スレ主 2023-12-10 17:44:55 ID:896f7f474 |
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>>215 >>220 ゴードン・ヒラツカ、オベロン、森林all
【森林(移動中→廃コテージ)/シエラ・ジェラミス】
他の怪物に対して物理攻撃が有効なのかを聞けば何となく苦笑いをされたような気がするものの、ゴードンは基本的に先程から追いかけてきてる怪物のようなものにであった場合は逃げの一手を打つらしく考えれば確かにあそこまで不気味な存在は会ったことは無い気がするし普通は逃げるものなのか?と考えるものの続きを聞けばどうやら直接触れる存在もああいう怪物の中には多いらしく苦手なものや弱点を持ち合わせてることも多いらしい
「なるほどねえ…ありがとう、その情報凄い助かる」
とお礼を言いつつその後もゴードンの後を追いかけていれば薄くなってきている霧の中で廃コテージが見えてきており気づけば例の追いかけてきている怪物の気配も薄れ始めており、いい感じにまけてるかと考えていればゴードンが物陰に隠れ始めたので自身も同じように物陰に隠れて
何かあったかと思えばゴードンに一つの方向を指さされそちらを見れば羽を付けたまるで人間では無いような見た目の人物(オベロン)が廃コテージの周りを彷徨いており
彼は何者だろうなと聞いては少し様子見をしてから接触するかを考えてるが此方(シエラ)はどうするかを聞かれて少し俯いて考えてはゴードンの方を向いて自分も様子見することを伝えようとするものの視界に例の人物(オベロン)以外のものが入ったような気がして
「……何か、様子がおかしいような…ここって、何か飼ってたりとかする情報あったりする?」
例の謎の男(オベロン)の方向をじっと見つつ気のせいである事を願いながらそうゴードンに聞いてみて
(/文章に失礼な文があったりしたら申し訳ありません!また、オベロンの本体様のタイミングを見て此方に絡みに来るという考えを無視してしまって居たりしたらすいません!)
【図書館/桜庭長春】
>>ALL、エル
(推理小説がおいてあるコーナー、そこには見慣れた表紙と著者の名前が書いてあるボロボロの小説を見つけた
自分と仲良くしてくれている人の本。せめてこれだけでも持って帰ろうと若干高いところにある本を背伸びして取ろうとしたとき、自分に向けて危険を知らせる声が聞こえた。肩を跳ねさせつつ後ろを見ると、そこには自然公園で襲撃してきた人たちとは違う、異型の怪物。呻き声を上げながら桜庭へ手を伸ばしていた)
「えっ……うわぁ!?」
バンッッッッ
図書館に響く発泡音。それは桜庭が片手に持っている短銃によるものだった。
短銃から放たれた銃弾は異型の肩を貫き動きを止める、桜庭はその間に走り出し、自分に危機を教えてくれた声がした方へと向かい
【廃地下鉄/鶴丸国永】
>>ALL、宿儺
「いや、詳しくないさ、なんせ俺も巻き込まれた側だからな」
肩に置いた手を払いのけられるとその手をヒラヒラとさせながら笑う
話の通じることと彼が先程言った彼の言葉から敵ではないと判断し警戒をある程度緩めた
‘此処に詳しいのか’と聞いてきた質問には首を振り、自分も巻き込まれた側なのだと主張するも、 そうだなぁ と呟いた後
「まぁ、この世界を色々歩き回ってわかったことは、俺等を狙う……あー、なんて言ったら良いんだ?怪物みたいなのがそこら中にうじゃうじゃいるってことさ。俺もそいつ等から逃げるために地下に来たからな。まぁ此処に居ないと決まったわけじゃないが」
自分の身に起こったことを話したあと、辺りを見渡して
(路地裏の方々のはまた後ほど返します!)
【墓地】
>サング、墓場ALL
…此処か…!
(声が聞こえる方向に霧の中を進んでいき見えた人影に冷静に視線を向けた。先程の屍と対峙しているらしい女性とその隣にいるどこか只者では無い雰囲気の婦人_そして屍に囲まれ身動きが取れなくなってきている青年_無駄な戦闘は避けるべきだろうが自分と同じような状況の人間を見殺しには出来ないと考えて。とりあえずと女性の方に近づいていく屍の方に音も無く近づき剣で切り伏せ群れの数を減らそうとしていて)
>225 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
やがて姿を現したのは、上半身が無数の膿胞に埋め尽くされて肥大化した、二体の化物(Suicider?)だった。少し離れた位置からでも感じ取れる腐臭に、今も尚脈打つ肉体……狩人はそれらが今どういった状態であるのかを察する事ができた。奴等(Suicider?)に刺激を与えるという事は、火薬庫に火を放つが如く爆発と衝撃を伴うのだろう。脚を散弾で破壊し、その歩みを停止させようとも考えたが、今にも爆発の時を待っているかのような膨張具合では、僅かな衝撃ですら切っ掛けになりかねない。狩人は一瞬の内に何かあれら(Suicider?)を安全に処理する為の方法や道具が存在しないかと思考を巡らせたが、やがてそんなものは無いという結論に辿り着いた。安全に処理出来ないのなら爆破して処理するしかないだろう。そうするのであれば、まずは少女(ことも)を遠ざける必要がある。自分は爆発を受けても即死しない限りは輸血すればどうにでもなるが、少女(ことも)はそうではないだろうから。
「出来るだけこの部屋から遠くに離れろ。頑丈な物の陰に身を隠せ」
少女(ことも)の前に立ち、振り向いてそう告げる。爆発の規模は不明だが、少なくともこの部屋を超えて被害をもたらす事は無い筈。そう考え、化物(Suicider?)の注意を引き付け、少女(ことも)が部屋から離れる時間を稼ぐべく、ゆっくりと接近する。しかし決して一定の範囲内には近寄らせず、後退と横歩きを交えて壁に追い詰められないように動く。そうした動きをしばらくの間保ち続け、十分な時間を稼いだと判断した狩人はそれまでの慎重な動作を全て中断して走りだし、付近の棚──丁度先程少女(ことも)が隠れていた場所──へと身を隠した。そして顔だけを棚から出して化物(Suicider?)の位置を確認すると即座に引っ込め、代わりに左腕と散弾銃だけを棚の側面に密着するように外に出し、おおよそ化物(Suicider?)が歩いているであろう位置に向けて散弾銃を1発発砲した。
(/今でもガスコイン神父撃破のトロフィーの取得率が約44%程な辺り、いかに彼が強く、大きな壁となっているかが見て取れますよね。私も例に漏れず何度もやり直して、アイテムを総動員しつつ一発入れたら即座に逃げる臆病な戦法でどうにか倒せたものです。リボンの少女はガスコイン神父が彼女に狩りの技術を教えていたので窮地を脱出出来たと思いたいですね……きっとあのリボンは内臓攻撃の時の返り血で赤くなった物なのでしょう……)
【路地裏/沖田総悟】
>>????、斎藤一、岡田以蔵、桜セイバー、ミルコ
「せんせい?飛行機?ってことはお前も俺等と同じ…………っち、子供を怖がらせても面白くねぇや。おい、ガキ」
自分の状況を説明した子供に色々と考察を巡らせるも怯えた声と表情を浮かべる子供を見て分かりやすく舌打ちを一つ打った後、刀から手を離す。そしてもう少し詳しく、此処の路地裏に来るまでの経緯を聞こうと一歩近づいたとき、子供は自分の間をすり抜け「助けて」と声を上げて子供が路地から駆け出した。
「あっ!!おい!飛び出すんじゃねェ!!」
近くには戦っていて足止めされているとはいえ異型の化け物がいるのだ。だから子供は嫌いなんでィ と悪態をついた後、子供の後を追った。その先には刀を抜いて戦闘態勢を取っている二人の人影。彼女たちと対面した沖田はため息をつきながらも首を傾げ
「……なんでぃ、アンタらも巻き込まれた奴らですかぃ」
>225 >229
【森林(廃コテージ)】
オベロン「なんだよ、これ!」
(突然、死角にあったらしい建物がけたたましい音を立て崩壊し、4~5mはある巨大な蜘蛛が現れ。カルデアのトンチキイベントで多少の理不尽には慣れているとはいえ見た事も無い敵に思わず優しい王子様口調を忘れ上記を叫び。レイピアを出し投げつけるも、蜘蛛は一瞬怯んだのみで再び襲いかかろうとしてきて。この森に漂う霧について、これまでの経験から「この霧は魔力を奪う」という知識があり、かつ戦闘があまり得意では無い彼は戦うよりも逃げる事を優先し走り出し)
(/大丈夫ですよ!こちらこそ絡みにくい初回文ですみません!)
【遅くなりつつ、且つ一度にまとめ過ぎて分かり辛くてすみません;>>221の方で一応(図書館)にも黄色い魔法少女(巴マミ)で絡みを出してます故】≫桜庭長春/鶴丸国永本体様
>>226 ブラックホール&ステカセキング 南部住宅地ALL
【南部住宅地(路上)/シャーリーズ・フルウールト(ストライカー着装)、クリーパー×多数(数百以上)】
シャーリーズ「あー、――“アクマチョウジン”の方ですか…はい、いいえ…ごっ…ごめんなさい。少し気が動転してしまって…そうですか、貴方がたも“知らない間”に(この街)に?」
二人(ブラックホール&ステカセキング)のやり取りの様子と、至極真っ当な質問に一応外見の奇抜さに関しては(そういう手の込んだ身体改造をしたサイボーグか、高性能なマンマシンインターフェイス)もしくは既知異星人や異種族の類として認識して――
一方で自分を見る目も中々変わった者を見る様な視線だった点で…ある意味(奇妙)なのは此方も同じかと思い直し(自分の様な“ウィッチ”にありがちな“ズボン”談義の類かとも一瞬思ったが)
シャーリーズ「――実を言うとわたしも作戦行動中に戦友や上官から逸れてしまって良く分かってないんですよ。“此処”が何処かもサッパリ――あ!申し遅れました、わたしはPMSCs(民間軍事請負会社)C.M.S.C(キャルバリー・ミリタリー・セキュリティ・カンパニー)所属の(陸戦ウィッチ)をしています。シャーリーズ・フルウールトといいます。」
と被っていた迷彩が施されたブーニーハット(御丁寧に獣耳用の差込口も備えられている)を外して赤毛のミディアムヘアーの少女はそう敬礼しつつ自己紹介をする。
――と、三人がこうして鉢合わせしている間にも、霧深い周囲から何かしらが(接近)して来る異音が聞こえてくる。
それはまるで数十…数百…否、数千もの(蟲)が群れを成して地面を這い回っている様な…生理的嫌悪感を聴くモノに抱かせるに十分な音。
シャーリーズ「…!御二人ともわたしの後ろへ!…“何か”来ます。」
音は兎も角、彼女(シャーリーズ准尉)の“固有魔法”たる(虫の知らせ)――(この街)に来てからはかなり範囲と精度が落ちたある種の予知能力めいた其れが(これから起きる出来事)のイメージをこの陸戦ウィッチに識らせる。
ジャゴッ
そうして如何にも(色々な意味で)屈強そうな偉丈夫な二人(ブラックホール&ステカセキング)を護る形で前に出て、ストライカー搭載の50口径(M2ブローニング重機関銃)の銃口をその(イヤな予感)の感じた方向へ向けて備える。
彼女が着装しているヘッドセットタイプの単眼式HMDの表示にも感知出来る距離での多数の(動態反応)を捉えていた。
■■■■
霧の中を蠢く奇怪な(蟲)―ゴキブリやフナムシ、タガメめいた其れ――其れを三倍近く大きくして言うなれば(人面ゴキブリ)めいた“顔”を裏面に有する奇怪な蟲(クリーパー)――肉食処か金属すら容易く食い破る獰猛さと餌食になれば骨すら残らない貪欲さを併せ持つ(群れの脅威)が三人へと迫り来る。
>>227 博麗霊華&霧雨亜理紗 旧校舎ALL
【旧校舎(校内1F玄関)/カーヤ(天の邪鬼)、????、????×2】
天の邪鬼「ふん、オレ様が何年此処(旧校舎)に居たと思ってる?――明らかな(余所者)と見知ってる連中の(区別)位簡単だ――お前たちからはオレ様が居た土地の雰囲気がしない――其れに別に此処で出会った(余所者)はお前たちが初めてじゃないんでな。そいつらはオレ様を見るなり逃げ出して行ったが」
二人の少女(博麗霊華&霧雨亜理紗)の疑問に、つまらなさ気に答えるオッドアイの黒猫の姿をした妖怪(天の邪鬼)はグッと伸びをする(所作だけ見れば完全にただの猫にしか見えない)
そういう意味では内心彼女(亜理紗)の察しは正解だと言えるだろう――だがこの黒猫は内面を曝け出す事はその性質上嫌う傾向がある(天の邪鬼だけに)
天の邪鬼「それに、一番の理由はこのオレ様自身がとっとと(帰りたい)からさ。もちろん、そういう意味ではお前たちに協力してやる。そうじゃなけりゃ態々呼んだりしないだろ?」
という何とも身も蓋も無い、しかしながら至極真っ当な理由を口にする。
そんなやり取りの中、不意に響く――恐らくは幼い少年の悲鳴。
???「誰か――誰か助けて!誰かぁ!食べられちゃう!」
―声からしてこの校舎の二階からだろうか、同時に走って逃げている様な足音――に混じる形で明らかに人間のソレとは異なるモノの重めのドタドタという駆け音も聞こえてくる。
天の邪鬼「――チッ、またぞろ(霧)から出て来た手合いが襲われてるのか、人数は多ければ多いほど良い。お前たち、行くぞ。」
と、棚から軽やかに飛び降りたオッドアイの黒猫(天の邪鬼)はいかにも猫らしい敏捷性で二階へ続く階段へと駆けて行く。
【少々分けます】
>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL
【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」
霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」
どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。
相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。
亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」
霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」
協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。
2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。
霊華「亜理紗ちゃ__!?」
亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」
自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座に彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。
【図書館/桜庭長春】
>>巴マミ、エル
>>221 >>210
「っ……!!!」
自分に向けて危険を知らせる警告の声、本に手を伸ばしていた長春が後ろを見ると、そこには自然公園で出会った奴らとは違う、マネキンのような姿をした怪物。咄嗟に目をつむり来るであろう衝撃に備えていたが……
呪文めいた言葉が聞こえてきて恐る恐る目を開くと黄色いリボンに拘束された怪物の姿。
あっけにとられていれば間合いに入ってきた人間の手によりバラバラになった
「あ、ありがとうございます!!助かりました。ウサギさんもありがとうって言ってるよ」
先程の衝撃で落ちてきた自分が知っている名前が書かれた小説を拾ったあと、フードを外した金髪の上を持つ少女にポカンとしつつも慌ててお礼を言い自分の抱えているぬいぐるみに目を落とす。
「あ、ぼくは童話作家の桜庭長春だよ。魔法少女……?ってことは、さっきのも魔法なの!?」
(自分の自己紹介をしたあと、魔法少女だと名乗った彼女にキラキラとした目を向けて)
((ややこしくしてしまい申し訳ありません!
訂正版を提出いたします!
【お気を遣わせてしまって申し訳ありません修正御手数を御掛けしました。少々私用で立て込んでしまってますが本日中にお待たせ中の返信を全て返せる段取りがついたのでもう暫しお待ち下さい。お待たせしてすみません。】≫桜庭長春本体様、ALL本体様。
>>229 >>235 シエラ・ジェラミス、オベロン、森林ALL
【森林(廃コテージ)/ゴードン・ヒラツカ、????→ブラックタイガー×1】
ヒラツカ「いや、私が“利用”してた時は幽霊染みたモノが時折見えた位で特に此処(廃コテージ)で何か飼育されていた様な形跡は特に――!!」
様子を伺いながらふと同行者(シエラ)から尋ねられた質問に民俗学者はそう答えるが、不意に発生したアクシデント――件のメルヘンで妖精か何かめいた青年(オベロン)が毒々しい外見をした到底まともでは無いであろう5m近いサイズの巨大蜘蛛(ブラックタイガー)に襲われて応戦しつつも逃げ始めている様子を見て
ヒラツカ「…何だアレ(ブラックタイガー)は、まるで伝説上の土蜘蛛か何かの様だが――いや、そんな事より彼(オベロン)を助けなければ」
――廃コテージの一室に狩猟用のライフルと弾薬を置いておいた事を思い出し、早速取りに行こうとしつつ
ヒラツカ「シエラ君、――正直無茶をさせてしまうかも知れないが、先ほどの話の流れだと(戦う手段)を君は持っているらしいな?出来る範囲で彼(オベロン)を援護して欲しい。」
と一つ、魔導士な少女(シエラ)に要請する。
一方、レイピアを投げ付けられた大蜘蛛(ブラックタイガー)は多少怯みつつも、返す刀で粘着性の高い白色の蜘蛛の糸を吐き出して逃げる彼(オベロン)に振り掛け動きを封じようとする。
ネット状に広範囲に撒き散らす様に放出されたそれ(糸)は蜘蛛のサイズに違わずかなり強固な代物の様だ。
>>シャーリーズ・フルウールト、クリーパー、南部住宅地ALL
【南部住宅街/ブラックホール&ステカセキング】
ステカセキング「キャル……バ?」
ブラックホール「あぁ……お前も俺たちと似たような状況だったか……。こちらも名乗り遅れた。俺はブラックホール。後ろの機械のやつはステカセキングだ。さっきの爆音はこいつが流したやつで__」
少女__シャーリーズの自己紹介に出てきた、聞きなれない単語に首を傾げるステカセキングをとりあえず一旦スルーし、自分たちのことを話すブラックホール。
だが、言葉の途中で押し黙ってしまった。耳元に、数千もの虫が這うような嫌な音がしたからだ。
ブラックホールたちがハッとして音のする方へ振り向くと共に、シャーリーズが2人を守る形で前に出て、銃口を嫌な音のした方へ向ける。
霧の向こうからこちらに迫ってきた数百の蟲の大群を視認すると、ステカセキングは顔を歪めて悲鳴をあげた。
ステカセキング「ゲェ~!?な、なんだあの気持ちわりぃゴキブリもどきの大群はーっ!?」
幾人の超人を手にかけた音の魔術師といえど、通常の蟲の三倍の大きさの、人面ゴキブリのようなナリの奇怪な見た目……それが数百もいるということに嫌悪感を隠せない様子。
ブラックホール「ちっ……一体何がどうなってんだこの町はっ……!!」
一方、ステカセキングの隣にいたブラックホールは、吐き捨てるように呟けば、先程のシャーリーズの忠告を無視して前に出て、蟲の大群に向かって駆け出した。
そして、肩部分に収納していた赤いマントを広げ、その裾を鎌状の鋭い刃に変化させ、己に迫る蟲にその切っ先を向ける。
ブラックホール「害虫駆除は専門じゃないんだがな……。
__赤き死のマントーッ!!」
そう叫ぶと共に、蟲たちを切り刻もうと言わんばかりに、マントを翻すと同時に鋭い斬撃を放った。
>天の邪鬼、???、???×2、旧校舎ALL(/今更ながらとんでもないミスをやらかしていることに気が付いたので修正させていただきます。>238は無かったことにしていただけると助かります…)
【旧校舎(保健室)/博麗霊華&霧雨亜理紗】
亜理紗「!__ふふっ、それもそうですね。でしたら、喜んで協力関係を結びましょう。ね、霊華さん」
霊華「う、うん!あ、天の邪鬼さんがいてくれたら、とっても心強い、です…」
どうやら互いの境遇は違えど、『異邦人』であることは両者とも同じらしい。身も蓋もない、しかし協力的な姿勢を見せる黒猫に亜理紗は思わずクスッと笑いをこぼし。
相手の提案に乗ることにした彼女は隣にいる親友、霊華にも念の為確認を取ろうとする。突如話を振られた霊華は戸惑いながらも友好的な姿勢を示すが、人見知りが発動したのか恥ずかしそうにボールの後ろに顔を隠してしまい。
亜理紗「そういえば、自己紹介がまだでしたね。私は亜理紗、霧雨亜理紗と申します」
霊華「は、博麗霊華、です。よ、よろしく、お願いします!」
協力関係を結んだところで、2人は天の邪鬼に自分たちの名を明かす。その直後、2階の方から少年の悲鳴が響いた。その後の物音から、恐らく何かしらの化け物に追われている可能性が高い。
2人は天の邪鬼の声掛けに頷くと、後ろに続いて走り出そうとする。しかし_傷が深いせいか、亜理紗は腹部に走る痛みに思わず足を止めてしまう。少し前を走っていた霊華が違和感に気付き後ろを振り返ると、彼女は腹部を抑えて苦しそうに足を止めていた。
霊華「亜理紗ちゃ__!?」
亜理紗「っ…先に、行っててください。後から私も__えっ、ちょ、霊華さん!?」
自分のことは気にせずに天の邪鬼の後を追うように促す亜理紗。だが、霊華は即座にバスケットボールを投げ捨てて彼女の元に駆け寄ると、軽々しい動作で身体を腕に抱えて(いわゆる姫抱きをして)2階へと走り出し。亜理紗は驚いて抵抗しようとするものの、本人に降ろす気は無いと分かった後は大人しくなり。
【 自然公園 】
>フェロー、ギデル、自然公園all
迷い人が2人いることに気づきはした。とはいえ今は一刻も早く探すべき人物がいて2人の迷い人が目的の人物ではないのと彼ら(フェロー・ギデル)が自分に害を及ぼすものではないとわかっていた為、モルガンとしては特段気に留めることもなく公園を去るつもりだった。しかし大声で話しかけられた…となると応答しない訳にはいかない。異形と勘違いされたり怪しいやつだと勘違いされてされる。そして最悪の場合攻撃されても困る。此方としては余計な魔力を消耗するのは控えたいところ。
モルガン「ええ、いますが…何か私に用でも?」
一歩前に踏み出そうとした足を元に戻しては霧に包まれた2つの人影へと視線を向けて静かに、しかし凛とした様子で応え。
【 図書館 】
>桜庭長春、巴マミ、図書館all
どうしよう、間に合わない。何とかしなければ…と考えを巡らせていると耳触りのいい声と共に突然現れた金髪の少女。何が起きたかわからずにぽかんとしていたがその少女が鮮やかな手さばきであっという間に窮地を救ってみせたということを認識する。
エル「まみしゅごい!!」
まるでヒーローだ。そんなことに思いながら"巴マミ"と告げ自己紹介をした少女に対して憧憬の念を抱きながら尊敬と自分もこんな風に誰かを助けたいといった羨望が入り混じった輝かしい瞳で見つめながらぱちぱちと手を打ち。
そうしていると少年が名を名乗り。心の中で2人の名を復唱し。それから自身も元気よく自己紹介をし。
「えるだよ!」
(/仕事で少し浮上が遅れてしまいました、すみません!)
>ガイスト、エディ、サング、墓地all
【当麻紗綾/墓地】
当麻「ッ……クッソ、この数どうにか突破出来れば……!」
彼女が呼び出したであろう不思議な女性(古戸)の異能力により、一時的に青年(エディ)の手助けを成功させた当麻だったが、もとより圧倒的に数で不利な上、相手は人ではなく怪物の群れでありそう簡単には状況は好転しない。
それどころか青年(エディ)だけでなく自分にまで屍体(サング)たちの魔の手が伸びる状況に、悪態をつきつつ現状を打開する一手を考え思考を巡らせるも、良い案が思いつかないようで。
「……古戸さん、全力でSPECを……!」
古戸『……無理よ、それは自殺行為……それに、もう能力が維持できる状態では無いでしょう。』
苦肉の策なのか、再び呼び出した主婦風の女性(古戸)の力を今度は最大出力で行使しようとする当麻だったが、その呼び掛けに女性(古戸)はそれは自殺行為であると忠告しつつ、当麻が既に能力の維持ができる状態では無いと諭すように伝える。確かに、その言葉通り女性(古戸)の体は薄く消えかけている。
『大丈夫、助けが来ているわ……当麻さんアナタならきっと……』
当麻「……助け……?」
消えゆく女性(古戸)の言葉に眉をひそめ、当たりを見回した当麻は、確かに自分たちを襲おうと近づく屍に音もなく近付き刃を振るおうとせん人影を見つける。
当麻「剣……? 急にファンタジーだな!……味方とか関係ない、とりま合流!」
思わぬ援軍に喜びつつ、駆け付けた男(ガイスト)の格好に思わず感想を呟いて、再度状況を打開するために周囲の屍体に向かって銃を撃ちつつ、男(ガイスト)と一旦合流する目的でそちらの方に走り出す。
>>233 狩人、廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×2(死亡?)、Suicider?×2】
ことも「でも…かりうどさんは―――わかった。」
一刻の猶予も無いこんな状況でも一瞬、彼(狩人)の身を案じる少女(ことも)だったが――それでも考え直して(このひとならだいじょうぶ)という妙に根拠は無いが不思議とそう思える確信が少女(ことも)にはあった。
其れは薄っすらと残っていた“以前”の記憶での彼(狩人)の常人離れした怪物に対する立ち回りを憶えているが故か
そうしてこの場で自分が危険を晒して邪魔をしてはならないという歳に見合わない合理的な判断から、狩人がゆっくり慎重に移動して時間を稼いでくれている間になるだけ音を立てない様に忍び足ながらも小走りという器用な移動方法で、なるだけ離れられる――リビングから客間方面へと移動して如何にも古いが、がっしりとした作りの革張りのソファの後ろに隠れる。
HE■LP■ME
一方、ただただ助けを求めながら脈動する腫瘍めいた姿の異形(Suicider?)二体は、不意に走り出し、遮蔽物へと身を隠して左腕で散弾銃を出して爆発半径内でも被害を最小限に抑えられるカバーポジションを取り、そのまま一度発砲する狩人の方に緩慢に向き直り…
散弾がまとめて先頭の一体の膨張した腫瘍めいた体躯に直撃すると同時に、血煙と肉片・骨欠片混じりの爆発がもう一体を巻き込んで誘爆させる形で二度巻き起こる。――内容物も含めてまるで死んだ鯨の死体が腐敗して起きるガス爆発宜しく、額縁の絵画や机、幾つかの棚の中身の陶器類、天井の高価そうな電飾を破壊したり破損したりで間近だと間違いなく致命的だと確信出来るような破壊力を示した。
――爆風が吹き抜けた影響でか、破損した天井の一部から掛け下ろし式の梯子がガラガラと降りて来る…どうやら上階方面へ上がる梯子の様だ。
ことも「――だいじょうぶ?……はしご、たぶんやねうらかな。」
爆風と破片で嵐の通り過ぎた後の様な惨状のリビングにひょこりと戻った赤リボンの少女(ことも)は彼(狩人)にそう声を掛けつつ降りて来た梯子を見てぼそりと呟く。
>>224 >>228 >>234 斎藤一&岡田以蔵、沖田総悟、桜セイバー&ミルコ、路地裏ALL
【路地裏/梓家始季(直死の魔眼)、????、????×複数】
再び立ち込める霧の中でも、押し合い圧し合いで、獲物を貫こうと向かって来る(不可視の触手)群を進む度に斬り落として援護してくれる黒コートのボサ髪な彼(岡田以蔵)、しかし全てを凌ぎ切れている訳でも無い為時間を掛ければ掛けるほど此方が不利になってゆくだろう。
一方で現状大部分の(触手)を接近する度に片っ端から(迎撃)する形で叩き落とし続ける黒スーツ(斉藤一)の“業”――しかしやはり此方も放ち続けられるリミットが刻一刻と迫りつつある様だ。
どの道時間を掛け過ぎれば損害は間逃れない。
一度周囲の(触手)を一時的に彼(斉藤一)の“業※宝具”で一掃すれば(大元)へと示現流特有の構えで吶喊して重く力強い一撃を振り下ろす彼(岡田以蔵)、ゴムの塊でも斬り付けた様な奇妙な手応えを感じるだろうが…
■■■■■!!
何か激しく嗤う様な――確実な“ナニカ”の悲鳴。
女殺し屋(始季)もまた出し惜しみは不要かと彼(岡田以蔵)の一撃に続いて、ライフルをスリングで背負ってベストのナイフシースから一振りの何の変哲も無いコンバットナイフを抜いて、逆手に構えて押し手で(突き)に向かう。
隻眼で瞑られていたもう片目が開いて垣間見せるは青白く毒々しく、それでいて引き込まれそうな瞳の光。
片目だけであるが、否そうであったとしても
抉り出したくなる衝動に襲われる――忌々しい代物
天文学的な不運(幸運とも言える)と捩れ狂った経緯で望まずに(手に入れて)しまった“直死の魔眼”
腹立たしいが役立つ事もある。
こういう常軌を逸したナニカを相手取る時などは特に――
集中し“ソレ”の(死)を深く(視る)
不可視の明らかに(地球)の存在では無いであろう“化け物”――その悍ましい姿を――その奥のソレが持つであろう『死』を――(線)では無くその(点)を
常人に比べれば運動性や瞬発力は高いが英霊(サーヴァント)ほど無茶が出来る身でも無い女殺し屋(始季)は最小限の動きで――斬撃と触手が乱舞し血飛沫飛び交う中を駆けて、彼(岡田以蔵)の一撃に一拍遅れで畳み掛ける形で、その複合鋼の刃を体重を掛けて(点)に突き立てた。
■■■
途端に地を揺るがす様な狂気染みた絶叫が路地裏に木霊し―襲い掛かっていた不可視の(触手)の気配がパッタリと無くなる。
一方
――――
――
―
濃霧の中、剣士のサーヴァント(桜セイバー)とその相方のソフトモヒカンな魔術師の彼(ミルコ)の中へ助けを求めながら駆けて来た少年(????)
自然二人の内、近く居た彼女(桜セイバー)の背に隠れる様に怯えた様子で引っ込んだ。
少年の容姿的には10歳にも満たない歳の黒髪の中東~西アジア系の風貌で、服装は病院などの医療施設で有りがちな水色の患者用ガウン姿――所々本人のモノでは無いらしい血痕で赤黒く染まっている。――ガウンの胸元のポケットには(アイマン)という名前らしき刺繍が入れてある。
????「御姉ちゃん御兄ちゃん助けて!“お化け”も“怖い人”ももうイヤだ!家に帰りたいよ!」
―青年(沖田)側からは二人(桜セイバー&ミルコ)の姿は視認出来ているが対照的に(霧)の奇妙な性質からか二人からはまだハッキリと認識出来ていない。
“気配察知”から伺える(脅威)の数は更に二つ、三つほど増えて――
頭上から、両側面から、足元から、少し離れた位置から――
てんでバラバラ、且つ気味が悪い程朗らかな様々な声で
~誰かいませんかぁ~
~宅配です~
~不法侵入だぞ~
~美味しいストロベリーアイスは如何ですか?~
―という場にそぐわない(声)がこの場の三人(沖田、桜セイバー、マルコ)の耳に聴こえてくる。
そうして、ソフトモヒカンな魔術師(マルコ)の背後から飛び掛って来る、剣士な彼(沖田)の頭上から音も無く降ってくる、そしてサーヴァント(桜セイバー)と彼女の背に隠れた少年(????)に両側面から飛び掛る―――全身が半透明の赤い外皮に覆われた得体の知れない2mの四足歩行の赤黒いトカゲめいた複数の化け物(SCP-939)
声による撹乱、霧による視界不良――そしてこの場の四名に対する同時襲撃が発生する。
> 梓家始季、路地裏All
斎藤「やったか…っ!?うるっ、せ…!」
岡田「…なんじゃあ…!?」
(一撃を叩き込んだ瞬間、響き渡る激しく嗤うような悲鳴。斎藤はそれを顔を顰めながら聞き、岡田は悲鳴なぞ二の次、この触手の大元の手応えに嫌悪感を溢れさせる。サーヴァントとなって様々なものを斬ってはきたが、ゴムの様な生き物など斬ったことがないのである。女性(始季)が岡田に続いてコンバットナイフを突き立てれば酷い絶叫が聞こえ、直後ぱったりと殺意が消えたのに安心した様子で、斎藤と岡田と二人でその場に座り込んで)
斎藤「……あ゛~、終わったぁ~……もーむり、はじめちゃん限界。魔力消費激しすぎて力入んねーわ」
岡田「ようやっと死におったぁ…ったく、なんちゅう街ぜよ…」
斎藤「ふぅ……嬢ちゃん、お疲れ様。一旦一息つけそうってことだし、自己紹介を。僕は新撰組、二番隊隊長の斎藤一。んでこっちの下手人がー」
岡田「下手人言うなやぁ!…わしゃあ土佐の岡田以蔵じゃ。人斬り以蔵、のほうが通りがええかもしれんが…それよりもおまん、名前は。」
(魔力が普段よりも消費されるためか、マスターがいない弊害か。戦闘一つ終わらせるだけでも激しい疲労に襲われるようで、二人とも息を切らせている。と、斎藤が女性(始季)の方を見やり、にへらと笑いながら名乗ると岡田を下手人と呼び、岡田がそれに対して怒った様子で叫ぶ。すぐに気を取り直して岡田が名乗ると、女性(始季)の方をじっと見ながら名を聞いて)
>245 ことも、ALL
【廃屋敷/リビング】
引き金を引き、散弾の発砲音を響かせたその直後──爆発による二連の轟音が耳を劈き、風圧が左腕を撫ぜた。どうやら目論見通りしっかりと爆発してくれたようだ。様子を確認する為に棚から身を出せば、以前の廃墟なりには秩序があった前の部屋とは程遠い、全てが荒れ放題な無秩序極まる光景が広がっていた。あちこちに陶器やら木片やら何やらの破片が散らばっている。狩人が隠れていた棚も前面は大きく破損し、天井に至っては一部分が崩落しており、そこから何かが垂れてしまっている。よく見るとそれは梯子らしく、図らずも新たに確認すべき場所が増えた事になる。この部屋はすっかり酷い有様になってしまったが、天井の一部を崩落させた以外には内壁に問題は無く、この分だと別の部屋にもたらした影響は精々爆発音程度。即ち少女(ことも)に被害は無かったと考えていいだろう。
足や散弾銃で床に散らばった破片を部屋の隅に追いやりつつ、考えるのは少女(ことも)の事だった。自分でも突然の指示だったと思うが、少女(ことも)はその意図を汲んで即座にその場から逃げてくれた。こうした事態に直面しても取り乱さないばかりか、むしろ冷静に物事を判断できるあたり、実に聡明だ。それは果たして少女(ことも)が生来より持つ素質なのか、はたまた何らかの──それこそ左目にずっと眼帯をせざるを得ないような──経験を積み重ねたが故なのか、あるいは両方なのか。年相応な部分と不相応な部分が同居している、実に不思議な少女である。落ち着ける時間があるのなら、互いの身の上話をするのもいいかも知れない。そんな事を考えていると、少女(ことも)が戻ってきた。
「こちらは大丈夫だ、部屋以外は。先行して上階を確認して来る。破片がまだ落ちているから足元には気を付けろ」
少女(ことも)の指摘した通り、梯子の先にあるのはおそらく屋根裏部屋か。今の所気配や物音といったものは感じないが、しかし獣が潜んでいないとも限らない。獣に対抗できる自分が先に様子を見るべきだと考えた狩人は、登る前に散弾銃を背負うようにしてベルトに吊るし、少女(ことも)に足元に注意するように声をかけた。登りやすいように左手は空けておいたものの、いつでも攻撃出来るように右手にノコギリ鉈を握り締めたまま梯子を登っていく。果たして上階には何が潜んでいるのか。
【路地裏 ミルコ/桜セイバー】
>沖田総悟、路地裏ALL
ミルコ「っと…待てサムライガール。どうやら話が出来そうだぜ?ヘイ、こんな霧深きロンドンの街みてぇな場所で子供を誑かしてたマフィアはアンタか?うん?巻き込まれた…?」
(逃げてきた子供、そして追ってきたであろう沖田総悟の姿を認めて。状況的に先走りそうな彼女を手で制すれば前に出て、皮肉交じりに言葉を交わそうとするも相手が発した「巻き込まれた」という単語が耳に引っかかったのか…訝しそうな顔をして帯刀した黒服の青年…沖田総悟を見て)
桜セイバー「こんな場所で子供を連れ込んで一体何を…返答によっては斬り捨てなければなりませんね」
ミルコ「まぁ落ち着け落ち着け!どうやらなんかワケありみたいだからな…」
(状況を見るに帯刀した和服の女剣士は沖田総悟を見ながら悪人だと思い込んでいるのか、静かに殺気を含んだ視線を送って。それを制しながらさらに1歩前に出れば、相手の返答を待っており)
桜セイバー「…ッッッ!!!マスター!!!!後ろで…くっ!少し私に捕まっていてくださいね!!!」
(自身も一歩踏み出そうとしたその時…奇怪な声と共に降り注ぎ、襲い掛かってきた新たな敵性存在を察知すると声を上げ、咄嗟に病院服姿の少年を庇う様にしながら刀を抜き、両側面から飛びかかってきた謎の存在に向かって低い姿勢から足を狙って切り払う様に刃を走らせて)
ミルコ「っ!アンブッシュかよ!!…チッ、悪いな帯刀マフィア、話は後だぜ!」
(桜セイバーの声に瞬時に反応し、魔術師らしからぬ軍隊格闘術…当身の要領で飛びかかってきた謎の4足歩行体を投げ飛ばそうとして)
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