司類なり＊

なっ…す、すすす好きな人だとぉ？！(好きな人と聞けば、耳までも真っ赤になりながら動揺していて、少し俯きながら小さく頷いて、「…い、いるぞ」と言い)

え？い、いたの？
（驚いた顔をして）

やはり、変だろうか？(相手に驚かれると、変か尋ねて)

う、ううん！変なんかじゃないよ
（思い切り否定して）

お前こそ、どうなのだ？
その、好きな人は…いる、のか？(相手が否定すると、安心するものの、相手にも好きな人がいるのかを尋ねて)

好きな人というより…気になる人ならいるよ
（照れくさそうにいい）

！そ、そうか…(いると聞けば、しゅんとしてしまうも、笑顔を作ると、「その気になる人と上手くいくといいな」と言い)

うん、ありがとう
多分、その人にはもっといい人がいると思うけどね
（苦笑いし）

そんなことない！
類だって、充分すぎるほどに魅力的だと俺は思うぞ！！(相手の言葉に、思い切り否定して、「類の魅力がわからんような人はそういないだろうからな！！」となぜか自慢げに言い)

ふふ、嬉しいよありがとう
ちなみに司くんの好きな人はどんな人なんだい？
（笑顔で）

えっ…えっとだな…優しいのだが、そいつはすぐ妙なものを作る変な奴だが、それに助かっている部分もある(好きな人について聞かれると、顔を赤くしながら、バレないようにとその人について話すものの、チラチラと相手を見ていて)

そうなんだ、作る…か
僕と気が合いそうだね
（にこにこしていて）

本当に仲間だと思っているし、演出もすごいし、素直に尊敬している(隠しているとはいえ、相手について話しているためか、自然と頬が緩み、楽しそうに話していれば、「だが、爆発させたり困った部分もあるのだがな」と無意識に零していて)

演出…？爆発…？
（考えるような顔で）

！ま、待て、違うんだ！(相手の呟きでようやく気付き、真っ赤になりながら慌てて否定するも、相手のことな為、すぐに「いや、違わなくもないのだが…」と呟いて)

ふふ、君って本当に面白いね
（余裕をもって接し）

バレてしまっては仕方ない…
俺は類が好きだ！(自分からばらしたようなものだが、そう言っては、相手の目を見ながら言い、「返事はわかっている、だからしなくていい。これからも、友として、ショーの仲間として、よろしく頼むぞ！」と言い)

…僕のこと好きだとは思わなかったなぁ
司くん、僕も君の事好きかもしれない
（少し笑いながら手を握りしめ）

…は？(予想外な相手の言葉に、素っ頓狂な声を出しては、「ま、待て！本気で言っているのか？」と尋ねて)

こんな真剣な時に嘘なんてつかないさ
（くすくすと笑い）