ナナシ 2023-11-19 03:23:02 |
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(特にカクテル言葉に対して触れられることなく、静かに嗜む姿をそばに控えながら大人しく眺める。考え過ぎだったんだろうかと内心苦笑いするものの、声に出さないだけで同じ思いなら嬉しいと無意識に目を細め微笑んでいて。「ありがとうございます。そう言って頂けて嬉しいです」飲み終わった彼から感想を述べられればお礼を伝え軽く頭を下げ。立ち上がる彼からお会計の話が出れば一瞬寂しい気持ちが過ぎるものの、「畏まりました」と頷いてはレジまで案内し、手早く伝票を打ち込んで会計を済ませ。さて、見送りをせねばと扉の前まで案内して行き)
本日は同僚様とのご来店、誠にありがとう御座いました。先日お世話になったというのに、今後もお世話になるなんて…申し訳ない気持ちと同時に、今後安心して過ごせることに感謝致します。よろしければ今度、片手で気軽に食べられるクッキーを差し入れさせてください。ベルさんには…そうですね、気に入って頂けたようですしフラップジャックをお待ちしますよ。
では、またのご来店をお待ちしております。
(二人に対して軽く頭を下げお礼を述べ、頭を上げたと思えば同僚の方を見つつ言葉は丁寧だが素に近い雰囲気で話しかけ、お世話になるからにはと差し入れの申し出をして。それから次に彼を見れば、次に遊ぶ際には好評を貰えた中でも食べ易いであろう物を持っていくと柔らかな笑みを見せつつ提案し。
あまり長く引き止めるのも良くないだろうと、名残惜しいが訪れる別れには逆らわず見送りの挨拶をし、目線を彷徨わせ周りにお客が居ないことを確認しては営業スマイルではなく素の笑顔を向けてから深く頭を下げ見送りをして)
有難う、とても有意義な時間を過ごせたよ。
(会計を済ませると、扉前迄案内され今回もてなされた場以外にも、同僚には配慮されたクッキーの差し入れを、私へは気に召したフラップジャックの持参をしてくれるとの事で、まだ此れ程以上の事をするのかと驚いて。正直そうして貰いたいし、無下には出来ないから素直に首肯き。自然な笑顔を向けられながらに退店して行く──。〆)
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(此の日は稼働年数がタイムリミットを切ってしまった我が子なる同居人の命日。bar店員な灸さんに会わせる前に惜しくもアンドロイドである彼を、暴走し兼ねないから自らの手で廃棄処分を済まし。
ラストオーダー間近な時刻。barの扉開くは、ロケットペンダント首元にいつもと変わらぬような雰囲気だが等閑で力なくカウンター席の一角へ座り。其の顔は何処か陰りを持たせ、今宵は完全に酔える酒を、とスピリタスを注文する姿。此れは流石に飲ませ方を考えるでもするか、止めないと危ないだろう。何せ、世界最高の度数なのだから。)
(有意義な時間を過ごせた。その言葉がどれ程に嬉しいことかと笑みを深めつつ背中を見送って。仕事に戻ろうとボックス席のグラスを片付けカウンターに向かう。よく来てくれる常連さんから、いつもと違う髪型について話題として触れて貰えば「仕事中に髪が解けてしまったので親しいご友人にお願いしたんです。今日だけの限定ですよ」なんて、普段の営業スマイルよりもどこか機嫌良さげな微笑みを向けており。その日はその後一日中、色々な意味で普段とはほんの少し違う柳木さんが拝めたと話題になったそうなーーー〆)
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(ラストオーダー間近。今日はお客様の入りが少ないからと従業員を早めに上がらせているし、そろそろ外の看板をcloseにしておこうかと考えていた所で扉が開いた為にそちらに顔を向け営業スマイルでカウンターから歓迎の挨拶をしたのだが、相手はベルさんだったかと肩の力を抜いて…しかしいつもと雰囲気が違う。カウンターの一角に力なく腰掛け更には何処か陰りのある顔。何かあったのかと問いかける前に、スピリタスを注文される。らしくないどころか下手をすれば危険な行動に目を見開いては、店内に他のお客様が居ないことを確認して「少々お待ちください」と声を掛けカウンターから退出し出入り口へと向かう。少し早いが偶にならいいだろうと、外の看板を片付けcloseのプレートを表にし、更にはブラインドも下ろしてしまう。これで完全に誰も入って来られない。まだ仕事の時間ではあるが、この場には彼と自分しか居ない。仕事モードの合図である白いリボンを外し、軽く髪を掻き乱してオフの状態に切り替えてしまい。カウンターで待つ彼の隣の席へと、そっと腰掛ける)
ベルさん……悪いけど、今のアンタにスピリタスは出せねぇ。
(腰掛けた後彼の背中へと手の平を乗せ、優しく上下に摩りながら、眉を下げつつほんの少し悲しげな声で名前を呼んだのだが。その後、注文されたお酒は提供出来ないと、普段はしない"アンタ"という呼び方をしながらキッパリと断り。お酒に完全に酔ってしまいたい気持ちはよく理解できる。数年前に大切な人を喪った時、ここに来て似たようなことをしたから。あの時はオーナーが自分を助けてくれた。だから今度は自分がベルさんを助けたいなんて、烏滸がましいかもしれないけれど。…入店した時に見えたロケットペンダント。前に会った時はしていなかった。以前話に聞いたことがある、彼が手掛けた作品でアンドロイドである大切な子。もしや、と思いつつ触れていいものか暫し思案した後問いかける。「…息子さんに、何かあったのか…?」その声は、少し震えていた。どうか外れていて欲しいと願う心を反映するかのように)
灸さん……今夜は……酔いたい気分なんだ。駄目かい?
(店内に入ってカウンター席へ腰掛け「スピリタスをお願いするよ、」なんて注文すれば待っててと云う旨の声を掛けられ、そそくさと動く彼に視線を移すも、直ぐに戻し俯く。隣へと腰掛けた彼から背に掌を乗せられ、そろりと目線を持ち上げ。オフモードに切り替えていた事から名前を呼び。らしくもない往生際悪く余裕綽々と微笑みが浮かぶ姿ではない弱った顔で、縋り強請ってしまう。尤も、こんな状態では酔いの回りが早いだろう。彼の判断は適切だ。今迄はしていなかった、ロケットペンダント。形見として我が子の面影である幻影を仕込み、開けば仕組みが分かる。悩みながらも問い掛けられた事で、カウンターに両手を置き「…何かあったと云うか、私が此の手で自ら殺めてしまったんだ。」とは言うが、事情もないのに手に掛ける事がある筈もない。此の先で使える細やかなパーツやデータは取っておいたが、其の儘遺しておくとも不慮の事故や暴発するかもしれないので出来ず、ボディーやらはバラバラに解体し、形ある存在を無くす熔解へと跡形もなく廃棄処分にせざるを得なかった。)
ダメだ。……言っとくけど、他の酒も出せねぇ。そんな状態じゃ、どんな酒飲んでも味は分からねぇだろ。
(背中に掌を乗せれば、俯いていた顔がほんの少し上がり目線が合う。普段とは全く違う弱った顔で縋り強請られれば一瞬頷いてしまいそうになるものの、先程と同じく強い口調でもう一度キッパリと断り。尤もらしい理由を並べてはみるが、こんな状態のベルさんにお酒を飲んで欲しくない、というのが本音である。
大切な息子さんに何かあったのか。その問いかけに返ってきたのは、自らの手で殺めたという想像以上に最悪の結果。稼働年数が残り少なく、近いうちに会おうと以前話はしていたのだが…会う前に、息子である彼の時は止まってしまった。知識欲や探究心が強く、見識高い子で、人と変わらない愛情を注いで共に過ごしている大切な子だと語っていた。そんな風に心から大切な存在が居なくなる辛さを、自分はよく知っている。…いや、今の彼はきっと、あの頃の自分よりもっと辛いだろう。何と言葉を掛けていいのかわからない。暫く黙り込むことで訪れた重い空気。それを変えたのは、彼の背中から手を退け椅子から立ち上がる音。その直ぐ後彼の背後へと立ち、身体を前に倒して被さる形になればカウンターに置かれた両手の甲に優しく掌を重ねる。こうして触れ合うことで少しでも楽になっては貰えないだろうかと願いながら、柔らかな力で微かに手の甲を握って…その時の表情は、彼の辛さを思い今にも泣き出してしまいそうに歪んでいた)
そっか…私がこんなにもなって頼んでいるのに、君は頷いてはくれないんだね。!──すまない、忘れてくれ。
(もう一度キッパリと断られてしまえば、疲弊して悄気た顔でカウンターに両肘を着いた腕を組み其の上から顎を置き、突っ伏した形となる。私を想っての言葉だろうに。パッと失言だったと片掌で口を覆い。暫し重たい沈黙が流れ背中に触れる温もりがなくなるも、直ぐに動く彼を目で追う事はせず、否、出来ずに。背後から前屈みに前傾姿勢となり被さられては、カウンターに置いていた両手の甲へ掌を重ね僅かに握られる。無闇に言葉を掛けられる事はなかったのは有り難かった。けれど「穢れた手なんだぞ。触れてくれるな。」此方都合であれだけ大切にしていた我が子を殺めた手だ。もう少し何とかなる余地がなかった。双肩を震わせていて。)
……いいや、忘れねぇよ。
(片掌で口を覆いつつ言われたことを飲み込むことはせず、緩く頭を横に振っては忘れないとハッキリ伝える。こんな酷い状態の彼を忘れたくないし、二度と同じ顔はさせたくない。だから忘れないと心の中で強く誓いを立て。
重い沈黙の後立ち上がって、彼の背後に被さり両手の甲を微かに握りながら、内心その辛さを分けて欲しいと願い顔を歪めていたのだが。穢れた手に触れてくれるなと、思ってもいないことを言われ目を見開き硬直する。反論すべきか否か悩む間に彼の双肩が震えているのが分かり、どうすべきか更に分からなくなってきて。…それでもやはり思ったことは伝えねばと唇を開く。「ベルさんに、穢れてるところなんてねぇよ…」大切な子を自分の手で殺めた手。だからどうした。そうしなければならない深刻な理由があったんだろう。俺は穢れてるなんて思わない。その気持ちが届くかは分からないけれど…触れて欲しくないと言われたその手が、大好きだから。今だけは少し強引に行かせて欲しい。手の甲に重ねていた掌を離すと同時に身体も離し、左隣に腰掛け直して、彼の肩に腕を回し頭を右腕で抱き寄せ自分の右肩に乗せさせる。抱き寄せた腕をそのままに優しく手を動かし頭を撫でながら、反対側の手を寄せては彼の左手の指先を柔らかな力で握って、離すつもりは無いと意思を伝えようとして)
(忘れて欲しいのに、忘れて貰えない、まるで聞けないお願いだと言われたようだった。むくりと小さな溜息を吐きつつ諦めたように肩を竦ませ。伝えられた言葉にパッと顔を其方へ向け。そうしている合間に束の間あわよあわよと自身からする迄もなく、彼の方から抱き寄せ頭も相手の肩に乗せ預けさせられ、されるがままになっている。更に暫く撫でられた機会のなかったが頭を撫で、反対側の手も寄せ離されない行動に何としても手放すつもりはないらしい、と解った。「君って人は、狡い御人だ…。」伏し目がちで視線を合わせ、言葉を零す其の口元は微かに降参だとばかりに緩ませていて。堪能するよう暫く動かず。)
(誰であろうと、自分の大好きな手を穢れているなんて言わせない。例えそれが本人だろうとも、絶対に。強い意思を込めつつ、抱き寄せたまま優しく頭を撫でたり指先を握って離さないようにして。そうしていると、伏目がちに視線を合わせ狡い人だと話しながら微かに口元を緩める姿が見え。「何だよ、今更知ったのか?」少しは気持ちが安らいだだろうか。それなら良かったと思いつつ、普段は見せない口角を吊り上げた意地悪な笑みを浮かべ、揶揄うように今更かと話し。自分で良ければいつだってこうして甘やかしたいなんて考えながら、視線だけ一瞬ロケットペンダントに向けるものの直ぐに戻して。彼から話してくれるのを待った方がいいだろう。それまではこうしていようと優しく頭を撫で続け)
!…知ってたよ。あぁ、其れはもう知ってたさ。そんな感じはしてた。
(頭を預け撫で受けていれば、今更かとの言葉が降ってきて意地悪っぽく口角を上げた彼に揶揄うようにされ、ぽかんと腑抜けた顔をしてしまう。平常の顔に戻し、今更なんてそんな事はない、と応対し。首から下がるペンダントには、彼に掴まれていた片手を柔らかく離し、手を置き。触れている箇所から開ければ、中の窓には写真などの中身が入っていないが下の見えない部分からホログラフィーによってレーザー光でプラスチック板に映し出し投影する、ホログラムが仕込んであり。取り入れ見せる気だったのか浮かび出している立体的写真の其れは、オールバックな髪型で知的な顔付きの我が子で。)
…此れ、形見に遺したんだよ。
何だよ、知ってたのか。
(腑抜けた顔を見れば思わず微かに笑ってしまって。けれど直ぐに元の顔に戻ってしまった為にそこには触れず、知っていたのかとつまらなさそうに呟くもののふっと笑みを浮かべ。柔らかな力で握っていた手が離れて行く。その先を目で追いかけてみればロケットペンダントへと置かれ蓋が開かれる。浮かび上がる立体的な写真には、自分は知らない、けれど彼にとってはとても大切な息子さんの姿が映っており、目に焼き付けておこうとじっと見つめる。形見に遺したと語られれば彼へと視線を移して)
そっか……髪型良く似合ってるし、知的な感じがする。正にベルさんの家族だな。
(直接会うことは叶わなかったがこうして写真としてでも会えた。だったら下手に慰めるよりは、息子さんを見た素直な感想を伝えるべきかと思い真っ直ぐに見つめながら素直に思ったことを伝える。その間も頭を撫でる手は止めることはしなかった)
表情や感情が動かされる事は少なかった子だけれどね、きっと一目見て貰えて彼も喜んでいる筈さ。あの…灸さん?頭撫でるの長くないかい。私はもう大丈夫だよ。
(目に焼き付けておこうとしているのかじっと彼が見詰める先を、自身も見詰め。直接対面する事は叶わず、物体的には小さくなってしまったが、確かに大きな存在、掛けて貰えた言葉に存在している実感を与えられ、我が子も喜んでいるだろうと。すると話す間も止める事はしない頭を撫で続けられる事に気恥ずかしくなってきたのか、ぎこちなく頭を預ける体勢故上目遣いになる形で声を掛けて。)
そっか……なら良かった。…あー…悪い、普段は逆だからつい長いことやっちまった
(一目見てもらえて喜んでいる筈。そう聞いて心の底から喜びが溢れ、噛み締めながらゆっくり頷いては良かったと笑みを浮かべ。何となく撫で続けていたのだが長すぎると言われてしまえば軽い調子で謝り名残惜しそうに手を離す。普段なら見れない上目遣いに鼓動が早まりほんの少し頬を赤らめるものの本人は気付かずにいて。この後彼はどうするつもりだろうか。ある程度落ち着いたであろう今ならお酒の味も分かりそうだし、強すぎない物なら提供してもいいが、それよりも店仕舞いして家に招いた方がいいんだろうか。都合の良いことに明日は定休日で時間は沢山あるし…と色々考えつつもあえて彼が何と言うのか待つことにして)
フフ、言われてみれば確かにそうだね。…程良いお酒を一杯だけ貰えるかい?
(彼はぎこちない様子で軽い調子に謝りつつも名残惜しそうに手を離した。其の際に、頭を預けている所為か鼓動が聞こえてきてるような気がし、ほんのり仄かに頬が赤らんでいる様へ、含み笑いをし。開けていた蓋を閉じ、揺られつつロケットペンダントは胸元へ戻る。落ち着いてきた今なら程良く酔いが回るだろう、と一杯を要求してみて。)
ん、分かった。少し待っててくれ…
(胸元へと戻るロケットペンダントに視線を移し、直ぐに彼へ戻しては程よいお酒を飲みたいと提案されれば軽く頷いて。名残惜しいが一度離れなければと短く息を吐き出した後、肩に回していた腕を元に戻し彼の体勢が戻ったのを確認してから立ち上がりカウンターへと入る。さて、何を飲んで貰おうか。暫し思考した後甘い物はあえて出さないようにしようと決め、手際よく作り始め。普段はカウンター越しに渡すのだが、今は2人きりだ。構わないだろうとお酒片手にカウンターから出て来て隣に腰掛けてから音を立てないよう彼の前に置き)
お待たせ。スプモーニだ。カンパリ多めにしたから少し苦いかもしれねぇ。…甘いのは俺だけで十分、だろ?
(お酒は甘さ控えめで、その分自分が甘やかす。なんて伝えては軽く首を傾げ上目遣いに見つつ、ニッと口角を上げ笑ってみせて)
ありがとう。…フフ、確かに今は此のくらいが丁度良いかもしれないね。
(体勢が戻り机上に両腕を重ねるようにさせて置き、カウンター越しから視線を注ぐ。お酒を作られる様を見守っていれば、渡すのがカウンター越しからではなく、店閉めで2人切りだからかカウンターを出て隣から置かれた。お酒の説明と共に自信有り気な其の言葉にキュン、と胸をときめかせ高鳴る。頼んだお酒に出されたのはカンパリカクテルの代表格なスプモーニ、リキュールの一種であるカンパリベースの赤ピンク色が華やかでイタリア生まれ。其の名はイタリア語で「泡立てる」を意味する「Spumare」に由来する。其れを口に含み、カンパリ独特の苦味と仄かな甘みに、グレープフルーツの爽やかな酸味。そしてトニックウォーターで割られてる事によって、さっぱりした味わいに。然もアルコール度数は約5~7%で、弱めのカクテルだから要望にも適確に応えてくれている。確かにカンパリ多めで少し苦いかもと言われたように、苦味がよく効いて。)
(/追加は結果的に同じ系統のを2種で一緒(共有)に飲んでもらうのと変わり種(デザート系)一杯で一つのものを文字通りシェアしてもらおうと3種類に考えております。)
【おはようございま…ぬおっ、久々の背後会話ですな!嬉しいっ!←
おお、そうなんですか?!わぁああ、全部凄く良きでやばやばですぅうう!好きぃいい!!
あのっ、あのっ、折角なので追記して頂いてもいいですかぁ?!ぜひよろしくお願いします!!すっっっごく楽しみですぅうう!
あ。連投に関してはどうか気になさらず…お話し聞けるのも話すのも大好きなので!笑】
ありがとう。…フフ、確かに今は此のくらいが丁度良いかもしれないね。
(体勢が戻り机上に両腕を重ねるようにさせて置き、カウンター越しから視線を注ぐ。お酒を作られる様を見守っていれば、渡すのがカウンター越しからではなく、店閉めで2人切りだからかカウンターを出て隣から置かれた。お酒の説明と共に自信有り気な其の言葉にキュン、と胸をときめかせ高鳴る。頼んだお酒に出されたのはカンパリカクテルの代表格なスプモーニ、リキュールの一種であるカンパリベースの赤ピンク色が華やかでイタリア生まれ。其の名はイタリア語で「泡立てる」を意味する「Spumare」に由来する。其れを口に含み、カンパリ独特の苦味と仄かな甘みに、グレープフルーツの爽やかな酸味。そしてトニックウォーターで割られてる事によって、さっぱりした味わいに。然もアルコール度数は約5~7%で、弱めのカクテルだから要望にも適確に応えてくれている。確かにカンパリ多めで少し苦いかもと言われたように、苦味がよく効いて。其れから、今は貸し切り状態の2人切りだし、甘えさせて貰っちゃおうかな、と思い立ち始めれば、うんそうしようと一人心に決め、提示する為口を開く。其の名を口にし紡いだ「モクテル」とは似せた、見せ掛けの、真似る(た)、と云う意味の「mock(モック)」と「cocktail(カクテル)」を組み合わせたイギリスで生まれた造語で、健康志向の高まりと共に日本でも普及しつつある言葉。果物やお茶などを原料としたシロップや季節の果物、スウィーツを組み合わせソーダやトニックで割るなどのフルーツ×炭酸や、ちょっと想像つかない組み合わせ迄沢山なロンドンで流行の「モクテル」はフルーティーでお洒落。ノンアルだしアルコールフリーを楽しむドリンクとして安心。レシピはスプ◯イト・ブルーハワイ・柑橘類からレモンとか、ベリー系はミックスベリーからラズベリーだろうか、オレンジティー+何かとか。グルグル思い描きながら。そしてスマホを掲げ見せた、使われているベリーの種類には苺ダイス、ラズベリー、クランベリー、ブルーベリーでバニラアイスを浮かべさせスプーンとストローも差し込まれた写真が載せられている。)
矢っ張り今度はモクテルってものも頼めるかい?スプラッシュ系とベリー系で。将又オレンジティーとか。
あと此れ、ベリーアイスコークもお願い、シェアしようよ。
(/どうだったか忘れてきちゃってたんで、細かいところはまぁ良い感じのあったら其れでも、好きなようにして下さいね~。)
(/今回カクテル言葉触れてなかったけど自信有り気な掛けて貰った其の言葉や仕草にカクテル言葉らしく愛嬌あるなぁ~って思ったから胸がときめき高鳴らせたって事で。←)
(/ついでに余談(?)提供、ベリーアイスコーク、灸さんが後先考える必要がある計量のミスをするのかは置いておき、コーラの泡が思ったよりって事にしておいて、めっちゃシュワシュワ溢れてきてワタワタして2人して笑い合う光景も素敵かな、見たいな~って思ってチョイスしてみました。良かったらロル練りの材料にもしてみて下さい~。)
だろ?
へぇ、モクテルか……ん、任せろ。後はベリーアイスコークだな?
(此のくらいが丁度いいのかもしれない。そう聞いて、自分の見立てに間違いは無かったと自信ありげな笑みを見せ。その後頼まれたのはロンドンで流行りの、フルーティーでお洒落なノンアルコールドリンクであるモクテルで、味の違う物を二つ。最近は日本でも普及しつつある言葉の為に覚えておかねばと色々なレシピを試してみたり自分でも考えてみたりとしているが、果たして彼の要望に応えられるだろうか。内心微かに不安がりつつもそれを表には出さないように、自信有り気に任せろと頷いてみせて。もう一つ頼まれた物を復唱すればゆっくりと立ち上がりまたカウンターへと戻って行き、作業に取り掛かる。
スプラッシュ系のモクテルはスプ◯イト、ブルーハワイシロップ、レモンを組み合わせた物。こちらは何度か試作し間違いがないと言い切れる仕上がりに。
もう一つはベリー系、もしくはオレンジティーと組み合わせた物。どうすべきか手を止めて暫し思案。頭の中で何度かレシピを組み立てて…彼が相手なら、まだ作ったことのない物を提供しても問題ないだろう。不備があればハッキリ伝えて貰える筈だと判断し、取り掛かる。シェイカーにストロベリーとチェリーのシロップ、レモンジュースを10ml、クランベリージュースを60mlずつ加え氷を入れ、フタをしっかり閉めて空気を含ませるイメージを持ちつつ30回程振る。フタを取りグラスに注いだ後、炭酸水を少し加えたらクランベリーの実とタイムの葉を飾り完成。"チャーミングベリー"の名前に相応しい、赤い見た目が華やかなモクテル。リズムよく振られたシェイカーにより材料に空気が入ってまろやかな味に。少しずつ味わうといろいろな香りが口の中で次々に感じられるであろう)
とりあえず先に出しとく。……普段なら出来ねぇこと、やっちまうか。
(完成した二品をカウンターの上に置き、最後の一品へと取り掛かる。グラスにブロックアイスとミックスベリーを交互に入れ、コーラの蓋を開けようとして…今は二人きりだ。普段なら出来ないことをしようかと、にんまり笑っては完成前のグラスをカウンターに置き、コーラの蓋を開けゆっくり注いでいく。このくらいでいいだろうと離したのだがどうも泡が多いような、と思っていればそのまま溢れ出し思わず「マジか?!」と声を出しては慌ててグラスを掴み持ち上げようとして)
【何てこったい( ゚д゚)分かりました…!スプラッシュ系はそのまま使わせて頂きましたが、ベリー系は頑張ってレシピ検索してみました…!どうでしょうか…?(・ω・`)
わぁああ何ですかそれ?!素晴らしいですね大好きですありがとうございます!!←
素晴らしい案のご提供ありがとうございます…!!遠慮なく使わせて頂きましたぁああ!!慌てる柳木なんて、ベルさんにか見られませんよぉ?笑】
え、まって、スプラッシュ系を貰おうかと思ってたけど、何方も美味しそう。此れもシェアしようか。灸さんなら良いでしょう?
(スプモーニに対する自身の返しに、自信あり気な笑みを見留め。注文したモクテルを、彼は頷いてみせた後、作業に取り掛かる様をカウンター越しに見守り眺めては、先に二品が出された。片方を見るや否や端的にベリー系、と申し入れしたのに完成度高そうな"チャーミングベリー"が出てきて、感動的な面差しを浮かべ。其れから、いつもと違う新鮮みを感じるやり方でし始めた最後の一品にまじまじと見詰めていれば、泡が溢れてき出して思わず笑ってしまいながらも、彼がグラスを掴んでいる手首に自身の片手を重ね、後のデザートにと思っていたがアイスが溶ける前にと泡が溢れてこないようになる迄と、既に完成されていた二品よりも先に飲んでしまおうかと投げ掛け。落ち込んで消沈していた事も忘れ、其の顔は笑っており。)
わっ、思ったより勢いがあるね。先ずは溢れてこなくなる量まで此方を先に飲んでしまおうか。
(/ベリー系の、"チャーミングベリー"最高ですっ、素晴らしいです!有難う御座います。
そうですね、慌ててるの笑ってしまいました。)
あぁ、勿論。
(カウンターに置いた二品の内、初めて作った方を見て感動的な面差しを浮かべているのを見ればとりあえず第一段階は大丈夫そうかと内心ホッとし。調合が間違っていなければ味もいい筈と思いつつ、シェアしようと提案されれば大きく頷き肯定して。
それから次の品を作り始めたら思わぬハプニングに見舞われ珍しく慌てていたのだが、笑い声と共にグラスを掴んでいる手首に彼の手が添えられればパッと顔を上げ彼を見る。先に飲んでしまおうと提案するその表情は笑っていて、店に来た時の落ち込んだ様子はどこにも無いように見えて…良かったと、自然と柔らかな笑みを浮かべており)
そうするか……っ、…あー、さっきの慌てっぷりといい、だっせぇなぁ
(先に飲んでしまおうと提案されれば軽く頷きグラスにスプーンを差し込んでは唇を近づけ、普段ならしないのだが少し勢いよく吸い込んで飲み。すると慣れないせいか軽く咽せてパッと顔を離し、何度か咳払い。彼へと顔を戻してはあまりのダサさについ笑ってしまって)
【あ、ホントですか?!ありがとうございますぅうう気に入って頂けたなら何よりぃいい。゚(゚´Д`゚)゚。
ふふ、それは良かったです(●´ω`●)】
良かった、ありがとう。聴き入れてくれると思っていたよ。
(アイスコークだけをシェアしようかと思っていたが、何方のモクテルも思わぬ完成度に申し入れを、彼は快く引き受けてくれた。灸さんなら、と見越して少し狡い頼み方をしたような気はするが、肯定され手放しに喜んでしまい。
此方が笑顔になっていたのか、彼の自然な笑みに気付くと、心配を掛けさせた申し訳なさで困ったような緩い笑みを向け、其れでいてこうやって笑えているのは君のお陰だよと言葉にはしないが、双眸を細める。
自身が提案し其れを先ず彼が実行して噎せれば、背中を摩ってやりながら声を掛け。もう喉に引っ掛かりはないか、息が詰まってなさそうかと。感想を述べつつ、ストローを差し込んだ方が自身も彼も飲み易いだろうと投げ掛け。)
大丈夫そう?…灸さんが慌ててるの新鮮に感じたよ。あ、ストロー貰おうか。
(/覗かれてたみたいやけど、ストップ掛けててごめんね~。
台詞や返し方とか展開分からんくなって炉留のクオリティー下がってるかも、申し訳ない。
此れからもゆっくりになります。)
ははっ、そりゃ良かった。
(手放しに喜ぶ様子を見れば嬉しくなり、そのままの感情を出し軽く笑っては機嫌良さげに軽く頷いてみせ。
いつも通り作業した筈だが泡が溢れてくる展開。慌ててグラスを掴んだ手首に添えられた手に顔を上げれば緩い笑みと共に双眸を細めこちらを見る視線に、何故だろうか。自分の行動によって笑えていると、伝えられている気がして。…本当にそうならいい。ベルさんの心に寄り添えているならそれで。頭を撫でたい衝動を抑えつつ、出された提案を承諾し先に飲もうと口を付け吸い込んだはいいものの、普段やらないせいか咽せた為に慌てて口を離し咳き込んで。相手へと顔を戻しては、ダサいよなぁと笑う背中を摩る手に、身体の力を抜きゆっくり呼吸し)
ん。もう大丈夫だ……だろうな。慌てるの見せたら周りにも動揺が伝わるから、表には出さねぇようにしてるし。それがベルさん相手だと、そのまま出ちまった。…ん、少し待っててくれ。
(落ち着いた頃に顔を上げ、彼を見ながら大丈夫だと告げて。感想を聞きふっと笑っては、普段と違い心を預けてもいいと思える人と二人きりだから取り繕わない素の自分が出たと真っ直ぐに見つめながら伝える。ストローを頼まれれば軽く頷き、ゆっくり立ち上がって取りに向かい。…ふと、誰かが間違って注文してしまい使い道のなくなった物を思い出して二種類を手に持ち戻ってくれば元の椅子に腰掛け差し出してみせる。普通のストローを二本と、もう一つは。口を付ける方は二股に分かれているが、途中がハート形になっており差し込み口は一本に混ざったもの。所謂"カップルストロー"である。「どっちがいい?」と問いかける表情はにんまりと笑っており。もしや悪戯でもしたつもりなのだろうか)
【みたいねぇ、びっくりしちゃった笑 大丈夫よぉ、お返事くれてありがとぉ(´∀`*)
大丈夫!meも一緒やから!爆 気にすることないよぉ(*´-`)
はぁい、お互いマイペースに、無理なくゆっくりいきましょうやぁ(●´ω`●)】
へぇ…、プロ意識が高いね。私相手だから?其れは素を見せても良い特別だと思われてるって思って良いって事かい。
(彼のお陰で笑えている自身の気持ちが伝わっているなら良いな。噎せた彼の背を撫でていれば、軈て落ち着いたようで大丈夫だと告げられ話をする彼に感心したように返し。然し、続けられた伝えられる言葉を聴いて、きゅう…と目を細め感情が溢れ落ちるように、緩々と双眸が綻んで。自身と彼だからハプニングでも笑い合えたのかもしれない。抑人とシェアしない自身だが「!なっ……普通のと言いたいところだけれど、こっちにしてみようかな。選択肢を出した癖に、其方さんが照れないでよ?」と猫のような榛色の瞳を瞠るも、途中がハート形になった方のストローを選び、ぐいっと彼の後頭部に手を添え近付ければ自身からも近寄り、戯れるみたいに後髪を梳かすように触れて囁く。身を離し、元のように座り直してはそうだと口を開いて。)
私から灸さんに贈りたいカクテルがあるんだ。飲んでくれる?此れ等を飲んだらちゃぷちゃぷになっちゃうね。丁度良いおつまみとかあるかな。
(/カップルストローの発想は予想外だったー!ベルも驚きつつも反撃しに掛かりましたよ。
新しい展開で柳木さんに贈りたいカクテル浮かんじゃった。)
……あぁ。ベルさんは特別な人だよ。
(プロ意識が高い。感心しつつ返された言葉に、自分としては当然のことをしているだけだが人から見ればそう映るよなぁと「まあな」と軽く返したのだが。緩々と双眸を綻ばせ、特別に思っているのかと話す彼を、もう一度真っ直ぐに見つめ。ハッキリと肯定してはふっと笑ってみせ、それからストローを取りに向かい二種類を手に戻って来る。にんまり笑いながら問いかけてみれば、意外にも恋人ストローを選んだなと思いながらグラスに差し込もうとしたのだが。「え、……てっ、照れねぇよっ」不意に後頭部に手が添えられたと思えばぐいっと引き寄せられ、同時に彼の顔も近付いてくる。短く声を発して驚いている間に、後髪を梳かすように触れながら囁かれた言葉。彼はどうしてこう、不意を突きたがるのか…照れないとぶっきらぼうに話す顔は微かに赤く染まっており、既に負けているようなものなのだが。身を離し座り直した彼を目で追いかけながらグラスにストローを差し込み)
へぇ…勿論だ。……おつまみか…ん、ちょっと待っててくれ
(自分に贈りたいカクテルがある。光栄なことだと目を細めつつ笑みを浮かべ、微かに染めた頬はそのままに勿論と頷いてみせ。丁度いいおつまみをと頼まれればとりあえず冷蔵庫を覗いてみるかと、声を掛け立ち上がりBRへと向かって)
…あれと、これと……よし。簡単なのなら作れそうだな
(早速冷蔵庫の扉を開ければ、何があるのかと確認し。そのまま出して終わりでも良かったのだが、時間を掛けず作れる物ならいいだろうと決め、材料を取り出して行く。
まな板に並べた生ハムを横半分、クリームチーズは4等分に切る。クリームチーズを2つ重ね、横半分に切った生ハムを5枚ずつ、花びらのように巻き付けていき。お皿に盛り付ければ、薄皮を取り除きほぐしておいた明太子と、ピンクペッパーを乗せて完成。それを何個か作り満足げに笑みを浮かべてはお皿を持ち上げ、BRから戻りカウンターへと置き元の椅子へと腰掛け、召し上がれとニッと笑ってみせ)
お待たせ。生ハムチーズのフラワーおつまみだ。召し上がれ?
【へへ、驚いて貰えて嬉しいなぁ(*´∀`*)おっと、その反撃に、柳木は照れたらしいですwというわけで、軽く料理させて冷静に戻しましょう笑←
ぬぉおおおマジすか!!楽しみ!!早いとこ見たいっす!!(キラキラ&台バンバン←】
ん、分かった。─わぁ、素晴らしいね。見た目華やかだ。乾杯と共に頂きます。…うん、ちょっとしたものなのに手が込められている。
(感心する言葉を伝えれば、彼からしたら矢張り当然の事をしている迄らしい。特別なのか、此方からまた心の距離が縮まるであろう切っ掛けになる問い掛けへ真摯に答えられ、頬が緩む。カップルストローを手に差し込もうとする彼へ行動に出ると彼の顔は微かに紅く染まっており、ふふ…照れてる、と思いつつ片手を軽く振りBRへと下がる彼を見送って。
暫くして有りものを其の儘出してくれても良かったのだが、なんと手頃なおつまみなのに出されたものはクオリティーが高い。其れに花びらのように巻き付け盛り付けてあるから華やかだ。チョイスが生ハムなのも、定番ではありつつ嗜好するので嬉しいもの。ピンクペッパーを乗せられているのも一工夫で、辛みがなく微かに甘いフルーティーな香味があり、美しい赤の彩りがまた華やかに仕上げられている。取り敢えず既に作ってくれてあるモクテルをグラスを掲げ乾杯し飲み始め、おつまみへ手を付け舌に乗せればクリームチーズが滑らかな舌触りで、まろやかな味わい。上品に口元へ片手を添えてから、感想を伝える。飲んでいたスプラッシュ系のモクテルも、爽快感が味わえチャーミングベリーと交換しようと持ち掛け。)
こっちの飲んでごらん。シェアしよう。
(/おつまみからも新しい見解が得られて嬉しいです。クオリティーが高い。
わあぁい、楽しみにされて貰え嬉しいです。取り敢えず既にあるもの飲ませる迄にしました。早く提供したいっ。)
だろ?ベルさんに出すならって思って作ったんだ。ん、乾杯。…お褒め頂き光栄です。
(簡単ながらも手を加えて提供したおつまみの見た目を褒められれば、口角を上げて嬉しそうに語り。こちらもモクテルを片手に乾杯しゆっくり飲み始める。初めて作ったものだが十分にいい味をしていると自信を待ち自然と笑みを浮かべ。さて、おつまみはどうかと片手で持ち上げ口に運び、間違いない味だなと軽く頷き。手が込められていると聞けばパッと視線を向け、右掌を胸板に当て柔らかな笑みを見せ敬語を使いつつ軽く頭を下げてみせる。貴方に褒められることが何より嬉しいんですよ、と柔らかな笑みと声色に込めて…それが届くかは分からないところだが)
お、いいぜ。…ん、美味い。…口に合うといいんだけど
(シェアの申し出に軽く頷けばテーブルの上を滑らせそっとグラスを差し出し、彼からはスプラッシュ系のモクテルを受け取ってグラスを傾けゆっくり飲み、一度置いて感想を呟き。チャーミングベリーを初めて作ったとは敢えて言わず、口に合うといいと濁しながら視線を向けて)
【マジですか!!うへへぇ、嬉しいですぅ、ありがとうございますぅ(●´ω`●)
はい!はよはよ!!(バンバン)あ、確かに、あるもの飲まないとあれっすな…笑 柳木は、自分が飲む分には上出来と思ったけどそれがベルさんも同じだろうか、どうだろうかと、ドキドキしてますよ←】
程良い甘酸っぱさで…とても特別感も味わえるね。
(褒めれば嬉しそうに語るものだから、此方もつられ微笑ましく聴いてしまう。おつまみを咀嚼し、彼も食べた事を見て恭しく頭を下げる様で紡げられた言葉を聴けば、何かが籠められている事に最初のうちは双眸を細め"?"とやや首を傾げ不思議そうにしていたが、彼の後頭部を寄せるようにして撫でた。
相手からも了承されお互い飲んでいたモクテルを交換すると、口に含むチャーミングベリーは、程良く甘酸っぱい味わいが広がる。じっくり堪能し、店のメニューとして出しても遜色ないと思うが、今回私の為だけに作ってくれたのだから、と密かにメニューとしては黙っておき。モクテルを飲んで仕舞えば、ベリーアイスコークへ視線を移し、アイスを溶かしながらも目を伏せつつカップルストローを口に咥え待ってみて。)
(/唐突なおつまみの要望だったのに、此方こそ有難う御座います!
ですよね。 美味しいからこそ、ベルは独り占めしようとしています。)
……実はそれ、初めて作ったんだ。だから気に入って貰えて良かった。
(不思議そうにしていた彼から後頭部を寄せるように撫でられれば、伝わったんだろうかと嬉しそうに目を細め微笑みを浮かべ。
特別感を味わえる。それはそうだ、普段なら必ず一度は試作して遜色ないと判断してからメニューに加えて提供する。だが今回はレシピが頭に入っているだけで、一度も作ったことがないのだから。そんなことが出来るのは、貴方が相手だからこそ。味だけではなくそんな所にもきっと自然に特別感が感じられたのではないかと考え、暫し黙り込んだと思えば素直に白状し。お気に入りになったなら良かったと、力を抜いた柔らかな笑みを向けて。
何だか照れ臭いようなと誤魔化す為につまみを食べ、残ったモクテルを飲んでグラスを空にし、短く息を吐き出す。ふと視線を向けると、目を伏せた状態でカップルストローを咥える彼が見えて。…自分から仕掛けておいておかしな話だが、とくん、と鼓動が跳ねる。そんな無防備な状態が見れるなんて何て得だろうか。思わず顔をニヤケさせてしまうものの、待たせてはいけないと、両手で頬を叩き気持ちを落ち着かせてからそっと顔を近づけ、同じく目を伏せながらカップルストローを咥えゆっくり飲み込んでいき。周りに誰も居ないからこそ出来るこの状態と、アイスコークの炭酸と味に満足しつつ一度口を離して。「最初失敗しちまったけど、味はいいな」瞼を開けば、失態を思い出しふっと笑いつつ、ちゃんと飲める物だと安堵した笑みを浮かべ)
【いえいえ~(●´ω`●)満足頂けて何よりです!(キリッ)
何と!!素晴らしいじゃないですか!!ではそんなベルさんにもう一つプレゼント?"初めて"作った発言を。お客様に提供するからには必ず一度は試作するんですが…ベルさんなら大丈夫という、信頼の現れをプレゼント(?)です!(ドヤっ←)】
…ふ、私にならって味の感想にも信頼してくれた訳だ。
(矢張り自身の為だけに作られた事が発覚し確信に変わり、じわじわと更に心の暖かみが感じる。初めて作られた其れは、変に誤魔化さないだろうと踏んでくれたのか。
カップルストローを咥え待っていれば、やや時間を掛けて彼の心の準備を為される。彼も同じようにカップルストローを咥えると、至近距離でお互い飲み込んでいき、徐々に中身の量が減っていく。「そうだね。炭酸とベリーの甘酸っぱさ、バニラアイスのクリーミーさが合わさって。後の残りは灸さんが飲みな。ちょっと借りるよ、」と反応を返せば、託し残りのアイスコークを飲んでくれている間に彼へ贈りたいカクテルを作る事にし、断りを入れるとカウンターの内側に入り。
作ろうとしているのは、グランド・スラム。まさにワンナイトらしい意味合いで、スパイスが効いた刺激的な味わいを堪能出来る。ベースがラム酒の為、黒糖が焦げたような香ばしい甘味を感じられるのが特徴。アルコールの苦さがはっきり主張するので、甘すぎない恋のようなクセになる風味。別名を「カロリック・パンチ」と云う此のカクテル、ベースの北欧スウェーデン産の黄色いリキュールである〈スウェディッシュ・パンチ〉を使用したサッパリとした味のカクテル。グランド・スラムとは「完全制覇」の意味の名を持ち、大人の雰囲気を味わえ。薬草感のある個性的な味を感じてしまいそうなのはあるが、甘くなるように。ラムをベースに、ポートワイン、レモン、ナツメグ、シロップ等を調合したリキュールであり苦味が前面に出ないよう、なんとなく甘くてフルーティさを感じさせるようにする。アルコール度数は19度の中口。スウェディッシュ・パンチ30ml、ドライ・ベルモット15ml、スイート(スウィート)・ベルモット15mlをステアし、カクテルグラスに黄色に琥珀色を足した色合いの透き通った液体を注ぎ、彼の前に差し出す。カクテル言葉は"二人だけの秘密"で、今の状況にピッタリだ。)
お待たせ、どうぞ召し上がれ。グランド・スラムだよ。
(/ベルも確り信頼を感じ取ってくれたようです。
さて、お待ちかねの灸さんに宛てた贈りたいカクテルですっ、どうだ。)
あぁ。…これからも時々、頼むかもしれねぇな
(初めて作る物を提供する。そんな特別は貴方にしかしないと内心思いつつ、この先のことを話してはふっと笑って。
それからやや時間を掛け心の準備をしカップルストローを咥えゆっくり飲み込んで行き。最初の失態を話題として振れば今日の総評が返ってきた為に一瞬固まり、その後頬を緩める。「だな。…ん、分かった」残りを託されたからにはしっかり飲んでしまおうと思いつつ、カウンターに入る彼を止めることはせず軽く頷いてみせ。ベルさんが作るお酒か…うわ、すげぇ楽しみ。浮き足立つ心を抑えられずつい顔がにやけてしまい、誤魔化す為に思い切り吸い込む。そのまま一気に飲み終われば今度は大丈夫だったとほっとしつつ、カウンターの彼を見守って。扱う材料からしてこれは…と思いつつあえて口には出さずにおき、提供されたカクテルに視線を向けた後彼へと戻して)
グランド・スラム……そっか。じゃあ、時々これを飲ませてくれよ。いつでも待ってるから。…いただきます。
(差し出されたカクテルの言葉は"二人だけの秘密"これを贈って貰えるということは、今後も時々こうして2人きりで酌み交わすことを望んでいると思っていいんだろうか。そう考えれば自然と唇が音を紡いでおり、嬉しそうに目を細め微笑みを向ける。それからグラスを手に取り口元に持っていけば、ゆっくり飲み込んでいき。…なるほど。本来アルコールの苦味がはっきり主張してくるのだが、それが全面に出ないように工夫されており、鼻を通るのは苦味ばかりではなく香ばしい甘味の方が多いように感じられる。フルーティさもあり美味しい。…他の誰かに振る舞って欲しくない、なんて考えながら半分程度飲んだところでグラスから口を離しテーブルに置き、素直な感想を伝え)
すっげぇ美味い。グランド・スラムって本来は苦味が強いカクテルだけど、それが前に出過ぎないよう工夫されてて、香ばしい甘味とフルーティさが感じられる。…店に出せる味、だけど……他の奴に教えたくねぇな…
(真っ直ぐに彼を見つめながら話す表情は真剣そのもの。本当に美味しかったと伝わるように、ハッキリとした口調で語っていたのだが。だけど、と話し沈黙したその後はふいっと顔を逸らし、ボソボソと小声で。らしくないと思いつつも、教えたくないと呟くその顔は苦い表情をしており)
【マジですか!!やったね柳木!!
ふ、ふふ…やばすぎですよありがとうございます!!ご馳走様ですぅうう!!二人だけの秘密とか何ですかそれ堪りませんねぇえ?!好きだぁああああ←うるせ
失礼。取り乱しましたわww…さて。普段なら新しい発見をすると直ぐに取り入れようとする柳木なんですが。教えたくないんですって。ベルさんと一緒だね☆←】
勿論だとも。待っていてよ、偶に灸さんの為だけに、作りに来るから。
(試供品の味見を頼まれ、口元に弧を描き笑い返して。彼に見守られながら手際良く、カクテルを作り終わり。彼に宛て贈ったカクテルを、時々飲ませてくれ、いつでも待ってると頼まれ、パッと彼へ視線を遣れば明らか嬉しそうな、みるみるうちに満面の笑みへと変わる。双眸を細め流し目で見遣り、彼の方へ頬目掛け片手を差し伸ばすと、愛おしむようにすりすりと撫で。聞き取りづらい声を聴き逃さないよう耳を澄ませ、驚いたように目を瞠り今日は驚きが続いている。「腕前の良い灸さんにお墨付きなのは非常に嬉しいね。二人だけの秘密って云う事だから、私達だけが知ってる味で、良いんじゃないかい。チャーミングベリーも、店には出して欲しくないんだ。」先ず腕前の良い彼から店に出せる味、と聞いて驚愕したしカクテル作りに於いて此れ程喜ばしい事は無いだろう。彼の様子はいじらしい、にこにこと微笑ましく眺め"こっち見てよ、"と指先の背でつん、と頬を突き。2人のみぞ知る味、にして仕舞えば良いと紡ぐ心は浮ついてしまう。)
(/偶々カクテルを知って、言葉を調べたら2人にイケんじゃね!?エモいっ、で決行になりました。
お気に召して頂けたようで良かったです。素直にベルが二人だけの味へと誘惑しとりますぞ。)
…約束、だからな。
(時々飲ませて欲しい、いつでも待ってる。らしくなく我儘を言葉にしたなと思いつつ彼を見れば、嬉しそうな満面の笑みが見えて。頬へと伸ばされ撫でられた手に甘えてしまいたい気持ちが湧き出てくればそれに逆らわず、ほんの少しだけ顔を動かしその手に擦り寄る。自分だけの為に作りに来てくれる。どうかその約束を守って欲しいと願いを込め、微かに見上げつつ念を押すように言い。それから彼の作ったカクテルを飲み感想を伝えた後、顔を逸らし苦い顔をしては他の奴に知られたくないと呟いており、これは我儘が過ぎて呆れられたのではと短く息を吐き出したのだが。返ってきたのは自分達だけが知っている味でいい、先程自分が作ったカクテルを店に出して欲しくないという同じ感情。逸らした頬に感じた指先の感触に、ゆっくりとそちらに顔を向ければ微笑む彼と目が合い、トクンと胸が高鳴る音。「そう、だな……俺のチャーミングベリーと、ベルさんのグランド・スラム。どっちもお互いの為だけに作られる物で、他の奴は知らない。魅力的で甘酸っぱい、二人だけの秘密の味。……特別、だ…」お互いだけが知る、秘密の味。ゆっくりと言葉にしていく度に鼓動は高鳴っていき、顔に熱が集まる感覚。誤魔化しなんて効かない。沈黙と共に視線を外せば、毎日首から下げている指輪へと右手の指先を触れさせれば服越しに握りしめる。自分の中で、目の前に居る貴方が、あの人以上の存在へとなりつつあると自覚せざるを得ない。外した視線を戻し、じっと見つめながら、微かに震える声で特別だと伝えて。…居た堪れない気持ちになり顔を逸らそうとし)
【そうでしたか!!いやぁ、素晴らしいですよぉ…ほんっと堪りませんわ、ありがとうございますぅうう…!!
はい、めっちゃ気に入りました!二人だけの味っ…やばぁ。好きぁいいっ!からの、柳木ちゃん、付き合いたいだとかは言いませんが特別とのことです。…行き過ぎたかなぁ?苦笑】
指切りでもするかい?
(頬を撫でれば擦り寄る姿に私に懐いてくれているのがより実感され、頬を綻ばせ。微かに見上げられつつ約束、なんて言葉に日本では時に持ち出されるのを孤児を引き取った際とか子供との間が主だが思い出し、茶目っ気を含ませた言い方で戯れを提案してみる。「店のメニューに加えれるのに、私のお願いも受け入れてくれてありがとう。」ゆっくりと、互いに言い聞かされてるように紡がれる言葉で、我儘な願いに少なからずあった緊張が解かれるよう、ふっと微笑み。行動がリンクするよう彼と同じように一度ロケットペンダントへ指先だけで触れ、今迄行なってきた自己満、エゴの慈善活動や同情ではなく"生涯大切にしたい人、出来たよ"と此処に来る迄、今も大切にしている我が子同然に気持ちが沈んでいたが晴れやかな心持ちで報告する。咄嗟に、弾けるようにではなく自然と柔らかく彼の顎を少しだけ持ち上げるように固定しもう一度目線を合わせれば、普段から誰かへと滅多にない自分から熱を持った口唇で触れるだけのキスをして。出会い系サイトを使っていたような彼が、此れだけで満足してくれるだろうか。ほんの少しだけ、不安そうに揺れる瞳へ顔が離れて彼を映し込み。)…また逸らそうとしてる。
(/あの時の自分に感謝。
特別へ言葉にはしないけど良い感じにアンサー出来たかな。)
…しとく。
(指切りなんてしなくても、ベルさんは約束を守ってくれるだろうけど。それでも確実な物が欲しい。唇に微かな弧を描いて小さな声で返事をすればそっと右手を差し出し、頬を撫でてくれる優しい手の小指と自分の小指とを絡め童歌を口遊む。「お互いに強く、願うことだからな…」どうか破られることがないように、そう強く願うばかり。服越しに首から下げる指輪を握りしめながら、微かに震える声で、目の前に居るベルさんを見つめながら特別だと告げる。それから直ぐに顔を逸らそうとしたけど、不意に顎へ指先が触れ少しだけ持ち上げられた。…逃げようとは、思えなくて。近づいてくる顔に自然と瞼は閉じ、それから間も無く唇へと柔らかな物が触れる感触。たったそれだけなのに、心が温かな感情に満たされていくような気がして…同時に鼓動が早まり、顔にまた熱が集まる。ゆっくりと瞼を開いてみれば、不安そうに揺れる瞳が見えて。逸らそうとしたことを謝ったはいいがその後何と言葉を掛けるべきか悩んで、訪れるのは沈黙)
ごめん……。…俺の特別な人は、俺を置いていったから…ベルさんもそうなっちまうんじゃないかって……
(右手で強く指輪を握りしめながら、小さな声で話し始める。自分にとって"特別"な人は、数年前に突然、自分を置き去りにしてこの世を去った。これ以上思いを寄せてしまえば、目の前に居る貴方までもを失ってしまうようで怖いんだと。言葉の最後を震わせながらに伝え、放っておけば瞳から溢れそうな何かを堪えるように苦い顔をし)
【ですね!!こちらからも感謝をっ!ありがとうございますぅうう。゚(゚´Д`゚)゚。←うるせ
おぎゃぁあああ好きですぅううう!!画面の前でどれだけ悶えたことか…!!柳木ちゃん泣いちゃいそうっ←は】
(彼は提案に乗って指切りをすれば、口遊まれる童歌は慣れないのか、辿るように紡ぎ。お互いの我儘は確かに願いが籠められ。彼が逃げる事はなく、無事に口付けし其の後訪れるのは時間の流れが遅くなった感覚。たった一度の口付けだが、彼の様子を見るに如何やら不足では無いようで。そして謝られ緩々と首を振り、無の空気感が停滞する。暫しすれば再び口が開かれ耳を傾けながら考え。彼の嘗て愛し特別だった人は亡くなったと云う。死亡フラグを懸念する彼へ無責任に絶対とは言えないが、幾回も死線を潜り抜けてきた。易々と不測の事態で彼を置いていくものか。穏やかな日々が続く、此のずっと先の未来を見据え約束されたような誓いを掛け。何かを堪えるように見えた彼を放っておけず、頬に片手を添えては指先で目元迄触れながら、壊れ物を扱うように様子を窺い。)
ん?…あぁ、滅多に私が対策を施さず何も遺せないで急に逝去する事はないよ。老衰する迄一緒に居れるようにしよう。
(/はいっ、感謝頂きましたぁ!
ふふ、良かったです。)
(慣れないながらも共に歌ってくれる、それが嬉しくて微かに頬を緩めつつお互いの願いを確かな物として。彼の口付けを受け入れると同時に温かな感情に満たされていたのだが…不意に襲い来るは、"特別"な人は何の前触れもなく突然自分を置いて逝ったという記憶。右手で服越しに強く指輪を握りしめながら、考えてしまったことを素直に伝えては今にも泣き出しそうな苦い顔をし。そんな自分に対して彼は、急に逝くことはないし老衰するまで一緒に居れるようにしようと言ってくれた。頬に添えられた片手に、目元に触れる指先。優しくて温かいその手を離したくない。そう思えば自然と指輪を握りしめていた手の力が緩みそのまま腕が動いて、添えられた手の甲に自分の掌を重ね握ろうとするのだが、細かく震えてしまい上手く力が入らない。同時に涙が溢れ出して止められない。彼を見つめたいのに、言葉を紡ぎたいのに…どちらも出来ないなんて、あの人が亡くなって以来初めてだと。泣いているのだが表情は何故か微かに口角を上げ笑っており。一度深呼吸してどうにか涙を落ち着かせれば、目線を上げ彼を見つめつつゆっくりと唇を開き音を紡いで)
………不思議、だな…。ベルとならそう、なれる気がする…
(老衰するまで一緒に、だなんて。一度喪った経験のある自分からすれば信じられないような言葉なのに。どうしてだろうか、彼となら本当に添い遂げられる気がして。その思いを告げながら自然と敬称を抜いて彼の名前を呼び、力の抜けた柔らかな笑みを浮かべてみせ)
【あいー!ばっちり届けましたぁー!爆
はい(*´∀`*)何か良いタイミングかなと思って、ベルさんのこと呼び捨てさせてみました←】
(無闇に人に触れる事が無い自身が、優しい温もりを以ってして、柔らかく触れていき。彼が手の甲に掌を重ね、握ろうとし上手く力が入らないのを其の儘に、窺っていれば嬉し涙だろう様子に慈しむようにぽつりと呟く。そして信じてくれる言葉と共に名を敬称抜きで呼ばれ、まるで猫目のように瞠り破顔し。自分からも鳥が囀るようにしてみせ。呼び捨て合いしてる、たった其れだけの事なのに、嬉しくて堪らない。)
……愛しいなぁ…。!─灸、灸…っ。
(/わぁ、短くなってしまいましたが、此方からも頻りに呼ばせてみましたよっ。)
(添えられた手の甲に自分の掌を重ねて握ろうとしたのに、震えるばかりで上手く力が入らない。同時に溢れる涙と微かに上がった口角を見ながら目の前の彼から紡がれるのは、愛しいという言葉。どれ程に喜ばしいことかと思いながら深呼吸し涙を落ち着かせ、目線を上げ彼を見つめながらゆっくり唇を開いて、老衰するまで一緒に居る、その言葉を信じると柔らかな笑みと共に告げる。自然と敬称を抜いていたのだが、不快に思わず寧ろ喜ばしく思って破顔してくれた。お互いに呼び捨てするだなんて、出会った頃からは想像もつかないことだ)
ベル。…ベル…特別で、大切な人…
(名前を繰り返しながらどんどんと愛しい思いが溢れ出してきてら止まらなくなる。特別だけじゃなく大切な人で、だからこそもう2度と喪う怖さを味わいたくはない。彼の温もりをもっと近くに感じたいと、無意識で空いている方の腕を伸ばし背中へ回そうとして)
【ぬぁああありがとうございますぅうう!!呼び合い出来て良かったねぇええ。゚(゚´Д`゚)゚。お前らそのままイチャラブしてろぉお←】
…ん、おや、密着したいんだね、良いよ。
(彼もまた、自身と同じように繰り返し呼ぶ声に、紡がれる言葉は如何やらどんどんと愛しい思いも迸る模様。其れに飽き足らず、密着したいと感じられたのか、背中へ回そうとする腕に察し、言葉には出さないがよいしょ、と云ったような丁寧に抱き寄せ、背中に回させる。暫く動かないでいれば、頃合いに体を離させ、おつまみを摘みながら飲み過ごし。2人の温かな愛は深まっていくのだった──。〆)
(/イチャラブさせて、一応締めさせて頂きました。ちょっと待った、があればお申し付け下さい。
次は確か此方から始めさせて頂きますが、多忙による不摂生で発熱になっちゃって其れでも会いたくて久し振りに顔だけ見ようとbarを訪れるけど、直ぐ退店して外壁に凭れるも、ラボで看病して貰う流れでしたよね?)
ん……分かってくれたのか、流石ベルだな…
(もっと近くに感じたいと背中へと回そうとしていた腕を彼は察して、良いよと声を掛けてくれた。更には丁寧に抱き寄せて、自分の腕を回させてくれて…その温もりに甘えていたいと腕に力を込めて密着しながら、察してくれたことを褒め安心しきった柔らかな笑みを向ける。ある程度すればゆっくり身体を離して、時々おつまみをあーんし合いながら飲み過ごす。この大切で愛しい時間が、また訪れますように。そんなことを考えながら2人の温かな愛は深まっていくのだったーーー。〆)
【わぁああありがとうございます!!好きぃ、大好きぃい!!待ったなんてないですよぉ、ほんっと眼福をありがとうございますっ。゚(゚´Д`゚)゚。
おお!ですです、よく覚えていらっしゃいますね…!わぁっ、次の展開も楽しみですなぁっ!(≧∀≦)】
─…やぁ、久し振りだね。仕事で中々手が離せなくてね。繁盛と柳木さんは元気にしてたかい?
(我が子同然の前迄アシスタントを担っていたアンドロイドをついこの間止むを得ず己の手で看取り解体し熔解して…多忙を極めた今に至る。其の結果、不摂生をしてしまい発熱による体調不良。だが、随分と彼に会っていない。焦がれて、気怠い体を無理に動かすようにbarへ、ラボは資料やらを散乱させた儘、移すような風邪ではないから久し振りに顔だけでも見たいと来店してしまった。彼の顔を見れた途端、我ながら単純で顔色を一気に明るくさせてしまう。気恥ずかしいも心を許しているので致し方ない。手頃なカウンター席へ着席すれば、一言二言交わし。けれど、内側から茹だるような熱を更に感じ始め、心配を掛けさせる訳にはいかない、と今日のところは撤退する事にして。断りを入れ、退店の旨を伝え直ぐお別れとなる事に。頭を下げ席から立ち上がれば、そそくさと店を後にし、覚束無い足取りで懸命に帰ろうとするが、裏路地を入って直ぐのbar外壁に凭れ、ずるずると背を壁伝いに腰を下ろし朦朧とする意識で瞼が閉じて。)
失礼、短い間になってすまないが、そろそろ私は帰るとするよ。
(/開始文投下させて頂きました~!)
!…お久しぶりです。はい、お店は繁盛しておりますし、私も元気にしていましたよ。
(店の扉が開く音がし直ぐに顔を向ければ久しぶりに愛しい人の姿が見え、驚きながらも嬉しそうに口角を上げ挨拶を交わす。一瞬素顔を出しそうになったもののまだ営業中だと気を引き締め営業スマイル…のつもりなのだが。嬉しい気持ちは抑えきれず他のお客と話す時とは違う幾分か上擦った声色で会話しながら、何やら様子がおかしいようなと気付く。だが引き止めようとする前に彼は頭を下げて席を立ってしまい。「そう、ですか…。お気をつけてお帰りください」あまりにも短過ぎる再会は違和感しか残らない。それでも今は見送るしかないと、伸ばしかけた腕を戻し軽く頭を下げて背中を見送って。…追いかけたい気持ちはあれど今は仕事中と切り替えようとしたのだが。「柳木~、今日はもう上がっていいぞー?珍しく店に居るオーナーが代わりにきっちり営業しとくから。気になるなら行ってこい」不意に声が掛かりそちらを見れば、普段自分に店を任せて他の店へ顔を出すことの多いオーナーが軽い調子で話した後、合図でもするかのように右目ウインク。…相変わらずだなとつい笑ってしまう。「それなら遠慮なく。よろしくお願いします」そのご厚意に今は甘えることにして。軽く頭を下げれば急いでBRへ下がり、ロッカーから取り出した荷物片手に裏口から飛び出し彼を探す。既に遠くに居るのではという懸念は外れ、壁に背中を預けながら座り込む姿が見えると同時にドクっと大きく鼓動が跳ねる。震える脚を全力で叩き深呼吸して彼のそばへと近寄り、その場に跪いて両肩に手を置きほんの少しだけ揺さぶりながら声を掛けるのだが。その声は何かを恐れるように酷く震えていて)
ベル、…俺の声、聞こえる…?
【ありがとうございますー!!ベルさんよぉ、柳木からしたらめちゃくちゃ恐怖な場面だぜぃ?一応冷静やけど心が半泣きやて←】
…なんとか、聞こえる、よ。怯えないで、死にはしないから。灸を一人に置いていかないから。
(程なくして朦朧とする意識の中で聞こえれば瞼が震え、緩慢と目を開き熱に浮かされた瞳を覗かせ。怯えた声に申し訳なさでいっぱいになりつつ、両肩を揺らし置かれていた手に火照った頬を擦り寄らせ反応し。彼にもオーナーや他の従業員仲間が付いているが、此の間約束を誓ったばかりだ。拗らせる訳にはいかない。君に頼る事しか出来ないなんて、格好付かないな。内心でそう思えば、頼ろうと口を開いて。)ごめんね、私のラボに案内はするから連れ帰って貰う事を頼めるかい?
(/ですねですね。思ったより短くなってしまい申し訳ないっ。)
っ…そう、だよな、…悪い……。
(ほんの少し肩を揺さぶりながら声を掛れば、緩慢と瞼が開かれ手の甲へと火照る頬を摺り寄せられて。一瞬目を見開いたと思えば同時に安心感からか涙が溢れ出し、彼の頬を寄せられたのとは反対側の腕で思い切り目元を擦る。掛けられた言葉に彼は約束を破る人ではないと謝っては苦い顔をし、涙なんて気のせいだともう一度腕で拭えば顔を引き締め彼を見て)
あぁ、勿論だ。……無理そうなら言ってくれ、おんぶするから。
(連れて帰るのは当然と大きく頷けば直ぐにでも移動しようと、彼の腕を持ち上げ自分の肩に掛けさせゆっくりと立ち上がった…のだが、もし歩くのも辛いのなら無理はせず、貴方の全てを一度預けて欲しいと内心で含ませながら申し出て見て)
【はい~…ちゃんと目覚めてくれたので持ち直しましたっ。(背後的にはうまうまでした←)
いえいえ気になさらず!これからですからね!←】
ふふ、…嗚呼、悪い。
(彼の頬に流れる雫が見えれば、愛おしい人を悲しませるなんて、まだまだ未熟で駄目な男だな、と思うものの彼の様子を余所に泣いてこんなにも親身になってくれるとはいじらしくて愛らしい、と思いつつ笑みを含ませ。謝りつつも涙を流した事を無かったようにする腕で拭う彼に指摘しないでやり。思わぬ配慮には仄かに染めた頬で相手へ視線を遣り、肩だけで十分楽だよと伝え。片腕を彼の肩に掛けさせられながら、片手を懐に突っ込み一度スマホでもラボの位置を確認して貰おう、と画面のマップを見せ。彼が確認したなら、二人して歩き出し道筋を案内しながら帰路を進み。)
いや、おんぶは恥ずかしいから遠慮するよ。肩貸してくれるだけで十分。
此れがラボだから。ごめんけど、頼んだよ。
(/あまり暗くさせ過ぎず、愛おしさ込み上げてみましたっ。
一応補足としては、此方の謝りつつもは内心愛おしさで笑ってしまった事に対して、です。
此れから手厚い看病が待ってますもんね!)
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