匿名 2023-11-26 21:53:14 ID:e76590c63 |
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…お口に合ったようで何よりです。
お好きな味や料理など、教えていただければまた作りますよ。
( 美味しいと目を輝かせる主の姿に、ほっと安堵しながら小さく微笑む。主には健康でいてもらいたいもので、今後も好みを模索しながら手料理を頑張ろうと内心意気込む。
相手が食事に手をつけているところを横目で暫く眺めると、突然ピピッ、と小さな電子音が聞こえ、再度自分の左手首に視線を落とした。あまり目立たないシルバー一色だったバングル型のメーターが、赤色へと変色している。)
本当?助かる~、私もなにかシロに恩返ししないとだね
(自身の好きな物を伝えればそれを作ると言われれば驚いたように目を見開き、次は嬉しそうに目を細めて喜ぶ。家事全般相手がやってくれるのなら、自分も何か相手に返さなければと思い。ピピッという音がこちらまで聞こえたのか相手の方を見て「どうしたの?」とメーターが赤一色に染まっているのを顔を覗き込み見てみる。)
いえ、恩返しなんて…。これが私の務めですから。
(主から恩返しを頂くなんて、と首を横に振りながらつれないようにきっぱり言い切ると、此方のメーターを覗き込む姿に続けて言葉を返す。
見えやすいように左手を少し上にかかげながら、くるりくるりと手首を返して見せる。)
充電の残量メーターです。
初期動作に多く電力を使ったようで、充電が半分以下になったみたいですね。残り少なくなると赤に、充電切れ間近になると白になります。
……通常なら倍近く持つはずですが…。まぁ、初日なので仕方が無いでしょう。
そっか、じゃあもう休んだ方がいいね。私はまだやる事あるから寝ないけど…
( 相手から赤一色に染まっている正体の話を聞けば頷き、それならもう休んだ方がいいと提案をして。だが、今日のことでまだ気になることが沢山あり調べなければと研究スイッチが入ってしまっており。)
どうやって充電するか分からないけど、寝て充電できるなら私が使ってるベッドあるから使って
( ベッドは1つしかないが、ダブルベッドのサイズなので相手と自分で寝れるだろうと思い。研究するべきことが終わったら寝室に向かうと付け足して告げて。)
…確かに眠って充電は出来ますが、私はソファでも十分ですよ?私が先にベッドを使ってしまっては主様が休まらないのでは…。
(主の予測通り、充電自体は太陽光や光源から得ることが出来、人間で言う睡眠をとる事で行えるらしいが、流石に同じベッドで寝るというのは大丈夫なのだろうかと心配なようで。
アンドロイドとはいえ、主にとっては突然他人がやってきたようなものだし、と気を遣っているようだ。)
いいから、いいから。ソファ硬いし寝れないでしょ
( それにどうせこんな真っ白な部屋で研究をし続けていたら自然と眠気も飛ぶし、研究に夢中になり睡眠どころでは無いため今日も寝ずに終わるだろうと思い。だがそんなことを口にすれば相手がどんな行動に出るか分からないため心の中に留めていて。
相手には休んで欲しいのか背中を押し、ここから出るようにさせて寝室まで向かい)
( いや、でも、とたどたどしく言葉を返している間にあれよあれよと背中を押され研究室から追い出されてしまう。
まるで、先程主を風呂場へと向かわせた時のお返しのようだと思考しつつ、完全に部屋から出てしまえばゆっくりと諦めたように肩を落とす。
結局は言われた通り主の寝室へと向かい、大人しくベッドへと腰掛けた。)
お言葉に甘えて休ませて頂きますが、何かあったら呼んでくださいよ。直ぐに行きますから。
なんもないって、心配性だなぁ。じゃあ、おやすみ、いい夢を
( 寝室に着き、大人しくベッドに腰掛けたのを見て頭を撫で、何かあったら呼べと言う相手にクスッと笑みを浮かべ。すると、寝る前の挨拶の言葉を口にし、相手の前髪を手で優しく上に上げ触れるだけの軽いキスを額に落とし、寝室から出ていき。)
……、おやすみなさい。
(額に1つキスをされると、瞬きを数回繰り返し、小さく挨拶を返した。寝室を後にする主の後ろ姿を見送ると静かに布団の中へと潜り、自らの額を優しく撫でる。
キスされた所からなんだかポカポカと心地よく暖かくなっていく感覚を感じると、これはなんだろう、と首を捻りながら瞼を閉じる。
暫く瞼を閉じていると自動的にスリープモードへ入り充電が開始される。とはいえ、小さく寝息をたてるその姿は人間と違い無いようだ。)
(研究に一段落着いた午前5時30分頃、ちゃんと眠っているだろうかと気になり自身の寝室に向かい相手の様子を伺いに行き。寝室のドアを上げるベッドの上で静かに寝息を立てているのを見れば「本当に人間みたい…」と感想を呟く。再び研究を再開しようと寝室から出ていき、真っ白な研究室へと戻る。それから一時間ほど研究を続けるが眠気が襲ってきて、そのまま机にうつ伏せになりながら眠りについてしまい。)
( ──朝日もすっかり昇り、外では晴天の青空が広がっている中、ゆっくりと瞼を開け上半身を起こす。ちらりと時計に目をやり只今の時刻を確認すると、ふと隣へと目をやり、主の姿が無いことに気付く。
まさか、と思考を巡らせつつ研究室へと向かえば、机の上で電池切れになっている主の姿を見つけ、やれやれと溜息を1つ。
近付いていきその身体を持ち上げれば、そのまま寝室へと向かい、静かに寝ている主へ布団を掛ける。
さて、どうしたものかと考えると、主が起きる前に買い物でも済ましてしまおうと外出の準備をする。
帰って来る頃には丁度、主も目が覚める事だろう。)
( 夢の中でふわっと体が軽くなり、誰かに持ち上げられたような気がしてまだはっきりと意識が戻っていないまま目を少し開けて見ると、自分の体は貴方によって抱き上げられていて。アンドロイドとは言え、相手はやはり男のため力があるんだなと思い、相手の心地良さに再び目を閉じて眠りにつく。)
──主様、…主様!そろそろ起きてください。
(更に時間が経ち、無事買い物も済ませ冷蔵庫の中が充実したところで、もう一度寝室を覗いてみる。
昼過ぎとなる時刻を見て、流石に起こそうかと思案すると、ベッドの傍らにしゃがみこんで声を掛けてみる。
1度や2度では起きず、その声は段々と大きくなり、眠る主の肩を優しく揺すってみて。)
…んん”……何…?
(自身の方をゆすられ、名前を呼ばれると唸り声を上げて意識がはっきりとしないまま返事をする。どうやらここ最近研究に熱心になりすぎてまともに寝れていなかったようで、今日が久しぶりにぐっすりと寝た日でまだ寝ていたいとでも言うように枕をぎゅ、と抱きしめ)
…眠いのは分かりますが、寝溜めは良くないですよ。
ほら、起きてくださいって。
( 起きたかと思えば寝ぼけ眼で、再度枕を抱き寄せる様子を見ると小さくため息をついて。呆れたように上記を述べながら、相手が抱き寄せた枕を腕の間から引き剥がし、わしゃわしゃと頭を撫でる。)
ん…わかったってぇ…。ふわぁ…
(頭をわしゃわしゃと撫でられれば心地良いのか相手の手の平に擦り寄り、眠たそうに上半身を起こし欠伸をこぼす。やはり同居している人がいたら自分のことを正してくれて助かるなと思い。)
おはようございます。主様。
( 欠伸を洩らしながらもやっとの事起き上がった主を見れば、小さく笑って挨拶を。そして、あ、と思い出したように、今度は伸ばしていた手を相手の後頭部へと添えて、此方の方へぐいと引き寄せる。
そして、昨夜してもらったお返しをするように、主の額へとキスを1つ落として。)
おはよ~…。ん…どうしたの?
(相手の唇が自身の額につき、キスをされたと分かると甘えたいのかななんて思ってしまい起きたばかりであまり開かない目で相手のことを見つめ、頭を撫でる。どうやら自分が昨晩相手にキスをしたことを忘れていたようで。)
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