スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
通報 |
>93 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
変形させたノコギリ鉈による横薙ぎは、迫り来る何かにしっかり命中したようだ。ノコギリ鉈の刃を伝って、ぐにゃりとした不定形な何かの感触が伝わってくる。未だ姿を確認できないが、少なくとも軟体動物かそれの特徴を有する生物である事には間違いない筈だ。ならば先程足元に迫って来たのは腕や尾の類で、おそらく奥に本体がある。相手が不可視な以上、時間をかければこちらが不利になる。素早く本体を仕留めたい。追撃を喰らわせる為に一歩踏み出そうとして、聞こえたのは風切音。霧を掻き分け、再び何かが迫ってくる。先程は足元を狙う攻撃だったので薙ぎ払いで対処できたが、今度は上段を狙った攻撃。ノコギリ鉈で斬り払うより回避した方が良いだろう。一瞬視線を背後に向け、リボンの少女(ことも)の姿がそこに居ない、つまりどこかに身を潜めた事を確認すると、右斜め前方にステップを踏む事で攻撃を避ける。何かが高速で通り過ぎることによる突風を真横で感じながら、目の前の開いたドア、正確にはそこに居るであろう本体に向かって駆け出す。ドアノブを使ってドアを開く事が出来、かつそれを通過できる大きさという事は、おそらく相手は人型あるいはそれに近しい形をしていると推測できる。ならば狙うは頭部。ドアの前まで残り2m程の場所で、駆け出した勢いのまま前方へ跳躍し、ノコギリ鉈を縦に振り下ろした。跳躍しながらの攻撃は、必ず着地の動作を伴うので攻撃後に大きな隙を晒してしまうリスクがある。しかし、その分体重を乗せた更に威力を増した一撃となる。狩人は多少のリスクを取ってでも、早期に決着を着ける事を選んだ。
……この廃屋敷に、新たに訪れた何者かの足音が響いていた。しかし目の前の相手に神経を集中させていた狩人は、それに気付いていないようだった。
>Barアシュリー周辺all
真希「アタシはまぁ、呪力がない代わりにちょっと特殊だからな。 んで、探索先だが病院がいいと思う、戦力的にはここにいるメンツでまだ何とかなるし、食料や水もこのBARならなんとかなるだろ、現状一切無いものとしちゃ医療物資になる・・・・・・が、まぁ安易な考えだが病院と言えばこういう場所じゃあ化け物の巣窟になってるのがオチだよな」
「なかなかの手練だと見ている」と言われると呪力がゼロの代わりに特殊な体を得ていることを軽めに説明し、ダグラスが探索先の意見を募り始めると最初に「病院」が良いとして話始める。
乙骨「僕も、病院がいいと思います・・・・・・医療物資の確保の他にも大きな建物ですから、他にも人が集まっている可能性も高いと思うので」
乙骨も、真希の意見に賛同しつつ彼女とは少し違う理由から病院を推す理由を話す。
そして、早瀬が術式の開示のために適当な言葉を発するよう求めると、漏瑚が少し興味を持ったのか、反応する。
漏瑚「・・・・・・何でも構わぬなら儂が試そう。『外の様子を誰か見てきたらどうじゃ』」
漏瑚は、早瀬の術式がどんなものなのか分からないため本当に適当な言葉を告げてみる。
【自然公園】
>88 桜庭長春さん、SM、自然公園ALL
鶴蝶:うおっ!危ねえ!!(いきなり霧の向こうから走ってきた少年とぶつかりそうになり、慌てて急停止し少年を受け止めるように両肩に手を置く)おい、大丈夫か?……は?"逃げましょう"って、何言ってるんだおま………!!?(自身を見上げている少年の顔を気遣うように見つめと、彼が必死に自分と逃げるように訴えている事に訝しげに顔を顰めると背後から何者かの声が聴こえ弾かれたように顔を上げる)
…お前、まさか追われてるのか?…くそっ!こっちだ!(一瞬ゾワリとした悪寒が走り、少年に視線を戻すと彼の腕を掴みもと来た道を全速力で走り出す)
【廃雑居ビル(屋上)】
>87 ニコライ・ジノビエフさん、廃雑居ビルALL
イザナ:…ん?(周囲を見回しいると、ふと背後から何者かの視線を感じ扉の方を振り返る)誰かいるのか?出て来いよ。(何時もの薄い笑みを浮かべると、扉の向こうに居るであろう相手に呼びかける)
(/主様、桜庭さんの本体様、返信が遅れてすみません。絡んで下さり、ありがとうございます。どうぞ宜しくお願いします。)
>102(漏瑚)
「…ありがとうございます─"編集"。」
早瀬は眉を下げた笑顔のまま漏瑚に頭を下げ、術式を口にする。─途端、今しがた漏瑚の発した言葉が(早瀬にのみ見える状態)で空中に具現化する。そうして漏瑚の言葉を切り取り、言葉を追加し、瞬く間に『外の様子を儂が見てこよう』と云う文を組み上げた。"切り取った"言葉は(全員に見える状態)で具現化し、早瀬の手の中へ現れる。
「…行動実行強制─"編集"、終了。」
口の中でそう呟いた早瀬はパチン、と軽く指を鳴らし─術式を行使した。早瀬が深々と息を吐く様子を見るとどうやら成功したらしく、発話者(漏瑚)の全身が強制的に動き出し、バーの扉を引き開ける。
「これが私の術式、"編集"…他人の言葉を編集して、その通りの行動を強制する力です。…まあ、全て成功する…という訳ではなく、成功率が存在しています。元々対象が格上であればあるほど強制の成功率は下がる─のですが、この霧の所為で…更に成功率が下がっているようです。」
一気に捲し立てた早瀬は疲れたように溜息を吐き、鮫島の側の椅子へと腰を下ろした。
>雛沢・加奈江、???、ALL
【路地裏→移動中/フェロー・オネスト】
「!!」
こちらに手招きしてきた人影から、はっきりと声が聞こえた。フードで顔は隠され、人相はわからないが、声からして少女のようだ。
謎の人影は、速度をこちらに合わせつつ、「自身についてきて」と声をかける。
相手が何者かはわからない。このまま相手とわかれて走り続けても、スライムめいた物体から逃げることはできるが、再び霧の濃くなってきたよくわからない街を一人でさまようより、彼女のいう落ち着ける場所に向かったほうが、事態は好転する可能性が高い。
「逃げ足なら鍛えてらァ!!このまま案内頼むぜ、嬢ちゃん!!」
アピールポイントにはなるのかわからないことを口にしつつ、フェローは足をはやめつつ、走り続けた。
>88 山姥切国広、商店街ALL
【商店街(店の中※雑貨店)/?????】
“呼び掛け”に応じる様に――ゆっくりとした足取りで暗い(二階)の階段から降りてくる(ナニカ)、其れは奇妙に足を引き摺る様な(間)を空けながら薄らぼんやりとした一階の明かりの元へ姿を現した。
??「こ…れ…■■と■っ■て■にゃ■」
それ…(ナニカ)は変わり果てた姿の――嘗てはIDWと呼ばれていたアンドロイドの猫耳少女――一見すると薄汚れて所々に返り血の類がある事以外は特に変化は無さそうに見えたが――その頭に覆い被さり、其処から彼女自身の肉体を(侵食)しているらしき異様な生物(ヘッドクラブ)――アンドロイドでも生体部品中心の生き物に近い存在であるT-Doll(戦術人形)故に“寄生”されて既に救助不可なレベルまで(侵食)された有様で…片方の手には触手と半分融合した様な鋭利な爪が形成され、もう片手には嘗ての得物であった9mmSMGが握られている。
??「■に■■げ■■て■にゃ」
明瞭な意識の有無は不明ながら――(ナニカ)は相手(山姥)にそう言いながら―緩慢な動作から一変し、飛び掛って来た。
>商店街ALL(外)
俺とした事が、こんな所に迷い出て更に隊とはぐれるとはね…隊長として不覚だったかもしれない
(山姥切国広が建物内に入った後、遅れて到着した長義。何処かおぞましく霧があるこの場所、及びこの世界から仲間を探し速く脱出しなければと思い。シャッターの隙間は後回しにし、まずは自分のいる商店街から何か手がかりを探さねばと動き出し)
>墓地ALL
あれ、皆さんどっちらー…て、お墓。こんな所で戦ったらお墓ごと切っちゃいそうだな
(一方、この墓地にもはぐれた隊員が一人。キョロキョロと辺りを見回すと自由にそんな事を考え、気味の悪い墓地を抜けようかと帽子を被り直して歩き出し)
(/本編に行くのちょっと遅れましたが、絡み文投下致します!どうぞよろしくお願いします!)
(/BARの方は他の方を待ってから返信いたします。)
>マーフィー、博麗霊華、霧雨亜理砂、all
【南部住宅住宅街(住宅前)/一方通行、クリファパズル】
南部住宅街の一宅、その室内。物資を収集し共有した三人(霊華、亜理砂、マーフィー)の内、霊華が室内の扉に近づいたと同時、突然扉が開く。
一方通行「……全くクソみてェな空気だな……あ?」
開いた扉から現れたその人物は、白い髪にスーツ、そして赤い瞳が特徴的な杖をついた青年であった。その青年は、周囲の淀んだ空気に不満を漏らしつつ室内に入ろうとするがまず霊華に気づき、その次に亜理砂とマーフィーを見る。
一方通行「……おい、クリファパズル……オマエこの建物にゃ誰も居ねェッたじゃねェか」
クリファパズル「あえっ……あ、えっと、え~っとですぅねぇ……」
霊華たちの存在を確認した青年は、もう一人背後に不満げに声を掛ける。その悪態にビクビクした様子で答えつつ、独特な姿をした偉業の少女が浮きながら現れる。
【BARアシュリー・沖田総悟】
「………なーんかあるんですかねぃ」
(夢であっても夢でなくても『繰り返している』『悪夢』であることに変わりは無い。“何故毎回BARアシュリーなのか”という疑問をジムが呟けば少し黙るも良い考えは浮かばずこのBAR自体に何かあるのではないか。と言って)
「病院ですかィ、いいと思いますぜ」
(病院が良いと言う2人に同調するように沖田も頷いた。
“病院”にも化け物たちはいるのだろうが、此処の人達ならば何とかなるだろう、という謎の自信があった。)
「そうだ……物資、夢の中ではBARの中に色々あったはずでさ
今回はそういうの無いんですかィ?」
(前回はBARの中にマッチや食料など、探せば色々なものが見つかった筈だ。今回は無いのだろうかと疑問を言って)
【商店街(店内)/山姥切国広】
>>山姥切長義、????
「なっ…アンタ……その姿は……」
(自分の声が届いたのか階段から降りてくる何か…それは自分が想像していたような“怪物”ではなく猫耳の少女だった。だが服には返り血等が着いている事から普通では無いのだろう。
“とって” と懇願する少女の体には触手のような物が侵食している。刀を構えつつ彼女を助けるための方法を考えていれば急に彼女が飛び掛ってくる。ひらりと交わしながら隣にある商品棚を飛び越え彼女から距離を取る)
「不味いな。洗脳の類か……それとも」
(それほど広くもない店内。派手に動けばかなりの音が外に漏れているだろう、それは商店街にいる“山姥切の本歌”である彼の耳にも届いているかもしれない__)
【商店街(外)/山姥切長義】
>山姥切国広、???
「!?、今の音は…?」
(近くからガタンと大きな音が聞こえ驚き、同時に『誰か、もしくは何かが近くにいる』という希望が見え。ある程度近くの古びた店を探し始めるも、どこも無人。あとはと見回すと、隙間のあるシャッターが目に止まり。まさかシャッターの中に誰かいるのかとシャッターに近づき。頑張れば自分でも入れそうだったので、少なくとも普通の人間、さほど大きくない怪物や自分のような刀剣男子も入れると考え。一旦確認のために隙間から声をかけてみようか。)
「其処に誰かいるか!いるなら返事をしてもらいたい!」
> BAR・アシュリー(店内)ALL
【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】
レイチェル「病院……」
(廃病院にいけば物資があるかもしれない、と話す面々を見てそう呟く。ここで目覚める前、自分は確か病院に来ていた。診察室でカウンセリングをしていた時、そこには向かい合うように置かれた2つの椅子しかなかったが、薬品等は置いてあるのだろうか?
そんなことをぼんやり考えていては)
【廃病院 ミルコ&桜セイバー】
>廃病院ALL
ミルコ「フ~ム…アテが外れてしまったか。こういう場合はまず食料と生水ではない水分の確保が先決だったんだが。…そっちはどうだ、サムライ?」
桜セイバー「…見事なまでに廃墟って感じで何もありませんね。私達はいいんですけどこの状況が何日も続くとマスターが危ないのでは?」
(薄暗い、最早病院としての機能を喪失してから久しい廃墟同然のこの場所を、何やらごそごそと家探しをするかのように彷徨う人影が2つ。片や派手な服装に身を包んだ長身の男と、対照的に和服に身を包み、腰には刀を帯刀した女性。どうやら2人とも異質な場所に来たという認識は持っているようで、入った一室の角で何やら話し合っており…)
ミルコ「仰る通り!こんなマカフシギな場所はそう“ない”からな。ここまで歩いてきて分かったがここは普通じゃあないぜ。少なくともオススメデートスポットじゃあないよな?君もそう思…っと、警戒しろセイバー」
桜セイバー「やっぱりノッブを別行動にしたのは間違いだったでしょうか。まぁ最悪不覚を取って消えてくれてもいいんですけど少し心配ですね…少し下がっててくださいマスター…動く物は斬ります。動かなくても斬りますので」
(刀を抜き放ち、すっと殺気を放ちながらじりじりと部屋の中央に向かう。「マスター」と呼ばれた男は頷いて角に陣取って、おそらくこの殺気に感づく存在を炙り出すかのようにして)
ミルコ「さて…単独行動してる魔王サマはどうしているかな…」
【倉庫地帯 魔人アーチャー】
>倉庫地帯ALL
魔人アーチャー「と、言うわけで弓兵たるわしが単独行動を任されたのじゃが…参ったのう。略奪といえばこういう場所って戦国の世だと決まっとったんじゃが…わしのカンも鈍ったという事か…」
(きらきらと輝く木瓜紋があしらわれた軍帽に、これまた黒の軍服。腰に刀を下げながら古臭い、古式な銃…種子島銃とも呼ばれたその銃を担いだ少女がぶつぶつと独り言を言いながら、一帯を歩いており。燃えるようなその赤き瞳で、建ち並ぶ倉庫群を見ては「はぁ~~~…」と大きな溜息をついて)
魔人アーチャー「…どうも面妖な気配がさっきから絶えん。沖田がいればもっと正確なんじゃがこれは生者の気配なのか?それとも…普段のわしなら焼き討ち不可避なんじゃがここはしらみつぶし作戦と行くか!まずは食料を確保せねば何も始まらんのでな!まぁわしは必要ないんだけど!
(うだうだ考えてても仕方がないと、目についた倉庫の扉にガァン!と蹴りを入れる。普通の人間では傷すらつかない、重厚なその扉は英霊となった彼女の力ならば容易く、ベゴン、と鈍い音を立ててひん曲がる。曲がってできた隙間から顔を覗かせると、何かないか物色を始めて…)
(許可をいただきましたので参加いたします。よろしくお願いいたします)
>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
そしてそれからも倉庫地帯探索を続けていると
・明らかな違法取引品と思しきRPG-7×2、C4等爆発物の幾つか
・輸入品と思しき幾つかのアミュレット(ミシェル曰くハムサという邪視に対する護符らしい)
・倉庫の商品を送る配送先が書いてある街の地図らしき物
・まだ使えるガソリンの入ったポリタンクを1つ
・輸入品と思しきジッポライター
が見つかった。まだまだ探せば何かあるかもしれない
パック「此処は修羅の国だったのか!」
ミシェル「その話題は分かる人には出身者がいるかもしれませんから失礼ですよパック」
パック「メメタァ!」
ドリー「全く緊張感もあったもんじゃないのぉ」
こんなやり取りが繰り広げられつつ
川田章吾「…誰か居るぞ」
まず音について一番最初気づいたのは川田章吾でありその一言で警戒しながら物音がする倉庫に向かい
何時でも対応できるように体勢を整えながら声を掛ける。
上杉謙信「失礼、此処の関係者かお聞きしてもよろしいか?」
芦川美鶴「よかったな、ようやく生きた人間に会えたなスグル」
的場卓「ああそうだな…なんか可愛い女の子みたいだけど」
最後の言葉を一言一句聞き逃さず耳をピクピクさせるミシェルだった。
(絡ませていただきます、よろしくお願いします。)
【倉庫地帯】
>芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 倉庫地帯 ALL
魔人アーチャー「中の具合からしてそこまで使われていた所ではなさそうじゃのう…まぁ使えるものがあれば遠慮なく使うだけなんじゃが…ッッ、何奴じゃ!!そこなる鎧女武者…とその一行!」
(堂々と物色しながら独り言をブツブツと呟いては、何か使えるものはないものかと探っていると声をかけられれば一瞬びくっと身体を跳ね上げると腰に据えた太刀を抜き放ち、じりじりと少し後ろに下がるようにして声をかけてきた人物達に問いかけて)
魔人アーチャー「…絶賛単独行動中のわしを狙うとは見上げたものよ!ハッハッハ、是非も…うん?関係者じゃと?フッ…わしは成り行きでこの場所に流れ着いただけにすぎん。
そもそも関係者だったら扉蹴破らんじゃろ。ではわしからも問おう。おぬしらは何者じゃ?はぐれサーヴァントであるわしに何か用か?」
(最初こそてっきり奇襲をしに来たのかと思い、口角を吊り上げて笑い飛ばしながら対峙しようとするも…聞かれた質問には律義に答えて。名前は名乗らず、焔のように燃える赤き瞳でしっかりと一行を見据えながら質問を投げかけて。同時に、まだ警戒心を解いていない為じりっ…と少しだけ距離を詰めながら様子を伺っており…)
【少々体調を崩していて返信が遅れがちで本当に申し訳ないです。本日中には全員分それぞれ投下致します故】≫ALL本体様
>94
>111 レイチェル
>97
>104 鮫島美夜子/早瀬灰音
>102 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相
>109 沖田総悟
>BAR・アシュリー周辺ALL
【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】
霧の向こう側に居たナニカ(レッドピラミッドシング)は、少女(レイチェル)の意に何かしら沿う様な動きは見せず、そのまま赤い薄暗闇と霧の中へ再び紛れ込み消える。
―だが、彼女(レイチェル)が其れを“認識”したという事は今後に影響する重大な事象となるだろう…少なくとも今直ぐに何か悪影響が発生するという訳でも無いが
――
ダグラス「…成る程、――まぁこちらとしても過程を見てるだけで痛々しいしな。それも含めて此処での多用は考え様だかもしれん。無理はしないでくれよ。」
彼女(鮫島)の説明と、やはりどうも(この街)――もといあの(霧)や(灰)の影響を受けているらしく、デメリットの方も目立つほど浮き彫りになりつつあるらしい事を聞き、尚且つもう一人(早瀬)が何かしらの(発言)をトリガーに発動するらしきモノを彼(漏瑚)の協力の元“実演”して見せてくれて、大体(術式)と呼ばれるモノがどういうものかを専門外ながら多少なり理解した壮年の私立探偵だったが
ダグラス「食い物と水に関しては後で一通り見せるが確かにこのBARで間に合ってる、確かに医療品に関しては影も形も無い…確保出来るなら確保して置きたい処だが――お前さん(真希)の言う通り、こんな状況じゃ恐らく碌な事になってないだろうな。だが何かしら起きて先ず駆け込むのは病院…なのは凡その国じゃ相場な筈だ。アンタ(乙骨)の言う通り誰かしら生存者も居る可能性は高い。行くリスクを犯すだけの価値はある。」
と頷く。
ジム「ちぇっ病院ねぇ――昔っからあんまり好きじゃなかったけど仕方無いか、あのリーチ(ヒル)のフリークス(化け物)も流石にこんな処まで出て来やしない…よな。」
何やら少し不安げにそんな呟きを口にする地下鉄スタッフ(ジム)、割と直近で遭遇したとある化け物に関してのトラウマがあるらしい。
―――
―
ダグラス「――何かしら在りそうなもんだとは俺も思ってる事さ、尤も今の処その(理由)を調べる切っ掛けすら見つけられて無いがな。」
彼(沖田)の呟きに探偵はそう答えながら――更に問われた事柄に
ジム「あぁ、一応此処に来た時から調べて置いたけど」
とテーブルに店内で(漁った)収穫を並べる。
ハロゲン式懐中電灯×4(かなり旧式だが頑丈な作りになっている)
缶詰数食分(内容はお馴染みのベイクドビーンズやらピクルスやら塩漬け肉やら)
12ゲージショットシェル×2(12発入り、標準的なショットガン/散弾銃用の弾薬)
S&W M10(38口径の小型リボルバー、装弾数は6発だが弾は2発分だけ装填されている)
灯油缶×3(2リットル入りの灯油缶)
酒類×18(バーボンやらウイスキーやらワインやら、何故か一本だけ日本酒もある、どれも年代物※酒場だけにまだまだある様だ。)
ツールボックス(簡易工具箱)
怪しげな瓶入りドリンク×6(恐らく栄養ドリンクの類だろうが内容物は不明)
バール×1
BARアシュリーのマッチ(小箱に35本入り)×2
消防斧×1
奇妙なキャンドル(奇妙なデザインの装飾が施されたロウソク※ホーリーキャンドル)×4
奇妙な銀貨(奇妙な紋様入りの銀貨※セントメダリオン)×5
鍵の掛かったブリーフケース(ピッキングで開けられそうな鍵が掛かっている)
ダグラス「…奇妙なのはどれもこれも製品や商品としては古臭いモノばかりなのに(物としては真新しい)――取り敢えず使えそうなモノを好きに持っていくとするか、必要なモノがあるなら好きに取って置け。」
とこの場の面々に言いながら壮年の探偵はショットシェル入りの厚紙箱を二箱取って中身の弾薬を無造作にポケットに放り込み、ジムもまたハロゲンライトを手に取ると、ちゃんと点灯するかカチカチとスイッチを押したりしだす。
>95 博麗霊華&霧雨亜理紗
>96 ガイスト
>108 一方通行&クリファパズル
【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】
マーフィー「!!気が回るな――これだけ有れば少しは持つだろう。」
と、相方(霊華)を休ませている手隙の間にこの家の中を物色して一通り(使えそうな物資)を集めていたという彼女(亜理紗)に感心した様にニット帽の傭兵の青年はそう口にしつつ…見せてくれた物、一応安全確認の為にその中に在ったやや古めの回転式拳銃(コルト・ディテクティブスペシャル)を手に取り、スイングさせたシリンダーに装填された弾薬(既に数発分発砲したらしく4発分のみ残っている)
を確認して元に戻しつつ
マーフィー「…一応聞くけど、二人とも銃を扱った事はあるかい?」
と聞く。
――
そうこうして荷物を纏めて(例に寄って亜理紗の“帽子”の中にだが)、移動を開始しようとした矢先に扉を乱暴に開いて入って来た二人?組の男女
ジャキャッ(反射的にアサルトライフルを構え掛けて)
少女ら二人(霊華&亜理紗)に出遭った時もだが、この二人(一方通行&クリファパズル)もかなり変わっている(というより片方は完全に人外らしい)――
マーフィー「…本当に今日はハロウィンじゃないんだよな?君らも迷い込んだってクチか?」
と思わずぼやきつつ、万一が万一の為に同行者(霊華&亜理紗)を自分の背に庇う(二人が逃げる時間を作る為)形で立ちつつ傭兵は新たな来訪者コンビ(一方通行&クリファパズル)にそう尋ねる…
――
―
『両儀式』「ではそうしましょうか。――近場に幾つか気配を感じるわ。凡そこの住宅街の何処かでしょう…あら、貴方にお子さんが居るなんて初耳ね。…こんな場所へ来てしまっているのなら早く見つけてあげないと」
(人が居る場所へ向かう)という点で同意した現状生身ともサーヴァントとも言えない中途半端な顕現を果たしているこの非日常の貴人は、彼(ガイスト)の呟いた(息子)という単語に少し口元を緩ませて
同時に大抵そういう予感は当たるものだと思いつつ、急いで見つけなければと口にして…
『両儀式』「…やっぱり集まって来たわね。相手をしていても仕方が無いし行きましょうか。」
霧の中から蠢いて近付いて来る多数の影を一瞥して、彼(ガイスト)を先導する様に歩き出す。
往く方向は(気配)がするというこの住宅街の一角、事故車や何かしらの残骸を避けながら――其方へと向かう。
> BAR・アシュリー(店内)ALL
【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】
レイチェル「………」
(机に並べられた物資。それをぼんやりと見つめる。好きに持っていけと話す彼(ダグラス)は言うが、さて何を持っていくべきか。
ふと目に止まったのはリボルバー。たしかあの家にいた時も、似たようなものがあった。でも、今はきっといらないか。)
レイチェル「……あの」
(そういえば、あの赤い異形の怪物はなんだったのだろう。誰か知っている人がいれば知りたいと思い、店内に集まる彼らにそう切り出すだろうか)
>マーフィー、一方通行、クリファパズル、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】
霊華「うーん…人里のお祭りにある射的、で何度か……でも、本当にそのくらいしか………」
亜理紗「私も、扱い方なら何となく分かりますが……実際に使ったことはありませんね…」
亜理紗はマーフィーに銃の残弾数を確認してもらった後、彼が戻した銃を帽子の中に仕舞い。その後、銃の扱いの経験について彼から聞かれた2人は、どちらも『ほぼ経験がない』と答え。といっても、全く扱い方が分からないということはなく、祭りで出てくる射的でコルク銃を扱ったり、銃を扱う人物を見たことがある程度…ということらしい。どちらにせよ、銃の扱いはマーフィーに劣るようだ。
__
_
荷物を纏め、此処を出ようと霊華が扉の取っ手に手をかけようとすると……突然、ひとりでに扉が開く。霊華は驚きつつも咄嗟に扉前から離れ、亜理紗の背中に退避し。扉の先には杖のついた青年と独特な容姿をした少女の姿があり。マーフィーの背中に守られながら、霊華は2人の人物(一方通行&クリファパズル)を交互に見て。
霊華「えっ、何!?………あ、新手の妖怪…?」
亜理紗「多分違うと思いますよ……貴方達も私達と同じ生存者…ということで良いのでしょうか?………あぁ、私は霧雨亜理紗と申します。宜しければ、お2人のお名前をお伺いしても?」
霊華は2人の人物のうちの一人、独特の容姿をした少女に目を向ける。こちらに襲いかかる様子が見えない限り異形では無いようだが、如何せん見たことの無い人外であったことから、新手の妖怪と見間違え。一方で、亜理紗は突然やって来た2人組に対して警戒するように目を向けるが、話の通じる人物だと分かればマーフィーの背中越しに先に自分の名を名乗ってから、2人に名前を尋ね。
>魔人アーチャー、倉庫地帯ALL
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
ミシェル「はぐれサーヴァント?ということは貴方は…何処かの高名な英雄ですね?東洋かどこかの…」
ミシェル自身ははぐれサーヴァントという単語に反応し相手の霊的な感覚が邪悪な性質のものではないのを感じ取り容姿から東洋の何処かの英雄という所までは分かったらしい。
川田章吾「とこのお嬢ちゃんは言ってるが?どうする?」
パック「わーっ!!待ったオレたちもそうなんだよ!」
川田自身は日本刀を向ける彼女に対しレミントンの散弾銃を反射的に構え、パックは間に入るように慌てて現れた少女に対して呼びかける。
上杉謙信「言われてみれば確かにそうだな…答えてくれて礼を言う」
律儀に答えて貰った事に対して素直にお礼を言う謙信。
ドリー「まぁまぁ此処は落ち着くのじゃ。妾達に敵意はないし危害を加えるつもりもないから安心せい」
的場卓「俺達はある目的の為に旅をしているんだ。でも君誰かに狙われてるの?」
芦川美鶴「オレ達も気が付けば此処に来た右も左も分からないのは立場的には同じさ。だけど化け物がそこらかしこに居て生きている人が居るなら放っておくという訳にもいかないから声を掛けたのさ」
聞く限り此処に居る理由が自分達と同じとらしい。それが分かりこのような状況であれば当然と言える警戒する彼女に対して対話という方法を取り説得する一行。
>沖田、早瀬、鮫島、ダグラス、ジム、レイチェル、店内all
漏瑚「……! 発動に多少の難はあるが……面白い術式だ、じゃが抵抗しようと思えばできるものでも有るな」
まず自分の発した言葉に強い違和感を覚えた漏瑚は、次の瞬間に無意識に体が移動させられてる感覚を覚えて驚く。そして自然と外への扉を開いてしまう。
一連の流れを見た漏瑚は扉を締めて再びバーカウンターの席に着くと早瀬の術式を面白いと評しつつも呪術的な階級でかなりの差があるからか抵抗は可能だと話す。
そうして術式関係の話が終わった後、ダグラスたちが並べたバーの物資を確認し始める。
乙骨「確かに、本当ならかなり年代物なものばかり……でも状態はかなり良いみたいですね」
机に並べられた武器や食料などを一通確認した乙骨は、たしかに年代物ばかりで違和感があるものの状態自体は新しく問題は無さそうだと言いつつ『僕は必要あるものは無いですね、真希さんは?』と言うが、真希も必要なものは無いようで首を横に振る。
その頃、レイチェルがレッドピラミッドシングを濃霧の奥に目撃しバー店内の誰かにその話をしようと声を掛けると、近くに居た脹相が反応する。
脹相「……どうした? なにか見たか」
無表情のまま、なにか言いたげなレイチェルの方を見て変わったことがあったのかと聞く。
>亜理沙 霊華 マーフィー 南部住宅街
一方通行「……あァ、まァそンなとこだ……その口振りだとオマエらも『迷い込んだ』ッて訳か?」
青年は、オドオドと焦りを見せていた浮遊していたクリファパズルを適当に宥めて一旦黙らせつつ、マーフィーや亜理沙の迷い込んだ生存者なのかという質問に肯定を返す。
クリファパズル「まさか、この建物には誰も居なかったと思ったのに……まぁ、気を取り直してぇ……私はクリファパズル545、ご主人様に仕える悪魔ですぅ。以後よく見知っておくと良いのですぅ」
自分の魔術を交えた感知が外れたのが少しばかりショックだったのか、ブツブツとつぶやきつつ理由を探していたクリファパズルだったが、少し間延びした口調で自己紹介を行って、隣りにいる青年の肩に寄りかかってふわふわと浮かんでいる。
一方通行「一方通行(アクセラレータ)だ」
クリファパズルに『ご主人様』と呼ばれた白い青年、『一方通行(アクセラレータ)』はクリファパズルに続くように簡単に名前だけ言うと、ここに来るまでしばらく歩き詰めだった為に壁に背を預けると三人に問う。
一方通行「一つ聞く、外には映画でよく見るようなバケモン共が彷徨いてるが……あれについちャオマエら、何かしらねェか?」
その問いは、街に蔓延る怪物たちについてであり、なぜああいった人外が大量に発生しているのかの原因に心当たりはないのかと聞いているようだ。
>99
>118 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン
>114 魔人アーチャー
【移動中→倉庫地帯/ベンジャミン・サイクス、????、きたかぜゾンビ×1】【了解です】≫幻想と死人のパーティ本体様
―歩けば歩くほどにこの奇妙な(霧)と足を踏み出す度に舞い上がる(灰)
(霧)は行く手を惑わす様に周囲の風景の輪郭をぼやかせて、(灰)はそれを助長する様に物理的に視界を更に悪化させる、まるで核実験後の放射性降下物(fallout)めいた様相だ。
とはいえ今となっては仮にこれらの(灰)がその手の汚染物質の類だったとしてもこの赤毛モヒカンの荒くれ然としたオレンジ色の囚人服姿の男(サイクス)にとっては些細な問題だろう――どの道今一度(生き残ってる)事自体が奇跡の様なモノなのだから、それに其れを防ぐ様な都合の良い防護装備の類や、ガイガーカウンターなどという物自体持ち合わせている訳が無いのだ。
――しかしおかげで、男が尾行していたグループ(的場達)に追いつくのに時間を食ってしまった、そうして辿り着いたのは蒲鉾状の古い倉庫が幾つも連なっている工業地帯の一角めいた倉庫群のあるエリア、既に敷地内に入ったらしき連中(的場達)とは離れた倉庫の一角へと来てしまった赤モヒカン
サイクス「…広い倉庫、忌々しい化け物が居なけりゃ良いが」
古びた木箱やコンテナの類が積み重なった屋内を見渡してPDWを構えながら油断無く歩く赤モヒカンだったが――
サイクス「展開が映画染みたベタさだな…?」
■■■■■
サイクス「!!」
チャッ
PARARARARARARARARARARARARARARARARARA!(銃声)
不意に暗がりでフラッシュライトを向けた先に映った(赤い風船)――そしてその奥から接近してきた(黄色い何か)に対して赤モヒカンはPDWの引き金を引き絞る。
連続した小火器の銃声が遠雷の様に響き渡るのを付近の面々は聞き取るかもしれない…しかもそれに加えて
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッドッ(ローター音)
この寂れ霧に包まれた(倉庫地帯)に今し方居る面々の耳に不意に入ってくる独特な重量感のある二重ローターが風を引き裂く音と共に、霧の中、空中に見え隠れするシルエット…どうやらヘリコプターらしいが…
立ち込める霧の中から一瞬だけ視えたそのヘリのシルエット―其処に在ったのはコックピット部分が得体の知れない肉塊と霧の中で炯々と赤く妖しく輝く(無数の目)に覆われた―“こんな場所に存在する筈の無い”異形の攻撃ヘリ(きたかぜゾンビ)の姿だった。
>101 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】
反撃からの触手による槍めいた追撃をステップで回避しつつ、相手(????)の性質上早期に蹴りを着ける方針を固めて(ドアの向こう)に居るであろう(ナニカ)へとドアを抜けたと同時に隙が出来るリスクを承知の上でその仕掛け武器(獣狩りのノコギリ鉈)の強力な一撃を振り下ろした矢先…
刃先が触れたのは――再び何か独特で奇妙なゼリー染みたモノを断つ手応え――しかし先ほどよりも何故か軽めの其れ―
誘い込まれた。
実際の所、彼(狩人)の想定と、その(化け物)の姿は割かし異なっていた――其れはまだ不可視ではあるが――かなりその体躯は柔軟らしくその大きさに反して狭い屋内でも比較的自由に行き来出来るらしく、おまけに多く備わっている(捕食器付きの触手)はかなりの伸縮性がある様だ。
くすくすくすくす
人間めいた嘲笑の様な鳴き声と共に――狩人の周囲の霧がゆっくりと動き出す。
四方からの同時攻撃――というより現状は彼(狩人)を囲んで隙を伺っているというべきかも知れない。
――そして彼(狩人)の言葉を守り物陰に隠れているリボンの少女(ことも)だったが、その傍の別のドアを開けて外からこの屋敷の屋内に入る(誰か)の気配を察する。
ことも「………?」
その(誰か)は先ほどの異形(屍人)の様なふら付いた足取りではなくちゃんとした人間の其れをしており、年齢なりに知識に疎い彼女(ことも)は知らなかったが、硬質なコンバットブーツのそれでなるだけ音を立てない様に静かに歩いているらしい。
トピック検索 |