ナナシ 2023-11-19 03:23:02 |
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ならいい…
(言葉にした願いに対し小さく頷いたと思えば、普段とは違いやや幼な気口調で話しつつ、取られた手には頬を擦り寄せられる。たったそれだけなのに何故か心が満たされるような感覚がし、同時に仕方ない人だなと許してしまって。今後頼ってくれるならそれでいいと柔らかな笑みを浮かべており。
こっちから軽くアプローチした甲斐があった。冷えピタ越しに施したキスに対する反応を満足げに笑いながら噛み締めつつ準備に向かい。
お盆を待ちながら部屋まで戻って来ればそばへと寄り、チラリと様子を伺えば目が合って。苦笑いしつつ一度テーブルに置き、身体を起こす手助けをした後、柔らかな声で食欲を問いかける。すると彼の顔色が明るくなり、自分の作ったものなら食べたいと言葉を貰い嬉しさからか頬を綻ばせ微笑みお礼を伝え)
そっ、か……ん、ありがとな。
…さてと。弱ったベルは軽いレンゲを持つ力もきっとないだろうなぁ?そんな訳で……ほれ、あーん。
(右手を伸ばし軽く頭を撫でてから背中を向け、テーブル付近にあった椅子をベッドのそばまで引っ張って来る。それから一度置いたお盆を持ち直し椅子へと腰掛ければ膝の上へ乗せ、安定したのを見届けてから。彼は今軽い物でさえ持てないだろうとにんまり口角を吊り上げた笑みを浮かべ、食器に熱が伝わり食べ辛くないようにと選んだレンゲに一口分の卵粥を掬い上げれば、唇を窄め数回息を吹き掛ける。そろそろ熱くないだろうと判断し、ニヤニヤとしつつあーんと声を掛けながら彼の口元へと持って行き)
【ありがとうございますぅ~…もぉ、最近うっかり多すぎて引いてますわ爆
ですね!!堪りませんっ!(ジタバタ)
マジでっせ!おおっ、お任せあれ!…という訳で王道ですが、弱ってる彼には、あーんで食べさせちゃいましょう!(≧∀≦)
ですねぇ~(*´∀`*)お部屋ともなればイチャイチャし放題…そういや昔ベルさんが柳木のお部屋に来た時、全然詳細考えてなかったなぁっ。今のうちに考えておかねば…】
(此方からの思いを行為で表せば、頼りにするなら不思議と許された気になって。
ひとハプニングがあって、彼の手助けで身体を起こすと、問い掛けによる回答へ彼のなら食べたいと伝い、動きを目で追う。レンゲを持つ力もないとされ馬鹿にはしていないのだろう其れに、一瞬視線を鋭くさせるも口元に持ってこられた息を吹き掛け丁度良い具合に見計らい冷められただろう一口分の卵粥を、戸惑いつつ口に迎えれば優しい味わいが口に広がり。片手を口元に持っていき、其処迄噛む必要もない卵粥を小さく口を動かし咀嚼して。先ずは与えられた一口分を飲み込むと、一息吐き感想を口にする。其れから再び口を開け。)
そんな事は…、…あ、ん。気遣う想いが伝わる、美味しいよ。
(/王道、ですよねっ。
はーい、詳細のちのちお願いしま~す。)
あるだろ~?
(軽い物さえ持てないだろうと口角を吊り上げた笑みを浮かべてみせれば、一瞬だけ鋭い視線が返ってきて。しかし怖くはないと笑みを崩さず、持てないから食べさせてやるんだと掬った卵粥に息を吹き掛け冷ましてやってから"あーん"の声掛けをしつつ口元へと持って行く。戸惑いながらも口に迎え入れ、片手を添えながら口を動かし咀嚼する様子を、愛らしい人だなぁと目を細め柔らかに微笑みながら見守って)
そりゃあ良かった。ベルの調子が良くなりますようにって、願いながら作ったからな。…ん、あーん。
(感想を聞いては嬉しそうに口角を上げ軽く頷いてみせる。美味しいなら良かったし、作りながら込めた思いは本物だと告げて。其れからまた当然のように開かれた口に一瞬固まってしまい。後は自分で食べるからとか言われるだろうと思っていたのに…予想外の展開。だけど頼って貰えて嬉しいと先程した行動をもう一度繰り返ししっかり冷ましてやってから、声掛けをしつつ口元へと持って行き。時折コップに入れた白湯を飲ませて水分補給もさせながらまた食べさせて…繰り返す内に取り分けていた一杯分を平らげた為に驚きつつ次が要るなら持って来ようかと問いかけ、ついでに他の提案もしてみて)
おお、マジか…まだ食べれるなら追加で持ってくるぜ、どうする?後、汗掻いてて気持ち悪いなら、タオル持って来て身体拭いたりも出来るけど。
【はいー!ベルさんが食べてくれてるので柳木喜んでおりますー!お風呂、無理に入れたらダメらしいのでタオルで拭くのはどうかと提案してみましたっ。
はぁい、お任せくださいませーっ!バッチリいい部屋にしときまっせお嬢さん!←誰や】
其れは…、嬉しいな。
(否定し一瞬だけ視線を鋭くさせたも、意に介さず何処吹く風の様子。あーんの声掛けで口元に持ってこられるまま、見守られながら咀嚼し嚥下する。感想を口にすれば、なんと自身の調子が回復するよう祈りを込めてくれたらしい。其れを聴き、ニコニコ三日月のような笑みを描く。如何やら驚かれているようだが、頼もしい彼に幾回か与えられ器に掬って来てくれていた一杯分を完食し、当然途中に水分補給も気遣って貰い、おかわりがある問い掛けの他に提案もされ。何方の選択も悩ましいものの、遠慮しながらもタオルを常備してある脱衣所兼洗面所の位置を方角指差して教え。)
おかわりか…。つい美味しいから食べれてしまった。が、折角提案して貰ったなら身体を拭いてはくれないかな。
(/お風呂、ダメなのはそうですね。別にいやらしくない、肌に触れる機会ですぞ。←
期待しときますー!)
そっか。じゃあこれからもそうしてやらねぇとなー?
(身体の調子が良くなるよう願いを込めて作ったと伝えてみれば、三日月のような笑みと共に嬉しいと答えが返って来て思わず頬を緩めつつ、当然のように寄り添う未来を伝えて。それからまた食べさせて欲しいと開いた口に驚いたものの、頼って貰えていると心の底から喜びが湧き上がり上機嫌に微笑みながら先程の動作を繰り返し、水分補給も忘れずにさせながら一杯を食べ切らせて。この後のことについて問いかけてみれば、美味しいから食べれてしまったと嬉しい言葉を貰い、良かったと口角を上げてみせいつでも提供してみせると伝え。遠慮しつつも指差された為にチラリとそちらの方角を見た後、大きく頷いてみせれば声を掛けてその場から離れ部屋を出て、示されたであろう場所へと向かい)
ん、そりゃ良かった。ベルの為ならいくらでも作るし、食べさせてやるよ。分かった、少し待っててくれ。
…ここか。失礼しますっと。
(主から許可を得ているのだが、何となく声を掛けてから脱衣所兼洗面所の扉を開けて中に入る。目当ての物は何処だろうかと辺りを見回してみれば戸棚の中にそれらしき物が見えた為に近寄って手に取り、綺麗なタオルだと確認した後洗面所で熱いお湯を借りてタオルを濡らし、しっかりと水気を絞った温かいタオルと乾いた物を手に持ち寝室へと戻れば彼のそばへと寄って行き。看病の一つの為に全くもってやらしい意味は考えず真顔でさらりと問いかけ)
待たせたな。上の服、脱げそうか?無理なら脱がすけど…
【ですよねぇ…あらっ、確かにそうですな?!やらしくない、肌に触れる機会…きゃー!!(//∇//)← なお、柳木ちゃんは看病の最中のせいか"今は"意識しておりません笑←
はぁい!膨らませ過ぎないようにご注意をですっ爆】
(寄り添う将来を約束されたようで、瞼を閉じ落ち着いた様子に聴き入り。何だか此の与えさせると云う行為を彼も喜んでいたりするようだ。美味しいからと伝えれば、いつでも提供して貰えるなら、其の私の為ならいくらでもと云う言葉に、満更でもなさそうにご機嫌で。指を差したものの、側から離れて行く彼を少し寂しそうにして見送り。)
其れならそうして貰わないとだな。あぁ、待っているよ。
(少し待っているとタオルを手に直ぐ戻って来て、彼は待たせたと言うけど其れ程待たされておらず、首を振り柔らかい笑みで迎え。身体を拭くのに脱げそうかと問い掛けられれば、一度外に出る為のラフな服ではないものの、自身の力で脱げない事はないと脱ぎ始め、見た目通りの布から抜けた手や胴体は、色白其のものであり。)
いいや。待っていてね、少し時間掛かるけれど、自分で脱ぐよ。
(/今の内は考える間もないでしょうねっ。
そんなそんな。)
だろ?だからいつでも呼んでくれ。
(貴方の為ならいくらでもと伝えれば、満更でもなさそうにご機嫌な様子が見られ笑みを深めつついつでも呼んで欲しいと話し。指差された方角へと向かう背中に感じた視線に、振り向こうかなと思いつつも今回はそのまま指定の場所へと向かって行き。
少ししてタオルを手に戻って来れば、待たせたと声を掛けるものの柔らかな笑みを浮かべつつ首を横に振り否定されたので、なら良かったと安心し。服が脱げるかどうか、答えは自力で脱げるとのことなので軽く頷いては暫く待ち)
ん、分かった。
……ベルって本当に白いんだな。あ、変な意味じゃなくて…綺麗な色白さんってことだ。
タオル、当てるぞ。…熱くねぇか?
(脱ぎ終わった彼の身体を眺めてはボソッと呟き、パッと顔を上げ目線を合わせる。偏見だとか差別のようなつもりではなく、単純に綺麗な白さを持っていると伝えたかっただけだからと、本心からの言葉を真っ直ぐに話し。それから彼に声を掛け背中側の首元へ、適温か少し熱いくらいまで冷ましたタオルを当てて温度はどうかと問いかけ)
【でしょうねぇ…あー、何かこれ色白のところで柳木口説いてないか?笑←
いやぁ、何せセンスが…えへ☆←】
ふふ、変な意味だとは捉えないよ。ん、…丁度良いくらいの熱さだよ。
(いつでも呼んでくれ、と言われてしまえば「事ある毎に呼んでしまいそうだよ。」と嬉しそうでありつつ、苦笑して返した。
外に出る為の装いを脱げば、自身の白さと彼の視線に困ったような眉が下げられた愛想笑いで、掛けられた言葉に不愉快だとは思わずクスり、口元に片手を持っていき笑みを零し。持って来てくれたタオルで彼が拭き始めようと項へ当てられると、問い掛けには適温だと云う事を伝え。拭かれ始めている身体は、白っこいだけでなくちゃんと薄っすら有り過ぎない筋肉が浮かび、程良く鍛え上げられており。)
(/綺麗な色白さん、かぁ…。)
そっか、なら良かった。…そんなに力は込めないけど、もし痛いとかあったら遠慮なく言ってくれ。
(綺麗な色白さんと真っ直ぐな思いを言葉にしたものの、どう思われたろうか。口元に手を持って行きクスリと笑う彼を見れば、どうやら不快に思わせず済んだようだと安堵して。自分以外の誰かが同じように弁明したとてこんな反応はしないかもしれないと、頭の片隅で考えてしまい微かに口角を上げ。彼の項に当てたタオルが適温なら動かしても平気だなと判断し、不快感があれば遠慮なく言うように伝えてから強過ぎない力加減で、先ずは背中から上下にゆっくり拭いていく)
……ベルって、意外と筋肉あるんだな
(全体的に拭けたと思い続いて腕に取り掛かり、そっと持ち上げて脇腹も。両腕脇腹共にきっちり拭いて、今度は前に回り込み首回り。鎖骨辺り、そして胸板を拭きながらまたもポツリと呟く。自分より細身のように思っていたが実は薄っすらと、有り過ぎない筋肉があって程良く鍛えられていると分かる。…さっきまで意識してなかったのに急に胸が高鳴り始めたと、微かに頬を赤くしつつ腹筋もきっちり拭いて、これで一旦はお終いだとタオルを離し満足げに軽く頷き)
ん、よし。後は乾いたタオルで水気を拭いて…あ、着替えどうする?
(汗を拭いたタオルを左手に持ち、もう一枚持って来ていたタオルを右手でさっと広げ彼の背中に掛ける。一度濡れたタオルを置いてくるついでに持って来ようかと問いかける表情は平静を装っているが、相変わらず胸は高鳴っている為に顔は赤いままで)
(/はいー!んー、口説くまではいきませんでしたかね?笑
さて柳木ちゃん、今更ながら意識し始めちゃいましたよ、乙女か←)
はぁい、お気遣いありがとう。
(特に気にしてなかった事だが、彼だからこそこんなに穏やかに笑って流せたのかもしれない。声掛けに間伸びした口調で随分リラックスした様子に返事をすれば、お気遣いなくと言葉を。丁度良い加減に流れるような動作で身体を滑る手に、きめ細やかな肌が触れ。そんな最中、彼の口から筋肉があると。服を着た状態からだと見受けられなかったかと、思った事を紡ぎ問い掛けてくる彼の胸元へふと片手を寄せ宛てがう。質問には過ごし易い服装に変える事にして。)
着痩せするのかもな。…あぁ、楽な格好にしよう。
(/うん~、どうでしょ?笑
気付いちゃったからでしょうね。)
だろうな……
(リラックスした様子で間延びした返事を受け、良かったと目を細め微笑み。彼の身体を拭きながら意外にも筋肉があることに気付きポツリと呟けば、着痩せするのかもと。確かにそうかもしれない。思い返せば以前ストーカー事件の後上手く立てなくなった際、姫抱きとは違い腕に尻を乗せてもらって彼の首に腕を絡めながら運んで貰ったことがある。あの日の彼は頼もしかったなぁなんて考えていれば、必要以上に意識してしまい胸が高鳴って顔が赤くなる。この後どうするか問いかけてみれば、答えを聞く前に胸元へと片手が寄せられ、心臓付近に触れて)
ん、分かった。………ドキドキしてるの、伝わるだろ。
(あくまでも平静を装って軽く頷き返事をしたのだが。彼の手が触れた場所から、布越しにでも手の温度が伝わるような気がして更に鼓動が早まる。直ぐに離れて次の準備に向かえばいいのに、そうする気にはなれなくて。だったらいっそこの胸の高鳴りを共有してしまえと開き直り、赤く染めた頬も耳も誤魔化さず、彼の方をじっと見つめながら。こんなにも貴方が好きなんですよと、柔らかな微笑みと目線で訴えて)
【あれぇ、はぐらかされちゃったぁ?笑
ですですー!ぬぁあっ、ベルさんってばもう!追い討ち?に負けた柳木ちゃんは誤魔化しじゃなく伝える方にシフトしました!】
凄く鳴ってるね。
(何を考えているのか、彼は顔が赤くなり、片手を胸元へと寄せていれば、心音は速まっている事が確認出来る。直ぐに着替えの準備をする事はなく訴えてくる彼に、柔らかく笑みを浮かべ伏せた目で穏やかに暫く手を離さず実感し。嗚呼…此の先もずっと、聴いてたいな。過ごしていくうち、飽く事なく恋していて欲しいと願い。)
(/ベルは伝えてくれて嬉しがってますよ。)
だろ?……あー、そろそろいいか?ベルの身体が冷えちまう。
(柔らかな笑みと共に鳴っていると返され、ニッと口角を上げてはそっちはどうなんだと言いたげにじっと見つめていたのだが。彼は風邪を引いて自分が看病しているのに何をしているんだと、自分に対して呆れてしまいつつそろそろ離れてもいいかと苦笑いを浮かべ。ただ無理に離したりはせずそのまま話しており)
着替えって部屋にあるのか?他のところにあるにせよ、濡れタオルを洗濯機に放り込んだら直ぐに持って来るけど
(話す内に少しずつ鼓動が落ち着き始め、頬の赤みも引いてきて。そういえば着替えを持って来ようにも場所を聞いていなかったと思い出し、とりあえず先にタオルを片付けて本格的に冷えてしまう前に新しい服を着せようと問いかけ)
【マジですか!!そいつぁよかったですわぁ!!ひゃっふぅ!!
このままイチャイチャしてても良きですが、悪化しちゃ看病の意味がないと何とか冷静になりました←】
いいよ。其れもそうだね。
(じっと見詰めてくる視線に、きょとんと見上げ自分は、とは通じず。冷えてしまうと声を掛けられ、そこで漸く自分から離れ。彼の様子を見遣りつつ、問い掛けを聞いてこの寝室にあるクローゼットを指差し。)
うん、この部屋にあるよ。クローゼットの中に。
(/悪化したら意味ないですね。笑
てか委ねてるから短くなってすまない。)
ん、分かった。 濡れタオルと、後食器も置いたら直ぐ戻って来るから。待ってろよな?
(身体から離れてしまう手をつい目で追ってしまうものの、自分から言い出したことだと言葉にはせず。少しずつ鼓動が落ち着いてくれば頬の赤みも引いていき、短く息を吐き出しては着替えのある場所に視線を移して直ぐに戻し、分かったと軽く頷いて。食べ終わった物は直ぐに片付けねばと、食器を重ねてお盆に隙間を開けそこに濡れタオルを置き。片腕を伸ばし軽く頭を撫で、優しく微笑みながら待っているように話してはお盆を両手に持ってゆっくり立ち上がり、背中を向けてはその場から去って行き。
キッチンの洗い場に食器を下ろしお盆は元の位置へ置き、濡れタオル片手に洗面所に向かえば洗濯機へと入れ、後で溜まっているであろう洗濯物と一緒に回しておこうと思いつつ部屋へと戻り。先程示されたクローゼットのそばへ行き扉を開け、これがそうかなと寝巻きであろう物を取り出して直ぐ扉を閉めて彼の元へ向かい)
待たせたな。寝巻き、これで良かったか?下は自分で履くだろうけど、上は着せてやるよ。その前に身体、ちゃんと拭かないとな
(問いかけつつ彼の足元へ寝巻きと思われる物を広げて確認を取り。上下共着せたい所だがそうすると下着が見えてしまうので良くないだろうから上は着せると話し。だが新しい服を着る前に先ずは身体に残る水分を拭き取るべきと、肩に掛けたままだったタオルを手に取りぽんぽんと優しく押し当てながら全体的に水分を拭き取っていき)
【ですよねぇ、柳木ちゃん超絶自己嫌悪なっちゃいますわ爆
いえいえ気になさらずー!わしも時々あるのでね…(ぷるぷる】
うん、そうだよ。何から何までありがとうね
(なんだか凄く甘やかされてる。ひとコマひとコマ、頭を撫でる行為が挟まれ。我が子がアシスタントしてくれていた時は、懇切丁寧ではあったが、此処迄甘くはなかったなと。恐らく看病とかする側になったら、自身もきっと彼を甘やかしてしまうだろう。大人しく撫でられ、一度退室する彼の背を見送り。
戻ってきた彼を目で追い、取り出した寝巻きを持って、側まで来た確認で声を掛けてくれる彼に首肯き。彼が拭き取ってくれる行為を凪いだ目と気持ちで眺め、拭けたのであれば下衣は自分で穿いて。)
(/自己嫌悪落ちになっちゃいますか。汗
ありがとうございます…!)
別にこのくらい何ともねぇよ。昔はもっとハードだったしな…
(部屋に戻って来ては寝巻きを取り出し確認の為に彼の足元で広げ問いかける。合っていたようで良かったと安心していればお礼を伝えられ、今から言えばもう数年前の話だが主人が生きていた頃に体調を崩した際には一人で広い屋敷を走り回った上に看病もついて来た為に何ともないと笑ってみせ。乾いたタオルで綺麗に拭き取った後くるりと背中を向け、彼が穿き終わるのを待ち。終わったかなと思えば振り向いて、上衣を持てばボタンを開けて背中に掛ける。「腕ちょっと借りるぞ~」と声を掛けてはほんの少し手首を持ち上げて袖の中へと彼の腕を通し、反対側も同じようにして。それから前へと回り込り一つ一つボタンを閉めれば着替えの完了と、ぽんぽんと両手を肩に乗せて叩き)
よし、出来た。…調子はどうだ?もし添い寝が要るなら、隣に転んで一緒に寝てもいいけど。
(これで一通りの看病は一旦区切りがついたと満足そうに笑っていたのだが、今の調子次第でまた動きを変えようかと思い、半分は冗談のつもりで笑いながらに問いかけてみて)
【はい~、元執事さんで仕事?看病?に対するプライドってもんもあるでしょうからねぇ…。結構な自己嫌悪なってそうです爆
いえいーえ!…どちゃくそ調子崩したせいで遅くなりすぎて申し訳ねぇorz 次からはペース戻せると思うんでっ、またよろしくお願いします。゚(゚´Д`゚)゚。】
そうなんだ。
(彼の看病履歴は如何なものか、知り得ないが手練れさに其れ程の経験を積んで熟してきたのだろう。お礼を伝え、なんて事ないと笑ってみせれる其の姿からも、証明させる。背中を向ける配慮をされつつ、下衣を穿き終わると、今度は上衣を手伝って貰え。声を掛けながらの手首を持ち上げ袖へ誘導され、ボタンもきちっと。着替えの完了も報され。寝れるようになる迄一区切りが付いたものの、冗談半分か問い掛けに片手を伸ばし、白く長い指で彼の顎先を掬い双眸を細め、所望したらと窺い。)
添い寝?…所望したらしてくれるのかい。
(/優秀元執事ってなもんで?← 大丈夫ですよ~!)
っ……あぁ。ベルが望むなら…。
(ちゃんと着せてやれたなと満足そうに微笑みながら両手で軽く肩をぽんぽんと撫でた後そっと離して。半分は冗談のつもりで添い寝の提案をしてみれば、伸ばされた片手の指先は自分の顎先を掬い上げてくる。細められた双眸を吸い寄せられるようにじっと見つめる中問いかけられ、ゆっくりと生唾を飲み込み。言い出したのは自分だし、貴方が望むならそれに応えるだけだと返答しながら右腕を動かして彼の腰へと添え、ほんの少しだけ引き寄せるようにやんわりと力を込めてみる。添い寝というか、抱き枕扱いしてくれたって構わない。それで貴方の力になれるなら、元気を取り戻せるのなら。何だってしてくれていいんだと、微かに口角を上げ柔らかな眼差しで見つめて)
【ですですー!もぉー、ほんっと滅茶苦茶優秀でしたよぉ!…最初の頃はきっと中々やばかったかもしれませんが笑←
ありがとうございますぅ。゚(゚´Д`゚)゚。今後ともよろしくお願いしますっ】
…っふふ、嬉しいな。じゃあ、お言葉に甘えて。
(視線を交わす中、彼の喉仏が動く。固唾を呑んだのだろう。お互いの瞳の中にはお互いの瞳の色しか映し出さない。そんなちょっとの間を、体感的にゆっくりな時間を掛け。すると腰を抱き寄せられ、此方からも肩へ腕を伸ばし、抱き着くような形で遠慮なしにシーツに沈み、彼の頭を抱え何気なく髪を撫でてみる。)
(/最初の頃は、ねぇ。
此方こそ何卒よろしくお願いします~!)
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