リン 2023-11-03 21:29:26 |
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…褒めたつもり無いし。…なんか余裕あってちょっとムカつく…
(笑い掛けられたのが妙に胸がソワとするもので誤魔化すように眉を顰めながら些かの悔しさ混ぜてぼやき)
…なら良いけど。…でも聞いて良かったとは思ってる。…ほんとにもうしないでね、…見てて俺のことじゃないのに痛い感じして嫌だよ、怪我とかさ。
(なるべく避けて欲しいと心から零し、肩の力を落とした。缶は流れるようにそっと受け取ると此方も1口煽って、口を離したならテーブルにそれは置いておいて)
…、それは俺の使い所じゃないの?…リンは頑張ってるよ、…んと、…触っていい?(ふと手を自分の耳辺りの高さまで上げて止める。それを彼の耳辺りに伸ばして止めたなら、確認するように優しく訊いて)
……見てて痛いとか、十分寄り添えてるんじゃないの?
(なにそれ、と小さく笑いながら、分かってると言葉を続けつつ、彼がビールを置くまでの流れを静かに見守る。
そして、ふと此方に伸びてきた手に視線をやると、その言葉に思わず耳を赤くして、手の甲を口元に翳した。)
─そ、その言い方は、ズルくない?嫌って、言えないじゃん。
…それは確信持てない。…友達でこんなボコボコなこと無いから…、…びっくりしたのもある。多分。
(表情和らぐ様は見ていて安心感があり此方も表情緩ませながらも、確たるものが無い返事の自身に呆れたように肩を竦め)
…かわい。…なんもしないよ、流石に。…ちょっと褒めてあげるってだけ。(覗く耳の赤さだとか、狼狽する様子に静かに満たされる様な微笑浮かべてから遠慮なく彼のこめかみから上の頭髪に指を差し込み軽く撫でて)…リンはすごいしえらいよ。…俺が認めてあげる。
………、はっず。歳下に褒められるとか。
(大人しく相手の指が髪の間を滑っていくのを感じながら、耳の赤みは増すばかりで、その恥ずかしさに目線が泳ぐ。
それでも、やはり何かが満たされるような気持ちになり、恥ずかしさ故か高鳴る鼓動を鎮めるように深く息を吐き出す。
しかし、えらい、と言われると、小さく口角を上げて、穏やかそうな笑顔を向ければ、少しはにかんだように)
…でしょ?僕って、最高だから。
はは、関係ないでしょ。…したくてやってる事に上も下も無いと俺は思いたい。…でも割と、なんてか…、…目のやり場に困るね。(数度頭皮から毛先までゆるりと撫でていたがふと見る彼の恥ずかしげな顔に面食らったよう両の目を一瞬開くと吊られるよう此方も少し顔を赤くしながら誤魔化すよう笑い)
わあ自信が凄い。…早めに直して可愛い顔ちゃんと見せてね。(感心したような口振りだが中身は無いような調子、ふはと愉快げに吐息混じりに笑って。撫でていた手はそっと引いたならふと時計に目をやって)…あと他に何か言いたいことはある?
(上も下も関係ない、と言われると、確かにそうかもしれないけど、と肩を竦める。そして、離れていく手を少しばかり名残惜しそうにちらりと見つめるが、そのまま時計を見やる相手に気付き、頭をかいた。)
あー…、いや、無い。寧ろ、余計なことまで言っちゃった感あるし。
ごめん、こんな遅くまで付き合わせちゃって。
…俺試されてるのかな。…結構ムラついてるの抑えるの必死なんですけど、(至近距離で移ろう視線が見逃せる訳もなく、声そのままの感情をそのまま顔に表れるの堪えるように少し固く口を結ぶ仕草して)
感傷的な夜くらい誰だってあるよ。俺も最近振られてるし気持ちは分からないでも無い。(よいしょ、と一声添えながら立ち上がり)…んー、と。…迷惑じゃ無かったらまた来るね?(このまま去るのも何だか味気なくて、語尾持ち上げながら相手に問うような形にして)
えー…、すけべ。
(相手の話しとその表情を見れば、少し視線を上向かせて目が合い、揶揄うように小さく笑う。)
全然、迷惑じゃない。僕、友達もあんまいないし、遊びに来てくれるのは普通に嬉しいし。
…あ、でも、僕バイトばっかで時間合わないかもしれないから…
(問いに関してはこれまた意外にも素直に回答し、思い出したように携帯を取り出しては、そこに自身の連絡先を表示する。
しかし、それらの動作をしながら、1歩前の発言が気になったのか、首を傾げて。)
…振られてるって、慧、好きな子いたの?
…っ、言っとくけど割と普通だろ…!流れ的に…!!
(噛みつきそうになる声音は喉奥に抑えながら声量抑えてツッコミつつそれでも恥ずかしいのか顔真っ赤にしながら肩を小さく震わせ)
…じゃあ今度お土産持って飲みに来よ。甘いのと酒のつまみになるのどっちがいー?(テーブルに置いておいたスマホ拾い上げ同様に此方も連絡先を交換するだろう。液晶見る目はぼんやりしながらも、問いかけにはほろ苦く小さく笑って)
…居たよ。でも音信不通だし終わったことにしてる。…しないと寂しくてやってらんなくてね。
(肩を震わせながら顔を赤く染める彼を見ると、ふっと笑みを零しながら「ごめんごめん」と肩をぽんぽんと軽く叩く。)
え、それなら甘いのがいい。つまみも好きだけど、バイト先で食べれるし。
(連絡先を無事交換しながら、土産話には謙虚な態度を取るわけでもなく、ちゃっかり普段あまり食べられないものを要求する。
そして、続いて相手からの返事を聞けば、尚更複雑な心境になりつつも、勿論顔には出さず、お返しという訳でもないがそっと頭に手を置いて。)
そうだったんだ。─…次は、その話も聞かせてよ。
僕、話すより聞く方が得意だから。
(眉間に力を込め恨めしげに彼を見るも謝られれば立つ瀬も無く触れられたタイミングよりやや遅れて緩々勇んだ肩を落としていき小さく頷いて)
…じゃーなんか買ってこよ。俺は焼き菓子とか好んで買っちゃうけどリンはどういうの好きなの?(一通りの役目を終えたスマホはポケットに収めながら此方は嫌がる訳もなく純粋に好みが気になり首を傾げた。
軽く頭髪に触れた手にはん?と小さく疑問符混じりに喉を鳴らしながらも慰められてるのかと感じたならへらっと笑い)
…やだよ、かっこ悪い。…俺の目は常に未来に向いてるんだよ。
(なんちゃって、と冗談半分にしながら帰路に着くよう玄関へと向かって)
んー、焼き菓子も好きだけど…ざっくり言うなら、チョコが好き。その他も割となんでも好きだけど。
(菓子の好みを聞かれれば少し考えるように視線を泳がせる。食べ物全般において好き嫌いは特に無いようで、大雑把ながらも上記のように答えておく。
「前向きなのかなんなのか」と冗談混じりに笑う相手に若干呆れつつも呟き、その背を追いかけながら玄関までやって来ると、壁に頭を凭れながら腕を組んだ。)
アンタのおかげで、少しは気が楽になった。
…ありがとね。
なるほど、…じゃあドーナツかなあ。最近食べてないし。
(私情を若干挟みながらぼやき、楽しみにしててと一言付け加え。
見送る彼へ振り返ったなら屈託もなくニッと歯を見せて笑い)
なんか出来てたか俺的には謎なんだけど、…どういたしまして?
…おやすみリン、暖くして寝なよ。(寝るかどうかはさておき、挨拶程度の気遣い。ひらと指先を揺らしながら手を振り、ドアを潜ったなら振り返らず夜風に肩を狭くしながら去っていって)
ん、楽しみにしてる。
──おやすみ。またね。
( ドーナツと聞けば心做しか嬉しそうにしつつ、言われた通りに楽しみにしておくと返答を。
此方からの礼にはあまりピンと来ていない様子だが、そんな事を此方は気にせず、肩を竦めて誤魔化しておいた。
手を振られると、此方も片手を上げて応えつつ簡単に挨拶を済ませ、閉じられていくドアの隙間から相手の背を目線で追っていた。
完全にその姿が見えなくなると1つ息を吐いて、先程触れられたこめかみ辺りにそっと触れる。居間に戻るとテーブルに置かれたままのビールを飲み干し、大きな欠伸が洩れた。)
──寒くなったなぁ。
(バイトしていた店から出てくると、夜風にぶるりと身震いして、昼間が暖かかったからと薄着にしたのを悔やむ。
一度伸びをすると、そのまま帰路につこうと歩みを進め)
(コンビニに寄った帰り道、自宅への帰路か散歩か考えながら片手に収めたコンビニ袋揺らしながら歩いていると視界に彼の姿収めて)…リンリンー、…お疲れ様?(掛ける言葉を一瞬逡巡したけれど隣にひょっこりと姿表して軽く笑い)
(片手でスマホを操作しながらゆっくり歩いていれば、不意に声を掛けられビクリと肩を跳ねさせる。そして隣に現れた人物が知人だと知ると少し胸を撫で下ろして、ちらりとコンビニ袋が視界に入る。)
─ビックリした…。
そっちは、寄り道帰り?
(思ったよりびっくりされたなら面食らったよう瞬いた後にふは、と可笑しげに笑い)
そこまでびっくりされるとちょっと申し訳無さがある。…そう、ちょっと新作中華まんの気分で。…外だと寒いし遊びに行っていい?これ分けよ。(数個入ってるのが想定出来る膨らみのコンビニ袋を少し掲げてどうだろうと首を傾げ)
…え、いいの?くれるなら遠慮なく。
ていうか、1人で何個食べる気だったの?
(タダ飯の類は大歓迎らしく、あまり表情には出ないが少しばかり嬉しそうにし、そのまま歩みを進める。そして、どうやら数個入っているらしいそれを見ればツッコんでみて。)
いーよ全然。大学のやつに連絡しようかと思ったけどリンが居たから俺はリンが良くなりました。(普段使わない敬語をわざとらしい態度のまま使用し、からりと笑って)
あんまり1人で過ごしたくないから助かる。焼き芋まんとかチーズカレーまんとかなんか色々あるよ。(言葉の中に嬉しそうな雰囲気感じ取れば笑うよう目を細めて。同じように足を進めながら袋の中覗くように確認して)
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