スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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【 遊園地 メリーゴーランド付近 】
>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、ギデル、シックス、遊園地all
「…えるぅ!わるもの、ちがう!だいじょ…__みんな!」
穏やかな微笑みを向けられてはまじまじとLを凝視する。純粋な誠意と本意。感じ取ったそれらのものから信用して良いと直感的に悟り頷き返す。それから今も警戒を続け、エルを守ろうとしてくれているレインコートの少女(シックス)やエルと同じ疑問を抱いていた猫の獣人の少年(ギデル)に信じて大丈夫だよ、といった趣旨の言葉を告げようとしたその刹那。
濃霧が辺りを覆う。
驚きながら思わずギデルやシックスへと手を伸ばすが瞬く間に濃霧が彼らの姿を覆ってしまう。異変はそれだけでは終わらずに先程までは感じることのなかった異質な気配が突然現れ、蠢きながら近付いてくる。見たことも感じたことすらもない歪んだ存在。
ギデル達を見失ってしまった悲嘆や得体の知れない存在への恐怖が入り混じった感情から泣きそうになりながらゆりかごの淵をぎゅっと握りしめる。
身体が硬直しているのか、ただただLの背中を見つめることしかできないでいると突然現れたのは軍服姿の少年。喫驚のあまり、溢れ出そうになった涙が引っこんでしまいゆりかごから身を乗り出してその少年を注視してしまう。
何やら囮となって1人で得体の知れない存在と対峙し、エル達を逃そうとしているみたいだ。
「やーや!いっちょ!いっちょがいい!!える、ぷりきゅあなの!えるもいっちょするの!!」
相手から告げられては即座にぶんぶんと激しく首を左右に振り、自分は戦えるから一緒に立ち向かおうと必死に伝える。
エルだってプリキュアなのだ。仲間達のように誰かを守りたい。だからこそ1人を置いて逃げるなんて真っ平ごめんだ。元の世界で仲間達がエルを狙おうとする刺客から幾度となくそうしてくれたように。この世界で先も、そして今も守ろうとしてくれている彼女達のように。そう思うと恐怖心は消え去っていく。右手を胸に当てては霧に隠れて視えない歪んだ存在がいる方向を睨みつけ、いつでも変身できるように構えながらその存在の姿が視えるのを待ち。
【倉庫地帯 魔人アーチャー】
>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL
>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ
>136
魔人アーチャー「ふは、言いえて妙じゃな。…儂を呼んだのがそちならば色々とやりやすかったんじゃが…どうやらそうではなさそうじゃし色々とこの場所はおかしいようじゃからのう。ふむ…そうか。ぶっ飛んではおるがそう仮定して動くのがよさそうじゃな。情報感謝するぞ、異国の魔術師よ。儂もここに来た理由は物資の略奪じゃ。…まぁ今爆撃してきたあのうるさい鋼鉄のハエ(ヘリコプター)もその1つじゃろ?あんなのがブンブン飛んでるような場所じゃし是非もない。理由を考えるだけ無駄じゃ、先ずは衣食住の確保が最優先じゃな。食は儂には必要ないんじゃが別行動している奴らがおってのう。南蛮の伊達男と人斬り集団の病弱剣士なんじゃが」
(核心を突いた言葉に、その通りじゃ!と破顔一笑するとこういう魔術師の下に呼ばれたいものだと惜しみながら状況を共有する。柔軟な考えで動くのが吉と見たのかそこまで驚きはせず、自分も状況を話せば今頃どうしているものかと別行動している仮の契約主と、もはや腐れ縁でもある剣士の存在を明かして)
魔人アーチャー「おぬしらの世界の竹千代とサルは揃ってバケモンか何かか!…まぁ家康はわしのカリスマ効果ないくらい自由だったしサルに至ってはのう…ってそんな事はどうでもよいのじゃ、あのブンブン飛び回る鋼鉄のハエがいる様じゃ迂闊に外にも出れんな。撃ち落とそうにも儂の火縄銃じゃ分が悪いんじゃが?」
(確かにそう呼ばれていたし呼んでもいたな、と自身の自慢の部下だった秀吉と家康を懐かしみながら、「どうすんじゃアレ」と去っていったヘリコプターの方角を見ると)
魔人アーチャー「聞けば儂も女だったり男だったりするらしいし別に謙信が男か女なんか些末な問題じゃな。どちらにしろ厠で…おっと、これ以上言うと儂の所の謙信は本気で殺しに来よるで辞めておこう。ほほう、じゃあ儂の家臣みたいなもんじゃな、はっはっはっは!まさか儂と縁のある者とこうして出会えようとは。上杉とはまぁ色々あったがこんな状況じゃ。儂としては同盟を結びたいんじゃが…どうじゃ?この摩訶不思議で面妖な場所は戦国の世ではないのは明らか。手を組まんか?織田と上杉が組んだら最強じゃろ。儂の配下おらんし儂のワンマンアーミーだけど!」
(別の世界という、想像もできなかったその事象でこうして自身を知る者や自身が知る者と出会えた事に感銘を受けながらも、ブラックジョークを飛ばしつつ急に真面目な顔になり、謙信と卓を見ては手を組まないかと提案して)
魔人アーチャー「なんじゃこれ?キリシタンがよく持ってるアレに似てるのう。……なるほどのう。お主らの言う事は確かに一理ある。拠点のぉ…城みたいな場所があればいいんじゃがそう簡単には行かんじゃろうな。…実は儂と別行動している者がおるんじゃ。同じように食料や雨風を凌げる場所を探しておる。儂は単独でこっちに来てたんじゃが合流しようにもこの悪天候じゃのう…。ともかく、先ずは足場を固めるのは同意じゃな。外から聞こえてきた銃声からして何かしらおるのはおるんじゃろうが…」
(メダリオンやキャンドルを見て、生前自身が保護していた宗教の人間がこんなものを持っていたなと思い返して。美鶴、章吾の言葉を聞けば同調の意を見せて)
【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】
>????、加州清光
>134 >140
ミルコ「うおわっ!?なんてこった、ここはポヴェーリアか何かかよ」
桜セイバー「…?違う…?何が……ッッ!!いけない、マスター!更に音が…それにこの音は…」
(いきなり飛び出してきた正体不明の相手に反応して沖田総司は瞬時に斬りかかろうとするもマスターであるミルコが驚いたのを見て防衛に専念する。異様な様子を見て譫言の様に呟いた言葉を復唱しようとした彼女だったが、研ぎ澄まされたその心眼がさらなる気配を、魔術師である彼よりも早く感知して)
ミルコ「…どうなってる。そんな気配なんて微塵も…。おい、そこの!動けるか!ジャンカーか何か知らんが如何やらマズい状況になりそうだ…!サムライガール、応戦できるか?」
桜セイバー「その呼び名は些か語弊がですね…。はい。この方を守りながらまずは状況を打破しましょう…それに、まだ他にもうっすらと気配を感じます。私としてもあまり長期戦は…」
ミルコ「ヒュウ、こりゃ魔術師顔負けだな!分かった…最悪抱えてでも逃げるさ!」
桜セイバー「(この気配…初めて感じる筈なのに何処か懐かしい…?同じ隊士が他にいるんでしょうか…?それとも…)」
(その場にへたり込んだ謎の男に呼びかけるも、迫ってくる音が大きくなるのが分かれば魔術師である自分も前に出て、契約したサーヴァントである沖田総司のもとへ歩み寄って。不治の病に犯され、英霊となった今でも苦しむ彼女のことを考えれば、余り対多数の戦いはするべきではない。それにこの男の事も捨て置く事は出来ない為、まずは向かってくるであろう敵を迎え撃つ準備を始めて。男を守るようにして立ちながら、沖田は最後に感じた気配が何処か不自然で、違和感がある事を感じ取っており。そちらにも注意を向けながら愛刀である加州清光を握る手に力を込めて)
>142
【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???
「わ、…俺は敵じゃないから安心して。あんたらが何者かわからないけど、今ちょっと大変な状況なのはわかったしさ、助太刀くらいなら俺もできるから」
(驚かせてしまったかと頬掻きつつも、隠れながらそう言って。異様な金属音が耳をすますと聞こえるため、警戒しながら自分も本体である刀を鞘から抜いて。時折様子を伺うと、女性(桜セイバー)の帯刀する刀が自分に見えいやそんな筈はと首を振って。)
「(いや、俺は池田屋で欠けちゃったから持ってるのは付喪神の俺だけなはずだよね…あと沖田くんは男性だし)」
(あれは“加州清光”なわけがないと自分に言い聞かせながら敵を待ち)
(/遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。ようやく時間が取れたので回しておきます。
トピ主様、継続は嬉しいことですがどうかご自愛くださいませ。
改めてよろしくお願いいたします)
> BAR・アシュリー(店内)ALL
【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】
レイチェル「……ええ。あのね……」
(脹相、そしてダグラスに「なにか見えたか」と聞かれ、頷いてそう答える。)
レイチェル「あの窓に、赤い三角コーンみたいな頭をしたなにかがいた。…気のせいかもしれないけど、あれはなに?」
(そう言ってもう一度窓の方を見ながら、異形頭のなにかがいたと話す。
信じてくれないなら別に構わない。生憎"話を聞いてもらえない"ことには慣れているから。)
【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】
>????、加州清光
>143
桜セイバー「…なれば姿を見せたら如何です?そう言われて「はいそうですか」と信じる程私はお人好しじゃありません。マスターに危害を加えようものならその首、三歩の内に飛ばして…」
(すでに集中しているのか、研ぎ澄まされた殺気を隠れている相手に向けながら牽制する。先ほどとは打って変わって冷酷無比な声色で脅しではないぞ、とでも言うようにじりっ、と半歩距離を詰めようとすれば…)
ミルコ「止めろセイバー。ヘイ、チラチラこっちを見てるそこの!ウチのサムライガールが悪かったな。スイッチが入っちまうと何でもズバズバ斬っちまうんだ、許してくれ!アンタもここに何かしら探しに来たクチか?」
桜セイバー「………話は後です。目の前に集中を…!」
(普段の茶化すような声とは違う真面目なミルコの静止の声に桜セイバーの足が止まる。頷きながら様子を伺う相手に悪気はないんだと謝罪の意を述べながらゆっくりと近づいて対話を試みる風変わりな男。その男の意図を汲み取った彼女もそれ以上の追及はせず、集中するようにと短い言葉を交わしては再び刀を握る手に力を込めて)
>145
【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???
「え、ごめんって、本当にあんた達に迷惑かけるつもりないんだよ…!」
(冷たく言われてしまえばぶんぶんと首を振り、少し前進し少しだけ姿を見せたタイミングで男に彼女が制止された。この二人はどういう関係なのだろうと思いつつ警戒的な彼女に代わり話しかけてきた彼に返事を返そうとし)
「俺はさっきこの病院の前になぜか出てて…そーね、女の人の言う通りなんかこっち来てそう」
(手がかり探しと説明しようとした矢先、彼女の言動にも一理あると思い頷いて。後で彼らと情報共有しようと思いながら自分の本体である打刀を構え直して。それは“加州清光”そのものの刀である)
>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス、パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1)
>142
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
ミシェル「仮説を仮説で重ねてはいますがこの世界を探索していけばおのずと真実は見えてくることは確かでしょう。今は生き延びる事が先決なのは同意です。とんでもござませんこのような拙い推論をお褒め戴き光栄です。同行者の方がいらっしゃったのですね?残念ながらそのお二方を私達は見ておりませんね…」
情報が足りなさすぎる中で参考になってくれたのであれば幸いであるとお辞儀をする。
確かに理由は生き延びた後にでも考えられる。しかしその上でもやはり今後の行動方針を固め目標を定める為には探索しながら情報収集と考える事に余念は無いようだ。また同行者が魔人アーチャーに居ると言う事だが言われた人物像の者とは会っていない事を伝える。
上杉謙信「???私としてもいろいろあったが彼と共に居られるのであれば満足であり貴方には含む所は一切無い。この状況に願っても無い事、共に生き延びる為にJAPANの帝として同盟を結ぼう信長公。私の知る信長公は病弱だった時から一対一なら尾張で右に出る者はいないという剣と柔術の使い手だったのですが、火縄銃の使われるのか。貴方も私より頭が良いと見える。知識ある者が増える事はより視野が広がる我々が組めば不足はない」
的場卓「あはは俺も織田家の武将として戦ってたから間違いではないのかな…?。じゃあ決まりだね!お祝いにお団子を作るよ!材料を見つけたら必ず作るから、約束する!」
厠という部分で首を傾げながらも魔人アーチャーには決して含む所は無いし願ってもない同盟の打診を謙信は快諾し、その様子を見て笑顔になり別世界とは言え同じ兄のように慕う信長に教わった団子を同盟の記念として団子を作ると約束する。
パック「なにこれ?」
パックは不思議そうにしているとミシェルは見つめ鑑定した後蓄えられた知識からそれぞれが効果があり魔除けの洗礼が施された聖なるコインと特殊な製法で祝福・洗礼された聖なるキャンドルであると伝える。
ドリー「数はあるし分けてもよさそうじゃ、信長殿にも渡そう。使い道は好きになされ」
ドリーはそこそこ数がある事を理由に魔人アーチャーにも自分達からの信頼の証としてセントメダリオンとホーリーキャンドルを一つずつ渡す。
川田章吾「安心できる要素かは分からんがあのうっとおしいクソヘリに関しては撃破する策は全員の力を借りれば幾つかある…お前さんの火縄銃含めてな。この状況が状況だ余り贅沢は言えねぇが最低限目立たず雨風を凌げる場所を当面は拠点探しと物資確保を目標にした方が良さそうだな…お仲間さんが居たのか?俺も見てないな」
芦川美鶴「では信長公の当初の目的だった物資及びそして城とは言わないまでも今後の活動拠点の確保を僕達の明確な方針にして余力があれば助けを求める人々の救助を行います。僕も見てはいませんが信長公の同行者の二人も探索を行おう」
皆それで良いなと美鶴が全員に問うと少なくても魔人アーチャー同様異議なしと言う事で一致する。
芦川美鶴「今ヘリの方は一時的に離れたみたいだから外の状況を確認して再度探索しよう。今更ながら申し遅れたが僕は芦川美鶴」
川田章吾「そういえばそうだな俺は川田章吾」
的場卓「教えてなかったねごめん。俺は的場卓」
ミシェル「名前を名乗らなかった非礼をお詫びします。私はミシェル・サヴァンと申します、宜しくお願い致しますアーチャー様」
パック「うっかりしてたわ!オレはパック、よろしくノブノブ!」
ドリー「そうじゃったな大変失礼した。妾はドリーじゃ」
今更ながら魔人アーチャーの名前を聞いた後に名前を名乗っていなかったことを気づきそれぞれ名前を名乗る。
>138 鯰尾藤四郎
>141 エル
> 遊園地ALL(ギデル、シックス)
【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近(交戦しつつ後退)/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】
■■■…
奇妙な錆び臭さを伴って姿を現し始めるのは歪なヒトガタの異形(ライイングフィギア)…その姿は両腕を拘束されたヒトガタが、頭から全身をゴム状のもので覆われた様な姿をしている。その体躯のあちこちに裂け目があり、シュウシュウと音を立てて地面を焦がす腐食性の黒い液体を滴らせながら形容し難いおぞましい異音と共に数体、身をくねらせて歩み寄って来る。
それも一体二体では無く、霧の中から次々と姿を現して来る。
L「!――支援感謝します。いえ…この状況での分散は合理的ではありません。この場は共に突破しましょう。」
新たにこの場へと(本人が意図したかは不明だが)馳せ参じた形でやって来て殿(しんがり)を買って出た古風な軍服姿の不可思議な雰囲気の少年(鯰尾藤四郎)に礼を述べながらも、戦術人形(L)はこの場からの離脱は一緒にするべきだと言いつつ空いた片手で幾つかのハンドシグナルを表して…
周囲に展開している自身のダミー(傀儡人形)をリグループ(再集結)、バラバラと足早に駆ける音と共に先程と同じく彼女(L)と同一の(姿)と装備をした者達が4名、其々二人(鯰尾藤四郎、エル)を援護、もしくは護る形で配置に就きつつ迫り来る異形(ライイングフィギア)の多数の影へ無機質にその銃口を向け――
L「各個射撃再開、(敵)の接近を許すな。」
(霧)の影響か視界内に表示される他のダミー(傀儡人形)の映像がかなり乱れているが其々が指向した目標へと一斉に得物(SCAR-L)を構えて引き金を引き絞る。
小口径高速弾(5.56mmNATO)特有の甲高く大気を切る様な銃声が鳴り響き――空薬莢を撒き散らしながら点射、或いは短連射で鉛弾を迫り来る異形(ライイングフィギア)へと撃ち込んで撃ち斃してゆく。
L「後方援護します、直接(仕掛ける)のでしたら貴方(鯰尾藤四郎)の動きに追随して合わせますので。」
TATATATAN!TATAN!
彼女(L)自身もライフルの光学照準器(ホロサイト)を覗き標準射撃姿勢で発砲しつつ斬り込む様子の彼((鯰尾藤四郎)にそう申し出る。現状これらの怪物の群れに半ば包囲され掛けているのは把握しているが――自分とダミー分隊、そして彼(鯰尾藤四郎)でどうにか突破口を開いて此処(遊園地)から離れなければならない。
―だが戦術人形(L)は、自分が背後に庇って護り戦う対象――何か奮い立った様子の件の不思議な赤子(エル)が人智の及ばぬ“力”で戦い、そして立ち向かえる意思と勇気を持つ戦士(プリキュア)である事は露知らず。
>125 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????→星の精×1、????→アースィフ・アリー・ザルダーリー】
ことも「!!」
見える範囲ながら、彼(狩人)が取り出した“代物”――嘗て此処ではない何処かで行われた人智及ばぬ次元の彼方の存在との(交信)の秘儀に用いられた奇妙な(精霊)―――其れが意味する事は幼い少女(ことも)には理解など出来ないが幾度も(夜)を超えて霊的なモノとは異なる“禍津神”めいた信仰の絶えた(成れの果て)めいたモノとも遭遇してきた彼女からしてみても―異質極まり無い代物。
其れを取り出して何を行うのか――リボンの少女(ことも)は物陰から隠れて息を潜めながら怯えとも好奇心とも言えない奇妙な感覚で、食い入るように成り行きを見守る。
アリ「!……了解した。」
短く簡潔ながら現在此処で起きている事を正確に伝える(狩人)の言葉に、落ち着ける事を期待して飛び込んだ此処(廃屋敷)が安全とは程遠い環境である事を察した異なる時代の異なる世界の傭兵(アリ)は了解の意を伝えて周囲の(霧)の動きに注視し…何時でも瞬発的に動ける様にライフルを構えながら備え――
霧の中、まるで(不可視のデメリット・弱点)を理解したかの様に(床を静かに這って)、静かに包囲を続ける(触手)が再びヒュンッと小さな風切り音を立てて中空へ伸ばされ――反射的に其方へ銃口を向ける傭兵(アリ)と、物陰ながらも驚いた様子でその空間へ視線を移す少女(ことも)
だが次の瞬間には一連の彼(狩人)の(動作)と共に発現した小宇宙から爆発を伴い放たれる異質な輝きの光弾、無数の其れが霧を?き分けて誘導弾宜しく(不可視の怪物)本体、そしてそれが展開している(触手)へと向かい、直撃して打撃を与える。
■■■■■■――
声にならぬ声、形容し難い悲鳴とも金切り声とも言える轟音を発生させながら――(不可視の怪物)は対峙する者達の前にそのグロテスクな姿と輪郭を垣間見せる。
ゼリー状で触手のような吸入口を無数に生やしたイソギンチャク、もしくは臓物めいた胴体に、大きな鳥のような鉤爪を生やした脈動する球体のような姿をしている。
“星の精”
本来であればとある魔導書に記された呪文を以って何処とも知れぬ星間宇宙の狭間から呼び出される存在(神話生物)
伸ばし切った多数の(触手)は既に(狩人)の手により幾本か失われているが再生し始めている様だ。(光弾)が直撃した幾つかの箇所を焦がし明確なダメージを負いながらも残りの(触手)を振り上げて全方位に槍の如く刺し伸ばさん。
アリ「…!!――何だコイツは」
ギョッとした様子で思わずそう口にする傭兵(アリ)はM4E2の銃口を其方へ向けてフルオート射撃で小口径高速ライフル弾(5.56mmNATO)を容赦なく撃ち込み続ける。床を空薬莢が小気味の良い音を立てて転がってゆき、眩いマズルフラッシュが薄暗い室内を照らし出す。
あくまで(対人用)の弾丸ではあるが立て続けにダメージを負った手負いの異形(星の精)に畳み掛けるには十分らしく、触手による反撃前に大きく隙を見せる形になる――それこそ(この手)の得体の知れぬ化け物を駆り続けている専門家(狩人)の目に前で…
>>141 エル
>>148 L
>遊園地All
【 遊園地・メリーゴーランド付近/鯰尾藤四郎 】
鯰尾藤四郎:遅かったか…。そうですね、一緒に戦いましょう
( あっという間に囲まれかけていることを理解し、赤子(エル)達を逃すことはできないことを悟ってはぼそりと吐き捨てるように。それから少女(L)が言ったことに同意をして )
エルちゃんだよね?強くて優しい子だね。でもここは危ないし俺達なら大丈夫だよ
( 赤子(エル)の必死の訴えかけを聞き、「ぷりきゅあ」と未知の単語を不思議に思うが共に戦おうとしてくれてることを理解し。とはいえそれが実際に戦える手段を持っているとはわからず。笑みを浮かべて自分達は大丈夫だから安心して待っているように…と諭すように伝えては接近してくる異形(ライイングフィギア)を斬り伏せて )
援護、ありがとうございますね!
( 心強い援護射撃に少女(L)と少女と同じ姿をした者(Lダミー)に礼を告げては歩み寄ってくる異形(ライイングフィギア)に向かって左右に大きく動きながら連続斬りを放ち。と同時に次々と姿を現し続けるそれにこのままではジリ貧になることを危惧し、何とか血路を開こうと比較的に異形(ライイングフィギア)の数が少ない方を探り出そうとし )
>136
>147 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン
>133
>142 魔人アーチャー
【倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス(死亡)、パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1】
閃くマズルフラッシュ
床に散らばってゆく空薬莢
殺到する血で薄汚れた黄色い異形(パーティゴア)
銃撃で数体が斃れるが
群がり、組み付かれ、足蹴にし、引き離そうともがき――引き裂かれる肉の音
滴り飛び散る鮮血
そして絶叫
サイクス「ガァアアアアアアアアアアアアッ」
ぶちぶちと皮膚と共に片腕の筋肉繊維が裂ける生々しい音、蜂の巣にして転がっている数体を除いて組み付いた(黄色のスポンジめいた人型の化け物)にPDWを持った右腕を(千切られ)た赤モヒカンのDクラス職員の囚人は――脳内麻薬の影響かじんわりと麻痺している痛覚任せで無事な片手の9mm拳銃を押し付けて数回引き金を引くが
そこまでだった、組み付いた化け物(パーティゴア)の個体は多少怯みこそしたが、そのまま大きく鋭い牙を乱杭めいた並びで揃っている裂けた口をガバリと開き――
ガシュッ■■■■
そのまま首元ごと肩越しに喰らい付いた…
サイクス「こんな…野郎…共…に」
そのまま押し倒される形でオレンジの囚人服姿の男(サイクス)は崩れ落ち、其処へ群がった(パーティーゴア)が次々喰らい付き――肉を骨ごと引き裂かれ喰われ始める。
ごぼごぼと口から血泡を拭きながら赤毛モヒカンの囚人は目を見開いたまま息絶える。
後には水気のある貪る咀嚼音が倉庫群の一角で響き渡るのみ
【(死亡)ベンジャミン・サイクス@SCP Foundationよりオリジナル】
―――
―
一方、双方とも自己紹介と簡単な状況整理を済ませてこれからの行動指針を決めている最中――濃霧と降り積もる灰の中にぽつぽつと雨粒が混ざり、降り頻り始める。
霧深い環境で雨というのもこの状況では奇妙な事であるが、もっと奇妙なのは降って来る雨粒がやや鉄錆染みた匂いのする薄茶色なモノだという点だ。
さながら錆混じりの水道水――或いは血が薄まった水の様な…害らしい害は無い様だが――余り気分の良いモノでもないのは間違いない。
――そして霧と降り頻る錆臭い雨の驟雨の中――離れた場所から彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)を見つめる――八尺の身長をした“影”
【倉庫地帯 魔人アーチャー】
>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL
>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ
>147 >150
魔人アーチャー「ぬう…ならば進むしか道はないようじゃな。そうか、まぁあいつらも雨風凌げる場所と食い物を探しておるだけじゃしそんな心配はしとらん。合流できるに越したことはないがこの悪天候ではのう。魔術的なものは一切感じない交じりっ気のないモノじゃ…それに…ッ、あまり一か所に長く留まるのは愚策やもしれんな。感じぬか?血と死肉の臭いがする」
(ミシェルから得られた情報を基にこの後をどうするかと思案に暮れていたがぴたりと動きを止めたと思えば、木瓜紋のついた軍帽のつばに手をかけ、ふぅ、と息をついて。弓兵として召喚された故に目と耳の感覚は鋭敏になっており外で聞こえていた銃声が止んだのと同時に、断末魔の様な慟哭をかすかに感じ取っていたのか何処か歯切れの悪い言葉で)
魔人アーチャー「一度は取りかけた天下じゃ、織田信長という武将はそうでなくてはならん!フッ、交渉成立じゃな…!軍というにはアレじゃが織田、上杉の同盟がこれにて成った。
第六天魔王であるわしと軍神が組めばもはや敵なしじゃでな!ハッハッハ、そこまで言うのであれば楽しみにしておるで、精進するのじゃな!…最も、まずはこの状況をどうにかしないとじゃが」
(戦国三英傑の1人として信長たるものはこう在るべきだと、覇を唱えるが如く言い放つと上杉謙信との同盟が成った事に満足げに頷いて。祝いとして自慢の団子を作るといった卓に対して期待している、と発破をかけて腰に差した刀「へし切長谷部」を頭上に掲げては、急にシリアスな顔と口調で戦の準備を進めていき…)
魔人アーチャー「あまりこういう物は使いたくないんじゃが是非もないよネ!いつか使えるときがくるじゃろと踏んで貰っておこう。わしが絶好調なら蜂の巣にしてやるんじゃが生憎この雨じゃわしの火縄銃は使えぬ…それにの、このまま此処にいるのはマズい。」
(生前に石山本願寺及び一向一揆と10年も争っていたことがあるので仏門衆にはあまりいい印象を抱いておらず、怪訝そうな顔をするが使えるものは使おうというスタンスなのか素直に受け取って。聞こえてきた雨音と錆びた鉄の様な、血と死肉の臭いを嗅ぎ取って不利を悟って)
魔人アーチャー「うむ。正直覚えられるかめっちゃ不安じゃがあい分かった!宜しくのう!…早速なんじゃが何時までもここに籠城する訳には行かぬ。後詰無き籠城は全滅を待つだけじゃ。ここは雨風を凌げて物資もあるが守りにくく地形の利があまりにも少ない…外の状況も良くはなさそうじゃがわしはやはり討って出て、同じような状況に陥っている流浪者を探した方が良いと思うんじゃが…どうじゃろうか?おぬしらの意見を聞きたい」
(いっぺんに言われたので若干ヤケになりながら頷くと、今後の方針を決めようと問いかけ)
【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】
>146
>????、加州清光 病院ALL
ミルコ「やっぱり何処か妙な場所なんだな、ここは…。俺は此処に何か物資がないか探しに来たんだ。最悪雨風凌げる場所も欲しかったからな!あぁ、ギャングかマフィアかわからないがこんな廃墟にいる奴らだ、ロクなもんじゃねぇのは俺のカンでも分かるぜ。単独行動は危険だぜ、まずは協力しようじゃないか?」
桜セイバー「貴方も刀を使うのですね。その恰好、何処か高名な剣士と…―――っ、え…?」
(うーん、と唸りながらこちらの目的を明かすと同時に、協力を持ちかけて。単独行動は危険だと諭すような口調で問いかけて。未だに訝しそうに相手への警戒心を出したままの彼女は刀を持って現れた姿を見て何処か親近感を感じたのか、相手の刀を見ては驚愕の表情を浮かべて言葉を失って)
ミルコ「うん?どうしたサムライガール?」
桜セイバー「そんな…それはまごう事なき加州清光…!この私の他に使い手がいたという話は聞いていましたが…貴方は一体…?」
>148 ことも、アリ、ALL
【廃屋敷/リビング】
神秘の力を帯びた無数の光弾は確りと不可視の敵に命中し、その肉体に少なからず深い手傷を負わせる事に成功したらしい。その証拠に敵(星の精)は苦しみの咆哮を放った上、遂にその姿を顕現させた。無数の触手を生やし、イソギンチャクに近い肉体を持つその敵(星の精)は、今まで狩人が何体も狩ってきた上位者、あるいはその眷属に近しいものを感じる怪物だった。先程の縦振りが大した効果を成さなかったのも合点がいったという風に、狩人は脳内で手を叩いた。そもそも弱点たる頭部など初めから無かったのだから。
しかし感心している暇などない。あの怪物も(星の精)上位者性質を有すると思われる者、その生命の灯火は触手を切断され“彼方への呼びかけ”を直撃させただけでは吹き消すことなど出来ないのだ。怪物(星の精)は未だに抵抗の意思を見せ、触手で周囲を貫こうとしてくる。精霊を再びポケットに仕舞い、狩人の象徴たるノコギリ鉈を再び抜刀せんとするが、どうやらその必要は無かったらしい。狩人が行動を起こすよりも先に、先程侵入してきた男(アリ)が掩護射撃を行ってくれたようで、連続した銃声が耳に、発砲に伴う閃光の明滅が目にそれぞれ入ってきた。狩人のそれとは比較にならないほどの連射力を持つ銃は持てる力を余す事なく存分に発揮したようで、今にも触手でこの場の全てを刺し貫かんとする怪物(星の精)の攻撃を妨害し、大きな隙を作る形となった。そして当然ながら狩人はその隙を見逃さない。
「感謝する」
隙を作ってくれた男(アリ)に感謝の言葉を述べながら、軽快なステップで怪物(星の精)に接近し右手の指を平行に並べて手刀を作れば、それを思い切り目の前の怪物(星の精)に向けて突き出した。
内臓攻撃──それは大きな隙を晒した敵に行う狩りの技。手刀で外皮を貫き、内臓を引き摺り出すようにして引き抜く事で体内に甚大な損傷を与える、まさしく致命の一撃。その内臓攻撃が今まさに、怪物(星の精)に向けて放たれたのだ。
>151
【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、???
「そうね、俺も賛成。脱出するんなら仲間の数は多い方がいいし」
(彼らは見た所敵ではなさそうだと思い、この何が飛び出るかわからない世界で一人はヤバいとも思いながら頷いて。ふと刀を持った彼女が自分に驚き、加州清光の存在を知っていると知れば彼女も使い手なのか、そもそも俺と言われる刀がまだあったっけ等疑問が浮かぶ。とりあえず自己紹介かと思い)
「えっと、俺刀の付喪神なんだよね。まあ刀に魂が宿って人間っぽくなったみたいな。…んで、俺が加州清光の付喪神。沖田く…沖田総司に使われていた打刀だよ」
【 遊園地 メリーゴーランド付近 】
>L、Lダミー×4、鯰尾藤四郎、遊園地all
"強くて優しい"
エルに向けられた言葉。
それはこの場にいる者達に当て嵌まる言葉だ。
見ず知らずの誰かを助け、正体不明の存在に立ち向かう。
行動理念はどうであれ、強くて優しくてまるでヒーローみたいだ。
エルを護る形で配置についた少女達(Lダミー)を見上げる。
得体の知らない、奇妙なもので溢れている霧と灰の街。この先、どうなるのか、どの様な目に遭うかわからない。
が、今はできることをしなければ。
エル「えるも!ひーろーのでばんです!」
全員の顔を見渡して守るべき存在を認知し、仲間の1人であるヒーローに憧れる少女の口癖を真似してみせて己を奮い立たせる。
次の瞬間、エルの体が紫色の光に包み込まれ中学生相当の少女の姿へと変貌を遂げる。
「スカイミラージュ!トーンコネクト!ひろがるチェンジ!マジェスティ!」
マイクの形状をした変身アイテムであるスカイミラージュを手に取り構えてはスカイトーンをはめ込み、掛け声を唱えると次第に姿が変わり始め__。
キュアマジェスティ「降り立つ気高き神秘!キュアマジェスティ!」
瞬く間に可憐さや威厳を感じられるような女王を思わせるコスチュームに身を包み、変身を遂げて高らかに名乗りを上げる。
名乗りを上げ終えたのと同時に普段以上に体力を奪われるような感覚に襲われる。この街の性質だろうか。難しいことはわからないが直感的に変身が長く保たないものだと理解してしまう。しかし、守りたいという強い思いを抱えた今のマジェスティにとっては些細なこと。変身が解除される前に早急にけりをつけてみんなと一緒に安全な場所に……。
背後から身をくねらせながら接近し自分達に迫り来ようと目論む2体のライイングフィギアに向けて目にも留まらぬ速さで苛烈かつ優雅な蹴りをお見舞いし、ふわり、と音を立てずに上品に着地しては左手で髪を払う仕草を見せる。
「みんな、守ってくれてありがとう。でも長い時間は無理だけどわたしも戦えるよ。だから一緒に乗り越えちゃおう!」
蹴りによって吹き飛ばされた2体の気配が遠ざかっていくのを見届け、応戦しているL達に戦士としての凛々しい_しかし何処か変身前の赤ちゃんらしい無邪気さを感じられる顔つきで伝える。
何とか彼女達を援護するように立ち回らなければ。そう考えて周囲の状況を確認する為に見渡して。
>142
>145
>151
ミルコ&桜セイバー
>140
>143
>146
>153
>加州清光
>廃病院ALL
【廃病院/????、バブルヘッドナース×多数】
奇しくも“縁”の有る者、しかし在りし世界や時代の(差異)、本来であれば出遭う事自体が有り得ざる事であろうこの奇妙な(邂逅)に戸惑いながらも一先ずそれ以上に(身に迫る脅威)を前に協力して対処する道を選んだ仮初のマスターと英霊(サーヴァント)と名のある一振りの付喪神(刀剣男子)、各々
自己紹介をしつつ状況認識を共有しつつ、接近しつつある(ナニカ)に備える中
座り込んだままのくだんのオレンジ色の囚人服の男(????)は、不意に立ち上がると、廊下の壁に
歩み寄り
ぶちりっ
と自身の指先を軽く噛み切り、血を滴らせて――その血で壁に何かを一心不乱に書き始める。まさしく狂人めいた行動だが――魔術師としての経験と素養のある彼(ミルコ)ならば、何か規則性のある魔術的な(紋様)の其れだと分かるかもしれない…
無論、形式化された既存のルーンやドルイド系のソレとは異なる“異質”なモノだが…
????「止まらない止まらない止まらない」
――
一方
ギャリリリリッ
見えてきた異様な風体のナース(看護婦)の群れ――錆色に汚れ、人間味の無い、変質した頭部を持つ
――異形、じりじりと近付きながら、手にした鉄パイプや得体の知れない薬品の入った注射器、メスや旧式のリボルバーで襲い掛からんとして来る。
【廃雑居ビル(屋上)】
>122 ニコライ・ジノビエフさん、廃雑居ビルALL
イザナ:(内心:へぇ、修羅ってんなコイツ・・・面白れぇじゃん。)(薄く笑みを浮かべたまま傭兵の様な老人をしばらく見つめると、やや目を細めゆったりとした足取りで相手の居る方へ歩み寄る)
さっき、そこのドアからオレを見てたのはアンタだろ?ちょっと聞きてぇ事があるんだ。・・この辺りでオレの下僕、見てねぇかな?(一定の距離で足を止めると、首を傾けて相手に相方を見掛けなかったかと尋ねる)
【自然公園(移動中)】
>122
>135 桜庭長春さん、SM、????、自然公園ALL
鶴蝶:ちっ!しつこい連中だな!!(少年の腕を引きながら走りつつ後ろを振り返ると、嬉々として追い掛けてくる化け物達に舌打ちした後苦々しく呟く)
(内心:マズイ・・!このままでは追いつかれちまう・・!)何処か隠れられる所は・・うわっ!!な、何だ!!?(徐々に化け物達と自分達の距離が縮んでいることに焦り、隠れられる場所はないかと走りながら周囲を見回していると、突然謎の銃声に驚き声を上げる)
・・迷ってる場合じゃねぇな・・・あっちだな!(少年の腕を更に強く引くと、彼の言う方向に向かって走る)
(/主様、桜庭さんの背後さん、返信が遅れてすいませんでした。)
>129 博麗霊華&霧雨亜理紗
>132 ガイスト
>南部住宅街ALL(一方通行&クリファパズル)
【南部住宅地(住宅内)/“霧”発生/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】
マーフィー「…ゲイシャ(『両儀式』)にキャリー宜しく血塗れのファーザー(神父)とは―― 一応“人間”ではありそうだが」
『両儀式』「あら、“御座敷が掛かりそうなほど花紅緑柳”に見えたのなら光栄な事ね。―えぇ、その認識で間違い無いわ、小さな魔法使いさん(亜理紗)」
少女(霊華)に諭され構え掛けたアサルトライフルの銃身を下ろしながら、再び現れた二人分の人影を見据えて――最初の二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)やその後に来た二人組み(一方通行&クリファパズル)で中々浮世離れした容姿や外見には多少慣れた部分もあったが、今し方来た二人(『両儀式』ガイスト)は其々違う意味でインパクトと不自然さが際立つ。
だが一応話が通じるという点からまだ(まとも)だと判断して――
マーフィー「…俺はマーフィー・シーカー、こっちの四人はアリサとレイカ、アクセラレータ(一方通行)にクリファパズル――!?」
『両儀式』「…いけないわね。この“霧”は――」
ニット帽の傭兵が手短に自己紹介をしつつ名を尋ねようとした矢先、不自然なほど濃い“霧”が屋内に不意に入り込み、近場だと言うのに御互いの姿が見えなくなるほどに覆い隠される――
『両儀式』「皆、外へ」
マーフィー「クソッ―― 一体何が…分かった、みんな、一度外に出るぞ。」
“霧”の中、貴人(『両儀式』)は落ち着き払った声でそう呼び掛け、止む無く傭兵(マーフィー)も一度建物から出る様に呼び掛けつつ移動し始める。
そうして飛び出した先には…
>マーフィー、両儀式、ガイスト、(一方通行、クリファパズル)、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】
霊華「わ、分かりました……」
亜理紗(…小さな……)
『息子』の存在が気になるものの、それは落ち着いた頃合いに彼(ガイスト)の口から話が出るだろうとそれ以上の追及はせず。一方、『小さな』魔法使いと呼ばれた亜理紗は身長の低さを気にしているのか、何処か複雑な表情を浮かべており。元々人間以外の種族と関わりのある彼女達からは、2人(両儀式、ガイスト)の姿を見て驚く様子などは特に見受けられないだろう。
相手の状況が分かったところで、互いに自己紹介をしようとするが__突如濃霧が辺りを包み込み、互いの姿が見えなくなるほど視界を覆い隠してしまった。霧に包まれる直前、嫌な予感を感じた亜理紗は咄嗟に霊華の手を繋ぐ。
霊華「えっ?亜理紗、ちゃん?」
亜理紗「霊華さん、霧が晴れるまでは…離さないでください。___私達も出ましょう。大丈夫、方角は覚えていますから」
霊華は突然手を掴まれたことに驚きそちらを振り向くものの、その先に亜理紗の姿は見えず。だが、手を繋いでいるお陰か近くにいることが分かる。……同時に、彼女の手が少しだけ震えていることも。
濃霧の中、貴人(両儀式)の声が響き渡ると、亜理紗は彼女の指示に従い空中に浮かぶ霊華の手を引いて建物の外へと駆け出し。
【南部住宅地(住宅内)】
>住宅地ALL
…この姿では信じ難いと思うが少なくとも我は人間だ
(マーフィーの言葉に冷静に告げた後この場にいる面子を確認した。見た限り人外らしき気配も感じるが元いた世界で見慣れているかつ話が通じる相手と判断し警戒を解いて)聞いた事の無い名だな…我は…!(自己紹介を聞いた後自分も名乗ろうとしふと入り込んできた霧に気付いた。見通しが悪くなり目を伏せた後2人の指示に承知した…!と返し足元に気をつけながら外へと移動して)
>135
>140 山姥切国広、山姥切長義、商店街ALL
【商店街(店の中※雑貨店)/?????】
■■■■…
機会を見計らい確実な精度で振るわれた彼(山姥切国広)の一閃。
嘗てのT-Doll(戦術人形)に取り付いていた異星の寄生生物(ヘッドクラブ)はその一撃で斬られて分離し、わしゃわしゃと脚を蠢かせながら驚異的な生命力で未だ動き、その生存本能から今度は店内に入って来て状況の説明を求めていた彼(山姥切長義)へと寄生する為その頭目掛けて飛び掛らんとする。
一方、寄生生物が外れたT-Doll(戦術人形)…猫耳と尻尾が特徴的な少女の姿をした彼女(IDW)は、糸が切れた人形の様にその場に座り込んで…
????→IDW「…やっと、自由にゃ――ありがとう、おにいさん」
と既にぼろぼろの身体を震えさせながら掠れた声で呟き。焦点の合わない碧眼の双眸で助けてくれた相手(山姥切国広)を見つめて立ち上がろうとするが力が入らない様でその場に倒れこんでしまい。
>135 桜庭長春
>156 鶴蝶
>自然公園ALL
【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×2、????】
BAKAKAKAKAN!BAKAKAN!
SM2「アィエ■■■ッ」
更に立て続けに霧の中から轟く銃声と共にマズルフラッシュが閃き、中口径小銃弾(7.62x39mm弾)が怯んだ緑色の怪人(SM)の一体を撃ち抜き、内一発が頭部にクリーンヒットしたのか、流石のSMも声にならぬくぐもった悲鳴と共に脳漿をぶち撒けて仰向けに崩れ落ちる。
????「先ず一人」
――走る二人(桜庭長春、鶴蝶)の目先に、AK系列のライフルを構え武装した東洋系の女が一人、弾倉を交換しつつ――
????「何処か遮蔽物(物陰)へ身を隠して」
と彼らに呼び掛ける。
途端、霧の向こうから銃撃と、白煙を曳いたロケット弾が飛来してくる、どうやら無傷で捕らえるのは諦めて攻撃を仕掛けて来たらしい。
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