【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】

【ALL版権/版権・完全創作有り/戦闘・探索※第四回】霧と灰の街【本編※ホラー要素有り】

スレ主   2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474
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霧は未だ晴れず、積もった灰は四度朱に染まる。

沈殿した遍く蠢くモノは尚も道連れを望んで贄を見定める

そうして訪れるは夕暮れの様な霧深き紅い夜。

消え掛けて点滅を繰り返す街灯の下に佇む――人影は、いやに澄んだ声で曰く付きの民謡を謡い続ける。


その眼下で繰り広げられる限りの無い地獄を傍目に


何かを呪う様な謡声はその霞んだ見通しの利かない赤と灰の闇に融けて消える。



>開始までレス禁止

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  • No.181 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-15 06:31:28 ID:896f7f474


>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】


差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながら



生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何か想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

現状、無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。

  • No.182 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-16 06:38:27 ID:896f7f474

【抜けていた箇所があった為修正致します。】


>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】


差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

―特に明確に己(八尺様)という(怪異)を認識して口走りその方向へ得物(火縄銃)の銃口を一切迷う事無く向けている古風な軍服姿の赫い双眸の英霊(魔人アーチャー)にまるで“興味”を持った様に視線を集中し――しかし(返答)は無く。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながら



生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何か想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

現状、無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。


>169 博麗霊華&霧雨亜理紗

>174 ガイスト

>南部住宅街ALL(一方通行&クリファパズル)

【南部住宅地(路上)/“霧”発生/マーフィー・シーカー、ライイングフィギア(更に多数接近中)、『両儀式』】

マーフィー「…現状は目先の脅威の対処を優先する。二人の事はその後だ。」

同行者二人の明らかに不自然な(消失)を経験した矢先、其々が思案するのは無理も無い事だろう、現にこのニット帽の傭兵(マーフィー)自身も物理的な目に視える(脅威)とは別の得体の知れない“異界の法則”に戦慄を覚えている節がある。

しかし今し方起こった(現象)に関しては、色々と浮世離れした件のゲイシャ…もとい貴人な彼女(『両儀式』)が何かしら識っているらしいので其処で聞くとして――今は目の前の訳の分からない化け物の群れを排除する事に専念する。

マーフィー「いい支援だアリサ!、レイカ…無理はするなよ!」

動きは決して早くないが不規則にうねうねと揺れ動き急所(頭部らしき箇所)を捉えるのが億劫な異形(ライイングフィギア)の脚部を彼女(亜理紗)の文字通りの(魔法)の行使で“凍らせ”て固定する事で狙い易くなった処に、ニット帽の傭兵はダブルタップの要領で二発ずつライフル弾を正確且つ瞬時に撃ち込んで仕留めてゆく。

『両儀式』「神父さん此処はお願い、あの子(霊華)はわたしが――」

血塗れの神父(ガイスト)が既に何度か交戦した相手故に――再び何処からか前触れ無しに取り出した剣で油断無く確実に黒っぽい体液を散らして斬り斃してゆく中

デコイ(囮)めいた形で浮遊し空中から強酸を吐き掛けてくる個体群(ライイングフィギア)の背後に回り込み注意を引くエキゾチックな装束の少女(霊華)、負傷している彼女の血の匂いに惹かれ異形の数体は其方に徐に向きを変えて再び強酸を噴出するが―その隙を突く形での流れる様な足取りでの縮地――で異形の中へ斬り込み、殺陣宜しく斬り捨ててゆく貴人。

返り血宜しく墨汁めいた異形の体液が飛び散るが、不思議と彼女(『両儀式』)には掛かっていないらしい―――

『両儀式』「この酸、意外と遠くまで飛ばせるみたいね――貴女も気を付けて。」

―そうしている間にも相変わらずの数で“霧”の中から顕れ続ける(異形)の群れ。

既にかなりの数を斃しているにも関わらず一向に減る様子が無い…

  • No.183 by 博麗霊華&霧雨亜理紗  2024-04-17 16:58:52 

>マーフィー、両儀式、ガイスト、ライイングフィギア、(一方通行、クリファパズル)、ALL


【南部住宅街(住宅内)/博麗霊華(片足欠損)&霧雨亜理紗】


血の匂いに誘われ、数体の異形が霊華の方に注目を向ける。かかった、あとは奴らの吐いてくる強酸に注意しながら誘導すれば良い。これで幾分か亜理紗達が戦いやすくなるはずだ。異形達の動向を注視しつつ大幣で地面を叩き、さらに異形の注目を浴びようとする。

と、先程此方を向いた異形が強酸を噴出し始めた。しかし、霊華がそれを避けようとする前に隙をついて貴人(両儀式)が斬り捨てたお陰か、強酸は霊華の目の前で地面に溶けていき。

霊華「!………は、はい!えっと…ありがとう、ございます」

流れるような剣さばきに思わず見とれてしまうが、貴人から異形が吐き出す強酸について忠告を受ければその場で頷き、理解した様子で。自分の身を案じて駆けつけてくれたのだろうかと考えると申し訳ない気持ちもあるものの、素直に礼を伝え。

そうして異形を捌いていく一行だが、しばらく経っても異形の群れが減少する様子は無い。大元が潜んでいるのか。いや、撃破した際に増殖している可能性も__このまま相手をしていれば、いずれこちらの体力が尽きてしまう可能性が高い。亜理紗は氷の魔法で異形を足止めしながら考えを巡らせ。

亜里紗「___マーフィーさん、このままだと消耗戦になるような予感がします。それに、貴方の言っていたお仲間もこの辺りにはいないように思えます。__どうでしょう。一度、ここを離れて他の場所を探索しに行くのは」

両儀式やガイストはともかく、少なくともマーフィーと霊華は手負いの状態だ。消耗戦になれば、2人は異形に対し不利を取るだろう。それも踏まえた結果、亜理紗が出した答えは『一度この場を引く』という選択だった。ライフル弾で正確に異形を撃ち抜くマーフィーの後ろから、亜理紗は提案を持ちかけ。

  • No.184 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 07:13:00 ID:896f7f474

>165 鯰尾藤四郎

>173 エル(キュアマジェスティ)

> 遊園地ALL(ギデル、シックス)

【遊園地/“霧”発生/メリーゴーランド付近(交戦しつつ前進)/L、Lダミー×4、ライイングフィギア×多数】

即席の、それも戦闘スタイルが三者三様異なる者同士でどうにかこの奇妙な異形(ライイングフィギア)の包囲攻撃を凌いでいるが、このまま戦っていても疲労と消耗が積み重なるだけ――この包囲の一角に対して爆発物を用いた突破口を開くという提案に、剣士な彼(鯰尾)も不可思議な赤子の少女の戦士(キュアマジェスティ)も快く了承して備えてくれた。

意思伝達は問題無し、後は自分(達)が其れに応えるだけ

T-Doll(戦術人形)は周囲で射撃を続けている自身のダミー(傀儡人形)の内、装備にFN MK.13UBGL(銃身下部装着式の40mm擲弾発射器)を有している一体に、正面角度への面制圧を指示する。

命令を受けたダミーは流れる様な動作で膝立ちの姿勢で構えたライフルの銃身下部装着のグレネードランチャーにHE弾を装填して連続して発砲、シャンパンのコルクを飛ばす様な間の抜けた音と共に数発繰り返し発射された40mmHE弾(榴弾)は蠢きにじり寄って来つつある異形(ライイングフィギア)が密集している箇所で爆発を起こし、墨汁めいた体液と肉片を飛び散らかしてゆく。

榴弾の爆風で霧が多少晴れて明確な(突破口)が明瞭になった処で、残りのダミー達に突入の指示を出して露払いをさせつつ

L「これでまた囲まれるまでに時間が稼げました、移動しましょう。」

と二人(鯰尾、キュアマジェスティ)へ声を掛けながら自身もSCAR-Lを構えて撃ちつつ開いた(突破口)へと小走りで進んで行く。

  • No.185 by シルヴィア/ヴィズ/シエラ  2024-04-19 08:36:46 


>>路地裏ALL

【路地裏/シエラ・ホワイリウス】

「……っ」

意識が覚醒し目を開けた途端に視界に入る今さっき(でいいのかは分からないが)置かれていた状況からはありえない景色に思わず尻もちを付いた

路地裏、薄暗く他の道より狭いであろうこの場所に目が覚めると立っていた自分

その自分の両手の位置には確実にギルドメンバーが居たし正しく色々とあったはずなのだが自分の居る場所も前まで見てた景色とは程遠く今の困惑しているこの脳みそで認識できてるのも自身1人

色々と違和感があるこの状況で一先ず傷はあるものの生きてることを確認しつつ、立ち上がればこの時になってやっと霧の存在に気づき

「深い霧だな……」

そう言った後に「とりあえずここから出てみないと」と呟きつつ路地裏から出るために歩みを進め始めて


(/シエラの方も許可を頂きましたので投入致します!少々テンションがおかしいため文もおかしいかもしれないです……読みにくかったりしたらすいません!)

  • No.186 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 18:40:20 ID:896f7f474

【やらかした…後から読み直して再三抜けを確認してしまったので更に修正をば、申し訳ないです…】≫的場達本体様、魔人アーチャー本体様

>162

>170 芦川 美鶴、上杉謙信、川田章吾、ドリー・ビット・エボニー、パック、的場卓、ミシェル・サヴァン


>151

>168 魔人アーチャー

【倉庫地帯/パーティゴア(多数※屋内)、きたかぜゾンビ×1、八尺様、サイレンヘッド×1】

差し込む日差し、見覚えのある祭祀の社――誰かの遠い遠い記憶


もう(いつ)から“此処”に在ったかすら覚えていない。


“それ”――嘗ての“在り方”も―仇無し厄を成す意味すら風化し始めている大女の(怪異)はただただ赤々とした驟雨に陶磁の様に白い肌と夜の闇の様な黒髪を打たれ、薄っすらとその輪郭を紅に染めながら倉庫と倉庫の合間から、彼ら/彼女ら(的場一行、魔人アーチャー)をじっと見据えて。

―特に明確に己(八尺様)という(怪異)を認識して口走りその方向へ得物(火縄銃)の銃口を一切迷う事無く向けている古風な軍服姿の赫い双眸の英霊(魔人アーチャー)にまるで“興味”を持った様に視線を集中し――しかし“問い掛け”に対する(返答)は無く。

――同時に頭上を巡回する様に飛ぶ有機的で歪な機械仕掛け(きたかぜゾンビ)とはまた別の“脅威”が顕れた事を認識し始め。

しかし興味の無い様に振る舞いながらも

■■■ぽぽぽ…

不意に視界に入るのは飛ぶ異界の妖精(パック)――この怪異(八尺様)が元来が“人”であった事を考えればその存在自体を彼(パック)が感じ取りよりはっきり視認する事が可能だろう。

それこそ彼女(魔人アーチャー)とはまた異なる“認識/察知”のプロセスを経て

清濁の歪に織り交ざった奇妙な“気配”を漂わせる、かつては(人)で、今や何かも知れぬ(存在)へと成って果てた白のワンピースドレスにやはり白の大きな青リボンが目立つ帽子を被った異常に長身の大女の姿を…



その他にも生存者を探して周囲の偵察を始める異界の妖精(パック)、――そしてそれぞれ今後の方針を定めて行動を起こし始めるこの場の面々の耳にも響くであろう。

防災放送めいたノイズ混じりの大音量のサイレン

そしてずしん、ずしんと地面を揺るがす歩行音と――揺れ

恐らく彼(パック)が目にするのは細長い体躯をした巨大なヒトガタの怪物。 肉体は腐っているようにも錆びてるようにも見え――何より奇妙な(サイレン)を流しているのがその頭部に当たる放送機材なのは間違い無い。

一行が(効果)や(加護)を認識して所持している(セントメダリオン)の効果は確かな様で――明確に捉え――しかし現状はただ何かしら想う事でも有る様に手を出さない大女の怪異(八尺様)は兎も角、確実にその巨躯を揺らしながら迫る奇怪なサイレンの怪異(サイレンヘッド)には居場所を認識されていないらしい。

しかし位置的に――倉庫地帯の凡そを見渡せる位置に立ち尽くしている点から―通常であれば何かしら陽動するか、或いは打って出ざる得ないかもしれない。

なお無差別攻撃を行っている異形のヘリ(きたかぜゾンビ)はまだ戻って来ていない様だ。

  • No.187 by スレ主/絶賛募集中  2024-04-19 19:12:55 ID:896f7f474



>180 狩人、廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1(行動停止)、アースィフ・アリー・ザルダーリー】

アリ「…成る程な、確かにそこいらも“化け物”ばかり、理に適った判断ではある――それにしても“助け”か」

彼(狩人)から聞いた簡素な経緯…得体の知れない化け物、今し方の戦闘の只中でも驚きこそしていたがこの位の幼い子供ならば無理も無い精神的なショックやPTSDめいた症状の兆しも微塵も見られはしない。

言うなれば妙に“場慣れ”している風にも見えると傭兵は分析する。

酷い刺激臭や得体の知れないナニカの残骸めいた不可視ながらも恐らく体液でぬる付く床の上を平気で歩き回り、返り血をたっぷり浴びてある意味で言えば修羅場慣れしている傭兵(アリ)からしてもやや近寄り難いこの男(狩人)の傍にもまるで気にしている様子も無く寧ろ安堵した様な体で過ごしている辺り…

アリ「(心※…この子供(ことも)も――何かしら“訳アリ”という事か)――…そういえば名乗り遅れたな、おれはアリ、アースィフ・アリー・ザルダーリー…見ての通り荒事(傭兵)を仕事にしている。呼び名は好きにしてくれ。お前さん達は?」

ことも「わたしはことも、この人はかりうど(狩人)さん。」

とシンプルに自己紹介をしている矢先――

■■■■して■■して?■■■ねぇ■■

――そう遠くない場所…恐らくはこの(廃屋敷)の上階の個室――から嗚咽混じりの―しかし明らかに異質な女の呟き声と啜り泣きが聞えてくる。

アリ「…今度はなんだ?」

ことも「……………」

戸惑いながらも得物(M4E2)を構えてライトを点灯させる傭兵と――ナニカを見据える様に天井から目を離さない少女(ことも)




  • No.188 by ガイスト  2024-04-22 08:34:41 


【南部住宅地】

>住宅地ALL

…ククク…、この数では流石に体力が持たぬな…
(両儀式の言葉に承知したと返した後異形を斬り伏せ続けた。感覚では大分数は減らしたと思っていたが異形の数は一向に減らず若干笑みが引きつっていて。連戦の疲れが出るのも時間の問題だと判断し1度身を引くべきかどうかと他の戦っている面子の動きを伺うように霧の中を見渡しながら剣を振るって)

  • No.189 by ハヤテ  2024-05-02 16:30:39 

>遊園地ALL

……あ…?ここは……霧が深くて見え……あ”…?!
(見覚えのない場所、少し古びた様な遊園地、昔ぶち込まれたゆぅろぴあよりも退廃とした遊園地だ…あの時とは違い友人もおらずたった1人、立ち尽くすものの直ぐに首をゆっくり振って冷静な精神を保つ、まだ幼い心を押し殺すもゆっくりと周りを見渡し歩き出す、近くで配管でも外れたのだろうか?鉄パイプが落ちていた為それだけ拾って)

((取り敢えず許可をもらったのでALL分を投げさせていただきます…!!これから宜しくお願いします!)

  • No.190 by カイドウ/キング/クイーン/ジャック  2024-05-02 22:53:34 

>ALL

カイドウ:なんだ、ここは一体?
(ある日、海賊としての遠征で海へと出ていたカイドウと部下である″百獣海賊団″。だが突如予期しない新世界での減少によって船諸共飛ばされた。そして気が付くと自分は)
キング:カイドウさん、息災で安堵した。しかしこれは・・・・・・
(そしてカイドウの右腕にして海賊団では最古参であるキングが、カイドウのもとへ行けば無事であることを確認して安堵する。だが自分達が飛ばされた此処がどこなのか皆目見当がつかず、素顔が見えないマスク越しで周囲を見張る)

クイーン:Where is here?俺達さっきまで海賊船にいたはずだよな。なんたってこんなわけのわからねぇ見たこともねぇ場所へ来たんだ?それに部下は誰1人もabsenceとはな
(そしてキングと同じく最高幹部の1人のクイーンもカイドウと同じくいれば、他の2人同様に見たことのない場所を見渡し、そして自分達の乗っていた船に多く付いてきた三下の部下が誰1人もいないことを指摘する)

ジャック:あれは新世界を長く航海する俺達でさえも把握できなかった未知の現象のせいか・・・・・・
(キングやクイーンと同じく最高幹部にして2人の弟分に値するジャックもカイドウ達と同じ場所へといれば、ここは一体何かと考える前に自分達が航海中で身に起きた謎の現象のことを思い返せばあれが原因であろうと呟く)

(/この度参加の許可をいただきまして、始めてロルを出させていただきます。正直ここへ合わせての台詞を考えるのは大変でしたが、差しさわりなければ絡んでいただけると幸いです。改めてよろしくお願いいたします。
そして私が操作するキャラがわからない場合は作品名とキャラ名をググったり、Pixiv百科事典で調べるなどしていただければ大丈夫だと思います)

  • No.191 by 幻想と死人のパーティ  2024-05-12 23:15:46 

【遅れてしまい大変申し訳ございません】

>魔人アーチャー、八尺様×1、倉庫地帯ALL(パーティゴア(多数)、きたかぜゾンビ×1、サイレンヘッド×1)

>168 >186

ミシェル「その方々もご無事だとよろしいのですが…時間を掛けて調査と解析をしていくしかなさそうですね現状は。お心遣いに感謝します。ならばせめて自己満足と言われようと冥福を祈ります。大変言いづらいのですが、迷っている時間は無さそうです幸い見つかっていませんが――」

この霧自体も謎が多い。自らの本領発揮が出来ないのはこの霧が原因かそれとも土地自体かあるいはその両方か?それが解消出来れば全員力を合わせて可能な範囲が更に広がるのだが今は栓無き事。この逆境は持ちうる知恵知識を寧ろ今試されている場ならばどうするかと思考を回す。しかし現実は更に変化し、大音量のサイレンと地面を揺るがす歩行音と揺れて12m強ほどの細長い体躯をした巨大な怪物が現れるがこちらには気づいていないこの場で手に入れたセントメダリオンのお陰で。

上杉謙信「うつけ者…?とても不思議だな、私の知る信長公は器が恐らくJAPAN一と言える程大きいどこか悟ったような―そんな人物のように見受けた。貴公とは会ったばかりだが見る目が違えばそう評価する者も居るかもしれないが私にはやはりそうは見えん。
なぜだ?我々の得意分野を合わせればこれが一番ではないか?動きを合わせるのにどれ程かかるかはやって見ねばわからないが…納得したなら何よりだ。ムムム、なら私も負けん受けて立とう!」

諸説あるが日本の歴史上革新的な戦略の天才と謳われる(織田信長)魔人アーチャーに対し本来の歴史そしてルドラサウム大陸でも“軍神”とまでいわれた戦(いくさ)上手の天才である謙信は自身の知る織田信長という人物像を思い返し、自身があくまでも思ったままの感想を何処までも述べる。とは言え忘れられているがこの場に居る二人は紛う事無き天才、その思考や在り方は今の時代では理解や賞賛を歴史学者と言った分野ではされてその凄さが調べようとする一般の人々に知れ渡る事は多い。しかしその当時では先進的・合理性いろんな理由はあれど分からない常人は到底理解できず上辺のみしか見ない者が「うつけもの」―そう評価してしまう者が出てしまうのもある意味では当然なのかもしれない。

的場卓「……!…そうだね…」

とりあえず提案に納得した魔人アーチャーに対して頷くとお互いの団子を賭ける煽りに少し悩む素振りを見せながらもその純粋さ故思わず乗ってしまう謙信に対していつもなら苦笑いしながらももう一つ作ると争いを制止する卓は先ほど見た宝石と女性の映像について上の空だったのがワイワイ騒いでいた声に反応しつい返事をしてしまう。

パック「ありゃトラとウマに触れた感じ?ならあんま触れない方が良さそうかも?へへ、もっと褒めても良いんだぜ?」

ドリー「必要とな?それは言われてみれば―誰じゃッ!!」

パックは魔人アーチャーの嫌な思い出があると言う言葉に対し気軽に触れない方が良いのかな?と何となく察する様子を見せながらも探知できる事に関して嬉しそうにする。
ドリーも魔人アーチャー二つのアイテムが出てきた事に理由があるとの意味深な言葉に対し考える素振りを見せながら、彼女の臨戦態勢に突如入り自身も気配を感じ構えに入ると一人の八尺ほどの異常に背の高い大女がこちらを見つめている事に気づく。

的場卓「ッ!!えっ…俺どっかで見た事あるぞ…」

芦川美鶴「突然聞こえてきたこの音は何だ?何処から聞こえる?」

魔人アーチャーに言われるまで全員気づかない事に冷や汗をかきながらその姿の大女を見てなぜか何かの話や絵で似たような存在に覚えがあると卓は思い出そうとする。
一方美鶴はノイズ混じりの大音量の不気味なサイレンが聞こえた事で怪訝な表情で警戒をし始める。

パック「不思議な気配、悪霊とかに近いけどもう自分の事も忘れかけているんだこのお姉ちゃん…姉ちゃんもオレ達と来る?」

川田章吾「お前なぁ大丈夫なのかこの姉ちゃん?如何にもな感じで普通じゃねぇないんだろ?内に招き入れて背後から襲われるのは勘弁だぞ」

此方に興味は無さげにしているが自分を見ている悪霊や不思議な力が入り混じる不思議な大女(八尺様)の内面を感知する力で覗き込んだパックは
かわいそうだと思い始め、思わず付いてくるか尋ねて見た所章吾は悪霊という単語からよろしくない者を連想し警戒心を大女にかなり抱きつつパックに呆れていた。

パック「大丈夫だよオレが見張るし責任持って面倒みるから。でもそれよりあの気持ち悪い音流してるのは大きい怪物で見晴らしが良い所に居るみたいだからこのまま此処から出ると見付かって厄介な事になるかも」

まるでペットのような気安さではあるが大女の面倒は責任を持ってみるつもりのようだ。そして探った結果奇妙な音を流している正体が別の巨大な化け物であること、そして居る位置が見晴らしが良い所でこのまま出れば全員見つかることを皆に伝える。


  • No.192 by スレ主/モノローグ(本編再開)  2024-08-10 19:43:13 ID:896f7f474

REPORT: LOADING SITUATION REPORT....

――――――



しずんでゆく

沈んでゆく

沈んでゆく

沈んでゆく。

沈んで…







?ここは何処だろうか


叫ぶ。


何も聞こえない。自分の声さえも。少なくとも、俺は?


?待て。何か聞こえたか?


誰か、そこにいるのか?


いや、目で見通せる限り、果てしない白の虚無だけだ。海のようだ。


或いは砂漠か。質感も無ければ音も無く、自分の心臓が実直にドクドク脈打つ音も聞こえやしない。俺は手を見ようとする ? 見えないし、感じもしない。まるでそこに存在しないように。目を閉じようとするが、まだ白が見えている。

あのスポンジの化け物共に食べ掛けの骨付きハム宜しく千切られた腕は元通り

同じく引き裂かれ好き放題に引き伸ばされ、圧し折られ、噛み砕かれ、臓物その他を引き摺り出され貪られていたであろう胸部から腹部に掛けての傷口…というより死体損壊めいた穴も無くなっている

―これが全て出来の悪い“夢”であるのなら、アリゾナの安アパートでボロボロのソファに座って安っぽいテーブルに粗悪品のムーンシャイン(密造酒)の入ったグラスを片手に突っ伏している筈だが

忌々しい合成繊維製のオレンジの囚人服――例に寄ってシェルターめいた(財団)のロゴと、6桁の管理番号がプリントされた其れだ。

―――再び猛烈な――雪山の遭難者めいた低体温症に類似した急激な眠気を憶え始める。

耐えられずにその場で膝をついて――朦朧とする意識の狭間で声を聞く。


―どうしてこういう終わりが実現しないか知ってるかい?―


聞き覚えの無い老婆の声がそんな言葉を紡ぎ


―終わりだからこそ実現しないんだよ。終わるっていうのは、止まることだからね。あたしらの苦しみが止まることはあってはならない。生の苦しみは永遠でなけりゃならない…少なくとも“此処”が求める限りはねぇ―


―“意思”なんてモノなど欠片も無かった実験的な“世界”の模造品…は観測と取り込みを繰り返して膨らみ続ける…利用しようとした連中すら飲み込んで、行き着く先が如何なるかなんて誰にも分かりゃしないよ……一つだけ言えるのは“原因”は変動し続けてる。―


―其処に付け込んで顕れ続けるのさ、其れが憎悪であれ未練であれ願望であれ後悔であれ…単なる思い出であれ―


―――





――




>>路地裏ALL

【路地裏/梓家始季】

―相も変わらず立ち込める濃い霧と赤黒く薄っすらと大気を染める不気味な空色――放棄されて随分と時間の経った様子の入り組んだ路地裏…旧式の既に機能していないらしき室外機。

埃っぽい塵芥や年代物の空き瓶や錆付いたスチール缶の入った色落ちしたポリバケツ。

狭まったり、時折広がったりの都市計画的には乱雑極まり無いそんな路を、霧を掻き分けながら進む人影。

コツ コツ コツ

軍用編上靴の固めの足音と共に霧に混じり舞い上がる埃も露と気にする様子も無く、物騒な出で立ちの東洋人の女は感情を押し殺した様な仏頂面のまま、手にしたゴテゴテに改修された中国ノリンコ製のAKコピー(56-2式)を標準射撃姿勢で構えながら黙々と進む。

行き先など、当の本人しか知らぬままに



>>南部住宅地ALL

【移動中→南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)】


――



キィイイイイイイイイイン!(レッグローラーの走行音)

シャーリーズ≪無線※オープンチャンネルで呼び掛けています、此方C.M.S.C、第三陸戦ウィッチ中隊、第二小隊C分隊のシャーリーズ、誰か聴こえていたら応答してください。繰り返します。≫

霧に包まれた途切れ途切れの幹線道路を時速50kmほどで駆け抜けながら、装甲機械化歩兵脚(陸戦ストライカーユニット)を着装し無線でこの周辺へ必死に呼び掛けている戦闘服姿にブーニーハット、それに何故かネコ科の肉食動物の耳と尻尾を生やした一人の少女、シャーリーズ・フルウールト准尉は奇妙な消耗感とこの得体の知れない土地の不気味さと精神的に戦いながら――

―同時に感じる、身に憶えのない(即視感)にも内心苛まれていた。



>>墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、???×多数】

ハァッハァッハァッハァッ…ゼェゼェ

全力疾走して来た様な苦しげな息遣いとやや重苦しい足音と共に少し歩いたあとどうにか息を整えているらしい。トラッカー帽を逆被りにした青と白のストライプのシャツにズボンという井出立ちの小太りの青い双眸の青年(エディ)

エディ「ゼェゼェ…此処は――墓地?」

霧の立ち込める何の変哲も無い西洋風の墓地群――違和感を強いて言うなら開けた屋外である筈なのにやたらと黴の臭いが強く感じる点だろう。

それに立ち込め続ける濃い(霧)


トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)


何処からともなく聞こえて来る音。

和太鼓やドラムの類では無く、アフリカや中米辺りの素朴な手打ちの太鼓の単調な音色、場所や状況が許せばエキゾチックな風情もあるかもしれないがこの異常な状況下では不気味さや不吉さ以外のモノを感じられないだろう。

何処から鳴っているかも分からないが――それに併せるように墓場に変化が起き始める。

ボゴッ

ズルズルズル…

エディ「あ…わ…が…」

――解っていた、少なくとも…コレが肉を伴う(現実)であろう事を――しかし青年(エディ)のなけなしの理性は自己防衛の為に――起き上がってきた(ソレら)を認識する事を拒む。

その場に尻餅をつく形で腰が抜けてしまった小太りの青年(エディ)の周囲からゆっくりと、墓場から起き上がる(腐乱死体)の群れが徐々に歩み寄り始めていた。

  • No.193 by ガイスト  2024-08-10 22:57:17 


【墓地】

>ALL

…また別の場所か
(霧の中意識が浮上した。先程まで奇妙な夢を見たような気がするが何だったのかは思い出せない_只、霧があった事と誰かと一緒だったのは記憶に残っていてとりあえずと辺りを警戒しながら墓地を散策し始めて)

【本編再開と言うことで新たに絡み文を出しました。初めましての方もそうでない方もよろしくお願いします…!】

  • No.194 by 斎藤・岡田  2024-08-11 00:45:20 

>路地裏ALL

【路地裏】

斎藤「…いやぁ~、こりゃどうなってんだか。マスターらしき人影なし、いるのはよく分からん化け物だけ、しかも人斬りと一緒と来たもんだ!全く、僕ってばツイてないねぇ~」
岡田「なんじゃ、わしをバカにしとるがか?ええ度胸じゃ、今切り捨ててもええんじゃぞ」
斎藤「うっそ、僕に勝てると思ってるワケ?バカ言っちゃいけねぇよ」

(霧に覆われた街、二人の男が言い争い通りを闊歩する。かたや一人は京の町にて「人斬り以蔵」の名で恐れられた、幕末の四大人斬りが一人、岡田以蔵。かたや一人は幕末の日本にて活躍した治安維持組織、新撰組の三番隊隊長を努めた二刀流の剣士、斎藤一。互いになんの説明もなく街に召喚されたはぐれサーヴァントのため、散策を続けていると、霧の向こうに人影を見つけ、ぴたりと動きを止めて)

斎藤「…おい人斬り、あの人影は?」
岡田「……人やない、はよう逃げるぞ」

(岡田が言葉を発すると二人ともすぐに引き返す。どうやら岡田のスキル「人斬りA」により人影が人間が怪異か見分けたらしく、無駄な魔力消費を避けるためにもと近くの路地裏へと足を進めて)

斎藤「…はぁ。こうも化け物にしか出会えないと、疲れてきちまうねぇ」
岡田「同感ぜよ。ったく、一体人間はどこにおるがーーー」
斎藤「…?どうしたよ人斬り、急に黙ってー」

(路地裏にて、現在の自分達の状況にうんざりした様子の斎藤を横目に、ため息をついた岡田が前を向いた瞬間、目を見開き固まって。それを見た斎藤が何事かと前を見ると、なにやら物々しい格好をした女性が歩いてきているのを確認して刀に手をかけて)

斎藤「……アレは?人か?化け物か?」
岡田「…人じゃ。ようようじゃ、ようよう人に会えたぜよ!!おい女ぁ!!おまんがわしらを呼んだがかぁ!!」
斎藤「おいおいおいなに叫んでんだよ馬鹿野郎!!!」

(斎藤が神妙な顔持ちで人かどうか問いながら横を見れば、どうやら人だった様ではしゃぎはじめた岡田を目にして少しため息をつく。と、岡田が急に女性に向かって歩き、大声で自分達のマスターかどうか聞き始めたので、ものすごく焦った様子でそれを止めようとして)


(/路地裏ALLに絡ませていただきました!文章が変なところがあるかもしれませんが、どうか温かい目で見守ってくださると幸いです。よろしくお願いします!)


  • No.195 by 当麻紗綾  2024-08-11 01:41:20 

>墓地ALL エディ・ドンブラウスキー

【墓地/当麻紗綾】

「……伏せろッ!!」

腐乱死体の群れがひしめく墓地、絶望的な状況に突然響く女の声、それは今にも化け物たちに襲いかかられようとしていた小太りの青年(エディ)に向けられたものである。
そして叫びにも近いその声に続くようにパンッ!という乾いた銃声が鳴り響くと群れの中の1匹に命中したのか血が辺りに飛び散る。続けて1発、2発と乾いた銃声が響き。

「早くこっちに来い!! 時間はちょっとしか稼げないから、全力で走れッッ!!」

怒号にも近いその声は、墓地の入口から青年(エディ)に対して掛けられているようで、そこには左腕をギプスのようなもので吊り、ボサボサな髪が特徴的なスーツ姿の東洋人の女が立っている。そんな彼女は右手にハンドガンを持ち、青年に向かう群れを撃って足止めをしているようで。

(/墓地の方に絡ませていただきます!よろしくお願いします!)

  • No.196 by シエラ・ジェラミス  2024-08-11 11:19:44 

>森林all

【森林/シエラ・ジェラミス】

「いったい何がどうなってるの……」

うっすらと視界を遮る霧のなか、どこを向いても見えるのは木ばかり。恐らく森林であると言うことは理解できるのだが何故ここに居るのかが理解できずにいる。自分は確かに外に出ようとはしたが住まわせてもらっている寮の部屋から出ただけなので、こんなにすぐに外に、しかも森林に出るわけが無かったのだ。たしか、部屋の外に出るのに扉を開けた瞬間に霧に覆われたような気がするが……

「立ち止まってても、仕方ないかなあ」

一瞬、この森林の中にたちこめる視界を遮る霧と部屋の外に出る瞬間に発生した霧に関連性があるのでは、と考えるがこんな場所でずっと考えても状況は恐らく変わらないだろうから何処かでこの場所に詳しい人に出会える事を軽く祈りつつ歩みを進め始めて

(/森林allで絡み文を出させていただいたのですが、最近なんだか文章がごちゃごちゃしがちなので分かりづらかったらすいません!)

  • No.197 by スレ主/絶賛募集中  2024-08-11 19:45:55 ID:896f7f474


>>194 斎藤一&岡田以蔵、路地裏ALL

【路地裏/梓家始季、????】

霧、霧、ただ只管に広がり続ける濃霧の中を歩き続けていく中で――不意に鼻をつく濃い血の匂い、それは進む先、其処から枝分かれした路の片割れから

躊躇無く其方へ足を向けて進もうとした矢先に、声を掛けられる。

―比較的(現代的)な立ち姿や容姿から見て東洋系の男が二人、其々帯刀している事と片方(岡田以蔵)がかなり(訛って)いる点…それから女(始季)自身からして感じ取る様に彼ら(斎藤一&岡田以蔵)が只者では無いのを察しながらも

――何やら尋ね用件らしきボサ髪の黒コートの方(岡田以蔵)の方が歩み寄りながら話し掛けてきて…少なくともその相方らしき黒スーツ(斎藤一)が“隠密”行動――とまで行かずとも、この異形と怪異流行る異界めいた街にて(目立つ)行動を控えていた様子ながら其れをズカズカ破った相手(岡田以蔵)の行動を諌めながら止めようとしている中で

始季「…………………」

話し掛けられた傭兵だかPMSCs(民間軍事請負企業)のコントラクターめいた格好の隻眼の女殺し屋(始季)は彼ら二人へ仏頂面な顔だけ向けてただ人差し指をゆっくりと自分の口に当てて(しーっ※静かに)のジェスチャーを示す。

そして再び自身の手で、(血の匂い)の漂ってくる分かれ路の方を指差して…今度は自分の鼻を示して(匂い※この場合は濃い血の匂いを指す)がする事を―恐らく二人とも気付いているだろうが知らせ――ゆっくりとその路の方へ、中国製AKコピー(56-2式)を閉所での近接戦闘(CQB)に備えた標準射撃姿勢で構えながら歩き出す。

―彼女(始季)自身も“数時間ぶり”に(話の通じる)誰かと会えた事は有益だと考えていたが――情報交換なりするにも先ずは近場のこの迷路めいた路地裏の一角の(安全)を確保するのが優先だと判断していた。

■■■■

濃い血の匂い――その先から聞こえてくる何かを啜る様な音

それからその他の路からも何か異様な影が複数、既にこの場所(路地裏)へと侵入り込みつつあった。
―(人でない)…或いは(人であった)ナニカは確実にこの場の人間一人と英霊(サーヴァント)二名を捕捉しているのだろう。

引き続き戦闘を回避するか、もしくは迎え討つか。


その判断次第でこの先の展開はガラリと変わるだろう。



>>193 >>195 ガイスト、当麻紗綾、墓地ALL

【墓地/エディ・ドンブラウスキー、???→サング×多数】

腐肉から蛆を湧かし、明らかに機能していない筋繊維と骨格を軋ませながらさぞ(食いで)のある獲物であろう小太りの青年(エディ)に覆い被さり喰らい付かんとしていた(動く腐乱死体)の一体が9mm口径の拳銃弾を立て続けに身体に受けて腐肉と血だった赤黒いモノを周囲に散らして…怯む――が致命傷では無い様だ。

そもそもとっくに死んでいるが故に

エディ「わっ!?…あ…あぁ」

思わず鋭い声で言われた通りに地面に伏せながらも飛び散ってきたモノをひぃっと悲鳴を上げて払い退けつつ這う這うの体で入口から援護射撃する形になった異国の公安要員(当麻)の指示に従い途中で転けたりしながらも青年(エディ)は相手(当麻)の居るこの墓地の入口らしき場所へ死に物狂いで走るが…

ズボッ

地面から飛び出してきた腐った手が、彼(エディ)の足首を掴む。

エディ「ぎゃぁ」

短く悲鳴を上げて地面に倒れる青年に続けて地面から這い出して来た頭蓋骨の露出した(腐乱死体)の頭がその蛆塗れの口蓋をガバッと開いて噛み付こうとして――

一方

再び(目覚めた)形でこの黴臭い墓場を一先ず探索し始める血濡れの異世界の神父(ガイスト)、彼の見た(夢)が現実か否かは――その境界の曖昧なこの街では余り意味を成さない事なのかも知れない。

―数発分の銃声と、誰かの声(当麻)、そして誰かの悲鳴(エディ)

それを耳にすると同時に

トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン トン(単調な手打ち太鼓の音)

彼(ガイスト)の周りでも鳴り始める奇妙な太鼓の音と共に――墓場から這い出す(動く腐乱死体)の姿がポツポツと現れ始め―やはり緩慢な動きで彼(ガイスト)へと歩み寄り始める。



>>196 シエラ・ジェラミス、森林ALL

【森林/ゴードン・ヒラツカ】

静寂が支配する霧の立ち込める鬱蒼とした森の中で、突然陥った奇怪なこの状況に困惑しながらも一先ず行動を開始する薄桃色の髪の栄える異世界の魔道士の少女(シエラ)、虫の鳴き声の一つもしない明らかに異様な様子のこの森には恐らく違和感しか抱けないかもしれない。

―そんな彼女の進む先―では無く…背後の草薮が一度ガサリッと音を立てる。

そうして草薮を揺らしながら現れたのは一人の襤褸切れをフードの様に纏った人物――だがこの人物の方も彼女(シエラ)に出くわすとは思っていなかったらしく少なからず驚いている様だ。。

ヒラツカ「…驚かしてしまったならすまない。――まともな人間を見たのは数日振りでね。」

そう声を掛けて、一応危害を加えるつもりは無い事を示す様に両手をあげて武器を持っていない事を示す。



>>廃屋敷ALL

【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2】

たったったった

軽い足音を立てて、霧の中を駆けていく小さな人影、背負った小さなうさぎのリュックが揺れる。

どこか動き慣れた様な身のこなしで――しかし途方にくれた様な疲れの見える足取りで荒れ果てたやや和風の廃屋敷の敷地内…そしてその屋内へと躊躇無く入って行く。


ことも「……ここは、わたしの“まち”じゃない。」


―思わずそう口に出してしまう幼い小学生低学年ほどの少女(ことも)だったが……

――このばしょ■みた■と■ある――

脳裏を巡る奇妙な(デジャヴ)

しかしそれを思考する前に不意に感じた悪寒に息を止めて…リビングの棚の陰に隠れる。

??「う~やま■い~も■うしあ~げる■■■■」

喉が詰まった様な濁った声で、不明瞭な歌らしきモノを口ずさみながら…引き摺る様な足音と共に
何かが屋敷の奥からリビングに歩いて来る。

―明らかに其れは(人)では無い、嘗てはそうだったのかも知れないが…

ぼろぼろで赤い染みでよごれた割烹着姿の女性(屍人)―手には出刃包丁を持ち――顔は…目元や口から赤い何かを垂れ流し、血の気の無い青白い顔はにこやかで、しかし目は焦点が合わずギョロギョロと在らぬ方向を見ながら上機嫌そうに歩いて来て――

??「か~ごめか~ご~め~■ンッフフ かぁごのなぁかのとりぃは~■いつい~つ出やぁるぅ■夜ぉ明けぇのぉばぁんにぃ■んっふふ■■あらぁ■明る■い■わねぇ?」

と歌う様に楽しげに口にしている。

と、そんな様子の割烹着姿の誰かの背後から引き摺る様な足音を立てて

??「め■■で■た■■い」

と金切り声染みた声色で言いながらやってくる――猟師の様な格好で、手に水平二連式散弾銃を手にした血の気の無い青白い顔をした初老の男性(屍人)

――



  • No.198 by 当麻紗綾  2024-08-11 21:02:55 

>エディ、ガイスト、墓地all

【墓地/当麻紗綾】

「……クッソ、霧が濃くて当たらない!……ッ!」

幾ら銃火器とはいえ相手は既に死んでいるゾンビ、たかが小口径の拳銃程度では致命傷は疎かその場しのぎの足止めにもなっているか怪しいところである、その上濃い霧に包まれて狙いも定まり辛い。そのまま、ジリ貧の状況を更に最悪にさせるように青年(エディ)の足元から現れた手を見た女(当麻)は、最後の手段として考えていた行動に出る。

「……古戸さんッ……!」

1つの名を呼ぶ、銃を捨て左手のギプスに手を掛け時間が無いため無理やり包帯ごと引き抜くように外し痛々しい火傷痕と縫合痕の目立つ左手を顕にする、そしてその左手を地面へと当てると……。

(/当麻側が助けるにはSPECが必要になりそうなので使う流れにしました、一応他の方が乱入したり結局助からなかったりの展開もあると思うので、その辺の反応を待って続きを出したいと思います!)

  • No.199 by 斎藤・岡田  2024-08-11 21:21:51 

>梓家始季、路地裏ALL


(目の前の女性(始季)が指を口に当て、「静かに」というジェスチャーをするのを見ると同時に、近くの別れ道から血の匂いとナニカの気配を感じ取って。岡田が後ろを振り返ると斎藤も気づいているらしく、いつでも抜刀できる状態で静かにこちらに近づいている様で)

岡田「……人やない、が。人型ならわしが斬れる。どうする、壬生浪」
斎藤「その辺の道からも変な気配が来てやがる。一旦そこのヤツ片付けて、逃げ道確保しといた方が良いと思うなァ、僕」
岡田「ふん、壬生浪と意見が合うとは思うとらんかったぜよ」
斎藤「奇遇だねぇ、僕もだよ」

(こそこそと小声でどうするかを話し合う。他の道からもナニカが近づいてきていることも感じとっている斎藤が逃げ道確保を提案すると、岡田もそれを了承して。岡田が刀に手をかけながら女性(始季)の後に続く形で道に入ろうとすると、斎藤が女性(始季)に小声が聞こえるほどの距離まで近づいて)

斎藤「…周りからも少しずつ来てやがる。僕らも手伝うから、一旦そこのヤツらを片付けよう。自己紹介はそれが終わってから」

(斎藤が女性(始季)に小声で援護することを伝えると、少し女性(始季)より前に出て、岡田と自分で女性(始季)を前後で挟み込む形を取って。そのままゆっくりと分かれ道に向かって前進し、濃い血の匂いと気配の元へ足を踏み入れて)

  • No.200 by 沖田総悟  2024-08-11 22:13:49 

【路地裏/沖田総悟】
>>斎藤一、岡田以蔵、梓家始季

「無事だと良いんですけどィ…………ま、あの人らなら大丈夫か」

(BARアシュリーでの二度目の再開と出来事、その全てが記憶にはっきりと焼き付いている。いつ入れたのか定かではないが黒い隊服の右ポケットに入った二個のマッチが、自分の所持している記憶が嘘ではないと証明していた。二回目は一回目よりも多くの人がBARの中に集まり探索へ行くという話になっていたが、直後濃い霧に視界が覆われ、その中で人ならざる怪物に襲われたことにより全員がバラバラになってしまった。我武者羅に刀を振るっていて、落ち着いたのはいろいろな物が散乱する路地裏に入ってから。あたりをキョロ〃と見渡すも当たり前だが先程いた人たちの姿は無く。少し考えるも異能力的な力を使える人たちも居た為心配する必要はないかと楽観的に考える。

複雑に分かれた路地を自分の直感で進み、横歩きしなければ通れないような狭い場所にも足を踏み入れていれば、ふと、人の声が聞こえた。覗いてみると自分の少し先に人影が三人。容姿は霧によって見えないが話している内容からして自分たちと同じであろう。そしてその先には先程対峙した怪物と同じような気配もする。彼ら三人もその気配に気がついているらしく、ゆっくりとそちらへ進んでいった。物陰から飛び出して自分も参戦するかと沖田は悩むも)

「……とりあえず様子見ってことで」

(今から出ても面倒なことになるかもしれない、それは困るし苦戦していれば助太刀に行けば良いだろう。戦い慣れているであろうあの三人に見つかったとしたら、そのときはその時だ。先程の霧の中で行った連戦により鞘や柄の部分まで血が飛び散った日本刀に手をかけながら沖田は壁に背をつけながら様子を伺った)


(路地裏のお二人様絡み失礼いたします、!!よろしくお願い致します
ALL文は分けて後ほど提出させていただきます)

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