スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>55 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)】
PAN!
狙われた幼い少女(ことも)に代わり射線上に躍り出た独特な狩装束姿の彼(狩人)、チャキチャキと震えながらも確実な精度で狙い澄ます膨張した紙袋めいた頭部の化け物(Suicider)とほぼ発砲は重なり古いが(獣狩り)に特化した黒色火薬式の大口径の短銃の(血)の混ぜられた水銀弾が化け物(Suicider)の腹部と膨張した頭部に其々着弾する。
(Suicider)の放った9㎜弾は(狩人)を狙って飛来し…
片や肉を射抜く音と呆気ない風船を割る様な音とだらしのない水気のあるモノが散らばる音と共に、銃を取り落としながら大の字で倒れる(Suicider)、破裂した頭からは血飛沫が舞い更に返り血が(狩人)をより朱く染める。
ことも「………(お化け)をやっつけた?」
付近の装飾品の壺の陰から恐る恐る顔だけ覗かせて…リボンとうさぎのリュックを背負った少女(ことも)は彼(狩人)にそう尋ねる。
―なお、硬直して蹲ったまま動かなくなった家政婦風のナニカ(屍人)はその手元に何かを落としていた、其れは何か…“鍵”の様なモノの様だ。
一方頭を撃ち抜かれ破裂し倒れた(Suicider)の手元にはプラスチックフレームを多用した9mm自動拳銃(グロック17)が転がっている、彼(狩人)がいた時代から考えればかなり先進的な銃だが弾は装填されている分しか無い様だ。
>57 博麗霊華&霧雨亜理紗、(ガイスト)
【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×5、屍人×2(立ち去り)】
屍人1「■あ■れ■■留守■か■■■あ■と■でまた■来■ま■す■■ね■」
屍人2「■ん■ふふ■きの■せい?■■うふ■ふ■」
警戒しつつドア越しに(来訪者)の出方を伺う傭兵だったが、暫く静かにしているとそれらは濁った声でそんな事を言いつつ引き摺るような歩みでこの場から離れていく…どうやら気付かれては居なかったらしい。
十分に離れていったことを物音で判断した傭兵はそっとドアから離れて二人に(大丈夫そう)と頷き掛けて
マーフィー「…何処かに行った様だ。」
と声に出して
マーフィー「アリサ(亜理紗)、にレイカ(霊華)か、ああ宜しくな。」
印象的には割かしハロウィン衣装の魔女みたいな恰好の少女(亜理紗)の方は人馴れしていて明るく社交的だが対照的にオリエンタル(東洋風)の装束と容姿の少女(霊華)の方は何処か初々しいというか人見知りな様子だ(別段悪い印象では無いが)
一先ず差し迫った危機は脱したが――ニット帽の傭兵は気になっていた事を尋ねてみる。恐らくこれから行動する上で十二分に重要な事だと…
マーフィー「レイカ(霊華)、歩けそうに無いならオレが背か肩を貸そうか?、君の友達のその子(亜理紗)には大きく貸しを作ったからな。」
自身も怪我をしていたが幾分かマシになったので彼女(霊華)一人分くらいなら背負うなり手を貸すなりは問題ないと考えて傭兵はそう提案する。
【南部住宅街】
>ライイングフィギュア、ALL
…突進か…単純過ぎる攻撃だな
(異形から吹き出している液体を警戒しながら攻撃の機会を伺っていて不意に一体がこちらに向かってきたのに気づいた。あの液体さえ気をつければ倒せるかと考えつつ隙を見て剣で斬りつけようと試みて)
【 遊園地 メリーゴーランド付近 】
>ギデル、シックス、L、Lダミー×4、遊園地all
自身に対し、微笑を浮かべ機嫌良さそうに足を振りながら応えてくれた少女。それに余程そのオルゴールが大好きで大事なのだろうと感じ、思わず満面の笑みを浮かべて首を右に軽く傾げる。
「どうして…ここ、いる…」
そうしているとここにいる理由を尋ねられ、顔から笑みがなくなってしまい思わず少女の一言をなぞるように呟く。そう言われてみればどうしてここにいるのだろう、そういった疑問が浮上してきてしまう。腕を組みながらやや唸りながら考える。ここに来る前に何があったのかを辿ろうとしていると何やらベンチを降りて別の方向を向く少女。何かあったのかと向いている視線の方を自身も向けるとそこにいたのは先程の彼。思わず"ねこしゃん!"と声をかけそうになるも少女が警戒心を強めていることに気づく。
「だいじょぶ、ねこしゃん、わるものじゃないよ!えるとなかよし!」
自身に目線を合わせてくれた先程の光景を思い浮かべながらにこにこと笑顔を浮かべながら元気いっぱいに両手をあげてからそう伝える。後は2人の反応を待とうとしたその時__。
「!?」
突然響いた銃声に驚き、首をぶんぶんと振り回して周囲を見回す。霧の中、目を凝らして見るといつの間にやら囲まれていた様子。一体どうしたのか、何が起きたのか、何が何だかわからずに困惑してしまう。
「せいぞんしゃ?」
少女(L)の放った言葉の意味がわからないのかきょとんとした顔つきで述べる。そしてエルからしたら見たことのないような武装した少女達(L、Lダミー)を好意も敵意もない、ただただ不思議そうな眼差しで見つめ。
>雛沢・加奈江、ALL
【路地裏/フェロー・オネスト】
「げぇえっ!?」
謎の少女から躊躇いなく逃げ出したフェロー。しかし、背後に何かが迫ってくる気配を感じ、首だけ動かし後ろを見れば、真っ赤なスライムのようなものが自分に近づいてるでは無いか。
フェローは悲鳴をあげつつも、咄嗟に杖を振り、火の玉を繰り出してその“何か”にぶつけて追い払おうとした。
(ここにギデルがいりゃあ……ちっ、ないものねだりしてもしかたねぇかッ……)
自分は他の魔法士と比べれば魔力が少ない。そのために、攻撃魔法もそれほど威力があるものを打てない。ハンマー使いの相棒がいれば、少しは変わったのだろうが、今それを考えてる場合ではないと、逃げることに集中しようとする。
>エル、シックス、L、Lダミー×4、ALL
【遊園地/ギデル】
「!!」
不思議なオルゴールの音の出処を探りに向かったギデル。エルより遅れてその地点にたどり着けば、レインコートを着た痩せこけた少女が、エルと共にいた。どうやら音は、彼女が持っていた物から流れていたようだ。
事情を聞こうと近づこうとした時、レインコートの少女が自身を睨みつけ、警戒心の強い様子で仁王立ちしてきた。
一瞬目を見開き、耳としっぽをピーンと立たせた後、「自分は怪しいものじゃありません!」というように首をぶんぶんと横に振ったり、敵意がないことを伝えるように、持っていたハンマーを置いて両手をヒラヒラと動かした。
ここに相棒がいてくれたら、トーク力と魔法で警戒心を緩めてくれるのに、と慌てていると、エルがニコニコ笑顔で自身が悪者ではないということを伝えてくれていた。
そのことにほっと胸をなでおろしつつ、同調するようにうんうんと頷く。
しかし次の瞬間、辺りに銃声が響き渡った。
「!?」
先程地面に置いた武器のハンマーを拾い、辺りを見回せば、いつの間にか自分たちは武装した少女たちに囲まれてしまったことに気づく。
一体何が起こったのか、彼女たちは味方なのか。ただただ困惑しながら、キョロキョロと首を動かすばかりだった。
>BAR・アシュリー周辺ALL
【BAR・アシュリー店内/レイチェル】
レイチェル「レイ……レイチェル・ガードナー……」
(名前を聞かれたことで、抑揚に乏しい声でそう名乗る。別に嘘をつく必要もないと思った。
酒の瓶を開け、壁に寄りかかって飲む彼(ダグラス)を見て、ふと思い出す。
お父さんも、お酒ばかり飲んでいたっけ。リビングには空の酒瓶が転がっていて、割れているものもあった。
まあ今はどうでもいいことだが。
そんな様子を見ながら、いつの間にか夜の湖のように暗い瞳が更に"暗く"なっているのは、きっと気のせいだろう)
>60(スレ主様)
【BAR・アシュリー店内】
「…鮫島よ。鮫島美夜子、一級呪術師。」
鮫島は眼の前の男性(ジム)の問い掛けに、相変わらず抑揚の無い声でそう告げる。そのついでにまだ警戒を解かない早瀬の背中を軽く叩き、自己紹介を促した。
「……早瀬です。早瀬灰音。鮫島さんの…えっと、」
促された早瀬は刀の柄から手を離し、両手を足の横に揃え、礼儀正しく深々とお辞儀をする。淀み無い口調で名を名乗るが、鮫島との関係性に対して言及する際には少しばかり口籠って鮫島の方に困ったような目線を投げた。だが鮫島は興味の無さそうな様子で呪具を触っているばかり。そんな鮫島の様子に疲れたような溜息を吐いた後─早瀬は再び口を開く。
「…助手、のようなものです。宜しくお願い致します。」
>BARall
【BAR・アシュリー店内】
乙骨「乙骨です。乙骨憂太……それとやっぱり来てたんですね真希さん」
鮫島の自己紹介に続くように後から入ってきた白服の青年が自己紹介を始める。既に先程まで異形の女(八尺様)と戦闘を行っていたリカと呼ばれる同じく異形の怪物は何処かに消えており。
真希「ああ、まぁそうだな。それとアタシは禪院真希だ、よろしくな。」
お礼を述べて降ろすよう言う沖田に軽く会釈で返しつつ下に降ろし、そのままジムの問いかけに乙骨に続くように名前を述べる。
そして二人の自己紹介が終わるのを待っていたのか、先に入ってきていた独特な見た目の二人(脹相、漏瑚)が適当な席に座って寛ぎつつ口を開く。
漏瑚「漏瑚だ、まぁなんじゃ……儂はそこの二人とは元々敵のような物だが、今は味方と考えてよい」
脹相「……脹相だ」
漏瑚はどこから取り出したのか杖を付きつつ近くの棚にあった酒を適当に取ってオープナーが必要な瓶を指に熱を集中させて適当に焼き切って開けて軽く呷る。
脹相は、素っ気ない態度ではあるが至って普通に名前だけ述べ。
>61 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
少女(ことも)の言葉に、狩人は振り返って頷く事で答えた。ノコギリ鉈に比べれば威力こそ劣るものの、獣狩りの短銃による銃撃はかの化物(Suicider)を倒すには十分な威力を発揮したようだ。化物(Suicider)は頭部を破裂させ、血飛沫と共に倒れ込んた。反撃として腹部にあの黒い小銃による銃撃を受けてしまったが、大した問題はない。銃撃は今まで何度も浴びてきたし、獣の鋭く重い一撃に比べればこの程度は擦り傷である。装束に付着した血を払いながら、今しがた倒した二つの死体──うち一つはまだ完全に死んではいないようだが──に近寄り、それぞれ鍵らしき物と黒い小銃を回収しておく。鍵はどこの扉に使えるのかは知らないが、持っておいて損はない。黒い小銃は、獣狩りの短銃よりも随分と小型な上に外装も見たこともない素材であしらわれた未知の銃だ。少なくともヤーナムでは見た事が無い。鍵と小銃を懐に仕舞いながら考えるのは、これらの道具の使い道……ではなく赤いリボンの少女(ことも)の事だった。この少女(ことも)を見ていると、かつてヤーナム市街で出会った白いリボンの少女を思い出す。紆余曲折あってその少女に教会に行くように勧めたのだが、肝心の教会に少女は現れなかった。不審に思ってしばらく市街を探し回っていたが、結局見つかったのは下水道に住んでいた豚の体内から発見した、血で赤く染まった少女の白いリボンだけだった。引き摺り出した豚の内臓と共にこのリボンが見つかった時は、流石の狩人も気分を悪くした。目の前で助けた赤いリボンの少女(ことも)が、ヤーナムの少女と同じ末路を辿ることになるのは避けたい。そう考えた狩人は赤いリボンの少女(ことも)に一つ提案をしてみる事にした。壺の陰に隠れた少女(ことも)の目の前まで戻ると、視線を合わせるために屈んでから、次のように話した。
「この辺りは危険だ。安全な場所に着くまでは一緒に行動しないか」
ヤーナムの少女は、獣を狩るすべを持っていなかったから食い殺された。ならば獣を狩るすべを持つ狩人が同行すれば、殺されることはない筈。そういう目論見だった。
【廃雑居ビル(屋上)】
>廃雑居ビルALL
イザナ:…ん…いつの間に眠ってたんだ…?(ビルの屋上で仰向けの体勢で目を覚ますと、独り言を呟きながら上半身を起こす)…それで、オレに話って何だ?鶴蝶。…鶴蝶?(先程まで一緒だった相手に自身が呼び掛けても返事がない事を疑問に思い、自身の後ろを振り返る)居ない…何処行ったんだ?アイツ。(真顔になり訝しげにやや首を傾げると、ゆっくり立ち上がり周囲を見回す)
【自然公園(噴水付近)】
>自然公園ALL
鶴蝶:…は!此処は…?オレは確か、さっきまでイザナとアジトに居たはずだ…一体どうなっているだ?(立ったまま目を覚まし弾かれたように周りを見回した後、自身の身に起こった有り得ない事態に呆然と呟く)
(/絡み文失礼致しました。主様、皆さん、どうぞ宜しくお願いします。)
>マーフィー、ALL
【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
亜理紗「……みたいですね。こっちの方も不審なものは確認出来ませんでした」
しばらくして、無言で潜伏していたお陰か屍人達の気配がこちらから離れていくのを察知する。マーフィーの声掛けを合図に亜理紗は警戒を解くと、窓際の方に不審なものはなかったことを報告する。対して、霊華はベットの上でホッとしたように胸を撫で下ろし。
霊華「えっ?い、いやいやそんな……き、気持ちはありがたい、ですけど…!流石に申し訳ないというかなんというか……その…」
亜理紗「もう…1人じゃ移動することもままならないのに、誰かに頼らないでどうするんですか?」
霊華「そ、それはそう…だけど……でも、もしまたあの化け物に襲われたら……マーフィーさん、私を抱えたままじゃ…十分に戦えないと思うし……」
その後、マーフィーから『背か肩を貸そうか』と提案された霊華は慌てた様子で両手を前に振り。ありがたさよりも申し訳なさの方が勝り、遠慮しがちな性格も相まってか彼の提案を断ろうとする。亜理紗からも1人では歩行出来ないことを改めて指摘されるものの、「でも…」とやはり遠慮する気持ちの方が勝るようで。化け物と相対した際に、自分のせいで危険な目に合わせてしまったら…と考えているようだ。
とはいえ、亜理紗の言う通り…右足を負傷した状態では誰かを頼らなければこの場所を移動することさえ出来ない。しかし、万が一の際に足を引っ張るようなことはしたくない。ならばどうするべきか…と、霊華は腕を組んで考えていると………
霊華「……あっ、そうだ!どうして今まで思いつかなかったんだろう…」
亜理紗「?……霊華さん?」
何かを思いついたのか、「そうだ!」と手を打つ。その隣で、亜理紗は頭に「?」が浮かんだかのように首を傾げ。霊華はその後、提案を持ちかけたマーフィーに対して「……やっぱり、大丈夫です。1人でも、何とか移動出来る方法を…見つけたので」と改めて提案を断る。そして、次の瞬間……彼女の身体はゆっくりと宙へ浮き始めて。そう、彼女が出した答えは……『空中を飛んで移動する』だった。
>59 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL
【廃地下鉄駅(構内)/ゾンビ×多数、????、????】【なお力尽きていた死体は(NoMoreRoominHell)というゲームのキャラだったり()】
燃え盛る炎が息絶えていた(誰か)を葬る形で焼却して灰に還してゆく、それが安らぎに繋がるかは兎も角、何かしらの異形や化け物に貪られたりその屍を利用されて(何か別のモノ)と化したりする事はもう無いだろう。
(死)すら此処ではまだ(真っ当)な部類に入る終わり――その意味は(この街)を探索すればするほど浮き彫りになっていく。
まるで水中にいるかの様に緩慢な動きで蠢く(動く死体)の群れに対して下手に避けるよりも強行突破を選択した異世界からの一行――の内、先制して英傑の類の存在である彼女(上杉謙信)
その凄まじい威圧で屍の群れに対して多少の怯みを与え(しかし結局は理性や人間性が完全に消えた“動く死体”故に退く様子は無い)本人は一気に斬り込んでいく、其処から最早勝手知ったる面々の連携、稀代のハイエルフ(ミシェル)の支援魔法による増強、(旅人)の彼(卓)の彼女(上杉)の斬り込みに対する露払いで放った巨大な火球…からの無数の気弾、直撃した十数かそれ以上の多数の動く死体(ゾンビ)は吹き飛んだり文字通り身体が弾けたり欠損したりとスプラッタな有様になる。
だが歩み(dead walk)は止まらない。
頭部が無事な個体は上半身だけになっても露出した内臓を引き摺りながら腕で這い寄り、彼女(上杉)やその後方で備える一行へと喰らいつかんと向かってゆく。
しかし群れの密集具合は緩み間を駆け抜けられる程度の距離感にはなった様だ。
――改札口を越えたこの廃駅の出入り口からこれらの動く死人(ゾンビ)の群れは入り込んで来ている様だが――
PARARARARARARARARARARARA!
小口径短機関銃の軽い連射音が聞こえてくる、どうやら外でも戦っている者がいるらしい。
無論それが(人間)かどうかすらまだ分からないが…
>68 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)】
死体と(死体のような物)を漁る彼(狩人)の様子を見守りながら、おずおずと物陰から狩人に近付いて何か珍しいモノでも見る様な視線をジッと向けて…
思い返せば何時もの(夜)は(死んだ人)や(動物)には良く出遭うけれども――こうやって話せる…それも(大人)の人に出会ったのは初めてかも知れない。
纏った空気が血の匂いその物ながら、そんな彼(狩人)の(同行)の提案に不思議と(信用)出来ると判断した赤リボンにうさぎのリュックを背負った少女(ことも)はこくりと頷く。
元より怪異渦巻く闇夜の街を子供が一人でほっつき歩き彷徨う事自体が異常なのだ――それも(今回)は特に
ことも「わたしはことも、おじ…おにいさんは?」
子供目線でみても如何にも歳が掴みにくい様に思える彼(狩人)に名前を名乗りながらながらも少女は呼び名を尋ねてみた。
―そうこうしている内にも屋外の(霧)が徐々にこの廃屋敷の中にも漂い始めている。
【自然公園/桜庭長春】
>>SM、鶴蝶
「……ヒッ」
(幾つも撃ち込まれる銃声と遠くから聞こえる彼らの声にぬいぐるみを抱きしめながら縮こまる。諦める様子なんてサラサラない彼らの様子に“どうしよう”と兎に話しかけた。
“でも……” “だって……” と一人会話をしたあと)
「……わかった、ここから逃げる」
((ぬいぐるみの助言?によって)意思が固まった長春は指環をはめ、短刀から銃へと武器を変える。そして
バンッ
関係の無い所へ一発。彼らの意識を逸らすために、そして滑り台の影から外へ向かうため飛び出した。反対方向にある出口へ足が早いとは言えない長春がバレずに向かうことは不可能だろうが、時間稼ぎが出来たのなら………
長春が放った銃声は、公園の中に鳴り響いた。その音は噴水あたりにいた額に大きな傷跡がある青年(鶴蝶)にも聞こえているだろう____)
【商店街→店の中/山姥切国広】
>>???
「なっ……、」
(音を立てて1部の合板が外れ滑り込め、とでも言わんばかりの隙間が空いた。その不自然な出来事に走っていた足を止めた
前の“あの時”と全く同じ……違うことは自分が走っていた先に人が居なかったことだけ。それ以外の状況は自分の記憶と全て一致していた。
滑り込むか、否か、決めるのは自分だ。後ろには怪物たちが自分を喰らわんと迫ってきている。考えている時間はない)
「……仕方ない…か」
(このまま鬼ごっこを続けていても、後ろの怪物たちが諦めることは無いだろう。自分の打刀をシャッターの隙間に滑らせ、自分も滑り込み……)
【BARアシュリー/沖田総悟】
>>ALL
「どうもでさ」
(下ろしてもらえば感謝を伝えつつ、ボサボサになった髪を手櫛で整える。BARの中に居る人間達はバラバラであり統一性がない。ただ、自己紹介を促した男性(ジム)と壁に寄りかかり酒を煽る男性(ダグラス)の事だけ、何故か既視感があった
それぞれの自己紹介を壁にもたれてながら聞き、自分の胸ポケットから警察手帳を出して皆に見せる。)
「真選組一番隊隊長、沖田総悟でぃ……酒、普段なら飲むんですけどねぃ、俺は遠慮しときまさ」
>廃地下鉄all
【廃地下鉄駅(構内) /芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン 】
予想は出来ていたが退く様子はない大量のゾンビ達。しかし軍神の威光で怯んだ隙という大きな機会は逃さず一気に補助魔法で強化した巨大な分裂する火球で吹き飛ばし、全員が通れる道を結果的に作り出すことに成功した。
上杉謙信「このまま突破します!!」
ドリー「オエー、生きる屍になれぱあのような様になろうと**ぬのか…」
川田章吾「解剖してみなきゃ分からんが生物的に意識なく死んでるなら身体が勝手に動いてる可能性だけなら!」
スプラッター映画さながらの凄惨な光景に思わず気持ち悪くなるドリーに対し川田は論理的にあり得るあくまでも身体だけが動いてる可能性について確かめるべく頭部が付いていて足元を引っ張ろうとするゾンビの頭を拾ったバールで潰し動かなくなる事を確認する。
川田章吾「やっぱりか!!みんな聞け!クソゾンビ共の動きを確実に止めるなら頭を狙え!」
そして出口目掛けて密集状態から発生した緩んだ道を全員走りながら追いつこうと掴もうとする屍の群れを頭部の破壊に集中するようそれぞれ迎撃しながら一気に駆け抜ける。
パック「もうすぐ出口だよ!!」
ミシェル「先ほどから大きくなっていましたが銃声が聞こえます!」
芦川美鶴「外に誰かいるのは間違いないだが、敵か味方か…」
的場卓「ええい、もうなるようになれ!!」
地上への光が見えた時立ち塞がる屍達を振り切り、直視しがたい光景からか細い希望を手繰り寄せるように全員が迷いなく廃駅の出入り口に飛び込んだ―
>64、フェロー、路地裏ALL
【路地裏/雛沢・加奈江、????】
杖から放たれた熱量(火の玉)と(血)の集合体の衝突、結果は彼(フェロー)が意図した通りになり、そのまま相手を飲み込みに掛かっていた集合体(ブラッドスライム)を逸らす形になる。
■■■■■
直撃した(火の玉)の影響か、水銀の様な動きから威嚇する様な無数の針を備えた剣山の固まりめいた形状に集合体(ブラッドスライム)は変化する。
当然追跡速度は低下したので上手く距離を稼げるだろう、ある意味生き物めいた挙動だがその(成り立ち)は到底まともなモノではない。
血の焦げる錆臭さにも似た匂いが周囲に漂う中、自身の継戦能力に不安があり、尚且つ(相方)不在の現状に不安しかない彼(フェロー)は逃げの一手に賭けるが――
先行く路地裏、その薄暗がりに走り去る人影がチラリと視界に映るかもしれない。
その人影が彼(フェロー)を招く様にしてクイクイと手を動かしていた事も…
>71 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
名を問われた狩人は、困ったように少し眉を下げた。というのも、ヤーナムの診療所で治療を受けてからは過去の記憶が曖昧になっており、それは狩人自身の名前も例外ではなかったのだ。今までは特に名乗る機会も無かったので気にしていなかったが、いざ訊かれると確かに困る。何と名乗ろうか暫く思案していたが、結局自らの役職名をそのまま名乗ることにした。これが最も分かりやすく、端的に自らを表せる。
「狩人。そう呼んでくれれば良い」
自己紹介を終えれば、立ち上がって周囲を確認する。敵対者が現れる気配も未だ固まったままの女(屍人)が復活する様子も無さそうだが、代わりに外の霧がこの屋敷の中にも入り込み始めていた。この様子だと暫くすればこの屋敷も外と同じく霧に覆われてしまうかもしれない。霧の厄介さはよく理解している。単純に視界が奪われる上、敵の探知を難しくさせる。霧が完全にこの室内を覆ってしまう前に、探索を済ませて使えそうな道具を回収しておかねばなるまい。そう考えた狩人は、少女(ことも)に向き直り、再び視線を合わせるために屈んでから話しかけた。
「この屋敷を調べたい。役に立ちそうな物があれば知らせてほしい」
【自然公園(噴水付近)→移動】
>72 桜庭長春さん、自然公園ALL
鶴蝶:とにかく、この辺りを探してみるか。
…!!何だ、今の音は!?銃声か!(逸れてしまった幼馴染を探す事を決めた直後、突然謎の銃声が聞こえ弾かれたようにそちらの方向を向く)
(内心:まさかアイツ…!ヤバい奴に絡んだんじゃないか…!?)確かあっちだな…くそっ!(拳銃を持った相手を挑発する幼馴染の顔が浮かび、内心冷や汗をかきながら小走りに銃声のした方向に向かった)
(/桜庭さんの本体さん、絡みありがとうございます。絡み辛いかもしれませんが、どうぞ宜しくお願いします。)
【〈遊園地〉-メリーゴーランド付近-[シックス]】
>ギデル、エル、L、Lダミー×4、遊園地ALL
「…」
目の前の生物は、自身が仁王立ちしていることに驚いたのか耳としっぽを立て、「自分は怪しいものではない」と否定しているかのように首を振り、持っていた凶器を地面に置いた。
それでも警戒心を中々解かない彼女だったが、先程一緒に話していつ赤ん坊が「ねこしゃん悪者じゃないよ」と伝える。
シックスはゆりかごの中にいる子が赤ん坊の割には流暢に喋れていることに違和感を抱いたものの、混乱するほどではなかった。数々の死線を潜ってきた彼女にとってはもはや何が起こっても不思議じゃないと思ったのだろう。
どうしてここにいるのか、と核心を突く質問を聞かれた赤ん坊は先ほどまで浮かんでいた笑みを途端に消してしまう。傷付けてしまっただろうか、と顔を見つめると腕を組み、唸りながら考えている。
その様子を見てやはり知らないか、と少し残念そうに考えつつも警戒を続けていた。
…猫?
……無論容姿を確認していたので言われるとそれっぽいが、猫と人間が合体した生物なんて自分の世界にはいなかった。まああの怪物じみた人間のような者達よりかは幾分かマシだが。それに話が通じる様子だった故に一応は信じてもいいだろう、そう思ったのか姿勢を戻そうとした刹那__
銃声が鳴り響く。
シックスはモノと初めて出会ったあの時、一緒にあの”ハンター”から逃げ出した記憶を思い出す。
思い出したくなかった。まさかあんな奴が出てきたりするのか?
銃声に驚いて尻餅をつき、そのまま頭を抱え込むシックス。
銃声が幾分か止んだ後にゆっくりと顔を上げると、いつの間にか囲まれている。
「…!」
“セイゾンシャ”と言う言葉を理解するには少々幼すぎたシックス。
持っているものが何かわからないが、さっきの銃声は目の前にいる大人達がやったのか?
ーーーー『大人は信用できない。』
今までの経験談から、それだけは確信していた彼女は、ゆりかごの中にいる赤子だけは守ろうと赤ん坊の前に立ち塞がるように立って女性達を強く、何処か恨みめいた目で尋常じゃない雰囲気を出しながら、その場に立ち尽くしており。
【〈保安官事務所〉[モノ]】
>エディ、保安官事務所ALL
「うわぁっ!?」
乱暴なドアの音に思わず声を上げてしまうモノ。落としそうになった斧を持ち直し、苦しそうな息遣いを聞き取る。
「…誰か入ってきた…!!!」
まずい、と脳内で危険信号を発するモノ。彼はこの家の家主が入ってきてしまったのだと勘違いし、見つかったら殺される…と、怯えながら近くのテーブルの下に身を隠す。斧も隣に置いておこう。
どうやら入り口付近にいることを確認し、これからどうしようか考える。
「…(あいつの持っているモノ、絶対危ない奴だ…もしかして、ハンターが持ってたやつを小さくした、みたいなやつ…!?)」
形状を見たことがないので何が何だかわからないが、構え方がシックスと自分を狙った「ハンター」と似ていることから恐らく似たような物であると判断し、そのまま息を潜めて隠れている様子で。
【〈州兵訓練場〉-入口付近-[ライアン&メル]】
>鶴丸国永、州兵訓練場ALL
ライアン「ふ~~ん。なんだか含みのある言い方だね。まるで怪物でもいるような感じ~。」
人を斬っていない、という彼の回答に対してライアンは含みのある言い方だね、と先ほどまでケラケラと笑みを浮かべていたフランクな表情とは一変し、少し真面目そうな表情を見せる。
人以外、と聞いて最初に思い浮かんだのは凶暴な動物__獣の類かと思ったが、血液の臭いからしてそれは違うように見える。むしろ人間系統に近いような__?
そんな胸に引っかかる違和感を感じ取りながら男の話を聞き、まるで怪物でも居るような感じではないか、と辺りを見渡しながら嫌そうな顔をする。
一方メルは圧をものともしない彼には興味すら示さず、ケラケラ笑いながら質問を返す様子、そして心の底から笑っている様子を見てなんとなくライアンに似ている気がしたのか、じっとライアンの方を見つめる。ライアンはそれに気付き「ん~?」と不思議そうな視線をみせるが、メルは「なんでもない」と淡々と返した。
ただ、自分達側である、と言う相手の回答を聞いて回答の仕方が妙であると違和感を覚える。
ライアンの言い分も勿論だが、それを裏付ける回答を彼はしているように感じる。あっち側だったら襲っている、という回答からしてまるでこの世界の住民が正常ではないと遠回しに言っているのと同じであったからか、メルはさらに質問をしようと思ったのだが、相手が刀を下ろした後に質問をぶつけてきたのでとりあえず答えることにする。
メル「…周辺には銃関連の部品や破片があった…そして何より、火薬の微かな臭いが染み付いていたわ。何年も経ってたのかその香りは微弱だったから、薄すぎて分かりづらかったけれど。」
ライアン「それと、的っぽかったのもあったねぇ~。憶測の域にはなるけど…多分ここ、訓練場じゃないかなぁ~」
と、お互いの調べた情報を元に推測したことを相手に話す。銃関連の部品や破片を見わけられた辺りからすぐに予測できている辺り、貴方はこの二人組はただの人間ではないことを改めて感じ取るだろう。
メル「…それで、貴方のさっきの回答。まるでここにいる住人は正常じゃないと言っているように聞こえたけれど?」
と、ここで最低限こちらから貴方へ回答はできたと判断したのかメルが先ほど貴方が返した回答に関して質問を返して。
>65 レイチェル
>66 鮫島美夜子&早瀬灰音
>67 乙骨憂太、禪院真希&漏瑚&脹相
>72 沖田総悟
>BAR・アシュリー周辺ALL
【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム】
ダグラス「………コイツ(酒)に興味があるのか?お前さんにはまだ早い。」
ボトルを呷って飲み干すが一向にほろ酔いにもならない何処か麻痺した様な感覚を改めて確かめながら、壮年の私立探偵はふと目が合った――レイチェルと名乗った少女の視線、元々虚ろな様子ではあったが何故だか此方を見るその双眸が余計に濃く…そして暗くなっているのを見て――職業柄人間観察に長けている探偵という身の上だけにそんな相手(レイチェル)の様子に何かしら“引っ掛かるモノ”を感じてしまう。
とは言え現状で態々話を切り出す場面でも無いと思い直して――そんな風に軽く声を掛けつつ尚且つ口を付けていたボトルを放す。
ダグラス「サメジマ(鮫島)にハヤセ(早瀬)それにオッコツ(乙骨)とゼンイン(禪院)、“ジュジュツシ(呪術師)”…ヴードゥーだのカントブレだのを連想するが、何か特殊なライセンス(資格)か?大方オカルト的なモノなんだろうが――で、そこの二人、チョウソウ(脹相)とジョウゴ(漏瑚)とは敵対関係(だった)と…まぁこんな場所で揉めても何も始まらんだろうからな。」
特異な容姿や格好は兎も角、少なくとも(呪術師)と呼称される役職の類はこの私立探偵の居た世界では少なくとも公式では存在していなかった分、等級の在るある種の資格者の様な形で認識し名乗った彼女(鮫島)の言葉に意外そうな反応を示して――
ジム「“前”にも自分の事をロボットだって言う猫の耳と尻尾のある変わった奴もいたし、刀の精霊みたいなモノだっていうサムライも居た――で、オキタ(沖田)…アンタとはオレもダグラスのおっさんも前に会ってたよな?」
ダグラス「確かに面識はある…だが其処から先の(記憶)が全く無い訳だ。―まぁ気の乗らない時に飲むものじゃ無い。俺の場合は少し(試したい)事があって酔ってみようと思ったとこでな。」
と
ダグラス「だが一度にこんなに集まったのは今回が初めて…(数は力なり)なんて言う気は無いが――人数が居る分取れる選択肢も増える訳だ。それにそういう分野(オカルト)に強そうな面子が居るのは心強い。――とは言え現状だと此処(BAR・アシュリー)を拠点に虱潰しにこの妙な街を探索する位しか有意義な事は出来そうにない。…何か提案はあるかい?」
>75 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、????×1】
ことも「(かりうど)さん…わかった、なにかみつけたらしらせる」
拳銃と鍵を回収して、一先ず場の安全を確保したと判断しつつもこのリボンにウサギのリュックの少女(ことも)が単独で行動している事に対して何かしら思う事があるらしき(狩人)を名乗る彼の提案に対して、少女(ことも)も正直(何時もの夜)とはかなり異なる事から――
こうして誰かと協力するという選択肢も必要だと判断したらしく、屈んで視線を合わせた相手(狩人)に素直に…どこか嬉しそうに再びこくりと頷く。
何より(一人でしなければならない)事に対して見知らぬとは言え理性の在る(大人)が居てくれるのは怪異流行る夜を孤独に幾度も越えて来たとはいえ、心細さは歳相応に感じていた子供の身としてはとても心強いモノであった。
と
ことも「…さっきつくえのうえにおいてあった。」
早速、(見つけていたモノ)を立ち上がった彼(狩人)に差し出す――見たところ年代モノのアンティークコインの様なモノだが…微かに不可思議な(力場)を感じるかもしれない。
―
くすくすくすくすくすくす
ことも「!!」
思わず彼(狩人)の外套の裾を掴む少女(ことも)
―霧の入り込み始めているこの廃屋敷のそう遠く無い何処からか、人間の含み嗤いめいた気味の悪い音が聞こえてくる。先程斃した家政婦(屍人)はというとまだ硬化し蹲ったまま動く様子は無い。
何か別の(脅威)が近付きつつあるのは間違いないだろう。
>70 博麗霊華&霧雨亜理紗、
>62 ガイスト
【南部住宅地(住宅内)/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア×8、『両儀式』】
マーフィー「…!?ジーザス…HAHA、――タネも仕掛けも無い…って事か?」
―何かしら閃いたらしく、此方の背負うなり肩を貸すなりの提案を(一人で移動出来る方法を見つけた)と丁重に断るオリエンタルな少女(霊華)は前触れも無くふわふわとゆっくり(宙に浮いた)
その様子に少なくとも魔法だの異能だののオカルトやらSFとは無縁だったニット帽の傭兵はやや目を点にしながらも特にトリックの類がある様子では無い事を理解して余計に目を見開いて驚き半笑いしつつ驚いており…
マーフィー「でもこれなら移動の問題は解決するな。――本当に(魔法)なんてモノが存在するなんて思いもしなかったが」
と繰り返し口にしつつ…
マーフィー「それでこれからどう動くか―流石に君(霊華)の怪我はちゃんとした場所で治療する必要があるし――そもそもオレは民間人の救助作戦で来ていたんだ。だが戦闘で同僚と逸れちまって――出来る事なら合流したいが…」
と改めてこれからどうするか、と話を切り出す。
―――
―
一方
的確且つ、敵(ライイングフィギア)の性質を察して予備動作の大きく隙のある攻撃(突進)をあしらう様に回避する血濡れの神父(ガイスト)、そうして硫酸めいた(黒い液体)に注意しつつ剣で斬りつける。
ザンッ■■■
やはり、異形の存在でも(生身)には変わりないらしくあっさり刃は通り、斬った個体は生理的嫌悪感溢れるイヤな金切り音めいた断末魔と共に絶命して(黒い液体)とは別の血の様な濁った体液を流しながら絶命する。
と
そんな彼(ガイスト)に対して数体の異形(ライイングフィギア)が突進を仕掛けようとして来ていたが…
ふわりっ
と数枚の場違いな桜の花びらが霧の中を漂い
――
『両儀式』「“また”逢ったわね?神父さん。」
そんな良く通る声と共に、流れる様な剣戟が数体の異形(ライイングフィギア)を一閃して瞬時に膝をつかせて屠り―
この悪夢の領域で、嘗て出会った(彼女)―晴れやかな白の着物姿の一人の和装黒髪の佳人――しかし不可思議な雰囲気の人影。
>73 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン、廃地下鉄駅ALL
【廃地下鉄駅(構内→屋外)/ゾンビ×多数、屍人×3、ベンジャミン・サイクス】【前回答え損ねてしまいましたが、一応レール自体は進んでも進んでも先が視えない感じの無限線路な感じです、ただし(きさらぎ駅)宜しく何かしら(条件)が揃えば変化があるかも…?あと、たまに(列車)が来たりします】
屍人A「確保収容■保護■確■保■収容」
屍人B「ふざ■け■やがっ■て■」
PARARARARARARARARARA!
出入り口を抜けた先の(地上)
(廃地下鉄)の地上構造物に突っ込む形で黒煙を上げて墜落している黒塗りの軍用輸送ヘリ(CH-47)、その近辺、後部のカーゴドアが全開になり兵員スペースに群がった(動く死体)の群れの手で生存者なり僅かに息が有ったであろう搭乗員が貪られている地獄絵図と化している。
引き裂かれて肉や臓物を貪られて絶命している(普通の死体)に既に(動く死体)として蘇り始めているモノ、目から血の様なモノを流して人間めいた動作でそれらの(動く死体)に銃撃や攻撃を加えている人外(屍人)なモノ含めて、乗っていたのはオレンジの背中に(D-×××××)と数字を振られた囚人服姿の者(Dクラス職員)と、白色の戦闘服に黒のコンバットギア・タクティカルベストに黒の目出し帽、ケブラーヘルメットを被った兵士めいた格好の者(財団警備員)らしい。
囚人護送…にしては警察や司法機関のモノとは明らかに異なり、白黒の兵士の様な格好の者の肩やベストには(シュルターマークに三本の内側に指した矢印)のロゴが入っている。
PAN!PAN!PAN!
屍人A「が■■」
ヘリの残骸の近くで(屍人)化して標準装備のFN-P90を乱射していた兵士(財団警備員)の頭をうなじ越しに背後から拳銃で撃ち抜き止めを刺すモヒカン頭の、御世辞にも全く人相の良くないオレンジ色の囚人服の大男(サイクス)は斃した兵士の蹲った身体から手際よく銃器や装備を奪い、廃地下鉄の出入り口から出て来た面々に気付くとそっと物陰に隠れつつ
サイクス「………妙な連中(的場達)が出て来たな。まぁいい、奴ら(ゾンビ)の注意がそっちに逸れて好都合だ。」
とごちる
それにあの距離なら連中も逃げるのは容易だろう…尤も何処へ逃げようとも
サイクス「このクソッたれな状況からは逃げられやしないだろうが。」
>78(スレ主様)
「…まあ、その認識で構わないわ。」
鮫島はさして興味も無さそうな声で答えた後、彼女は姿勢良く立ち尽くす早瀬を雑に呼びつける。
「…灰音。貴女の術式、自分にも使えたわよね?」
鮫島のその声を聞いた途端、早瀬の表情は曇った。早瀬は苦々しい表情を浮かべたまま、嫌々と言った様子で口を開き、首を横に振る。
「…使えます。でも、先に言っておきますが…嫌ですよ。失敗したら足手まといになるだけですし。」
つれなく術式の使用を断られた鮫島はさして気にした様子も無く、あっさりと代替の提案を述べた。
「…そう、じゃあ別に貴女で無くても良いわ。"飛ばして"良いものは持ってるかしら?」
代替案を聞いた早瀬は頷いた後に右のポケットを探り、ビニール袋に包まれた(呪術高専制服の予備ボタン)を取り出す。
「…それなら、これにどうぞ。」
鮫島はその(ボタン)にちらりと視線を投げた後カッターナイフ型の呪具の刃を出し、自身の腕に向けて振り上げ─"右腕、一箇所"と呟くような声を発した。その刹那─鮫島の左腕が操られたように動き、右腕に呪具の刃が突き刺さる。刃が抜けた箇所からは血が滴るが、鮫島は気にした様子も無く呪具を置いてから指を空中で動かし─彼女なりの呪詛を口にした。
「『痛いの痛いの、眼の前のボタンに飛んでいけ』」
その言葉が合図だったかのように、鮫島の右腕に刻まれていた傷がごく小さなものへと変化し─代わりに早瀬の差し出していたボタンが─ビニール袋には傷一つ無いまま真っ二つに割れる。鮫島は薄く傷の残る腕を曝け出したまま、男性(ダグラス)の方を向いた。
「…これは…"術式"、私達の使う力。私の"術式"は『痛いの痛いの飛んでいけ』─見た通り、自分のダメージを別のモノに移す力なの。」
> BAR・アシュリー(店内)ALL
【BAR・アシュリー(店内)/レイチェル】
レイチェル「……いいえ、別に。」
(酒に興味があるのか、と話す彼(ダグラス)から目を逸らしながら、本当に興味もなさそうに淡々と返す。
興味はない。何となく目に留まっただけ。ただそれだけだ。
これからどうやって動くか。その話題が聞こえたが、自身としては至極どうでもよかった。早くこの世からいなくなりたいと、それだけを考えていた。)
レイチェル「……神様って、殺される事は許してくださるのかな」
(提案を問う彼(ダグラス)の問いには答えず、ふと窓の方に光のささないその青い瞳を向け、誰に言うわけでもなく独り言のように呟くだろうか)
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