…!けほっ、んん”…っ!はぁ…また失敗…。コーヒー飲も…
(夜中の三時、自身の研究室である、食べてまだ捨てていない食品袋のゴミが散らばっているのが目立つほど、床や家具が真っ白に彩られている所で今夜も色々なことが気になり、止まらなくなってしまい研究を続けていた。そして謎の薬品を次々と器に入れるとボンッ!という音と共に煙が発生し、それに咳き込むと溜息をつきながら、コーヒーを飲もうと部屋から出ていく。
インスタントの豆を入れ、ポットで沸かせたお湯を注いでいき、かき混ぜながら研究室のドアを開ける。再び研究を再開させなければ…と思い俯いていた顔を上げると、視線の先には――――
アンドロイドが居た。)