スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>72 桜庭長春
>76 鶴蝶
>自然公園ALL
【自然公園/スーパーミュータント(以降SM表記)×3】
響き渡る銃声と銃弾の飛翔音、ドンパチは日常茶飯事である弱肉強食の環境(核戦争後の世紀末)の住人たる三体の緑色肌の怪人は着弾した箇所よりも(飛んできた)方向を探して…
SM1「!…アッ!カゲガミエタ!アソコカ!」
SM2「オイカケロ!」
SM3「チョコザイマネヲシテ!テコズラセタブンアジワッテクッテヤル!」
ドカドカと思い足音を立てて緑色の人喰い怪人(SM)達は逃げていく小さな影(桜庭)の後を追い掛け始める。幸い(捕らえる)事を第一にしている為かパイプライフルやロケットランチャーなどの飛び道具は使ってこないらしい。
噴水の方から彼(桜庭)が発した銃声を聞きつけて駆けつけた彼(鶴蝶)とはそのまま鉢合わせになる可能性が高いだろう…
>72 山姥切国広、商店街ALL
【商店街(店の中※雑貨店)/?????】
まるで計ったかの様な(再開)
しかし悠長に選択する時間も惜しいと考えた彼(山姥)は躊躇無く開き掛けのシャッターへと滑り込む。
そうして再び来訪した雑貨店の内部、丁度会計前のカウンターエリアには不可思議なキャンドル(ホーリーキャンドル)数本分の薄明かりが点いており、(前回)、“彼女”と来た時、そして囚人風な“彼”と遭遇した時とさして変わっていない。
変わった点と言えば…カウンターの一角を背に座り込む様にして息絶えている誰か――の死体。
激しい戦闘があったかの様に周囲に空薬莢が大量に転がり、首元を赤く染めて死んでいる誰か――兵士の様な戦闘服姿にアッシュグレーのウェービーヘア、それに特徴的なヘアピンが特徴的な少女の其れで首が掻き切られた形跡が見て取れる。
彼女が持っていたであろう武器は誰かが持ち去った後らしく見つからないが、携帯無線機はまだバッテリーが生きているらしく使えそうだ。
それ以外だと、二階へ続く階段の先から何かが激しく(燃えた)様な煙の匂いが漂ってくる点だろう。
そうしてその二階の方から
ガシャンッ
という棚か何かが倒れる音が聞こえてくる――恐らく(何か)がいるのだろう。
>63 エル
>64 ギデル
>77 シックス
> 遊園地ALL
【遊園地/メリーゴーランド付近/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】
L「………………」
出遭った三者が三様の反応を示して――取り分け黄色のレインコートめいた服を来た痩せた子供(シックス)から漂う尋常ではない―怨唆や恨みめいたモノすら感じる雰囲気で、それでいながらゆりかごの赤子(エル)を守ろうとしている様子を見て、…尚且つ二人よりは年上であろう獣人めいた容姿の少年(ギデル)の困惑と同じくくらい、4体の(ダミー)を統べるT-Doll(戦術人形)たるLはその情報過多な状況に首を傾げていたが…
先ずは自分達が(敵)では無いという事を態度で示して(警戒)を解かなければいけない――
立ち塞がる彼女(シックス)の前で、彼女(シックス)からしてみれば確かに(大人)と言えるであろう容姿の(戦術人形)の少女(L)は徐にタクティカルベストのポーチの一つから、何かとても(甘い)匂いのする茶色い物…板チョコを取り出すと、パキッと其れを一口齧って美味しそうに咀嚼する。
其れは(毒など盛っていない)という事を示す前振りであり、そのあとそのまま板チョコの一切れを彼(ギデル)に投げ渡し、もう一切れを目の前の彼女(シックス)にスッと差し出す。
逆にいうと赤子(エル)には何をくれれば良いかと少し困ったが…本当に困った場合は(ミルク)を用意する機能もあるにはあるので其処は保留して――というより外見年齢以上にこの赤子(エル)がよく(喋る)のに内心驚いていた。
一応、言葉であれこれ話すよりも、先ずは本当に(敵意)が無い事を態度で示す戦術人形はこう続ける。
L「貴方達の様な子達も含めて民間人の保護の為に私…私達は動いているんです。――直ぐに信用しろとは言いませんが…敵意が無い事は信じてほしいのです。」
としゃがんで少女(シックス)の目線と同じになると物怖じする事も無く真っ直ぐな目で相手の視線を受ける。
>店内all
【BARアシュリー店内】
真希「憂太に鮫島さん、早瀬、んでそこの火山頭と脹相は術式が使える、特に憂太と火山頭は『特級』だからな・・・・・・戦力としちゃ申し分無ぇだろ」
鮫島の説明を補足するように話をする真希だが、暗に自分は術式どころか呪術を使えないと言っているような様子だ。
そのまま乙骨と漏瑚を交互に示して『特級』だと説明し、戦力として非常に期待できると話す。
確かに呪霊と呪術師の『特級』は違うとはいえ、乙骨も漏瑚も呪術を扱う者としての頂点に座す為の『単独での国家転覆』を可能とするレベルに達してはいる、しかし肝心の2人は少し複雑そうな顔をして口を開き。
乙骨「ごめん、真希さん・・・・・・多分この街に来てから明らかに呪力出力に制限が掛かってて、リカちゃんの調子も良くなくて」
漏瑚「儂もだ、『極の番』に『領域』についても同様・・・・・・使えば感覚でに次の夜明け迄は『術式』が焼き切れるじゃろうな」
二人曰く明らかにこの霧と灰の街にやってきてからというもの本調子が出ないようで、中々戦力として役に立てるか分からない様子だ。
脹相「・・・・・・俺も血液の圧縮率が落ちている、それに加えて俺の持つ血液の毒性が・・・・・・恐らく消えている」
脹相についても乙骨、漏瑚同様ある程度の弱体化を受けているようで少し不安があるようだ。
>78 地下鉄all、(サイクス)
【廃地下鉄駅(屋外) /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】 【なるほど…ありがとうございます】
的場卓「なん、だよこれっ」
ドリー「地上に出てもこの有様とはのぉ…」
パック「なんでこんなことになってるのさ…」
上杉謙信「一体この地上で何が起きたのです?」
地下鉄内での夥しい数のリビングデッド達を動かぬ肉塊に変えて出てきた地上。しかしそこもまた阿鼻叫喚の地獄絵図に過ぎず絶句してしまう。
川田章吾「さっきの音はヘリが落ちた音か…それになんだあの目から血を流しているのは?武器を使えるのかあいつ等…」
川田は階段を掛け上げる際に揺れた原因が目の前で死者が群がっているヘリだという事を確認した後、ゾンビ達とは別に攻撃していた屍人を見て先ほどまで戦っていたゾンビ達とは違い武器を使うという光景を見て身動き等を観察しゾンビとは違うおかしさを感じていた。
芦川美鶴「皆一刻も早くこの場から離れるべきだ、それから後の事を考えよう」
的場卓「まだ生きている人が居るかもしれないのにか!?」
上杉謙信「その通りです、生存者が居れば出来るだけ助けるべきです」
ミシェル「スグルさん、謙信さん、ミツルさんの言う通りです。それに気が付きませんか?魔法を使う際にいつもよりおかしい事に」
的場卓「それは…」
確かに気づいていた地下鉄で魔法を使った際に何時もより思ったように使えないことに。気のせいかとも思っていたがどうやら一緒に魔法を使ったミシェルもそう感じたことから間違いではないのだろう。
芦川美鶴「それだけじゃない、堕ちたヘリを見る限り囚人を運んでいたのなら凶悪犯罪者が混ざっていたのなら助けるメリットは俺達には無いしあのゾンビとは別に危害を加えられるデメリットしかない」
同時に運んでいたと思しき連中も警察と言った法執行機関ではないように思えたのが美鶴として引っかかった点であり、どんな連中か分からない以上関わるにしても慎重を期すべきであるとも付け加え何れにしろこの状況では生存は絶望的に違いないと判断していた。
的場卓「くっ」
上杉謙信「確かに一理あります、此処で命を落とす訳には行きません。卓殿にも無謀をしてほしくない」
スグルとしても言葉に反論が出来ず謙信も美鶴からの話を聞いてこの場から退く事を説得されこの場から離れる事に同意する。
ドリー「今は生き延びることが先決じゃ、妾もミツルに賛成じゃな」
川田章吾「なら急いだ方が良い、気が付かれる前に逃げるぞ!」
そして出た屋外から何処か別の場所に移動すべく周囲を警戒し改めてゾンビ共に気づかれないように迎撃をしながら走り出した。
【 遊園地 メリーゴーランド付近 】
>ギデル、シックス、L、Lダミー×4、遊園地all
「……える?」
少女達(L、Lダミー)から視線を逸らすことなく見続けていると、目の前に立ったのは先程自身に笑みを向けてくれた少女(シックス)。表情は見えなく、雰囲気もわからないものの自分を守ってくれているのは確かなこと。首を軽く右に傾けながら少女(シックス)の背中をきょとんとした顔で見る。次第に立ち塞がるように立っている姿が自身の仲間の姿と重なっていき、精悍な顔つきになっていく。
自身らを囲むもの達(L、Lダミー)が味方なのか敵なのかわからないがもし何か危険なことが起きたら変身してギデルやシックスを守る。密かに決意しながらいつでもプリキュアに変身できるように構える。そうしていると突然パキッと何かが割れた音が聞こえてくる。ゆりかごを少しだけ浮かせ、シックスの後ろから覗いてみると何やら美味しそうなものを食べている。勿論、赤ちゃん用のお菓子でもないそれは自分が食べることができるものではないとはわかっているのだが心惹かれてしまい、ギデルに投げ渡されたものとシックスに差し出されたものを羨ましそうに交互に見つめる。
「わるもの、ちがう?」
少女(L)が言葉を発しだすと再び視線をそちらに向ける。言っていることを理解したわけではないものの、少女(L)振る舞いや真っ直ぐな目から言わんとしていることを何となく察し、確かめるように問いかけて。
>78 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
渡されたコインを、一言「ありがとう」と礼を言ってから受け取り、それの表と裏をまじまじと見つめる。見たところただのコイン、磨いて輝かせれば霧の中の道しるべ程度にはなりそうなものだ。しかしこのコインからは妙な雰囲気、あるいは力のようなものを感じる。雑多な硬貨と同じように扱うのは少々勿体無いかもしれない。将来的に使う機会が訪れる可能性はあると考え、懐に仕舞い込んだその時、誰かの笑い声が屋敷の中に響いた。即座にノコギリ鉈と獣狩りの短銃を構え、臨戦態勢をとった。周囲に視線を向けるが、それらしき姿は見当たらない。女(屍人)は未だ倒れたままで、奴から発せられた声ではない。となればこの声の主は屋敷の外か奥に存在しているか、あるいは不可視の存在だと推測できる。警戒するに越した事はない。コートの裾を掴む少女(ことも)に「危ない時は何処かに隠れろ」と忠告して、その声の主が現れるのを待った。
>マーフィー、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
亜理紗「そういえば、貴方にはそれがありましたね。うっかり忘れていました。__もちろん、タネも仕掛けもありませんよ。霊華さんは今、本当に浮いているんです」
霊華「あっ、もしかして…こういうのを(能力や魔法を使用するところ)見るの…初めて、でしたか?えぇっと、驚かせちゃって……ごめんなさい。でも、この通り…移動面は、大丈夫ですから」
霊華が宙に浮かぶ姿を見て、亜理紗は彼女が能力を使って浮かんだのだと瞬時に理解する。同時に、マーフィーが目を見開いて驚く様子が目に入れば、彼が魔法やオカルトなどといったものとは無縁であることも察して。苦笑する彼のそばで、面白いものを見たかのように口元に手を当ててクスッと笑い。
自分もそういった魔法の類を使用出来ることを証明するためか、魔女帽子を外し、先程使用した救急キットを手に取ると……なんと、それを帽子の中に入れて。その後、帽子を被り直すとニコッとマーフィーに向かって微笑み。どうやら亜理紗の帽子の中は某ネコ型ロボットのポケットのような、一種の収納スペースになっているらしい。これも彼女の魔法の一種なのだろう。
霊華も亜理紗と同様、マーフィーが魔法や能力とは無縁の人間であることを察したらしく、空中をふわふわと浮きながら驚かせたことに対して申し訳なさそうに謝罪する。その後、移動の問題は大丈夫だということを証明するため、その場でクルッと回転したり、部屋の中を飛び回ってみせて。
霊華「そ、それなら私達も協力します!一緒に、そのお仲間さんを探しましょう…!あと、この街に残された人達も!」
亜理紗「ちょっと霊華さん、勝手に決めないでください!……と言っても、私も同じ意見なんですけどね。これからの行動としては、拠点となる避難場所を探しつつ、マーフィーさんの仲間と民間人の救出をする…という形で大丈夫ですか?」
その後、これからの行動についての話に切り替わり。2人はマーフィーが人命救助のために派遣されたことと、ここに来るまでに戦闘があり、途中で仲間とはぐれてしまったという情報を聞く。それを聞いた霊華は、真っ直ぐな瞳で民間人と仲間の捜索に協力する意志を示し。
一方で亜理紗は、勝手に行動方針を決められたことに驚き。しかし、考えることは同じだったようで苦笑を浮かべつつも霊華と同様、協力することを伝え。その後、これからの方針を端的にまとめ、マーフィーに「大丈夫ですか?」と確認するように問いかけて。
>77 モノ、保安官事務所ALL
【保安官事務所/エディ・ドンブラウスキー、????】
チャッ
――震える手でリボルバー(コルトSAA)を構えながら、物音がした事務所の中を恐る恐る進む小太りの帽子の青年(エディ)。
コツ コツ コツ コツ コツ コツ
彼(エディ)の足音らしき物がゆっくりと、やけに規則正しく鳴って―――
ぐぅうううう
エディ「…お腹減った。」
先程までの緊張感は何処へ行ったのか、小太りの青年(エディ)はどこか脱力したような様子でリボルバーを下げると…何か見つけたのか小走りで事務所の隅、彼(モノ)が隠れているデスクの反対側―に位置する古めかしい冷蔵庫に駆け寄り
コツ コツ コツ コツ コツ コツ
ガシャッ
と重い開閉音を立てて冷蔵庫を開けるとその前に座り込んで中を物色し始めて…
コツ コツ コツ コツ コツ コツ
――彼(エディ)は足音を立てていないにも関わらず、再び鳴る音――(それ)はずっと少年(モノ)の居る側のデスク――その傍の窓ガラスを(小突いて)いた。
コツ コツ コツ コツ コツ コツ
窓の外から…(それ)…小さな人影が頭だけを出して事務所の中を覗きこんでいるのが見える。”それ”はおかっぱ頭で、笑顔の“人形”だった。ただし、ただの“人形”ではない。
顔は人形特有の真っ白な肌なのだが、笑顔のはずの目は中身が真っ黒で、目玉らしきものが見えない。口も同じで、唇らしきものもなく、そこにはやはりぽっかりと真っ暗な、三日月状の穴のようなものがある。それでも、目や口の曲線で(にっこり)と言う感じの笑顔だと分かるのが余計に不気味だった。
コツ コツ コツ コツ コツ コツ
(それ)は覗き込みながらその頭で窓ガラスを(小突き)続けている――まるで(中)に入ろうとしているかの様に…
一方の青年(エディ)は冷蔵庫の前で漁るのに夢中になっている様だ。
>69 黒川イザナ、廃雑居ビルALL
【廃雑居ビル/2F→屋上/ニコライ・ジノビエフ】
階段を無心で登り、屋内だというのに立ち込める濃霧を鬱陶し気に払いながら進む銀髪のロシア人の傭兵(ニコライ)
(目的の資料)を入手(奪取)した後、先ず彼が起こした行動は現在地の把握だ、(監視員)に支給されていた個人用携帯GPSシステムでは現在居る座標がまるで掴めなくなったというのが一番の理由になる…そして直感にも近い様な(感覚)で、傭兵は此処が作戦エリア(ラクーンシティ)では無いであろう事を察していた。
ニコライ「…………………」
階段の踊場から階段へ、を7回ほど繰り返して――上がった先に見えた(屋上)の扉。
しかしその先に感じた(人の気配)に、傭兵(ニコライ)は一度立ち止まりベストのポーチから内視鏡の様な器具を取り出して、扉の隙間から滑り込ませて屋上の様子を偵察する。
―見慣れない格好をした東洋系の青年(黒川)の姿が見えて、何やら訝しげな様子で周囲を見回している――見ところ負傷…(噛まれた)様な様子は見えない。
つまるところ民間人だろうか――
既に自分を含めたU.B.C.S(Umbrella.Bio.hazard.Countermeasure.Service※アンブレラ・バイオハザード対策部隊)はラクーン市に投入された4個小隊(1個小隊30名・計120名)がほぼ市街での(活性死者)や(イレギュラーミュータント)との交戦により壊滅状態で散り散りになっており、表向きの任務であった(民間人の救助活動)そのものが破綻している有様で其々が生き残る事を優先せざる得ない状況だ。
まして(監視員)のこの傭兵(ニコライ)としては後はどれだけ(報酬)を雇い主(アンブレラ社)から搾り取れるネタを用意出来るかしか基本的に興味は無いので致命的な(足手まとい)に成り得る民間人を同行させる気は無かった。
そうして扉の前で踵を返して下へ降りていこうとし…
>83 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL
【廃地下鉄駅→移動開始/ゾンビ×多数、屍人×5、ベンジャミン・サイクス】
戦いながら移動していく(奇妙な7人組)を物陰から観察しながら、手元では慣れた手付きで屍人化した(財団警備員)から奪った5.7mmPDW(FN-P90)の特徴的な弾倉を交換しつつ付属の光学サイトやフラッシュライトを点検して囚人服のポケットに数本無造作にその50連マガジンを放り込んで準備を整えた赤毛のモヒカンの(Dクラス職員)は、見るからに現実離れした面々を見つめながら
サイクス「――距離を置いてあの連中(的場達)を追いかけてみるか。案外(当たり)を引くかもしれんしな。」
と奇妙な言葉を口にしながら自身も彼ら/彼女ら(的場達)を追って霧の中へと入っていく。
実際の所彼ら(的場達)が地下鉄から地上へ出て行く前にも、墜落したヘリから自力で逃げ出した者は数人存在しており、この赤毛モヒカンの強面のアイルランド人は最後発だったという事になる。
何なら直接接触するという手もあるが、彼ら(的場達)が警戒しているのと同じく、この男(サイクス)もまた彼ら(的場達)の事を警戒していて、一先ず暫く様子を見て声を掛けるか判断するつもりなのだろう。
>85 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1】
“危ない時は何処かに隠れろ”
臨戦態勢を取りつつそう言う彼(狩人)にこくりと頷きを返しながらも――意外と冷静な視線でその奇妙な(嗤い声)がした方向をじっと見つめる。
――ガチャッ
ドアノブがゆっくりと回り、外開きの屋敷のドアの一つ…距離にして10mも無い、其れが開く――開いた先にあるのは相変わらずの(霧)のみだ。
ドアノブを(回した)モノの姿は見当たらない。
くすくすくすくすくすくす
しかし相変わらず例の嘲笑う様な不気味な嗤い声は奇妙に反響しながら聞こえてくる。
彼(狩人)の予測通り、この(ナニカ)は(不可視)なのかも知れない――しかし立ち込める(霧)は確かに(視界)を遮る厄介なモノだが、逆に捉えれば(霧)に動きがあればある程度その(ナニカ)の動向を視界に入れる事が可能かもしれない。
ひゅっ
かんっ…からから
不意に飛ぶのは小石、赤いリボンの少女(ことも)が投げたモノ――それはまるで隙を窺う様に不気味な沈黙を守る(ナニカ)を刺激する様に促す。
するするするするするする■■■
ことも「!!」
(不可視)の触手――捕食器を兼ねた(其れ)が数本、足元から二人を狙って一挙に伸ばされて霧を掻き分けて襲い掛かってくる。
【桜庭長春・自然公園】
>自然公園ALL、鶴蝶、SM
「ばれっ……!!」
(予想に反し彼らは銃声の方ではなく自分が撃った方向を探し長春が思っていたよりも早く彼らは追いかけてきた。
絶体絶命だが、走るしかない。銃を握りしめながら出口を目指してがむしゃらに走っていたとき……奥から来た青年と鉢合わせた)
「!!わぁぁ、おにーさん、こっち来ちゃ駄目ですよぉー!ぼくと兎さんと一緒に逃げましょ~。……兎さんもそう思う?思いますって!」
(急ブレーキをかけて彼の前で止まり自分よりも背の高い青年を見上げながら兎さん……もといぬいぐるみと一緒に逃げようと提案する。青年から見れば霧の奥から突然走ってきてぬいぐるみと会話をする長春も怪しく見えるかもしれないが……霧の奥から『クッテヤル』と叫ぶ声が、青年(鶴蝶)の耳にも聞こえるだろう_____)
【鶴丸国永/州兵訓練場】
「へぇ、訓練場か。俺の知ってる場所とは少し……いやだいぶかけ離れているが、アンタらが言うなら間違いないんだろうよ」
(訓練場、と聞いてパッと思いついたのは自分が暮らしていた場所にあった和風の道場。だが玄関だけで見る限り見知ったものは一つもなかった。そして二人に質問して返ってきた銃関連の部品や火薬の匂いという回答……そして何よりいきなりこの場所に紛れ込んだであろう二人が対して動揺をしていない様子からして普通の人間ではないのだろう。戦場か何かで戦いに慣れているのか、はたまた別の理由か。何にしても手慣れている二人が言うのなら信憑性がある)
「おぉ、感が鋭いねぇ。そういうことさ______此処にいる奴らは……そうだな、狂ってるって表現が一番合うか?俺を食べようとしたのか知らないが、いきなり襲ってきてな。あらかた斬ったんだが血に誘発されたのかまたワラワラと……で、ここに逃げてきたってこった。」
(パンっと手を叩いたあと尋ねてきた彼女に指を差す。そして此処に来るまでの過程をまるでお伽噺でも語るかのように話した。
“あぁ、安心しな。此処に来るまでの間にそいつ等は巻いたからな。入ってくることはないと思うぜ……多分。な”とも付け加え…)
【沖田総悟/BARアシュリー】
>>ALL
「………前に…旦那達と…“会った”?」
(他の者達が会話をするのを話半分で聞きつつ窓の外に目をやる。先程から感じていた強烈な既視感、それは何なのか……いくら考えても答えは出なかったとき、ジムに“会っていた”と話しかけられれば、驚いた表情を浮かべ目を移した。そして……)
「______あぁ……俺は夢かと思ってたんですけどねィ」
(一言だけ呟く。あのゾンビ達に追いかけられたのも、このBARに逃げ込んだのも、そして二人の男性に会ったのも……全て夢で見ていた。それが虫の知らせのような予知夢みたいなものなのか。それとも本当に過去に一度迷い込んでるのか……未だ、定かではないが)
「確かに、夢だとしても此処から何処かに行った記憶はないですねぃ。まぁ、こんな広いんですから……歩いてたら色々と施設はありそうですぜ。」
(ダグラスの言葉に同意しつつも追われていたときが精一杯すぎて何がなんだか分かっていなかった。だが、逃げているときに視界の端に建物はあったためここからそう遠くない所に何かはあるのではないか?と言ったあと)
「……神なんて気まぐれでさ。許すも許さないも、気分次第じゃねェの。」
(光のない目を窓の外に向け誰に対してでもない彼女の言葉に対し、沖田も独り言のようにつぶやいて)
【商店街・山姥切国広】
>>ALL
「おい!大丈夫か!!」
(何も変わっていない薄暗い店内……にいる前にはなかった誰かの死体。急いで駆けつけ声をかけるも、見ただけで応急処置など必要のない……“手遅れ”であることが見て分かった。目を伏せつつ、周りに散らばった空薬莢からして誰かと戦闘し、そして負けた。そばに落ちていた無線機を“拝借する”と返事の返ってこない“人”だったものに話しかけ、手に取った。自分に扱えるかどうかは分からないが、“役立つ”のであるなら、持っておこう。)
「!!!……誰か、いるのか」
(何かが燃えたような煙の匂いがする方を辿っていれば、二階から大きな音が聞こえてきた。生存者であるのなら話しておきたい、そして自分にとっての“怪物”であれば……斬るのみだ。打刀を構え、少しだけ広いところへ移動する。そしてもう一度息を吸ったあと)
「いるのなら、返事をしてくれ」
(二階に向かって叫んだ)
【南部住宅街】
>ライイングフィギュア、『両儀式』、ALL
…!ククク…また助けられるとはな
(攻撃が効いたらしく異形が絶命する様子を歪んだ笑みを浮かべながら見届けた。濁った体液で汚れた剣をそのままに残りの異形を斬り捨てようと剣を構えた矢先見覚えのあるような桜の花弁と共に現れた姿に少し目を見開いて。相手の言葉にたまに見る悪夢_断片的な記憶を思い出し口角を上げながら視線を向けて)
>87 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
笑い声がした方向へ視線を向けると、そこにはドアがひとつだけ。おそらくあの奥に声の主がいる。ドアに獣狩りの短銃を向けながら、声の主が姿を見せるのを待った。そして遂にドアが開かれたが、そこには何の姿もなかった。狩人は不審に思い短銃を下ろしかけたが、続いて聞こえた笑い声で再び構え直した。姿は見えず、音のみが聞こえる。推測が当たっていれば、奴は不可視の存在。姿が見えない以上、音を頼りにするしかない。が、しかし。適当に攻撃を行えば、こちらの発する音で奴の音は掻き消され、音による居場所の特定が難しくなる。さてどうするかと狩人は思考を巡らせた。対処の方法を考えている最中、ふと後方から狩人を横切る小さな物体が視界に入った。よく見るとそれは小さな石。背後から現れたので、少女(ことも)が投げたものだろう。するとそれがきっかけになったのか、足下前方の霧がまるで此方に向かっているかのような揺らぎを見せた。そうか、と狩人は心の中で手を打った。幾ら不可視の相手でも、実体がある以上は霧の中で動くならば必然的にそれを掻き分ける形になる。不自然に霧が動く場所が、奴の居場所を示すヒントになるのだ。これに気付かせてくれた少女(ことも)に「助かった」と礼を言ってから、振り下ろすようにして右手のノコギリ鉈を変形させた。折り畳まれた刃を前方へ展開する鉈形態では、振りの遅さと引き換えに長いリーチと遠心力による一撃の強さを手に入れる。その変形させたノコギリ鉈を、霧を掻き分けて向かってくる何かに向けて一文字を描くように振り抜いた。
>雛沢・加奈江、???、ALL
【路地裏/フェロー・オネスト】
「ッ!?針山みてえになりやがった!?あぁもうマジでなんなんだありゃあ……!!」
自身の炎魔法により変化した謎の集合体(ブラッドスライム)を見て、またも驚愕してしまう。ますます困惑してしまうも、追跡速度が下がったのは好機と判断し、このまま撒こうとスピードをあげようとする。
と、そこに……。
「……ッ?」
自身の前方の暗がりに、うっすらだが走る人影が、自分を誘うように指を動かしているのが見えた。
敵か味方かは判断出来かねるが、藁にもすがる思いで、その人影の方へ走り始めた。
>エル、シックス、L、Lダミー×4、ALL
【遊園地/ギデル】
「……?」
自身達の前に現れた少女たち(L、Lダミー)と、エルを守るように彼女たちに立ち塞がるレインコートの子供(シックス)を、焦りの表情で交互に見ていると、なにやら少女(L)が茶色の物を取り出し、それを自らかじって見せた。
それをレインコートの子供(シックス)に差し出し、自分にも投げ渡される。慌ててキャッチしてみれば、物体の正体はチョコレートだった。
とりあえず渡されたチョコレートを咀嚼しつつ、レインコートの子供(シックス)と少女(L)の様子を見守る。
少女(L)が言うには、彼女たちは民間人の保護のために動いているらしい。
「…….?」
『わるものちがう?』と発するエルに同調するように、自身も目を瞬かせながら首を傾げてみせる。
>87 倉庫地帯all(ベンジャミン・サイクス)
【移動中→倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
川田章吾「誰か聞いている人が居れば返事をしてくれ、繰り返す…」
パック「誰か返事してくれるといいねぇ」
リビングデッド蔓延る悪夢のような廃れた地下鉄からひと先ずは逃れ、霧の中を掻き分け手に入れたトランシーバーの無線で呼びかけつつ周囲を警戒しながら歩いていると倉庫が立ち並ぶ建築群の入り口の目の前に来ており足を踏み入れる。
ドリー「また別の所に出てきたのぉ」
上杉謙信「此処で全員一休み出来そうですね」
芦川美鶴「そうだな少し休んでからこの場所を探索してみよう、何かあるかもしれない」
ミシェル「此処まで動きっぱなしですからね、休息は必要です」
的場卓「せめて生きている誰かに会えるといいなぁ」
廃地下鉄の堕ちたヘリコプターから既に生存者が全員逃げ出しているとは知る事は出来ないが少しだけ心残りがありつつ今度こそ生きている人が居れば助けようと決めたが
とは言えまだまだ油断は出来ない、この場にもゾンビは居ないとは限らないのだから。
【明けましておめでとうございます、今年も宜しくお願い致します。安否確認と言う訳ではありませんが此方は特に問題なく過ごせています。震源地に近い方に関してはまず身の安全を最優先にしてください。基本ゆっくり目のペースで進めて参りますので】≫ALL参加者本体様
>79 鮫島美夜子&早瀬灰音
>80 レイチェル
>82 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相
>88 沖田総悟
>BAR・アシュリー周辺ALL
【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、レッドピラミッドシング(店外)】
―虚ろで冥い少女(レイチェル)の視線の先、相変わらず深い霧が漂う店外の風景、赤み掛かったその底の知れない霧の中で、ハッキリと視覚に捉えられる(動くモノ)を彼女(レイチェル)は認識するだろう、霧に紛れてゆっくりと、巨大な鉈を片手に引き摺り歩む――赤錆と膿の色をした三角形の何かを被った大柄の(処刑人)の姿を
ゴリ、ゴリ、というその音は、霧の中から浮かび上がっては、再びその霧中へと吸い込まれていく。
それは(罪)
それは、■■■■■■■■■■■■が自らを罰する意識が具現化したもの。
あるいは遠目には、鳥の横顔のようにも見える、三角形の金属を頭部に持つ、人の形をしたもの。
在らざるもの、今あり得るはずのないものが、どす黒く汚れた金属の板…およそ広げた両手にも余るかの尋常ならざる大きさの鉈を引きずりながら、ゆっくりと歩いている。
それに、何かの意志や目的があるかと言えば分からない。
(罰)を望む者の前に顕れるというとアメリカのとある街に伝わる存在、ただ少女(レイチェル)が望むのが(罰)なのか、それともただただ(死)を望んでいるのか、その何れにかによってこの(ナニカ)が成さんとする行動は変わってくるだろう。
―その“三角頭”の異影が霧中に溶けて視えなくなるのと同時期…
――
ダグラス「これが“術式”…成る程、トリックなんざ一切無い訳だ。何かしら直接危害を受けた場合に役立ちそうだな。」
ジム「…やっぱり理屈は分かんないけど、凄いモノを見たって感じ。」
と、眼前で二人(鮫島&早瀬)に(実演)されてやや引き気味ながらも頷く私立探偵だったが(出来る事)の把握はこの先の展開次第では重要になって来るとも言えるので何やら無頓着ながらも手の内(全てでは当然無いだろうが)を見せてくれた事に多少なり誠意を感じる。
対照的にやはり一般人らしく漠然とした感想を述べる地下鉄職員(ジム)だったが素直に驚いているらしい。
ダグラス「そうか、だが此処(BAR)に来るまでの化け物や死人共相手の大立ち回りは見せて貰ったぞ?お前さん(真希)も相当な手練れと見てるが…――前に会った“魔法少女”をやってるとかいう子供も同じ様な事を言ってたな。(この街)じゃ(調子が出ない)とか…」
本来であれば凄まじい実力者(特級)であるという二人(乙骨、漏瑚)も相当な不自由――勝手の利かなさを覚えているらしい旨を口にしている。
続けて(漏瑚)の同行者らしき彼(脹相)も自身の力に同様の懸念を抱いている様だ。
それは(何度目か)の邂逅の際に出会った妙な(魔法少女)を名乗る少女――の言葉が頭の中に蘇ってくる。あの子供も恐らく今頃は…と嫌な推測を頭の中から探偵は掻き消す。
――
ダグラス「…(繰り返し)て見る“悪夢”なんてのは真っ平御免だが…どうやらそうらしい。」
ジム「何なら(あの時)の状況もはっきり覚えてるよ…でも、不思議なのは何で毎回此処(BAR・アシュリー)でなんだろうって点だけど…」
彼(沖田)の言葉に頷きながら、(夢)だとしても悪夢が過ぎると溜息を吐く私立探偵と、意外な疑問を口にする地下鉄職員。
――
ダグラス「――兎に角、弱り目に祟り目って事なんだろうが…幸い(今まで)の経験上、この店の中まであの化け物やら何やらが入り込んで来た事は無い。…此処を拠点にして色々調べてみるしか無いか。」
と私立探偵は言いつつ店の何処からか取り出した(街の地図)を皆の前にテーブル上に広げて見せる。
地図自体は何ら変哲の無い年季の入ったモノだが、所々が塗り潰されて幾つか不自然に書き加えられている。
ダグラス「この地図が正確なら―近くにあるのは(病院)と(図書館)、それから(倉庫地帯)に(州兵訓練場)、(スクラップヤード)だな…何処から調べるか、意見があるなら聞かせてくれ。」
>90 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1、????】
バキャッ■■■■■
ことも「!!」
霧を?き分けて足元から狩人と少女(ことも)へと殺到してきた数本の捕食器を兼ねた不可視の(触手)、その異質な弾力のあるモノと異形の厚い肉を裂く事に特化した(仕掛け武器)の一撃重視の形態の一撃がぶつかり合う。
彼(狩人)はぐにゃりとした有機的とも無機物的とも言えない何か酷く弾力のあるゼリーめいたモノの様な手応えを得物越しに感じるだろう。
■■■■■
完全に(裂く)事は、(触手)が若干引いた事で叶わなかったが、それでも深手を負わせはしたらしい――しかし今度は更に複数の(触手)を頭上から伸ばしてまるで伸縮する槍か何かの様に(狩人)目掛けて複数本が襲い掛かる。
その(命のやり取り)の迫力に気圧されながらも、リボンの少女(ことも)は彼(狩人)の戦いの邪魔にならない様に言われた通り付近の棚の影へと身を隠す。
――
一方、霧の中を掻き分け一定の足音を立ててこの荒れ果てた(廃屋敷)へと新たに訪れる(何者)かは…内部での戦闘音を耳にして――臆する事無く屋内へと足を踏み入れる。
>86 博麗霊華&霧雨亜理紗、
>89 ガイスト
【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×8、『両儀式』】
マーフィー「いや大丈夫だ。別に謝らなくても…だけどまるで夢の中の出来事や御伽噺みたいだな…目の前でそうやってやられると、不思議と受け入れられてる自分の慣れも怖いモノだよ。」
到底収納出来るスペースなど無いであろう魔女めいた帽子に救急キットを(仕舞って)みせる彼女(亜理紗)や、改めてその場で浮いたりくるりと回転して見せる彼女(霊華)の様子を見て至極真っ当なそんな感想を口にしながらも、ニット帽の傭兵は興味深そうな視線を向ける。
――その人柄がハッキリと分かる様な真っ直ぐな瞳で此方の話の内容に間髪入れずに肯定するオリエンタルな雰囲気の少女(霊華)
そんな彼女を冷静に諌めながらも此方の意を汲み取ってくれる魔女な彼女(亜理紗)、年不相応に確固とした意思を示す二人に若干驚きながらも傭兵は笑顔を見せて…
マーフィー「…良いコンビだな。君らは――あぁ、その捉え方で良い…尤もこんな有様じゃ安全な場所なんてあるかも分からないが――此処に留まり続けてるよりは動いていた方が良さそうだとも思ってな。」
飲み込み早く綺麗に纏めてみせた少女(亜理紗)に頷き…徐にアサルトライフルを片手に立ち上がる。
マーフィー「ついでに何処かで必要な物資も確保して置きたい……この妙な状況が短時間で終わるとも到底思えないしな。」
―――
――
一方
弾ける異形、振るわれる剣戟――場所に似つかわしくない晴れ着姿の貴人な彼女(『両儀式』)は一通り接近して来ていた化け物(ライイングフィギュア)を一掃しつつ血濡れで相変わらずな様子の彼(ガイスト)に向き直ってにこやかな様子で頷き
携えていた古刀(九字兼定)を鞘に収め再び手品宜しく手元から消して
『両儀式』「――貴方(ガイスト)一人でも十分だったでしょうけど、同じ場所に留まり続けていると色々と(集まって)来てしまうから…手早く逝かせて貰ったわ。」
と何やら不穏な内容の言葉を口にする。
『両儀式』「――この近辺にも数人(人)が居るみたいね…旅の道連れは多いのも愉しいでしょうけど、どうする?」
と少し悪戯っぽく彼(ガイスト)に尋ねてみる。
【一度分けます】
> BAR・アシュリー(店内)ALL
【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】
レイチェル「………あれは…?」
(ぼんやりと窓を見つめていると、そこに見つけたのは異形の赤い何か。武器のようなものを持ち、ゆっくりと歩いている。
ふと立ち上がり、近づこうとするが、どうやらこちらに襲いかかるような様子は見られない。)
レイチェル「………」
(なんだ、気のせいか。と内心落胆?すると、どうやらどこに行こうかという話が聞こえたため、地図を広げられたテーブルに近づいて混ざることにした)
>マーフィー、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
マーフィーからいいコンビだと言われ、霊華は恥ずかしそうに顔を伏せながらも、その表情はどこか嬉しそうで。亜理紗は一瞬ぽかんとした表情を浮かべるものの、一瞬だけ霊華の方を向けば「……そう見えますか。ふふっ、嬉しいですね」と小さくはにかむ。
これからの方針が大方決まりそうなところで、マーフィーが物資の確保について話が出ると…亜理紗は「そうですね。あぁ、それと……」と何かを思い出したように呟き……
亜理紗「予め言っておきますね。この家の物資は私が粗方回収しておきましたから、その辺の心配は必要ありません」
霊華「いつの間に!?……もしかして、私がここで休んでた時に?」
亜理紗「そうです、軽く2時間位は休んでましたからね。例の化け物が襲ってくることもありませんでしたし。あぁ、物資の中身ですが……」
と、亜理紗は家の中の探索は必要ないことを告げる。自分の帽子を指差しながら話しているところを見れば、物資は既に帽子の中に収納済みなのだろう。霊華もいつの間にと驚いた様子だったが、自分がしばらく眠りについていた自覚はあったようで、その後納得したように頷き。ちなみに回収した物資の中身はというと……
・缶詰食料と水×6(3人共有で1人2食)
・数発分の弾が入った拳銃
・先程亜理紗が使用した救急箱
亜理紗は再び帽子を外し、帽子の中から実際に物資を取り出して2人に見せ始める。この他にも、血塗れのノートや冷蔵庫内にあった腐った食料などがあったようだが、それらは回収していないようだ。もしかすると、過去にここに避難していた生存者がいたという可能性もありそうだ。
回収した物資の共有が済んだところで、マーフィーが立ち上がったと同時に亜理紗も白い杖を片手に所持して立ち上がり。霊華はふわふわと空中を飛びながら扉の近くへと近付こうとし。
【南部住宅地】
>ライイングフィギュア、『両儀式』
別に構わん、一掃する手間が省けたからな
(相手が異形を一掃する様子を横目に見つつ生き残りを手早く斬り捨てた。完全に辺りに異形の姿が見えなくなった事を確認した後剣を空間に収納して。戦闘慣れしているとはいえ立て続けに戦うのは負担がかかる為彼女が来て良かったと礼を告げて)
ふむ…ここに留まるのも危険だ、人のいる場所に行くとしよう
(この後どうするかと少し考えた後自分の意見を伝えた。元の世界に帰る方法が見つかるまでは行動出来る者と協力した方が良いだろう。それにこの場所に飛ばされる前にはぐれた『息子』も見つかるかも知れないと呟き相手はどうするのかと返答を伺って)
>93(スレ主様)
「そうね、元々そういう使い方だから…何かあったら盾になるわよ。」
男性(ダグラス)の言葉を聞いた鮫島はごく当たり前のように頷き、腕に残る今しがたの傷をまじまじと見つめて呟いた。
「…でも、私の術式もこの霧の所為で弱くなっているみたいね。いつもなら"飛ばした"後に傷なんて残らないもの。」
鮫島はカーディガンの袖を元に戻し、早瀬の差し出した(包帯)をくるくると器用に巻き付ける。彼女は気怠げに溜息を吐き出し、腕をひらりと振った。
「…此方の術式も開示した方が良さそうですね。…すみませんが、誰か─何でも構いません、何か喋っていただけますか。」
早瀬は鮫島が腕に包帯を巻き付けたのを見届け、バーの中を見回して─何処か申し訳無さそうな表情でそう申し出る。申し出た後鮫島に一瞬目線を向けるものの、早瀬は最早諦めたように肩を落とした。
>92 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、倉庫地帯ALL
【移動開始→倉庫地帯/?????×4、????】
―大統領は、議会の全会一致の支持を得て、32の州に非常事態を宣言しました。このメッセージが聞こえた場合、あなたの州はこの措置の対象に含まれています。無気力脳炎が合衆国全土で蔓延しています。
――人は夢の1/3を幻想と無意識の狭間の穏やかな眠りの中で見ている。だがここでは夢が現実に割り込んでくることもその逆も起こり得るのだ…そう、ナイトスプリングスでは
――あかしけ やなげ ■■■■よ くさはみ ねはみ けをのばせ
―――
―
トランシーバーの呼び掛けに割り込んでくるのは奇妙なラジオ放送や混線、何やら意味深げに聞こえるが実際には判断に困る様なモノから得体の知れない不気味な呪言めいたモノまで様々だ。
まるで色々なモノが節操無く流れて混ざっているかの様で――そんな混沌とした雑音とノイズの中からは今の処は誰かからの返事も特に役立ちそうな情報の類も得られそうになさそうだ。
霧の中を移動した一行が辿り着いた倉庫地帯――蒲鉾状の建物が幾つも立ち並び周囲には運搬用らしき古びたフォークリフトやトラックの類、それからコンテナや木箱の類が幾つも放置されている。
そうして―――何故かそんな倉庫群の一角の入口に、フワフワと浮いているのは…
真っ赤な持ち糸付きの風船
それが(誘う)様に倉庫の一つの入口で不自然に浮かんでいるのだ。霧の中でも不自然に(目立つ)形で
――倉庫の中からは耳を澄ますと不協和音めいた愉しげな音楽が時々音ずれを起こしながら不気味に鳴っているのが聴こえて来る。
あからさまに異常だが…果たして彼ら(的場達)は確認するのか…それともリスクを回避するのか
―――
―
>98 倉庫地帯all
【倉庫地帯 /芦川美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
ドリー「何を言ってるんじゃこれは?」
川田章吾「返事も無ければいろんな情報が錯綜して聞こえるなんてな、一体全体何が起きているんだ?」
ミシェル「考えられる点としてはこの世界も別の世界と混ざり通信や無線と言った物もその影響を受けている可能性は少なからずあるのではないでしょうか?」
トランシーバーから流れ聞こえてくる内容はどれも滅茶苦茶と言っても良くまるでいろんな放送局の放送がごちゃごちゃに混ざっている。この場に居る誰もが理解が難しいと言えたが自分たちの居た混ざった世界にある場所の一つではないかという可能性をミシェルは提示した。
芦川美鶴「まだ判断材料として情報が足りなさ過ぎて何とも言う事は出来ないな…だが頭の片隅に入れておいてもいいのかもしれないな」
上杉謙信「皆さん見てくださいあの建物の入り口に何か浮いています、他の場所には無いのにあの場所だけに。不自然ではありませんか?」
パック「おいあからさま過ぎだろ!!何か音も聞こえるし絶対ヤバイよアレ!」
的場卓「こんな所になんで風船が?おかしいだろ…」
倉庫地帯を歩き回り、この状況で誰が見ても目立ち普通ではないと言える赤い風船が浮いている倉庫の一つ。音楽も聞こえるがそれも全員が見ても不気味さと不自然極まりなく全員で話し合った結果風船のある倉庫の周辺だけは一時的に避けてそれ以外の倉庫やコンテナと言った場所の捜索してから反応を確かめてまた相談するという形で決着し、全員で風船がある倉庫以外を巡り探索を始めた。
それによりまず見つけたのは食糧や飲み水で様々な物を保存する倉庫故か勿論腐った物やとても食べれない物があったが?き集めれば全員でも5日分持つ量が見つかり幸先が良いスタートとなった。
(とりあえず現時点で手に入れられるものが思いつかなかったので必需品は見つかった体でスレ主様がこの探索に合わせて今後の入手品を調整しますのでよろしくお願いします。)
>91、フェロー、路地裏ALL
【路地裏→移動開始/雛沢・加奈江、????】
―こっちよ!早く!
手招きしていた人影――は今度はハッキリした少女の声でそう呼び掛けて来た。
少なくともちゃんとした(話の分かる)理性を持った存在である事は確かだろう、薄暗く無造作に壁際に放置された廃材やら倒れたゴミ箱やらの足を取られ易い障害物も少なくない路地裏をその人影はタタタッと慣れた様子で駆けて行くが、彼(フェロー)が追い付ける速度に合わせているらしい。
どうやらこのまま路地裏を抜けていくつもりの様で…行く先は分からないが再び周囲の霧が濃くなって来た―後方の奇妙な(ブラッドスライム)自体はまだ追って来る様子を見せているがこのまま逃げ続ければどうにか捲く事が出来そうだ。
―速度を緩めたその(人影)は、何か襤褸切れめいたモノをフードの様に被っていて人相は分からないが…
??「――辛いでしょうけどこのまま足を止めないで私についてきて、もうじき落ち着ける場所に着くから」
と呼び掛けながら足を止めない。
このまま(彼女)に付いて行くのも良いし、信用ならなければ何処か別の場所を目指すのも彼(フェロー)次第だ。
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