ユイル 2023-11-11 01:23:51 |
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(家までの帰り道、朝大喧嘩してしまい帰りたくないな、と思いつつ重い足を進める、ふとおもいついて携帯を取りだしユイル………大事な友人へメールをした)
「ユイル今暇か?」
………____我ながらシンプルな文、
(そう一人呟いて路地へ座り込み)
ん、?メール……?
(通知音が静かな部屋になり響く、携帯を見れば一件のメールが来ていた、大事なのは送り主でノエルから来ている事がわかれば直ぐ返事を書いた)
「えぇ、今は暇ですよ、どうなさいましたか?」
えへへ……なんて来るんでしょう?
(そう笑みを浮かべて返信をまち)
「了解、ちょっと遊びいっていい?」
(暇なんだ、と確認できてほっとするもつかのま、断られたらどうしようという懸念が脳に渦巻く、)
、、、ダメ、だったら。また路地裏生活か、慣れてるからいいけどw
(液晶に涙が一つ流れた、あぁ喧嘩はいやだ、これだから、祈るように目をぎゅっと閉じてただひたすら長い時間待つだけだ、実際は短いだろうが)
………ノエル君?
(遠慮がちな彼がわざわざお誘いするなんておかしい、少しメールを逆探知して位置を探る、どうやら彼の家から離れた路地らしい、慌てて着替えて彼の元へと走り出す、返事を出すのを忘れるも必死にダッシュして)
はっ……はっぁっ、!!見つけたっ……ノエル君!!!
(見つけた座り込む彼に大きな声で呼び掛ける、まわりからみれば異質だろうと関係無い、明らかに辛そうな彼を見ていられないから)
、、、アハハ、やっぱ、ダメかも、
(普段だったら即返事が届くはずの携帯がならない、それはある意味の宣告だった、もういいか、そう諦め携帯を閉じて立ち上がろうとすれば声が響きわたった)
、、、ユイル、?
(声の主は待ちわびた彼だった、息をせききってなりふり構わない相手にあぁ、心配かけたかも、とか色々考えていれば無意識に体は動いて)
っ、ユイルぅっ、!
(駆け寄ってユイルの肩に顔を預けた、泣いてる自分を見られたくなかったからだ)
わわわっ?!ノエル君、?!
(泣きじゃ来る彼の背中を反射的に撫でてそのまま彼の家へ誘導しようとしたがふ、と考え込んで自分の家へと路線変更し)
…………さ、僕の家でお話ししません?丁度トランプを見つけたんです
(そう笑顔で告げて、安心させて本心を聞きたかったのだ、彼は恐らく一人で抱え込んでしまうタイプだから、と)
(自分の家に誘導されることが別ればビクリと体を跳ねさせる、だが方向転換したことで違う場所へ行く、と言うことが分かって安心したように)
、、納得、そうする、
(自分を元気付ける為にやってくれているのだろう、そうおもえば自然と口許が緩んだ)
(/ユイルさんユイルさん!!柳木さんとノエちゃんとユイルさんの三人で連絡先組、と呼んでいるんですが大丈夫ですかね?!後柳木さんが二人で話したい、とのことです、バーだと時間が会わず、、って感じだったので、、
(しばらく歩けば自分の家につく、かれをそっと誘導してソファーに座ることを促して)
ノエル君も暇だったんですね、僕とお話ししましょう?
(いきなり踏み込むより落ち着かせた方がいい、と判断し優しい声と笑顔でそう告げる)
((了解です~!連絡先組、良いですね~!
柳木さんには「Help me!!!」というトピに来るようお願いしてもらっていいですかね?)
(促されるまますとん、とソファーに座る、ふかふかでユイルの匂いがして、ひどく安心できた、人間ってのは匂いを一番覚えるらしい、)
………了解、ありがとう、ユイル
(一歩引いて優しく接してくれる相手に酷く安堵して笑みを浮かべると)
(安心している相手にほっとして微笑み掛けて)
いえいえ、大丈夫ですよ、僕は君が大好きですから………あぁっ!!いや別に変な意味じゃなくてですね?!あのっ!そのえっとっ、!!き、嫌いって訳じゃないんです!好きではあるんです!けどあの…あぁもうこれ逆に怪しいんじゃっ…?!
(笑みを向けられれば頭が回らなくなり思わず本音を呟く、そしてハッとしてオロオロと弁明を重ねる、もう全然脳が回らなくなっていき)
ぷっ……あははっ!!慌てすぎ!そんな動揺しなくて大丈夫じゃない?
(泣いていたのが嘘の様に吹き出して笑ってみせた、どうやら本心かららしい)
うん、大丈夫、俺も大好きだし、だって親友だもん
(ぐるぐる混乱する相手を楽しそうに見つめて自分の意見を伝えて)
そ…そうです、か……えへへ……
(吹き出す相手の笑顔が嬉しくてなんだかむずがゆく思い髪を掻いて)
……へっ?!ノ、エル君そういう台詞は……あー…もう、僕も大好きです
(顔を見られたくない為ぎゅっとノエルに抱いて背中を撫でてあげて)
…きっと、君と僕じゃ好きの意味が違いますけどね
(ぼそり、と小声で呟いて)
わっ……へへ、暖かいな…
(抱かれた事に吃驚するも腕を回し返して笑みを浮かべて喜び)
意味、?どうしたんだよ、ユイル……
(心配そうに声を掛けるも抱かれている為ユイルの顔が全く見れず)
そうですか……ノエル君は冷たいですね……
(撫でながら肩に顔を埋めて)
‥‥なんでもないです、なんでも、気にしないで下さいノエル君
(明るい声で取り繕うも表情は泣きそうになっていて)
ひぇっ……昔から体温低い方だから、
(若干くすぐったくて気まずそうに答えて)
……了解、ただ……なんでも話して欲しい、俺はなんでも聞くし、力になりたいから
(泣きそうな彼を優しく撫でながら静かにつぶやき)
……え?肩……というか首弱いんですか?
(ちょっとにやにやしながらうなじをつつき)
…………はい、分かってます、分かっていますから………大好きですよ、ノエル君、
(撫でる手が少し傷があるけど優しく美しいな、と思いながら目を伏せて)
ひゃっ…!?否定っ!!やめろ触るなっ!
(ビクッと肩を跳ねさせて耳まで赤くなり)
……同意、俺も、ユイルは自分を大事にな?
(横目にユイルの後頭部を見つめて)
………あ、えっと、な、なんか、すみません……
(相手の反応に此方まで赤くなり手を離して)
えぇ、勿論です、互いに頑張りましょう?
(そっと優しく囁いて)
……まぁ、別に、いい、けど
(気まずそうに目を伏せつつ此方も手を離し離れて)
…了解、そうする、じゃあそろそろ帰ろうかな…ありがと、ユイル、俺ちょっと喧嘩しちゃって帰りにくかったけど決心ついた
(前向きな自分らしい笑みを浮かべてしっかりユイルを見据え)
それじゃ、またな?
(緩く手を降りそのまま扉に手をかけた/↓)
喧嘩………ですか、分かります、気まずくなっちゃいますよね、
(いつもの明るくまっすぐな笑顔に安心しほっとむねを撫で下ろす、優しい声色で励ますように告げれば)
えぇ、また今度、今度はゆっくり話せるといいですね
(自分とも、同居人さんとも、その言葉を飲み込んでただ笑顔で見送った/↓)
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