ナナシ 2023-11-19 03:23:02 |
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だろ?ベルさんに出すならって思って作ったんだ。ん、乾杯。…お褒め頂き光栄です。
(簡単ながらも手を加えて提供したおつまみの見た目を褒められれば、口角を上げて嬉しそうに語り。こちらもモクテルを片手に乾杯しゆっくり飲み始める。初めて作ったものだが十分にいい味をしていると自信を待ち自然と笑みを浮かべ。さて、おつまみはどうかと片手で持ち上げ口に運び、間違いない味だなと軽く頷き。手が込められていると聞けばパッと視線を向け、右掌を胸板に当て柔らかな笑みを見せ敬語を使いつつ軽く頭を下げてみせる。貴方に褒められることが何より嬉しいんですよ、と柔らかな笑みと声色に込めて…それが届くかは分からないところだが)
お、いいぜ。…ん、美味い。…口に合うといいんだけど
(シェアの申し出に軽く頷けばテーブルの上を滑らせそっとグラスを差し出し、彼からはスプラッシュ系のモクテルを受け取ってグラスを傾けゆっくり飲み、一度置いて感想を呟き。チャーミングベリーを初めて作ったとは敢えて言わず、口に合うといいと濁しながら視線を向けて)
【マジですか!!うへへぇ、嬉しいですぅ、ありがとうございますぅ(●´ω`●)
はい!はよはよ!!(バンバン)あ、確かに、あるもの飲まないとあれっすな…笑 柳木は、自分が飲む分には上出来と思ったけどそれがベルさんも同じだろうか、どうだろうかと、ドキドキしてますよ←】
程良い甘酸っぱさで…とても特別感も味わえるね。
(褒めれば嬉しそうに語るものだから、此方もつられ微笑ましく聴いてしまう。おつまみを咀嚼し、彼も食べた事を見て恭しく頭を下げる様で紡げられた言葉を聴けば、何かが籠められている事に最初のうちは双眸を細め"?"とやや首を傾げ不思議そうにしていたが、彼の後頭部を寄せるようにして撫でた。
相手からも了承されお互い飲んでいたモクテルを交換すると、口に含むチャーミングベリーは、程良く甘酸っぱい味わいが広がる。じっくり堪能し、店のメニューとして出しても遜色ないと思うが、今回私の為だけに作ってくれたのだから、と密かにメニューとしては黙っておき。モクテルを飲んで仕舞えば、ベリーアイスコークへ視線を移し、アイスを溶かしながらも目を伏せつつカップルストローを口に咥え待ってみて。)
(/唐突なおつまみの要望だったのに、此方こそ有難う御座います!
ですよね。 美味しいからこそ、ベルは独り占めしようとしています。)
……実はそれ、初めて作ったんだ。だから気に入って貰えて良かった。
(不思議そうにしていた彼から後頭部を寄せるように撫でられれば、伝わったんだろうかと嬉しそうに目を細め微笑みを浮かべ。
特別感を味わえる。それはそうだ、普段なら必ず一度は試作して遜色ないと判断してからメニューに加えて提供する。だが今回はレシピが頭に入っているだけで、一度も作ったことがないのだから。そんなことが出来るのは、貴方が相手だからこそ。味だけではなくそんな所にもきっと自然に特別感が感じられたのではないかと考え、暫し黙り込んだと思えば素直に白状し。お気に入りになったなら良かったと、力を抜いた柔らかな笑みを向けて。
何だか照れ臭いようなと誤魔化す為につまみを食べ、残ったモクテルを飲んでグラスを空にし、短く息を吐き出す。ふと視線を向けると、目を伏せた状態でカップルストローを咥える彼が見えて。…自分から仕掛けておいておかしな話だが、とくん、と鼓動が跳ねる。そんな無防備な状態が見れるなんて何て得だろうか。思わず顔をニヤケさせてしまうものの、待たせてはいけないと、両手で頬を叩き気持ちを落ち着かせてからそっと顔を近づけ、同じく目を伏せながらカップルストローを咥えゆっくり飲み込んでいき。周りに誰も居ないからこそ出来るこの状態と、アイスコークの炭酸と味に満足しつつ一度口を離して。「最初失敗しちまったけど、味はいいな」瞼を開けば、失態を思い出しふっと笑いつつ、ちゃんと飲める物だと安堵した笑みを浮かべ)
【いえいえ~(●´ω`●)満足頂けて何よりです!(キリッ)
何と!!素晴らしいじゃないですか!!ではそんなベルさんにもう一つプレゼント?"初めて"作った発言を。お客様に提供するからには必ず一度は試作するんですが…ベルさんなら大丈夫という、信頼の現れをプレゼント(?)です!(ドヤっ←)】
…ふ、私にならって味の感想にも信頼してくれた訳だ。
(矢張り自身の為だけに作られた事が発覚し確信に変わり、じわじわと更に心の暖かみが感じる。初めて作られた其れは、変に誤魔化さないだろうと踏んでくれたのか。
カップルストローを咥え待っていれば、やや時間を掛けて彼の心の準備を為される。彼も同じようにカップルストローを咥えると、至近距離でお互い飲み込んでいき、徐々に中身の量が減っていく。「そうだね。炭酸とベリーの甘酸っぱさ、バニラアイスのクリーミーさが合わさって。後の残りは灸さんが飲みな。ちょっと借りるよ、」と反応を返せば、託し残りのアイスコークを飲んでくれている間に彼へ贈りたいカクテルを作る事にし、断りを入れるとカウンターの内側に入り。
作ろうとしているのは、グランド・スラム。まさにワンナイトらしい意味合いで、スパイスが効いた刺激的な味わいを堪能出来る。ベースがラム酒の為、黒糖が焦げたような香ばしい甘味を感じられるのが特徴。アルコールの苦さがはっきり主張するので、甘すぎない恋のようなクセになる風味。別名を「カロリック・パンチ」と云う此のカクテル、ベースの北欧スウェーデン産の黄色いリキュールである〈スウェディッシュ・パンチ〉を使用したサッパリとした味のカクテル。グランド・スラムとは「完全制覇」の意味の名を持ち、大人の雰囲気を味わえ。薬草感のある個性的な味を感じてしまいそうなのはあるが、甘くなるように。ラムをベースに、ポートワイン、レモン、ナツメグ、シロップ等を調合したリキュールであり苦味が前面に出ないよう、なんとなく甘くてフルーティさを感じさせるようにする。アルコール度数は19度の中口。スウェディッシュ・パンチ30ml、ドライ・ベルモット15ml、スイート(スウィート)・ベルモット15mlをステアし、カクテルグラスに黄色に琥珀色を足した色合いの透き通った液体を注ぎ、彼の前に差し出す。カクテル言葉は"二人だけの秘密"で、今の状況にピッタリだ。)
お待たせ、どうぞ召し上がれ。グランド・スラムだよ。
(/ベルも確り信頼を感じ取ってくれたようです。
さて、お待ちかねの灸さんに宛てた贈りたいカクテルですっ、どうだ。)
あぁ。…これからも時々、頼むかもしれねぇな
(初めて作る物を提供する。そんな特別は貴方にしかしないと内心思いつつ、この先のことを話してはふっと笑って。
それからやや時間を掛け心の準備をしカップルストローを咥えゆっくり飲み込んで行き。最初の失態を話題として振れば今日の総評が返ってきた為に一瞬固まり、その後頬を緩める。「だな。…ん、分かった」残りを託されたからにはしっかり飲んでしまおうと思いつつ、カウンターに入る彼を止めることはせず軽く頷いてみせ。ベルさんが作るお酒か…うわ、すげぇ楽しみ。浮き足立つ心を抑えられずつい顔がにやけてしまい、誤魔化す為に思い切り吸い込む。そのまま一気に飲み終われば今度は大丈夫だったとほっとしつつ、カウンターの彼を見守って。扱う材料からしてこれは…と思いつつあえて口には出さずにおき、提供されたカクテルに視線を向けた後彼へと戻して)
グランド・スラム……そっか。じゃあ、時々これを飲ませてくれよ。いつでも待ってるから。…いただきます。
(差し出されたカクテルの言葉は"二人だけの秘密"これを贈って貰えるということは、今後も時々こうして2人きりで酌み交わすことを望んでいると思っていいんだろうか。そう考えれば自然と唇が音を紡いでおり、嬉しそうに目を細め微笑みを向ける。それからグラスを手に取り口元に持っていけば、ゆっくり飲み込んでいき。…なるほど。本来アルコールの苦味がはっきり主張してくるのだが、それが全面に出ないように工夫されており、鼻を通るのは苦味ばかりではなく香ばしい甘味の方が多いように感じられる。フルーティさもあり美味しい。…他の誰かに振る舞って欲しくない、なんて考えながら半分程度飲んだところでグラスから口を離しテーブルに置き、素直な感想を伝え)
すっげぇ美味い。グランド・スラムって本来は苦味が強いカクテルだけど、それが前に出過ぎないよう工夫されてて、香ばしい甘味とフルーティさが感じられる。…店に出せる味、だけど……他の奴に教えたくねぇな…
(真っ直ぐに彼を見つめながら話す表情は真剣そのもの。本当に美味しかったと伝わるように、ハッキリとした口調で語っていたのだが。だけど、と話し沈黙したその後はふいっと顔を逸らし、ボソボソと小声で。らしくないと思いつつも、教えたくないと呟くその顔は苦い表情をしており)
【マジですか!!やったね柳木!!
ふ、ふふ…やばすぎですよありがとうございます!!ご馳走様ですぅうう!!二人だけの秘密とか何ですかそれ堪りませんねぇえ?!好きだぁああああ←うるせ
失礼。取り乱しましたわww…さて。普段なら新しい発見をすると直ぐに取り入れようとする柳木なんですが。教えたくないんですって。ベルさんと一緒だね☆←】
勿論だとも。待っていてよ、偶に灸さんの為だけに、作りに来るから。
(試供品の味見を頼まれ、口元に弧を描き笑い返して。彼に見守られながら手際良く、カクテルを作り終わり。彼に宛て贈ったカクテルを、時々飲ませてくれ、いつでも待ってると頼まれ、パッと彼へ視線を遣れば明らか嬉しそうな、みるみるうちに満面の笑みへと変わる。双眸を細め流し目で見遣り、彼の方へ頬目掛け片手を差し伸ばすと、愛おしむようにすりすりと撫で。聞き取りづらい声を聴き逃さないよう耳を澄ませ、驚いたように目を瞠り今日は驚きが続いている。「腕前の良い灸さんにお墨付きなのは非常に嬉しいね。二人だけの秘密って云う事だから、私達だけが知ってる味で、良いんじゃないかい。チャーミングベリーも、店には出して欲しくないんだ。」先ず腕前の良い彼から店に出せる味、と聞いて驚愕したしカクテル作りに於いて此れ程喜ばしい事は無いだろう。彼の様子はいじらしい、にこにこと微笑ましく眺め"こっち見てよ、"と指先の背でつん、と頬を突き。2人のみぞ知る味、にして仕舞えば良いと紡ぐ心は浮ついてしまう。)
(/偶々カクテルを知って、言葉を調べたら2人にイケんじゃね!?エモいっ、で決行になりました。
お気に召して頂けたようで良かったです。素直にベルが二人だけの味へと誘惑しとりますぞ。)
…約束、だからな。
(時々飲ませて欲しい、いつでも待ってる。らしくなく我儘を言葉にしたなと思いつつ彼を見れば、嬉しそうな満面の笑みが見えて。頬へと伸ばされ撫でられた手に甘えてしまいたい気持ちが湧き出てくればそれに逆らわず、ほんの少しだけ顔を動かしその手に擦り寄る。自分だけの為に作りに来てくれる。どうかその約束を守って欲しいと願いを込め、微かに見上げつつ念を押すように言い。それから彼の作ったカクテルを飲み感想を伝えた後、顔を逸らし苦い顔をしては他の奴に知られたくないと呟いており、これは我儘が過ぎて呆れられたのではと短く息を吐き出したのだが。返ってきたのは自分達だけが知っている味でいい、先程自分が作ったカクテルを店に出して欲しくないという同じ感情。逸らした頬に感じた指先の感触に、ゆっくりとそちらに顔を向ければ微笑む彼と目が合い、トクンと胸が高鳴る音。「そう、だな……俺のチャーミングベリーと、ベルさんのグランド・スラム。どっちもお互いの為だけに作られる物で、他の奴は知らない。魅力的で甘酸っぱい、二人だけの秘密の味。……特別、だ…」お互いだけが知る、秘密の味。ゆっくりと言葉にしていく度に鼓動は高鳴っていき、顔に熱が集まる感覚。誤魔化しなんて効かない。沈黙と共に視線を外せば、毎日首から下げている指輪へと右手の指先を触れさせれば服越しに握りしめる。自分の中で、目の前に居る貴方が、あの人以上の存在へとなりつつあると自覚せざるを得ない。外した視線を戻し、じっと見つめながら、微かに震える声で特別だと伝えて。…居た堪れない気持ちになり顔を逸らそうとし)
【そうでしたか!!いやぁ、素晴らしいですよぉ…ほんっと堪りませんわ、ありがとうございますぅうう…!!
はい、めっちゃ気に入りました!二人だけの味っ…やばぁ。好きぁいいっ!からの、柳木ちゃん、付き合いたいだとかは言いませんが特別とのことです。…行き過ぎたかなぁ?苦笑】
指切りでもするかい?
(頬を撫でれば擦り寄る姿に私に懐いてくれているのがより実感され、頬を綻ばせ。微かに見上げられつつ約束、なんて言葉に日本では時に持ち出されるのを孤児を引き取った際とか子供との間が主だが思い出し、茶目っ気を含ませた言い方で戯れを提案してみる。「店のメニューに加えれるのに、私のお願いも受け入れてくれてありがとう。」ゆっくりと、互いに言い聞かされてるように紡がれる言葉で、我儘な願いに少なからずあった緊張が解かれるよう、ふっと微笑み。行動がリンクするよう彼と同じように一度ロケットペンダントへ指先だけで触れ、今迄行なってきた自己満、エゴの慈善活動や同情ではなく"生涯大切にしたい人、出来たよ"と此処に来る迄、今も大切にしている我が子同然に気持ちが沈んでいたが晴れやかな心持ちで報告する。咄嗟に、弾けるようにではなく自然と柔らかく彼の顎を少しだけ持ち上げるように固定しもう一度目線を合わせれば、普段から誰かへと滅多にない自分から熱を持った口唇で触れるだけのキスをして。出会い系サイトを使っていたような彼が、此れだけで満足してくれるだろうか。ほんの少しだけ、不安そうに揺れる瞳へ顔が離れて彼を映し込み。)…また逸らそうとしてる。
(/あの時の自分に感謝。
特別へ言葉にはしないけど良い感じにアンサー出来たかな。)
…しとく。
(指切りなんてしなくても、ベルさんは約束を守ってくれるだろうけど。それでも確実な物が欲しい。唇に微かな弧を描いて小さな声で返事をすればそっと右手を差し出し、頬を撫でてくれる優しい手の小指と自分の小指とを絡め童歌を口遊む。「お互いに強く、願うことだからな…」どうか破られることがないように、そう強く願うばかり。服越しに首から下げる指輪を握りしめながら、微かに震える声で、目の前に居るベルさんを見つめながら特別だと告げる。それから直ぐに顔を逸らそうとしたけど、不意に顎へ指先が触れ少しだけ持ち上げられた。…逃げようとは、思えなくて。近づいてくる顔に自然と瞼は閉じ、それから間も無く唇へと柔らかな物が触れる感触。たったそれだけなのに、心が温かな感情に満たされていくような気がして…同時に鼓動が早まり、顔にまた熱が集まる。ゆっくりと瞼を開いてみれば、不安そうに揺れる瞳が見えて。逸らそうとしたことを謝ったはいいがその後何と言葉を掛けるべきか悩んで、訪れるのは沈黙)
ごめん……。…俺の特別な人は、俺を置いていったから…ベルさんもそうなっちまうんじゃないかって……
(右手で強く指輪を握りしめながら、小さな声で話し始める。自分にとって"特別"な人は、数年前に突然、自分を置き去りにしてこの世を去った。これ以上思いを寄せてしまえば、目の前に居る貴方までもを失ってしまうようで怖いんだと。言葉の最後を震わせながらに伝え、放っておけば瞳から溢れそうな何かを堪えるように苦い顔をし)
【ですね!!こちらからも感謝をっ!ありがとうございますぅうう。゚(゚´Д`゚)゚。←うるせ
おぎゃぁあああ好きですぅううう!!画面の前でどれだけ悶えたことか…!!柳木ちゃん泣いちゃいそうっ←は】
(彼は提案に乗って指切りをすれば、口遊まれる童歌は慣れないのか、辿るように紡ぎ。お互いの我儘は確かに願いが籠められ。彼が逃げる事はなく、無事に口付けし其の後訪れるのは時間の流れが遅くなった感覚。たった一度の口付けだが、彼の様子を見るに如何やら不足では無いようで。そして謝られ緩々と首を振り、無の空気感が停滞する。暫しすれば再び口が開かれ耳を傾けながら考え。彼の嘗て愛し特別だった人は亡くなったと云う。死亡フラグを懸念する彼へ無責任に絶対とは言えないが、幾回も死線を潜り抜けてきた。易々と不測の事態で彼を置いていくものか。穏やかな日々が続く、此のずっと先の未来を見据え約束されたような誓いを掛け。何かを堪えるように見えた彼を放っておけず、頬に片手を添えては指先で目元迄触れながら、壊れ物を扱うように様子を窺い。)
ん?…あぁ、滅多に私が対策を施さず何も遺せないで急に逝去する事はないよ。老衰する迄一緒に居れるようにしよう。
(/はいっ、感謝頂きましたぁ!
ふふ、良かったです。)
(慣れないながらも共に歌ってくれる、それが嬉しくて微かに頬を緩めつつお互いの願いを確かな物として。彼の口付けを受け入れると同時に温かな感情に満たされていたのだが…不意に襲い来るは、"特別"な人は何の前触れもなく突然自分を置いて逝ったという記憶。右手で服越しに強く指輪を握りしめながら、考えてしまったことを素直に伝えては今にも泣き出しそうな苦い顔をし。そんな自分に対して彼は、急に逝くことはないし老衰するまで一緒に居れるようにしようと言ってくれた。頬に添えられた片手に、目元に触れる指先。優しくて温かいその手を離したくない。そう思えば自然と指輪を握りしめていた手の力が緩みそのまま腕が動いて、添えられた手の甲に自分の掌を重ね握ろうとするのだが、細かく震えてしまい上手く力が入らない。同時に涙が溢れ出して止められない。彼を見つめたいのに、言葉を紡ぎたいのに…どちらも出来ないなんて、あの人が亡くなって以来初めてだと。泣いているのだが表情は何故か微かに口角を上げ笑っており。一度深呼吸してどうにか涙を落ち着かせれば、目線を上げ彼を見つめつつゆっくりと唇を開き音を紡いで)
………不思議、だな…。ベルとならそう、なれる気がする…
(老衰するまで一緒に、だなんて。一度喪った経験のある自分からすれば信じられないような言葉なのに。どうしてだろうか、彼となら本当に添い遂げられる気がして。その思いを告げながら自然と敬称を抜いて彼の名前を呼び、力の抜けた柔らかな笑みを浮かべてみせ)
【あいー!ばっちり届けましたぁー!爆
はい(*´∀`*)何か良いタイミングかなと思って、ベルさんのこと呼び捨てさせてみました←】
(無闇に人に触れる事が無い自身が、優しい温もりを以ってして、柔らかく触れていき。彼が手の甲に掌を重ね、握ろうとし上手く力が入らないのを其の儘に、窺っていれば嬉し涙だろう様子に慈しむようにぽつりと呟く。そして信じてくれる言葉と共に名を敬称抜きで呼ばれ、まるで猫目のように瞠り破顔し。自分からも鳥が囀るようにしてみせ。呼び捨て合いしてる、たった其れだけの事なのに、嬉しくて堪らない。)
……愛しいなぁ…。!─灸、灸…っ。
(/わぁ、短くなってしまいましたが、此方からも頻りに呼ばせてみましたよっ。)
(添えられた手の甲に自分の掌を重ねて握ろうとしたのに、震えるばかりで上手く力が入らない。同時に溢れる涙と微かに上がった口角を見ながら目の前の彼から紡がれるのは、愛しいという言葉。どれ程に喜ばしいことかと思いながら深呼吸し涙を落ち着かせ、目線を上げ彼を見つめながらゆっくり唇を開いて、老衰するまで一緒に居る、その言葉を信じると柔らかな笑みと共に告げる。自然と敬称を抜いていたのだが、不快に思わず寧ろ喜ばしく思って破顔してくれた。お互いに呼び捨てするだなんて、出会った頃からは想像もつかないことだ)
ベル。…ベル…特別で、大切な人…
(名前を繰り返しながらどんどんと愛しい思いが溢れ出してきてら止まらなくなる。特別だけじゃなく大切な人で、だからこそもう2度と喪う怖さを味わいたくはない。彼の温もりをもっと近くに感じたいと、無意識で空いている方の腕を伸ばし背中へ回そうとして)
【ぬぁああありがとうございますぅうう!!呼び合い出来て良かったねぇええ。゚(゚´Д`゚)゚。お前らそのままイチャラブしてろぉお←】
…ん、おや、密着したいんだね、良いよ。
(彼もまた、自身と同じように繰り返し呼ぶ声に、紡がれる言葉は如何やらどんどんと愛しい思いも迸る模様。其れに飽き足らず、密着したいと感じられたのか、背中へ回そうとする腕に察し、言葉には出さないがよいしょ、と云ったような丁寧に抱き寄せ、背中に回させる。暫く動かないでいれば、頃合いに体を離させ、おつまみを摘みながら飲み過ごし。2人の温かな愛は深まっていくのだった──。〆)
(/イチャラブさせて、一応締めさせて頂きました。ちょっと待った、があればお申し付け下さい。
次は確か此方から始めさせて頂きますが、多忙による不摂生で発熱になっちゃって其れでも会いたくて久し振りに顔だけ見ようとbarを訪れるけど、直ぐ退店して外壁に凭れるも、ラボで看病して貰う流れでしたよね?)
ん……分かってくれたのか、流石ベルだな…
(もっと近くに感じたいと背中へと回そうとしていた腕を彼は察して、良いよと声を掛けてくれた。更には丁寧に抱き寄せて、自分の腕を回させてくれて…その温もりに甘えていたいと腕に力を込めて密着しながら、察してくれたことを褒め安心しきった柔らかな笑みを向ける。ある程度すればゆっくり身体を離して、時々おつまみをあーんし合いながら飲み過ごす。この大切で愛しい時間が、また訪れますように。そんなことを考えながら2人の温かな愛は深まっていくのだったーーー。〆)
【わぁああありがとうございます!!好きぃ、大好きぃい!!待ったなんてないですよぉ、ほんっと眼福をありがとうございますっ。゚(゚´Д`゚)゚。
おお!ですです、よく覚えていらっしゃいますね…!わぁっ、次の展開も楽しみですなぁっ!(≧∀≦)】
─…やぁ、久し振りだね。仕事で中々手が離せなくてね。繁盛と柳木さんは元気にしてたかい?
(我が子同然の前迄アシスタントを担っていたアンドロイドをついこの間止むを得ず己の手で看取り解体し熔解して…多忙を極めた今に至る。其の結果、不摂生をしてしまい発熱による体調不良。だが、随分と彼に会っていない。焦がれて、気怠い体を無理に動かすようにbarへ、ラボは資料やらを散乱させた儘、移すような風邪ではないから久し振りに顔だけでも見たいと来店してしまった。彼の顔を見れた途端、我ながら単純で顔色を一気に明るくさせてしまう。気恥ずかしいも心を許しているので致し方ない。手頃なカウンター席へ着席すれば、一言二言交わし。けれど、内側から茹だるような熱を更に感じ始め、心配を掛けさせる訳にはいかない、と今日のところは撤退する事にして。断りを入れ、退店の旨を伝え直ぐお別れとなる事に。頭を下げ席から立ち上がれば、そそくさと店を後にし、覚束無い足取りで懸命に帰ろうとするが、裏路地を入って直ぐのbar外壁に凭れ、ずるずると背を壁伝いに腰を下ろし朦朧とする意識で瞼が閉じて。)
失礼、短い間になってすまないが、そろそろ私は帰るとするよ。
(/開始文投下させて頂きました~!)
!…お久しぶりです。はい、お店は繁盛しておりますし、私も元気にしていましたよ。
(店の扉が開く音がし直ぐに顔を向ければ久しぶりに愛しい人の姿が見え、驚きながらも嬉しそうに口角を上げ挨拶を交わす。一瞬素顔を出しそうになったもののまだ営業中だと気を引き締め営業スマイル…のつもりなのだが。嬉しい気持ちは抑えきれず他のお客と話す時とは違う幾分か上擦った声色で会話しながら、何やら様子がおかしいようなと気付く。だが引き止めようとする前に彼は頭を下げて席を立ってしまい。「そう、ですか…。お気をつけてお帰りください」あまりにも短過ぎる再会は違和感しか残らない。それでも今は見送るしかないと、伸ばしかけた腕を戻し軽く頭を下げて背中を見送って。…追いかけたい気持ちはあれど今は仕事中と切り替えようとしたのだが。「柳木~、今日はもう上がっていいぞー?珍しく店に居るオーナーが代わりにきっちり営業しとくから。気になるなら行ってこい」不意に声が掛かりそちらを見れば、普段自分に店を任せて他の店へ顔を出すことの多いオーナーが軽い調子で話した後、合図でもするかのように右目ウインク。…相変わらずだなとつい笑ってしまう。「それなら遠慮なく。よろしくお願いします」そのご厚意に今は甘えることにして。軽く頭を下げれば急いでBRへ下がり、ロッカーから取り出した荷物片手に裏口から飛び出し彼を探す。既に遠くに居るのではという懸念は外れ、壁に背中を預けながら座り込む姿が見えると同時にドクっと大きく鼓動が跳ねる。震える脚を全力で叩き深呼吸して彼のそばへと近寄り、その場に跪いて両肩に手を置きほんの少しだけ揺さぶりながら声を掛けるのだが。その声は何かを恐れるように酷く震えていて)
ベル、…俺の声、聞こえる…?
【ありがとうございますー!!ベルさんよぉ、柳木からしたらめちゃくちゃ恐怖な場面だぜぃ?一応冷静やけど心が半泣きやて←】
…なんとか、聞こえる、よ。怯えないで、死にはしないから。灸を一人に置いていかないから。
(程なくして朦朧とする意識の中で聞こえれば瞼が震え、緩慢と目を開き熱に浮かされた瞳を覗かせ。怯えた声に申し訳なさでいっぱいになりつつ、両肩を揺らし置かれていた手に火照った頬を擦り寄らせ反応し。彼にもオーナーや他の従業員仲間が付いているが、此の間約束を誓ったばかりだ。拗らせる訳にはいかない。君に頼る事しか出来ないなんて、格好付かないな。内心でそう思えば、頼ろうと口を開いて。)ごめんね、私のラボに案内はするから連れ帰って貰う事を頼めるかい?
(/ですねですね。思ったより短くなってしまい申し訳ないっ。)
っ…そう、だよな、…悪い……。
(ほんの少し肩を揺さぶりながら声を掛れば、緩慢と瞼が開かれ手の甲へと火照る頬を摺り寄せられて。一瞬目を見開いたと思えば同時に安心感からか涙が溢れ出し、彼の頬を寄せられたのとは反対側の腕で思い切り目元を擦る。掛けられた言葉に彼は約束を破る人ではないと謝っては苦い顔をし、涙なんて気のせいだともう一度腕で拭えば顔を引き締め彼を見て)
あぁ、勿論だ。……無理そうなら言ってくれ、おんぶするから。
(連れて帰るのは当然と大きく頷けば直ぐにでも移動しようと、彼の腕を持ち上げ自分の肩に掛けさせゆっくりと立ち上がった…のだが、もし歩くのも辛いのなら無理はせず、貴方の全てを一度預けて欲しいと内心で含ませながら申し出て見て)
【はい~…ちゃんと目覚めてくれたので持ち直しましたっ。(背後的にはうまうまでした←)
いえいえ気になさらず!これからですからね!←】
ふふ、…嗚呼、悪い。
(彼の頬に流れる雫が見えれば、愛おしい人を悲しませるなんて、まだまだ未熟で駄目な男だな、と思うものの彼の様子を余所に泣いてこんなにも親身になってくれるとはいじらしくて愛らしい、と思いつつ笑みを含ませ。謝りつつも涙を流した事を無かったようにする腕で拭う彼に指摘しないでやり。思わぬ配慮には仄かに染めた頬で相手へ視線を遣り、肩だけで十分楽だよと伝え。片腕を彼の肩に掛けさせられながら、片手を懐に突っ込み一度スマホでもラボの位置を確認して貰おう、と画面のマップを見せ。彼が確認したなら、二人して歩き出し道筋を案内しながら帰路を進み。)
いや、おんぶは恥ずかしいから遠慮するよ。肩貸してくれるだけで十分。
此れがラボだから。ごめんけど、頼んだよ。
(/あまり暗くさせ過ぎず、愛おしさ込み上げてみましたっ。
一応補足としては、此方の謝りつつもは内心愛おしさで笑ってしまった事に対して、です。
此れから手厚い看病が待ってますもんね!)
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