雷師匠 2023-11-02 22:40:04 |
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お前に今更格好つけてみても、意味ないだろう?
(相手と過ごしてきた時間を思いながら告げると、邪魔にならない程度の距離に立って)
だと良いんだが…。
(あまり相手の調理には良い思い出がない事を思い返しながら呟き)
そうッスけど……。
(一つ頷きつつ、彼がそう言ってくれるのは嬉しいのだが中々どうしてそれに慣れることが出来ずにいる、そんな状況を上手く伝えることが出来ず返事がどこか煮え切らないものになって。)
ま、まぁ、カレーッスから!……自分がやるっていっておいて申し訳ないんスけど、ご飯炊いてもらってもいいッスか?
(鍋をかき混ぜていれば、ご飯を炊いていないことに気づいた。平行できるほど器用ではないため申し訳なさそうにそう問いかけて)
あまり色々考え過ぎない方がうまくいくんだよ、お前の場合はな。
(相手が言葉足らずであろう事を見越して告げると、頷いてニッと企んだ笑みを浮かべて、己の荷物から真空パックのご飯を取り出して)
何かあった時のために持ち歩いてる。お前は大食いだから、足りないかもしれんが。
……ッス!
(己の事を分かっているような、そんな口ぶりで告げられるとなんだか師弟という関係だけでなく、心まで繋がっているように感じられて嬉しくなってしまう。それを噛みしめるように一つ頷くと、彼の取り出したそれに驚いた顔つきになって)
流石ッスザンキさん!野菜結構入れたんで全然足りると思うッス。
頭で考えるよりも、とりあえず動いてみて対応した方が上手くいくんだよ。まぁ、トドロキの場合はだから‥一概には言えないがな。
(自分で言いながら何度か頷き、いくつかあるご飯のパックを取り出して積み重ねながら照れ笑いを浮かべて)
足りそうなら良かった。一応耐熱だから、此処に直接かければ皿にもなるし、便利だぞ。
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