スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>乙骨憂太、レイチェル・ガードナー
【BAR・アシュリー(玄関前)】
「…そう。それじゃあ頼んだわよ、乙骨くん。」
乙骨の言葉を聞いた鮫島は特に粘るでもなくあっさりと引き下がり、再び呪具をポケットに収納した。そうして鮫島は早瀬の方へ歩み寄り、ついでに少女(レイチェル)の背中を早瀬の方へとん、と軽く押しつつその横をすり抜けていく。
「…すみません、中に入れていただいても宜しいでしょうか?」
BARの入口で少女を待つ早瀬は、ふと少女の目に目線を投げて─何故か底の見えない、青い空洞のようなそれに少しばかり悪寒を覚えつつも─少女の小さな手を、剣ダコで節くれ立った手で握ってはバーの中へと足を踏み入れようとし。
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