スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>チュエ、二宮金次郎像、ソルジャーアンデット×3、????、旧校舎ALL
【旧校舎/霧雨亜理紗】
廊下に出た瞬間、窓の外から光が届く。曇りガラス越しから外を確認すると、そこには黄色く大きな乗り物が。校門付近に停車しようとするそれは、確か『バス』と呼ばれる乗り物だったはず。自分を『盟友』と呼ぶ河童から教えて貰った覚えが……
そんなことを考えていると、チュエから黄色いバスに向かうか否かを問われる。屍兵に追われていたため忘れて……はおらずバッチリと覚えているが、先程まで自分は幼馴染を探して校内を探索していた。チュエと出会うまで一通り校内を回ったが、彼女の姿は一向に見つからなかった。入れ違いになっている可能性も否めないが。
そこに現れた一台のバスを見た亜理紗は__
「………私が見てきます。確認出来たら戻りますから、チュエさんはここで待っていてください」
そう言って窓を開け、懐から白い手のひらサイズの箒を取り出す。それをひと振りすれば、あっという間に彼女の身長とほぼ同じくらいの長さに。そのまま箒に乗って窓の外から飛び出し、バスが停車している方へと飛んで行き。バスの運転手から箒に乗った亜理紗の姿ははっきりと見えるのでは無いだろうか。
>レヴナント、????、路地裏ALL
【路地裏/博麗霊華】
こちらに近付く何かの姿は見えない…が、じゅるりという音を聞けば背筋を凍らせ。だが、ここで怯えては駄目だ。退こうとしては駄目だ。自分は離れ離れになったあの子を探さなければならないのだから。
構えてから少し時間が経ち、何かが跳躍する音を聞きとると……次の瞬間、それはこちらの頭上に向かって降ってくる。頭上から来る気配に気付いた彼女は後ろに下がろうとするが、目の前にいる少年がいることを思い出して__
「ッ__!?」
それは霊華の性格から来る咄嗟の行動。なんと彼女は鎧の少年に体当たりし、自分ごと突き飛ばそうとする。酷く抵抗されない限りは上から降る何かとの衝突は避けられるであろうが、果たして。
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