いつでも変身できるように構えながらその存在の姿が視えるのを待ち。
 

  • No.142 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-02-26 02:00:59 



【倉庫地帯 魔人アーチャー】


>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL

>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ


>136

魔人アーチャー「ふは、言いえて妙じゃな。…儂を呼んだのがそちならば色々とやりやすかったんじゃが…どうやらそうではなさそうじゃし色々とこの場所はおかしいようじゃからのう。ふむ…そうか。ぶっ飛んではおるがそう仮定して動くのがよさそうじゃな。情報感謝するぞ、異国の魔術師よ。儂もここに来た理由は物資の略奪じゃ。…まぁ今爆撃してきたあのうるさい鋼鉄のハエ(ヘリコプター)もその1つじゃろ?あんなのがブンブン飛んでるような場所じゃし是非もない。理由を考えるだけ無駄じゃ、先ずは衣食住の確保が最優先じゃな。食は儂には必要ないんじゃが別行動している奴らがおってのう。南蛮の伊達男と人斬り集団の病弱剣士なんじゃが」

(核心を突いた言葉に、その通りじゃ!と破顔一笑するとこういう魔術師の下に呼ばれたいものだと惜しみながら状況を共有する。柔軟な考えで動くのが吉と見たのかそこまで驚きはせず、自分も状況を話せば今頃どうしているものかと別行動している仮の契約主と、もはや腐れ縁でもある剣士の存在を明かして)


魔人アーチャー「おぬしらの世界の竹千代とサルは揃ってバケモンか何かか!…まぁ家康はわしのカリスマ効果ないくらい自由だったしサルに至ってはのう…ってそんな事はどうでもよいのじゃ、あのブンブン飛び回る鋼鉄のハエがいる様じゃ迂闊に外にも出れんな。撃ち落とそうにも儂の火縄銃じゃ分が悪いんじゃが?」

(確かにそう呼ばれていたし呼んでもいたな、と自身の自慢の部下だった秀吉と家康を懐かしみながら、「どうすんじゃアレ」と去っていったヘリコプターの方角を見ると)


魔人アーチャー「聞けば儂も女だったり男だったりするらしいし別に謙信が男か女なんか些末な問題じゃな。どちらにしろ厠で…おっと、これ以上言うと儂の所の謙信は本気で殺しに来よるで辞めておこう。ほほう、じゃあ儂の家臣みたいなもんじゃな、はっはっはっは!まさか儂と縁のある者とこうして出会えようとは。上杉とはまぁ色々あったがこんな状況じゃ。儂としては同盟を結びたいんじゃが…どうじゃ?この摩訶不思議で面妖な場所は戦国の世ではないのは明らか。手を組まんか?織田と上杉が組んだら最強じゃろ。儂の配下おらんし儂のワンマンアーミーだけど!」

(別の世界という、想像もできなかったその事象でこうして自身を知る者や自身が知る者と出会えた事に感銘を受けながらも、ブラックジョークを飛ばしつつ急に真面目な顔になり、謙信と卓を見ては手を組まないかと提案して)


魔人アーチャー「なんじゃこれ?キリシタンがよく持ってるアレに似てるのう。……なるほどのう。お主らの言う事は確かに一理ある。拠点のぉ…城みたいな場所があればいいんじゃがそう簡単には行かんじゃろうな。…実は儂と別行動している者がおるんじゃ。同じように食料や雨風を凌げる場所を探しておる。儂は単独でこっちに来てたんじゃが合流しようにもこの悪天候じゃのう…。ともかく、先ずは足場を固めるのは同意じゃな。外から聞こえてきた銃声からして何かしらおるのはおるんじゃろうが…」


(メダリオンやキャンドルを見て、生前自身が保護していた宗教の人間がこんなものを持っていたなと思い返して。美鶴、章吾の言葉を聞けば同調の意を見せて)




【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】


>????、加州清光


>134 >140

ミルコ「うおわっ!?なんてこった、ここはポヴェーリアか何かかよ」

桜セイバー「…?違う…?何が……ッッ!!いけない、マスター!更に音が…それにこの音は…」


(いきなり飛び出してきた正体不明の相手に反応して沖田総司は瞬時に斬りかかろうとするもマスターであるミルコが驚いたのを見て防衛に専念する。異様な様子を見て譫言の様に呟いた言葉を復唱しようとした彼女だったが、研ぎ澄まされたその心眼がさらなる気配を、魔術師である彼よりも早く感知して)


ミルコ「…どうなってる。そんな気配なんて微塵も…。おい、そこの!動けるか!ジャンカーか何か知らんが如何やらマズい状況になりそうだ…!サムライガール、応戦できるか?」

桜セイバー「その呼び名は些か語弊がですね…。はい。この方を守りながらまずは状況を打破しましょう…それに、まだ他にもうっすらと気配を感じます。私としてもあまり長期戦は…」

ミルコ「ヒュウ、こりゃ魔術師顔負けだな!分かった…最悪抱えてでも逃げるさ!」

桜セイバー「(この気配…初めて感じる筈なのに何処か懐かしい…?同じ隊士が他にいるんでしょうか…?それとも…)」


(その場にへたり込んだ謎の男に呼びかけるも、迫ってくる音が大きくなるのが分かれば魔術師である自分も前に出て、契約したサーヴァントである沖田総司のもとへ歩み寄って。不治の病に犯され、英霊となった今でも苦しむ彼女のことを考えれば、余り対多数の戦いはするべきではない。それにこの男の事も捨て置く事は出来ない為、まずは向かってくるであろう敵を迎え撃つ準備を始めて。男を守るようにして立ちながら、沖田は最後に感じた気配が何処か不自然で、違和感がある事を感じ取っており。そちらにも注意を向けながら愛刀である加州清光を握る手に力を込めて)
 

  • No.143 by 加州清光  2024-02-26 07:24:18 

>142

【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???

「わ、…俺は敵じゃないから安心して。あんたらが何者かわからないけど、今ちょっと大変な状況なのはわかったしさ、助太刀くらいなら俺もできるから」

(驚かせてしまったかと頬掻きつつも、隠れながらそう言って。異様な金属音が耳をすますと聞こえるため、警戒しながら自分も本体である刀を鞘から抜いて。時折様子を伺うと、女性(桜セイバー)の帯刀する刀が自分に見えいやそんな筈はと首を振って。)

「(いや、俺は池田屋で欠けちゃったから持ってるのは付喪神の俺だけなはずだよね…あと沖田くんは男性だし)」

(あれは“加州清光”なわけがないと自分に言い聞かせながら敵を待ち)

  • No.144 by レイチェル・ガードナー  2024-02-26 08:20:39 

(/遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。ようやく時間が取れたので回しておきます。
トピ主様、継続は嬉しいことですがどうかご自愛くださいませ。
改めてよろしくお願いいたします)


> BAR・アシュリー(店内)ALL

【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】

レイチェル「……ええ。あのね……」

(脹相、そしてダグラスに「なにか見えたか」と聞かれ、頷いてそう答える。)

レイチェル「あの窓に、赤い三角コーンみたいな頭をしたなにかがいた。…気のせいかもしれないけど、あれはなに?」

(そう言ってもう一度窓の方を見ながら、異形頭のなにかがいたと話す。
信じてくれないなら別に構わない。生憎"話を聞いてもらえない"ことには慣れているから。)

  • No.145 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-02-29 00:40:53 



【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】


>????、加州清光

>143

桜セイバー「…なれば姿を見せたら如何です?そう言われて「はいそうですか」と信じる程私はお人好しじゃありません。マスターに危害を加えようものならその首、三歩の内に飛ばして…」

(すでに集中しているのか、研ぎ澄まされた殺気を隠れている相手に向けながら牽制する。先ほどとは打って変わって冷酷無比な声色で脅しではないぞ、とでも言うようにじりっ、と半歩距離を詰めようとすれば…)

ミルコ「止めろセイバー。ヘイ、チラチラこっちを見てるそこの!ウチのサムライガールが悪かったな。スイッチが入っちまうと何でもズバズバ斬っちまうんだ、許してくれ!アンタもここに何かしら探しに来たクチか?」

桜セイバー「………話は後です。目の前に集中を…!」

(普段の茶化すような声とは違う真面目なミルコの静止の声に桜セイバーの足が止まる。頷きながら様子を伺う相手に悪気はないんだと謝罪の意を述べながらゆっくりと近づいて対話を試みる風変わりな男。その男の意図を汲み取った彼女もそれ以上の追及はせず、集中するようにと短い言葉を交わしては再び刀を握る手に力を込めて)

  • No.146 by 加州清光  2024-02-29 06:56:40 

>145

【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???


「え、ごめんって、本当にあんた達に迷惑かけるつもりないんだよ…!」

(冷たく言われてしまえばぶんぶんと首を振り、少し前進し少しだけ姿を見せたタイミングで男に彼女が制止された。この二人はどういう関係なのだろうと思いつつ警戒的な彼女に代わり話しかけてきた彼に返事を返そうとし)

「俺はさっきこの病院の前になぜか出てて…そーね、女の人の言う通りなんかこっち来てそう」

(手がかり探しと説明しようとした矢先、彼女の言動にも一理あると思い頷いて。後で彼らと情報共有しようと思いながら自分の本体である打刀を構え直して。それは“加州清光”そのものの刀である)

  • No.147 by 幻想と死人のパーティ  2024-03-02 18:06:29 

>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス、パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1)

>142

【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】

ミシェル「仮説を仮説で重ねてはいますがこの世界を探索していけばおのずと真実は見えてくることは確かでしょう。今は生き延びる事が先決なのは同意です。とんでもござませんこのような拙い推論をお褒め戴き光栄です。同行者の方がいらっしゃったのですね?残念ながらそのお二方を私達は見ておりませんね…」

情報が足りなさすぎる中で参考になってくれたのであれば幸いであるとお辞儀をする。
確かに理由は生き延びた後にでも考えられる。しかしその上でもやはり今後の行動方針を固め目標を定める為には探索しながら情報収集と考える事に余念は無いようだ。また同行者が魔人アーチャーに居ると言う事だが言われた人物像の者とは会っていない事を伝える。

上杉謙信「???私としてもいろいろあったが彼と共に居られるのであれば満足であり貴方には含む所は一切無い。この状況に願っても無い事、共に生き延びる為にJAPANの帝として同盟を結ぼう信長公。私の知る信長公は病弱だった時から一対一なら尾張で右に出る者はいないという剣と柔術の使い手だったのですが、火縄銃の使われるのか。貴方も私より頭が良いと見える。知識ある者が増える事はより視野が広がる我々が組めば不足はない」

的場卓「あはは俺も織田家の武将として戦ってたから間違いではないのかな…?。じゃあ決まりだね!お祝いにお団子を作るよ!材料を見つけたら必ず作るから、約束する!」

厠という部分で首を傾げながらも魔人アーチャーには決して含む所は無いし願ってもない同盟の打診を謙信は快諾し、その様子を見て笑顔になり別世界とは言え同じ兄のように慕う信長に教わった団子を同盟の記念として団子を作ると約束する。

パック「なにこれ?」

パックは不思議そうにしているとミシェルは見つめ鑑定した後蓄えられた知識からそれぞれが効果があり魔除けの洗礼が施された聖なるコインと特殊な製法で祝福・洗礼された聖なるキャンドルであると伝える。

ドリー「数はあるし分けてもよさそうじゃ、信長殿にも渡そう。使い道は好きになされ」

ドリーはそこそこ数がある事を理由に魔人アーチャーにも自分達からの信頼の証としてセントメダリオンとホーリーキャンドルを一つずつ渡す。

川田章吾「安心できる要素かは分からんがあのうっとおしいクソヘリに関しては撃破する策は全員の力を借りれば幾つかある…お前さんの火縄銃含めてな。この状況が状況だ余り贅沢は言えねぇが最低限目立たず雨風を凌げる場所を当面は拠点探しと物資確保を目標にした方が良さそうだな…お仲間さんが居たのか?俺も見てないな」

芦川美鶴「では信長公の当初の目的だった物資及びそして城とは言わないまでも今後の活動拠点の確保を僕達の明確な方針にして余力があれば助けを求める人々の救助を行います。僕も見てはいませんが信長公の同行者の二人も探索を行おう」

皆それで良いなと美鶴が全員に問うと少なくても魔人アーチャー同様異議なしと言う事で一致する。

芦川美鶴「今ヘリの方は一時的に離れたみたいだから外の状況を確認して再度探索しよう。今更ながら申し遅れたが僕は芦川美鶴」

川田章吾「そういえばそうだな俺は川田章吾」

的場卓「教えてなかったねごめん。俺は的場卓」

ミシェル「名前を名乗らなかった非礼をお詫びします。私はミシェル・サヴァンと申します、宜しくお願い致しますアーチャー様」

パック「うっかりしてたわ!オレはパック、よろしくノブノブ!」

ドリー「そうじゃったな大変失礼した。妾はドリーじゃ」

今更ながら魔人アーチャーの名前を聞いた後に名前を名乗っていなかったことを気づきそれぞれ名前を名乗る。

  • No.148 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-04 02:50:33 ID:896f7f474



>138 鯰尾藤四郎

>141 エル

> 遊園地ALL(ギデル、シックス)

【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近(交戦しつつ後退)/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

■■■…

奇妙な錆び臭さを伴って姿を現し始めるのは歪なヒトガタの異形(ライイングフィギア)…その姿は両腕を拘束されたヒトガタが、頭から全身をゴム状のもので覆われた様な姿をしている。その体躯のあちこちに裂け目があり、シュウシュウと音を立てて地面を焦がす腐食性の黒い液体を滴らせながら形容し難いおぞましい異音と共に数体、身をくねらせて歩み寄って来る。

それも一体二体では無く、霧の中から次々と姿を現して来る。

L「!――支援感謝します。いえ…この状況での分散は合理的ではありません。この場は共に突破しましょう。」

新たにこの場へと(本人が意図したかは不明だが)馳せ参じた形でやって来て殿(しんがり)を買って出た古風な軍服姿の不可思議な雰囲気の少年(鯰尾藤四郎)に礼を述べながらも、戦術人形(L)はこの場からの離脱は一緒にするべきだと言いつつ空いた片手で幾つかのハンドシグナルを表して…

周囲に展開している自身のダミー(傀儡人形)をリグループ(再集結)、バラバラと足早に駆ける音と共に先程と同じく彼女(L)と同一の(姿)と装備をした者達が4名、其々二人(鯰尾藤四郎、エル)を援護、もしくは護る形で配置に就きつつ迫り来る異形(ライイングフィギア)の多数の影へ無機質にその銃口を向け――

L「各個射撃再開、(敵)の接近を許すな。」

(霧)の影響か視界内に表示される他のダミー(傀儡人形)の映像がかなり乱れているが其々が指向した目標へと一斉に得物(SCAR-L)を構えて引き金を引き絞る。

小口径高速弾(5.56mmNATO)特有の甲高く大気を切る様な銃声が鳴り響き――空薬莢を撒き散らしながら点射、或いは短連射で鉛弾を迫り来る異形(ライイングフィギア)へと撃ち込んで撃ち斃してゆく。

L「後方援護します、直接(仕掛ける)のでしたら貴方(鯰尾藤四郎)の動きに追随して合わせますので。」

TATATATAN!TATAN!

彼女(L)自身もライフルの光学照準器(ホロサイト)を覗き標準射撃姿勢で発砲しつつ斬り込む様子の彼((鯰尾藤四郎)にそう申し出る。現状これらの怪物の群れに半ば包囲され掛けているのは把握しているが――自分とダミー分隊、そして彼(鯰尾藤四郎)でどうにか突破口を開いて此処(遊園地)から離れなければならない。

―だが戦術人形(L)は、自分が背後に庇って護り戦う対象――何か奮い立った様子の件の不思議な赤子(エル)が人智の及ばぬ“力”で戦い、そして立ち向かえる意思と勇気を持つ戦士(プリキュア)である事は露知らず。



>125 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????→星の精×1、????→アースィフ・アリー・ザルダーリー】

ことも「!!」

見える範囲ながら、彼(狩人)が取り出した“代物”――嘗て此処ではない何処かで行われた人智及ばぬ次元の彼方の存在との(交信)の秘儀に用いられた奇妙な(精霊)―――其れが意味する事は幼い少女(ことも)には理解など出来ないが幾度も(夜)を超えて霊的なモノとは異なる“禍津神”めいた信仰の絶えた(成れの果て)めいたモノとも遭遇してきた彼女からしてみても―異質極まり無い代物。

其れを取り出して何を行うのか――リボンの少女(ことも)は物陰から隠れて息を潜めながら怯えとも好奇心とも言えない奇妙な感覚で、食い入るように成り行きを見守る。

アリ「!……了解した。」

短く簡潔ながら現在此処で起きている事を正確に伝える(狩人)の言葉に、落ち着ける事を期待して飛び込んだ此処(廃屋敷)が安全とは程遠い環境である事を察した異なる時代の異なる世界の傭兵(アリ)は了解の意を伝えて周囲の(霧)の動きに注視し…何時でも瞬発的に動ける様にライフルを構えながら備え――

霧の中、まるで(不可視のデメリット・弱点)を理解したかの様に(床を静かに這って)、静かに包囲を続ける(触手)が再びヒュンッと小さな風切り音を立てて中空へ伸ばされ――反射的に其方へ銃口を向ける傭兵(アリ)と、物陰ながらも驚いた様子でその空間へ視線を移す少女(ことも)

だが次の瞬間には一連の彼(狩人)の(動作)と共に発現した小宇宙から爆発を伴い放たれる異質な輝きの光弾、無数の其れが霧を?き分けて誘導弾宜しく(不可視の怪物)本体、そしてそれが展開している(触手)へと向かい、直撃して打撃を与える。

■■■■■■――

声にならぬ声、形容し難い悲鳴とも金切り声とも言える轟音を発生させながら――(不可視の怪物)は対峙する者達の前にそのグロテスクな姿と輪郭を垣間見せる。

ゼリー状で触手のような吸入口を無数に生やしたイソギンチャク、もしくは臓物めいた胴体に、大きな鳥のような鉤爪を生やした脈動する球体のような姿をしている。

“星の精”

本来であればとある魔導書に記された呪文を以って何処とも知れぬ星間宇宙の狭間から呼び出される存在(神話生物)

伸ばし切った多数の(触手)は既に(狩人)の手により幾本か失われているが再生し始めている様だ。(光弾)が直撃した幾つかの箇所を焦がし明確なダメージを負いながらも残りの(触手)を振り上げて全方位に槍の如く刺し伸ばさん。

アリ「…!!――何だコイツは」

ギョッとした様子で思わずそう口にする傭兵(アリ)はM4E2の銃口を其方へ向けてフルオート射撃で小口径高速ライフル弾(5.56mmNATO)を容赦なく撃ち込み続ける。床を空薬莢が小気味の良い音を立てて転がってゆき、眩いマズルフラッシュが薄暗い室内を照らし出す。

あくまで(対人用)の弾丸ではあるが立て続けにダメージを負った手負いの異形(星の精)に畳み掛けるには十分らしく、触手による反撃前に大きく隙を見せる形になる――それこそ(この手)の得体の知れぬ化け物を駆り続けている専門家(狩人)の目に前で…

  • No.149 by 鈴鹿御前/鯰尾藤四郎/キョンキョン  2024-03-05 16:04:18 



>>141 エル

>>148 L

>遊園地All

【 遊園地・メリーゴーランド付近/鯰尾藤四郎 】

鯰尾藤四郎:遅かったか…。そうですね、一緒に戦いましょう

( あっという間に囲まれかけていることを理解し、赤子(エル)達を逃すことはできないことを悟ってはぼそりと吐き捨てるように。それから少女(L)が言ったことに同意をして )

エルちゃんだよね?強くて優しい子だね。でもここは危ないし俺達なら大丈夫だよ

( 赤子(エル)の必死の訴えかけを聞き、「ぷりきゅあ」と未知の単語を不思議に思うが共に戦おうとしてくれてることを理解し。とはいえそれが実際に戦える手段を持っているとはわからず。笑みを浮かべて自分達は大丈夫だから安心して待っているように…と諭すように伝えては接近してくる異形(ライイングフィギア)を斬り伏せて )

援護、ありがとうございますね!

( 心強い援護射撃に少女(L)と少女と同じ姿をした者(Lダミー)に礼を告げては歩み寄ってくる異形(ライイングフィギア)に向かって左右に大きく動きながら連続斬りを放ち。と同時に次々と姿を現し続けるそれにこのままではジリ貧になることを危惧し、何とか血路を開こうと比較的に異形(ライイングフィギア)の数が少ない方を探り出そうとし )

 

  • No.150 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-06 22:18:13 ID:896f7f474


>136

>147 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>133

>142 魔人アーチャー

【倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス(死亡)、パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1】

閃くマズルフラッシュ

床に散らばってゆく空薬莢

殺到する血で薄汚れた黄色い異形(パーティゴア)

銃撃で数体が斃れるが

群がり、組み付かれ、足蹴にし、引き離そうともがき――引き裂かれる肉の音

滴り飛び散る鮮血

そして絶叫

サイクス「ガァアアアアアアアアアアアアッ」

ぶちぶちと皮膚と共に片腕の筋肉繊維が裂ける生々しい音、蜂の巣にして転がっている数体を除いて組み付いた(黄色のスポンジめいた人型の化け物)にPDWを持った右腕を(千切られ)た赤モヒカンのDクラス職員の囚人は――脳内麻薬の影響かじんわりと麻痺している痛覚任せで無事な片手の9mm拳銃を押し付けて数回引き金を引くが

そこまでだった、組み付いた化け物(パーティゴア)の個体は多少怯みこそしたが、そのまま大きく鋭い牙を乱杭めいた並びで揃っている裂けた口をガバリと開き――

ガシュッ■■■■

そのまま首元ごと肩越しに喰らい付いた…

サイクス「こんな…野郎…共…に」

そのまま押し倒される形でオレンジの囚人服姿の男(サイクス)は崩れ落ち、其処へ群がった(パーティーゴア)が次々喰らい付き――肉を骨ごと引き裂かれ喰われ始める。

ごぼごぼと口から血泡を拭きながら赤毛モヒカンの囚人は目を見開いたまま息絶える。

後には水気のある貪る咀嚼音が倉庫群の一角で響き渡るのみ


【(死亡)ベンジャミン・サイクス@SCP Foundationよりオリジナル】


―――



一方、双方とも自己紹介と簡単な状況整理を済ませてこれからの行動指針を決めている最中――濃霧と降り積もる灰の中にぽつぽつと雨粒が混ざり、降り頻り始める。

霧深い環境で雨というのもこの状況では奇妙な事であるが、もっと奇妙なのは降って来る雨粒がやや鉄錆染みた匂いのする薄茶色なモノだという点だ。

さながら錆混じりの水道水――或いは血が薄まった水の様な…害らしい害は無い様だが――余り気分の良いモノでもないのは間違いない。

――そして霧と降り頻る錆臭い雨の驟雨の中――離れた場所から彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)を見つめる――八尺の身長をした“影”

  • No.151 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-03-06 23:25:47 


【倉庫地帯 魔人アーチャー】


>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL

>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ


>147  >150


魔人アーチャー「ぬう…ならば進むしか道はないようじゃな。そうか、まぁあいつらも雨風凌げる場所と食い物を探しておるだけじゃしそんな心配はしとらん。合流できるに越したことはないがこの悪天候ではのう。魔術的なものは一切感じない交じりっ気のないモノじゃ…それに…ッ、あまり一か所に長く留まるのは愚策やもしれんな。感じぬか?血と死肉の臭いがする」

(ミシェルから得られた情報を基にこの後をどうするかと思案に暮れていたがぴたりと動きを止めたと思えば、木瓜紋のついた軍帽のつばに手をかけ、ふぅ、と息をついて。弓兵として召喚された故に目と耳の感覚は鋭敏になっており外で聞こえていた銃声が止んだのと同時に、断末魔の様な慟哭をかすかに感じ取っていたのか何処か歯切れの悪い言葉で)


魔人アーチャー「一度は取りかけた天下じゃ、織田信長という武将はそうでなくてはならん!フッ、交渉成立じゃな…!軍というにはアレじゃが織田、上杉の同盟がこれにて成った。
第六天魔王であるわしと軍神が組めばもはや敵なしじゃでな!ハッハッハ、そこまで言うのであれば楽しみにしておるで、精進するのじゃな!…最も、まずはこの状況をどうにかしないとじゃが」

(戦国三英傑の1人として信長たるものはこう在るべきだと、覇を唱えるが如く言い放つと上杉謙信との同盟が成った事に満足げに頷いて。祝いとして自慢の団子を作るといった卓に対して期待している、と発破をかけて腰に差した刀「へし切長谷部」を頭上に掲げては、急にシリアスな顔と口調で戦の準備を進めていき…)


魔人アーチャー「あまりこういう物は使いたくないんじゃが是非もないよネ!いつか使えるときがくるじゃろと踏んで貰っておこう。わしが絶好調なら蜂の巣にしてやるんじゃが生憎この雨じゃわしの火縄銃は使えぬ…それにの、このまま此処にいるのはマズい。」

(生前に石山本願寺及び一向一揆と10年も争っていたことがあるので仏門衆にはあまりいい印象を抱いておらず、怪訝そうな顔をするが使えるものは使おうというスタンスなのか素直に受け取って。聞こえてきた雨音と錆びた鉄の様な、血と死肉の臭いを嗅ぎ取って不利を悟って)


魔人アーチャー「うむ。正直覚えられるかめっちゃ不安じゃがあい分かった!宜しくのう!…早速なんじゃが何時までもここに籠城する訳には行かぬ。後詰無き籠城は全滅を待つだけじゃ。ここは雨風を凌げて物資もあるが守りにくく地形の利があまりにも少ない…外の状況も良くはなさそうじゃがわしはやはり討って出て、同じような状況に陥っている流浪者を探した方が良いと思うんじゃが…どうじゃろうか?おぬしらの意見を聞きたい」

(いっぺんに言われたので若干ヤケになりながら頷くと、今後の方針を決めようと問いかけ)




【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】


>146


>????、加州清光 病院ALL



ミルコ「やっぱり何処か妙な場所なんだな、ここは…。俺は此処に何か物資がないか探しに来たんだ。最悪雨風凌げる場所も欲しかったからな!あぁ、ギャングかマフィアかわからないがこんな廃墟にいる奴らだ、ロクなもんじゃねぇのは俺のカンでも分かるぜ。単独行動は危険だぜ、まずは協力しようじゃないか?」


桜セイバー「貴方も刀を使うのですね。その恰好、何処か高名な剣士と…―――っ、え…?」


(うーん、と唸りながらこちらの目的を明かすと同時に、協力を持ちかけて。単独行動は危険だと諭すような口調で問いかけて。未だに訝しそうに相手への警戒心を出したままの彼女は刀を持って現れた姿を見て何処か親近感を感じたのか、相手の刀を見ては驚愕の表情を浮かべて言葉を失って)


ミルコ「うん?どうしたサムライガール?」

桜セイバー「そんな…それはまごう事なき加州清光…!この私の他に使い手がいたという話は聞いていましたが…貴方は一体…?」

  • No.152 by 狩人  2024-03-07 01:20:48 

>148 ことも、アリ、ALL

【廃屋敷/リビング】

神秘の力を帯びた無数の光弾は確りと不可視の敵に命中し、その肉体に少なからず深い手傷を負わせる事に成功したらしい。その証拠に敵(星の精)は苦しみの咆哮を放った上、遂にその姿を顕現させた。無数の触手を生やし、イソギンチャクに近い肉体を持つその敵(星の精)は、今まで狩人が何体も狩ってきた上位者、あるいはその眷属に近しいものを感じる怪物だった。先程の縦振りが大した効果を成さなかったのも合点がいったという風に、狩人は脳内で手を叩いた。そもそも弱点たる頭部など初めから無かったのだから。
しかし感心している暇などない。あの怪物も(星の精)上位者性質を有すると思われる者、その生命の灯火は触手を切断され“彼方への呼びかけ”を直撃させただけでは吹き消すことなど出来ないのだ。怪物(星の精)は未だに抵抗の意思を見せ、触手で周囲を貫こうとしてくる。精霊を再びポケットに仕舞い、狩人の象徴たるノコギリ鉈を再び抜刀せんとするが、どうやらその必要は無かったらしい。狩人が行動を起こすよりも先に、先程侵入してきた男(アリ)が掩護射撃を行ってくれたようで、連続した銃声が耳に、発砲に伴う閃光の明滅が目にそれぞれ入ってきた。狩人のそれとは比較にならないほどの連射力を持つ銃は持てる力を余す事なく存分に発揮したようで、今にも触手でこの場の全てを刺し貫かんとする怪物(星の精)の攻撃を妨害し、大きな隙を作る形となった。そして当然ながら狩人はその隙を見逃さない。

「感謝する」

隙を作ってくれた男(アリ)に感謝の言葉を述べながら、軽快なステップで怪物(星の精)に接近し右手の指を平行に並べて手刀を作れば、それを思い切り目の前の怪物(星の精)に向けて突き出した。
内臓攻撃──それは大きな隙を晒した敵に行う狩りの技。手刀で外皮を貫き、内臓を引き摺り出すようにして引き抜く事で体内に甚大な損傷を与える、まさしく致命の一撃。その内臓攻撃が今まさに、怪物(星の精)に向けて放たれたのだ。

  • No.153 by 加州清光  2024-03-07 07:06:44 

>151

【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???


「そうね、俺も賛成。脱出するんなら仲間の数は多い方がいいし」

(彼らは見た所敵ではなさそうだと思い、この何が飛び出るかわからない世界で一人はヤバいとも思いながら頷いて。ふと刀を持った彼女が自分に驚き、加州清光の存在を知っていると知れば彼女も使い手なのか、そもそも俺と言われる刀がまだあったっけ等疑問が浮かぶ。とりあえず自己紹介かと思い)

「えっと、俺刀の付喪神なんだよね。まあ刀に魂が宿って人間っぽくなったみたいな。…んで、俺が加州清光の付喪神。沖田く…沖田総司に使われていた打刀だよ」

  • No.154 by エル→キュアマジェスティ  2024-03-07 20:30:06 


【 遊園地 メリーゴーランド付近 】

>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、遊園地all

"強くて優しい"

エルに向けられた言葉。

それはこの場にいる者達に当て嵌まる言葉だ。
見ず知らずの誰かを助け、正体不明の存在に立ち向かう。
行動理念はどうであれ、強くて優しくてまるでヒーローみたいだ。

エルを護る形で配置についた少女達(Lダミー)を見上げる。

得体の知らない、奇妙なもので溢れている霧と灰の街。この先、どうなるのか、どの様な目に遭うかわからない。

が、今はできることをしなければ。

エル「えるも!ひーろーのでばんです!」

全員の顔を見渡して守るべき存在を認知し、仲間の1人であるヒーローに憧れる少女の口癖を真似してみせて己を奮い立たせる。

次の瞬間、エルの体が紫色の光に包み込まれ中学生相当の少女の姿へと変貌を遂げる。

「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!マジェスティ!」

マイクの形状をした変身アイテムであるスカイミラージュを手に取り構えてはスカイトーンをはめ込み、掛け声を唱えると次第に姿が変わり始め__。

キュアマジェスティ「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」

瞬く間に可憐さや威厳を感じられるような女王を思わせるコスチュームに身を包み、変身を遂げて高らかに名乗りを上げる。

名乗りを上げ終えたのと同時に普段以上に体力を奪われるような感覚に襲われる。この街の性質だろうか。難しいことはわからないが直感的に変身が長く保たないものだと理解してしまう。しかし、守りたいという強い思いを抱えた今のマジェスティにとっては些細なこと。変身が解除される前に早急にけりをつけてみんなと一緒に安全な場所に……。

背後から身をくねらせながら接近し自分達に迫り来ようと目論む2体のライイングフィギアに向けて目にも留まらぬ速さで苛烈かつ優雅な蹴りをお見舞いし、ふわり、と音を立てずに上品に着地しては左手で髪を払う仕草を見せる。

「みんな、守ってくれてありがとう。でも長い時間は無理だけどわたしも戦えるよ。だから一緒に乗り越えちゃおう!」

蹴りによって吹き飛ばされた2体の気配が遠ざかっていくのを見届け、応戦しているL達に戦士としての凛々しい_しかし何処か変身前の赤ちゃんらしい無邪気さを感じられる顔つきで伝える。

何とか彼女達を援護するように立ち回らなければ。そう考えて周囲の状況を確認する為に見渡して。
 

  • No.155 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-08 04:15:18 ID:896f7f474


>142

>145

>151

ミルコ&桜セイバー

>140

>143

>146

>153

>加州清光


>廃病院ALL

【廃病院/????、バブルヘッドナース×多数】

奇しくも“縁”の有る者、しかし在りし世界や時代の(差異)、本来であれば出遭う事自体が有り得ざる事であろうこの奇妙な(邂逅)に戸惑いながらも一先ずそれ以上に(身に迫る脅威)を前に協力して対処する道を選んだ仮初のマスターと英霊(サーヴァント)と名のある一振りの付喪神(刀剣男子)、各々
自己紹介をしつつ状況認識を共有しつつ、接近しつつある(ナニカ)に備える中

座り込んだままのくだんのオレンジ色の囚人服の男(????)は、不意に立ち上がると、廊下の壁に
歩み寄り

ぶちりっ

と自身の指先を軽く噛み切り、血を滴らせて――その血で壁に何かを一心不乱に書き始める。まさしく狂人めいた行動だが――魔術師としての経験と素養のある彼(ミルコ)ならば、何か規則性のある魔術的な(紋様)の其れだと分かるかもしれない…

無論、形式化された既存のルーンやドルイド系のソレとは異なる“異質”なモノだが…

????「止まらない止まらない止まらない」

――

一方

ギャリリリリッ

見えてきた異様な風体のナース(看護婦)の群れ――錆色に汚れ、人間味の無い、変質した頭部を持つ
――異形、じりじりと近付きながら、手にした鉄パイプや得体の知れない薬品の入った注射器、メスや旧式のリボルバーで襲い掛からんとして来る。

  • No.156 by 黒川イザナ/鶴蝶  2024-03-08 23:07:21 ID:1064c8d02

【廃雑居ビル(屋上)】

>122 ニコライ・ジノビエフさん、廃雑居ビルALL

イザナ:(内心:へぇ、修羅ってんなコイツ・・・面白れぇじゃん。)(薄く笑みを浮かべたまま傭兵の様な老人をしばらく見つめると、やや目を細めゆったりとした足取りで相手の居る方へ歩み寄る)
さっき、そこのドアからオレを見てたのはアンタだろ?ちょっと聞きてぇ事があるんだ。・・この辺りでオレの下僕、見てねぇかな?(一定の距離で足を止めると、首を傾けて相手に相方を見掛けなかったかと尋ねる)

【自然公園(移動中)】

>122
>135 桜庭長春さん、SM、????、自然公園ALL

鶴蝶:ちっ!しつこい連中だな!!(少年の腕を引きながら走りつつ後ろを振り返ると、嬉々として追い掛けてくる化け物達に舌打ちした後苦々しく呟く)
(内心:マズイ・・!このままでは追いつかれちまう・・!)何処か隠れられる所は・・うわっ!!な、何だ!!?(徐々に化け物達と自分達の距離が縮んでいることに焦り、隠れられる場所はないかと走りながら周囲を見回していると、突然謎の銃声に驚き声を上げる)
・・迷ってる場合じゃねぇな・・・あっちだな!(少年の腕を更に強く引くと、彼の言う方向に向かって走る)

(/主様、桜庭さんの背後さん、返信が遅れてすいませんでした。)

  • No.157 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-15 07:28:10 ID:896f7f474


>129 博麗霊華&霧雨亜理紗

>132 ガイスト

>南部住宅街ALL(一方通行&クリファパズル)

【南部住宅地(住宅内)/“霧”発生/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

マーフィー「…ゲイシャ(『両儀式』)にキャリー宜しく血塗れのファーザー(神父)とは―― 一応“人間”ではありそうだが」

『両儀式』「あら、“御座敷が掛かりそうなほど花紅緑柳”に見えたのなら光栄な事ね。―えぇ、その認識で間違い無いわ、小さな魔法使いさん(亜理紗)」

少女(霊華)に諭され構え掛けたアサルトライフルの銃身を下ろしながら、再び現れた二人分の人影を見据えて――最初の二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)やその後に来た二人組み(一方通行&クリファパズル)で中々浮世離れした容姿や外見には多少慣れた部分もあったが、今し方来た二人(『両儀式』ガイスト)は其々違う意味でインパクトと不自然さが際立つ。

だが一応話が通じるという点からまだ(まとも)だと判断して――

マーフィー「…俺はマーフィー・シーカー、こっちの四人はアリサとレイカ、アクセラレータ(一方通行)にクリファパズル――!?」

『両儀式』「…いけないわね。この“霧”は――」

ニット帽の傭兵が手短に自己紹介をしつつ名を尋ねようとした矢先、不自然なほど濃い“霧”が屋内に不意に入り込み、近場だと言うのに御互いの姿が見えなくなるほどに覆い隠される――

『両儀式』「皆、外へ」

マーフィー「クソッ―― 一体何が…分かった、みんな、一度外に出るぞ。」

“霧”の中、貴人(『両儀式』)は落ち着き払った声でそう呼び掛け、止む無く傭兵(マーフィー)も一度建物から出る様に呼び掛けつつ移動し始める。

そうして飛び出した先には…

  • No.158 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-03-15 08:28:30 

>マーフィー、両儀式、ガイスト、(一方通行、クリファパズル)、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


霊華「わ、分かりました……」

亜理紗(…小さな……)

『息子』の存在が気になるものの、それは落ち着いた頃合いに彼(ガイスト)の口から話が出るだろうとそれ以上の追及はせず。一方、『小さな』魔法使いと呼ばれた亜理紗は身長の低さを気にしているのか、何処か複雑な表情を浮かべており。元々人間以外の種族と関わりのある彼女達からは、2人(両儀式、ガイスト)の姿を見て驚く様子などは特に見受けられないだろう。

相手の状況が分かったところで、互いに自己紹介をしようとするが__突如濃霧が辺りを包み込み、互いの姿が見えなくなるほど視界を覆い隠してしまった。霧に包まれる直前、嫌な予感を感じた亜理紗は咄嗟に霊華の手を繋ぐ。

霊華「えっ?亜理紗、ちゃん?」

亜理紗「霊華さん、霧が晴れるまでは…離さないでください。___私達も出ましょう。大丈夫、方角は覚えていますから」

霊華は突然手を掴まれたことに驚きそちらを振り向くものの、その先に亜理紗の姿は見えず。だが、手を繋いでいるお陰か近くにいることが分かる。……同時に、彼女の手が少しだけ震えていることも。

濃霧の中、貴人(両儀式)の声が響き渡ると、亜理紗は彼女の指示に従い空中に浮かぶ霊華の手を引いて建物の外へと駆け出し。

  • No.159 by ガイスト  2024-03-18 12:34:48 


【南部住宅地(住宅内)】

>住宅地ALL

…この姿では信じ難いと思うが少なくとも我は人間だ
(マーフィーの言葉に冷静に告げた後この場にいる面子を確認した。見た限り人外らしき気配も感じるが元いた世界で見慣れているかつ話が通じる相手と判断し警戒を解いて)聞いた事の無い名だな…我は…!(自己紹介を聞いた後自分も名乗ろうとしふと入り込んできた霧に気付いた。見通しが悪くなり目を伏せた後2人の指示に承知した…!と返し足元に気をつけながら外へと移動して)

  • No.160 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-19 05:11:58 ID:896f7f474


>135

>140 山姥切国広、山姥切長義、商店街ALL

【商店街(店の中※雑貨店)/?????】

■■■■…

機会を見計らい確実な精度で振るわれた彼(山姥切国広)の一閃。

嘗てのT-Doll(戦術人形)に取り付いていた異星の寄生生物(ヘッドクラブ)はその一撃で斬られて分離し、わしゃわしゃと脚を蠢かせながら驚異的な生命力で未だ動き、その生存本能から今度は店内に入って来て状況の説明を求めていた彼(山姥切長義)へと寄生する為その頭目掛けて飛び掛らんとする。

一方、寄生生物が外れたT-Doll(戦術人形)…猫耳と尻尾が特徴的な少女の姿をした彼女(IDW)は、糸が切れた人形の様にその場に座り込んで…

????→IDW「…やっと、自由にゃ――ありがとう、おにいさん」

と既にぼろぼろの身体を震えさせながら掠れた声で呟き。焦点の合わない碧眼の双眸で助けてくれた相手(山姥切国広)を見つめて立ち上がろうとするが力が入らない様でその場に倒れこんでしまい。



>135 桜庭長春

>156 鶴蝶

>自然公園ALL

【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×2、????】

BAKAKAKAKAN!BAKAKAN!

SM2「アィエ■■■ッ」

更に立て続けに霧の中から轟く銃声と共にマズルフラッシュが閃き、中口径小銃弾(7.62x39mm弾)が怯んだ緑色の怪人(SM)の一体を撃ち抜き、内一発が頭部にクリーンヒットしたのか、流石のSMも声にならぬくぐもった悲鳴と共に脳漿をぶち撒けて仰向けに崩れ落ちる。

????「先ず一人」

――走る二人(桜庭長春、鶴蝶)の目先に、AK系列のライフルを構え武装した東洋系の女が一人、弾倉を交換しつつ――

????「何処か遮蔽物(物陰)へ身を隠して」

と彼らに呼び掛ける。

途端、霧の向こうから銃撃と、白煙を曳いたロケット弾が飛来してくる、どうやら無傷で捕らえるのは諦めて攻撃を仕掛けて来たらしい。

  • No.161 by スレ主/絶賛募集中  2024-03-29 08:09:50 ID:896f7f474


>149 鯰尾藤四郎

>154 エル

> 遊園地ALL(ギデル、シックス)

【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近(交戦しつつ後退)/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

■■■■…

閃く剣戟を受け、立て続けの銃火を受け、錆臭い体液を散らして倒れていくゴムラバーを被った下水めいた色合いの得体の知れない人型の怪物(ライイングフィギア)、しかし十数体近くを彼(鯰尾藤四郎)と戦術人形(L)が斃して行っても霧の中からまるで吸い寄せられているかの様に集まってくるこれらの異形は減る様子を見せない。

まるでこの“霧”そのものから溢れ出てきているかの様に

異形(ライイングフィギア)を斬り伏せながらも、これらの(群れ)の包囲の薄い箇所を探す剣士な彼(鯰尾藤四郎)に続き追従させる形で自身のダミー人形を動向させてライフル射撃による火力支援をしつつ、戦術人形(L)はふと顔を後ろに向ける

L「…!!」

――件の不思議な赤子(エル)の奮い立つ様な声と、眩い紫色の光共に顕れた――恐らくは赤子(エル)であったであろう高貴さと可憐さ、何より不可思議な…そして力強い力場を感じさせる一人の独特の装束姿の少女(キュアマジェスティ)、名乗りを高らかに挙げて――後方から迫っていた異形(ライイングフィギア)二体を文字通り中々素人離れした―明らかに闘い慣れた所作と超人的な身のこなしから繰り出す蹴りで吹き飛ばしてみせる。

L「貴女は――共に戦ってくれるのですね?感謝します。」

(余り長い時間は無理だけどわたしも戦える)という凛々しい彼女(キュアマジェスティ)の言葉に頷きながら予想だにしない援軍を得た――何よりこの場の全員自分の身は自分で守れるという状態になったと判断して、戦術人形(L)はより本格的にダミーを異形の群れへの突破戦力として集中的に配置転換する。

L「二人とも一点を集中して下さい、これから榴弾で包囲に穴を開けます――其処から打って出ましょう。」

と二人(鯰尾藤四郎、キュアマジェスティ)に呼び掛ける。

  • No.162 by 煉獄の修羅王  2024-03-30 01:45:34 

>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1、八尺様×1)

>150 >151

ミシェル「そこまで仰るとは本当に信頼出来る方なんですね…この霧は確かに探索の上では厄介です、この霧ももう少し詳しく調べてみたい所ですが。
…もしかすれば助けられたかもしれません。ですがあの攻撃の最中晒されて辿り着けたかどうか―いやこれは結果論ですね。
では此処を離れましょう、環境汚染がされているわけではないのにこの匂いは…何処までも不吉な…」

魔人アーチャーは出会って少しの時しか経っていないものの頭の回転が速く現状について理解できている。そんな人間である彼女の人の見る目はある人物と捉え、未だ会ったことはない人物だが実力は信用に値する者だと判断し笑うが、 歯切れが悪そうに血と死肉の臭いと言う言葉から外で自分達以外にも生存者が居た事を察する。その言葉通りならばもしかしたら助けられたかもしれないが飛び回っていたヘリに補足されれれば地面を揺らす程の集中砲火を受ける事になる。ミシェルからしても心情としては助けられるなら助けたいが自分の実力が制限されているこの状況でとてもではないが不用意に全員危険にさらしたくない。偽善者と言われようと芦川美鶴と川田章吾両名の提案は今この場では正しくしかし複雑な心境だった。そんな時外を見た際に異常としか言えない状況もさながら彼女の第六感か魔力やマナを感知する能力そして知識と経験故か目の前で起きている現象を何か恐ろしい凶事の前触れに思えた。

そしてこの場にこれ以上留まる理由も無い為外へ出る為様子を見たが突然奇怪な血の雨が降り始めたので訝しげに見つめる。

上杉謙信「こちらこそよろしく頼む。何私達であれば何とか出来るはず。しかし私は余り頭が良くない―あっ卓殿団子を作ったらまず一番に試食させて下され」

的場卓「ああ楽しみにしていてくれ。そうなんだよなぁ―まぁ頑張ったらね」

上杉謙信「わかった。ではこの状況をどうするかについてだが基本は私が突撃して信長殿が後方から火縄銃で援護の形で如何か?探索は最早なるようにしかならない、直感に従って進めば良い」

的場卓「(かなりやる気出してるなぁ)それで成果出るのならいいんじゃないかな?」

別の次元と世界なれど異世界の織田と上杉の同盟が相成った所でこの状況を何とかしなければどうにもならない。一国を統べる人間として本気の顔を見せる信長に対して団子を一番最初に試食する権利を目の前に出されてかなり本気を出す謙信に対してその発言にとりあえず同意した瞬間自分の脳裏に

自分自身が琥珀色をした美しい石を手に持ち、近くには神秘的な力と雰囲気がある妙齢の姿をした女性が居る映像が鮮明に浮かび上がりすぐに目の前に視点が戻る。

的場卓「なんだ…?」

勇者の力により見えた未来視の映像は気になった物のすぐに意識をみんなの元へ戻した。

パック「えぇ~そんな悪いもんじゃなさそうだそうだけどなぁ~」

ドリー「ミシェル殿の言う通りならこれを使わねば安心して寝泊りが出来ん場所も安全に出来るのならば便利な道具じゃ
決して損にはなるまいて。しかし何と面妖な…気色悪い事がこの上ない」

余り使いたがらないようだが一応受け取った魔人アーチャーに対しパックはセントメダリオンを持ちあげて眺め、ドリーはこのような場所なら持ってるだけでも損は無いと宥めた後外の血の雨の錆臭いその匂いに対して何処までも気味が悪かった。

川田章吾「火縄銃なら雨が降ると流石に使えないか…安心しな戦力が半減するなら限度はあるが俺達が可能な限りフォローはするさ。このお姉ちゃんの移動と打って出るに関しては俺としても賛成だ。言う通り此処は地形の理が無い、長くは居られない―なら今あのヘリが居なくなったタイミング的には良い。俺は何時でも出られるぜ」

芦川美鶴「僕も打って出る事は賛成だ、この気色悪い雨の中を移動するのは些か憂鬱だが―パック、念の為確認したいこの周辺に感知できる人や敵の類は居るか?宛もなく彷徨うのではなく出来るだけ明確な情報が欲しい」

二人の意見に異議は無いが血の雨自体には気色悪さや不気味さを全員感じていたが今の所八尺の大女がこちらを覗いているのに気が付いていない
今の所はだが。

パック「よーしオレに任せろ!!」

パックはパックで周辺に生きている人間が居ないかあるいは生存者に関して気を探り、何処にいるか探知していた。

(大変遅くなり申し訳ありません。一応パックの感知に関して元人間の場合霊でも感応が出来るので八尺様が神になろうと元人間であれば範囲内で反応するのではと思いますが此処はお任せします)







  • No.163 by シルヴィア・ジェシリー/ヴィズ・シェリカトゥラ  2024-04-01 17:34:01 

>>ALL

【墓地/シルヴィア、ヴィズ】

シルヴィア「いやはや、いくら死神様の武器作ってるとはいえなんで墓地なんだか……」

薄らとたちこめる霧、見知らぬ場所にたくさんの墓が建てられた墓地、自分たちがいた場所とは全く違う景色に気づいてるか分からない相棒(ヴィズ)を握る手に力を入れて握り直しては自分たちはこの見知らぬ場所に来る前に魔女の魂を刈り取るべく戦闘中だったが謎の霧に覆われてしまったことを思い出すシルヴィア。そんな彼女の持つ槍の刃の部分がキラリとひかりその刃に人影が小さく映る

ヴィズ(魔槍)「シルヴィア、怪我は?」

シルヴィアの持つ武器から声が聞こえだす。彼がシルヴィアの相棒であり魔槍であるヴィズだ、そんな未だに現状を把握しきれていない相棒に心配の声をかけられたシルヴィアは「ははっ」と苦笑いをする

シルヴィア「大丈夫、問題ないわ」

シルヴィアの問題ないの一言をもらい安心できたためか余裕が出来たらしいヴィズが薄らと立ち上る霧や墓を見て異常事態を察し始めてはため息を一つ吐いた

ヴィズ(魔槍)「なんだかめんどくさい事になりそうだな……」

そう言いつつ内心で「タバコ吸いてえ……」と思っていたヴィズ(魔槍)を何となしにシルヴィアはクルクルと回転させる

シルヴィア「そうねえ」

そう口に出しながらヴィズ(魔槍)をダンッと地面にぶっ刺しては地面にあぐらをかいて座りんーんーと唸りながらヴィズ(魔槍)の「おい、人を地面にぶっ刺して放置すんな」という批判を右から左へ受け流しつつこれからどうするべきかを悩み始め


(/参加許可を頂きましたゆえ遅れましたが参加させていただきます!皆様の書き方を自分なりに参考にさせて頂きつつ書いておりますが分かりにくかったらすいません!それとこちらでは魔槍状態のヴィズの声が外に聞こえてますが、もし本来聞こえないはずでしたら申し訳ありません……)

  • No.164 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-03 06:42:56 ID:896f7f474



>152 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、星の精×1→撃破、アースィフ・アリー・ザルダーリー】

■■■■!!

水気の有る肉を貫手で突き裂く音と、そのままその内容物(臓物・器官)を一息に掴み引き抜く生々しい物音、迸る体液と抜かれた得体の知れない内臓やら何やらが床に飛び散り、周囲に奇妙な刺激臭が立ち昇る。

だが、(不可視)の能力は確実に(死んだ)後ですら未だ健在らしく――視覚に於いては、彼(狩人)が視えない(怪物)に腕を突っ込んで何かしら引き千切った(引き抜いた)動作をした様な動きをしたという傍目から見るとそれはそれで奇妙な動きになる。

アリ「……やったか?」

油断無く得物に弾倉を交換して備える傭兵だが――異様な気配は消え去りどうやら(殺った)のは間違い無いらしい。

一方、目の前の死闘を見守っていた赤リボンの少女(ことも)は、明らかに(視えない)が酷い有様になっているであろう彼(狩人)の近くに躊躇無くたたたっと駆け寄って一先ず彼(狩人)が無事であるらしい事に安堵している様に相手の狩装束の裾をぎゅっと握って寄り添う。

そんな様子を見て、少なからず危う気に相手(狩人)の事を見ている節もあった傭兵は、一応(信用)出来るか?と判断して

アリ「―お前さん―その子の親類か?――何にせよ、良くやったモノだな。」

と声を掛ける。



>158 博麗霊華&霧雨亜理紗

>159 ガイスト

>南部住宅街ALL(一方通行&クリファパズル)

【南部住宅地(住宅内→路上)/“霧”発生/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

『両儀式』「あら、気に障ったのならごめんなさいね。訂正するわ、可愛らしい魔法使いさん(亜理紗)」

にこっと白無垢めいた微笑を浮かべて、やや此方(『両儀式』)の呼び名に思う事がある様子の魔法使いや魔女然とした彼女(亜理紗)に改めてそう呼ぶ何処か浮世離れした雰囲気の貴人。

『両儀式』「大丈夫よ、血塗れでも正気な人なら他に知っているし、彼(ガイスト)が危険じゃないのはわたしが保証するわ。」

―――



一方急激に“霧”の立ち込め始める住宅から屋外へ出たところで――周囲に集まりつつあった(異形)、のたうつ様な動きの下水色のラバーゴムのヒトガタ(ライイングフィギア)の集団が生理的嫌悪感を催させる音を立てながら接近してくる。

マーフィー「此処へ来るまでに見た化け物か――アクセラレータ(一方通行)にクリファパズルがまだ…チッ」

最後に外へ出たニット帽の傭兵(マーフィー)は確かに(先ほどまで)は居た筈の二人が跡形も無く“消えて”いる事に内心驚愕しながらも接近してくる怪物(ライイングフィギア)の群れにアサルトライフルを構え、躊躇無く引き金を引き絞る。

霧の中を照らす銃火を伴って4、5発の短い速射で間近まで近付いて来ていた数体を撃ち斃す。

『両儀式』「“霧”については――わたしが説明するわ。でも先ずは先客(ライイングフィギア)を片付ける必要があるわね。」

と、再び手品の様に赤鞘の古刀(九字兼定)を引き抜いて手にし片手に構える和装の貴人。

ヒトガタ(ライイングフィギア)の群れは其々接近し、強酸めいた黒い液体を噴出するか、そのまま体当たりで襲い掛かってくる。

マーフィー「!――あの液体、酸か何かか、皆…距離を取って戦うんだ。」

  • No.165 by 鈴鹿御前/鯰尾藤四郎/キョンキョン/長宝院ねむり  2024-04-03 21:13:48 



>>141 キュアマジェスティ( エル )

>>148 L

>遊園地All


【 遊園地・メリーゴーランド付近/鯰尾藤四郎 】

鯰尾藤四郎:ええー!?

( 斬り伏せても斬り伏せても現れ続ける者ら(ライイングフィギア)にうんざりしながらも戦い続けていると、突然視界に紫色の光が走り。赤子(エル)と側で護衛をしていた少女(Lダミー)に何かあったのか…と少々狼狽えながら光の方へ視線を向け。小さな赤子(エル)がプリキュアと呼ばれる戦士(キュアマジェスティ)へと変身する姿を一部始終目撃しては奇妙な光景に目を見開いて驚き )

わかりました!

( 苛烈かつ優雅に迫り来る2体の異形(ライイングフィギア)を吹き飛ばし、「一緒に戦う」と告げる彼女(キュアマジェスティ)の表情に赤子(エル)の面影を感じては起こっていることを受け入れ、無言で頷きながら同意の意を示し。再び意識を戦いに集中させ、目の前に現れた異形(ライイングフィギア)を切り刻み。「榴弾で包囲に穴を開ける」という提案を聞いては、返事をして邪魔にならないように少女達の近くに後退り、己の本体(脇差)を構え直し備えて )

.

>107 シルヴィア・ウィズ

>墓地All

【 墓地/鈴鹿御前 】

( この街にはぐれサーヴァントとして召喚されてから数日間。街の探索を兼ねながらマスター探し、迷い込んだ者を保護してこの街について、説明して事情を話したりしながら過ごし。例外なく今日もそうしていると急に墓地に誰かが現れたことを感知して向かい出して )

鈴鹿御前:あー、やっぱり'また'誰か迷い込んでるじゃん。途方に暮れてるってかんじ?

( 少女(シルヴィア)を見かけては案の定…と思いながら目を細めながらぽつりと呟き。暫くしてから軽薄とも受け取れるような調子で地面にあぐらをかいて座りながら悩み込んでいる少女(シルヴィア)へとゆっくりと近づいて )

とりま怪しい者じゃないから警戒しなくてオッケー、かしこまり?

( 互いの姿がはっきりと見える距離へと近づいてはその場に立ち止まり。にっこりと感じのよさそうな笑みを浮かべて、少女(シルヴィア)…と地面にブッ刺さっている槍(ウィズ)を交互に、何処か意味ありげに見つめながら、敵意がないことを伝えて )

.

>図書館廃墟All

【 図書館廃墟 ・1F 資料室/長宝院ねむり 】

( 図書館内に存在する仄暗い資料室。ぱらぱらと頁をめくる音のみが響く。運良く、或いは運悪く人も異形も寄りつくことがない(なかった)場所(図書館)を拠点として何とか読める書物を探し出しては、それ(書物)を頼りに打開策を探そうと決めてから何日が経過したのやら。有益な情報は何も得られず )

長宝院ねむり:( いい加減、外に出て同じ状況の人を探して保護もしなければならない。可能な限りグリーフシードの貯蓄も増やさなければならない。やることが山積みね )

( 丁度読み終えた本を本棚に戻して現状を憂いながら(本棚の前で)ため息をついて。これ以上、時間を割いても事態は進まないのなら、自身を導いてくれた、狐耳と尻尾をはやしたJKを名乗る彼女のように街に迷い込んだ者を助け導いたり、生命線となるグリーフシードを集めることが妥当だと思い。見知らぬ街に迷い込むというシチュエーションは自身からすれば、非現実的、物語みたいで大歓迎ではあるのだが、異形や怪異が存在して命に関わるとなるとまた別のことで。これからの予定を脳裏で組み立てていると、ふと離れた場所から気配を感じて其方(気配)の方へ体を向け、淡々とした様子で問いかけて )

其処にいるのは誰かしら?

( / 絡ませて&絡み文を投下させていただきました / )

 

  • No.166 by 鈴鹿御前/鯰尾藤四郎/キョンキョン/長宝院ねむり  2024-04-03 21:15:08 



( / 訂正です、鈴鹿のレス番号>>163です / )

 

  • No.167 by シルヴィア・ジェシリー/ヴィズ・シェリカトゥラ  2024-04-03 23:17:46 


>165 鈴鹿御前

>>墓地ALL

【墓地/シルヴィア、ヴィズ】

んーんーと女とは思えないような座り方をして地面に相棒(ヴィズ)をぶっ刺した状態で唸りつつそこまで多くない頭を捻っていれば立ち込める霧の中に自分にギリギリ聞こえるくらいの声で聞こえるヴィズ(魔槍)の「おい」というおそらく自分を呼ぶであろう声に思考を一旦止めてやっと気づいた、知らない誰か(鈴鹿御前)の気配に敵か味方か少し警戒しつつゆっくりと顔を上げれば霧の中ではっきりと見えた彼女(鈴鹿御前)の人には見えにくい姿に少し驚きつつもにっこりと感じの良さそうな笑みを浮かべながら怪しい者じゃないから警戒しなくていい事を伝えかしこまり?というなかなか聞かない言い回しにそう言えば似たようなのが居たなと思いつつ警戒を口から吐くように息を吐いては立ち上がり

シルヴィア「えーと、かしこまりー…でいいのかな?」

となれない単語を真似しているためか「かしこまりー」の部分が少し棒読みになりつつ言いながら地面にあぐらをかいたことで服に付いたゴミなどを手で軽く払いつつそういえば……と彼女(鈴鹿御前)が自分と隣に刺さる相棒(ヴィズ(魔槍))を交互に、何処か意味ありげに見ていたのを思い出し「まあ、何かあれば何時でも動けるしいいか」と考え一先ずこちらも怪しい者では無いことを証明しなければとヴィズ(魔槍)を地面から引っこ抜き置くでも投げるでもなく手を離せばシルヴィアの持っていた武器(魔槍(ヴィズ))が軽く光っては武器(魔槍)があった場所に大人の男の姿が現れ

(/絡みありがとうございます!とても長文になってしまいすいません!)

  • No.168 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー  2024-04-04 01:21:41 



【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】


>153


>加州清光 病院ALL


ミルコ「そんじゃあ決まりだ。協力しようじゃないか?んーと…何て呼べばいい?」


桜セイバー「ッ…マスター。申し訳ありません。この方には名乗らせてください。……私は新選組一番隊隊長、沖田総司。その…何故女なんだとかそういうのはあると思いますけども。その名に偽り無き事は我が剣技にて証明致しますれば」


(姿勢を正して、恭しく頭を下げる。自ら名を名乗る事は正体を明かしたも同然であり、弱点をも曝け出すことにもなる愚策だがそれを躊躇わずに、ゆっくりと自分が沖田総司だと名乗り出て)



>155 ????、バブルヘッドナース



桜セイバー「…?一体何を…?ここは危険です、大人しくしていてください…!」


ミルコ「血文字…?悪魔崇拝でもしてんのかアンタは!…黒魔術、か?いや、これは…ああっ、畜生!まずはこの状況をクリアしないとな。サムライガール!まずはあのイカれたナース達をしょっ引くぞ!」


桜セイバー「御意に!胡乱なる異形の怪物共…押し通らせて貰う!」


(何かを始めた謎の男に気を取られつつも、思考を巡らせながら目の前の状況を確認する。タクトを振るう指揮者の様に手を振り上げると、焔を顕現させればそれを球体に捻じ曲げ、火球の要領で迫りくる異形の怪物…それぞれ武器を携帯したナース達に放とうとして。着物を着た女剣士はそれを見ながら、目にも止まらぬ速さで近接武器を持って襲い掛からんとするナース達を一刀のもとに斬り捨てようと、切り払う様に前進して)



【倉庫地帯 魔人アーチャー】


>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL

>八尺様、パーティゴア、きたかぜゾンビ


>162

魔人アーチャー「まぁ伊達男はまだしももう片方は腐れ縁じゃしのぉ?そうじゃな…何か分かれば対策も打てるんじゃが。……仕方があるまい。命あっての物種と言うやつよの。蜂の巣にされる可能性もあったんじゃ。気に病むでないぞ、これも戦国の習いじゃでな。…まるで外に出るなと言わんばかりの天運じゃな。従うべきか、それとも…」

(ここに辿り着くまでも覆うように広がっていた霧を思い出すと、確かにまだまだ情報が少なすぎると苦虫を?み潰したような表情を見せて。同じく感づいた相手を見ては首を横に振り、木瓜紋がついた軍帽を少し目深にかぶって視線を落として)


魔人アーチャー「フッハッハ!まぁわしも大概「うつけ」と言われておったでな、似た者同士じゃて!ふむふむ、それは良い作戦じゃ…っておぉい!!脳筋すぎじゃろ!そんな猪武者の様な作戦を言うでない!おぬしが前衛、わしが後衛は確かにうってつけじゃが…ううぬ、しかし言っていることは事実じゃな。フン、じゃあどっちが頑張ったかで勝負でもするかのう?団子を賭けてな!わし久々に本気出しちゃおうかなー!」

(自分は頭が良くない、という謙信に対して革新的な作戦と、大胆な戦術で天下統一寸前まで成し遂げた己の才覚を持ちながらも自分も似たようなものだとあっけらかんと笑い飛ばして。軍神の立てる作戦を聞くもあまりにも単純すぎたのか思わずツッコミを入れてしまって。しかし間違った事は言っていないのでしばらく悩んでは、団子に情熱を注ぐ謙信を見れば張り合いたくなったのか自分も本気を出すと煽って)


魔人アーチャー「わしはこういうのに少し嫌な思い出があってのぉ…まぁそれは置いといて。「ここにある」何か理由がある筈じゃ。持っておいて損はないじゃろ。ほう、斥候を放たずとも索敵ができるとは。……じゃが今少し遅かったかもしれんな。わしらは既に籠の中の鳥やもしれん。……はっ、いるんじゃろ?わしの目は誤魔化せんぞ」


(血で血を洗った凄惨な戦いをしてきた仏門衆との戦いで、碌な思い出がないので溜息をつき、そして拾ったモノを見れば何か意味があると言い。スパイなどを流さずとも探知ができるパックを見て感心するも、英霊として何かを感じ取ったのか静かに臨戦態勢になり。火縄銃を誰もいない方角へ向けると「いるんじゃろ?」と声を張り上げる。ほぼ気配を感じ取れないこの霧と、血の雨が降り注ぐこの場所で誰よりも早く、こちらを見ている「何か」。それに向けてであり)

  • No.169 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-04-04 11:20:37 

>マーフィー、両儀式、ガイスト、ライイングフィギア、(一方通行、クリファパズル)、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


亜理紗(お二人の気配を感じない。やはり、あの霧のせいで…?)

亜里紗の記憶を頼りに手を繋いで2階から駆け下り、屋外でマーフィー達と合流する2人。亜里紗は辿り着いてすぐに当たりを見渡すが、一方通行とクリファパズルの姿が見当たらない。気配も探ってみるが、こちらも失敗に終わる。どうやら、嫌な予感は的中してしまったらしい。

あの時、彼らの手を引いていればこのようなことにはならなかったのかもしれない__と後悔の念に苛まれつつも、こちらに体当たりで襲いかかる人型(ライイングフィギア)に対し杖を構えて一振りする。そこから放たれる氷の魔法は、人型の足元に向かって飛んで行き。着弾すれば、足元を凍りつかせ動きを封じるであろう。

亜里紗「突進してくる輩は、私が足止めします。攻撃は皆さん(マーフィー、ガイスト、両儀式)にお任せしますね」

霊華「えーっと、酸?を吐く化け物にも注意しないと…ですよね。それなら私は……」

亜里紗は今回サポートに回ることにしたらしく、突進する輩に次々と氷の魔法を放っていく。霊華はそのまま上昇すると、黒い液体を吐き出す人型の上空を渡って背後に回り込み。彼女の欠損した片足から漂う血の匂いは、人型にとっての絶好の餌の匂いとなるのでは無いだろうか。

  • No.170 by 幻想と死人のパーティ  2024-04-04 18:31:42 

(再び申し訳ございません。、消し忘れが有ったので修正します)


>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1、八尺様×1)

>150 >151

ミシェル「そこまで仰るとは本当に信頼出来る方なんですね…この霧は確かに探索の上では厄介です、この霧ももう少し詳しく調べてみたい所ですが。
…もしかすれば助けられたかもしれません。ですがあの攻撃の最中晒されて辿り着けたかどうか―いやこれは結果論ですね。
では此処を離れましょう、環境汚染がされているわけではないのにこの匂いは…何処までも不吉な…」

魔人アーチャーは出会って少しの時しか経っていないものの頭の回転が速く現状について理解できている。そんな人間である彼女の人の見る目はある人物と捉え、未だ会ったことはない人物だが実力は信用に値する者だと判断し笑うが、 歯切れが悪そうに血と死肉の臭いと言う言葉から外で自分達以外にも生存者が居た事を察する。その言葉通りならばもしかしたら助けられたかもしれないが飛び回っていたヘリに補足されれれば地面を揺らす程の集中砲火を受ける事になる。ミシェルからしても心情としては助けられるなら助けたいが自分の実力が制限されているこの状況でとてもではないが不用意に全員危険にさらしたくない。偽善者と言われようと芦川美鶴と川田章吾両名の提案は今この場では正しくしかし複雑な心境だった。そんな時外を見た際に異常としか言えない状況もさながら彼女の第六感か魔力やマナを感知する能力そして知識と経験故か目の前で起きている血の雨が降る現象を何かとても恐ろしい凶事の前触れに思えた。

上杉謙信「こちらこそよろしく頼む。何私達であれば何とか出来るはず。しかし私は余り頭が良くない―あっ卓殿団子を作ったらまず一番に試食させて下され」

的場卓「ああ楽しみにしていてくれ。そうなんだよなぁ―まぁ頑張ったらね」

上杉謙信「わかった。ではこの状況をどうするかについてだが基本は私が突撃して信長殿が後方から火縄銃で援護の形で如何か?探索は最早なるようにしかならない、直感に従って進めば良い」

的場卓「(かなりやる気出してるなぁ)それで成果出るのならいいんじゃないかな?」

別の次元と世界なれど異世界の織田と上杉の同盟が相成った所でこの状況を何とかしなければどうにもならない。一国を統べる人間として本気の顔を見せる信長に対して団子を一番最初に試食する権利を目の前に出されてかなり本気を出す謙信に対してその発言にとりあえず同意した瞬間自分の脳裏に

自分自身が琥珀色をした美しい石を手に持ち、近くには神秘的な力と雰囲気がある妙齢の姿をした女性が居る映像が鮮明に浮かび上がりすぐに目の前に視点が戻る。

的場卓「なんだ…?」

勇者の力により見えた未来視の映像は気になった物のすぐに意識をみんなの元へ戻した。

パック「えぇ~そんな悪いもんじゃなさそうだそうだけどなぁ~」

ドリー「ミシェル殿の言う通りならこれを使わねば安心して寝泊りが出来ん場所も安全に出来るのならば便利な道具じゃ
決して損にはなるまいて。しかし何と面妖な…気色悪い事がこの上ない」

余り使いたがらないようだが一応受け取った魔人アーチャーに対しパックはセントメダリオンを持ちあげて眺め、ドリーはこのような場所なら持ってるだけでも損は無いと宥めた後外の血の雨の錆臭いその匂いに対して何処までも気味が悪かった。

川田章吾「火縄銃なら雨が降ると流石に使えないか…安心しな戦力が半減するなら限度はあるが俺達が可能な限りフォローはするさ。このお姉ちゃんの移動と打って出るに関しては俺としても賛成だ。言う通り此処は地形の理が無い、長くは居られない―なら今あのヘリが居なくなったタイミング的には良い。俺は何時でも出られるぜ」

芦川美鶴「僕も打って出る事は賛成だ、この気色悪い雨の中を移動するのは些か憂鬱だが―パック、念の為確認したいこの周辺に感知できる人や敵の類は居るか?宛もなく彷徨うのではなく出来るだけ明確な情報が欲しい」

二人の意見に異議は無いが血の雨自体には気色悪さや不気味さを全員感じていたが今の所八尺の大女がこちらを覗いているのに気が付いていない
今の所はだが。

パック「よーしオレに任せろ!!」

パックはパックで周辺に生きている人間が居ないかあるいは生存者に関して気を探り、何処にいるか探知していた。

  • No.171 by ポット/クビナシ  2024-04-04 22:06:32 


>165宝生院ねむり
>図書館廃墟all

【図書館廃墟 1階資料室 ポット/クビナシ】

屋敷の中、突然深い霧に呑まれたかと思えば、ガラリと周囲の景色が変わる。廃れた薄暗い図書館には灰髪の少女が佇んでおり、こちらに気づいた様子で気配の正体を問う。本棚の列の外へ迷いなく足を踏み出したポットを慌ててクビナシが追いかけ、少女の前へ姿を表し

ポット「誰かって言われてもなぁ?見たまんま、ただのティーポットだよ。お嬢さん。」

クビナシ「ちょ、ポットさん!あ、クビナシと申します。その、見たまんま。ええと、見た目はあれですけど、その…、あ、怪しいものじゃあ、無いので……?」


(/参加許可を頂いたので参加させて頂きます。多人数のロールを書くのは初めてなのでおかしい所もあるかもしれませんがよろしくお願い致します。絡み失礼します!)

  • No.172 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-05 06:25:46 ID:896f7f474


>165 鈴鹿御前

>167 シルヴィア&ウィズ

>墓地ALL

【墓地/???×多数】

霧の立ち込める何の変哲も無い西洋風の墓地群――違和感を強いて言うなら開けた屋外である筈なのにやたらと黴の臭いが強く感じる点だろう。

それに立ち込め続ける濃い(霧)


トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)

何処からともなく聞こえて来る音。

和太鼓やドラムの類では無く、アフリカや中米辺りの素朴な手打ちの太鼓の単調な音色、場所や状況が許せばエキゾチックな風情もあるかもしれないがこの異常な状況下では不気味さや不吉さ以外のモノを感じられないだろう。

何処から鳴っているかも分からないが――それに併せるように墓場に変化が起き始める。

ボゴッ

ズルズルズル…

彼女ら/彼ら(鈴鹿御前、シルヴィア&ウィズ)の周囲の墓、その下に埋葬されていた筈のモノ達。土を掻き分けて這い上がってくる腐乱し骨も露出して見え隠れする、所々が欠損し腐肉に蛆の沸かせた動く死体(???)の群れ。

よろよろと立ち上がりながらも、明確にこの場の面々を認識しているらしくゆっくりと緩慢な足取りで腕を伸ばしながら近付いて来る。

  • No.173 by キュアマジェスティ/ソラ・ハレワタール  2024-04-06 03:15:21 


【 遊園地 メリーゴーランド付近 】

>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、遊園地all

キュアマジェスティ「任せて!」

マジェスティの言葉に頷いたり同意してくれた彼女達(L、鯰尾)へと満面の笑みを向けて密かに気合を入れる。

防御に回り間合いに入ろうとしてくる複数ものライイングフィギアを相手にしながら冷静に今一度、俯瞰する。L達が射撃したり斬り伏せたりしているにも関わらず敵の数は減るどころか増えていく一方。このままでは徒労に帰してしまう。何とかしなければ。

そう考えているとLから呼び掛けが。

「うん、一気に攻めよう!」

彼女の意図を完全に理解してはこくりと頷いてみせる。榴弾による穴ができたら瞬きの間に攻撃を入れることができるように一歩前に進み、じっと機会を待ち。

【 図書館廃墟 1階 資料室 】

>長宝院ねむり、ポット、クビナシ

扉を開けて資料室へと入ったと同時に問いかけの声。思わず驚かせてしまったことに対して深々と頭を下げて非を詫びる。

ソラ「ごめんなさい、びっくりさせちゃいましたよね」

現れたのは青い瞳に青い髪をサイドテールで纏めたねむりと同じ歳くらいの少女。

「初めまして、ソラ・ハレワタールです!」

続けて清々しいくらいに礼儀正しくかつ元気よく名前とともに挨拶を告げる。怪しい者ではないことを示す為、薄暗くて見えない故にはっきりと姿を認識する為に彼女達(ねむり、ポット、クビナシ)に近づく。

その最中にこの部屋の暗さに慣れきたのかねむり達との距離が近づいたからなのか人影の輪郭が徐々に浮かび上がってきてその全貌が明らかになってくる。目を凝らしてみると、1人は銀髪にマゼンタの瞳を持つ少女。もう1人(?)は頭部がティーポットの長身の男性。頭部に引っ掛かりを覚えるものの、ソラの置かれた状況を比べると些細なこと。最後の人物に目を向ける。先程の男性(ポット)と同じ服を着た男性。頭部へと視線を移すと断面が黒く、しかも泡のような何かが立ち上がっている。_首が、ない。

「おっおおおおばけー!!」

首から上がないことに気づくと、彼(クビナシ)をおばけだと認識してしまう。怖いものが苦手なソラは表情が青ざめ、ぴゅんと機敏な動きで本棚に隠れてがたがたと震え始める。

  • No.174 by ガイスト  2024-04-07 11:36:06 


【南部住宅地(住宅内→路上)】

>南部住宅地ALL

後の2人は合流するのを祈るしかないな…
(外に出た後居なくなっている人物達に気付き目を伏せながら告げた。その後先程より増えている異形に視線を向けつつ空間から赤い剣を取り出し構えて)
…分かった。万が一の時は無理せずに身を引け
(足止めをする亜里沙と霊華に冷静に告げた後先程よりも慎重に異形の隙を見計らい剣を振り上げ切りつけようとして)

  • No.175 by オベロン/高杉晋作  2024-04-08 11:46:15 

【墓地 /オベロン】

>165 鈴鹿御前
>167 シルヴィア&ウィズ
>172 ???

(濃い霧の中、オベロンが目を覚ますとそこは薄気味悪い墓地だった。肌にまとわりつく冷たい霧は生気を奪う様で、誰にも聞こえない舌打ちを一つ。蝶の羽が生えた王子さま姿から、白くもふもふのお忍び姿に変え立ち上がり歩みながら状況を把握する。自身のマスターの周回に付き合わされていた時、突然濃い霧に攫われた。攫われたのが自分だけならいいが、マスターや一緒に戦っていたサーヴァントも攫われている可能性もある。更に忌々しいのが、この霧に見覚えがある気がする事…面倒だ、と思う本心を隠し警戒しながらゆっくり墓地を歩んでいると、はるか前方辺りにサーヴァント(鈴鹿御前)の気配。どうやら近くにもう1人(シルヴィア)いるらしく話しかけている。何か情報を持っているかも、と近付こうとした時、怪しい音と辺りの変化にいち早く気付けば咄嗟に)

「避けろ!」
(と大きな声を出し、3人に近付こうとした死体群へ向かってレイピアをぶん投げて)


>湖畔All

【湖畔/高杉晋作】

(ケホッ。乾咳と共に彼が目覚めると、露の冷たさが頬を打った。慌てて身体を起こすと湿度の高い空気が胸を指す。確かマスター君の周回に付き合ってる最中に、いきなり視界が真っ白になって……と思い返し。周りにはマスターの気配はおろか、人っ子1人いない。ただただ、湿気っこい雰囲気が身体に絡み付いてくる。とりあえずマスター君を探さないと、と警戒をしながらも、声を上げ誰かいれば気付くように湖畔横の森の中を歩み始めて)

「おーい!誰か!誰かいないのか!」



(/参加許可を頂いてから、かなり時間が空いてしまい申し訳ありませんでした!やっと色々と一段落し参加出来るようになりましたので、絡み文を出させていただきます。かなり久しぶりのなりチャ参加になる為読みにくいかもしれません。書き直しますので、何なりと言ってください!ぐだ男はまた機会があれば絡みに行きます。)

  • No.176 by シルヴィア・ジェシリー/ヴィズ・シェリカトゥラ  2024-04-08 16:59:45 


>>墓地ALL

>175 オベロン
>165
>???

【墓地/シルヴィア、ヴィズ(人間→魔槍)】

突然こちらに飛ばされこれからどうしようかと唸っていれば現れた名前の知らない彼女(鈴鹿御前)を前に一瞬警戒心を抱くが結局は彼女(鈴鹿御前)の言う事を信じることにして自分も害は無いことを伝えるために相棒のヴィズに武器の状態から人間の状態に戻るように促して武装解除をし相手(鈴鹿御前)の反応を待っていれば鳴り始めた聞きなれない太鼓のような音に不気味さを感じ始める

ヴィズ「何だこの音……」

耐えきれずに言葉を発したヴィズに何か返そうとすれば口から音が出る前に聞こえる土が弄られるような動くような音、その音に想像をしたくないことが頭に浮かびシルヴィアとヴィズの頬に冷や汗が垂れそれと同時に起きたこの場所の変化、土の下から出てきてはこちらに向かって動き始めた死体のようなソレ(???)に咄嗟にヴィズに手を伸ばすがそれよりも先にこの変化に気づいた第三者が居たらしくその誰か(オベイロン)の「避けろ!」という大きい声に咄嗟にヴィズとお互いに伸ばした手を引っ込めては投げられたレイピアを避けて

シルヴィア「誰!?」

自分たちを助ける行動を取ったその誰か(オベイロン)にそう大きな声で呼びかけつつヴィズとお互いに無意識で手を取り合えば魔槍状態となったヴィズを手にしっかりと握り

  • No.177 by シルヴィア・ジェシリー/ヴィズ・シェリカトゥラ  2024-04-08 17:01:58 


(/すいません!165は鈴鹿御前の方です!)

  • No.178 by シルヴィア・ジェシリー/ヴィズ・シェリカトゥラの本体  2024-04-08 17:58:53 


(/すいません!オベロンがオベイロンになってました!)

  • No.179 by ポット/クビナシ  2024-04-08 22:08:16 

>173

【図書館廃墟 1階資料室 ポット/クビナシ】

>図書館廃墟all

ポット「ブフッッ」

クビナシ「おばっ………、」

自分達に続き名乗った青髪の少女はこちらへ近づくと突然声を上げ、本棚の後ろへ素早く隠れ、震えだした。頭の無いクビナシの事をお化けか何かだと思ったらしい。自分を差し置きお化けだと認識されたクビナシにポットが思わず吹き出し、クビナシは軽くショックを受けた様子で数秒固まり

クビナシ「いや、お化けじゃあ無いですから!まだ死んでませんから!こんなんですけど!」

慌てた様子で弁明し始める。時々ポットに向け『あんたのせいでしょう』という念と視線が送られているようだがポットが気にする様子はなく、声にならない笑いを続けていた。

ポット「………失礼。ま~あいつらの事は一旦……、ンフッ置いといて、お嬢さんの名前は?」

なんとか笑いを収めると、ポットは灰髪の少女に目線を合わせるように斧を支えにするようにしゃがみ込み少女の名を聞き

  • No.180 by 狩人  2024-04-08 22:11:23 

>164 ことも、アリ、ALL

【廃屋敷/リビング】

その内臓を引き抜いた途端、撒き散らされた体液──この怪物(星の精)の返り血とも言えるだろう──が狩人の装束に付着し、一気に広がった濃厚な刺激臭がマスク越しに狩人の鼻を通り抜けていった。ひどく匂い立つ、しかしこれでこそ狩り。内臓やら体液やらが付着した装束をやや雑に払いながら怪物(星の精)の様子を観察すれば、それはもう動くこともなく、霧を揺らがせる事もなかった。どうやらこれで息絶えたらしい。無事に狩れたは良いが、流石に水銀弾の消費が重かったかと今回の狩りを振り返る。リボンの少女(ことも)を助けるのに2発、今回の“彼方への呼びかけ”で7発、計9発消費しており、残りは11発。現状、使者──愛嬌のある小さな亡者達。道具を売ってくれたり、灯りを通して別の場所に連れて行ってくれたりする──を見かけていない以上、水銀弾の補充は難しいと考えた方がいいだろう。一応狩人自身の血液を弾丸に変える事は出来るが、その場限りかつ少量しか補充できないのでアテには出来ない。今後はより一層使うべきタイミングを考えなければ、などと考え込んだ所で、くいと僅かに服が引っ張られる感覚を覚えた。そちらの方へ視線を落とせば、リボンの少女(ことも)が装束の裾を掴み、寄り添っている姿が見えた。気にかけてくれたのだろうか。しかし今は主に体液等が付着してかなり酷い状態になっている。少女(ことも)の手に得体のしれない液体が付着しないか、匂いが移ったりしないかと柄にもない事を次々と考え始め、取り敢えず今後はより念入りに汚れを落としておくことに決めた。生憎手巾の類いは持っていないので、先程倒した者達(屍人、Suicider)から使えそうな布があれば回収しておこうかと今後の展望を考えていた最中、掩護射撃をしてくれた男(アリ)から声がかかったので、一旦思考を打ち切ってそちらに返事をした。

「助けがあったから狩れた。それと、この子とは先程知り合った仲だ。危険だから共に行動するようにしている」

  • No.181 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-15 06:31:28 ID:896f7f474


>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】


差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながら



生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何か想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

現状、無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。

  • No.182 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-16 06:38:27 ID:896f7f474

【抜けていた箇所があった為修正致します。】


>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】


差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

―特に明確に己(八尺様)という(怪異)を認識して口走りその方向へ得物(火縄銃)の銃口を一切迷う事無く向けている古風な軍服姿の赫い双眸の英霊(魔人アーチャー)にまるで“興味”を持った様に視線を集中し――しかし(返答)は無く。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながら



生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何か想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

現状、無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。


>169 博麗霊華&霧雨亜理紗

>174 ガイスト

>南部住宅街ALL(一方通行&クリファパズル)

【南部住宅地(路上)/“霧”発生/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

マーフィー「…現状は目先の脅威の対処を優先する。二人の事はその後だ。」

同行者二人の明らかに不自然な(消失)を経験した矢先、其々が思案するのは無理も無い事だろう、現にこのニット帽の傭兵(マーフィー)自身も物理的な目に視える(脅威)とは別の得体の知れない“異界の法則”に戦慄を覚えている節がある。

しかし今し方起こった(現象)に関しては、色々と浮世離れした件のゲイシャ…もとい貴人な彼女(『両儀式』)が何かしら識っているらしいので其処で聞くとして――今は目の前の訳の分からない化け物の群れを排除する事に専念する。

マーフィー「いい支援だアリサ!、レイカ…無理はするなよ!」

動きは決して早くないが不規則にうねうねと揺れ動き急所(頭部らしき箇所)を捉えるのが億劫な異形(ライイングフィギア)の脚部を彼女(亜理紗)の文字通りの(魔法)の行使で“凍らせ”て固定する事で狙い易くなった処に、ニット帽の傭兵はダブルタップの要領で二発ずつライフル弾を正確且つ瞬時に撃ち込んで仕留めてゆく。

『両儀式』「神父さん此処はお願い、あの子(霊華)はわたしが――」

血塗れの神父(ガイスト)が既に何度か交戦した相手故に――再び何処からか前触れ無しに取り出した剣で油断無く確実に黒っぽい体液を散らして斬り斃してゆく中

デコイ(囮)めいた形で浮遊し空中から強酸を吐き掛けてくる個体群(ライイングフィギア)の背後に回り込み注意を引くエキゾチックな装束の少女(霊華)、負傷している彼女の血の匂いに惹かれ異形の数体は其方に徐に向きを変えて再び強酸を噴出するが―その隙を突く形での流れる様な足取りでの縮地――で異形の中へ斬り込み、殺陣宜しく斬り捨ててゆく貴人。

返り血宜しく墨汁めいた異形の体液が飛び散るが、不思議と彼女(『両儀式』)には掛かっていないらしい―――

『両儀式』「この酸、意外と遠くまで飛ばせるみたいね――貴女も気を付けて。」

―そうしている間にも相変わらずの数で“霧”の中から顕れ続ける(異形)の群れ。

既にかなりの数を斃しているにも関わらず一向に減る様子が無い…

  • No.183 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-04-17 16:58:52 

>マーフィー、両儀式、ガイスト、ライイングフィギア、(一方通行、クリファパズル)、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


血の匂いに誘われ、数体の異形が霊華の方に注目を向ける。かかった、あとは奴らの吐いてくる強酸に注意しながら誘導すれば良い。これで幾分か亜理紗達が戦いやすくなるはずだ。異形達の動向を注視しつつ大幣で地面を叩き、さらに異形の注目を浴びようとする。

と、先程此方を向いた異形が強酸を噴出し始めた。しかし、霊華がそれを避けようとする前に隙をついて貴人(両儀式)が斬り捨てたお陰か、強酸は霊華の目の前で地面に溶けていき。

霊華「!………は、はい!えっと…ありがとう、ございます」

流れるような剣さばきに思わず見とれてしまうが、貴人から異形が吐き出す強酸について忠告を受ければその場で頷き、理解した様子で。自分の身を案じて駆けつけてくれたのだろうかと考えると申し訳ない気持ちもあるものの、素直に礼を伝え。

そうして異形を捌いていく一行だが、しばらく経っても異形の群れが減少する様子は無い。大元が潜んでいるのか。いや、撃破した際に増殖している可能性も__このまま相手をしていれば、いずれこちらの体力が尽きてしまう可能性が高い。亜理紗は氷の魔法で異形を足止めしながら考えを巡らせ。

亜里紗「___マーフィーさん、このままだと消耗戦になるような予感がします。それに、貴方の言っていたお仲間もこの辺りにはいないように思えます。__どうでしょう。一度、ここを離れて他の場所を探索しに行くのは」

両儀式やガイストはともかく、少なくともマーフィーと霊華は手負いの状態だ。消耗戦になれば、2人は異形に対し不利を取るだろう。それも踏まえた結果、亜理紗が出した答えは『一度この場を引く』という選択だった。ライフル弾で正確に異形を撃ち抜くマーフィーの後ろから、亜理紗は提案を持ちかけ。

  • No.184 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 07:13:00 ID:896f7f474

>165 鯰尾藤四郎

>173 エル(キュアマジェスティ)

> 遊園地ALL(ギデル、シックス)

【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近(交戦しつつ前進)/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

即席の、それも戦闘スタイルが三者三様異なる者同士でどうにかこの奇妙な異形(ライイングフィギア)の包囲攻撃を凌いでいるが、このまま戦っていても疲労と消耗が積み重なるだけ――この包囲の一角に対して爆発物を用いた突破口を開くという提案に、剣士な彼(鯰尾)も不可思議な赤子の少女の戦士(キュアマジェスティ)も快く了承して備えてくれた。

意思伝達は問題無し、後は自分(達)が其れに応えるだけ

T-Doll(戦術人形)は周囲で射撃を続けている自身のダミー(傀儡人形)の内、装備にFN MK.13UBGL(銃身下部装着式の40mm擲弾発射器)を有している一体に、正面角度への面制圧を指示する。

命令を受けたダミーは流れる様な動作で膝立ちの姿勢で構えたライフルの銃身下部装着のグレネードランチャーにHE弾を装填して連続して発砲、シャンパンのコルクを飛ばす様な間の抜けた音と共に数発繰り返し発射された40mmHE弾(榴弾)は蠢きにじり寄って来つつある異形(ライイングフィギア)が密集している箇所で爆発を起こし、墨汁めいた体液と肉片を飛び散らかしてゆく。

榴弾の爆風で霧が多少晴れて明確な(突破口)が明瞭になった処で、残りのダミー達に突入の指示を出して露払いをさせつつ

L「これでまた囲まれるまでに時間が稼げました、移動しましょう。」

と二人(鯰尾、キュアマジェスティ)へ声を掛けながら自身もSCAR-Lを構えて撃ちつつ開いた(突破口)へと小走りで進んで行く。

  • No.185 by シルヴィア/ヴィズ/シエラ  2024-04-19 08:36:46 


>>路地裏ALL

【路地裏/シエラ・ホワイリウス】

「……っ」

意識が覚醒し目を開けた途端に視界に入る今さっき(でいいのかは分からないが)置かれていた状況からはありえない景色に思わず尻もちを付いた

路地裏、薄暗く他の道より狭いであろうこの場所に目が覚めると立っていた自分

その自分の両手の位置には確実にギルドメンバーが居たし正しく色々とあったはずなのだが自分の居る場所も前まで見てた景色とは程遠く今の困惑しているこの脳みそで認識できてるのも自身1人

色々と違和感があるこの状況で一先ず傷はあるものの生きてることを確認しつつ、立ち上がればこの時になってやっと霧の存在に気づき

「深い霧だな……」

そう言った後に「とりあえずここから出てみないと」と呟きつつ路地裏から出るために歩みを進め始めて


(/シエラの方も許可を頂きましたので投入致します!少々テンションがおかしいため文もおかしいかもしれないです……読みにくかったりしたらすいません!)

  • No.186 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 18:40:20 ID:896f7f474

【やらかした…後から読み直して再三抜けを確認してしまったので更に修正をば、申し訳ないです…】≫的場達本体様、魔人アーチャー本体様

>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】

差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

―特に明確に己(八尺様)という(怪異)を認識して口走りその方向へ得物(火縄銃)の銃口を一切迷う事無く向けている古風な軍服姿の赫い双眸の英霊(魔人アーチャー)にまるで“興味”を持った様に視線を集中し――しかし“問い掛け”に対する(返答)は無く。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながらも

■■■ぽぽぽ…

不意に視界に入るのは飛ぶ異界の妖精(パック)――この怪異(八尺様)が元来が“人”であった事を考えればその存在自体を彼(パック)が感じ取りよりはっきり視認する事が可能だろう。

それこそ彼女(魔人アーチャー)とはまた異なる“認識/察知”のプロセスを経て

清濁の歪に織り交ざった奇妙な“気配”を漂わせる、かつては(人)で、今や何かも知れぬ(存在)へと成って果てた白のワンピースドレスにやはり白の大きな青リボンが目立つ帽子を被った異常に長身の大女の姿を…



その他にも生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何かしら想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

なお無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。

  • No.187 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 19:12:55 ID:896f7f474



>180 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、アースィフ・アリー・ザルダーリー】

アリ「…成る程な、確かにそこいらも“化け物”ばかり、理に適った判断ではある――それにしても“助け”か」

彼(狩人)から聞いた簡素な経緯…得体の知れない化け物、今し方の戦闘の只中でも驚きこそしていたがこの位の幼い子供ならば無理も無い精神的なショックやPTSDめいた症状の兆しも微塵も見られはしない。

言うなれば妙に“場慣れ”している風にも見えると傭兵は分析する。

酷い刺激臭や得体の知れないナニカの残骸めいた不可視ながらも恐らく体液でぬる付く床の上を平気で歩き回り、返り血をたっぷり浴びてある意味で言えば修羅場慣れしている傭兵(アリ)からしてもやや近寄り難いこの男(狩人)の傍にもまるで気にしている様子も無く寧ろ安堵した様な体で過ごしている辺り…

アリ「(心※…この子供(ことも)も――何かしら“訳アリ”という事か)――…そういえば名乗り遅れたな、おれはアリ、アースィフ・アリー・ザルダーリー…見ての通り荒事(傭兵)を仕事にしている。呼び名は好きにしてくれ。お前さん達は?」

ことも「わたしはことも、この人はかりうど(狩人)さん。」

とシンプルに自己紹介をしている矢先――

■■■■して■■して?■■■ねぇ■■

――そう遠くない場所…恐らくはこの(廃屋敷)の上階の個室――から嗚咽混じりの―しかし明らかに異質な女の呟き声と啜り泣きが聞えてくる。

アリ「…今度はなんだ?」

ことも「……………」

戸惑いながらも得物(M4E2)を構えてライトを点灯させる傭兵と――ナニカを見据える様に天井から目を離さない少女(ことも)




  • No.188 by ガイスト  2024-04-22 08:34:41 


【南部住宅地】

>住宅地ALL

…ククク…、この数では流石に体力が持たぬな…
(両儀式の言葉に承知したと返した後異形を斬り伏せ続けた。感覚では大分数は減らしたと思っていたが異形の数は一向に減らず若干笑みが引きつっていて。連戦の疲れが出るのも時間の問題だと判断し1度身を引くべきかどうかと他の戦っている面子の動きを伺うように霧の中を見渡しながら剣を振るって)

  • No.189 by ハヤテ  2024-05-02 16:30:39 

>遊園地ALL

……あ…?ここは……霧が深くて見え……あ”…?!
(見覚えのない場所、少し古びた様な遊園地、昔ぶち込まれたゆぅろぴあよりも退廃とした遊園地だ…あの時とは違い友人もおらずたった1人、立ち尽くすものの直ぐに首をゆっくり振って冷静な精神を保つ、まだ幼い心を押し殺すもゆっくりと周りを見渡し歩き出す、近くで配管でも外れたのだろうか?鉄パイプが落ちていた為それだけ拾って)

((取り敢えず許可をもらったのでALL分を投げさせていただきます…!!これから宜しくお願いします!)

  • No.190 by カイドウ/キング/クイーン/ジャック  2024-05-02 22:53:34 

>ALL

カイドウ:なんだ、ここは一体?
(ある日、海賊としての遠征で海へと出ていたカイドウと部下である″百獣海賊団″。だが突如予期しない新世界での減少によって船諸共飛ばされた。そして気が付くと自分は)
キング:カイドウさん、息災で安堵した。しかしこれは・・・・・・
(そしてカイドウの右腕にして海賊団では最古参であるキングが、カイドウのもとへ行けば無事であることを確認して安堵する。だが自分達が飛ばされた此処がどこなのか皆目見当がつかず、素顔が見えないマスク越しで周囲を見張る)

クイーン:Where is here?俺達さっきまで海賊船にいたはずだよな。なんたってこんなわけのわからねぇ見たこともねぇ場所へ来たんだ?それに部下は誰1人もabsenceとはな
(そしてキングと同じく最高幹部の1人のクイーンもカイドウと同じくいれば、他の2人同様に見たことのない場所を見渡し、そして自分達の乗っていた船に多く付いてきた三下の部下が誰1人もいないことを指摘する)

ジャック:あれは新世界を長く航海する俺達でさえも把握できなかった未知の現象のせいか・・・・・・
(キングやクイーンと同じく最高幹部にして2人の弟分に値するジャックもカイドウ達と同じ場所へといれば、ここは一体何かと考える前に自分達が航海中で身に起きた謎の現象のことを思い返せばあれが原因であろうと呟く)

(/この度参加の許可をいただきまして、始めてロルを出させていただきます。正直ここへ合わせての台詞を考えるのは大変でしたが、差しさわりなければ絡んでいただけると幸いです。改めてよろしくお願いいたします。
そして私が操作するキャラがわからない場合は作品名とキャラ名をググったり、Pixiv百科事典で調べるなどしていただければ大丈夫だと思います)

  • No.191 by 幻想と死人のパーティ  2024-05-12 23:15:46 

【遅れてしまい大変申し訳ございません】

>魔人アーチャー、八尺様×1、倉庫地帯ALL(パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1、サイレンヘッド×1)

>168 >186

ミシェル「その方々もご無事だとよろしいのですが…時間を掛けて調査と解析をしていくしかなさそうですね現状は。お心遣いに感謝します。ならばせめて自己満足と言われようと冥福を祈ります。大変言いづらいのですが、迷っている時間は無さそうです幸い見つかっていませんが――」

この霧自体も謎が多い。自らの本領発揮が出来ないのはこの霧が原因かそれとも土地自体かあるいはその両方か?それが解消出来れば全員力を合わせて可能な範囲が更に広がるのだが今は栓無き事。この逆境は持ちうる知恵知識を寧ろ今試されている場ならばどうするかと思考を回す。しかし現実は更に変化し、大音量のサイレンと地面を揺るがす歩行音と揺れて12m強ほどの細長い体躯をした巨大な怪物が現れるがこちらには気づいていないこの場で手に入れたセントメダリオンのお陰で。

上杉謙信「うつけ者…?とても不思議だな、私の知る信長公は器が恐らくJAPAN一と言える程大きいどこか悟ったような―そんな人物のように見受けた。貴公とは会ったばかりだが見る目が違えばそう評価する者も居るかもしれないが私にはやはりそうは見えん。
なぜだ?我々の得意分野を合わせればこれが一番ではないか?動きを合わせるのにどれ程かかるかはやって見ねばわからないが…納得したなら何よりだ。ムムム、なら私も負けん受けて立とう!」

諸説あるが日本の歴史上革新的な戦略の天才と謳われる(織田信長)魔人アーチャーに対し本来の歴史そしてルドラサウム大陸でも“軍神”とまでいわれた戦(いくさ)上手の天才である謙信は自身の知る織田信長という人物像を思い返し、自身があくまでも思ったままの感想を何処までも述べる。とは言え忘れられているがこの場に居る二人は紛う事無き天才、その思考や在り方は今の時代では理解や賞賛を歴史学者と言った分野ではされてその凄さが調べようとする一般の人々に知れ渡る事は多い。しかしその当時では先進的・合理性いろんな理由はあれど分からない常人は到底理解できず上辺のみしか見ない者が「うつけもの」―そう評価してしまう者が出てしまうのもある意味では当然なのかもしれない。

的場卓「……!…そうだね…」

とりあえず提案に納得した魔人アーチャーに対して頷くとお互いの団子を賭ける煽りに少し悩む素振りを見せながらもその純粋さ故思わず乗ってしまう謙信に対していつもなら苦笑いしながらももう一つ作ると争いを制止する卓は先ほど見た宝石と女性の映像について上の空だったのがワイワイ騒いでいた声に反応しつい返事をしてしまう。

パック「ありゃトラとウマに触れた感じ?ならあんま触れない方が良さそうかも?へへ、もっと褒めても良いんだぜ?」

ドリー「必要とな?それは言われてみれば―誰じゃッ!!」

パックは魔人アーチャーの嫌な思い出があると言う言葉に対し気軽に触れない方が良いのかな?と何となく察する様子を見せながらも探知できる事に関して嬉しそうにする。
ドリーも魔人アーチャー二つのアイテムが出てきた事に理由があるとの意味深な言葉に対し考える素振りを見せながら、彼女の臨戦態勢に突如入り自身も気配を感じ構えに入ると一人の八尺ほどの異常に背の高い大女がこちらを見つめている事に気づく。

的場卓「ッ!!えっ…俺どっかで見た事あるぞ…」

芦川美鶴「突然聞こえてきたこの音は何だ?何処から聞こえる?」

魔人アーチャーに言われるまで全員気づかない事に冷や汗をかきながらその姿の大女を見てなぜか何かの話や絵で似たような存在に覚えがあると卓は思い出そうとする。
一方美鶴はノイズ混じりの大音量の不気味なサイレンが聞こえた事で怪訝な表情で警戒をし始める。

パック「不思議な気配、悪霊とかに近いけどもう自分の事も忘れかけているんだこのお姉ちゃん…姉ちゃんもオレ達と来る?」

川田章吾「お前なぁ大丈夫なのかこの姉ちゃん?如何にもな感じで普通じゃねぇないんだろ?内に招き入れて背後から襲われるのは勘弁だぞ」

此方に興味は無さげにしているが自分を見ている悪霊や不思議な力が入り混じる不思議な大女(八尺様)の内面を感知する力で覗き込んだパックは
かわいそうだと思い始め、思わず付いてくるか尋ねて見た所章吾は悪霊という単語からよろしくない者を連想し警戒心を大女にかなり抱きつつパックに呆れていた。

パック「大丈夫だよオレが見張るし責任持って面倒みるから。でもそれよりあの気持ち悪い音流してるのは大きい怪物で見晴らしが良い所に居るみたいだからこのまま此処から出ると見付かって厄介な事になるかも」

まるでペットのような気安さではあるが大女の面倒は責任を持ってみるつもりのようだ。そして探った結果奇妙な音を流している正体が別の巨大な化け物であること、そして居る位置が見晴らしが良い所でこのまま出れば全員見つかることを皆に伝える。


  • No.192 by スレ主/モノローグ(本編再開)  2024-08-10 19:43:13 ID:896f7f474

REPORT: LOADING SITUATION REPORT....

――――――



しずんでゆく

沈んでゆく

沈んでゆく

沈んでゆく。

沈んで…







?ここは何処だろうか


叫ぶ。


何も聞こえない。自分の声さえも。少なくとも、俺は?


?待て。何か聞こえたか?


誰か、そこにいるのか?


いや、目で見通せる限り、果てしない白の虚無だけだ。海のようだ。


或いは砂漠か。質感も無ければ音も無く、自分の心臓が実直にドクドク脈打つ音も聞こえやしない。俺は手を見ようとする ? 見えないし、感じもしない。まるでそこに存在しないように。目を閉じようとするが、まだ白が見えている。

あのスポンジの化け物共に食べ掛けの骨付きハム宜しく千切られた腕は元通り

同じく引き裂かれ好き放題に引き伸ばされ、圧し折られ、噛み砕かれ、臓物その他を引き摺り出され貪られていたであろう胸部から腹部に掛けての傷口…というより死体損壊めいた穴も無くなっている

―これが全て出来の悪い“夢”であるのなら、アリゾナの安アパートでボロボロのソファに座って安っぽいテーブルに粗悪品のムーンシャイン(密造酒)の入ったグラスを片手に突っ伏している筈だが

忌々しい合成繊維製のオレンジの囚人服――例に寄ってシェルターめいた(財団)のロゴと、6桁の管理番号がプリントされた其れだ。

―――再び猛烈な――雪山の遭難者めいた低体温症に類似した急激な眠気を憶え始める。

耐えられずにその場で膝をついて――朦朧とする意識の狭間で声を聞く。


―どうしてこういう終わりが実現しないか知ってるかい?―


聞き覚えの無い老婆の声がそんな言葉を紡ぎ


―終わりだからこそ実現しないんだよ。終わるっていうのは、止まることだからね。あたしらの苦しみが止まることはあってはならない。生の苦しみは永遠でなけりゃならない…少なくとも“此処”が求める限りはねぇ―


―“意思”なんてモノなど欠片も無かった実験的な“世界”の模造品…は観測と取り込みを繰り返して膨らみ続ける…利用しようとした連中すら飲み込んで、行き着く先が如何なるかなんて誰にも分かりゃしないよ……一つだけ言えるのは“原因”は変動し続けてる。―


―其処に付け込んで顕れ続けるのさ、其れが憎悪であれ未練であれ願望であれ後悔であれ…単なる思い出であれ―


―――





――




>>路地裏ALL

【路地裏/梓家始季】

―相も変わらず立ち込める濃い霧と赤黒く薄っすらと大気を染める不気味な空色――放棄されて随分と時間の経った様子の入り組んだ路地裏…旧式の既に機能していないらしき室外機。

埃っぽい塵芥や年代物の空き瓶や錆付いたスチール缶の入った色落ちしたポリバケツ。

狭まったり、時折広がったりの都市計画的には乱雑極まり無いそんな路を、霧を掻き分けながら進む人影。

コツ コツ コツ

軍用編上靴の固めの足音と共に霧に混じり舞い上がる埃も露と気にする様子も無く、物騒な出で立ちの東洋人の女は感情を押し殺した様な仏頂面のまま、手にしたゴテゴテに改修された中国ノリンコ製のAKコピー(56-2式)を標準射撃姿勢で構えながら黙々と進む。

行き先など、当の本人しか知らぬままに



>>南部住宅地ALL

【移動中→南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)】


――



キィイイイイイイイイイン!(レッグローラーの走行音)

シャーリーズ≪無線※オープンチャンネルで呼び掛けています、此方C.M.S.C、第三陸戦ウィッチ中隊、第二小隊C分隊のシャーリーズ、誰か聴こえていたら応答してください。繰り返します。≫

霧に包まれた途切れ途切れの幹線道路を時速50kmほどで駆け抜けながら、装甲機械化歩兵脚(陸戦ストライカーユニット)を着装し無線でこの周辺へ必死に呼び掛けている戦闘服姿にブーニーハット、それに何故かネコ科の肉食動物の耳と尻尾を生やした一人の少女、シャーリーズ・フルウールト准尉は奇妙な消耗感とこの得体の知れない土地の不気味さと精神的に戦いながら――

―同時に感じる、身に憶えのない(即視感)にも内心苛まれていた。



>>墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、???×多数】

ハァッハァッハァッハァッ…ゼェゼェ

全力疾走して来た様な苦しげな息遣いとやや重苦しい足音と共に少し歩いたあとどうにか息を整えているらしい。トラッカー帽を逆被りにした青と白のストライプのシャツにズボンという井出立ちの小太りの青い双眸の青年(エディ)

エディ「ゼェゼェ…此処は――墓地?」

霧の立ち込める何の変哲も無い西洋風の墓地群――違和感を強いて言うなら開けた屋外である筈なのにやたらと黴の臭いが強く感じる点だろう。

それに立ち込め続ける濃い(霧)


トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)


何処からともなく聞こえて来る音。

和太鼓やドラムの類では無く、アフリカや中米辺りの素朴な手打ちの太鼓の単調な音色、場所や状況が許せばエキゾチックな風情もあるかもしれないがこの異常な状況下では不気味さや不吉さ以外のモノを感じられないだろう。

何処から鳴っているかも分からないが――それに併せるように墓場に変化が起き始める。

ボゴッ

ズルズルズル…

エディ「あ…わ…が…」

――解っていた、少なくとも…コレが肉を伴う(現実)であろう事を――しかし青年(エディ)のなけなしの理性は自己防衛の為に――起き上がってきた(ソレら)を認識する事を拒む。

その場に尻餅をつく形で腰が抜けてしまった小太りの青年(エディ)の周囲からゆっくりと、墓場から起き上がる(腐乱死体)の群れが徐々に歩み寄り始めていた。

  • No.193 by ガイスト  2024-08-10 22:57:17 


【墓地】

>ALL

…また別の場所か
(霧の中意識が浮上した。先程まで奇妙な夢を見たような気がするが何だったのかは思い出せない_只、霧があった事と誰かと一緒だったのは記憶に残っていてとりあえずと辺りを警戒しながら墓地を散策し始めて)

【本編再開と言うことで新たに絡み文を出しました。初めましての方もそうでない方もよろしくお願いします…!】

  • No.194 by 斎藤・岡田  2024-08-11 00:45:20 

>路地裏ALL

【路地裏】

斎藤「…いやぁ~、こりゃどうなってんだか。マスターらしき人影なし、いるのはよく分からん化け物だけ、しかも人斬りと一緒と来たもんだ!全く、僕ってばツイてないねぇ~」
岡田「なんじゃ、わしをバカにしとるがか?ええ度胸じゃ、今切り捨ててもええんじゃぞ」
斎藤「うっそ、僕に勝てると思ってるワケ?バカ言っちゃいけねぇよ」

(霧に覆われた街、二人の男が言い争い通りを闊歩する。かたや一人は京の町にて「人斬り以蔵」の名で恐れられた、幕末の四大人斬りが一人、岡田以蔵。かたや一人は幕末の日本にて活躍した治安維持組織、新撰組の三番隊隊長を努めた二刀流の剣士、斎藤一。互いになんの説明もなく街に召喚されたはぐれサーヴァントのため、散策を続けていると、霧の向こうに人影を見つけ、ぴたりと動きを止めて)

斎藤「…おい人斬り、あの人影は?」
岡田「……人やない、はよう逃げるぞ」

(岡田が言葉を発すると二人ともすぐに引き返す。どうやら岡田のスキル「人斬りA」により人影が人間が怪異か見分けたらしく、無駄な魔力消費を避けるためにもと近くの路地裏へと足を進めて)

斎藤「…はぁ。こうも化け物にしか出会えないと、疲れてきちまうねぇ」
岡田「同感ぜよ。ったく、一体人間はどこにおるがーーー」
斎藤「…?どうしたよ人斬り、急に黙ってー」

(路地裏にて、現在の自分達の状況にうんざりした様子の斎藤を横目に、ため息をついた岡田が前を向いた瞬間、目を見開き固まって。それを見た斎藤が何事かと前を見ると、なにやら物々しい格好をした女性が歩いてきているのを確認して刀に手をかけて)

斎藤「……アレは?人か?化け物か?」
岡田「…人じゃ。ようようじゃ、ようよう人に会えたぜよ!!おい女ぁ!!おまんがわしらを呼んだがかぁ!!」
斎藤「おいおいおいなに叫んでんだよ馬鹿野郎!!!」

(斎藤が神妙な顔持ちで人かどうか問いながら横を見れば、どうやら人だった様ではしゃぎはじめた岡田を目にして少しため息をつく。と、岡田が急に女性に向かって歩き、大声で自分達のマスターかどうか聞き始めたので、ものすごく焦った様子でそれを止めようとして)


(/路地裏ALLに絡ませていただきました!文章が変なところがあるかもしれませんが、どうか温かい目で見守ってくださると幸いです。よろしくお願いします!)


  • No.195 by 当麻紗綾  2024-08-11 01:41:20 

>墓地ALL エディ・ドンブラウスキー

【墓地/当麻紗綾】

「……伏せろッ!!」

腐乱死体の群れがひしめく墓地、絶望的な状況に突然響く女の声、それは今にも化け物たちに襲いかかられようとしていた小太りの青年(エディ)に向けられたものである。
そして叫びにも近いその声に続くようにパンッ!という乾いた銃声が鳴り響くと群れの中の1匹に命中したのか血が辺りに飛び散る。続けて1発、2発と乾いた銃声が響き。

「早くこっちに来い!! 時間はちょっとしか稼げないから、全力で走れッッ!!」

怒号にも近いその声は、墓地の入口から青年(エディ)に対して掛けられているようで、そこには左腕をギプスのようなもので吊り、ボサボサな髪が特徴的なスーツ姿の東洋人の女が立っている。そんな彼女は右手にハンドガンを持ち、青年に向かう群れを撃って足止めをしているようで。

(/墓地の方に絡ませていただきます!よろしくお願いします!)

  • No.196 by シエラ・ジェラミス  2024-08-11 11:19:44 

>森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

「いったい何がどうなってるの……」

うっすらと視界を遮る霧のなか、どこを向いても見えるのは木ばかり。恐らく森林であると言うことは理解できるのだが何故ここに居るのかが理解できずにいる。自分は確かに外に出ようとはしたが住まわせてもらっている寮の部屋から出ただけなので、こんなにすぐに外に、しかも森林に出るわけが無かったのだ。たしか、部屋の外に出るのに扉を開けた瞬間に霧に覆われたような気がするが……

「立ち止まってても、仕方ないかなあ」

一瞬、この森林の中にたちこめる視界を遮る霧と部屋の外に出る瞬間に発生した霧に関連性があるのでは、と考えるがこんな場所でずっと考えても状況は恐らく変わらないだろうから何処かでこの場所に詳しい人に出会える事を軽く祈りつつ歩みを進め始めて

(/森林allで絡み文を出させていただいたのですが、最近なんだか文章がごちゃごちゃしがちなので分かりづらかったらすいません!)

  • No.197 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-11 19:45:55 ID:896f7f474


>>194 斎藤一&岡田以蔵、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????】

霧、霧、ただ只管に広がり続ける濃霧の中を歩き続けていく中で――不意に鼻をつく濃い血の匂い、それは進む先、其処から枝分かれした路の片割れから

躊躇無く其方へ足を向けて進もうとした矢先に、声を掛けられる。

―比較的(現代的)な立ち姿や容姿から見て東洋系の男が二人、其々帯刀している事と片方(岡田以蔵)がかなり(訛って)いる点…それから女(始季)自身からして感じ取る様に彼ら(斎藤一&岡田以蔵)が只者では無いのを察しながらも

――何やら尋ね用件らしきボサ髪の黒コートの方(岡田以蔵)の方が歩み寄りながら話し掛けてきて…少なくともその相方らしき黒スーツ(斎藤一)が“隠密”行動――とまで行かずとも、この異形と怪異流行る異界めいた街にて(目立つ)行動を控えていた様子ながら其れをズカズカ破った相手(岡田以蔵)の行動を諌めながら止めようとしている中で

始季「…………………」

話し掛けられた傭兵だかPMSCs(民間軍事請負企業)のコントラクターめいた格好の隻眼の女殺し屋(始季)は彼ら二人へ仏頂面な顔だけ向けてただ人差し指をゆっくりと自分の口に当てて(しーっ※静かに)のジェスチャーを示す。

そして再び自身の手で、(血の匂い)の漂ってくる分かれ路の方を指差して…今度は自分の鼻を示して(匂い※この場合は濃い血の匂いを指す)がする事を―恐らく二人とも気付いているだろうが知らせ――ゆっくりとその路の方へ、中国製AKコピー(56-2式)を閉所での近接戦闘(CQB)に備えた標準射撃姿勢で構えながら歩き出す。

―彼女(始季)自身も“数時間ぶり”に(話の通じる)誰かと会えた事は有益だと考えていたが――情報交換なりするにも先ずは近場のこの迷路めいた路地裏の一角の(安全)を確保するのが優先だと判断していた。

■■■■

濃い血の匂い――その先から聞こえてくる何かを啜る様な音

それからその他の路からも何か異様な影が複数、既にこの場所(路地裏)へと侵入り込みつつあった。
―(人でない)…或いは(人であった)ナニカは確実にこの場の人間一人と英霊(サーヴァント)二名を捕捉しているのだろう。

引き続き戦闘を回避するか、もしくは迎え討つか。


その判断次第でこの先の展開はガラリと変わるだろう。



>>193 >>195 ガイスト、当麻紗綾、墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、???→サング×多数】

腐肉から蛆を湧かし、明らかに機能していない筋繊維と骨格を軋ませながらさぞ(食いで)のある獲物であろう小太りの青年(エディ)に覆い被さり喰らい付かんとしていた(動く腐乱死体)の一体が9mm口径の拳銃弾を立て続けに身体に受けて腐肉と血だった赤黒いモノを周囲に散らして…怯む――が致命傷では無い様だ。

そもそもとっくに死んでいるが故に

エディ「わっ!?…あ…あぁ」

思わず鋭い声で言われた通りに地面に伏せながらも飛び散ってきたモノをひぃっと悲鳴を上げて払い退けつつ這う這うの体で入口から援護射撃する形になった異国の公安要員(当麻)の指示に従い途中で転けたりしながらも青年(エディ)は相手(当麻)の居るこの墓地の入口らしき場所へ死に物狂いで走るが…

ズボッ

地面から飛び出してきた腐った手が、彼(エディ)の足首を掴む。

エディ「ぎゃぁ」

短く悲鳴を上げて地面に倒れる青年に続けて地面から這い出して来た頭蓋骨の露出した(腐乱死体)の頭がその蛆塗れの口蓋をガバッと開いて噛み付こうとして――

一方

再び(目覚めた)形でこの黴臭い墓場を一先ず探索し始める血濡れの異世界の神父(ガイスト)、彼の見た(夢)が現実か否かは――その境界の曖昧なこの街では余り意味を成さない事なのかも知れない。

―数発分の銃声と、誰かの声(当麻)、そして誰かの悲鳴(エディ)

それを耳にすると同時に

トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)

彼(ガイスト)の周りでも鳴り始める奇妙な太鼓の音と共に――墓場から這い出す(動く腐乱死体)の姿がポツポツと現れ始め―やはり緩慢な動きで彼(ガイスト)へと歩み寄り始める。



>>196 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ】

静寂が支配する霧の立ち込める鬱蒼とした森の中で、突然陥った奇怪なこの状況に困惑しながらも一先ず行動を開始する薄桃色の髪の栄える異世界の魔道士の少女(シエラ)、虫の鳴き声の一つもしない明らかに異様な様子のこの森には恐らく違和感しか抱けないかもしれない。

―そんな彼女の進む先―では無く…背後の草薮が一度ガサリッと音を立てる。

そうして草薮を揺らしながら現れたのは一人の襤褸切れをフードの様に纏った人物――だがこの人物の方も彼女(シエラ)に出くわすとは思っていなかったらしく少なからず驚いている様だ。。

ヒラツカ「…驚かしてしまったならすまない。――まともな人間を見たのは数日振りでね。」

そう声を掛けて、一応危害を加えるつもりは無い事を示す様に両手をあげて武器を持っていない事を示す。



>>廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2】

たったったった

軽い足音を立てて、霧の中を駆けていく小さな人影、背負った小さなうさぎのリュックが揺れる。

どこか動き慣れた様な身のこなしで――しかし途方にくれた様な疲れの見える足取りで荒れ果てたやや和風の廃屋敷の敷地内…そしてその屋内へと躊躇無く入って行く。


ことも「……ここは、わたしの“まち”じゃない。」


―思わずそう口に出してしまう幼い小学生低学年ほどの少女(ことも)だったが……

――このばしょ■みた■と■ある――

脳裏を巡る奇妙な(デジャヴ)

しかしそれを思考する前に不意に感じた悪寒に息を止めて…リビングの棚の陰に隠れる。

??「う~やま■い~も■うしあ~げる■■■■」

喉が詰まった様な濁った声で、不明瞭な歌らしきモノを口ずさみながら…引き摺る様な足音と共に
何かが屋敷の奥からリビングに歩いて来る。

―明らかに其れは(人)では無い、嘗てはそうだったのかも知れないが…

ぼろぼろで赤い染みでよごれた割烹着姿の女性(屍人)―手には出刃包丁を持ち――顔は…目元や口から赤い何かを垂れ流し、血の気の無い青白い顔はにこやかで、しかし目は焦点が合わずギョロギョロと在らぬ方向を見ながら上機嫌そうに歩いて来て――

??「か~ごめか~ご~め~■ンッフフ かぁごのなぁかのとりぃは~■いつい~つ出やぁるぅ■夜ぉ明けぇのぉばぁんにぃ■んっふふ■■あらぁ■明る■い■わねぇ?」

と歌う様に楽しげに口にしている。

と、そんな様子の割烹着姿の誰かの背後から引き摺る様な足音を立てて

??「め■■で■た■■い」

と金切り声染みた声色で言いながらやってくる――猟師の様な格好で、手に水平二連式散弾銃を手にした血の気の無い青白い顔をした初老の男性(屍人)

――



  • No.198 by 当麻紗綾  2024-08-11 21:02:55 

>エディ、ガイスト、墓地all

【墓地/当麻紗綾】

「……クッソ、霧が濃くて当たらない!……ッ!」

幾ら銃火器とはいえ相手は既に死んでいるゾンビ、たかが小口径の拳銃程度では致命傷は疎かその場しのぎの足止めにもなっているか怪しいところである、その上濃い霧に包まれて狙いも定まり辛い。そのまま、ジリ貧の状況を更に最悪にさせるように青年(エディ)の足元から現れた手を見た女(当麻)は、最後の手段として考えていた行動に出る。

「……古戸さんッ……!」

1つの名を呼ぶ、銃を捨て左手のギプスに手を掛け時間が無いため無理やり包帯ごと引き抜くように外し痛々しい火傷痕と縫合痕の目立つ左手を顕にする、そしてその左手を地面へと当てると……。

(/当麻側が助けるにはSPECが必要になりそうなので使う流れにしました、一応他の方が乱入したり結局助からなかったりの展開もあると思うので、その辺の反応を待って続きを出したいと思います!)

  • No.199 by 斎藤・岡田  2024-08-11 21:21:51 

>梓家始季、路地裏ALL


(目の前の女性(始季)が指を口に当て、「静かに」というジェスチャーをするのを見ると同時に、近くの別れ道から血の匂いとナニカの気配を感じ取って。岡田が後ろを振り返ると斎藤も気づいているらしく、いつでも抜刀できる状態で静かにこちらに近づいている様で)

岡田「……人やない、が。人型ならわしが斬れる。どうする、壬生浪」
斎藤「その辺の道からも変な気配が来てやがる。一旦そこのヤツ片付けて、逃げ道確保しといた方が良いと思うなァ、僕」
岡田「ふん、壬生浪と意見が合うとは思うとらんかったぜよ」
斎藤「奇遇だねぇ、僕もだよ」

(こそこそと小声でどうするかを話し合う。他の道からもナニカが近づいてきていることも感じとっている斎藤が逃げ道確保を提案すると、岡田もそれを了承して。岡田が刀に手をかけながら女性(始季)の後に続く形で道に入ろうとすると、斎藤が女性(始季)に小声が聞こえるほどの距離まで近づいて)

斎藤「…周りからも少しずつ来てやがる。僕らも手伝うから、一旦そこのヤツらを片付けよう。自己紹介はそれが終わってから」

(斎藤が女性(始季)に小声で援護することを伝えると、少し女性(始季)より前に出て、岡田と自分で女性(始季)を前後で挟み込む形を取って。そのままゆっくりと分かれ道に向かって前進し、濃い血の匂いと気配の元へ足を踏み入れて)

  • No.200 by 沖田総悟  2024-08-11 22:13:49 

【路地裏/沖田総悟】
>>斎藤一、岡田以蔵、梓家始季

「無事だと良いんですけどィ…………ま、あの人らなら大丈夫か」

(BARアシュリーでの二度目の再開と出来事、その全てが記憶にはっきりと焼き付いている。いつ入れたのか定かではないが黒い隊服の右ポケットに入った二個のマッチが、自分の所持している記憶が嘘ではないと証明していた。二回目は一回目よりも多くの人がBARの中に集まり探索へ行くという話になっていたが、直後濃い霧に視界が覆われ、その中で人ならざる怪物に襲われたことにより全員がバラバラになってしまった。我武者羅に刀を振るっていて、落ち着いたのはいろいろな物が散乱する路地裏に入ってから。あたりをキョロ〃と見渡すも当たり前だが先程いた人たちの姿は無く。少し考えるも異能力的な力を使える人たちも居た為心配する必要はないかと楽観的に考える。

複雑に分かれた路地を自分の直感で進み、横歩きしなければ通れないような狭い場所にも足を踏み入れていれば、ふと、人の声が聞こえた。覗いてみると自分の少し先に人影が三人。容姿は霧によって見えないが話している内容からして自分たちと同じであろう。そしてその先には先程対峙した怪物と同じような気配もする。彼ら三人もその気配に気がついているらしく、ゆっくりとそちらへ進んでいった。物陰から飛び出して自分も参戦するかと沖田は悩むも)

「……とりあえず様子見ってことで」

(今から出ても面倒なことになるかもしれない、それは困るし苦戦していれば助太刀に行けば良いだろう。戦い慣れているであろうあの三人に見つかったとしたら、そのときはその時だ。先程の霧の中で行った連戦により鞘や柄の部分まで血が飛び散った日本刀に手をかけながら沖田は壁に背をつけながら様子を伺った)


(路地裏のお二人様絡み失礼いたします、!!よろしくお願い致します
ALL文は分けて後ほど提出させていただきます)

  • No.201 by 狩人  2024-08-11 23:13:21 

>197 ことも、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング】

狩人は、気付けば灰が舞い霧が立ち込める街の中にいた。ふと顔を上げればそこは見知らぬ街だったのだ。しかし狩人に動揺は無かった。……いや、動揺という程ではないが一つだけ気がかりな事があった。この街に謎の既視感を覚えていたのだ。“気付けば見知らぬ場所にいた”という経験自体既に何度かしているものの、こうして既視感を覚えるのは初めての事であった。しばらく考え込んでいたが、やがて右手にノコギリ鉈、左手に獣狩りの短銃を握り締め、この霧と灰の街へ駆け出した。分からない事をずっと考えていても仕方がない。それに、例えどのような場所であっても自分のやる事は変わらない。獣を狩る、ただそれだけだ。

そうして狩人が最初に辿り着いたのは、荒廃した屋敷だった。狩人がそれを見た時に感じた事は、謎の既視感だった。やはり以前訪れた事があるのではないか。しかしそう思った矢先、屋敷から歌声のようなものが聞こえた。喉に不調を抱えたような、濁った酷い歌声だった。一先ず既視感の事は脇に置き、その正体を確かめるべく狩人は屋敷の中へ侵入した。

そして屋敷のリビングで相対した者は、目の焦点は合わず生気のない表情で赤い液体を垂れ流した女と、それの背後にいる銃を携えた老人だった。どちらも奇声を発しており、マトモな人間とは言い難い。ヤーナムの群衆と同じく、獣に成り果ててしまったのだろう。ならば狩るのみ。前進しつつ懐からナイフを取り出し、奥の老人目掛けて投擲。次に女に向けてノコギリ鉈を振り下ろした。


(/無事に再始動出来ました事、大変嬉しく思い、また心より感謝申し上げます。廃屋敷の方へ絡ませていただきました。未熟者ではありますが、今後ともどうかよろしくお願い致します)

  • No.202 by シエラ・ジェラミス  2024-08-11 23:51:22 

>>ゴードン・ヒラツカ、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

立ち止まってても仕方ないと人に出会える事を祈りつつ歩みを進めて、このような場所では居そうな虫が居ないことに気づけば不意に後ろからガサリと音がして一瞬驚きはするものの出てきたのは襤褸切れをフードのようにして纏っている人物で相手も恐らく驚いているらしいが、こちらに驚かせたことを謝り危害をこちらに与えるつもりは無いのか両手を上げる動きをしてきたのを見ては知らず知らずのうちに警戒していたのか体に入っていた余計な力が抜けるのを感じては自身も武器を持ってはいるが危害は加えないのを示すために相手と同じように両手をあげといて。何かを話そうと口を動かそうとするが相手の話に少し「ん?」となって

「……会って数分で変な質問なんだけど、まともな人間を見たのは数日ぶりってどういう事か聞いてもいい?」

この場所に来た経緯といい普通じゃないのは何となく分かったてはいたが"まともな人間を見たのは数日振り"という言葉に何となく不安を覚えてそう聞いてみて

  • No.203 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-12 08:36:58 

>ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ。

この世界に来て、辺りを確認する間もなく化け物に襲われて。本能的に彼女に箒の後ろに乗るよう誘導し、逃亡を図る。

けれど、既に満身創痍である状態では満足に箒を操縦出来るはずもなく、次第に化け物との距離は近くなって。

本当なら、あの場で駆られていたのは自分だっただろう。だけど、気が付けば自分は何かに背中を押されていて。その正体が『彼女』だと気付いた頃には、もう既に手が届かないと嫌でも分かってしまって。


いやだ、いやだ、いやだ。

その牙を、彼女に向けないで。

お願い、お願い、お願い。

誰か、彼女を助けて。


___あ__


____

__


亜理紗「霊華さんッ!!………あっ……」

気が付けば、亜理紗は手を伸ばしながらベットから身体を起こしていた。先程まで見ていた光景が『過去の記憶(ゆめ)』であると認識するにはそう時間はかからず。静かに伸ばしていた手を胸に当てると、心を落ち着かせるように呼吸を整える。

周辺を確認しようとすると、心配そうに自分顔を見つめる親友の姿が目に入る。眠りにつく自分の傍にずっと付いていたのだろうか。彼女も自分と目が合ったことに気付いたようで、こちらに声をかけてきて。

霊華「おはよう、亜理紗ちゃん。……すごくうなされてたけど、大丈夫?」

亜理紗「………平気です。少し、嫌な夢を見てしまっただけですから」

彼女に心配はかけたくないと咄嗟に笑顔を作って対応するが、尋ねた本人はどこか納得していない様子。どう誤魔化そうかと思案していると、近くから何かの気配を感じ取り。化け物なのか別の迷い人なのか定かではないが、もしもの事があれば大変だ。

亜理紗「それよりも、こちらに何かが近づいているようです。もしかすると化け物かもしれません。すぐに移動を……」

霊華「………亜理紗ちゃんはここで待ってて。私、確認してくるから」

亜理紗「ちょっ、待ってくだ……っ!?」

化け物が近付いている場合を考慮し校舎からの撤退を提案するが、霊華は椅子から立ち上がり気配の正体を確認しようと扉に向かって歩き出す。亜理紗は急いで止めようとするが、腹部に痛みが走ると咄嗟に片手で抑え。一方、静かに扉を開けた霊華はひょこっと廊下の外に顔を出すと、周辺を見渡そうとし。

(/遅くなりましたが旧校舎内で絡み文を提出させていただきます。冒頭の文は回想になりますので、読み飛ばしていただいても問題はないかと思います。改めて、皆様よろしくお願いいたします)

  • No.204 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-12 19:12:20 ID:896f7f474


>>199 >>200 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????、????×複数】


始季「……それで終わると良いのですが」


後方から追い付いてた黒スーツの方(斎藤一)の言葉にコクリと頷き肯定の意を示しながら自然、自身の前後に位置取る二名に特に異議を申し立てる事も無く、先陣をきるボサ髪の黒コート(岡田以蔵)に続いて薄暗闇の分かれ路の先へとライフルを構えながら足を踏み入れて――

ちゃぷっ

そうして先に踏み込んだ彼(岡田以蔵)の視界には以下の有様が映っていた。

彼(岡田)の足元までじわじわと浸ってくる濃い鮮血の水溜り――

どういう訳か空中に(停滞)する千切れた血の滴る腕や足の部位

そして現在進行形で“浮いた”まま(吸血)されているらしき達磨状態の惨たらしい状態の(誰か)

聞こえていたずるずると啜る音はこれが原因だった様だ。


「ああああああ■■■■■■」


声にならぬ断末魔がそのままか細くなっていくのはその(吸血)速度が異常に速く――傍目には空中に(固定)された両腕両足を千切られた達磨状態のオレンジ囚人服姿の男が―独りでに(ミイラ)になるのを早送りで見せられている様な非現実的光景だ。

ばきっぼきっごき(吸われ続けてアバラが折れる音)

“不可視”のナニカが此処にいる。

すっかり血も体液も吸われて干乾びた犠牲者の死体が、体格の割には軽めの音と共に路地に捨てられ、その衝撃でバシャリッと血溜まりの飛沫が周囲に飛び散る。

ぼちゃっぼとっ

同時に周囲に“浮いて”いた千切られた人間の四肢も路地に無造作に落下し転がる。


くすくすくすくすくす


不意に人間の含み嗤いめいた気味の悪い音が聞こえてくる、十中八九今し方の“不可視”のナニカだろう――現状分かるのは明らかに(人型)には程遠いという事位だ。

加えて“霧”が路に流れ込み再び視界が悪化していく…

一拍遅れて黒スーツの彼(斉藤一)と続いた女殺し屋(始季)は有無を言わさずその一連の光景の繰り広げられた方向へノリンコ56-2式の銃口を向けて引き金を躊躇無く引き絞る。

重みのある甲高い中口径(7.62x39mm)弾の連射音が響きマズルフラッシュが薄暗く霧掛かった路地の一角を照らし出す。

排莢されたくすんだ色の鉄製空薬莢がキンキンと小気味良い音を立てて路地に多数転がり跳ねる。

銃撃自体は(狙ったもの)と言うよりは(炙り出し)を計った銃弾のばら撒きに近く――霧の中を銃弾が掻き乱す中、動きが見えた――同じく霧を掻き分けて――数本の(触手)らしき“不可視”のナニカが三名の足元からスルスルと高速で接近してくる。

どうやら絡み付くどころか(串刺し)にするつもりの様だ。

ジャゴッ!


始季「弾倉交換(マグチェンジ)、援護を」


膝立ちで装填分のライフルの弾薬を撃ち切り、淡々とマグポーチから予備弾倉を引き抜いてリロードする女殺し屋(始季)はあくまで仏頂面のまま二人(斎藤一&岡田以蔵)に地面を高速で這い迫りくる(不可視の触手)数本への対応を要請する。


一方


―ねぇお兄ちゃん、何やってるの?


と物陰から霧の漂う路地裏で切られる戦端の様子を伺う彼(沖田)の背後から掛けられる幼い少年の声。

気配――というより不自然な点は、徐々に増えてくる(イヤな気配)がにじり寄ってくる方向から凄腕の剣士に気取られる事なく現れた(少年)は病院の入院患者が着る様な水色の―血塗れのガウンを着ているそれ以外は特に異常の無い――この場所の状況を考えれば不気味なほどにこやかな笑顔だ。

――




>>202 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ】

ヒラツカ「……その様子だと、君が(この場所)へ来たのはつい先程といった処かい?」

魔道士の少女(シエラ)の何かしら気掛かりそうな質問に、被っていたフードをめくり疲弊し暗い表情のアジア系の眼鏡を掛けた髪が後退気味の中年男性といった風貌の顔を晒しながら(何処から話すべきかな)と迷った様子を見せながらも続けて

ヒラツカ「此処はアメリカ合衆国カンザス州アシュリー――だった場所。霧に閉ざされ得体の知れない怪物が徘徊し訳の分からない現象が起き続けているのさ。…少なくとも普通の人間よりも化け物に出遭う方が多い位に捉えてくれれば構わない。」

異世界(アースランド)出身の少女(シエラ)には聞き慣れない国名と地名かもしれないが、結局の所この人物(ヒラツカ)としても本当に此処が(アシュリー)なのか見当がつかないというのが本音らしい。
そしてやたらと霧の濃く昼夜の差の無い赤黒い空の異常な土地――人よりも化け物の方が出遭う確率が高い危険地帯だと暗に彼(ヒラツカ)は相手(シエラ)に示していた。

ヒラツカ「私はゴードン・ヒラツカ、メイン州の大学で民俗学の教授をしている。――(この場所)には友人と一緒に調べ物で来たんだが色々有って逸れてね…やはり首を突っ込むべきじゃ無かったよ。」

と一応名乗る形で自己紹介する。

―――と


■■■イトッシャノウ■


そう遠くない森の何処かから――くぐもって低重音の不気味な赤子の泣き声と共に奇妙な声まで聞こえてくる。

その声と泣き声は本能的な恐怖感を煽ってくる。

ヒラツカ「!!まずいな。捲いたと思っていたんだが――」

と慌てた様子で逃げる事を前提に周囲を見回している。

――おまけに段々と空気が獣臭くなってくる。



>>201 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2】【ガスコイン神父のリロードモーション地味にかっこよかっ(殴】

ドグシャッ■■■■■

ザサシュッ!

屍人1「あぇえ?■■■!!」

屍人2「ぬ■あ!?」

声にならない声を上げて振り下ろされた分厚い獣皮を裂く事に特化した(仕掛け武器)の一撃が割烹着姿の既に人外のモノと化したナニカの肉を引き裂いて鮮血を散らさせる。

同時に人間の頃は相応に手練れであったらしい猟師はほぼスローイングナイフが刺さる直前に彼(狩人)へ散弾銃の銃口を向けるが何処か野菜にでも刃を突き立てる様な音を立ててその脳天にナイフが刺さる。

飛び散った赤が周囲を真っ赤に染め上げる様を物陰から様子を伺っていた小さな少女(ことも)は驚愕した様に飛び上がりながら

カタッ

ことも「!!……“かりうど”さん?」

と思わず小さな物音を立ててしまい、反射的に駆け出そうとする前に――その(見覚え)のある狩装束の年齢の掴み難い容姿の大きな二つの得物を扱う相手(彼)にそう声を掛ける。

―――



ガチャガチャガチャッ!

―少女(ことも)は思い出す、確かこの後、てっぽうをもったへんなひと(Suicider)が出てくる筈…だが、その記憶通りのドアの方は何故か(鍵)が掛かっているらしく理性の無い輩が只管にドアノブを回そうとし続ける音が響き渡るばかりである。


ことも「だいじょうぶそう。」


一方それぞれ血濡れで斃れた(屍人)はどちらも不気味な事に同じ様な姿勢で蹲っている…思いの外動き出す様子は無い様だ。

其々出刃包丁と水平二連式散弾銃(ダブルバレルショットガン)を手元に転がしている、前者は得体の知れない血錆が浮いていて切れ味は御世辞にも良い様に見えない(突き刺す分には問題ないだろうが)

後者はどこぞの神父が用いていた(獣狩りの散弾銃)の様に後装式のポピュラーな品の様だ。弾(12ゲージ散弾)は十数発ほど猟師の懐に入っている。無論、水銀弾では無いが近距離で撃って獣なり化け物なりを怯ませるたり吹き飛ばす分には威力は十分だろう。

屋内はまだ(霧)は薄いが…時間が立てば濃くなっていくだろう、あれこれ物色するなら今の内かもしれない。



>>203 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(保健室)/????】

旧き良き時代の日本の木造建築――と呼べば聞こえは良いが、この(学校)の元あった(世界)では老朽化による床の底抜け、電装・上下水道の不調、耐震性など諸々の問題から既に放棄されて久しい建物。

何より、こういった大勢の多感な時期の子供が集まり過ごし長きに渡って蓄積された想念の類や――そんな場所に呼び寄せられた様々な存在は――(喚ばれて)尚、形を変えながら在り続ける。

彼女(霊華)が保健室の開いたドア越しに覗き込み見遣る廊下――まだ校内に(霧)はそれほど入って来ている訳では無いらしいが―どういう訳か機能している蛍光灯が時折点滅しながらやや薄暗く廊下を照らしている。

ぴちょん ぴちょん

――長い廊下は静まり返り、水飲み場の水道の蛇口から滴る水滴の音が小さく反響して響いている。




みゃおーーーん


―――不意に聞こえてくるのは猫の鳴き声。

恐らく浅くは無い深手を負った保健室内の彼女(亜理紗)にもはっきり聞こえただろう。
そう離れていない…恐らくこの校舎の同じ階層――(気配)を感じた近場の廊下の曲がり角辺りから聞こえてくる様だ。

  • No.205 by 斎藤・岡田  2024-08-12 21:58:04 

>梓家始季 路地裏ALL

岡田「ーーーなんじゃあああああああああ?!?!」
斎藤「おいおい、こいつは…!」

(空に浮かぶ人の四肢、吸血されているらしい達磨状態の人間、その人間から生き血を啜っているだろう透明なナニカ。多すぎる情報量に混乱した様子で叫ぶ岡田と、その大声に片耳を塞ぎながらどうにか状況を理解しようとしながら斎藤が抜刀して)

斎藤「っ、霧…!クソ、こんな時にかよ…!おい人斬りぃ、こっち来い!!」
岡田「分かっちょるわ壬生浪が指図すなぁ!!」

(浮かんでいた四肢、そしてミイラになった達磨状態の人間が血溜まりに落ちていく。笑い声が聞こえて来る中、濃くなっていく霧に警戒している様子の斎藤が岡田を自分達の方向へ呼ぶと、すぐに岡田がバックステップで斎藤達の元に戻って)

岡田「クソ、敵が見えん……!銃弾で、相手の軌道が…!おい壬生浪ぉ!!わしが女守るき、アレ使えアレェ!!」
斎藤「はいはぁい、出し惜しみしてらんないしなぁ…!」

(敵が見えず、ただ刀を構え殺気を感じるのに集中している様子の彼ら。瞬間、女性(始季)が撃ち始めた銃弾が敵の軌道を示したのを確認した岡田が斎藤に宝具を使うことを要求すれば、それを了承した斎藤がもう片方の刀を抜刀して)

斎藤「……形無きが故に無形…流れるが故に無限……故に。我が剣は…無敵!!」
岡田「…女ぁ、ちっくと口閉じとけ」

(斎藤が静かに歩き出したかと思えば、なにか肉らしいものが斬れる音がして大半のナニカの動きがぴたりと止まる。が、取りこぼしたらしい二本のナニカが岡田と女性(始季)の頭に向かって来ているのを岡田が視認すると、女性(始季)の頭を左手で下げては右手で持った刀でそれらを斬って)

  • No.206 by シエラ・ジェラミス  2024-08-12 23:05:02 


>>204 ゴードン・ヒラツカ、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

自身の問いに対して自分がこの場所に来たのはつい先程かという質問に対して頷き被っていたフードを取れば出てきたのは疲弊した暗い表情の眼鏡の男性で、何処か迷った様子を示しつつ彼(ゴードン)の口から出たのはアメリカ合衆国やらカンザスやらアシュリーやらと言ったどこかの国や場所の名前ではあるだろう聞きなれないものだが"だった場所"とつけているのでもはや違う場所なのだろう。しかも霧に閉じ込められてる上に得体の知れない怪物が徘徊し訳の分からない現象も起き続けているという

人間よりも怪物に出会う確率が高いらしいこの危険地帯で彼(ゴードン)と出会えたのは幸運だったと思ってよさそうかもしれない。いくら戦闘ができるとは言え余り危険に首を突っ込むなんて事は余っ程じゃ無ければしたくないものだ

と、ここで少し考えているうちにゴードン・ヒラツカと名前を名乗りここに来た事情と一緒に来ていた人物と色々あってはぐれてしまった事を言い首を突っ込むべきじゃなかったと後悔しているらしい彼、ゴードンに一言言葉をかけつつこちらも名乗り返そうとするものの何処かそこまで遠くないであろう場所からくぐもった重低音の不気味な子供の泣き声とそれとは別の奇妙な声が聞こえてくる

何も知らない自分の常識が通用しない場所での明らかに普通じゃない声に恐怖心と警戒心が煽られるが"撒いたと思った"というゴードンの言葉と逃げ道を探しているのか周囲を慌てて見渡している仕草を見ては獣臭くなってきている空気に冷や汗を少したらしつつ口を開いて

「…こんな状況だけど、一応名乗らせて、私はシエラ・ジェラミス」

「よろしく、ゴードン」と少し早めになってしまったが名乗り返しつつ、何時でも換装できるようにしつつゴードンと同じように辺りを見渡して

「なんだか、獣臭くなってってるような気がするけど…これは、逃げた方が良い奴?」

自分よりかはこの場所や状況に多少は詳しいというか慣れてるであろうゴードンに周りの警戒は怠ることのないようにしつつそう聞いてみて

  • No.207 by 虎杖悠仁/両面宿儺  2024-08-13 00:13:32 

>ALL
【廃地下鉄駅/宿儺】

(何処かただならぬ雰囲気漂う駅のホームにて、壁にもたれかかり気を失っている男(虎杖悠仁)は知らぬ間にこの世界で迷い込んだ者の一人である。目を覚ますと同時に広がる見知らぬ光景を前に混乱状態に陥るのも時間の問題だろうか…かれこれ数分後に漸く気がついた様子の男が体を起き上がらせて。その顔には黒い紋様が浮かび上がり、目を開けるとその瞳は紅い。立ち上がって髪をかきあげる男は呪いの王「両面宿儺」であり、宿主とする虎杖悠仁を差し置いてこの地で意識を取り戻した。無論、彼も虎杖と同じく迷い込んだ者である事には変わりなく、突然知らない地に放り込まれたという状況に僅かな動揺を見せつつ、それよりも先に別の違和感を覚えて)


「………不愉快だ。」

(自身の呪力に感じる微かな違和感に顔をしかめて「不愉快だ」と呟き、ただでさえ異様な雰囲気の現在地を更に重苦しい空気にさせる。今まで体の主導権を得る度に数々の惨事を引き起こしてきた宿儺だが、顔には出ないが今回ばかりは突然の事態に理解が追い付いていない様子だった。「まだ本調子じゃないし変な気分だし早く代わってほしい」というのが現在の心境なのだが…当の虎杖が未だ目覚めていない事に対し苛立ちを覚え。迷い込んだ者というよりかはこの世界に蔓延る異形や怪異の一つと言われてしまってもおかしくないであろう呪いの王は場所の移動を考えたのか、ポケットに手を入れホームを歩き始め)


(/絡み文投下させて頂きました、厄介者なキャラですがいきなりの状況に対して動揺している為多少なりともマイルドになっています。)

  • No.208 by 狩人  2024-08-13 01:28:17 

>204 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

投擲したスローイングナイフはザクリと音を立てて老人(屍人)の脳天に突き刺さり、ノコギリ鉈は女(屍人)の体を裂いて血を撒き散らさせた。双方共に柔い。どうやら頑丈さは獣のそれには遠く及ばず、あくまで人相応らしい。一先ず無力化できたところでこの場を探索しようと一歩を踏み出した矢先、付近で物音がした。咄嗟にその方向へ獣狩りの短銃を向けようとするも、そこにいたのは──
「ことも、か」
──見覚えのある、赤いリボンが特徴的な少女(ことも)だった。その姿を見た瞬間、自分の中の既視感に全ての合点がいった。この廃屋敷に訪れたのも、女を切り裂いた事も、この少女(ことも)と出会った事も、全て自分が一度体験した事なのだ。共に行動していた筈だが、それが如何様にしてはぐれ、その時の記憶も既視感としてある程度薄れてしまったのかは定かではない。しかし今は無事に再開できた事を喜ぶべきだろう。狩人は喜びのジェスチャー──両手を突き上げる動作──を小さめに行っておいた。

記憶によると、この後は膨張した頭部と黒く小さな銃を持った化物(Suicider)が現れる筈だが、聞こえてくるのはドアノブを回す音ばかり。どうやら鍵が掛かっているらしく、侵入できないようだった。基本的には体験した記憶と同じ出来事が起こっているようだが、これといい散弾銃を持っていた老人(屍人)といい所々違う点があるらしく、記憶に頼りきりになるのはあまり良くないかも知れない。記憶はあくまで参考程度に留めておいた方が良いだろうと考え、取り敢えず斃した二人から物品を回収しておくことにした。

女(屍人)の持ち物は血の付いた包丁だが、血錆が付着している為流石に使えなさそうだ。とは言え持たせたままにして置くのは危険なので、後で適当な場所に捨てておこうと懐に仕舞い込んだ。老人(屍人)の方は水平二連の散弾銃であり、これは中々使えそうだ。散弾銃の強力さはかつて教会の地下墓で相対したとある神父と、銃槍──散弾銃に変形する槍の仕掛け武器──を狂ったように発砲してくる聖堂付近にいた男との戦闘で身に染みて理解している。戦力の足しになるだろうと老人から散弾銃を、ついでにその懐から弾薬を回収した。

獣狩りの短銃をベルトに吊るし左手武器を散弾銃に変えた所で、周囲を見回す。未だ霧は薄いが、記憶ではこの後徐々に濃くなっていくらしい。今回もそうなるとは限らないがどうせ行動するなら早めの方がいいだろう。少女(ことも)に向き直り、視線を合わせるべく屈んでから話しかけた。

「ここを調べたい。役に立ちそうな物か、危険があれば知らせて欲しい」


(/神父の手練れである事を匂わせる無駄の無いリロードは良いものですよね。些事ではございますが私は斧を引き摺りながら切り上げるモーションが力強さを感じて好きです)

  • No.209 by 沖田総悟/桜庭長春/鶴丸国永  2024-08-13 02:38:23 

【路地裏/沖田総悟】
>>斎藤一、岡田以蔵、梓家始季、ALL

濃くなっていく霧で的に向かって歩いていったであろう三人の姿はほぼ見えなくなった。だが、濃霧の中から聞こえてくる銃弾の連射音や、混乱したように叫ぶ声からして大事になっているであろう事は想像に容易い。
そろそろ援護に行くかと路地裏から一歩踏み出そうとしたとき

“何やってるの?”

急に後ろから聞こえてきた声、振り向けばそこには血に濡れた水色のガウンを着た少年の姿。
数歩後ろに下がれば刀の柄に手をかけ、いつでも抜刀できるように態勢を低くする。
気が先に取られているとはいえ、少年が自分の真後ろに来るまで気配に気がつくことが出来なかった

「……アンタ、いつの間に――――――いや、何者でさ」

先程、呪術師と名乗った彼女たちのように特殊な能力が使える人間たちもいる
だからこそ“気配を完全に消せる”人間が居てもこの世界はおかしくはないが、気になるのは少年が着ている血塗れの服。自分とは一回りほど小さいであろう少年に鋭い赤色の瞳を向けた


【廃地下鉄駅/鶴丸国永】
>>宿儺、ALL

一度現代に行ったときに見たことある場所。電車が来る駅のホーム、本来ならば人間たちが絶え間なく行きかい賑やかの音と声が耐えない場所であるはずなのにこの世界は霧が流れ込み長年使われてないからか劣化している箇所もあり中々に不気味だ。先程まで訓練場付近に居たはずなのだが、突如濃くなった霧のせいで方向がわからなくなり、この世界に住まう怪物と相対しないように近くにあったこの地下鉄駅へと逃げ込んだのだ
人も怪物も居ない此処は退屈であり、ため息を一つつきながら不気味な駅の中を歩いていれば、少し先に自分と同じように歩く人影が見えた

「よっ!!そこのアンタ。俺と同じように迷い込んだやつかい?それとも敵のお仲間さんかな?」

タッタッタ、と駆け足で近づけば、人影の肩へと手を置いた。鶴丸の顔に浮かんでいるのは満面の笑みであり、退屈を紛らわしてくれるのでは?という心の声が前面に現れている。初対面であるのに中々に失礼なことを言いつつも尋ねてみて


【図書館/桜庭長春】
>>ALL

「この本さんも……こっちの本さんも読めない……悲しいなぁ、ウサギさんも、そう思う?」

図書館の内部にいるポンチョを羽織った少年、桜庭長春はSF小説のコーナーにて本棚に放置されてある小説の頁を一冊一冊パラパラとめくる。内容どころか題名すらかすれて読めなくなっている本を見て眉をひそめていく
そもそも、先程自然公園で襲われ逃げ続けた体力を回復させるために建物の中に入ったのだが、高いところにある本を取るために飛んだり跳ねたりしていれば本末転倒も良いところだ

「……あ、先生たちの本もあるかな」

その事実に気がつくこともなく、仲間である文豪たちの本もあるかもしれないと推理小説がおいてある本棚へとぬいぐるみのうさぎと話ながら移動する。

本を探すことに夢中になっている桜庭は薄暗さと霧に紛れ後ろからっくりゆっくりと近づいてくる怪物にきがついていない様だった

  • No.210 by エル/モルガン  2024-08-13 11:23:08 


【図書館】

>桜庭長春、図書館all

意識が浮上する。ゆりかごの中で目覚めたエルはゆっくりと起き上がり周囲を見渡す。そこは遊園地とはまた別の場所。本がたくさん。それも絵本。確か、変な異形の怪物と戦っている最中に霧に覆われてしまい意識を失って___。みんな、無事だといいのだが…。変身した影響か少しだけ体が重たい。加えて絵本から大好きな少女の一人を思い出し、寂しさに襲われる。それでもエルは意識を失う前に出会った少女らを思い出し力を振り絞り己を奮い立たせては自分が乗っているゆりかごを浮遊させて動き出す。

.

暫くしてたどり着いたのは何やら難しそうな本が沢山ある場所。そして聞こえる足音と話し声。薄暗く霧ではっきりとその姿は見えないが誰かいるらしい。エルは警戒しながら何とか見えるくらいまでに近づく。視界に入ってきたのはポンチョを羽織った少年とうさぎのぬいぐるみ。可愛らしいうさぎのぬいぐるみに興味を示して話しかけようとしたその瞬間。何かがゆっくりとその少年に近づく。じわじわとその魔の手は次第に迫っていく。それが危険なものだとエルにはわかる。

エル「だめぇー!!」

今すぐに変身して引き離したいところだが確実に間に合わない。それなら…と危険を知らせるように声を上げて。


【自然公園】

>自然公園all

公園に立ち込める霧の中、横たわる数体の異形の中に女性が一人_否、一騎佇む。その姿は魔女そのもの。

モルガン「さて、これからどうしたものか…」

彼女はモルガン。カルデアに所属するサーヴァントだ。カルデアにて、マスターと数騎のサーヴァントが周回中に行方不明になったと聞き、あの手この手で霧を見つけやってきたこの街。魔力の消耗が普段より非常に激しく、大掛かりな魔術も宝具も簡単に使えないこの街である程度戦えるように小細工していざ動こうとした瞬間、異形に襲われてしまいねじ伏せたところだ。

憂うように呟いたものの、第一の目的は決めている。それは早く自分のマスターを見つけること。マスターは幾度となく危機を乗り越えてきた歴戦のマスターでありこの街にカルデアのサーヴァントも数騎いる。カルデアに限らずともはぐれサーヴァントも召喚されていたり交わることのない別世界の人物もちらほら。とはいえ今回の事例は特例中の特例と見做しても良いもの。神域の天才魔術師と称される自分ですら全ての手持ちを用いても解決できない状況下。この街に関わりたくないと断言さえできる。それでもこの街にやってきたのはある思惑から。早急にマスターを見つけ次第保護し、それからどうするか具体的な行動を考えよう。

もう一度自分達が置かれた状況と考えていたこれからを思い返しては歩き出そうとして。

( / 絡ませていただき&絡み文を投下させていただきました。改めてよろしくお願いいたします / )

  • No.211 by ガイスト  2024-08-13 12:51:40 


【墓地】

>サング、墓地ALL

……我の他にも誰かいるようだな…
(しばらく散策していてふと遠くの方から銃声と複数の人の声が聞こえ目を見開いた。奇妙な太鼓の音と動く複数の屍に警戒しつつ自分以外にも迷い込んだ人間がいるのなら無事を確認しなければと考え剣を構えながら気配を頼りに声が聞こえた方角に向け霧の中を進み始めて)

  • No.212 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-13 21:07:07 

>???、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


霊華「うーん、この辺りにはまだ来てな__鳴き声?」

キョロキョロと辺りを見渡す霊華だが、時折点滅する蛍光灯が薄暗く廊下を照らしているだけで、迷い人やこちらに危害を加えそうな存在は見当たらない。見える範囲にはまだ近付いていないことを亜理紗に伝えようとすると__直後、どこかから猫の鳴き声が聞こえてきて。

亜理紗「霊華さん、今のは……」

霊華「亜理紗ちゃんも聞こえたの?猫さんの鳴き声」

亜理紗「はい、どうやらここからそう遠くではないみたいですが…」

一方、痛みを堪えながら何とかベットから降りようと身体を動かしていた亜理紗も猫の鳴き声を耳にして動きを止める。聞く限り、鳴き声は同じ階層から聞こえているようだ。霊華の方にチラッと視線を移すと、先程の鳴き声が気になるのか声のした方に顔を向けていた。

そんな霊華の様子を見て何かを察したのか、ゆっくりとベットから降りると枕元にあった帽子を被り。コツ、コツという足音と共に扉付近にいる彼女の元へと近付いていく。

霊華「あ、亜理紗ちゃん!あんまり動いたら…」

亜理紗「大丈夫です。まだ痛みは残りますが、ご覧の通り動ける程度には回復しましたから。霊華さんのお陰で」

こちらを不安そうに見る親友の心配をよそに、腹部に目に見えて引っ掻き傷が残っている魔法使いは微笑みながら『大丈夫』と返す。この部屋に避難した際、彼女の能力の恩恵を受けたことにより、身体の回復は通常よりも早く進んでいたらしい。

亜理紗「そんなことより、鳴き声の正体を確かめたいのではありませんか?」

霊華「えっ、ど、どうして分かったの?まだ何も言ってなかったと思うんだけど…」

亜理紗「顔に出てましたから。……私もついて行きます。一緒に確かめに行きましょう?」

亜理紗が霊華の考えを予想すると、本人は図星だったのか分かりやすく目線をキョロキョロとさせて動揺し始める。先程鳴き声の方角をじっと見つめていたことから、今回の予想に行きついたのだ。

ともかく、動揺する霊華をからかうように笑うと、廊下に出て手を差し伸べ。霊華は恥ずかしそうに頬を赤らめながらも差し伸べられた手を取り、2人揃って鳴き声の正体を追って歩き始めて。

  • No.213 by 虎杖悠仁/両面宿儺  2024-08-13 22:28:47 


>鶴丸国永
【廃地下鉄駅/宿儺】

「───…何?」

(苦虫を噛み潰したような顔を見せつつ辺りを見渡しながら駅を散策していたところ、此方に近付いてくる足音が聞こえた後に何者かが自身の肩に手を置く。気配に気づいた宿儺は笑みを浮かべて声を掛けてきた銀髪金眼の男性に対し片手をかざすが、彼の紡いだ言葉に興味を示し肩に置かれた手を払いのけるだけで済ませる。目を覚ますと突然、見知らぬこの場所にいたという事で自身が彼の言う「迷い込んだやつ」と考えるのは至って容易で、「敵の仲間か」と疑ってくる様子から何か良からぬ存在でもいるのかと神妙な顔つきで考え)


「俺はこんな場所もお前の言う敵が何かも知らん。それで何だ?お前はここに詳しいのか」

  • No.214 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー  2024-08-14 01:13:53 


【路地裏 桜セイバー/ミルコ】

>路地裏ALL

桜セイバー「フッ――!!……行きましょうマスター。こっちです!」

ミルコ「…どうなってるんだ?ブリザードの中登山してる訳でもねぇのにこの視界の悪さ…。悪いな、サムライガールの観の眼だけが頼りだ。

桜セイバー「その呼び名いい加減変えません!?私の事は普通にセイバーと…っ、待ってくださいマスター、この気配は…」


(ザシュッ、と骨と皮が切れるような音と共に肉塊がぐちゃあ、と崩れ落ちるように地面に落ちる。霧深い道を帯刀した和服の女性と、闇に溶けるような黒のトレンチコートを羽織ったカーキ・ジーンズのソフトモヒカンの男。あまりにも不釣り合いだが息の合った動きで人ならざる異形…怪物とも呼べるその「何か」を一刀で切り伏せて歩みを進めて。全く視界が効かないが足を止めると如何やらそこは路地のようであり…帯刀した女性が何かに気付いて)


ミルコ「うん?行き止まりか…いや、さすがにこれは俺でも気づいたぜ。ここは処刑場か何かか?」

桜セイバー「…まだ新しい。奥に進んでみましょうマスター。私の傍を離れないでください」

ミルコ「ヒュウ、それは男が言うセリフなんだけどなァ。俺かっこ悪くなっちまうじゃねぇか。まぁ仕方ねぇか…サポートは任せな!魔力を使って光球をぶっ放す!一瞬か効果ないかもしれねぇがねぇよりマシだろ、行くぜ!サムライガール!!」

桜セイバー「はい!……押し通る!!!」


(わずかな視界に入ってきたのは夥しいほどの血。そして聞こえる銃撃音と声。この路地の裏で何かが起きている。それも想像もしたくないような何かが…。そう直感した2人はすぐに戦闘準備を始め、まずトレンチコートの男が前に出ながら何かを呟き、手から眩く煌めく球体に変化させ、指先に集約すると…それを上、前、下に向かって照明弾の様に打ち出して視界を確保しようとして。同時に独特の歩様から縮地の要領で踏み出した和服の女性が帯刀した打刀を抜き放って前に出ると声を上げて)



(/路地裏にいる方々に沖田さんと魔術師1人を絡ませに行きました!余裕がある方はお相手していただけると幸いです!他場所も別キャラで分割して絡み文を投下いたします!)

  • No.215 by ブラックホール&ステカセキング/フェロー&ギデル  2024-08-14 01:26:36 

>>シャーリーズ・フルウールト、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

?「おい……おい、起きろっ!!」

何者かに身体を揺すぶられながら大声で呼びかけられ、全身黒ずくめで、赤いマントを羽織り、顔に大きな穴が空いた男は目を覚ました。
男……悪魔超人・ブラックホールは、額に手を当て、ぼやけた意識を覚醒させるように、軽く頭を振る。

ブラックホール「……ぁっ?……俺、いつの間に寝てたのか……?」

自分は先程まで、魔界で二人の仲間と共に、別地で戦う超人たちの行方を見守っていたはずだったが……と、先程までの自分の行動を思い返していれば、隣から聞き覚えのある声が聞こえてきた。

?「よう、やっと目ェ覚めたかBH!」

ブラックホール「ん?……なっ!?お前……ステカセキング!?」

横を見れば、ケケケ、と笑いながら手を振る、巨大なカセットプレイヤーに手足を生えたような姿をした悪魔超人がそこにいた。
その超人__ステカセキングの姿を見て、ブラックホールは驚愕した。
それもそのはず、目の前にいる彼は、少し前に起きた戦いの中で、死亡したはずだったからだ。

ブラックホール「お、お前……先の正義・悪魔VS完璧の全面対抗戦で死んだはずじゃなかったのか!?」

ステカセキング「いやぁ……俺もそう思ってたんだが……とりあえず、周りを見てみろよ!」

ステカセキングからそう言われ、辺りを見回すブラックホール。そこで、彼はもうひとつの異常事態に気づく。
死んだはずの同胞が生きてる事実に気を取られて気づかなかったが、自分が今いる場所は、先程までいた魔界ではなかった。
濃霧と灰が立ち込めた、何処かの住宅街だったのだ。
状況が呑み込めず、ブラックホールは困惑する。

ブラックホール「……っ!?なんだ、ここは……!俺はたしかに魔界にいたはず……!!」

ステカセキング「いや~、俺にも何がなんだか、わけわかんなくてよ~。あの戦いで負けて死んでから、超人墓場で何をすることもなくぼーっとしてたのに、気づいたらこんな霧と灰だらけの町にいてよ。隣にはお前が寝てるし……」

何がどうなってんだが、と頭を抱えるステカセキング。ブラックホールは、そんな彼の経緯を聞いたあと、「グム~」と唸り声をあげる。

ブラックホール「……他勢力の超人の仕業……ってわけでもなさそうだが……とにかく、まずはこの辺りを探索する必要があるな」

この場所がどこなのか、自分たちに何が起きたのかの手がかりを探すべく、ブラックホールは行動を開始しようとする。
その時。

ブラックホール「ん?」

近くで、何かの音がして、顔を上げる。
それは、何が道路を走るような音と、何者かの声だった。

ブラックホール「!!あっちの方に誰かいる!行くぞステカセ!!」

ステカセキング「お、おい待てよ!?」

自分たち以外に人がいるとわかり、走り出すブラックホールと、その後を慌てて追いかけるステカセキング。

しばらくして走り続け、二人が目撃したのは、霧がかかってよく見えないが、無線か何かで周辺に呼びかけながら、道路をかけ抜ける何者かの姿だった。

ブラックホール「ただ事じゃない様子だな……なんとか俺たちの存在に気づかせて、話を聞けりゃあいいんだが……」

ステカセキング「あ、それなら俺に任せろ!」

ブラックホールのつぶやきを聞くなり、得意げに声を上げたステカセキングは、返事を待たずに自分のボディに備え付けられたボタンをカチッ、と押した。
すると……。

『ばぁぁぁあ~~んっ!!!』

ブラックホール「ゲェェッ!?」

ヘッドホンになっているステカセキングの足部分から、爆音の音楽が流れてきた。
普段はこの地獄のシンフォニーと呼ばれる音技で、相手の脳を破壊し、建物も廃墟に変えるレベルだが、今回は遠くにいる相手を呼び止めるだけであるため、音量もその程度に抑えている。
……が、隣にいるブラックホールには十分うるさいため、耳を押えていた。


>モルガン、自然公園ALL

【移動中→自然公園/フェロー・オネスト&ギデル】

フェロー「……夢、だったら良かったんだがなぁ……」

シルクハットを深くかぶりつつ、狐の耳としっぽが生えた男は溜息をつきつく。傍では猫の耳としっぽが生えた少年が、彼にピッタリとくっついている。

狐耳の男……フェローは、とある路地裏で血濡れの少女に遭遇し、その後異形の化け物に追いかけられ、別の少女に助けられたおかげで、難を逃れ……そこで意識が途切れた。
次に目を覚ました時には、以前とは全く異なる場所にいた。
__はぐれていた相方と共に。

相方……猫耳の少年、ギデルの話によれば、遊園地に迷い込み、自分と同じ迷い人に遭遇したところで霧に覆われ、意識を失ったらしい。

相方と無事に合流出来たのは良いものの、この霧と灰の町から逃れられたわけではないため、まだまだ安心できない。
そうフェローが途方に暮れていれば……。

ギデル「!、!」

フェロー「……ギデル?」
傍らにいるギデルに、服の裾を引っ張られ、そちらに視線を向けた。
ギデルはフェローの顔を見つめるだけで、何も言葉を発さない。が、フェローには彼が何を言いたいのか伝わった。
にっ、と口角をあげて、こちらを見上げるギデルに言葉を返す。

フェロー「……そうだな、俺たち二人がいれば、怖いものなんかなにもありゃしないさ。
さ、落ち込むのはやめやめ!さっさと手がかりを探し__」

相方のおかげで自分を取り戻したフェローは、気持ちを切り替えて、この町から脱出する手がかりを探そうと、止めて居た足を動かし始めた。
その時、何気なく視線を向けた公園に、霧越しだが人影が見えたのだ。
自分たちと同じ迷い人か、あるいは異形の化け物か?ギデルを自分の背に隠して警戒しつつ、フェローは大声でその人物に呼びかけた。

フェロー「おーい、そこに誰かいんのかー?」

(それぞれ絡ませていただきました。改めてよろしくお願いします)

  • No.216 by 当麻紗綾  2024-08-14 14:43:56 

(/スペック行使が間に合った感じで進めます!)

>エディ、ガイスト、墓地all

【墓地/当麻紗綾】

青年(エディ)の足を掴み、噛み付こうと口を開いた死体は、噛み付く直前で何か見えない力が働いたかのように動きを止めると、次の瞬間には足を掴んでいた手が捻れるように潰れ、頭も引き潰されるように弾け飛ぶ。
そして、その力を行使したのであろうスーツの女(当麻)の横には、先程まで居なかったまた少し様相の異なるスーツを着た普通の主婦にも見えるような女性が左耳に手を摘んだ格好で立っている。

「……っ……クソッ……早くッ、今のうちに逃げろ!」

そう叫んだのは先程まで青年(エディ)を援護する形で銃を撃っていた女(当麻)であり、よく見ると横に立っている主婦風の女性(古戸)と同じポーズをしながら顔を顰めて鼻血を流している。

  • No.217 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-14 17:23:55 ID:896f7f474



>>198 >>211 ガイスト、当麻紗綾、墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、サング×多数】

めきゃ■■■

彼女(当麻紗綾※正確に彼女達)が行使した何か(不可思議な力)で文字通り頭部が拉げて潰れ(普通の腐乱死体)に戻り動かなくなった原型を留めていないそれらを押し退けて半泣き状態で小太りの青年(エディ)はまた立ち上がろうとするが――

ずぼっ…ずざっ…

エディ「いやだぁ」

わらわらと青年の周りから姿を現す土から姿を現す腐乱死体(サング)の群れ今度は一体どころの話では無い様で一度は危機から脱し掛けた彼(エディ)は半ば絶望した表情であと十数メートル程の距離にいる見知らぬ彼女(当麻紗綾)を見つめて…

そんな中で、周囲の動く腐乱死体(サング)を他所に警戒しつつ剣を片手に物音と声を辿ってやって来た血塗れの異世界の神父(ガイスト)の視線の先には

地面から這い出した腐乱死体(サング)達に囲まれて逃げようにも逃げられなくなりつつある小太りの帽子を被った青年(エディ)の姿と、距離はあるものの何かしらの(手段)――恐らく“尋常のモノ”とは異なる方法で彼(エディ)の援護を試みるスーツ姿の女性(当麻紗綾)とその隣の主婦の様なスーツ姿の女性、それに相変わらず周囲から次々と緩慢に歩み寄ってくる別の腐乱死体の群れ(サング)という光景が広がっていた。

青年(エディ)を直接助けるにはやや距離があるが――女性(当麻紗綾)の方へにじり寄る腐乱死体(サング)も少なくない為援護に回るのも手かも知れない。

無論、(生き残る)事を優先するならば余計な戦闘を回避してこの場を離れるという選択肢もあるが…




>>206 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ、????】

ヒラツカ「…シエラ君、か宜しく。――あぁ…その方が良い」

強くなる奇妙な獣臭さと奇妙な泣き声その他から危機感を認識したらしき少女(シエラ)の問いに頷く日系の中年民俗学者は――

ヒラツカ「こっちだ、確かこのまま暫く登ればちょっとした廃コテージがあった筈、其処まで行ければ一息つける筈…多分、其処から“街”方面まで一度戻るのも良いかも知れない。」



ヒラツカ「あと、コレを――魔除けグッズの類さ、気休め程度だけど無いよりはマシだろう。」

と懐から取り出した奇妙なデザインのアンティークコイン(セントメダリオン)を一枚差し出す。
(魔法)の類が扱える彼女(シエラ)ならこの奇妙なコインから(不可思議な力場)を感じ取れるかも知れない。

ぱきぱきぱき…ずざっ

■イトッシャノウ■

そうして間近で木々を揺らし枝々をへし折りながら迫ってくる(ナニカ)が迫った時点で、民俗学者は一気に駆け出した。

ヒラツカ「このまま私の後に付いて来てくれ、決して後ろを見ないで――“目を付けられる”と厄介だ。」

御世辞にも獣道その物でとても人が駆け登られる様な藪の中を一切速度を落とす事無く民俗学者は駆け続ける――後ろからは異様な気配はそのままに近付いて来る。




>>205 >>209 >>214 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、桜セイバー&ミルコ、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????、????×複数】

――斬って掛かる訳では無いが、何かしらの(業)の類――謡う様な口上は濃霧と血煙を揺らし、黒スーツの彼(斉藤一)が抜刀して歩み出すと同時に、硬質な、弾力の有る肉質の“ナニカ”を断つ様な鈍く、しかしそれでいて鋭い音を耳にする。

職業柄(扱う得物)――が今のスタイルとは異なり本来であれば(刀剣)の類である女殺し屋(始季)はそれが風を斬る様な(斬撃)に由来するモノだと察したが“不可視”の得体の知れない化け物を(感知)して尋常ならざる手段で次々と(断って)いるのならば……最初にこの二人から感じたモノも伊達では無いのかも知れない。

尤もそんな考察など先ずはこの物理的血祭りと化した路地裏で生き延びられなければ意味の無い事だ。

彼(斎藤一)の手で次々(斬られ)ていくらしき(不可視の触手)だが、替わりは幾らでもあると言わんばかりに次々と引っ込んでは飽和攻撃の様に襲い掛かってくる

ボサ髪黒コートの彼(岡田以蔵)に左手で頭を下げられ、同時に急接近した(視えない)触手を彼が斬り落としたのを斬られた其れが視えないままながら落下音で把握した女殺し屋(始季)はそのままうつ伏せ(伏射)の姿勢に移行し、路を覆う血やら得体の知れない何かで服なり肌なりが汚れ染まるのも露ほども気にした様子も無く。

ピンッ

ライフルから一瞬手を離してリグポーチからM67(破砕手榴弾)を1つ取り出すとそのままピンを躊躇無く抜いて伸びて来ている(触手)の(大元)目掛けて投擲する。

始季「“元”を潰さないとジリ貧…グレネード(手榴弾)の炸裂と同時に距離を詰めましょうか。」

そう二人(斎藤一&岡田以蔵)に呼び掛けて丁度炸裂して路地裏の霧と血煙を巻き込んで爆風が吹き抜ける中で、血濡れの傭兵染みた装備の隻眼の女(始季)は匍匐前進をする形で頭上の斬撃と触手の応酬の只中を血溜まりに浸かりながら時折ライフルを発砲しつつ(触手の本体)を目指して進んで行く。

自己保身の欠片も無い(触れられるなら殺せる筈だ)の精神、英霊(サーヴァント)ならばまだしも生身の人間なのに恐怖心が麻痺してるか何処かに置いて来てしまった様なそんな様子で…

ある種(殺す事)を最優先に動く(理性の有るバーサーカー)めいたこの女殺し屋(始季)の危ない性質を垣間見る事になる。

――



その一方、背後から血濡れの病院のガウン姿の少年(????)に話し掛けられ油断無く得物に手を掛けて身構えつつ誰何する彼(沖田総悟)ににこやかだった少年(????)は怯えた様な表情を顔に浮かべて―

????「“ぼくたち”もわかんない、病院の“センセイ”たちに連れられて、乗ってた飛行機がすごく揺れて――気付いたら此処にいたの。―ねぇなんでそんな目でぼくを見るの?…こわいよ。」

と何やら経緯の様な事を割と落ち着いた様子で説明して――且つ身構えて鋭い視線で見据える相手(沖田)に“怖い”と言っている状態である。

と、霧中を進みながら奇怪な有象無象を斬り捨てながら凄まじい勢いと速度で路地裏を吶喊する女剣士(桜セイバー)――加えて相方の魔術師な彼(ミルコ)が放った照明弾めいた複数の魔術の光弾が路地裏の薄暗闇と霧の中を煌々と照らし出す中、二人(桜セイバー&ミルコ)の進行先に見えるのは血で汚れた水色の患者用ガウンの入院服姿の少年(????)

少年(????)は彼女(桜セイバー)の姿を認めると「助けて!」と叫んで抜刀して臨戦態勢の相手(桜セイバー)と相方(ミルコ)の方へ駆け出した。

子供故の後先考えない行動だろうが――奇しくも時代も世界も違えど有る意味(同じ名)と(同じ立場)を取る者同士(桜セイバー・沖田総悟)が鉢合わせする場面が出来上がる。

――



くるるるるるるるるる

そうして各々が感じ取っていた(イヤな気配)の一群が――路地裏の霧に紛れて遠巻きに蠢き始める。
あるものは壁に張りつき、あるものは路を這い、あるものは(壁の中)に“溶け込む”

迷路めいたこの(路地裏)が混戦状態になるのも時間の問題と言えるだろう。



>>208 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)】【斧のモーションも独特でしたね(もうあの時点で理性が限界だったのかとも愚考してしまいましたが)、聖職者の獣経由で共闘した後再会するとあそこで闘う羽目になるとは思わなんだ(白目)】

幼いながらに、少女(ことも)がやはり感じるデジャヴ(即視感)

出来事の展開も、こんなやり取りも――それを差し引いてもこうやって誰か、見知らぬとは言え(大人)と一緒にいて少なからず普段の孤独な夜廻りに比べてしまえば、丸きり分からない場所で、訳の分からないナニカに襲われる様な状況でも少なからず(安心)出来た。

ことも「…さっきつくえのうえにおいてあった。」

早速、(見つけていたモノ)を立ち上がった彼(狩人)に差し出す――見たところ年代モノのアンティークコインの様なモノだが…微かに不可思議な(力場)を感じるかもしれない。

ことも「あと、これとこれも」

と、(前回)と異なり更に別のナニカをうさぎのリュックから取り出して渡した、それは (Victoria's Kitchen)の製造会社の銘が入った何かしらの飲み物らしき瓶が数本、少なくとも中身は酒の類では無いらしいのは(アーモンド・ウォーター)の商品名から察せられる単純な清涼飲料でありどこかの人里離れた古都でそれほど量は無いが醸造される匂いたつ血酒染みたゲテモノでは無い…筈である。

あとは黄燐式のマッチが一箱、19世紀ならまだまだ広く使われていた日常生活品ではあるが、(あぶないから大人がいるなら大人に渡す)ということものシンプルな思考で渡されたものらしい(その割りに必要なら躊躇無く自分で扱う辺りはメリハリが効いているとも言えるが…)

――そんなやり取りの間に、騒々しく鍵の掛かったドアノブをガチャガチャと回し続けていた音が何時の間にか止んで廃屋内の静寂が戻っている。

異形(Suicider)が諦めて去ったのか…それとも

―キィ――

不意にその扉とは異なるドアが静かに開く音が聞こえ始め…


【少々分けます】

  • No.218 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-14 19:28:21 ID:896f7f474


>>212 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(保健室)→校内1F/????→カーヤ(天の邪鬼)】

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

ぎしっ

歩く度に軋む床の音と、廊下に面した水飲み場の水道…蛇口から滴る水滴の音が時折消え掛けて点滅を繰り返す蛍光灯で薄暗く照らされた廊下でイヤに大きく響く、同じ階のくだんの(猫の鳴き声)の正体を確かめるべく何だかんだで息ピッタリな二人の異邦の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)は微笑ましいやり取りをしながら、その(泣き声)のした方向へ歩いていく。

がしゃんっ

大きな物音――その方向を見れば廊下側の教室の机の上に放置されていた金属バケツが何かの拍子で転がったらしい。

――たーん、たん、たーん

今度は階段の方からバスケットボールが独りでに跳ねながら落ちてくる。



――

ポルターガイストめいた怪現象が立て続けに起きるが少なくとも今の処は(驚かす)だけで直接的な危害を加えるような怪異は起きていない。

―そして廊下を進んだ先の曲がり角

丁度、靴箱が並んでいる玄関付近の棚の上に――(そいつ)は居た。

真っ黒な魔女の使い魔みたいな夜の様な黒の毛並みと――校内の薄暗闇の中で怪しく炯々と輝く水色と黄色のオッドアイをした黒猫。

???「――おい、そこの小娘共!、お前たち、オレ様の鳴き声を聞いて来たのか?」

そんな黒猫が棚の上で寛いだ姿勢のまま暫く顔を洗っていたかと思うと、突然外見に似つかわしくない濁声(CV:中尾隆聖)で二人に唐突に話し掛けてきた。



>>215 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL

【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)】

シャーリーズ「ぃいい!?」

―(使い魔)を経由して魔力運用を行っている(ウィッチ)にとって、(魔法力)の使用による(使い魔)の器官の具現化(即ちこの場合はチーターの耳と尻尾)、取り分け聴力が人間の比ではない生き物の場合、些細な物音の類でも(加減は出来るとは言え)拾えてしまうだけの凄まじい聴力を発揮できるのだが―(人の探索)でセンサー以外のそういうモノもフルで活用していた准尉の場合、彼(ステカセキング)の出力を加減した“爆音”でも耳鳴りを覚えてしまう程の迫力で届いていた。

一瞬遠のき掛けた意識を慌てて引き戻し、今の爆音が(無線)の怪奇音や訳の分からない混線したラジオの類では無いことを確認すると――少なからず目を輝かせて

シャーリーズ「もしかして…“人”がいるの!?」

と微かながら希望を抱いて、陸戦ストライカーを急旋回して通り過ぎた住宅の一角に急行する。

霧を掻き分け、灰を盛大に吹き上げながらやって来たネコ科の肉食動物の耳と尻尾を生やした兵隊みたいな格好と装備に両脚から腰に掛けてゴツい機械(陸戦ストライカーユニット)を着装した一人の少女(シャーリーズ)は見えて来た二人分の人影に手を振りながらストライカーにブレーキを掛けつつ声を掛けるが…

シャーリーズ「あのー!さっきの凄い音は貴方がたですk……!?え…えっとあの―――」

霧の中から近付いて漸くその二名(ブラックホール&ステカセキング)の容姿を見た途端、歴戦の陸戦ウィッチである筈の少女は驚愕して目を白黒させ始め困惑する…それは見た目から来る恐怖感と言うより色々と(想定外過ぎた)というのが一番大きいだろう。

  • No.219 by シエラ・ジェラミス  2024-08-15 01:01:18 


>>217 ゴードン・ヒラツカ、????、森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

逃げた方がいいやつか聞けばそれに対して頷いて見せたゴードンの話ではこのまま登っていけばちょっとした廃コテージがあるらしく、そこまで行ければ一息つける筈らしい。それでいてそこから街方面まで戻るのもいいかもしれないと

街、気になりはするものの自分はさっき此方に来たばかりで道も分からないし1人では無理だろうと考えれば次は懐から何かを取りだしたと思えば無いよりはマシだろうと奇妙なデザインの謎のアンティークコイン(セントメダリオン)を差し出され思わず受け取れば不思議な何かを感じとり本当に魔除けグッズだったり?と考えてみつつ「ありがとう」とお礼を言いつつ何処にポッケがあるのか何処かに大事にしまって

そうしていれば木々を揺らし枝をへし折る音が先程より近くで聞こえ例の怪物が間近に迫っている事を知らせてきて一気に駆け出したゴードンの後を追いかければ"目を付けられる"と厄介だから後ろを決して振り返らずに自分(ゴードン)に付いてくるように言われ後ろを振り返りたいという好奇心からくる気持ちを何とか押さえつけその通りにして

「後ろのやつは多分、無理なんだろうけど他の怪物って物理攻撃って効いたりする?」

後ろから追いかけてくる気配に気を配りつつゴードンと共に獣道を駆け続ける中、このギルドに帰れない状況が長く続くならもしかすると自分が1人でこういった怪物に立ち向かわなければならない時も来るかもしれないと頭を過り自分の戦闘スタイル的に物理攻撃が効かないと少々困るがと考えつつゴードンにそう聞いてみて

  • No.220 by オベロン  2024-08-15 04:48:43 

【森林/オベロン】

>森林ALL

オベロン「今度は森か…いい加減、この霧とはお別れしたいなあ」
(前回そして前々回。たまたま数人と出会い、時には共に戦闘や探索をしていたものの、満足な情報を得ることなく濃い霧が邪魔をしいつの間にか1人になっていた。辺りの禍々しい雰囲気や怪しい叫び声を避けつつ迷い込んだ森林も相変わらず薄気味悪い霧が漂っている。森で産まれたオベロンにとって森林は得意なフィールドではあるものの、体力や魔力を奪うこの霧は忌々しい存在だった。道なき道を辺りを警戒しながら進んでいくと、ふと、かろうじて屋根が朽ち果てていないもののなんとも古くくたびれたコテージがあり。とりあえず、罠が仕掛けられているかもしれない為警戒しながらコテージの辺りをうろうろして。)

(絡ませていただきました、他の2人はタイミングを見て絡みに行きたいと思います。よろしくお願いします)

  • No.221 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-15 10:27:25 ID:896f7f474


>>209 >>210 桜庭長春、エル、図書館ALL

【図書館/巴マミ】


本棚見分に夢中な様子のポンチョ姿のウルフヘアの少年(桜庭長春)、その背後から迫る(怪物)――何やら中途半端に着衣されたマネキンめいた見た目の手にバールめいたモノを手にした異形、不思議な赤子(エル)の必死の警告も虚しくあと数歩でその凶器を振り被らんとしていた其れを


――レガーレ・ヴァスタアリア!


良く通る少女の声で唱えられる呪文めいた言葉

不意に周囲の不気味な雰囲気にそぐわない様な、黄色く可愛らしい装飾が施された魔法細工の“リボン”がその(怪物)を捉えて縛り付けて拘束し――

??「悪いわね。一気に決めさせて、貰うわよ!!」

フードを被った何者か――が何時の間にか横合いから現れたかと思うと、手にした白色と黒を基調とした独特な意匠のマジカル・ライフルドマスケットを向けて、引き金を引いた。

轟音

単発式のマスケットを撃っては捨て撃っては捨て、…を三度繰り返してマネキンの(怪物)はバラバラに砕けてただのバラされた部品にもどる。


??「貴方達、怪我は無い?――!!…こんな小さな子まで」


そうして襤褸切れの様なフードを外しながら顔を二人(桜庭長春、エル)に見せながら自己紹介する。金髪縦ロールに花形のヘアアクセサリーをつけた髪、多少憔悴した部分も微かにあるが気丈な意思を保っている双眸でジッと相手を見据える(エルに対しては多少なり驚いた表情を見せたが、それでも優しく微笑み掛けて)

服装は何処かの学園の制服姿で、多少灰を被ったりしたらしく此処(霧と灰の街)で多少なりの時間を過ごして来たのが分かる。

??→巴マミ「――霧に飲まれてあちこちを転々としていたけれど、また誰かに逢えて良かった。私は巴マミ“魔法少女”をしているわ。」

と落ち着いた様子で自己紹介する。

  • No.222 by 狩人  2024-08-15 11:57:57 

>217 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

ありがとう、と礼を述べつつ少女(ことも)から物品を受け取る。
まず受け取ったのはアンティークコイン。以前もこのコインを少女(ことも)から受け取っていた。前は使う機会が訪れなかったものの、やはりこのコインからは妙な雰囲気、あるいは力のようなものを感じる。どこかで必要になる時が来るかもしれないと、ポケットに仕舞い込んだ。
次に受け取ったのは数本の瓶。ちゃんと中身も入っている。名前は『アーモンド・ウォーター』。見たところただの嗜好飲料のように思えるが……しかし実際のところそうなのかは分からない。毒かも知れないし、あるいは体に良い変化をもたらす物かもしれない。正体を確かめる為、後で飲んで見ようと懐に収納した。
最後に受け取ったのは、普遍的なマッチ。火というものは偉大である。熱を与え、闇を晴らし、獣を恐れさせる。マッチは、そんな火をいつでもどこでも灯す事ができる優れた道具だ。流石にこの小ささでは獣避けには使えないだろうが、しかし火があって困ることはない。武器に炎を纏わす事のできる発火ヤスリは、数が少なくおいそれと使えないので、手軽に火を産み出せるマッチの存在はありがたい。ただ一つ問題があるとすれば、発火しやすいという点だろうか。こればかりはどうにもならないので、火が癇癪を起こさない事を願いつつポケットに仕舞った。

自分に色々と物品を渡してくれた少女(ことも)に、お礼として何か渡して起きたいと狩人は考えた。何か良いものを持っていなかったかと思案し、自身のポケットや懐に手を入れて探り始める。やがて3つの小瓶と1つの小箱を取り出すと、それらを少女(ことも)に手渡し、簡単な説明を添えた。

「小瓶の方は鎮静剤。気が狂いそうな時に飲むと心を落ち着ける事ができる。もう一つはオルゴール。もし身に危険が迫った時、声を出せない時等があればそれを鳴らして欲しい。すぐにそちらに向かう」

鎮静剤はあのほおずき──頭部が脳みそのように肥大化した女。その狂気は凄まじく、直視するだけで発狂してしまう──を狩る際に大いに役に立ってくれた。今の所狂気を帯びた敵対者は居ないようだが、その内現れないとも限らない。もしそうした者に遭遇した際、これがあれば少しは安心できるだろう。
オルゴールはヤーナムで出会った少女から渡された一品。巻くと子守歌──ずっと聞いていると何故か赤子の泣き声が聞こえる気がする──が流れ出す。結局少女に返す事はできず、ずっと持ったままになっていた代物である。このまま自分が所持し続けているよりも、こうして誰かに使ってもらう方が良いだろう。

さて、そうしている内にいつの間にやらドアノブを回す音が聞こえなくなった。諦めたのか、はたまた新たなる襲撃の予兆か。身構えていると、そのドアとは別のドアが静かに開かれる物音が耳に入った。やはり敵襲かとそちらへ振り向き、散弾銃を構えながら侵入者の姿が現れるのを待った。


(/確かに、ガスコイン神父のみ同じ獣狩りの斧でも更に荒々しいモーションなのはもう獣にかなり近づいていたからかも知れませんね。私も初めたてで右も左も分からなかった時、次々と敵を薙ぎ倒してくれるガスコイン神父の強さに感涙したものです。そしてボスとして彼が立ちはだかった時、あまりに強すぎて再び涙した思い出です)

  • No.223 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-15 13:23:15 

>???、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


薄暗い廊下を2人で歩く最中、どこかの部屋から大きな物音を耳にし、そちらに視線を移す。すると、廊下側の教室で金属製のバケツが何らかの拍子で落ちたらしく、地面に転がっていた。しかし、彼女達は特に大きなリアクションをすることはなく「騒霊の仕業でしょうかね」、「この前のルナサさん達のライブ、私も行きたかったなぁ…」などと騒霊の知り合いを思い出しながら足を進め。

階段近くの方までやってくると、今度はバスケットボールがひとりでに霊華の方まで跳ねながら落ちてくる。霊華は危なげなくそれを両手で受け止めると、階段の方へ視線を向ける。しかし、そこに人の姿は見えず。

霊華「これ、どうしよう……」

亜理紗「折角ですから、持っていきませんか?投擲武器としても扱えそうですし」

霊華「えぇっ!?勝手に持っていって大丈夫なのかなぁ…」

受け止めたのはいいものの、ボールを抱えたままどこに返すべきかと困惑する霊華。亜理紗からこのまま持っていくことを提案されると、申し訳なさを感じながら首を傾げて考え始め。結果、しばらくの間ボールを抱えたまま探索することを決めたようだ。

そうしてバスケットボールをゲットした2人はそのまま廊下の先を進んでいく。しばらく歩いているうちに、学校の玄関先へとたどり着いた。

辺りを見回してみると、亜理紗は棚の上に黒い毛並みの猫が居ることに気付く。同タイミングで向こう側もこちらに気付いたようで、顔を洗う動作をやめ、可愛らしい外見に似つかわしくない声色でこちらに話しかけてきた。

霊華「うわぁっ!?しゃ、喋った…」

亜理紗「(お燐さんを思い出しますね…)……えぇ、そうです。ところで、貴方はここで何を?」

目の前の猫が突然声をかけられたことと外見に似つかわしくない声を発していたことから、霊華は驚いて思わず声を上げ。一方、亜理紗は地底で暮らす火車の妖怪を思い出しながら冷静に相手の問いかけに答え。その後、この場所で何をしていたのか問おうとして。

  • No.224 by 斎藤・岡田  2024-08-15 14:08:08 

> 梓家始季、路地裏ALL

斎藤「ヒュウ、嬢ちゃん良いねぇ!…っ、!………ったく、後ろ見てらんねぇなぁ…」
岡田「…女ぁ……おまん、頭ばぁさぁかぁか?…まぁええ。壬生浪は相手できんきに、わしが護衛しちゃる!おまんとわしとで粉微塵にしちゃるぜよ!!」
(グレネードが炸裂すると同時に匍匐前進の体勢で本体へと進む女性(始季)の姿を見て少し気分が上がった斎藤の頬を触手がかする。他に気を取られては自分が危ないと斎藤が斬撃に集中する中、岡田は得体の知れない物に挑むのに全く恐怖せず、むしろ積極的に絶命させようとする女性(始季)の姿を見て、バーサーカーの思考回路を持っているのかと困惑して。斎藤が触手と相手するので精一杯の様子なのを見ると、斎藤が取りこぼした触手を切り捨てながら岡田も本体へとじりじりと近づきつつ、少々傷つきながらも女性(始季)を守るように剣を奮って)

斎藤「…っ、ハァ…あと三、四発撃てば消滅かなぁ?ったく、燃費が悪いと苦労するねぇ……んじゃ、ま…ー行くぜ行くぜ行くぜ行くぜぇぇぇ!!!!!」
岡田「今じゃ、女ぁ…!ーーーチェストォォォォォォォォ!!!!!!!」
(魔力消費が激しく、あと三、四回宝具を使えば魔力不足により消滅という状況。大元への攻撃、他の触手が邪魔してはいけないと斎藤が考えると、身体に鞭打ってもう一度宝具を使い、周りの触手をほぼ切り落として。岡田がその隙を見計らい、残った触手も切り捨てながら本体へ素早く近づき、示現流の構えで相手に剣を力強く振り下ろして)

  • No.225 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-15 17:43:56 ID:896f7f474



>>218 >>220 シエラ・ジェラミス、オベロン、森林ALL

【森林(移動中→廃コテージ)/ゴードン・ヒラツカ、????×1】

――“後ろのやつ”は多分、無理なんだろうけど他の怪物って物理攻撃って効いたりする?

後ろは振り返らずともちゃんと気配で付いて来ているかを把握しながらも聞こえてきた彼女(シエラ)の本人からしてみれば素朴な疑問、そもそもその場凌ぎの自衛ならば兎も角、文字通り(戦う)気満々な様子の相手(シエラ)の言葉に民俗学者はやや苦笑しながらも…自分の知らない(異世界)ならばそういう(存在)とも戦う事が普通なのかも知れないと思い直しつつ

ヒラツカ「君は勇敢だな…私は基本的にああいう(モノ)に出くわしたら逃げの一手を打つけれども――そうだな。強いて言えば直接触れる事が出来る(存在)が多いんじゃないかな。それと―性質を知れとは言わないけど、この世の理から外れた(人ならざるモノ)というのは(苦手な物)も(弱点)も持ち併せている事が多い。」

と言いながら一際きつめの斜面を時々手を地面や木々についたりしてバランスを取りながら更に駆け上がりやや舗装された山道に出ると更にスピードを上げて(しかし少女がついて来れる速度は維持しつつ)進んで――

此処までくると追いかけて来ていた(ナニカ)のイヤな気配は徐々に薄れ始めておりこの様子なら捲き切れるかと思いながらも油断せず振り返る事はせず――薄まる霧中に見えて来た建物…少なくとも(雨風は凌げる位)の廃コテージが見えてくる。

先ほど下で少女(シエラ)と出くわす以前に此処を周辺の探索の仮拠点にしており、軽装で出歩く前の自身の道具や所持品も其処に置いて来てある。



廃コテージの敷地内に入った時点で何やらその周囲をウロウロしている人影、よくよく見るとキラキラした王冠やら不可思議な色合いをした蝶の羽やら児童書の世界観から飛び出して来た様ななんともメルヘンな雰囲気の塊めいた人物(オベロン)

敷地内に入って物陰からその人物(オベロン)の様子を伺いつつ…続いて合流した少女(シエラ)に彼(オベロン)の方を指差して…

ヒラツカ「――彼、何者だろうな。私は少し様子を見てから接触するか決めようと思うが、君はどうする?」

と同行者である彼女(シエラ)の意見を尋ねる。

――

一方、コテージ周辺をウロウロしている彼(オベロン)の付近、廃コテージの野外物置小屋らしき場所――のドアが不意に吹き飛んで、中から何かが現れる。

巨大な蜘蛛(ブラックタイガー)、毒々しい体色の人工的に(造られ)たB.O.W(有機生命体兵器)

4~5m近くある馬鹿でかい大蜘蛛の怪物。

其れは手近な彼(オベロン)を捕食対象と認識したらしく巨体に見合わぬ速度で跳躍し、襲い掛かる。



>>208 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)、Suicider?×2】【ガスコイン神父戦の突破率の低さは当時結構話題になりましたもんね…まさに新米狩人には目には鱗の立ち回りで心強かった彼が墓場で肉屋めいた解体やってるかと思えば(貴様もどうせ、そうなるのだろう?)とか言いつつ刃を剥いて来るのは恐ろしかったです(殴、一週目は死にまくってオルゴールに火炎壷、使える物総動員してどうにか勝ちましたがオルゴール関連の話で凄くやるせなくなったのはいつものソウル系でした…リボンの少女はきっとあの大豚にリボンで内蔵攻撃決めて危機を脱したのだと思い込んでます()】

ことも「ちんせいざい…おくすりと…おるごーる?ありがとうかりうどさん、だいじにする。」

ある意味お互いに使えそうなモノの物々交換の様な形になったが彼(狩人)がくれた“おくすり”、こと(鎮静剤)は簡単な説明を聞いて、(気が狂う)――という感覚に近しい強烈な体験を割かしした事がある少女(ことも)は直感的にその使い道を理解しつつ、更に貰ったオルゴールを少しゼンマイを回して聴いた音色に幼いながらも(きれいなおと、でもなんだかなきたくなる)と言う率直な感想を残す。

――

ドアの軋む音――霧に混じって強烈に鼻をつく(腐臭)

H■E■■LP■M■E

ことも「…ひっ」

上半身を中心に腫瘍の様に膨張しドクドクと脈打つ剥離した皮膚の内側と体組織、腐敗と中途半端に継続される新陳代謝で体内で蓄積した腐敗ガス――

膨張した部分は服が破れ、露出したオレンジ系の色の皮膚が波打っている。

僅かに伺えるのは其れ(Suicider?)が、避暑地の観光客めいた格好をしていた名残りがある点南洋の奇病“クブ病”由来の(生ける屍)の中でも最悪の状態の一つになった哀れな犠牲者。僅かに残る言語機能で助けを求めながら近付く彼らを救う手段は最早(殺す)事だけだろう。

だが歩く爆発性ボンベと化したソレらは非常に危険だ。

取り分けこういった屋内に於いては――彼我の距離は10mも無い。

そうして徐々に近付く二体の(Suicider?)



>>223 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(校内1F玄関)/カーヤ(天の邪鬼)】

???「ふん、学校の“おばけ”が学校にいちゃ悪いのか?――お前たちこそ片方(霊華)はボールなんか持って御手玉でもする気か?」


冷静な少女(亜理紗)の問い掛けに、何とも癖のある声のオッドアイの黒猫はぶっきらぼうにそう答えながら顔を洗うのを止めて棚の上で立ち上がり改めて二人を見据える。


???→天の邪鬼「…まぁいい。中々肝は据わってる様だな。オレ様は天の邪鬼(あまのじゃく)、本題に入るがお前たち――このふざけた(場所)からオサラバして元いた場所に帰りたくないか?」


何やら勝手に納得して、(化け猫)では無く捻くれた神代の妖怪(天の邪鬼)はそう二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)に提案してくる。


天の邪鬼「恐らく(切っ掛け)は何処かの馬鹿が何かしら(余計な事)でもしたんだろう。そのせいで――混ざる筈のないモノが混ざって、在る筈のないモノが在っちまってるのさ。――オレ様はその乱れの中から(抜け道)があるんじゃないかと踏んでいる。――人間なんぞに助力を請うのは癪だが―――コトは確実にして置きたいモンだろう?」


そう話すオッドアイの黒猫はニヤリッと妖しく笑う。

  • No.226 by ブラックホール&ステカセキング  2024-08-15 20:05:52 

>>シャーリーズ・フルウールト、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

ステカセキングのヘッドホンから流された爆音が届いたのか、先程通り過ぎた人影が、こちらに急行してきた。
それを見たステカセキングは胴体の停止ボタンを押し、爆音を止めてから、こちらに来る大きく手を振る。

ステカセキング「おっ!!来た来た!おーい、こっちだこっち~!……いでっ」

ブラックホール「あんな爆音じゃなくてもよかっただろうが、つーか鳴らすんなら先に言えっ!
……ん?」

先程の爆音を隣で聞かされて機嫌を悪くしたらしいブラックホールが、ステカセキングをヘッドロックにかけてツッコミを入れる中、ブレーキ音と共に少女の声が聞こえ、そのままの姿勢で顔を正面に向ける。

ブラックホール「……カカッ?」

ステカセキング「……おっ?」

霧の中から現れたのは、ネコ科のような尻尾と耳を生やし、兵隊のような格好と装備をし、更には、両脚から腰に掛けてゴツい機械をした、1人の少女だった。
ブラックホールはその少女の容姿を見て驚愕しつつ、ステカセキングの首から手を離す。

ブラックホール(……なんだ、こいつは?単なる人間の娘、でもなさそうだが……超人か?装着してる機械も見たことがないな……)

これまで、様々な超人と戦いを交わしてきたブラックホールだったが、彼女のような存在は初めて見たために、無言のまま怪訝そうに少女を見つめている。
一方、少女の方も、自分たちの姿を見て目を白黒させている。
彼女の様子を見るに、恐怖というよりは困惑の方が大きいようだが、嫌われてなんぼの悪魔超人である自分たちにとって、恐怖されることも困惑されることも慣れているために、相手の反応は特に気にならないようで。

そんな中、ブラックホールとは対象的に、ステカセキングが呑気な口調で少女に近づいて話しかけ始めた。

ステカセキング「よぉ~、気づいてくれて良かったぜ!この辺随分寂れちまってるんで、人っ子一人いねえのかって思ってたんだが、まさか俺たち以外にも人がいるとはな。ところでそんなナリでそんなごつい機械つけてて重くな__」

ブラックホール「ちょっと黙ってろステカセ!話がややこしくなる」

ベラベラと喋り出すステカセキングを見て、それまで黙っていたブラックホールはようやく声を上げつつ、ステカセキングをおしのけ、前に出た。

ブラックホール「……あー、お嬢さん、俺たちはお前に危害を加える気はない。ただ、お前に少し話を聞きたいだけだ。俺たちは“悪魔超人”と呼ばれる者なんだが……知らない間にこの町に来てしまってな。何か知ってることがあれば、俺たちに教えてくれないか?」

試合では残虐行為を好む悪魔超人の一人、ブラックホールだが、何もしない人間の少女にはそんな素振りを見せず、落ち着いた様子でこちらに敵意がないこと、こちらの事情を伝え、知ってることがあれば教えて欲しいと伝える。

  • No.227 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-15 22:46:37 

>天の邪鬼、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


黒猫から手元に持つバスケットボールについて尋ねられた霊華は「えっと、これはそうじゃなくて…」と若干あたふたした様子を見せる。相手は棚の上でこちらを見据えているため、自然と2人は目線を上にあげる形で対話をすることとなり。

『天の邪鬼』と名乗ったその黒猫は、どうやら学校のおばけの1人(?)らしい。黒猫はこちらが名乗る間もなく本題を切り出すと__『この場所とオサラバしたくはないか』とこちらに提案を差し出してきた。

霊華「えっ?ど、どうしてそれを…」

亜理紗「……私達、『別の場所から来た』とは一言も言っていないはずなんですけどね」

なぜこの世界からの脱出を試みていることが分かったのだろうかと霊華は不思議そうに尋ね、亜理紗は警戒の目を向けながらも最後まで口を挟むことはせず。

黒猫_天の邪鬼はどうやら自分達よりも幾分かこの世界について詳しいようだ。多少棘のある物言いはするものの、殺気などの明確な敵対意思も見受けられない。そして、亜理紗には霧に飲まれる前の『記憶』がハッキリと残っている。それらを踏まえると、恐らくこの黒猫も__

亜理紗「こんな地獄みたいな世界を脱出したいというの『は』本当ですね。手を貸していただけるのならありがたいですが…」

霊華「きょ、協力していただけるんですか…?」

自分達の意図を予測する黒猫に対し亜理紗は頷いて肯定するが、何処か引っかかる言い回しで。そして、先程の考察から天の邪鬼の境遇について何かを察したのか警戒の目を解くと、彼の提案に乗ろうとして。

一方で霊華の方はというと『元いた場所に帰りたくないか?』という言葉に一瞬だけビクッと肩を震わせる。彼女も亜理紗と同様に提案に賛同しているようで、期待の眼差しを向けながら返答を待ち。

  • No.228 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー  2024-08-16 01:09:26 



【路地裏 ミルコ/桜セイバー】


>路地裏ALL

ミルコ「チッ、霧が濃すぎて光球じゃ全然ダメってか!サムライガール!まずは…」

桜セイバー「はい、マスター!状況確認、及び敵性存在の排除…っ!?子供!?」


(バシュ、と弾けるように光った光球が照らした先を見ながら矢継ぎ早に何かを呟きながら地面に手をつく伊達男。阿吽の呼吸で飛び込んだ沖田の眼前に飛び込んできたのは「助けて」と走ってくる子供の姿を認めて。ぎょっとした様子で態勢を整えるとすぐに駆け寄ってくる水色の病院服の男子を見て)


ミルコ「ンでこんなところに…?アイツらか!サムライガール、数3…いや4、5か?多勢だぞ!いけるのか?」

桜セイバー「――…何人いようがこの一太刀で全員切り伏せるのみです。こんな子供まで巻き込むなんて…!許すわけにはいきません」


(照らした影と、気配察知で凡その人数を割り出しながら相方へ問いかけ。見えたのはこちらに向かってくる子供とその向こうで武器を構える影、そして少し遠くでうごめく影…と曖昧だったが目の前の状況をまずクリアしようと、抜刀はしないまま,まずは子供の保護を優先しようとして)

  • No.229 by シエラ・ジェラミス  2024-08-16 01:11:33 


>>215 >>220 ゴードン・ヒラツカ、オベロン、森林all

【森林(移動中→廃コテージ)/シエラ・ジェラミス】

他の怪物に対して物理攻撃が有効なのかを聞けば何となく苦笑いをされたような気がするものの、ゴードンは基本的に先程から追いかけてきてる怪物のようなものにであった場合は逃げの一手を打つらしく考えれば確かにあそこまで不気味な存在は会ったことは無い気がするし普通は逃げるものなのか?と考えるものの続きを聞けばどうやら直接触れる存在もああいう怪物の中には多いらしく苦手なものや弱点を持ち合わせてることも多いらしい

「なるほどねえ…ありがとう、その情報凄い助かる」

とお礼を言いつつその後もゴードンの後を追いかけていれば薄くなってきている霧の中で廃コテージが見えてきており気づけば例の追いかけてきている怪物の気配も薄れ始めており、いい感じにまけてるかと考えていればゴードンが物陰に隠れ始めたので自身も同じように物陰に隠れて

何かあったかと思えばゴードンに一つの方向を指さされそちらを見れば羽を付けたまるで人間では無いような見た目の人物(オベロン)が廃コテージの周りを彷徨いており

彼は何者だろうなと聞いては少し様子見をしてから接触するかを考えてるが此方(シエラ)はどうするかを聞かれて少し俯いて考えてはゴードンの方を向いて自分も様子見することを伝えようとするものの視界に例の人物(オベロン)以外のものが入ったような気がして

「……何か、様子がおかしいような…ここって、何か飼ってたりとかする情報あったりする?」

例の謎の男(オベロン)の方向をじっと見つつ気のせいである事を願いながらそうゴードンに聞いてみて

(/文章に失礼な文があったりしたら申し訳ありません!また、オベロンの本体様のタイミングを見て此方に絡みに来るという考えを無視してしまって居たりしたらすいません!)

  • No.230 by シエラ・ジェラミスの本体  2024-08-16 01:14:36 

(/すいません!主様の数字がに215では無く225でした!)

  • No.231 by 桜庭長春/鶴丸国永  2024-08-16 08:45:56 

【図書館/桜庭長春】
>>ALL、エル

(推理小説がおいてあるコーナー、そこには見慣れた表紙と著者の名前が書いてあるボロボロの小説を見つけた
自分と仲良くしてくれている人の本。せめてこれだけでも持って帰ろうと若干高いところにある本を背伸びして取ろうとしたとき、自分に向けて危険を知らせる声が聞こえた。肩を跳ねさせつつ後ろを見ると、そこには自然公園で襲撃してきた人たちとは違う、異型の怪物。呻き声を上げながら桜庭へ手を伸ばしていた)

「えっ……うわぁ!?」

バンッッッッ

図書館に響く発泡音。それは桜庭が片手に持っている短銃によるものだった。
短銃から放たれた銃弾は異型の肩を貫き動きを止める、桜庭はその間に走り出し、自分に危機を教えてくれた声がした方へと向かい

【廃地下鉄/鶴丸国永】
>>ALL、宿儺

「いや、詳しくないさ、なんせ俺も巻き込まれた側だからな」

肩に置いた手を払いのけられるとその手をヒラヒラとさせながら笑う
話の通じることと彼が先程言った彼の言葉から敵ではないと判断し警戒をある程度緩めた
‘此処に詳しいのか’と聞いてきた質問には首を振り、自分も巻き込まれた側なのだと主張するも、 そうだなぁ と呟いた後

「まぁ、この世界を色々歩き回ってわかったことは、俺等を狙う……あー、なんて言ったら良いんだ?怪物みたいなのがそこら中にうじゃうじゃいるってことさ。俺もそいつ等から逃げるために地下に来たからな。まぁ此処に居ないと決まったわけじゃないが」

自分の身に起こったことを話したあと、辺りを見渡して

(路地裏の方々のはまた後ほど返します!)

  • No.232 by ガイスト  2024-08-16 12:43:24 


【墓地】

>サング、墓場ALL

…此処か…!
(声が聞こえる方向に霧の中を進んでいき見えた人影に冷静に視線を向けた。先程の屍と対峙しているらしい女性とその隣にいるどこか只者では無い雰囲気の婦人_そして屍に囲まれ身動きが取れなくなってきている青年_無駄な戦闘は避けるべきだろうが自分と同じような状況の人間を見殺しには出来ないと考えて。とりあえずと女性の方に近づいていく屍の方に音も無く近づき剣で切り伏せ群れの数を減らそうとしていて)

  • No.233 by 狩人  2024-08-16 13:49:11 

>225 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

やがて姿を現したのは、上半身が無数の膿胞に埋め尽くされて肥大化した、二体の化物(Suicider?)だった。少し離れた位置からでも感じ取れる腐臭に、今も尚脈打つ肉体……狩人はそれらが今どういった状態であるのかを察する事ができた。奴等(Suicider?)に刺激を与えるという事は、火薬庫に火を放つが如く爆発と衝撃を伴うのだろう。脚を散弾で破壊し、その歩みを停止させようとも考えたが、今にも爆発の時を待っているかのような膨張具合では、僅かな衝撃ですら切っ掛けになりかねない。狩人は一瞬の内に何かあれら(Suicider?)を安全に処理する為の方法や道具が存在しないかと思考を巡らせたが、やがてそんなものは無いという結論に辿り着いた。安全に処理出来ないのなら爆破して処理するしかないだろう。そうするのであれば、まずは少女(ことも)を遠ざける必要がある。自分は爆発を受けても即死しない限りは輸血すればどうにでもなるが、少女(ことも)はそうではないだろうから。

「出来るだけこの部屋から遠くに離れろ。頑丈な物の陰に身を隠せ」

少女(ことも)の前に立ち、振り向いてそう告げる。爆発の規模は不明だが、少なくともこの部屋を超えて被害をもたらす事は無い筈。そう考え、化物(Suicider?)の注意を引き付け、少女(ことも)が部屋から離れる時間を稼ぐべく、ゆっくりと接近する。しかし決して一定の範囲内には近寄らせず、後退と横歩きを交えて壁に追い詰められないように動く。そうした動きをしばらくの間保ち続け、十分な時間を稼いだと判断した狩人はそれまでの慎重な動作を全て中断して走りだし、付近の棚──丁度先程少女(ことも)が隠れていた場所──へと身を隠した。そして顔だけを棚から出して化物(Suicider?)の位置を確認すると即座に引っ込め、代わりに左腕と散弾銃だけを棚の側面に密着するように外に出し、おおよそ化物(Suicider?)が歩いているであろう位置に向けて散弾銃を1発発砲した。


(/今でもガスコイン神父撃破のトロフィーの取得率が約44%程な辺り、いかに彼が強く、大きな壁となっているかが見て取れますよね。私も例に漏れず何度もやり直して、アイテムを総動員しつつ一発入れたら即座に逃げる臆病な戦法でどうにか倒せたものです。リボンの少女はガスコイン神父が彼女に狩りの技術を教えていたので窮地を脱出出来たと思いたいですね……きっとあのリボンは内臓攻撃の時の返り血で赤くなった物なのでしょう……)

  • No.234 by 沖田総悟  2024-08-16 23:58:01 


【路地裏/沖田総悟】
>>????、斎藤一、岡田以蔵、桜セイバー、ミルコ

「せんせい?飛行機?ってことはお前も俺等と同じ…………っち、子供を怖がらせても面白くねぇや。おい、ガキ」

自分の状況を説明した子供に色々と考察を巡らせるも怯えた声と表情を浮かべる子供を見て分かりやすく舌打ちを一つ打った後、刀から手を離す。そしてもう少し詳しく、此処の路地裏に来るまでの経緯を聞こうと一歩近づいたとき、子供は自分の間をすり抜け「助けて」と声を上げて子供が路地から駆け出した。

「あっ!!おい!飛び出すんじゃねェ!!」

近くには戦っていて足止めされているとはいえ異型の化け物がいるのだ。だから子供は嫌いなんでィ と悪態をついた後、子供の後を追った。その先には刀を抜いて戦闘態勢を取っている二人の人影。彼女たちと対面した沖田はため息をつきながらも首を傾げ

「……なんでぃ、アンタらも巻き込まれた奴らですかぃ」


  • No.235 by オベロン  2024-08-17 13:32:08 

>225 >229

【森林(廃コテージ)】

オベロン「なんだよ、これ!」
(突然、死角にあったらしい建物がけたたましい音を立て崩壊し、4~5mはある巨大な蜘蛛が現れ。カルデアのトンチキイベントで多少の理不尽には慣れているとはいえ見た事も無い敵に思わず優しい王子様口調を忘れ上記を叫び。レイピアを出し投げつけるも、蜘蛛は一瞬怯んだのみで再び襲いかかろうとしてきて。この森に漂う霧について、これまでの経験から「この霧は魔力を奪う」という知識があり、かつ戦闘があまり得意では無い彼は戦うよりも逃げる事を優先し走り出し)

(/大丈夫ですよ!こちらこそ絡みにくい初回文ですみません!)

  • No.236 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-18 15:13:47 ID:896f7f474

【遅くなりつつ、且つ一度にまとめ過ぎて分かり辛くてすみません;>>221の方で一応(図書館)にも黄色い魔法少女(巴マミ)で絡みを出してます故】≫桜庭長春/鶴丸国永本体様


>>226 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL

【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)、クリーパー×多数(数百以上)】

シャーリーズ「あー、――“アクマチョウジン”の方ですか…はい、いいえ…ごっ…ごめんなさい。少し気が動転してしまって…そうですか、貴方がたも“知らない間”に(この街)に?」

二人(ブラックホール&ステカセキング)のやり取りの様子と、至極真っ当な質問に一応外見の奇抜さに関しては(そういう手の込んだ身体改造をしたサイボーグか、高性能なマンマシンインターフェイス)もしくは既知異星人や異種族の類として認識して――

一方で自分を見る目も中々変わった者を見る様な視線だった点で…ある意味(奇妙)なのは此方も同じかと思い直し(自分の様な“ウィッチ”にありがちな“ズボン”談義の類かとも一瞬思ったが)

シャーリーズ「――実を言うとわたしも作戦行動中に戦友や上官から逸れてしまって良く分かってないんですよ。“此処”が何処かもサッパリ――あ!申し遅れました、わたしはPMSCs(民間軍事請負会社)C.M.S.C(キャルバリー・ミリタリー・セキュリティ・カンパニー)所属の(陸戦ウィッチ)をしています。シャーリーズ・フルウールトといいます。」

と被っていた迷彩が施されたブーニーハット(御丁寧に獣耳用の差込口も備えられている)を外して赤毛のミディアムヘアーの少女はそう敬礼しつつ自己紹介をする。

――と、三人がこうして鉢合わせしている間にも、霧深い周囲から何かしらが(接近)して来る異音が聞こえてくる。

それはまるで数十…数百…否、数千もの(蟲)が群れを成して地面を這い回っている様な…生理的嫌悪感を聴くモノに抱かせるに十分な音。

シャーリーズ「…!御二人ともわたしの後ろへ!…“何か”来ます。」

音は兎も角、彼女(シャーリーズ准尉)の“固有魔法”たる(虫の知らせ)――(この街)に来てからはかなり範囲と精度が落ちたある種の予知能力めいた其れが(これから起きる出来事)のイメージをこの陸戦ウィッチに識らせる。

ジャゴッ

そうして如何にも(色々な意味で)屈強そうな偉丈夫な二人(ブラックホール&ステカセキング)を護る形で前に出て、ストライカー搭載の50口径(M2ブローニング重機関銃)の銃口をその(イヤな予感)の感じた方向へ向けて備える。

彼女が着装しているヘッドセットタイプの単眼式HMDの表示にも感知出来る距離での多数の(動態反応)を捉えていた。

■■■■

霧の中を蠢く奇怪な(蟲)―ゴキブリやフナムシ、タガメめいた其れ――其れを三倍近く大きくして言うなれば(人面ゴキブリ)めいた“顔”を裏面に有する奇怪な蟲(クリーパー)――肉食処か金属すら容易く食い破る獰猛さと餌食になれば骨すら残らない貪欲さを併せ持つ(群れの脅威)が三人へと迫り来る。



>>227 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL

【旧校舎(校内1F玄関)/カーヤ(天の邪鬼)、????、????×2】

天の邪鬼「ふん、オレ様が何年此処(旧校舎)に居たと思ってる?――明らかな(余所者)と見知ってる連中の(区別)位簡単だ――お前たちからはオレ様が居た土地の雰囲気がしない――其れに別に此処で出会った(余所者)はお前たちが初めてじゃないんでな。そいつらはオレ様を見るなり逃げ出して行ったが」

二人の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)の疑問に、つまらなさ気に答えるオッドアイの黒猫の姿をした妖怪(天の邪鬼)はグッと伸びをする(所作だけ見れば完全にただの猫にしか見えない)

そういう意味では内心彼女(亜理紗)の察しは正解だと言えるだろう――だがこの黒猫は内面を曝け出す事はその性質上嫌う傾向がある(天の邪鬼だけに)

天の邪鬼「それに、一番の理由はこのオレ様自身がとっとと(帰りたい)からさ。もちろん、そういう意味ではお前たちに協力してやる。そうじゃなけりゃ態々呼んだりしないだろ?」

という何とも身も蓋も無い、しかしながら至極真っ当な理由を口にする。

そんなやり取りの中、不意に響く――恐らくは幼い少年の悲鳴。


???「誰か――誰か助けて!誰かぁ!食べられちゃう!」


―声からしてこの校舎の二階からだろうか、同時に走って逃げている様な足音――に混じる形で明らかに人間のソレとは異なるモノの重めのドタドタという駆け音も聞こえてくる。


天の邪鬼「――チッ、またぞろ(霧)から出て来た手合いが襲われてるのか、人数は多ければ多いほど良い。お前たち、行くぞ。」


と、棚から軽やかに飛び降りたオッドアイの黒猫(天の邪鬼)はいかにも猫らしい敏捷性で二階へ続く階段へと駆けて行く。

【少々分けます】

  • No.237 by 沖田主  2024-08-19 08:43:04 

>>主様、エル主様
(申し訳ありません!!見落としです!
>>231のは一旦無視してもらえると幸いです。)

  • No.238 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-20 09:58:24 

>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」

霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」

どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。

相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。

亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」

霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」

協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。

2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。

霊華「亜理紗ちゃ__!?」

亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」

自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座に彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。

  • No.239 by 桜庭長春  2024-08-20 16:28:15 

【図書館/桜庭長春】
>>巴マミ、エル
>>221 >>210

「っ……!!!」

自分に向けて危険を知らせる警告の声、本に手を伸ばしていた長春が後ろを見ると、そこには自然公園で出会った奴らとは違う、マネキンのような姿をした怪物。咄嗟に目をつむり来るであろう衝撃に備えていたが……
呪文めいた言葉が聞こえてきて恐る恐る目を開くと黄色いリボンに拘束された怪物の姿。
あっけにとられていれば間合いに入ってきた人間の手によりバラバラになった

「あ、ありがとうございます!!助かりました。ウサギさんもありがとうって言ってるよ」

先程の衝撃で落ちてきた自分が知っている名前が書かれた小説を拾ったあと、フードを外した金髪の上を持つ少女にポカンとしつつも慌ててお礼を言い自分の抱えているぬいぐるみに目を落とす。

「あ、ぼくは童話作家の桜庭長春だよ。魔法少女……?ってことは、さっきのも魔法なの!?」

(自分の自己紹介をしたあと、魔法少女だと名乗った彼女にキラキラとした目を向けて)

((ややこしくしてしまい申し訳ありません!
訂正版を提出いたします!

  • No.240 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-21 05:12:20 ID:896f7f474

【お気を遣わせてしまって申し訳ありません修正御手数を御掛けしました。少々私用で立て込んでしまってますが本日中にお待たせ中の返信を全て返せる段取りがついたのでもう暫しお待ち下さい。お待たせしてすみません。】≫桜庭長春本体様、ALL本体様。


>>229 >>235 シエラ・ジェラミス、オベロン、森林ALL

【森林(廃コテージ)/ゴードン・ヒラツカ、????→ブラックタイガー×1】

ヒラツカ「いや、私が“利用”してた時は幽霊染みたモノが時折見えた位で特に此処(廃コテージ)で何か飼育されていた様な形跡は特に――!!」

様子を伺いながらふと同行者(シエラ)から尋ねられた質問に民俗学者はそう答えるが、不意に発生したアクシデント――件のメルヘンで妖精か何かめいた青年(オベロン)が毒々しい外見をした到底まともでは無いであろう5m近いサイズの巨大蜘蛛(ブラックタイガー)に襲われて応戦しつつも逃げ始めている様子を見て

ヒラツカ「…何だアレ(ブラックタイガー)は、まるで伝説上の土蜘蛛か何かの様だが――いや、そんな事より彼(オベロン)を助けなければ」

――廃コテージの一室に狩猟用のライフルと弾薬を置いておいた事を思い出し、早速取りに行こうとしつつ

ヒラツカ「シエラ君、――正直無茶をさせてしまうかも知れないが、先ほどの話の流れだと(戦う手段)を君は持っているらしいな?出来る範囲で彼(オベロン)を援護して欲しい。」

と一つ、魔導士な少女(シエラ)に要請する。

一方、レイピアを投げ付けられた大蜘蛛(ブラックタイガー)は多少怯みつつも、返す刀で粘着性の高い白色の蜘蛛の糸を吐き出して逃げる彼(オベロン)に振り掛け動きを封じようとする。

ネット状に広範囲に撒き散らす様に放出されたそれ(糸)は蜘蛛のサイズに違わずかなり強固な代物の様だ。

  • No.241 by ブラックホール&ステカセキング  2024-08-21 13:02:56 

>>シャーリーズ・フルウールト、クリーパー、南部住宅地ALL

【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】

ステカセキング「キャル……バ?」

ブラックホール「あぁ……お前も俺たちと似たような状況だったか……。こちらも名乗り遅れた。俺はブラックホール。後ろの機械のやつはステカセキングだ。さっきの爆音はこいつが流したやつで__」

少女__シャーリーズの自己紹介に出てきた、聞きなれない単語に首を傾げるステカセキングをとりあえず一旦スルーし、自分たちのことを話すブラックホール。
だが、言葉の途中で押し黙ってしまった。耳元に、数千もの虫が這うような嫌な音がしたからだ。

ブラックホールたちがハッとして音のする方へ振り向くと共に、シャーリーズが2人を守る形で前に出て、銃口を嫌な音のした方へ向ける。

霧の向こうからこちらに迫ってきた数百の蟲の大群を視認すると、ステカセキングは顔を歪めて悲鳴をあげた。

ステカセキング「ゲェ~!?な、なんだあの気持ちわりぃゴキブリもどきの大群はーっ!?」

幾人の超人を手にかけた音の魔術師といえど、通常の蟲の三倍の大きさの、人面ゴキブリのようなナリの奇怪な見た目……それが数百もいるということに嫌悪感を隠せない様子。

ブラックホール「ちっ……一体何がどうなってんだこの町はっ……!!」

一方、ステカセキングの隣にいたブラックホールは、吐き捨てるように呟けば、先程のシャーリーズの忠告を無視して前に出て、蟲の大群に向かって駆け出した。
そして、肩部分に収納していた赤いマントを広げ、その裾を鎌状の鋭い刃に変化させ、己に迫る蟲にその切っ先を向ける。

ブラックホール「害虫駆除は専門じゃないんだがな……。
__赤き死のマントーッ!!」

そう叫ぶと共に、蟲たちを切り刻もうと言わんばかりに、マントを翻すと同時に鋭い斬撃を放った。

  • No.242 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-08-21 18:12:49 

>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL(/今更ながらとんでもないミスをやらかしていることに気が付いたので修正させていただきます。>238は無かったことにしていただけると助かります…)


【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】


亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」

霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」

どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。

相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。

亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」

霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」

協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。

2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。

霊華「亜理紗ちゃ__!?」

亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」

自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座にバスケットボールを投げ捨てて彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。

  • No.243 by モルガン/エル  2024-08-21 19:08:59 


【 自然公園 】

>フェロー、ギデル、自然公園all

迷い人が2人いることに気づきはした。とはいえ今は一刻も早く探すべき人物がいて2人の迷い人が目的の人物ではないのと彼ら(フェロー・ギデル)が自分に害を及ぼすものではないとわかっていた為、モルガンとしては特段気に留めることもなく公園を去るつもりだった。しかし大声で話しかけられた…となると応答しない訳にはいかない。異形と勘違いされたり怪しいやつだと勘違いされてされる。そして最悪の場合攻撃されても困る。此方としては余計な魔力を消耗するのは控えたいところ。

モルガン「ええ、いますが…何か私に用でも?」

一歩前に踏み出そうとした足を元に戻しては霧に包まれた2つの人影へと視線を向けて静かに、しかし凛とした様子で応え。

【 図書館 】

>桜庭長春、巴マミ、図書館all

どうしよう、間に合わない。何とかしなければ…と考えを巡らせていると耳触りのいい声と共に突然現れた金髪の少女。何が起きたかわからずにぽかんとしていたがその少女が鮮やかな手さばきであっという間に窮地を救ってみせたということを認識する。

エル「まみしゅごい!!」

まるでヒーローだ。そんなことに思いながら"巴マミ"と告げ自己紹介をした少女に対して憧憬の念を抱きながら尊敬と自分もこんな風に誰かを助けたいといった羨望が入り混じった輝かしい瞳で見つめながらぱちぱちと手を打ち。

そうしていると少年が名を名乗り。心の中で2人の名を復唱し。それから自身も元気よく自己紹介をし。

「えるだよ!」

  • No.244 by 当麻紗綾  2024-08-23 12:15:37 

(/仕事で少し浮上が遅れてしまいました、すみません!)

>ガイスト、エディ、サング、墓地all

【当麻紗綾/墓地】

当麻「ッ……クッソ、この数どうにか突破出来れば……!」

彼女が呼び出したであろう不思議な女性(古戸)の異能力により、一時的に青年(エディ)の手助けを成功させた当麻だったが、もとより圧倒的に数で不利な上、相手は人ではなく怪物の群れでありそう簡単には状況は好転しない。
それどころか青年(エディ)だけでなく自分にまで屍体(サング)たちの魔の手が伸びる状況に、悪態をつきつつ現状を打開する一手を考え思考を巡らせるも、良い案が思いつかないようで。

「……古戸さん、全力でSPECを……!」

古戸『……無理よ、それは自殺行為……それに、もう能力が維持できる状態では無いでしょう。』

苦肉の策なのか、再び呼び出した主婦風の女性(古戸)の力を今度は最大出力で行使しようとする当麻だったが、その呼び掛けに女性(古戸)はそれは自殺行為であると忠告しつつ、当麻が既に能力の維持ができる状態では無いと諭すように伝える。確かに、その言葉通り女性(古戸)の体は薄く消えかけている。

『大丈夫、助けが来ているわ……当麻さんアナタならきっと……』

当麻「……助け……?」

消えゆく女性(古戸)の言葉に眉をひそめ、当たりを見回した当麻は、確かに自分たちを襲おうと近づく屍に音もなく近付き刃を振るおうとせん人影を見つける。

当麻「剣……? 急にファンタジーだな!……味方とか関係ない、とりま合流!」

思わぬ援軍に喜びつつ、駆け付けた男(ガイスト)の格好に思わず感想を呟いて、再度状況を打開するために周囲の屍体に向かって銃を撃ちつつ、男(ガイスト)と一旦合流する目的でそちらの方に走り出す。

  • No.245 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-23 12:22:46 ID:896f7f474


>>233 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)、Suicider?×2】

ことも「でも…かりうどさんは―――わかった。」

一刻の猶予も無いこんな状況でも一瞬、彼(狩人)の身を案じる少女(ことも)だったが――それでも考え直して(このひとならだいじょうぶ)という妙に根拠は無いが不思議とそう思える確信が少女(ことも)にはあった。

其れは薄っすらと残っていた“以前”の記憶での彼(狩人)の常人離れした怪物に対する立ち回りを憶えているが故か

そうしてこの場で自分が危険を晒して邪魔をしてはならないという歳に見合わない合理的な判断から、狩人がゆっくり慎重に移動して時間を稼いでくれている間になるだけ音を立てない様に忍び足ながらも小走りという器用な移動方法で、なるだけ離れられる――リビングから客間方面へと移動して如何にも古いが、がっしりとした作りの革張りのソファの後ろに隠れる。

HE■LP■ME

一方、ただただ助けを求めながら脈動する腫瘍めいた姿の異形(Suicider?)二体は、不意に走り出し、遮蔽物へと身を隠して左腕で散弾銃を出して爆発半径内でも被害を最小限に抑えられるカバーポジションを取り、そのまま一度発砲する狩人の方に緩慢に向き直り…

散弾がまとめて先頭の一体の膨張した腫瘍めいた体躯に直撃すると同時に、血煙と肉片・骨欠片混じりの爆発がもう一体を巻き込んで誘爆させる形で二度巻き起こる。――内容物も含めてまるで死んだ鯨の死体が腐敗して起きるガス爆発宜しく、額縁の絵画や机、幾つかの棚の中身の陶器類、天井の高価そうな電飾を破壊したり破損したりで間近だと間違いなく致命的だと確信出来るような破壊力を示した。

――爆風が吹き抜けた影響でか、破損した天井の一部から掛け下ろし式の梯子がガラガラと降りて来る…どうやら上階方面へ上がる梯子の様だ。

ことも「――だいじょうぶ?……はしご、たぶんやねうらかな。」

爆風と破片で嵐の通り過ぎた後の様な惨状のリビングにひょこりと戻った赤リボンの少女(ことも)は彼(狩人)にそう声を掛けつつ降りて来た梯子を見てぼそりと呟く。


>>224 >>228 >>234 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、桜セイバー&ミルコ、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季(直死の魔眼)、????、????×複数】

再び立ち込める霧の中でも、押し合い圧し合いで、獲物を貫こうと向かって来る(不可視の触手)群を進む度に斬り落として援護してくれる黒コートのボサ髪な彼(岡田以蔵)、しかし全てを凌ぎ切れている訳でも無い為時間を掛ければ掛けるほど此方が不利になってゆくだろう。

一方で現状大部分の(触手)を接近する度に片っ端から(迎撃)する形で叩き落とし続ける黒スーツ(斉藤一)の“業”――しかしやはり此方も放ち続けられるリミットが刻一刻と迫りつつある様だ。

どの道時間を掛け過ぎれば損害は間逃れない。

一度周囲の(触手)を一時的に彼(斉藤一)の“業※宝具”で一掃すれば(大元)へと示現流特有の構えで吶喊して重く力強い一撃を振り下ろす彼(岡田以蔵)、ゴムの塊でも斬り付けた様な奇妙な手応えを感じるだろうが…

■■■■■!!

何か激しく嗤う様な――確実な“ナニカ”の悲鳴。

女殺し屋(始季)もまた出し惜しみは不要かと彼(岡田以蔵)の一撃に続いて、ライフルをスリングで背負ってベストのナイフシースから一振りの何の変哲も無いコンバットナイフを抜いて、逆手に構えて押し手で(突き)に向かう。

隻眼で瞑られていたもう片目が開いて垣間見せるは青白く毒々しく、それでいて引き込まれそうな瞳の光。

片目だけであるが、否そうであったとしても

抉り出したくなる衝動に襲われる――忌々しい代物

天文学的な不運(幸運とも言える)と捩れ狂った経緯で望まずに(手に入れて)しまった“直死の魔眼”

腹立たしいが役立つ事もある。

こういう常軌を逸したナニカを相手取る時などは特に――

集中し“ソレ”の(死)を深く(視る)

不可視の明らかに(地球)の存在では無いであろう“化け物”――その悍ましい姿を――その奥のソレが持つであろう『死』を――(線)では無くその(点)を

常人に比べれば運動性や瞬発力は高いが英霊(サーヴァント)ほど無茶が出来る身でも無い女殺し屋(始季)は最小限の動きで――斬撃と触手が乱舞し血飛沫飛び交う中を駆けて、彼(岡田以蔵)の一撃に一拍遅れで畳み掛ける形で、その複合鋼の刃を体重を掛けて(点)に突き立てた。

■■■

途端に地を揺るがす様な狂気染みた絶叫が路地裏に木霊し―襲い掛かっていた不可視の(触手)の気配がパッタリと無くなる。

一方

――――

――



濃霧の中、剣士のサーヴァント(桜セイバー)とその相方のソフトモヒカンな魔術師の彼(ミルコ)の中へ助けを求めながら駆けて来た少年(????)

自然二人の内、近く居た彼女(桜セイバー)の背に隠れる様に怯えた様子で引っ込んだ。
少年の容姿的には10歳にも満たない歳の黒髪の中東~西アジア系の風貌で、服装は病院などの医療施設で有りがちな水色の患者用ガウン姿――所々本人のモノでは無いらしい血痕で赤黒く染まっている。――ガウンの胸元のポケットには(アイマン)という名前らしき刺繍が入れてある。

????「御姉ちゃん御兄ちゃん助けて!“お化け”も“怖い人”ももうイヤだ!家に帰りたいよ!」

―青年(沖田)側からは二人(桜セイバー&ミルコ)の姿は視認出来ているが対照的に(霧)の奇妙な性質からか二人からはまだハッキリと認識出来ていない。

“気配察知”から伺える(脅威)の数は更に二つ、三つほど増えて――

頭上から、両側面から、足元から、少し離れた位置から――

てんでバラバラ、且つ気味が悪い程朗らかな様々な声で

~誰かいませんかぁ~

~宅配です~

~不法侵入だぞ~

~美味しいストロベリーアイスは如何ですか?~

―という場にそぐわない(声)がこの場の三人(沖田、桜セイバー、マルコ)の耳に聴こえてくる。
そうして、ソフトモヒカンな魔術師(マルコ)の背後から飛び掛って来る、剣士な彼(沖田)の頭上から音も無く降ってくる、そしてサーヴァント(桜セイバー)と彼女の背に隠れた少年(????)に両側面から飛び掛る―――全身が半透明の赤い外皮に覆われた得体の知れない2mの四足歩行の赤黒いトカゲめいた複数の化け物(SCP-939)

声による撹乱、霧による視界不良――そしてこの場の四名に対する同時襲撃が発生する。

  • No.246 by 斎藤・岡田  2024-08-23 16:16:39 

> 梓家始季、路地裏All

斎藤「やったか…っ!?うるっ、せ…!」
岡田「…なんじゃあ…!?」

(一撃を叩き込んだ瞬間、響き渡る激しく嗤うような悲鳴。斎藤はそれを顔を顰めながら聞き、岡田は悲鳴なぞ二の次、この触手の大元の手応えに嫌悪感を溢れさせる。サーヴァントとなって様々なものを斬ってはきたが、ゴムの様な生き物など斬ったことがないのである。女性(始季)が岡田に続いてコンバットナイフを突き立てれば酷い絶叫が聞こえ、直後ぱったりと殺意が消えたのに安心した様子で、斎藤と岡田と二人でその場に座り込んで)

斎藤「……あ゛~、終わったぁ~……もーむり、はじめちゃん限界。魔力消費激しすぎて力入んねーわ」
岡田「ようやっと死におったぁ…ったく、なんちゅう街ぜよ…」
斎藤「ふぅ……嬢ちゃん、お疲れ様。一旦一息つけそうってことだし、自己紹介を。僕は新撰組、二番隊隊長の斎藤一。んでこっちの下手人がー」
岡田「下手人言うなやぁ!…わしゃあ土佐の岡田以蔵じゃ。人斬り以蔵、のほうが通りがええかもしれんが…それよりもおまん、名前は。」

(魔力が普段よりも消費されるためか、マスターがいない弊害か。戦闘一つ終わらせるだけでも激しい疲労に襲われるようで、二人とも息を切らせている。と、斎藤が女性(始季)の方を見やり、にへらと笑いながら名乗ると岡田を下手人と呼び、岡田がそれに対して怒った様子で叫ぶ。すぐに気を取り直して岡田が名乗ると、女性(始季)の方をじっと見ながら名を聞いて)

  • No.247 by 狩人  2024-08-24 15:36:19 

>245 ことも、ALL

【廃屋敷/リビング】

引き金を引き、散弾の発砲音を響かせたその直後──爆発による二連の轟音が耳を劈き、風圧が左腕を撫ぜた。どうやら目論見通りしっかりと爆発してくれたようだ。様子を確認する為に棚から身を出せば、以前の廃墟なりには秩序があった前の部屋とは程遠い、全てが荒れ放題な無秩序極まる光景が広がっていた。あちこちに陶器やら木片やら何やらの破片が散らばっている。狩人が隠れていた棚も前面は大きく破損し、天井に至っては一部分が崩落しており、そこから何かが垂れてしまっている。よく見るとそれは梯子らしく、図らずも新たに確認すべき場所が増えた事になる。この部屋はすっかり酷い有様になってしまったが、天井の一部を崩落させた以外には内壁に問題は無く、この分だと別の部屋にもたらした影響は精々爆発音程度。即ち少女(ことも)に被害は無かったと考えていいだろう。

足や散弾銃で床に散らばった破片を部屋の隅に追いやりつつ、考えるのは少女(ことも)の事だった。自分でも突然の指示だったと思うが、少女(ことも)はその意図を汲んで即座にその場から逃げてくれた。こうした事態に直面しても取り乱さないばかりか、むしろ冷静に物事を判断できるあたり、実に聡明だ。それは果たして少女(ことも)が生来より持つ素質なのか、はたまた何らかの──それこそ左目にずっと眼帯をせざるを得ないような──経験を積み重ねたが故なのか、あるいは両方なのか。年相応な部分と不相応な部分が同居している、実に不思議な少女である。落ち着ける時間があるのなら、互いの身の上話をするのもいいかも知れない。そんな事を考えていると、少女(ことも)が戻ってきた。

「こちらは大丈夫だ、部屋以外は。先行して上階を確認して来る。破片がまだ落ちているから足元には気を付けろ」

少女(ことも)の指摘した通り、梯子の先にあるのはおそらく屋根裏部屋か。今の所気配や物音といったものは感じないが、しかし獣が潜んでいないとも限らない。獣に対抗できる自分が先に様子を見るべきだと考えた狩人は、登る前に散弾銃を背負うようにしてベルトに吊るし、少女(ことも)に足元に注意するように声をかけた。登りやすいように左手は空けておいたものの、いつでも攻撃出来るように右手にノコギリ鉈を握り締めたまま梯子を登っていく。果たして上階には何が潜んでいるのか。

  • No.248 by ミルコ/桜セイバー/魔人アーチャー/フィー  2024-08-25 00:35:33 


【路地裏 ミルコ/桜セイバー】


>沖田総悟、路地裏ALL


ミルコ「っと…待てサムライガール。どうやら話が出来そうだぜ?ヘイ、こんな霧深きロンドンの街みてぇな場所で子供を誑かしてたマフィアはアンタか?うん?巻き込まれた…?」

(逃げてきた子供、そして追ってきたであろう沖田総悟の姿を認めて。状況的に先走りそうな彼女を手で制すれば前に出て、皮肉交じりに言葉を交わそうとするも相手が発した「巻き込まれた」という単語が耳に引っかかったのか…訝しそうな顔をして帯刀した黒服の青年…沖田総悟を見て)


桜セイバー「こんな場所で子供を連れ込んで一体何を…返答によっては斬り捨てなければなりませんね」


ミルコ「まぁ落ち着け落ち着け!どうやらなんかワケありみたいだからな…」


(状況を見るに帯刀した和服の女剣士は沖田総悟を見ながら悪人だと思い込んでいるのか、静かに殺気を含んだ視線を送って。それを制しながらさらに1歩前に出れば、相手の返答を待っており)


桜セイバー「…ッッッ!!!マスター!!!!後ろで…くっ!少し私に捕まっていてくださいね!!!」

(自身も一歩踏み出そうとしたその時…奇怪な声と共に降り注ぎ、襲い掛かってきた新たな敵性存在を察知すると声を上げ、咄嗟に病院服姿の少年を庇う様にしながら刀を抜き、両側面から飛びかかってきた謎の存在に向かって低い姿勢から足を狙って切り払う様に刃を走らせて)


ミルコ「っ!アンブッシュかよ!!…チッ、悪いな帯刀マフィア、話は後だぜ!」


(桜セイバーの声に瞬時に反応し、魔術師らしからぬ軍隊格闘術…当身の要領で飛びかかってきた謎の4足歩行体を投げ飛ばそうとして)

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