スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
霊華「亜理紗ちゃん、治療なら私が……痛っ…」
亜理紗「霊華さんは絶対安静……は無理ですが、今は大人しくしていてください。止血程度なら私でも出来ますから」
亜理紗は男性をベットの上に寝かせると、救急キットを使用して応急処置を始める。後ろから霊華が「治療なら私が」と身体を動かそうとするが、右膝から感じる痛みに思わず顔を歪め。
彼女は毛布や布団等を上から覆っているわけではないため、膝元を見れば少々血の滲んだ包帯が右足に巻かれているのが見えるだろう。その後、亜理紗から大人しくするよう言われれば、自身が動けないことも相まってか大人しく引き下がり。
亜理紗「ひとまずはこれでよし__一応、出来る範囲で戸締りはしたつもりです。先程、『魔法で』玄関の鍵も閉めておきましたから。……ただ、正直いつ突破されてもおかしくはないと思っています」
処置を始めてからしばらくして。救急キットと亜理紗の魔法を使った補助により(といっても、他者からはあまり魔法を使っているとは分からないかもしれないが)、何とか腹部を止血することに成功する。完全に治療できたわけでは無いが、次の襲撃に対応出来る程には処置出来ただろう。
治療後、傭兵の男性から戸締りについて聞かれれば、『対策はしているが、完全では無い』と回答し。その際に、傭兵の男性を玄関から運ぶ前に『魔法で』無理やり鍵を閉めていたことも明かして。彼にとっては信じられないようなカミングアウトをサラッとした亜理紗だが、何事も無いかのように地面に落ちていた結界札を拾えば、霊華に手渡して。
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