スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>沖田、早瀬、鮫島、ダグラス、ジム、レイチェル、店内all
漏瑚「……! 発動に多少の難はあるが……面白い術式だ、じゃが抵抗しようと思えばできるものでも有るな」
まず自分の発した言葉に強い違和感を覚えた漏瑚は、次の瞬間に無意識に体が移動させられてる感覚を覚えて驚く。そして自然と外への扉を開いてしまう。
一連の流れを見た漏瑚は扉を締めて再びバーカウンターの席に着くと早瀬の術式を面白いと評しつつも呪術的な階級でかなりの差があるからか抵抗は可能だと話す。
そうして術式関係の話が終わった後、ダグラスたちが並べたバーの物資を確認し始める。
乙骨「確かに、本当ならかなり年代物なものばかり……でも状態はかなり良いみたいですね」
机に並べられた武器や食料などを一通確認した乙骨は、たしかに年代物ばかりで違和感があるものの状態自体は新しく問題は無さそうだと言いつつ『僕は必要あるものは無いですね、真希さんは?』と言うが、真希も必要なものは無いようで首を横に振る。
その頃、レイチェルがレッドピラミッドシングを濃霧の奥に目撃しバー店内の誰かにその話をしようと声を掛けると、近くに居た脹相が反応する。
脹相「……どうした? なにか見たか」
無表情のまま、なにか言いたげなレイチェルの方を見て変わったことがあったのかと聞く。
>亜理沙 霊華 マーフィー 南部住宅街
一方通行「……あァ、まァそンなとこだ……その口振りだとオマエらも『迷い込んだ』ッて訳か?」
青年は、オドオドと焦りを見せていた浮遊していたクリファパズルを適当に宥めて一旦黙らせつつ、マーフィーや亜理沙の迷い込んだ生存者なのかという質問に肯定を返す。
クリファパズル「まさか、この建物には誰も居なかったと思ったのに……まぁ、気を取り直してぇ……私はクリファパズル545、ご主人様に仕える悪魔ですぅ。以後よく見知っておくと良いのですぅ」
自分の魔術を交えた感知が外れたのが少しばかりショックだったのか、ブツブツとつぶやきつつ理由を探していたクリファパズルだったが、少し間延びした口調で自己紹介を行って、隣りにいる青年の肩に寄りかかってふわふわと浮かんでいる。
一方通行「一方通行(アクセラレータ)だ」
クリファパズルに『ご主人様』と呼ばれた白い青年、『一方通行(アクセラレータ)』はクリファパズルに続くように簡単に名前だけ言うと、ここに来るまでしばらく歩き詰めだった為に壁に背を預けると三人に問う。
一方通行「一つ聞く、外には映画でよく見るようなバケモン共が彷徨いてるが……あれについちャオマエら、何かしらねェか?」
その問いは、街に蔓延る怪物たちについてであり、なぜああいった人外が大量に発生しているのかの原因に心当たりはないのかと聞いているようだ。
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