スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>115(スレ主様)
>119
早瀬は漏瑚の指摘に苦い表情で頷き、手の中に握られていた(具現化した言葉)を口の中へ放り込み、まるで食物でも食べるように咀嚼して飲み込んだ後、付け加えるように語り出した。
「…ええ。それにこれは、言語を発話しない相手─つまり呪霊、と言っても…貴方(漏瑚)のように発話出来る程の知性を持っている呪霊は例外ですが─基本的に効力がありませんし…完全に対人用の術式です。」
目前に並べられた様々な物資にちらりと目を遣り、鮫島は自身の持つ(カッターナイフ型の呪具)を取り出して首を横に振る。
「…私はこの呪具があるから必要ないわね。灰音は?」
問われた早瀬も刀の柄に手を掛け、一瞬悩んだ後─物資の中から(ハロゲン式懐中電灯)を選んで一つ手に取り、電源が付くかどうかを確認した。
「そうですね、これだけ頂いておきます。…武器については結構です、私には…これがありますので。」
早瀬は腰から刀を鞘ごと外し、全員が見えるようカウンターに(刀)を置く。早瀬が携帯する刀『髭切』─一度刃を抜いた者を目前の全てを斬り払う"処刑人"と成す代わり、刃の鋭さが増す効力を持つ呪具─を提示した後、再びそれを腰に戻す。
>88 桜庭長春
>103 鶴蝶
>自然公園ALL
【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×3、????】【返信が遅れがちで申し訳ないです。】
SM1「ミエタ…ヒトリフエタ!」
SM2「チョウドイイ、アノチビ(桜庭)ヨリハクイデガアリソウダ」
SM3「HAHAHA!スープノグザイガフエタゾ!」
霧の中でも姿が見える距離で三体の緑色の人喰い怪人(スーパーミュータント)は行き当たりばったりで合流したもう一人(鶴蝶)を視認して“食べ物”が増えたとでも言わんばかりに野蛮で兇暴な喜びを隠さず(おまけに口振り的には煮込み料理にでもするつもりらしい)――しかし外見上小口径の拳銃しか持っていなそうな彼(桜庭)と見た感じ非武装らしき彼(鶴蝶)を観察していた為か自分達の得物は使わずそのまま走り寄って捕らえ様としてくる。
ある意味完全にカモだと考えて油断しているらしい。
体力も常人離れしているからか一切走る速度を落とさず追い掛けていた一体が人間から逸脱した怪力の腕で走る彼ら(桜庭&鶴蝶)を掴もうと伸ばすが
BAKAKAKAKAN!(銃声)
SM2「グアッ!?」
――二人が走る進行方向からの短い自動小銃の短めの連射音、直ぐ背後まで迫っていた怪人(スーパーミュータント)の一体を中口径弾が捉え、銃弾を叩き込まれた怪人の一体は倒れこそしなかったがその場で血を飛び散らせ姿勢を崩して怯む。
SM2「サンニンメダァ!」
――霧の中にぼんやり浮かぶ武器を構えた人の輪郭―20mほどまで近付いた所で
????「―こちらへ…振り返らずに急いで!」
どうやら若い女性らしき声色の有無を言わさないそんな声が二人(桜庭&鶴蝶)に呼び掛けてくる。
>103 黒川イザナ、廃雑居ビルALL
【廃雑居ビル/2F→屋上/ニコライ・ジノビエフ】
回れ右をして躊躇無く階下へ降りようとしていたロシア人の傭兵に、どうやら視線や気配を感じ取り(察して)、声を掛けて来る東洋系の変わった格好の青年(イザナ)
ニコライ「……………」
どうやら単なる一般人ではなく相応に修羅場を潜り抜けて来たらしき貫禄のあるそんな声色に、傭兵は少し興味が湧いたのか再び屋上のドアを前にして…そのまま開いて相手(イザナ)の眼前に出る。明らかにカタギではなく物騒な装備と至近距離で返り血を浴びた形跡のある怪しげな外国人(ニコライ)だが――
ニコライ「…何だ?」
と至極シンプルに腕を組みながらそんな返事を返した。
>105 フェロー・オネスト、ALL
【移動中→大通り(南部)/????→巴マミ】
??「ふふっ――なら安心ね!」
―健脚振りというか(逃げ足)に関しては相当自信が有るらしき変わった格好と気配の彼(フェロー)の台詞にフード越しに笑みを含めてそう明るく返す謎の少女。
そういう彼女(??)もまた全く走るペースが変わらない辺り中々の体力の持ち主らしい――霧と走る度に舞い上がる灰の中を駆けて駆けて駆けて…
やや広めの通りに出た処でその右脇――すっかり雪の様に灰が降り積もったかなり古めのロータリーバス…開きっ放しの乗降ドアから車内にフードの少女(??)は躊躇無く入り乗車する。車内はやや埃っぽいが、別段異常の類は無い様だ。何故か数本の奇妙な蝋燭(ホーリーキャンドル)が場違いに運転席のダッシュボードの上で灯されている。
??→巴マミ「――此処なら一先ず落ち着けるわ。そういえば自己紹介まだでしたね。私は巴マミ」
そうして襤褸切れの様なフードを外しながら顔を相手(フェロー)に見せながら自己紹介する。金髪縦ロールに花形のヘアアクセサリーをつけた髪、多少憔悴した部分も微かにあるが気丈な意思を保っている双眸でジッと相手を見据える。
服装は何処かの学園の制服姿で、多少灰を被ったりしたらしく此処(霧と灰の街)で多少なりの時間を過ごして来たのが分かる。
【倉庫地帯】
>118
>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL
>120
>ベンジャミン・サイクス
魔人アーチャー「……ほう、この一言だけでそこまで推察するとは。その口ぶりだとおぬしは南蛮かそこらの出の魔術師か?まったくわしはとことん向こうと縁があるものよ!」
(サーヴァントという単語だけで自身の真名に辿り着きかけたミシェルを見つめ、小さく口角を吊り上げて笑みを零して。自身を呼んだ者なのか、まだそれすらも分からない状態だが話が分かる人物と思ったのか、興味を持ったようで)
魔人アーチャー「口では何とでも言えるでな!まぁ今の様子を見ると強ち間違いでもなさそうじゃが。別に追われている身ではないぞ?金ヶ崎じゃあるまいし裏切りも何もあったもんじゃないじゃろ。ふは、殊勝な心掛けじゃのう!化け物はまだ見てないが確かに妖(あやかし)の類は感じ取っていた所じゃ、成程のう…わし、というよりわしらはどうやら何かに巻き込まれたという事じゃな。これは面倒じゃのう!はっはっはっは…!」
(武器を構えて対峙していた中でも状況推察は行っていたようで、どうやら同じ境遇にあることをすぐさま理解して。投げかけられた質問に答えながら豪快に笑えば刀を鞘に納めて)
魔人アーチャー「ところでじゃが…そこの女武者からはわしと同じ″格″を感じるでな。どこの大名じゃ?わしが見てきた中じゃ多分大大名クラスと思うのじゃが?理由(ワケ)あってわしは身分は明かせんが必要ならばわしも名乗……ッ、何事じゃ!?」
(戦闘態勢を解き、話題を変えて…と言った所だろうか。先ほどから気になっていたようで、凛々しき女鎧武者…上杉謙信を見ながら何処の大名かと問いかける。何かシンパシーを感じたのか、無礼を承知で名を訪ねようとする。しかし少し離れた場所に響いた銃声と、聞こえてくるヘリコプターのローター音にすぐに感づいて)
魔人アーチャー「そう遠くない場所じゃな。ちょっくら見に行くとするかのう!……お主等はどうするつもりじゃ?」
>120 >123 >魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス)
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
ミシェル「恐縮です。此処とは異なる世界でお恥ずかしながら魔法・呪いを解明して普及させることを生業とする一魔法使いでございます。さようでございましたか…」
魔人アーチャーに対してあくまでも恭しい態度を取り自らは一人の魔法使いに過ぎないと遜る。此処までは様子を見ているが悪い人間ではないとは第一印象として受け取った。
ドリー「だとしても双方とも武器おさめられよ!!皆が傷つけ合う言われは何もない!!お主も理解してくれて何よりじゃ、章吾も」
川田章吾「…分かった。思ったよりは分からず屋ではないようだなこのお姉ちゃんは」
パックとそして加わるようにドリーは魔人アーチャーと川田章吾の間に入り人の心と心を繋ぐ心の道を究める姫道を修める者として制止するも状況を理解した上で刃を修めた姿を見て川田章吾も諌め、彼も敵意なく理解した彼女を見てレミントンM31RSショットガンを下げる。同時に冷静さと観察し状況判断出来ている事から意外と頭は固くないようだとも判断する。
的場卓「金ヶ崎?…まぁ裏切られたくない気持ちは良く分かるけど今俺達は憎んで殺し合いをしてる訳じゃない。この状況だからこそ力を合わせないと生き残れないんじゃないかと思うんだ、俺もまだ死ぬわけにはいかないから…銃声!?それにヘリコプターの音!?」
魔人アーチャーの慎重さと裏切りに対する警戒―この部分では若干瞳が黒くなり卓自身でも過去の経験が蘇り疑心暗鬼になるがそれでも死にたくないし叶えたい願いがあるから敢えて今この場では他者への不信感を抑えながらも今の自分なりに一生懸命考えた一言一言を伝えた後に銃声とヘリコプターの音に驚く余程ヘリコプターには縁があるのか。
上杉謙信「実は私も貴方が只者ではないと思っていたがいい機会だから名乗らせてもらおう。私は上杉謙信、事情があるなら名前だけでも―この音は」
魔人アーチャーが同じ格を感じると言われ身分は教えられないが名を尋ねられ必要があれば自らも名乗るとの事だが、謙信は謙信で彼女を只者ではないことは直感で分かり同じくシンパシーを感じ自らの名前を名乗った後に地下鉄で聞いた銃声とヘリの音が聞こえ反応する。
芦川美鶴「勿論出来る範囲での声掛けや保護だけどな、笑える胆力は素晴らしいが今は動くのは止めた方が良い」
パック「なんで!?見殺しにするの?」
芦川美鶴「じゃあ調べてくれパック、あのヘリには生きている人間があるいは何かの感情が感じ取れるか?」
パック「待って――感じられないよ」
ドリー「二人とも何の話をしておる!!分かるように説明せい!」
パックは能力を使い人間であればあるいは元人間であれば喜怒哀楽の感情・イメージを感知できるが感応出来なかった。
つまり美鶴としては考えたくない最悪の確信が取れてしまう。それは
芦川美鶴「あの動いているヘリに乗っているのは人間じゃない何か得体の知れない者で空中を飛び回っている―それがどういう事か分かるか?」
川田章吾「そういう事か…あのヘリが敵の場合上空から武装していたら一方的に攻撃を加えられて下手したら全滅の可能性が高いんだろ?」
芦川美鶴「そうだ。加えてこの霧あるいはこの世界での魔法あるいはそれに類する力には何らかの阻害効果が発生しているようだ、普段なら兎も角何も対策しないで飛び出すにはリスクが高すぎる」
川田章吾「最低でもあのヘリがこの倉庫から俺達が目視出来る距離から過ぎ去るまでは飛び出さない方が良い、その後でもパックに能力使って貰えば探せるはずだ。それに飛び出したとしてもさっきお姉ちゃんも言ってた妖の類ってのがうろついてるだろう―あのヘリが何とかできないなら最悪挟み撃ちされる。選択肢の一つとしてすぐこの倉庫地帯から脱出するのも有りだろう」
芦川美鶴と川田章吾の両名は状況には流されず只冷静に現状を鑑みてこの世界にはないデスゲームあるいはバトルロワイヤルの勝者に上り詰めた実力者としてその切れる頭をフル回転し此処までに得られた情報全てで至った考えを魔人アーチャー含めも全員に伝える。
(今更ながらお任せすると言いながら勝手に入手品を決めてしまい申し訳ございません。)
>120 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
攻撃は確かに命中した、しかし手応えが軽い。人と同じ形をしていると予測を立てていたが、どうやら読み違えていたらしいと眉を顰めた。ノコギリ鉈を引き戻し、即座にバックステップを取って距離を離す。霧は四方を囲むように揺らいでいるが、回避の難しい同時攻撃を仕掛けるつもりだろうか。しかし予想に反して攻撃が来ることはなかった。隙を晒したにも関わらず仕掛けて来ないその訳は、様子を伺っているのか、はたまたいつでも倒せるという意思表示か。どちらにせよ反撃が来なかった事で、狩人は体制を立て直す時間と眼前の見えない敵に対する考察の時間を得ることが出来た。姿が見えないのなら、輸血液をぶつけたり発火ヤスリで点火したノコギリ鉈で炎上させてみたりして居場所が分かり易いようにしてみるか。前者は少々勿体無いし、後者は当たり方や敵の大きさによっては屋敷ごと炎上させてしまうかもしれない。ならば“彼方への呼びかけ”を使ってみるか。弱点がどこにあるか不明で四方を囲まれた今なら全方位攻撃は有効に思えるが、現状水銀弾の補充手段が己の血液のみな以上、水銀弾の消耗が激しいこの秘技を使うのは少々躊躇われる。しかし弾を出し惜しんだ末に己が死ぬのでは本末転倒、使うしかないだろう。獣狩りの短銃をベルトに下げ、ポケットに仕舞われた精霊──宇宙のように透き通った深い藍色の体を持つ軟体生物、“彼方への呼びかけ”を行う際の媒介にする──を取り出そうとして、この屋敷に入ってくる何者かの気配を感じ取った。先程までは不可視の敵に全ての神経を集中させていたので分からなかったが、一旦考察できる程の余裕が生じた事で気付く事ができた。敵の新手か、それとも偶々迷い込んだだけか。それを見極めてからでも秘技を使うのは遅くないだろう。ポケットの中に手を入れ、精霊を握りしめながら、此方に来るであろう誰かを待った。
【南部住宅地】
>『両儀式』、ライイングフィギュア
ああ…本来なら早くに伝えるべきだったがな。我が息子はある程度戦闘能力があるが早く見つけなければならん…!
(こちらの提案に同意した様子に決まりだと目を細めた後探している子供の無事を早く確認したいと考えて。話している内に先程倒した異形と同種らしき姿が見え両儀式の後を追うように住宅街の一角へと向かって)
【まさかのコロナ感染という不養生で返信が遅れがちで本当に申し訳ないです(殴】≫ALL参加者本体様
>107
>109 山姥切国広、山姥切長義、商店街ALL
【商店街(店の中※雑貨店)/?????】
ガシャアアアアアン■■■■
彼(山姥切国広)が回避がてら跳び越した商品棚にそのまま突っ込む何かに(寄生)された猫耳の戦術人形(IDW)、理性が有りながら理性的ではない動きで向かって来る其れはある意味恐ろしいモノだ。
何より(寄生)されている側(IDW)の意識自体がまだ残っているという点が…
―項に掛けて覆い被さる様にして触手を伸ばし皮膚に浸透させて彼女に取り付いているナニカ(ヘッドクラブ)がその正体ではあるが――既に侵食具合からみても恐らく(人間)ならば手遅れと言わざるを得ないだろう。
しかし戦術人形は人間に似て人間に非ず…もしかすれば多少強引でも(引き剥がす)事が出来るかもしれない。
??「■ま■■た■■人■にゃ」
入口から聞こえてきた新たな訪問者(山姥切長義)の声に反応して、寄生された戦術人形(IDW)はそちらへと覚つかない動きで向きを変える…今なら寄生体(ヘッドクラブ)をピンポイントで斬り離せるチャンスである。
>112 ミルコ&桜セイバー、廃病院ALL
【廃病院/????】
――がんっ…かんっかんかんっ
廃墟めいた院内にて警戒しつつ、一人が様子見を兼ねて殺気を飛ばして周囲を探る二人(ミルコ&桜セイバー)、しかし返って来た反応は何やら奇妙なモノだった。
現在地からそう離れていない――恐らく連なった病室の何れかから聞こえてくる不確定なリズムで金属の板を打ち鳴らす様な音と…
―違う…そっちじゃない…そっちじゃない…そっちじゃないんだ…
という何処かうわ言めいた誰か男の繰り返す呟き声―それが反響して不気味に院内に木霊し続ける。
どうやら幻聴の類とは異なりハッキリと(生身)の人間が口にしている言葉の様だが――
>117 博麗霊華&霧雨亜理紗
>119 一方通行&クリファパズル
>126 ガイスト
【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】
海兵隊に軍人として入隊して、今もある意味懲罰部隊にも等しいが企業の傭兵をやっている以前に幼少期から銃器に慣れ親しむ様な環境で育っていたニット帽の傭兵(マーフィー)としては、逆に銃器にそれほど慣れの無いという二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)は逆に珍しく感じてしまう。
とはいえ、それほど使い難いタイプの銃では無いので、後々軽く使い方を教えておいても良いかも知れないと傭兵は考えつつ…
マーフィー「クリファパズル545にアクセラレータ…道路標識か?………マーフィー・シーカー曹長、UBCS(アンブレラ・バイオハザード対策部隊)の傭兵をしてる。マーフィーと呼んでくれ。」
またしても飛び出した(悪魔)などのオカルトな言葉に内心、二度あることは三度あるって訳かとつい先ほど二人(博麗霊華&霧雨亜理紗)の(魔法)を見た人間としてのそんな感想を覚えつつ…
マーフィー「正直よく分からない、事前のブリーフィングにはあんな化け物共が出るなんて情報は無かったし――だが少なくとも(殺せ)はするみたいだな。」
現実問題、(脅威)として行く手に立ちはだかる以上、それを排除出来るか如何かに関しては職業柄ハッキリさせておかなければならないと考えている分、実際に此処へ(逃げ込む)までに交戦し殺し切る、或いは深手を負わせた手応えは十分感じている。
あの異形が何処から湧いて来ているのか…そしてそもそもの(原因)に関しては現状露ほども分からないが一先ず対処出来ると分かっているのなら今はそれで十分だと口にしつつ
マーフィー「俺達は丁度此処を離れようとしていた処なんだが…君らも一緒に来るか?――何か来る!?」
チャッ
と提案する…と、不意に霧の向こう側から此方へ近付いて来る影に気付いて、アサルトライフルを構える
―――
―
一方
霧の中を足早に進む現実離れ感のある晴れ着姿の貴人(『両儀式』)と血塗れた神父な彼(ガイスト)、事故車や時折出くわす化け物の類をやり過ごし、躱しつつ――(気配)を感じた方向へと進んで行く。
そうして行き着いた先に見えるのは――不可思議な気配も含めた面々の姿。
内一人(マーフィー)は此方へライフルの銃口を向けている。
『両儀式』「待ちなさい、私達は怪物の類では無いわよ?――思ったより多いわね?あの中に貴方(ガイスト)の息子さんは…」
そう霧の中でも良く通る声で呼び掛けながら――貴人は同行者(ガイスト)にそう尋ねて
>マーフィー、一方通行、クリファパズル、両儀式、ガイスト、ALL(/お久しぶりです。生存報告がてら返信を変えさせていただきます)
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】
霊華「は、博麗霊華です。よろしく、お願いします…!………ごめんなさい。私達も、あの化け物達の正体は…まだ、掴めてなくて……」
結果的に1番最後の自己紹介となった霊華は亜理紗の背中から顔を出すと、一方通行とクリファパズルにぺこぺこと頭を下げながら名を名乗る。一方通行に外を徘徊する化け物達について心当たりはないかと尋ねられると、マーフィーと同じく何も情報を持っていないと告げ。
隣にいる亜理紗も首を左右に振っている事から、彼女もまた何も知らぬ迷い人であることが察せるだろう。しかし、その後のマーフィーの発言を聞けば少し違和感を覚え。大勢の化け物が徘徊する現場の状況を知らないのは少々不自然ではないのかと考えるも、今はここから出ることを優先しようと思考を切替える。
と、後から来た2人(一方通行、クリファパズル)が自分達と同じ迷い人だと判明したところでマーフィーが一緒に来ないかと提案する。霊華と亜理紗もそれに反対する意思はなく、2人が望むのならこちらも迎え入れようと思った矢先__霊華は霧の向こうから誰かの気配を察知する。だが……
霊華「あっ、マーフィーさん。多分、敵じゃ…ないと思います。………息子?」
亜理紗「次々と来ますね……その言い方だと、お2人も私達と同じということでよろしいですね?」
その気配が敵では無いといち早く気付いた霊華はマーフィーに警戒する必要はないと伝えると、晴れ姿の貴人(両儀式)が発した『息子』という単語に首を傾げ。一方、亜理紗は次々とこの家に人(と言っても一部人外ではあるが)が入ってくることにもはや慣れてしまったのか「またですか……」と一人呟きつつ、念の為2人(両儀式、ガイスト)に生存者であるか否かを尋ね。
>124 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン
>123 魔人アーチャー
【倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス、????→パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1】
PARARARARARARARARARARARARARARARARARA!(銃声)
■■■■■■■
数十発の5.7x28mm弾が満遍なく(黄色の何か)――此処では無い異常空間に巣食う無邪気で兇悪な異形
(パーティーゴア)を撃ち抜いて奇妙な体液を撒き散らさせズタボロの残骸へ変えて…赤毛のモヒカンは一弾倉分全弾を撃ち果たし完全に相手(パーティーゴア)が斃れて動かなくなったのを近付いて雑に足蹴にし確認しつつ――
その異様な風体を見て顔を歪めながら囚人服のモヒカンは倉庫内を見回す、広いそこに並ぶのは明らかに場に似つかわしくないカラフルなテーブルセッティングが施されたテーブル群と椅子、赤紫色のケーキ状のなにか、幼子の落書きの様な壁画と子供の誕生日パーティー会場めいた様相の倉庫内…
確かに愉しげではある、ジュースカップに注がれている中身が明らかに血であるのと――(材料)にされたらしき虚ろな表情の子供も含めた犠牲者達の頭部が飾り付けられて無ければ…
赤紫色のケーキ状に成型されたなにかも…恐らく人肉で作られた(人肉ケーキ)なのだろう。
――Oh Polly, dear Polly, come, go along with me
Polly, pretty Polly, come, go along with me Before we get married some pleasures to see
サイクス「!!…クソッ何の冗談だ!?」
不安定な音程の子供の様な声で流れてくる(Pretty Polly)――それ(童謡)を耳にした途端、足が石にでもなったかの様に動き辛くなる――
近くのドアや窓から滑り込む様に、或いは不自然な軽やかさで歩んでくる(黄色の何か)、数は次々と増えてゆく…
Willie, oh Willie, I'm afraid of your ways
Willie, oh Willie, I'm afraid of your way
I'm afraid you will lead my poor body astray
ジャッ
チャキッ
不気味に、そして不快に反響して耳に入ってくる(童謡)―其れに伴い(痺れ)が徐々に両足から広がるのを感じながらも手が動かせる内にPDWの弾倉を交換しつつ、赤モヒカンのDクラス職員は血混じりの唾を吐き捨ててPDWを腰溜めに構え、もう片手にポケットから引き抜いた9mm拳銃を持つ。
サイクス「逃げる大人は兎も角抵抗出来ねぇガキ(子供)相手なら餌や玩具扱いってか?この俺は簡単には殺れねぇぞ。来やがれ腐れスポンジ共!」
と啖呵を切る。
単純に言って絶体絶命ではあるが…屈する気は欠片も無いのだろう。
―――
―
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ(ローター音)
バシュッ
バシュッ
バシュッ(多連装空対地ロケットの射出音)
霧掛かった倉庫地帯の上空を飛ぶ異形の攻撃ヘリ(きたかぜゾンビ)
少なくとも生存者(的場達&魔人アーチャー)を正確には捕捉出来ていないらしく、周囲をうろつく動くモノ(ゾンビ等の異形)も無差別に空から攻撃しているらしい――着弾・爆発音と共に何度か地面が揺れる感覚を覚えるだろうが、確かに彼(芦川)の言う様に無用なリスクを犯すのは得策では無いだろう。
ただヘリの動き的には他の(異形)と味方関係にあるという訳では無いらしく自機以外は敵と言っていい有様だ。
――ヘリの攻撃が激しい程、この(倉庫地帯)には他の(異形)が多く存在しているとも言えるが――
無差別対地攻撃を繰り返す異形のヘリ(きたかぜゾンビ)、このエリアの広さもある為か徐々にローター音が遠ざかってゆく。
>125 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】
ことも「…………………」
闘っていた彼(狩人)とナニカ(????)の方からの物音が止んだ――しかし、(異様な気配)そのモノは消えた訳では無く寧ろ強くなっている。
物陰から見る限りではどうやら膠着状態と言った処だろうか――彼(狩人)の方は、何やらこのリボンの少女(ことも)からもハッキリ感じられる程の(異質な何か)を用いんとしているらしいが…そんな彼(狩人)が動きを止めたのは、屋内に入ったらしき(何者か)の確認を優先したかららしい。
―
ジャキャッ!
眩い高ルーメンのフラッシュライトの光と赤い可視レーザー光が視界を奔る。
部屋に踏み込んだ大きな銃(M4E2)を構えた兵士のような格好に中東~南アジア系の風貌をした男――アースィフ・アリー・ザルダーリーは不意に視界に飛び込んで来た小さな少女(ことも)と……その奥の部屋に見える人影(狩人)を認識し、アサルトライフルを片手で構えたまま少女(ことも)に対して無言で(静かに)と自身の口に人差し指を当てるジェスチャーをしつつ――
アリ「……おい、其処のお前!聞こえるか?」
と彼(狩人)の方にわざと声を掛けながらゆっくりと其方へと歩み寄って往く。
無論、現状(狩人)が交戦中な事はまだ把握出来ておらず――その敵が(不可視)である事も当然知る由は無い。
一方の(ナニカ)は既に複数失われた(触手)の代わりなど幾らでもあると言わんばかりの様子で再び複数の(不可視の捕食器付きの触手)を音も無く(狩人)の周囲と――彼の方へ歩み寄る新手の傭兵(アリ)の方へとスルスルと伸ばして包囲し始めて…
>109 沖田総悟
>116 レイチェル
>119 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相
>121 鮫島美夜子/早瀬灰音
>BAR・アシュリー周辺ALL
【BAR・アシュリー(店内)→移動開始/ダグラス、ジム】
ダグラス「残りの道具や物資は此処にまとめて置いておくか、大荷物を持って行くにしても大きめのバックパックも無いしな。」
ジム「流石に手持ちで抱えて行く訳にもいかないし、それでいいでしょ。」
各々が必要なモノを手にして尚比較的潤沢な物資に関してはこのままこのBARのカウンターに目立つ形で置いて行く事にする二人、もし自分たちが此処を離れている間に誰かしら別の生存者が此処へ逃げ込んだ/避難してきた際に直ぐに使える様に配慮した形になる。
一方壮年の私立探偵(ダグラス)は、何やら窓の方を眺めていた件のプラチナヘアーの少女(レイチェル)が何かしら物言いた気な様子で集まりに戻って来たのを見て、最初に彼女に反応した脹相共々尋ねて見る。
ダグラス「(霧)の中に何か…見えたりしたのか?」
――
―
ジム「ヒュー、サムライブレード(日本刀)ってヤツかぁ…アレでしょ、クロサワ映画とかでヤクザ・クランが振り回したりするヤツ、結構クールだねぇ。」
と、地下鉄職員の方は典型的なアメリカ人あるあるの色々と変な方向に間違った日本観で早瀬が見せてくれた何やらおどろおどろしい雰囲気の刀『髭切』を見て何やら興奮している。乙骨の一振り然り特殊な事情がある故に携行している得物なのだが、極東の方では誰でも持っていると勘違いしているらしい。
―――
―そんなこんなで一通りの出発準備は整い、霧の中でもある程度の(行き先)の方向を職業柄暗記している壮年の私立探偵(ダグラス)はレミントンM31を片手に先立ってBARの外に出つつ――周囲を警戒して
ダグラス「こうも霧が深いと何があるか分からんが…とっとと移動自体は済ませた方が良さそうだ。先導する。」
と先行を買って出る。
【南部住宅地(住宅内)】
>『両儀式』、マーフィー、霊華、亜理紗、一方通行、クリファパズル、ALL
ククク…これは想像以上だ。……だが、残念ながらこの中に我が息子はいないようだな…
(霧の中で感覚と気配を頼りに歩みを進めた。辺りを見渡しながら目的地へと辿り着き予想以上の気配に口元に片手を当てながら呟いて。見た限り探している相手はおらず別の場所に迷い込んだのだろうかと考えつつ危害を加えない事を示すように話して)
そう警戒するな…我らは異形の怪物から逃れてきた者だ、そちらに危害は加えぬぞ
(いつもより真面目な声で生存者である事を伝えた後息子と言う単語に反応した霊華に「…詳しい話は警戒が解けてから話す」と告げ様子を伺うように辺りに視線を向けて)
【主様、体調は大丈夫でしょうか…?そして返信遅れてすみませんでした!】
【倉庫地帯 魔人アーチャー】
>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL
>サイクス、パーティゴア、きたかぜゾンビ
魔人アーチャー「魔術師にも色々おるんじゃのう。偏屈で傲慢な者ばかりだと思っていたが…遠き異国の魔法使いよ。お主はこの状況をなんと見る?わしはこの場所に来てからまだ頭の整理が追いついておらんのでな…普通こんな事はないんじゃが何か可笑しい…」
(話の分かる相手だとわかり、気に入ったのか感じていた事を問いかけて。普通であれば召喚された際に得るはずの知識もどこか不揃いで、おまけに状況が全くつかめない状態である事を言って)
魔人アーチャー「はっ、わしを誰じゃと思っとるんじゃ。これでも天下治めかけた大英雄じゃぞ、まぁ出来なかったんじゃが。……取り乱すでないぞ、まずは陣形を整えるんじゃ」
(分からず屋と言われ、口角を吊り上げながら胸を張っては自虐風の自慢を言い放つと、聞こえてくる銃声とヘリコプターの音を聞きながら、焦ることなく冷徹な表情になって)
魔人アーチャー「ほうほう、天下布武を敷くわしとバッチバチにやりあったあの越後の軍神、上杉謙信じゃったかぁ~……って、ええええええ!?お主が上杉謙信じゃと!?!?!?むむ…ゴホン、色々とおかしい気がするんじゃがまぁ是非もないな!上杉謙信が上杉謙信っていうなら上杉謙信なんじゃろ、うん。是非もなしじゃな!!ならばわしも名乗るとしよう。わしは信長…織田信長である」
(頷きながら相手の名前を復唱すると数秒後、素っ頓狂な声を上げて後ずさっては取り繕うように言葉を並べ立てれば、改めて上杉謙信と名乗った彼女を見てはこちらも名乗らねば武士の名折れと感じたのか、太刀を構え名を名乗って。本来英霊である彼女の真名を知られるという事は致命的な弱点となりえるが、彼女の真っ直ぐなその瞳と心に感じたその意気を汲み取って、自ら素性を明かして)
魔人アーチャー「何が何だか全くわからんが…そうか、お主らといれば少なくともこの場所での生存確率は上がるという事はわかる。見かけによらず死地は潜り抜けてきているようじゃな?はっはっは、ならば是非もなしじゃ。この窮地を脱する策を申してみよ」
(一連の相手のやり取りを聞いていたが理解が追いつかなかったのか小さくため息をつくも、この状況を打破するには協力が不可欠である事は分かったので相手の言うことを従う意思を見せて)
【廃病院 沖田総司/ミルコ・ライネーリ】
>????
桜セイバー&ミルコ「……!」
(2人が同じタイミングで異変に気付き、声を出さずに互いの顔を見ては、1つ頷きを入れる。「間違いない、確かに聞こえた、何かがいる」。そう感じ取っては今いる病室を、すり足で出て廊下に出て)
ミルコ「…チッ、反応が薄い…目視確認が早いぜ、サムライガール。4つくらい離れた所だ」
桜セイバー「御意。マスターは私の傍に。背中は預けます」
(小声でそう告げては2人で寄り添うようにして、なるべく足音を立てないようにして不可解な音と、不気味な声が聞こえてくる方へ歩みを進める。気配を探ったが効果は薄く、見たほうが早いと言うと先ほどまで殺気を放っていた沖田は、強襲をかけれるように意識を集中させて徐々にその音と声が聞こえる場所に近づいて)
桜セイバー「……何者だ。所在を明らかにせよ、答えねば斬る…既に我が剣の間合いと心得よ」
(奇襲を警戒して、扉の前には立たずに少し離れた廊下から、冷たい声でそこにいるであろう声の主に言い放って。事実、踏み込んで3歩あれば斬れる位置にはいる為に嘘は言っていない。普段の優しそうな声とは違った、所謂「仕事モード」の状態で向こうからの返答を待って)
>133 ミルコ&桜セイバー、廃病院ALL
【廃病院/????、バブルヘッドナース×多数】
――がんっ…かんっかんかんっ
空虚な静寂と不気味な雰囲気の廃病院内で物音と奇妙なうわ言を辿って駆けつけた二名(桜セイバー&ミルコ)、周囲の警戒を怠らずに油断無く後方にも気を配りながら――背を仮初のマスター(ミルコ)に任せたサーヴァント(桜セイバー)は警告を兼ねて瞬時に斬り伏せられる位置につくと声を掛ける――
すると―何かを叩き付ける音とうわ言がピタリと止んで…一瞬静寂が院内に戻った様に思える。
しかし次の瞬間
ガシャアアンッ(ドアを押し倒す音)
????「縺ェ譁?ュ怜喧縺代?譁?ォ?謨吶縺ヲ縺上□縺輔」
判別不能な異言をわめきながら、オレンジ色の囚人服(背中にD-22355の番号が記されている)姿の顔色の悪いスキンヘッドの長身痩躯な男が部屋の壁とドアを無造作に押し倒して廊下に現れる。
…その様相は異様そのもので、囚人服の前部は乾いた血で赤黒くなり…口端からは泡を吹き掛けていて…その双眸は明らかに焦点が定まっていない。
飛び出してきた囚人服の男は近距離で彼女(桜セイバー)と彼(ミルコ)の方に顔を向けて――ジッと二人を見つめたと思えば――
????「違う…違う、お前らじゃない。」
と聞き取れる声でそう呟くと、その場に座り込んだ。
――どうやら襲い掛かってくる様子は無いがかなり挙動不審である―――と
現在進行形で二人の居る部屋の外の照明が点滅して消えかかっている廊下、そこを蠢き凶器を手に緩慢に近づきつつある錆色の看護婦の姿をした異形(バブルヘッドナース)達。
ギィリリリリリリリ(鉄パイプを引き摺る音)
カツカツと不安定な足取りのハイヒールの足音がその不快な金属音に混ざって幾つも聞こえてくる。しかもそれらが確実に病室に近付いているのはほぼ間違い無いだろう。
【商店街/山姥切国広】
>>山姥切長義、
(商品棚にそのまま突っ込んで来た。数歩下がり刀を構える。今すぐに斬るのは可能だろう…ただ、それはまだ意識のある“彼女ごと”斬ることになる。理性のある彼女を斬るのは心が痛む、狙うなら上の寄生しているであろう部分。。ただ、動き回る彼女の頭に寄生している物体自体を切り離すのは、中々に骨が折れそうだ。色々と考えを巡らせていれば外から声が聞こえた…その声は、自分のよく知っている…)
「…!この声………本歌か!?」
(山姥切の本科である、山姥切長義の声。まさか、彼もこの霧の街に呼ばれてしまったのだろうか。ゆっくりと後ろをむく彼女……今ならば
そろりと彼女に近づけば、頭に引っ付いている寄生体に向け、刀を振った)
【自然公園/桜庭長春】
>>鶴蝶、SM達
「っ……!」
(霧の中でばったりと出会った青年に手を引かれながら走る。ちらりと後ろを見れば諦めることなく…むしろ、人が一人増えたと喜ぶ怪人達。彼に引かれていることにより走る速度は上がったが、疲れを知らないのか彼らとの距離は縮まっていく。
後ろに銃を向けるがその手は恐怖からかカタカタと震えていた)
「なっ……お兄ちゃん!あの人のところに」
(自分が撃つ前に前から飛んできた銃弾。急いで前を向けば遠くに人影が見えた“急いで”と言葉が聞こえてくれば共に走る青年に“彼女の所へ行こう”と提案し)
>130 >133 >魔人アーチャー、倉庫地帯ALL(ベンジャミンサイクス)
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
ミシェル「この世の理の探究者と言っても探究する理由は人それぞれ。武術のような心も鍛えられる物とは違い知を研鑽する者の人品は問われません、それが魔術あるいは魔法と言う学問です。ましてや学べば狂気に囚われてしまう場合もありますそれに囚われず真っ当な精神性を持つ者など極稀、それこそ砂金と等しく無法の者ともまた異なりますが我が強い者や変わり者が居るのもまた道理なのです」
魔人アーチャーの言う事に対して魔道を進む者に真っ当な者など少ない。知識が深まれば深まる程元の人格を保っていられるとは限らないある種の天性の人間性が問われるので大半が彼女が見てきた者はある意味では正しいと肯定する。
ミシェル「失礼、前置きが長くなりましたね。まだ断定するには情報不足が少なすぎます…しかしその上で参考程度に敢えて言えるのはこの世界は明らかにそれでも異常過ぎるということ」
意見を求められ、判断材料が少ない事を伝えた上でまず私見を述べるとしたら何もかもが異常過ぎると言う事。ミシェル達含む全員はまずあらゆる次元が融合し、本来であれば崩壊してもおかしくないはずが安定した世界にて出会い集った者であり突然この場に居た事を伝えつつこの世界は次元が融合する過程で出来ている世界ではないかという仮説を魔人アーチャーに唱える。もっともそうだとしても此処に魔人アーチャーと遭遇する過程で多数居た生きる屍と少数居た目から赤い血を流し銃を扱える知能がある謎の個体が攻撃していた姿を見て融合したばかりでルーツが異なる同士で敵対しているのでは?という推論も付け加える。勿論現段階では確証も証拠も提示は出来ないが、ならば今度はあの場に居た死亡者全員が生きる屍と目から赤い血を流す謎の個体どちらかに全員変異しないのはなぜかという疑問が浮かぶことになるとも説明する。
川田章吾「天下治めかけた大英雄様か…もう日光東照宮の大権現様がタヌキの妖怪だったり農民から天下人になった草履持ちが猿の化け物も見たんだもう驚かねぇさ。よっぽどヘリには縁があるな…」
魔人アーチャーに関して自虐的に言っている最中脳内にはミシェルが言っていた東洋の何処かの英霊と言っていたが流石に東洋と言えば日本以外にも国はあるので断定は出来ないので思考を中断し、此処に来る前の駅構内と同じくヘリに関わる事が多いなと呟く。
上杉謙信「卓殿に聞きましたが別の世界での歴史では男という事になっているそうです。貴方が信長公とは…言われてみれば髪を伸ばした香殿に少し似ているような…」
的場卓「確か12歳だったから香ちゃんが髪伸ばして少し背とか大きくなれば分からなくもないけど、目つきとか雰囲気が違うよ。あっ、香ちゃんというのは謙信姉の世界の信長さんの妹だよ?確か俺達の歴史でいうお市の方だね」
上杉謙信「私達の世界では信長公は尾張の織田家当主そして茶屋を営みよくお団子を作っている方だ、香殿はとても愛らしい少女でありその茶屋の看板娘を。その団子が絶品なのだ統一後は私のおやつを作る係になってもらっている」
そう言うと信長公が作った団子を思い出し謙信は腹の音が鳴る。
的場卓「俺はその茶屋で働いていた頃があって信長さんには団子の作り方から剣での戦い方の参考も教えて貰った。信長さんも香ちゃんもあの世界で俺を受け入れてくれた家族みたいな人達だった」
上杉謙信「私も審査で立ち合いましたが卓殿は信長公から団子の腕を認められて店を他所で出していいとお墨付きなんですよ?この世界から出たらまた団子を食べたいものですね―これからも卓殿のお傍でずっと」
二人は信じて話した彼女の真名に親しみを持ちそれぞれ魔人アーチャーではない別世界の織田信長そしてその妹にそれぞれの印象や想いを話す。
ドリー「せっかく諍いが終わったと思えばまたこの音か!?」
パック「うわぁぁ揺れる!!!!」
飛行するヘリの着弾や爆発音がその攻撃が激しければ激しいほど鳴り響く。幸いにもこちらにはその攻撃は来ず収まり、その衝撃で建物が揺れた際に地面には棚からかなり物が落ちた。
パック「ようやく終わったよ…ん?」
ドリー「収まったのう、どうしたんじゃパック?」
地面に落ちた物の中で気になったのに近づき手に取るパックとドリー。
セントメダリオン×5
ホーリーキャンドル×4
を手に入れた。
芦川美鶴「さすがは話が早いと言うべきか、賢明な判断だと言うのも迷うが貴方程修羅場は潜ってはいないですよ信長公」
笑みを浮かべながらどのような考えであれ協力してくれるのであれば好都合である。
芦川美鶴「まずは敵と戦うのを最低限として避け隠れ潜むあるいは逃げるのを徹底し、この倉庫街では物質を集めるだけ集め情報も収集もする―生存者が居たとしてもまずは我々の安全確保と活動の準備を出来るだけ最優先してから保護や共に行動を行うべきだと思う」
川田章吾「自分達の足元疎かにして木乃伊取りが木乃伊になるなんてのはさすがに避けたいだろ?俺達もこの世界について何も分からなければ知るのにどれくらい時間が掛かるのかも皆目見当が付かない。人数が増えるってことはリスクも上がる、俺達も休めて保護した連中を置ける一時的な安全地帯と言える拠点を確保してからの調査も手だろう」
芦川美鶴と川田章吾はそれぞれ自分達の安全確保の上でどれ程この場に居なくてはならないのかわからずあくまでも期間が長期的な調査や活動を想定し物資や情報を集め、また自分達が休めまた保護した人達を置ける安全な拠点の確保あるいは作ってからの調査を提案する。
【予告通り停滞気味の箇所を順次動かして行きます。】≫ALL本体様
>84 エル
> 遊園地ALL(ギデル、シックス)
【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】
L「…ええ、私達は“わるもの”ではありませんよ。」
問いに対して物騒な装備類と兵士めいた格好をしたT-Doll(戦術人形)は、堅い表情を外見年齢相応の少女らしく――ほんの少しながら穏やかに綻ばせて、こくりと赤子(エル)に顔を向けて頷く。
それは決して嘘の類では無い彼女(L)なりの誠意と本意。
血も涙も無い様な戦闘機械でありながらも、人を補佐し人を支える存在としても創り出された存在(自律人形)としての意思そのものだった。
―急速に周囲を覆い始める“霧”元々そこいらで漂っていたがその比ではない(濃さ)になりつつある。それこそこの場の面々単位で姿が見えなくなり始める程に
―彼女(L)が携行している携帯無線機から発せられる耳障りなノイズ。
LダミーA「14時方向、敵影確認――距離50」
既に姿の視えなくなっている自身の傀儡人形(ダミー)からの肉声による報告――
霧の中で姿は視えないが感じ始める(異質)な気配と、徐々に大きくなる無線機のノイズ
L「………………」
ジャガッ
一先ず赤子(エル)だけでも護ろうと(ゆりかご)を背にSCAR-Lを構えながら周囲を警戒する戦術人形(L)
一度この場を離れる必要性も思案しながら霧の中を蠢き近付きつつある異形(ライイングフィギア)に備える。
>84 エル
>137 L
>遊園地All
【 遊園地・メリーゴーランド付近/鯰尾藤四郎 】
( この不思議な霧と灰の街にやってきてどれだけの時間が経ったのだろう。仲間や兄弟達の姿も見つからずに現れるのは化け物ばかり。応戦したり逃げたりする内に辿り着いた場所(遊園地)。霧に包まれていて視界が悪い。それでも足を進めているといくつかの気配を感じて。どうやら彼方側(化け物)ではない様子。やっと誰と出会えることに安堵しつつ近づこうとすると周囲を蠢く何者か(ライイングフィギア)に気づき、更に其れが誰かに接近しようとしていることを察知して )
鯰尾藤四郎:俺が何とかするのでその子(エル)を守りながら逃げてください
( 2人の人物(Lとエル)に姿が見える距離まで近づいて。その姿がはっきりになるにつれて赤子までいるのかと内心驚いたり、2人の間に何か関係性はあるのだろうか、武装をしたり何らかの武器(SCAR-L)を構えているということは戦いに慣れているかもしれない。それなら自分が周囲に蠢く異形のものらを引き付ける間に赤子(エル)を連れてこの場から逃げてもらおうなどと考えを巡らせてから警戒を感じさせないように笑顔で告げて。やっとの遭遇者に尋ねたいことがあったが、そうは言っておられずに近づいてくる気配の方へ一歩前に出てから少女(L)と赤子(エル)を庇うように立ち塞がって本体(脇差)を抜刀して )
( / 本編への参加が遅くなってしまってすみません。絡ませていただきました。残りのキャラも他のロケーションの状況やタイミングを見計らって後に合流しますね / )
(/返信を滞らせてしまい大変申し訳ありません。お知らせの件についても、事後ではありますが承知致しました。私も主様の方針に全面的に従う所存であります。若輩者ですが、こちらこそ改めて宜しくお願い致します)
>130 ことも、アリ、ALL
【廃屋敷/リビング】
狩人の視線を、突如現れた閃光と拡散せずに真っ直ぐ進む赤い光が遮った。続けてこちらに向けられたであろう男(アリ)の声が響く。霧の揺らぎを見逃さぬように、敵がいると思われる場所を視界に入れつつ声がした方向へ視線を向ければ、見慣れぬ服装に加えて見たこともない銃を持った男(アリ)がそこにいた。隙の無い、場馴れした所作からして戦術に長けた者だろうか。少なくとも理性を保った人間の可能性が高い。しかし少々不味いことになった。ここには不可視の敵がいて、今まさに相対している最中だ。おそらく彼(アリ)はこの敵に気付いてはいない筈。となれば敵が攻撃を仕掛ければ彼(アリ)は奇襲を受けるのは確実。ならば、彼(アリ)に身の危険を伝える必要がある。かつて自分自身もヤーナムの地でとある狩人狩りに助けられた身、助けられる者ならば助けるべきだと考えていた。
侵入してきた男(アリ)が狩人に声を掛けつつ歩み寄れば、狩人の周囲とその男に向かうようにして揺らぎ始めた。最早猶予は無い、“彼方への呼びかけ”を使うしかあるまい。そう判断してからは早かった。まず男(アリ)に「不可視の敵が潜んでいる、霧の揺らぎを見逃すな」と返事を返しながら、ポケットから精霊を取り出す。ノコギリ鉈を腰に下げて右手を開け、即座に精霊を握り締めた左手と共に右手を頭上で合わせた。
“彼方への呼びかけ”とは、元々遥か遠くの星界への交信を行う儀式として開発されたものである。しかしその全ては失敗し、交信を行うことはできなかった。だが儀式に伴う星の小爆発は絶大な威力を誇ったので、“彼方への呼びかけ”は星界の交信ではなく広範囲に攻撃できる術として活用されるようになった、そういった経緯を持っていた。そして今回も、“彼方への呼びかけ”は望まれる効果を発揮した。
狩人の組んだ手の上から小さな宇宙空間が発生したかと思えば、それは直ぐ様爆発を起こし、それに伴う無数の光弾が不可視の敵目掛けて突撃した。
(/返信遅れました!返事と絡み文置きます!!)
>127
>135
【商店街/山姥切長義】
>山姥切国広、IDW?
「その声は……まさか偽物くんかい!?」
(帰ってきた声は聞き覚えのある声。自分の写しである山姥切国広の声だと気づき。まさかこんなタイミングで出くわすと思いながらも、先程の物音と足音から推測し中で何かが彼の付近に起きておりなおかつ自分に何かが近づいていると知り、やや後退し刀を抜いて。)
「君が生きていて何よりだよ。それより、状況を説明してもらいたいのだけれど?」
>133
>134
【廃病院/加州清光】
>桜セイバー、ミルコ、バブルヘッドナース×複数、???
「はあ、とりあえず入ってみたはいいけど、これからどうするかなんだよね」
(他の刀剣達と同じく、この街に迷い込んだ一振の刀剣男士。近くにあった薄暗い廃病院に入ってみればあたりを見回し考え込んで。ふと歩いていると物音が聞こえ、壁に身を潜めてはちらりと様子を伺って。)
「…何あれ」
(そこにあったのは謎の明らかに不審な座り込む男、そして刀を持った女性…どこか知る雰囲気の彼女をちらりと見つつ壁の後ろでさてどうするかと考え)
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